| 【発明の名称】 |
コンバインの操作装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】里路 久幸 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】上本 壹章 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】岩本 浩 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】五島 一実 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】操縦席の左横側へ設けた操作装置の上側の操作パネルを前・後操作パネルに二分割すると共に、着脱自在に設けて、操作装置の下側へ設けた各部品のメンテナンスを容易にすると共に、塵埃の溜りを防止しようとするものである。
【解決手段】走行車台2の上部には、各種操作レバー15a,15b等を装着する操作ボックス14の上側を覆う前後に二分割した、前・後操作パネル16,17を着脱自在に設け、後操作パネル17の前部横側には、下部へ設けた油圧式無段変速装置を覆う横カバー18を、後操作パネル17と一体に設けた構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車台(2)の上部へ設けた操縦席(8)の一方側の横側には、各種操作レバー(15a),(15b)等を装着する操作ボックス(14)と、該操作ボックス(14)の上側を覆う前後に二分割した前操作パネル(16)と、後操作パネル(17)等とを着脱自在に設けたコンバインの操作装置において、前記走行車台(2)へ載置した油圧式無段変速装置(19)を覆う横カバー(18)を、後操作パネル(17)の前部横側へ一体に設けたことを特徴とするコンバインの操作装置。 【請求項2】 前記横カバー(18)部は、走行車台(2)へ設けた走行用のミッションケース(20)へ給油する給油口(20c)部を覆う状態に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの操作装置。 【請求項3】 前記横カバー(18)部は、左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの操作装置。 【請求項4】 前記走行車台(2)の上側面へ載置して穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀機(5)の前側部へ案内漏斗(5a)を装着して設け、穀稈を該脱穀機(5)内へ案内する該案内漏斗(5a)の上側へ重合状態に、横カバー(18)部を延長して設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの操作装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 走行車台の上部には、各種操作レバー等を装着する操作ボックスの上側を覆う前後に二分割した前・後操作パネルを着脱自在に設け、この後操作パネルの前部横側には、下部へ設けた油圧式無段変速装置を覆う横カバーを、後操作パネルと一体に設けた技術であり、コンバインの操作装置として利用できる。 【背景技術】 【0002】 コンバインで立毛穀稈を収穫作業のときに、運転操作する操作盤は、特開平11−65692号公報で示す如くこの操作盤を上面から覆う操作パネルを、この操作パネルを貫通して設けた各種操作レバーの揺動操作方向に沿う方向の一端における、該操作レバーの揺動軸芯とほぼ平行な枢支点周りで揺動開閉自在に操作パネルを設けた、操作盤へ設けた各種操作レバーを操作して、収穫作業を行う。 【特許文献1】特開平11−65692号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 操作盤の上側へ設けた操作パネル全体を開状態に操作して、操作盤の下側の後方部へメンテナンスを行う必要のある各部品が集中的に設けられている。これら各部品のメンテナンスを行うが、メンテナンスを行う必要のある部品側の上方部の操作パネルのみを開状態に操作できる構成とすべく、前後に二分割等に分割して、開操作する、例えば、後側の操作パネルを小型化して、操作の容易化と、構成の簡略化とを、この発明により、図ろうとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の上部へ設けた操縦席(8)の一方側の横側には、各種操作レバー(15a),(15b)等を装着する操作ボックス(14)と、該操作ボックス(14)の上側を覆う前後に二分割した前操作パネル(16)と、後操作パネル(17)等とを着脱自在に設けたコンバインの操作装置において、前記走行車台(2)へ載置した油圧式無段変速装置(19)を覆う横カバー(18)を、後操作パネル(17)の前部横側へ一体に設けたことを特徴とするコンバインの操作装置としたものである。 