| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】奥本 康治 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】坂本 憲之 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】齋藤 学 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】廣田 幹司 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】水本 俊彦 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】藁屑などがたまり難く、また稈こぼれなどが生じない掻込爪を刈取装置と穀稈供給搬送装置の間に設けたコンバインを提供すること。
【解決手段】刈取装置5の穀稈引起装置9による穀稈を引き起こした後、刈り取った穀桿を挟持して脱穀装置4へ供給するが、前記刈取装置5と脱穀装置4との間に穀稈の供給搬送装置21を設け、該引継装置21の穀桿搬送方向上手側に回転しながら穀稈を掻き込む掻込爪48Lと該掻込爪48Lに隣接して穀稈引起装置9による穀稈引き起こし範囲内で起立可能で穀稈を引き継ぎ搬送するラグ52を設けた。穀稈引起装置9による引き起し直後の穀稈を起立したラグ52で搬送できるため、多数の穀稈を揃えながら搬送でき、スムーズに穀稈を搬送でき、穀粒がこぼれるは従来技術より少くできる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行装置3と、該走行装置3の上部に設けた穀稈を刈り取る刈取装置5と、刈り取った穀桿を挟持して脱穀する脱穀装置4を備えたコンバインにおいて、 前記刈取装置5と脱穀装置4との間に穀稈の供給搬送装置21を設け、該供給搬送装置21の穀桿搬送方向上手側に回転しながら穀稈を掻き込む掻込爪48Lと該掻込爪48Lに隣接して穀稈引起装置9による穀稈引き起こし範囲内で起立可能で穀稈を引き継ぎ搬送するラグ52を設けたことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 前記起立可能なラグ52の起立作動開始位置は穀稈引起装置9に設けられた穀稈引き起こし用の駆動装置9bに近傍であることを特徴とする請求項1記載のコンバイン。 【請求項3】 前記起立可能なラグ52の起立作動停止位置は供給搬送装置21に設けられた回転しながら穀稈を掻き込むラグ23の穀稈搬送通路の直前であることを特徴とする請求項1又は2記載のコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインに関する。 【背景技術】 【0002】 コンバインの刈取装置は、植立穀稈を分草する分草体と植立穀稈を引き起こす引起装置と引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃を有する刈取装置と、刈り取った穀稈を脱穀装置に供給するフィードチェンと、前記刈取装置と前記フィードチェンの間に供給搬送装置を設けている。 【0003】 前記供給搬送装置の始端部に縦軸回転の掻込爪を設けたコンバインの発明が知られている。 【特許文献1】特開平9−168325号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 前記供給搬送装置の始端部に縦軸回転の掻込爪を設けると、刈り取った穀稈が刈取装置から穀稈供給搬送装置にスムーズに引き渡すことができる。 しかし、掻込爪には藁屑がたまりやすく、また稈こぼれ(刈取装置から供給搬送装置に穀桿を引継ぐ時に、落ちてしまう穀桿があり、これを稈こぼれという。)などの問題点がある。 【0005】 そこで本発明の課題は、藁屑などがたまり難く、また稈こぼれなどが生じない掻込爪を刈取装置と穀稈供給搬送装置の間に設けたコンバインを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明の課題は次の解決手段で解決される。 