| 【発明の名称】 |
刈込機の刈刃構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】児玉 久夫 【住所又は居所】広島県広島市安佐南区大塚西6−2−11 新ダイワ工業株式会社内
【氏名】平川 耕治 【住所又は居所】広島県広島市安佐南区大塚西6−2−11 新ダイワ工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】刈込機の刈刃構造の長尺のアッパーブレードと長尺のアッパープレートとの摺動磨耗(摩擦)が大きくならないようにすることを課題とする。
【解決手段】少なくとも一側縁に沿って鋸刃2bを形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3bを形成した長尺のアッパーブレード3とを、これらロアブレードとアッパーブレードとに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記ロアプレートとスペーサーとアッパープレートとに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、長尺のガイドバーの内面に長手方向に沿って形成した凹溝5bに、アッパープレートが嵌合する、ように構成した刈込機の刈刃構造。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも一側縁に沿って鋸刃(2b,2b・・・)を形成した長尺のロアブレード(2)と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃(3b,3b・・・)を形成した長尺のアッパーブレード(3)とを、これら長尺のロアブレード(2)と長尺のアッパーブレード(3)とに穿設した長手方向の長孔(2a,3a)にスペーサー(6)を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート(1)と長尺のアッパープレート(4)とで挟持し、前記長尺のロアプレート(1)とスペーサー(6)と長尺のアッパープレート(4)とに貫通したボルト(8)を、長尺のガイドバー(5)の外面のナット(7)に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、 前記長尺のガイドバー(5)の内面に長手方向に沿って形成した凹溝(5b)に、前記長尺のアッパープレート(4)が嵌合する、ように構成したことを特徴とする刈込機の刈刃構造。 【請求項2】 少なくとも一側縁に沿って鋸刃(2b,2b・・・)を形成した長尺のロアブレード(2)と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃(3b,3b・・・)を形成した長尺のアッパーブレード(3)とを、これら長尺のロアブレード(2)と長尺のアッパーブレード(3)とに穿設した長手方向の長孔(2a,3a)にスペーサー(6)を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート(1)と長尺のアッパープレート(4)とで挟持し、前記長尺のロアプレート(1)とスペーサー(6)と長尺のアッパープレート(4)とに貫通したボルト(8)を、長尺のガイドバー(5)の外面のナット(7)に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、 前記長尺のガイドバー(5)の先端が、長尺のロアブレード(2)および長尺のアッパーブレード(3)の先端より若干長くなっており、かつ、前記長尺のロアブレード(2)と長尺のアッパーブレード(3)との最先端の鋸刃(2b′,3b′)の先端面の形状を、これらの長尺のブレードが前進摺動したときに、鋸刃の先端(2c′,3c′)から前記長尺のガイドバー(5)の先端に向かう直線の傾斜面(2c),(3c)としたことを特徴とする刈込機の刈刃構造。 【請求項3】 少なくとも一側縁に沿って鋸刃(2b,2b・・・)を形成した長尺のロアブレード(2)と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃(3b,3b・・・)を形成した長尺のアッパーブレード(3)とを、これら長尺のロアブレード(2)と長尺のアッパーブレード(3)とに穿設した長手方向の長孔(2a,3a)にスペーサー(6)を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート(1)と長尺のアッパープレート(4)とで挟持し、前記長尺のロアプレート(1)とスペーサー(6)と長尺のアッパープレート(4)とに貫通したボルト(8)を、長尺のガイドバー(5)の外面のナット(7)に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、 前記長尺のガイドバー(5)の先端に、保護ブロック(9)が設けられたことを特徴とする刈込機の刈刃構造。 