【0005】 コンバインで立毛穀稈を収穫作業のときに、運転操作する操作装置の操作ボックス(14)は、走行車台(2)の上部へ設け、運転作業者が搭乗する操縦席(8)の一方側、例えば、左横側へ設けている。この操作ボックス(14)には、各種操作レバー(15a),(15b)等を設けると共に、操作ボックス(14)の上側を覆う前後に二分割した前操作パネル(16)と、後操作パネル(17)とを着脱自在に装着して設けた構成である。又、後操作パネル(17)の前部左横側には、横カバー(18)を、この後操作パネル(17)と一体に形成して設けている。 【0006】 前記横カバー(18)部は、走行車台(2)へ載置して設けた油圧式無段変速装置(19)を覆った状態に設けている。この油圧式無段変速装置(19)をメンテナンスを行うときは、後操作パネル(17)と一体になった横カバー(18)とを取り外して行う。 【0007】 請求項2に記載の発明においては、前記横カバー(18)部は、走行車台(2)へ設けた走行用のミッションケース(20)へ給油する給油口(20c)部を覆う状態に設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの操作装置としたものである。 【0008】 前記後操作パネル(17)と一体に形成して設けた横カバー(18)部は、走行車台(2)へ設けた走行用のミッションケース(20)へ給油する給油口(20c)の上部を覆う状態に設けている。又、ミッションケース(20)へ給油するときは、後操作パネル(17)と、一体になった横カバー(18)とを取り外して行う。 【0009】 請求項3に記載の発明においては、前記横カバー(18)部は、左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの操作装置としたものである。 【0010】 前記後操作パネル(17)と、一体に形成して設けた横カバー(18)部は、左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設け、収穫作業中に、この横カバー(18)上へ落下した藁屑、及び塵埃等は、この横カバー(18)上側面を流下して、圃場表面へ排出される。 【0011】 請求項4に記載の発明においては、前記走行車台(2)の上側面へ載置して穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀機(5)の前側部へ案内漏斗(5a)を装着して設け、穀稈を該脱穀機(5)内へ案内する該案内漏斗(5a)の上側へ重合状態に、横カバー(18)部を延長して設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のコンバインの操作装置としたものである。 【0012】 前記走行車台(2)の上側面には、刈取り穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀機(5)を載置して設けている。この脱穀機(5)の前側部には、刈取り穀稈をこの脱穀機(5)内へ案内する案内漏斗(5a)を設けた構成である。この案内漏斗(5a)の上側へ重合状態に横カバー(18)部を延長して設けている。 【0013】 刈取り作業中に脱粒した極小量の穀粒、塵埃、及び藁屑等が、前記横カバー(18)の上側面へ落下すると、この横カバー(18)の上側面を流下して、脱穀機(5)の案内漏斗(5a)上へ供給され、この案内漏斗(5a)から脱穀機(5)内へ供給されて、処理される。又、案内漏斗(5a)から飛散する穀粒を防止している。 【発明の効果】 【0014】 請求項1に記載の発明においては、各種操作レバー(15a),(15b)等を設けた操作ボックス(14)の上側を覆う前・後操作パネル(16),(17)を着脱自在に設け、後操作パネル(17)の前部横側へ横カバー(18)を、後操作パネル(17)と一体に形成して設けて、油圧式無段変速装置(19)を横カバー(18)で覆う構成としたことにより、この油圧式無段変速装置(19)上へ塵埃等の溜りを防止することができる。又、一体に形成したことにより、コスト低減が可能である。更に、後操作パネル(17)と、横カバー(18)とを一体一体で取り外しすることで、油圧式無段変速装置(19)のメンテナンスが容易で簡単である。 【0015】 請求項2に記載の発明においては、前記横カバー(18)部は、走行車台(2)へ設けた走行用のミッションケース(20)へ給油する給油口(20c)部を覆う状態に設けたことにより、この給油口(20c)部へ塵埃等の溜りを防止できる。