| 【発明の名称】 |
芝刈り機用高さ調整補助具 |
| 【発明者】 |
【氏名】薮田 定一
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| 【要約】 |
【課題】簡易に指示高さを調整できると共に調整後にずれることがなく、熟練しなくても測定斑が生じることなく測定でき、芝刈り機の高さ調節の作業を迅速かつ正確なものとする芝刈り機用高さ調整補助具を提供することを課題とする。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 芝刈り機の複数の接地箇所を亘ることのできる棒状体と、この棒状体からの距離を指示する指示手段を有して棒状体に垂設される垂設体と、前記棒状体及び指示手段に挟装される挟装体とを具備してなることを特徴とする芝刈り機用高さ調整補助具。 【請求項2】 前記挟装体を複数個具備してなり、これら挟装体は、単独で或いは複数個が重なって、前記棒状体及び指示手段間へ着脱自在に挟装されるものである請求項1記載の芝刈り機用高さ調整補助具。 【請求項3】 挟装体は、前記垂設体を挿通しうる挿通孔を有してなる請求項1又は2記載の芝刈り機用高さ調整補助具。 【請求項4】 垂設体が、皿ねじ形状の頭部を有する棒体であり、指示手段が、この皿ねじに対応する皿ワッシャーからなる請求項1、2又は3記載の芝刈り機用高さ調整補助具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、芝刈り機の芝刈高さや整草グルマーの接地面からの高さを調節する際の補助具として用いる芝刈り機用高さ調整補助具に関するものである。特に、下刃や整草グルマーの、調整後の高さを確認するために用いる。 【背景技術】 【0002】 リール式の芝刈り機を用いた、比較的低く整った刈上がりの芝刈りに関して、しばしば、互いに異なる数種類の芝の刈高が必要とされる。例えばゴルフ場におけるグリーン部やその周囲のカラー部は、場所によって異なる刈高さが必要であり、これらの刈高さは厳密に規定されるため、そのための芝刈り機の正確な調節が頻繁に必要となる。 【0003】 このような高さの異なる芝刈りに関して、従来、前方のローラーの両端に連結された垂直方向のボルトとこれに螺合するナットとによって、リール刃の高さを調節する芝刈り機が存在する(例えば、特許文献1参照)。これは、前方のローラーの相対位置を、リール刃を覆う切断ユニットに対して螺合構造によって上下に可変させるものである。 【0004】 他に従来、リール刃を覆う切断ユニットのフレーム内に、垂直方向に整列した複数の孔を設けると共に、前方のローラーの両端にも孔を有する板体を設け、互いの孔をピン接合することで、リール刃の高さを調節する芝刈り機が存在する。これは、前方のローラーの相対位置を、リール刃を覆う切断ユニットに対してピン接合の構造によって上下に可変させるものである。 【0005】 これらのリール刃の高さ調節の際は、調節後の接地面からの正確な高さや、前後左右の正確な水平度合いを確認することが必要となる。 【0006】 この下刃や整草グルマーの高さ調節の確認に関し、ノギスを補助具として用いて、接地面との内幅を測定することも考えられる。 【0007】 しかし、下刃や整草グルマーは芝刈り機の底部にあるため、これらの配設位置(配設高さ)をノギスを用いて図ることは困難であり、測定斑すなわち誤差が生じてしまう。このため、測定斑のない正確な測定を行うためには熟練が必要であり、簡易に刈高さを調整できなかった。 【0008】 他に、長尺の棒状体を用意し、この一側面にボルトを任意量だけ捩じ込んでなる調節補助具を使用することも考えうる。これは例えば、ボルトがねじ込まれた棒状体側面を芝刈り機の前後輪の下端へ亘らせた状態で、ボルトの頭部を芝刈り機の下刃にあてて使用する。予めボルト頭部の棒状体からの距離を任意量とすることで、調節した下刃の接地面からの高さと、所望高さとの差を確認する調節補助具である。 【0009】 しかし、螺合接続のみによって捩じ込み量を任意のものへ調整して固定するのは困難である。また、場合によればノギスによってボルトの頭部と棒状体との間隔を測ることとなり、手間がかかる。 【0010】 【特許文献1】特開平6−62636号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0011】 そこで、本発明は、簡易に指示高さを調整できると共に調整後にずれることがなく、熟練しなくても測定斑が生じることなく測定でき、芝刈り機の高さ調節の作業を迅速かつ正確なものとする芝刈り機用高さ調整補助具を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0012】 (1)すなわち、本発明の芝刈り機用高さ調整補助具は、芝刈り機の複数の接地箇所を亘ることのできる棒状体1と、この棒状体1からの距離を指示する指示手段21を有して棒状体1に垂設される垂設体2と、前記棒状体1及び指示手段21に挟装される挟装体3とを具備してなることを特徴とする。 