請求項1記載の発明は、走行装置3と、該走行装置3の上部に設けた穀稈を刈り取る刈取装置5と、刈り取った穀桿を挟持して脱穀する脱穀装置4を備えたコンバインにおいて、前記刈取装置5と脱穀装置4との間に穀稈の供給搬送装置21を設け、該供給搬送装置21の穀桿搬送方向上手側に回転しながら穀稈を掻き込む掻込爪48Lと該掻込爪48Lに隣接して穀稈引起装置9による穀稈引き起こし範囲内で起立可能で穀稈を引き継ぎ搬送するラグ52を設けたコンバインである。 【0007】 請求項2記載の発明は、前記起立可能なラグ52の起立作動開始位置は穀稈引起装置9に設けられた穀稈引き起こし用の駆動装置9bに近傍である請求項1記載のコンバインである。 【0008】 請求項3記載の発明は、前記起立可能なラグ52の起立作動停止位置は供給搬送装置21に設けられた回転しながら穀稈を掻き込むラグ23の穀稈搬送通路の直前である請求項1又は2記載のコンバインである。 【発明の効果】 【0009】 請求項1記載の発明によれば、穀稈の供給搬送装置21のコンバインの穀桿搬送方向上手側に掻込爪48R,48Lと該掻込爪48R,48Lに隣接して起立可能なラグ52を設け、ラグ52の作用範囲を穀稈引起装置9による引き起し直後の穀稈をラグ52で搬送できため、多数の穀稈を揃えながら搬送でき、スムーズな搬送となるため穀粒がこぼれるのを従来より少くできる。 【0010】 請求項2記載の発明によれば、穀稈引起装置9の駆動装置9bの近傍で、ラグ52を起立を作動開始できるので、駆動装置9bには干渉しないで、かつデッドスペースをなくした状態で穀稈引起装置9から穀稈をラグ52が引き継ぐことができる。 【0011】 請求項3記載の発明によれば、起立可能なラグ52の起立作動停止位置は供給搬送装置21に設けられた回転しながら穀稈を掻き込む穂先ラグ23の穀稈搬送通路の直前であるので、穂先ラグ23の搬送通路にラグ52が入り込まず、穀稈搬送時にラグ23,52同士が干渉するおそれがなくなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 本発明の実施の形態を図面により説明する。 図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの側面図を示し、図2にコンバインの平面図を示し、図3に刈取装置の正面立面図を示し、図4に刈取装置5の供給搬送装置21の部分平面図を示す。 【0013】 なお、本明細書ではコンバイン前進方向に向かって左方向、右方向をそれぞれ左側、右側といい、前方向、後方向をそれぞれ前側、後側ということとする。 【0014】 図1に示すコンバインの機体フレーム1の下部には、ゴムなどの可撓性材料から成る無端帯状に成型したクローラ2により、乾田はもちろんのこと、湿田においても沈下しないで走行できる構成の走行装置3を備え、機体フレーム1の前部には刈取装置5を搭載し、機体フレーム1の上部には脱穀装置4を搭載する。 【0015】 刈取装置5は、基部を機体フレーム1に回動自在に取付けた前後方向の縦支持筒6の先端に設け、刈取上下シリンダ7により上下動自在に構成する。前記刈取装置5は、最前方位置に分草体8を設け、各分草体8の後方には分草した穀稈を引起す引起装置9をそれぞれ設ける。前記引起装置9の後方にはラグ式掻込装置10を設け、ラグ式掻込装置10の基部側下方位置には第1スターホイル11を設け、第1スターホイル11の上方には穀稈搬送装置12の始端部を臨ませる。この穀稈搬送装置12は省略することも可能である。 【0016】 また、縦支持筒6内においてエンジン動力伝導軸の先端部には引起装置9の駆動用の伝動筒15と該伝動筒15には伝動筒16が接続しており、縦支持筒6と伝動筒15と該伝動筒15には図示しないエンジンからの動力を引起装置9に伝達する伝達機構が設けられている。刈刃13は伝動筒15に固定される。なお、縦支持筒6から左右に分岐して株元掻込搬送用の動力伝達機構を備えた伝動筒28と伝動筒29がそれぞれ設けられている。 【0017】 穀稈搬送装置12の搬送通路の後側には、搬送された穀稈を脱穀装置4に供給する穀稈供給用のフィードチェン18に引継ぐ供給搬送装置21を設ける。供給搬送装置21は株元搬送チェン22と穂先搬送ラグ23を備えている。 