又、後操作パネル(17)と、横カバー(18)とを一体で取り外しすることで、給油口(20c)への給油、及びメンテナンスが容易で簡単である。 【0016】 請求項3に記載の発明においては、前記横カバー(18)部は、左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設けたことにより、走行用のミッションケース(20)の左側から塵埃等を下部の圃場へ排出することができる。又、油圧式無段変速装置(19)のファンの風により、機体左側へ塵埃等を飛ばすことにより、機体に塵埃等が溜ることを防止できる。 【0017】 請求項4に記載の発明においては、穀稈を受けて、脱穀する脱穀機(5)の前側へ設けた案内漏斗(5a)の上側には、横カバー(18)を延長して重合状態に設けたことにより、脱穀機(5)の案内漏斗(5a)から飛散する穀粒を防止できる。又、横カバー(18)上側面へ落下した極少量の穀粒、及び塵埃等は、案内漏斗(5a)を経て、脱穀機(5)内へ供給されて、処理されることにより、穀粒等のロスを防止することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 コンバイン1の走行車台2の前方部には、穀稈を刈取り後方上部へ移送する刈取機4を設けると共に、上側面には、刈取り穀稈の供給を受けて、引継ぎ挟持移送中に脱穀する脱穀機5を載置した構成である。走行車台2の上部には、運転作業者が搭乗する操縦席8の前部には、前操作装置9を設けると共に、左横側には、操作装置13を設け、この操作装置13の操作ボックス14には、各種操作レバー15a,15bを設けると共に、この操作ボックス14の上側を覆う前・後操作パネル16,17を着脱自在に設けた構成である。この後操作パネル17の前部左横側には、横カバー18を一体に設けた構成である。これら操作装置13の操作ボックス14と、前・後操作パネル16,17と、横カバー18等とを主に図示して説明する。 【0019】 前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図14で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2の上側面には、脱穀機5を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機4で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機4で後方上部へ移送され、脱穀機5のフィードチェン6aと、挟持杆6bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機5の右横側に配設した穀粒貯留タンク7内へ一時貯留される。 【0020】 前記走行車台2の前方部には、図14で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド21a、及び各分草体21bと、立毛穀稈を引起す各引起装置21cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置22の各掻込装置22aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置21dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機5のフィードチェン6aと、挟持杆6bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置22の根元・穂先移送装置23a・23b等からなる刈取機4を設けている。該刈取機4は、油圧駆動による伸縮シリンダ24により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。 【0021】 前記刈取機4の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆25aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆25bを設け、この支持パイプ杆25bを走行車台2の上側面に設けた支持装置25cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ24の作動により、刈取機4は支持パイプ杆25bを回動中心として、上下に回動する構成である。 【0022】 前記刈取機4の穀稈掻込移送装置22によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機5へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ4aを設けた構成である。 