【0013】 このようなものであれば、棒状体1を芝刈り機の接地箇所に亘らせて当接させ、芝刈り機の整草グルマーG或いは下刃B1に指示手段21を当てることで、整草グルマーG或いは下刃B1の配設高さを容易に確認することができる。このとき、挟装体3が棒状体1及び指示手段21に挟装されるため、容易に指示高さHを調節でき、また調節後の指示高さHがずれることもない。 【0014】 (2)前記芝刈り機用高さ調整補助具は、前記挟装体3を複数個具備してなり、これら挟装体3は、単独で或いは複数個が重なって、前記棒状体1及び指示手段21間へ着脱自在に挟装されるものであることが好ましい。 【0015】 このようなものであれば、複数個の挟装体3のうち、任意の高さのものを、単独で、或いは任意の数だけ重ねて挟装させることができる。これにより、挟装体3を挟装した指示手段21が、必要に応じた刈高さや整草グルマーGの高さを指示するように容易に、しかも精度よく確実に調節できる。ひいては、刈り込み現場における刈高さの調節作業の効率を向上させることができる。 【0016】 また特に、必要な最低の指示高さHを指示できる挟装体3を取り付けておくと、複数個を挟装させた後に複数のうち一部の挟装体3を取り外すことによって、元の低い刈り込み高さへと容易且つ確実に変えることができる。 【0017】 (3)挟装体3は、前記垂設体2を挿通しうる挿通孔3hを有してなることが望ましい。 【0018】 このようなものであれば、挿通孔3hへ垂設体2を挿通させることで、取り付けた挟装体3のずれや傾きによる指示高さHの歪みを回避することができる。これにより、指示高さHを確実に保持することができる。 【0019】 (4)垂設体2が、皿ねじ形状の頭部を有する棒体であり、指示手段21が、この皿ねじに対応する皿ワッシャ−21aからなるものとしてもよい。 【0020】 ここで皿ねじ形状の頭部とは、長手端方向(更にいえば、棒状体1と離れる端方向)へ行くに従って、側面が錐状に拡径する頭部をいう。頂面が平面であるか否かは問わない。 【0021】 このようなものであれば、挟装体3を皿ワッシャ−21aで抑えることで、簡易な機構をもって確実に挟装させることができる。また、挟装のわずかな緩みでも、皿ねじ形状の頭部で固定された皿ワッシャ−21aが遊動しやすいことから、挟装の緩みによる指示高さHの歪みを早期に発見できるものとなる。ひいては、測定斑のない正確な指示高さHを確認できるものとなる。 【発明の効果】 【0022】 本発明は、上述のような構成としたことで、容易且つ確実に正確な一定の刈高さへ調節することができる。また、刈高さの異なる複数台の芝刈り機を用意する必要が無いことから、刈り込み現場への運搬が容易であり、比較的安価であり、作業効率を向上させることのできる芝刈高さ調節機構及びこれを備えた芝刈り機を得ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例として示す各図と共に説明する。図1に、本発明の芝刈機用高さ調節補助具の斜視概観図を示す。図2に、2本の垂設体を垂設させ、各垂設体にそれぞれ1個及び複数個の挟装体を挟装させた状態の側面図を示す。また図3ないし図5に、挟装体をそれぞれ1個、3個及び2個挟装させた状態を示す断面図を示す。図6、図7に使用状態例の側面視説明図を示す。 【0024】 本発明の芝刈り機用高さ調整補助具は、芝刈り機の複数の接地箇所を亘ることのできる棒状体1と、この棒状体1からの距離を指示する指示手段21を有して棒状体1に垂設される垂設体2と、前記棒状体1及び指示手段21とに挟装される複数個の挟装体3と、を具備してなる。 【実施例1】 【0025】 (棒状体1) 棒状体1は、芝刈り機の複数の接地箇所を亘ることのできる長さおよび形状をしており、芝刈り機において、高さ調節を行う下刃B1や整草グルマーGを介した前後或いは左右の接地箇所を亘ることができる。実施例では、芝刈り機の前後輪W1、W2を亘ることができ、また前輪W1或いは後輪W2の左右を亘ることができる平板状の棒状体1である。 【0026】 棒状体1の側面のうち、後述の垂設体2を垂設させる面を垂設側面1aとしたとき、この垂設側面1aの両端付近に芝刈り機の前後輪W1、W2或いは左右輪を当接させて使用するものである。 