【請求項4】 少なくとも一側縁に沿って鋸刃(2b,2b・・・)を形成した長尺のロアブレード(2)と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃(3b,3b・・・)を形成した長尺のアッパーブレード(3)とを、これら長尺のロアブレード(2)と長尺のアッパーブレード(3)とに穿設した長手方向の長孔(2a,3a)にスペーサー(6)を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート(1)と長尺のアッパープレート(4)とで挟持し、前記長尺のロアプレート(1)とスペーサー(6)と長尺のアッパープレート(4)とに貫通したボルト(8)を、長尺のガイドバー(5)の外面のナット(7)に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、 前記長尺のロアプレート(1)と、長尺のロアブレード(2)および長尺のアッパーブレード(3)に遊嵌したスペーサ(6)と、長尺のアッパープレート(4)とを貫通したボルト(8)を、長尺のガイドバー(5)の外面のナット(7)に締め付けて刈刃構造に組み立てる構成において、前記ボルト(8)の締付位置間隔が、刈刃構造の基端部に行くに従って短くなるようにしたことを特徴とする刈込機の刈刃構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、草木や生垣の切断や枝の剪定等を行うときに使用する刈込機の刈刃構造に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の刈込機(ヘッジトリマ)として、2枚のブレードを、ブレードホルダとホルダプレートとの間に挟み込み、更に、なべねじとナットにより締結するブレード組立体内のホルダプレートに、このホルダプレートの長手方向と直角方向の両端部全体を折り曲げるように凸部を形成し、この凸部によってブレードを押圧するように構成した刈込機が知られている(特許文献1)。 【0003】 また、本出願人と同一出願人が特願2003−172892号として特許出願した刈込機の刈刃構造がある。この刈込機の刈刃構造は、図6および図7に示すように、また、この刈刃構造を用いた刈込機は図8に示すようになっている。以下、この図6、図7および図8を参照して説明する。図6はこの刈込機の刈刃構造の分解斜視図、図7は同組み立て状態における横断面図、図8はこの刈刃構造を備えた刈込機の斜視図である。 【0004】 この刈込機の刈刃構造は、図6および図7に示すように、一側縁に沿って鋸刃12b,12b・・・を形成した長尺のロアブレード12と、一側縁に沿って鋸刃13b,13b・・・を形成した長尺のアッパーブレード13とを、長尺のロアプレート11と長尺のアッパープレート14とで挟持する。この挟持する際に、これら長尺のロアブレード12と長尺のアッパーブレード13とに穿設した長手方向の長孔12a,13aにスペーサー16を遊嵌して接合して置く。そして、前記長尺のロアプレート11とスペーサー16と長尺のアッパープレート14とに貫通したボルト18を、アルミニウムやマグネシウム等の軽金属製の長尺の凹型ガイドバー15の長手方向の凹溝15aに嵌合したナット17に締め付けて組み立て、刈刃構造としたものである。なお、図7に示す符号15bは、刈刃構造の取付け基端部から先端部の方向へ、潤滑油が流れるように形成した流通凹溝である。 【0005】 このように構成された刈刃構造19は、図8に示すように、刈込機として組み立てられる。すなわち、図8に示す刈込機の斜視図において、符号20はフロントハンドル、21はリアハンドル、22はスロットルレバー、23はロックレバー、24はストップスイッチ、25はエンジン(ガソリンエンジン)、26は燃料タンクである。前記ロアブレード12とアッパーブレード13(図6、図7参照)の摺動駆動手段としては、図示しない種々の公知なものがあり、エンジンの回転軸の回転運動が、カム機構等によって、直線運動に変換され、この直線運動によってロアブレード12とアッパーブレード13が摺動駆動されるようになっている(たとえば特開平9−172866号公報、特開2000−217431号公報参照)。 【特許文献1】実開平6−50429号公報(実用新案登録請求の範囲、図1、図5、図6参照) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 前記特許文献1に開示されているような刈込機の刈刃構造においては、長手方向に摺動可能にスペーサを介して接合したブレードを、ブレードホルダとホルダプレートとで挟持するとともに、ボルト・ナットで締め付けて刈刃構造を組み立てている。この刈刃構造においては、摺動するブレードの先端が地面や壁面等に当って、その反動が作業者の手元に来ないように、ブレードホルダの先端は、ブレードの先端より長く設計しているが、そのブレードホルダの先端部が、保護ブロックによって保護されていないので、地面等に当った際に損傷する、といった問題がある。 【0007】 また、特願2003−172892号として特許出願した刈込機の刈刃構造においても、摺動するブレードの先端が地面や壁面等に当って、その反動が作業者の手元に来ないように、前記長尺の凹型ガイドバー15の先端は、長尺のロアブレード12および長尺のアッパーブレード13の先端より長く設計しているが、その長尺の凹型ガイドバー15の先端部が、保護ブロックによって保護されていないので、地面等に当った際に損傷する、といった問題がある。 【0008】 また、前記特許文献1に開示されているように、前記ブレードホルダの先端を、ブレードの先端より長くし、また、特願2003−172892号として特許出願されているもののように、長尺の凹型ガイドバー15の先端を、長尺のブレードの先端より長くした場合は、生垣等にこの刈込機の刈刃構造の先端部を突っ込んで作業するとき、長尺のブレードによる生垣の切れ幅より、前記ブレードホルダの先端、および、長尺の凹型ガイドバー15の先端が長いため、このブレードホルダの先端、および、長尺の凹型ガイドバー15の先端が、切れ残り部に引っ掛かり、生垣の刈り込み作業に対して抵抗になる。 【0009】 また、特願2003−172892号として特許出願した刈込機の刈刃構造のように、長尺の凹型ガイドバー15をアルミニウムやマグネシウム等の軽金属製とした場合は、長尺のアッパーブレード13の摺動による長尺の凹型ガイドバー15の磨耗を防ぐため、この長尺の凹型ガイドバー15と長尺のアッパーブレード13との間に、長尺のアッパープレート14を設けているが、しかし、作業中における切粉や砂が、長尺の凹型ガイドバー15と長尺のアッパープレート14との間に入り込むと、長尺のアッパープレート14と長尺のアッパーブレード13との当接圧力が強くなり、この当接面が異常磨耗(摩擦)を起こすことがある。 