【0023】 前記穀粒貯留タンク7側の前部には、図14で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う。詳細は後述するが、操縦席8の前方部へ前操作装置9と、左横側部には、操作装置13とを設けた構成である。これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席8等とを設け、この操縦席8の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン26を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク7を配設する。これら走行装置3と、刈取機4と、脱穀機5と、エンジン26等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0024】 前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース20内の伝動機構20aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ20bを設けた構成である。 【0025】 前記ミッションケース20の横側には、油圧ポンプ19a、及び油圧モータ19b等を内装した油圧式無段変速装置19を設け、エンジン26から出力される回転数を、油圧式無段変速装置19で変速して、ミッションケース20へ入力され、このミッションケース20へ内装した伝動機構20aの回転数が変速され、走行装置3の走行クローラ3aの走行車速が変速される構成である。 【0026】 前記前操作装置9は、図1、及び図14で示す如く走行車台2の上部へ設けた操縦席8の前方部で、走行車台2の上部へ設けた構成である。前操作装置9は、箱形状の前操作ボックス10の上側面には、前部操作パネル11を着脱自在に設けた構成である。 【0027】 前記前操作パネル11の表面部には、走行装置3の走行方向を変更するときに、操作する方向制御レバー12aと、始動用スイッチ12bと、警報ブザー12cと、回転計12d等とを設けた構成である。 【0028】 前記操作装置13は、図1〜図5で示す如く走行車台2の上部へ設けた操縦席8の左横側で、走行車台2の上部へ設けた構成である。操作装置13は、箱形状の操作ボックス14の上側面には、前後方向に二分割して、前・後操作パネル16,17をボルト、及びナット等により、着脱自在に装着して設けた構成である。 【0029】 前記前操作パネル16の表面部には、各種の操作レバーである油圧式無段変速装置19を変速するときに、操作する主変速レバー15aは、前挿入孔16aへ挿入して、「入」−「切」操作可能に操作ボックス14へ回動自在に軸支した構成である。又、エンジン26の回転数を変更するときに操作するスロットルレバー15bは、前挿入孔16bへ挿入して、操作ボックス14へ前後回動自在に軸支した構成である。更に、路上走行速、又は作業速へ切換のときに操作する副変速レバー15eを横挿入孔16cへ挿入して、操作ボックス14へ前後回動自在に軸支した構成である。 【0030】 前記後操作パネル17の表面部には、刈取機4と、脱穀機5とを始動、及び停止させるときに、操作する刈取レバー15cと、脱穀レバー15dとを挿入して、前後方向へ操作可能に、操作ボックス14へ回動自在に軸支した構成である。図6で示す如くこの刈取レバー15cの「入」−「切」操作により、この「入」−「切」操作に基づいて、脱穀レバー15dも自動で「入」−「切」操作される構成であると共に、この脱穀レバー15dのみを単独で「入」−「切」操作できる構成である。 【0031】 前記走行車台2へ設けた油圧式無段変速装置19の上部を覆うように、図1〜図4で示す如く後操作パネル17の前部の左横側には、横カバー18を前後方に所定巾で、内側(左側)へ向けて所定長さに形成して、この横カバー18と、後操作パネル17とは一体に形成して設けた構成である。油圧式無段変速装置19をメンテナンス等を行うときには、一体に形成した後操作パネル17と、横カバー18とを、締付けたボルト、及びナットを取り外して、これら後操作パネル17と、横カバー18とを一体で取り外してメンテナンスを行う構成である。 【0032】 前記油圧式無段変速装置19の上部を覆う横カバー18を、後操作パネル17の前部の横内側へ一体に形成して設けたことにより、油圧式無段変速装置19へ塵埃の溜りを防止することができる。又、後操作パネル17と、横カバー18とを一体に形成して設けたことにより、コスト低減が可能である。