【0018】 供給搬送装置21の始端部は、穀稈搬送装置12の終端部に上下方向に重合させ、穀稈搬送装置12により搬送された穀稈の受渡しを確実にしている。また、供給搬送装置21の始端部を上下位置調節自在に構成し、扱深さ調節装置として兼用することも可能である。 【0019】 供給搬送装置21は機体側に取付けたケース24(図4)内に設けた駆動歯車(図示せず)とケース24の先端側に設けた案内ローラ25とに掛け回したラグ搬送チェン26に穂先搬送ラグ23を所定間隔を置いて起伏自在に取付けて構成する。図示は省略するが、ケース24には、穂先搬送ラグ23を起立状態に保持する起立ガイドと、穂先搬送ラグ23を格納させるために倒伏させる倒伏ガイドをそれぞれ所定位置に設けている。 【0020】 供給搬送装置21の近傍には駆動型の第2スターホイル47と受動型の第3スターホイル50が設けられている。図5に第3スターホイル47と第3スターホイル50の断面図を示す。 【0021】 第2スターホイル47と第3スターホイル50は、共に円板形状であり、それぞれ周縁に掻込爪48R、48Lを所定間隔を置いて複数形成している。また第2スターホイル47の掻込爪48Rは引継搬送チェン22を回転させる回転軸34を共用しており、回転軸34の回転動力を利用して回転する。さらに第2スターホイル47の掻込爪48Rは第3スターホイル50の掻込爪48Lに噛み合うような位置に配置されているので第2スターホイル47の駆動掻込爪48Rが回転すると、該駆動掻込爪48Rに接触する第3スターホイル50の従動掻込爪48Lも回転軸51を中心に回転する。該従動掻込爪48Lの上側にはラグ52が設けられており、該ラグ52は穀稈を掻き込む位置(図4に示す位置)で、その回転半径方向に起立できる構成である。 【0022】 図4に示すように第3スターホイル50は、その中心軸51を取付ステー56の先端に回転自在に取付け、取付ステー56の基部を上方の逆U型支持フレーム27に設けたブラケット53に固定する。逆U型支持フレーム27は機体に取り付けられている。 【0023】 第2スターホイル47の掻込爪48Rの先端の回転軌跡は、供給搬送装置21の穂先搬送ラグ23の軌跡の範囲内とする。そのため駆動掻込爪48Rと第3スターホイル50の従動掻込爪48Lの噛み合わせ部分に穀稈を掻き込む際にラグ52により確実に穀稈を掻き込むことができる。 【0024】 図6には第3スターホイル50の従動掻込爪48Lのラグ52の起立機構図を示す。従動掻込爪48Lには円周方向に等間隔で複数のラグ52は回転ピン52aを中心に回転自在に設けられている。該回転ピン52aの基部側に設けられた係止片52bが第3スターホイル50の回転軸51に不動状態に固着された起立ガイド54の周辺部に当接する構成であるため、従動掻込爪48Lが回転して起立ガイド54の周辺部にラグ52が当接する位置に来ると、ラグ52が所定の起立範囲内で起立する。 【0025】 本実施例の上記した構成により、走行装置3によりコンバインが前進すると、各分草体8により分草し、分草体8により分草された穀稈は引起装置9により引起され、ラグ式掻込装置10と第1スターホイル11により後方に掻込まれ、穀稈は穀稈搬送装置12により株元側が挾持されて刈刃13により切断され、切断された穀稈は穀稈搬送装置12により搬送される。穀稈搬送装置12の終端には、供給搬送装置21の始端部を臨ませているから、穀稈は株元搬送チェン22と穂先搬送ラグ23に引き継がれる。このとき供給搬送装置21の搬送始端部では穂先側が第2スターホイル47の掻込爪48Rと第3スターホイル50の掻込爪48Lの噛み合わせ部分に穀稈が掻き込まれて、次いで供給搬送装置21の株元搬送チェン22と穂先搬送用のラグ23により穀稈が搬送され、穀稈はフィードチェン18に引き継がれて脱穀装置4で脱穀される。 【0026】 次に3条分の穀稈を刈り取る場合と4条分の穀稈を刈り取る場合の本実施例の刈取装置5の構成について詳細に説明する。 図7と図8の平面図には3条分の穀稈を刈り取る場合の引起装置9、ラグ式掻込装置10により掻き込んだ穀稈を第1スターホイル11で掻き込んで穀稈搬送装置12に引き継ぎ、次いで供給搬送装置21の株元搬送チェン22と穂先搬送ラグ23に引継ぎ搬送する、それぞれの装置の配置関係を示す。 