【0027】 棒状体1には、垂設体2を挿入する垂設孔1hが一個又は複数個設けられる。実施例では、棒状体1の前記平板面を貫通するよう、複数箇所に内円筒状に、内ねじを切って設けられている。垂設孔1hが設けられる位置は、棒状体1の長手方向中央付近及び端部付近の計3箇所である(図1、図2)。これは、棒状体1が芝刈り機の接地箇所である前後輪W1、W2を亘ったときに、それぞれ高さ調節を行う下刃B1或いは整草グルマーGの付近に位置するような位置である。 【0028】 なお垂設孔1hは、垂設体2の雄ねじ部20sに螺合する雌ねじを内ねじとして切ってあるが、この他、内ねじを切らない内円筒側面を有し、かつ捩じ込み時に内ねじを切らずにねじ込まれるものとすれば、垂設体2を迅速に垂設することができる。 【0029】 (垂設体2) 垂設体2は、皿ねじ形状の頭部を有する柱体であり、垂設体2固定手段によって固定される。実施例では、汎用性があり安価に入手できる皿ねじボルト20と、この皿ねじボルト20の雄ねじ部20sに螺合する蝶ねじ22aとから構成される。 【0030】 ここで、本発明に言う皿ねじ形状の頭部とは、側面が皿ねじ形状であることを意味する。具体的には、長手一端方向へ行くに従って、側面が錐状に拡径するような頭部をいう。この頭部は側面が錐体であればよく、頂面の形状、すなわち頭部の頂面が平面(皿面)であること、或いは凸曲面(なべ面)、或いはすり鉢状などの凹面であることは問わない概念である。なお実施例の皿ねじボルト20の頂面は、六角レンチ用の六角穴が刻設されている。 【0031】 垂設体2の長さは、少なくとも棒状体1の垂設厚さよりも長く、棒状体1を横断して挿通しうるものであれば良い。必要な指示高さHに応じたものとしており、図2に示すような長いものと短いものとの複数本を用意してもよい。図2に示すように、長さの異なる垂設体2を、垂設孔1hの複数箇所へ同時に垂設させたものとすれば、垂設孔1hの位置に応じた複数箇所の高さ指示を同時に行うものとなり、より作業効率に優れたものとなる。特に、例えば芝刈り機の前後輪W1、W2間の中央付近の下刃B1と、中央よりやや前方寄りの整草グルマーGのように、芝刈り機への配設水平位置が異なる複数の高さ調節を行う際に優れる。 【0032】 複数本の垂設体2を詳述するに、例えば、雄ねじ部20sの長さ40ないし60mm程度の皿ねじボルト20を用意することで、ゴルフ場のラフの芝刈りのような比較的高い下刃B1高さに対応しうる。これとは別に、雄ねじ部20sの長さ4ないし10mm程度の皿ねじボルト20を用意すれば、ゴルフ場のグリーンの芝刈りのような比較的低い下刃B1高さや整草グルマーGの配設高さに対応しうる。 【0033】 蝶ねじ22aは、棒状体1の側面のうち、垂設体2の垂設方向と相反する逆側面から捩じ込まれることで、垂設体2を棒状体1へ固定するものである。 【0034】 (挟装体3) 挟装体3は、棒状体1の一側面と指示手段21との間に挟装してその間隔、すなわち挟装高さを保持するスペーサーである。実施例では、互いに同じ高さ及び異なる高さの円筒体が複数個構成されてなる。 挿通孔3hへ垂設体2を挿通させることで、取り付けた挟装体3のずれや傾きによる指示高さHの歪みを回避することができる。これにより、指示高さHを確実に保持することができる。 【0035】 それぞれの挟装体3は、単独で或いは複数個が重なって、前記棒状体1及び指示手段21間へ着脱自在に挟装される。特にこれら挟装体3は、単独の状態で及び複数個が重なった状態のいずれの状態でも着脱自在に挟装されることが、単独および複数個の挟装体3による挟装高さHのバリエーションが多くなるため、好ましい。実施例では挟装体3の挟装面が円形平面からなり、この円形平面と同心円状に円形の挿通孔3hが設けられるため、挟装高さが垂設体2の軸に対して偏ることがない。 【0036】 また、挟装高さHに応じて挟装面の代表長さが異なるものとしてもよい。例えば、複数個あるそれぞれの挟装体3は、円形平面の半径が挟装高さHに比例するものとすれば、挟装高さHを触感或いは直感的に把握することができるため、希望する指示高さを容易に、しかも精度よく指示するように挟装することができる。ひいては、刈り込み現場における刈高さの調節を確実にし、調節作業の効率を向上させることができる。 【0037】 また特に、必要な最低の指示高さHを指示できる最小指示高さHの挟装体3を取り付けておくと、複数個を挟装させた後に複数のうち一部の挟装体3を取り外すことによって、元の低い刈り込み高さへと容易且つ確実に変えることができる。 