更に、後操作パネル17と、横カバー18とを一体で取り外すことにより、油圧式無段変速装置19が上部よりまる見えになることにより、メンテナンスが容易である。 【0033】 前記後操作パネル17と一体に形成して設けた横カバー18部は、図1〜図3で示す如く走行車台2へ設けた走行用のミッションケース20へ設けている。給油口20c部も覆う状態に設けた構成である。又、このミッションケース20は、油圧式無段変速装置19の後側へ設けると共に、給油口20cは、この油圧式無段変速装置19へ近傍させて設けた構成である。ミッションケース20へ給油するときには、一体に形成した後操作パネル17と、横カバー18とを、締付けたボルト、及びナット等を取り外して、これら後操作パネル17と、横カバー18とを一体で取り外して、給油口20cより、ミッションケース20内へ給油する構成である。 【0034】 前記横カバー18部は、走行車台2へ設けた走行用のミッションケース20へ給油する給油口20cの上部を覆う状態に設けたことにより、この給油口20c部へ塵埃等の溜りを防止することができる。又、後操作パネル17と、横カバー18とを一体で取り外すことにより、給油口20c部がまる見えになることにより、給油、及びメンテナンスが容易である。 【0035】 前記後操作パネル17と、一体に形成して設けた横カバー18部は、図2、及び図5で示す如く左側下方へ向けて、所定角度(θ1)で傾斜させて設けた構成である。 前記横カバー18部は、左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設けたことにより、この横カバー18の上側面を、塵埃は流下して圃場へ排出することができる。又、油圧式無段変速装置19のファンの風により、機体1aの左側へ塵埃を飛ばすことにより、この機体1aに塵埃等が溜ることを防止できる。 【0036】 前記走行車台2の上側面へ載置した穀稈を脱穀する脱穀機5は、図5で示す如くこの脱穀機5の前側部には、刈取機4の穀稈掻込移送装置22の根元・穂先移送装置23a,23bで移送される穀稈を受けて、脱穀機5内へ供給案内する案内漏斗5aを設けた構成である。 【0037】 前記後操作パネル17と一体に形成して設けた横カバー18は、図5で示す如く脱穀機5の前側へ設けた案内漏斗5aの上側へ重合状態に、横カバー18部を延長して設けた構成である。 【0038】 穀稈を受けて、脱穀する脱穀機5の前側へ設けた案内漏斗5aの上側には、横カバー18部を延長して、重合状態に設けたことにより、脱穀機5の案内漏斗5aから飛散する穀粒を防止することができる。又、横カバー18部の上側面へ落下した極少量の穀粒、及び塵埃等は、案内漏斗5aを経て脱穀機5内へ供給されて、処理されることにより、穀粒等のロスを防止することができる。 【0039】 前記後操作パネル17と一体に形成して設けた横カバー18は、図5、及び図7で示す如く左側下方へ所定角度(θ1)で傾斜させて設けた、この横カバー18は、刈取機4の穂先移送装置23bの上側へ設けた搬送部カバー27aの下方へ向けて延長して設けた構成である。 【0040】 穀稈を移送する前記刈取機4の穂先移送装置23bの上側へ設けた搬送部カバー27aから流下する藁屑、稈切、塵埃等は、横カバー18で受けて、左側下部へ流下させることにより、ミッションケース20、及び油圧式無段変速装置19等へこれらが溜ることを防止できる。 【0041】 前記前操作パネル16の前部から左側を経て、後操作パネル17へ設けた横カバー18へ重合状態に、図1〜図4で示す如く樹脂材、又はゴム材、又は鉄板等によりなる垂れ幕27bを下方へ所定長さに形成して設けた構成である。又、横カバー18には、爪18aを設け、この爪18a部へ垂れ幕27bの切込み部を挿入して装着した構成である。 【0042】 これにより、前記垂れ幕27bを、後操作パネル17上へ重合させて設けたことにより、垂れ幕27bに膨らみを持たせることができる。又、膨らませることにより、ミッションケース20の上部の広い範囲をカバーすることができる。これにより、藁屑等の溜りを防止することができる。更に、垂れ幕27bの取付けが容易である。 【0043】 前記前操作パネル16の前部には、図1で示す如くアワメータ16dを、前操作装置9の前部操作パネル11へ設けた回転計12dから、独立させて設けた構成である。又、前操作パネル16の前部には、ウィンかと、ホーンと、ライトとを「入」−「切」するときに操作する個別のスイッチ、又はスイッチレバー等を設けたスイッチ装置16eを設けた構成である。 【0044】 これにより、前記回転計12dと、アワメータ16dとを分割したことにより、破損時の部品交換が容易である。又、交換コストが安価になる。更に、視認性の向上を図ることができる。 