【0027】 図7のコンバイン前進方向に向かって右端のラグ式掻込装置10により掻き込だ穀稈は第1スターホイル11で掻き込まれて、穀稈搬送装置12aに引き継がれ、次いで第2スターホイル47の掻込爪48Rと第3スターホイル50の掻込爪48Lに掻き込まれ、供給搬送装置21に引継ぎ搬送される。また図7の中央と左端のラグ式掻込装置10により掻き込だ穀稈は第1スターホイル11で掻き込まれて、穀稈搬送装置12bに引き継がれ、次いで第2スターホイル47の掻込爪48Rと第3スターホイル50の掻込爪48Lに掻き込まれ、供給搬送装置21に引継ぎ搬送される 図8は前記3条分の穀稈を刈り取る場合の引起装置9、供給搬送装置21の穂先搬送ラグ23、第2スターホイルの掻込爪48Rと第3スターホイル50の掻込爪48Lの配置関係を示す平面図である。図8の右端の穀稈は供給搬送装置21の穂先搬送ラグ23により掻き込まれて、掻込爪48Rと掻込爪48Lによる掻き込み位置に搬送される。図8の中央と左端の穀稈は、まず掻込爪48Rと掻込爪48Lにより掻き込まれた後、供給搬送装置の穂先搬送ラグ23により搬送される。 【0028】 このとき、右側1条、左側2条の3条刈りコンバインでは、穀稈搬送量の多い左側の2条分を第3スターホイルの掻込爪48Lの下方に設けたラグ52で供給搬送装置21の穂先搬送ラグ23より速く掻き込むことで安定して穀稈を搬送することができる。すなわち供給搬送送装置21の穂先搬送ラグ23の周速より起立した第3スターホイル50に設けたラグ52の周速を速くして右側の供給搬送装置21の穂先搬送ラグ23による長い直線搬送部に安定して合流させることができる。こうしてラグ52の起立時間の短い左側で穀粒こぼれ、穀稈の搬送時の乱れが無くなり、スムーズに掻き込めるので、株揃い性がよくなる。 【0029】 なお、図7,図8では3条分の穀稈を刈り取る場合の引起装置9、ラグ式掻込装置10、第1スターホイル11、穀稈搬送装置12及び供給搬送装置21の機能を説明したが、これに限らず4条分の穀稈を刈り取る構成を採用しても良い。 また、起立ラグ52を第3スターホイル50の掻込爪48Lの上側に設けることで、起立ラグ52による穀稈の掻き込み高さが比較的上方となり、長稈に対する適応性が従来技術より向上する。さらに、起立ラグ52は右側の搬送ラグ23に対して側面視で略同じ高さ位置にあるので、起立ラグ52で掻込む穀桿と搬送ラグ23で掻込む穀桿がスムーズに合流することになる。 また、起立ラグ52と掻込爪48Lの肉抜き部52c、48Laを下向きにしているため、この部分にごみが溜まらない利点もある。 【0030】 図6に示すように第3スターホイル50の従動掻込爪48Lのラグ52は起立可能な構成を備えている。当該ラグ52の起立範囲は図9に示すように引起装置9の引起しラグ9aの作用範囲内において、第3スターホイル50の回転軸51を中心として90度程度とする。 【0031】 図9に示すようなラグ52の起立範囲と引起しラグ9aの作用範囲を設定することにより、引起しラグ9aにラグ52を接近させることができ、穀稈の引き渡しの失敗を防止し、穂先の受け渡しがスムーズに行える。またラグ52が作用する範囲を必要最小限にすることで、他の駆動部材との干渉及び騒音防止が図れる。 【0032】 また、引起しラグ9aが穀稈の引き起こし作用をする領域のすぐ後方にラグ52を起立させる範囲を設けることで、穀稈の搬送をスムーズに行うことができる。さらに、ラグ52の作用開始位置を引起装置9の駆動ギアが収納された駆動装置9bのすぐ内側(右側)とすることで、駆動装置9bには干渉しないで、かつデッドスペースをなくすことができる。また、ラグ52は右側の供給搬送装置21の穂先ラグ23の搬送通路の手前で起立した状態から倒して、ラグ52の作用を終らせることで、穂先ラグ23の搬送通路にラグ52が入り込まず、穀稈搬送時にラグ23,52同士が干渉するおそれがなくなる。 【0033】 また、ラグ23の作用位置とラグ52の作用位置の最前列位置を機体前後方向でラインL(図9)上に同じにする。これにより、左右ラグ23と左ラグ52の搬送角度が類似し、ラグ23による穂先の掻込み姿勢とラグ52による穂先の掻込み姿勢が略同じとなり、合流部αでスムーズに合流して搬送されていく。 