【0038】 例えば実施例では、高さがそれぞれ5mm、1mm、0.5mm、0.3mm、0.2mmおよび0.1mmの円筒体を1個ずつ用意し、高さ10mm、2mmの円筒体を2個ずつ用意してなる。このうち高さ2mmのものを予め挟装して、最も低い整草グルマーGの高さ調節に対応するようにしておく。 【0039】 これに0.1mmないし2mmまでの任意の円筒体を加えることで、0.1mm単位のほとんどの挟装高さを確保することができる。これは、ゴルフ場の各種グリーンの芝刈りのような、比較的低く、かつ正確で均等な芝高さが必要とされる状況に適したものである。 【0040】 また予め挟装させた2mmの挟装体3に加えて2mmの別の挟装体3を加えたり、2mmおよび1mmの二つの挟装体3を加えることで、ゴルフ場のカラー部の芝刈りのような、やや高い芝刈りの高さ調節に対応できる。 【0041】 更にこのような挟装体3を組み合わせた状態や、2mmの円筒体のみを挟装させた状態で、さらに高さ5mm或いは10mmの円筒体を複数個組み合わせることで、比較的高いゴルフ場のラフ部などの芝刈りに、迅速に対応できる。 【0042】 挟装体3はまた、前記垂設体2を挿通しうる挿通孔3hを有してなる。実施例の挿通孔3hは、垂設体2の棒状体1よりも一回り大きい内円筒からなる。内ねじを切らない内円筒側面を有し、かつ捩じ込み時に内ねじを切らずにねじ込まれるものとしているため、挟装体3を垂設体2へ迅速に取り付けることができる。 【0043】 (指示手段21) 指示手段21は、垂設体2の端部付近或いは中間部に、前記棒状体1の垂設側面1aからの距離を指示するものとして設けられる。垂設体2の垂設方向と交わる側方向へ突出する側方凸部を有するものであれば、簡易な構造をもって高さを指示できるため、好ましい。側方凸部は、棒体である側周を拡径するような駒状、あるいは平板状の円盤体であれば、いずれの側方向かを問わず垂設体2の全周囲を指示できる。 【0044】 実施例では、皿ボルトの頭部を均等に拡径するワッシャーからなる。汎用品のワッシャーであれば、安価でありながら精度に優れる。但しワッシャーの内径は、垂設体2の皿ねじに対応する大きさである。更に言えば、皿ワッシャ−21aからなること、具体的には、皿ねじ形状の頭部の外側面に対応した、円錐状の内側面を有し、かつ、上下面が平面からなる円盤であることが望ましい。 【0045】 このようなものであれば、挟装体3を皿ワッシャ−21aで抑えることで、簡易な機構をもって確実に挟装させることができる。また、挟装のわずかな緩みでも、皿ねじ形状の頭部で固定された皿ワッシャ−21aが遊動しやすいことから、挟装の緩みによる指示高さHの歪みを早期に発見できるものとなる。ひいては、測定斑のない正確な指示高さHを確認できるものとなる。なお、皿ワッシャ−21aの遊動は、皿ねじ形状の頭部とワッシャー孔との接触側面が、挟装方向に対して斜めの方向を向くため、挟装力が逃げやすいことによるものである。 【0046】 (使用方法例) 上記構成をした本発明の芝刈り機用高さ調節補助具は、芝刈り機の刈高さや整草グルマーGの高さを調節する際の補助具として、以下のように用いる。単数の挟装体3を選んで、或いは複数の挟装体3を適宜組み合わせて、棒状体1と皿ワッシャ−21a(指示手段21)との間に挟装する。具体的には、皿ワッシャ−21aを嵌めた皿ねじボルト20に、任意の挟装体3を、単独で或いは重ねて挿通させた上で、垂設体2を棒状体1の任意の固定孔に通し、その皿ねじボルト20の先端から蝶ねじ22aを螺合固定することで挟装する。 【0047】 これによって、皿ワッシャ−21aと棒状体1の距離を任意のものに保持して使用する。そして、例えば使用状態を示す図6のように、回転式の回転刃B2と調節固定式の下刃B1とを有する芝刈り機において刈高さを調節する際には、棒状体1の垂設側面1aを芝刈り機の前輪W1及び後輪W2の下端へ当接させ、皿ワッシャ−21aの下縁を芝刈り機の下刃B1に当たる状態とする。もって、刈高さ(下刃B1の調節固定高さ)を確認することで、刈高さの調整を補助するものである。 【0048】 また調整後には、指示高さHをロックするために蝶ねじ22aを締め付けるのであるが、たとえこの締め付けの際にボルトが回転してしまい、指示高さHがずれるようなことがあっても、皿ワッシャ−21aの遊動によってこれを容易に発見できる。ひいては、刈高さ調節の作業を迅速或いは正確に行うことができる。 【0049】 また、ゴルフ場などでは、しばしば複数の刈高さが必要とされる。また、整草グルマーGの必要高さは通常、下刃B1の必要高さよりも小さい。このため、本発明の芝刈り機用高さ調整補助具は、芝刈り現場にて複数の高さ指示を行うことが必要となる。 