【0045】 前記エンジン26のエンジン軸26bへ軸支したエンジンプーリ26aから、脱穀機5へエンジン26の回転動力を入力する、脱穀機5へ設けた脱穀プーリ5bと、エンジンプーリ26aとには、図8、及び図9で示す如くベルト26cを掛け渡した構成である。又、脱穀プーリ5bの上部には、ベルトカバー5cを操作装置13の操作ボックス14の上側へ装着した後操作パネル17の上側面へ装着して設けた構成である。又、ベルトカバー5cの下側へ脱穀機5へ伝動する伝動関係部品を設けた構成である。28aは脱穀テンション装置である。 【0046】 これにより、前記ベルトカバー5cと、後操作パネル17とを一体で取り外しすることにより、ベルト26c等のメンテナンスが容易である。又、一体化することにより、部品点数の削減、組立工数の削減等によりコスト低減が可能である。 【0047】 前記ベルトカバー5cの下部には、図8、及び図9で示す如くエンジン26のエンジンプーリ26aと、油圧式無段変速装置19へ軸支して設けた変速プーリ19cとには、変速用ベルト19dを掛け渡して設けた構成である。エンジン26の回転動力が油圧式無段変速装置19へ入力され、この油圧式無段変速装置19で変速される構成である。28bは油圧用テンション装置である。ベルトカバー5cの下部へエンジン26のエンジンプーリ26aを位置させて設けた構成である。 【0048】 これにより、前記ベルトカバー5cと、後操作パネル17とを一体で取り外しすることにより、変速用ベルト19d、及びエンジンプーリ26a等のメンテナンスが容易である。 【0049】 前記前操作装置9へ接続するメインハーネス29は、図8、及び図9で示す如く操作装置13の前・後操作パネル16,17の下側へ位置させて設けた構成である。 これにより、前記前・後操作パネル16,17を取り外すことにより、メインハーネス29のメンテナンスが容易である。 【0050】 前記脱穀機5を始動、及び停止させるときに操作する脱穀レバー15dには、図10、及び図11で示す如く操作軸30bを装着して設け、操作軸30bは、操作ボックス14へ回動自在に軸支して設け、この操作軸30bには、取付板30aを装着して設け、この取付板30aには、クラッチロット30cを装着して設け、このクラッチロット30cは長さを調節可能に構成している。 【0051】 前記脱穀テンション装置28aは、図10、及び図11で示す如くアーム31aの下端部を支持ピン31dで回動自在に軸支して設けると共に、上端部には、支持軸31cを軸支して設け、この支持軸31cには、テンションプーリ31bを軸支した構成である。アーム31aの上部と、クラッチロット30cの下端部との間には、スプリング30dを設けて、接続した構成である。又、クラッチロット30c等は、ベルトカバー5cの下部へ位置させて設けた構成である。 【0052】 これにより、前記後操作パネル17と、横カバー18とを一体で取り外すことにより、クラッチロット30cのメンテナンス、及び長さ調節が簡単に容易に行うことができる。 前記エンジン26のマフラー26dは、図8、及び図9で示す如く後操作パネル17の下部へ排気口を設けて、エンジン26の後側へ装着して設けた構成である。 【0053】 これにより、前記後操作パネル17を取り外すことにより、マフラー26dのメンテナンスが容易である。 前記前・後操作パネル16,17を装着するフレーム32は、図10、及び図11で示す如く平面視、及び側面視共に、略クランク形状(イ)に形成して設けると共に、このフレーム32には、複数個の取付板32aを設け、この各取付板32aへ前・後操作パネル16,17をボルト、及びナット等により、装着する構成である。又、このフレーム32と、脱穀機5との間へ脱穀伝動機構28cを設けた構成である。 【0054】 これにより、前記脱穀機5の脱穀伝動機構28cの装着が容易である。 前記脱穀レバー15dは、図9、及び図10で示す如く平面視は、後方部のフレーム32と、脱穀機5との間に設けると共に、側面視は、フレーム32のクランク形状(イ)の後側部へ設けた構成である。 【0055】 これにより、前記フレーム32、及び脱穀レバー15d部の構成がシンプルであり、又、コンパクトでコスト低減になる。 前記フレーム32のクランク形状(イ)部の前側のフレーム32と、操縦席8との間には、図12、及び図13で示す如く主変速レバー15aを片持ちで設けた構成である。 【0056】 前記フレーム32の前側のクランク形状(イ)部には、支持板33を固着して設け、この支持板33には、支持軸33aを固着して設け、この支持軸33aには、主変速レバー15aの支持ボス34aへ接続板34bを設け、この接続板34bを支持軸33aで軸支すると共に、接続板34bの左右両側には、各皿バネ34cを挿入すると共に、操縦席8側には、座金34dを挿入すると共に、各ナット34eを螺挿入した構成である。