【0034】 また、図10に示すように、供給搬送装置21の駆動側の第2スターホイル47の掻込爪48Rの回転軸34を穂先ラグ23の駆動用の案内ローラ25と第3スターホイル47の掻込爪48Lの回転軸51の機体左右方向のほぼ中央に配置する(距離L1=L2)。 【0035】 こうして、引起しラグ9bに起立ラグ52を接近可能で穀稈の穂先部分の引き渡しをスムーズに行え、また供給搬送装置21の右側の穀稈穂先搬送通路上に第2スターホイル47の掻込爪48Rを理想的に配置できる。また掻込爪48Rの非作用側(穀稈を巻き込まない)部分を供給搬送装置21のケース24で覆うことができるので、この部分に穀稈を巻き込むおそれが無くなる。 【0036】 また穂先ラグ23の周速と起立ラグ52の周速をほぼ同じに設定すると、合流部で穀稈が乱れず、穀稈の穂先の不揃いが緩和される。また、穀稈のスムーズな合流を行うことができる。 【0037】 上記構成により、供給搬送装置21の第3スターホイル50に掻込爪48Lと共に起立ラグ52を設けることで穀稈掻き込みの作用範囲が広がり、引起装置9による穀稈引き起こし後に穀稈の掻き込み搬送が速やかに行われる。大量の穀稈を速やかに処理できる。 また、起立ラグ52の回転ピン52aの上部をカバー59で覆うことで、ゴミなどによる穀稈掻き込み部の機能不能を防ぐ。 【産業上の利用可能性】 【0038】 本発明は、圃場において穀類の収穫作業を行う農業用のコンバインに利用できる。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの側面図を示す。 【図2】図1のコンバインの平面図を示す。 【図3】図1のコンバインの刈取装置の正面立面図を示す。 【図4】図1のコンバインの供給搬送装置の部分平面図を示す。 【図5】図1のコンバインの第2スターホイルと第3スターホイルの断面図を示す。 【図6】図1のコンバインの第3スターホイルの掻込爪と起立可能なラグの機構図を示す。 【図7】3条刈り取り用のコンバインの引起装置とラグ式掻込装置などの平面図を示す。 【図8】3条刈り取り用のコンバインの供給搬送装置と第2スターホイルと第3スターホイルの平面図を示す。 【図9】図1のコンバインの引起装置とラグ式掻込装置などの平面図を示す。 【図10】図1のコンバインの供給搬送装置と第2スターホイルと第3スターホイルの配置関係を説明する平面図を示す。 【符号の説明】 【0040】 1 機体フレーム 2 クローラ 3 走行装置 4 脱穀装置 5 刈取装置 6 縦支持筒 7 刈取上下シリンダ 8 分草体 9 引起装置 9a 引起しラグ 9b 駆動装置 10 ラグ式掻込装置 11 第1スターホイル 12、12a 穀稈搬送装置 13 刈刃 15、16 伝動筒 18 フィードチェン 21 供給搬送装置 22 株元搬送チェン 23 穂先搬送ラグ 24 ケース 25 案内ローラ 26 チェン 27 逆U型支持フレーム 28、29 伝動筒 34 回転軸 47 第2スターホイル 48R、48L 掻込爪 48La 掻込爪肉抜き部 50 第3スターホイル 51 回転軸 52 起立可能なラグ 52a 回転ピン 52b 係止片 52c ラグ肉抜き部 53 ブラケット 54 起立ガイド 56 取付ステー 59 カバー
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成16年12月21日(2004.12.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096541 【弁理士】 【氏名又は名称】松永 孝義
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| 【公開番号】 |
特開2006−174741(P2006−174741A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月6日(2006.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願2004−369937(P2004−369937) |
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