【0010】 本発明は、このような問題を解決した、刈込機の刈刃構造を提供することを課題とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0011】 前記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、少なくとも一側縁に沿って鋸刃2b,2b・・・を形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3b,3b・・・を形成した長尺のアッパーブレード3とを、これら長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3とに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記長尺のロアプレート1とスペーサー6と長尺のアッパープレート4とに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、前記長尺のガイドバー5の内面に長手方向に沿って形成した凹溝5bに、前記長尺のアッパープレート4が嵌合する、ように構成したことを特徴とする刈込機の刈刃構造としたものである。 【0012】 また、請求項2に係る発明は、少なくとも一側縁に沿って鋸刃2b,2b・・・を形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3b,3b・・・を形成した長尺のアッパーブレード3とを、これら長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3とに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記長尺のロアプレート1とスペーサー6と長尺のアッパープレート4とに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、前記長尺のガイドバー5の先端が、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3の先端より若干長くなっており、かつ、前記長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3との最先端の鋸刃2b′,3b′の先端面の形状を、これらの長尺のブレードが前進摺動したときに、鋸刃の先端2c′,3c′から前記長尺のガイドバー5の先端に向かう直線の傾斜面2c,3cとしたことを特徴とする刈込機の刈刃構造としたものである。 【0013】 また、請求項3に係る発明は、少なくとも一側縁に沿って鋸刃2b,2b・・・を形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3b,3b・・・を形成した長尺のアッパーブレード3とを、これら長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3とに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記長尺のロアプレート1とスペーサー6と長尺のアッパープレート4とに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、前記長尺のガイドバー5の先端に、保護ブロック9が設けられたことを特徴とする刈込機の刈刃構造としたものである。 【0014】 また、請求項4に係る発明は、少なくとも一側縁に沿って鋸刃2b,2b・・・を形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3b,3b・・・を形成した長尺のアッパーブレード3とを、これら長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3とに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して接合し、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記長尺のロアプレート1とスペーサー6と長尺のアッパープレート4とに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て構成した刈刃構造において、前記長尺のロアプレート1と、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3に遊嵌したスペーサ6と、長尺のアッパープレート4とを貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて刈刃構造に組み立てる構成において、前記ボルト8の締付位置間隔が、刈刃構造の基端部に行くに従って短くなるように構成したことを特徴とする刈込機の刈刃構造としたものである。 【発明の効果】 【0015】 請求項1に係る発明によれば、前記長尺のガイドバー5の内面に長手方向に沿って形成した凹溝5bに、前記長尺のアッパープレート4が嵌合する、ように構成したので、切粉や砂が、長尺のガイドバー5と長尺のアッパープレート4との間に入り込むことがなく、長尺のアッパープレート4と長尺のアッパーブレード3との当接圧力が強くなることがなくなり、この当接面が異常磨耗(摩擦)を起こすことがなくなる。 