【0050】 ここで、必要な複数の指示高さHのうち、最も低い指示高さHを必要最小指示高さHとしたとき、複数のうち一の挟装体3の挟装高さを、必要最小指示高さHとすると共に、他の挟装体3の挟装高さを、必要最小指示高さHと他の必要指示高さHとの差とすることが望ましい。 【0051】 このような必要最小指示高さHの挟装体3を予め単独で挟装しておく。これにより、最も低い指示高さHを予め正確に調節しておくことができる。そして、指示高さHを可変させるときには、他の任意の挟装高さの挟装体3を加えることで、必要な指示高さHとの差を補うだけで容易に挟装高さを可変させることができる。また特に、一定の高い刈高さへと調節した後も、加えた他の挟装体3を必要に応じて取り除いて図3の状態とすることで、元の最小指示高さHを正確に指示することができる。 【0052】 そして、より高い刈高さh1へと調節する際には、図4に示すように挟装体3を加えて、複数個の組み合わせとして挟装させる。これにより、加えた挟装体3の挟装高さの合計量だけ確実に刈高さを高くして、より高い指示高さHへと調節することができる。更に、図4に示す刈高さへと調節した後に、加えた挟装体3を取り外すことで、図3に示すように予め設定した最も低い指示高さHへと迅速且つ確実に戻すことができる。 【0053】 その他、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。 【産業上の利用可能性】 【0054】 このようにして得られた芝刈り機用高さ調節補助具は、主に、最も低い刈高さにおいて正確な刈高さが規定されるゴルフ場の芝刈りにおいて使用される芝刈りの芝刈り高さおよび整草グルマーの調節後の高さ確認として好適に用いられるが、その他、芝刈り機の種々機構の高さ確認として用いることができる。 【図面の簡単な説明】 【0055】 【図1】本発明の実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の斜視概観図である。 【図2】2本の垂設体を垂設させ、それぞれに挟装体を挟装させた、実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の側面図である。 【図3】1個の挟装体を挟装させた、実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の側面視部分断面図である。 【図4】図3において更に複数の挟装体を挟装させた、実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の側面視部分断面図である。 【図5】図3とは異なる複数の挟装体を挟装させた、実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の側面視部分断面図である。 【図6】実施例1の芝刈り機用高さ調節補助具の使用状態を示す側面視説明図である。 【図7】図6の側面視説明図の部分拡大図である。 【符号の説明】 【0056】 1 棒状体 1h 垂設孔 1a 垂設側面 2 垂設体 20 皿ねじボルト 20t 皿ねじ頭 20u 六角穴 20s 雄ねじ部 21 指示手段 21a 皿ワッシャー 22a 蝶ねじ 3 挟装体 3h 挿通孔 H 指示高さ B1 下刃 B2 回転刃 G 整草グルマー W1 前輪 W2 後輪
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| 【出願人】 |
【識別番号】599157930 【氏名又は名称】有限会社 ヤブタ
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| 【出願日】 |
平成16年8月20日(2004.8.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072213 【弁理士】 【氏名又は名称】辻本 一義
【識別番号】100119725 【弁理士】 【氏名又は名称】辻本 希世士
【識別番号】100129986 【弁理士】 【氏名又は名称】森田 拓生
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| 【公開番号】 |
特開2006−55105(P2006−55105A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月2日(2006.3.2) |
| 【出願番号】 |
特願2004−241672(P2004−241672) |
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