支持ボス34aへ設けた主変速レバー15aの操作により、前後進行位置、又は任意位置へ操作して、走行車速を設定する構成である。 【0057】 これにより、前記前・後操作パネル16,17を取り外しすることにより、主変速レバー15a部のメンテナンスが容易である。 前記フレーム32の前側部側の前方部には、図12、及び図13で示す如くクランク形状の取付板35を固着して設け、この取付板35の一方側の上部には、支持ピン35aを固着して設けた構成である。この支持ピン35aには、スロットルレバー15bと、スプリング36aと、スロットルレバー15bの左右両側へ各座金36bとを挿入して軸支すると共に、各ナット36cを螺挿入した構成である。スロットルレバー15bの回動操作により、エンジン26の出力回転数を変更できる構成である。 【0058】 これにより、前操作パネル16を取り外すことにより、スロットルレバー15b部のメンテナンスが容易である。 前記前・後操作パネル16,17を装着するフレーム32は、図15、及び図16で示す如く前方部側は、上下方向に低い位置とすると共に、後方部側は、上下方向に高い位置として、略クランク形状(イ)に形成した構成である。 【0059】 これにより、前記前・後操作パネル16,17の取付け強度アップを図ると共に、エンジン26からの冷却風の抜けを良好にした。 前記フレーム32の後方部側の高い位置にある、このフレーム32には、図17で示す如くL字形状の取付板32bを、上方へ突出させて固着して設け、この取付板32bへエンジンカバー26eをボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。 【0060】 これにより、前記操縦席8へ作業者が乗車時に、この操縦席8からエンジンカバー26eを介して、フレーム32へ作業者の体重が負荷されることにより、取付板32bの強度が必要となるが、強度のあるフレーム32上へ設けたことにより、剛性がアップし、強度確保が容易である。 【0061】 前記穀粒貯留タンク7内へ貯留した貯留穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク7の後側には、縦移送螺旋37aを内装した排出支持筒37を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒37の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋38aを伸縮自在に内装した排出オーガ38を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。 【図面の簡単な説明】 【0062】 【図1】前操作装置部と、後操作装置部との拡大平面図 【図2】操作装置部の拡大正面図 【図3】操作装置部の拡大平面図 【図4】操作装置部の拡大側面図 【図5】操作装置部と、脱穀機部との拡大正面図 【図6】脱穀レバーと、刈取レバーとの拡大正面図 【図7】操作パネル部と、搬送部カバー部との拡大側面斜視図 【図8】操作装置部と、エンジン部と、ミッションケース部と、油圧式無段変速装置部との拡大側面図 【図9】操作装置部と、エンジン部と、ミッションケース部と、油圧式無段変速装置部との拡大平面図 【図10】脱穀レバー取付部の拡大側面図 【図11】脱穀レバー取付部の拡大平面図 【図12】主変速レバー取付部の拡大平面図 【図13】主変速レジー取付部の拡大側面図 【図14】コンバインの左側全体側面図 【図15】他の実施例を示す図で、エンジンカバー取付部の拡大側面図 【図16】他の実施例を示す図で、エンジンカバー取付部の拡大平面図 【図17】他の実施例を示す図で、エンジンカバー取付部の拡大背面図 【符号の説明】 【0063】 2 走行車台 5 脱穀機 5a 案内漏斗 8 操縦席 14 操作ボックス 15a 主変速レバー 15b スロットルレバー 16 前操作パネル 17 後操作パネル 18 横カバー 19 油圧式無段変速装置 20 ミッションケース 20c 給油口 θ1 所定角度
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成17年2月24日(2005.2.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−230282(P2006−230282A) |
| 【公開日】 |
平成18年9月7日(2006.9.7) |
| 【出願番号】 |
特願2005−49242(P2005−49242) |
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