【0016】 また、請求項2に係る発明によれば、前記長尺のガイドバー5の先端が、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3の先端より若干長くなっており、かつ、前記長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3との最先端の鋸刃2b′,3b′の先端面の形状を、これらの長尺のブレードが前進摺動したときに、鋸刃の先端2c′,3c′から前記長尺のガイドバー5の先端に向かう直線の傾斜面2c,3cとしたことにより、刈込機の刈刃構造の先端を、生垣等に突っ込んで作業するとき、刈り残り部が前記傾斜面2c,3cで押し退けられるので、長尺のガイドバー5の先端が、生垣の切れ残り部に引っ掛かり、生垣の刈り込み作業に対して抵抗になる、といったことが無くなる。 【0017】 また、請求項3に係る発明によれば、長尺のガイドバー5の先端に、保護ブロック9が設けられたことにより、長尺のガイドバー5の先端が、保護ブロック9で保護されているので、長尺のガイドバー5の先端が地面や壁面等に当った際に損傷するおそれがなくなる。 【0018】 また、請求項4に係る発明によれば、長尺のロアプレート1と、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3とに遊嵌したスペーサ6と、長尺のアッパープレート4とを貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外側面に設けたナット7に締め付けて刈刃構造に組み立てる構成において、前記ボルト8の締付位置間隔が、刈刃構造の基端部に行くに従って短くなるようにしたことにより、刈刃構造の基端部の剛性を上げることができ、ハンドル近くになるに従って増える曲げモーメントに対して撓みの少ない刈刃構造とすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明の刈込機の刈刃構造の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は刈込機の刈刃構造の分解斜視図、図2は刈刃構造の先端部の横断面、図3は同組み立て状態における横断面図、図4は刈刃構造の先端部を示した図であり、図5は刈刃構造の他の実施の形態の先端部を示した図である。 【0020】 本発明の請求項1に係る刈込機の刈刃構造の実施の形態は、図1および図3に示すように、少なくとも一側縁に沿って鋸刃2b,2b・・・を形成した長尺のロアブレード2と、少なくとも一側縁に沿って鋸刃3b,3b・・・を形成した長尺のアッパーブレード3とを、これら長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3とに穿設した長手方向の長孔2a,3aにスペーサー6を遊嵌して摺動可能に接合する。そして、これを長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4とで挟持し、前記長尺のロアプレート1とスペーサー6と長尺のアッパープレート4と長尺のガイドバー5とに貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて組み立て刈刃構造を構成する。 このような構成において、前記長尺のガイドバー5の内面に長手方向に沿って形成した凹溝5bに、前記長尺のアッパープレート4が嵌合するようになっている。また、前記長尺のガイドバー5は、アルミニウムやマグネシウム等の軽金属材を押出し成形または引き抜き成形等で作ることができる。また、前記長尺のガイドバー5の外面にも凹溝5aが形成されており、この凹溝5aに前記ナット7が長尺のガイドバー5の外面から突出しないように嵌合している。 【0021】 図1,図3および図4に示す実施の形態においては、長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3は、その一側縁に沿って鋸刃2b,3bを形成したが、他の実施の形態としては、図5に示すように、長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3の両側縁に沿って鋸刃2b,3bを形成してもよい。 【0022】 請求項1に係る刈込機の刈刃構造は、以上説明したように、すなわち、前記長尺のガイドバー5の内面に長手方向に沿って形成した凹溝5bに、前記長尺のアッパープレート4が嵌合する、ように構成したので、切粉や砂が、長尺のガイドバー5と長尺のアッパープレート4との間に入り込むことがなく、長尺のアッパープレート4と長尺のアッパーブレード3との当接圧力が強くなることがなくなり、この当接面が異常磨耗(摩擦)を起こすことがなくなる。 【0023】 また、請求項2に係る刈込機の刈刃構造の実施の形態は、図4および図5に示すように、前記長尺のガイドバー5の先端が、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3の先端より若干長くなっており、かつ、前記長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3との最先端の鋸刃の先端面の形状(図1および図4に示す実施の形態においては、長尺のアッパーブレード3の最先端の鋸刃3bの先端面の形状、図5に示す実施の形態においては、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3の最先端の鋸刃2b′,3b′の先端面の形状を、これら長尺のブレードが前進摺動したときに、鋸刃の先端2c′,3c′から基端2c″,3c″および前記長尺のガイドバー5の先端の保護ブロック9に向かう直線の傾斜面2c,3cとしたことを特徴とするものである。図4の(a)は長尺のアッパーブレード3が前進摺動していないときの図、図4の(b)は長尺のアッパーブレード3が前進摺動したときの図である。 また、図5の(a)は長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3の鋸刃2b,3bが重なった状態を示し、図5の(b)は長尺のアッパーブレード3と長尺のロアブレード2の摺動時の両刃の中間位置の状態を示し、図5の(c)は長尺のロアブレード2が後退して長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3の鋸刃2b,3bが重なった状態を示す。 このように構成したことにより、長尺のロアブレード2と長尺のアッパーブレード3の先端を、生垣等に突っ込んで作業するとき、長尺のブレードの最先端の鋸刃2b′,3b′の先端面の傾斜面2c,3cによって生垣の切れ残り部w(図4の(b)参照)を押し退けるので、長尺のガイドバー5の先端および保護ブロック9が、生垣の切れ残り部wに引っ掛かり、生垣の刈り込み作業に対して抵抗になる、といったことが無くなる。 【0024】 また、請求項3に係る刈込機の刈刃構造の実施の形態は、図1、図2、図4および図5に示すように、長尺のガイドバー5の先端に、長尺のガイドバー5より剛性の大きい(硬い)材質たとえば鉄系燒結材で作られた保護ブロック9が設けられたことを特徴とするものである。 図2に示す実施の形態においては、この保護ブロック9はL字型に形成されており、その水平片9aが長尺のロアプレート1と長尺のアッパープレート4との間に嵌合され、垂直片9bが長尺のガイドバー5の先端に位置するように配設され、その後、前記長尺のロアプレート1と長尺のガイドバー5との間を、コ字型の固定部材10の上下片で挟み、この固定部材10の下片10aから、前記長尺のロアプレート1と保護ブロック9の水平片9aと長尺のアッパープレート4と長尺のガイドバー5と固定部材10の上片10bとに貫通させたボルト8′にナット7′を締め付けて固定する。 図5に示す実施の形態においては、長尺のガイドバー5の先端に、保護ブロック9をボルト・ナットで固定する。 【0025】 また、請求項4に係る刈込機の刈刃構造の実施の形態は、図1に示すように、長尺のロアプレート1と、長尺のロアブレード2および長尺のアッパーブレード3に遊嵌したスペーサ6と、長尺のアッパープレート4とを貫通したボルト8を、長尺のガイドバー5の外面のナット7に締め付けて刈刃構造に組み立てる構成において、前記ボルト8の締付位置間隔が、刈刃構造の基端部に行くに従って短くなるようにしたことにより、刈刃構造の基端部の剛性を上げることができ、ハンドル近くになるに従って増える曲げモーメントに対して撓みの少ない刈刃構造とすることができる。 【0026】 本発明は、以上説明したように構成したが、この構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において、実施の形態を変形することが可能である。すなわち、前記長尺のロアプレート1を波状の板ばねで形成してもよく、また、長尺のアッパープレート4も波状の板ばねにより形成してもよく、また、長尺のアッパープレート4側を波状の板ばねにより形成し、ロアプレート1を無くし、ボルト8の挿入時にロアブレード2の図における下面に平ワッシャを介在させてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0027】 【図1】本発明の刈込機の刈刃構造の分解斜視図である。 【図2】本発明の刈込機の刈刃構造の先端部の断面図である。 【図3】本発明の刈込機の刈刃構造の横断面図である。 【図4】本発明の刈込機の刈刃構造の先端部を詳細に示した図である。 【図5】本発明の刈込機の刈刃構造の他の実施の形態の先端部を詳細に示した図である。 【図6】先行技術の刈込機の刈刃構造の分解斜視図である。 【図7】先行技術の刈込機の刈刃構造の横断面図である。 【図8】先行技術の刈込機の刈刃構造を備えた刈込機の斜視図である。 【符号の説明】 【0028】 1 長尺のロアプレート 2 長尺のロアブレード 2a 長孔 2b 鋸刃 2b′ 最先端の鋸刃 2c 傾斜面 2c′ 鋸刃の先端 2c″ 基端 3 長尺のアッパーブレード 3a 長孔 3b 鋸刃 3b′ 最先端の鋸刃 3c 傾斜面 3c′ 鋸刃の先端 3c″ 基端 4 長尺のアッパープレート 5 長尺のガイドバー 5a 凹溝 5b 凹溝 6 スペーサー 7,7′ ナット 8,8′ ボルト 9 保護ブロック 10 固定部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】000190312 【氏名又は名称】新ダイワ工業株式会社 【住所又は居所】広島県広島市安佐南区大塚西六丁目2番11号
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| 【出願日】 |
平成16年7月7日(2004.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064414 【弁理士】 【氏名又は名称】磯野 道造
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| 【公開番号】 |
特開2006−20550(P2006−20550A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月26日(2006.1.26) |
| 【出願番号】 |
特願2004−200329(P2004−200329) |
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