| 【発明の名称】 |
草刈り機 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 重和 【住所又は居所】山梨県中巨摩郡玉穂町乙黒326番地 株式会社応微研内
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| 【要約】 |
【課題】切断草が回転刃に巻き付くのを防止し、作業性の向上を図ることができる。さらに、安全性の高い草刈り機を提供する。
【解決手段】軸体1の先端に設けられた回転刃2によって草を切断する草刈り機において、回転刃2と軸体1との間に、これらの間における切断草の進入を遮断し、回転刃2および軸体1に切断草が巻き込むのを防止する遮蔽板8が設けられてなる。これにより、切断草が回転刃2および軸体1に巻き付くのが防止され、作業能率が向上する。また、安全性も向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軸体の先端部において、前記軸体と所定の角度を有して円板状の回転刃が設けられ、前記回転刃によって草を切断する草刈り機であって、 前記回転刃と前記軸体との間に、これらの間における切断草の進入を遮断し、前記回転刃および前記軸体に前記切断草が巻き込むのを防止する遮蔽板が設けられたことを特徴とする草刈り機。 【請求項2】 前記遮蔽板は、前記回転刃の回転面とのなす角度が変更可能に前記軸体に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機。 【請求項3】 前記遮蔽板は、前記軸体に着脱可能な状態に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の草刈り機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、人体で保持し、先端に設けられた回転刃によって雑草や牧草等を刈るための草刈り機に関する。 【背景技術】 【0002】 草刈りには、軸体の先端に円板の外周に刃を有する回転刃を備えた草刈り機が用いられている。 この草刈り機は、その操作性を考慮して、軸体が回転刃の回転面に対し所定の角度を有して設けられ、前記軸体の基端側にはエンジン等の回転動力手段が設けられ、その回転力を軸体内に挿通された回転軸によって軸体の先端の回転刃に伝達し、この回転刃を略水平面に沿って回転させるようになっている。 【0003】 前記草刈り機は、人が軸体の基端寄りを持って操作し、雑草等に円板状の回転刃を当てるようにして左右に振りながら、回転刃で草を連続的に短く処理するものであり、草刈りの労力の軽減のために広く用いられている。 また、草刈り機では、回転刃の回転に伴って刈取られた切断草が、遠心力によって飛散するのを防止するため、飛散防止板が回転刃の外周近傍に設けられ、切断草の飛散防止は勿論、回転刃の回転によって巻き上げられる土石等の飛散が併せて防止されるようになっている。 【0004】 このような従来技術は、以下に示す特許文献1、2に開示されている。 【特許文献1】特開2001−161138号公報 【特許文献2】特開2003−169522号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、前記草刈り機では、回転刃によって刈取られた切断草が、回転刃と軸体との間に巻き込まれ、ひいては回転刃および軸体に巻き付くことで、最悪の場合には回転刃の回転が止まってしまうことがある。 従って、作業者は、作業の途中で、回転刃や軸体より切断草を取り除く等の余計な作業を強いられ、作業能率が低下することは勿論、草刈り機の故障を招くという事情がある。 また、切断草を取り除く際、誤って、回転刃を停止させずに行うと、切断草の除去とともに、回転刃が回転し始め、作業者が大怪我するという事故も発生している。 【0006】 本発明の技術的課題は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、切断草が回転刃や軸体に巻き付くのを防止して、作業性の向上を図り、かつ安全性の高い草刈り機を提供することにある。 なお、本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、軸体の先端部において、前記軸体と所定の角度を有して円板状の回転刃が設けられ、前記回転刃によって草を切断する草刈り機であって、前記回転刃と前記軸体との間に、これらの間における切断草の進入を遮断し、前記回転刃および前記軸体に前記切断草が巻き込むのを防止する遮蔽板が設けられたことを特徴とするものである。 この構成により、切断草が回転刃と軸体との間に巻き込まれるのが阻止され、作業性が向上する。 請求項2に記載の発明は、前記遮蔽板は、前記回転刃の回転面とのなす角度が変更可能に前記軸体に取り付けられたことを特徴とするものである。 請求項3に記載の発明は、前記遮蔽板は、前記軸体に着脱可能な状態に取り付けられたことを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0008】 本発明の草刈り機は、遮蔽板を備えていることから、草刈り作業において、切断草が回転刃と軸体との間に巻き込まれるのが抑えられ、切断草の回転刃および軸体への巻き付きを防止することができる。 これによって、能率的な作業を行うことが可能となり、草刈り機の故障の要因が軽減され、耐久性を向上させることができるとともに、安全性を向上させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、本発明の草刈り機に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は、本発明の一実施の形態に係る草刈り機の斜視図を例示したものである。また、図2は、図1の要部を示す正面図、図3は、図1の要部を示す平面図である。 【0010】 図1において、草刈り機は、軸体1の先端に、円板状の回転刃2が設けられた動力草刈り機であり、軸体1の基端側にエンジン等の回転動力源3が備えられている。 軸体1の基端寄りには、作業者が持つためのハンドル4とベルト(図示略す)が設けられ、ベルトを肩に掛けるとともに、ハンドル4を握って軸体1を左右等に動かして、回転刃2で草を刈るようにしたものである。前記回転刃2は、この使用状態において、水平面に沿って回転するように、回転体2の回転軸と軸体1との間には所定の角度が設定されている。 【0011】 図示は省略するが、回転刃2の駆動は、回転動力源3の回転力を軸体1内に挿通された回転軸等によって先端の回転刃2に伝達するようになっている。 また、通常、軸体1の先端寄りには、カバー兼脚部5が設けられている。このカバー兼脚部5は、回転刃2の刃が折れた場合や石等が作業者に当たらないようにするとともに、軸体1を地面に置いた場合に、カバー兼脚部5によって、回転刃2が地上より少し浮き上がるようにするために設けられている。 【0012】 前記回転刃2の回転外周の外側近傍には、回転刃2によって刈取られた切断草の飛散を防止するため、飛散防止板7が、回転刃2の回転外周との間に若干の間隙を有して軸体1に着脱可能に取り付けられている。 この飛散防止板7は、回転刃2の回転外周の一部を覆うように配置され、回転刃2のその他の部分は、回転刃2がむき出しとなった開放部9となっている。ちなみに、飛散防止板7と回転刃2の回転外周との間隙は、水平方向にて0.1〜5cm程度が適当である。 【0013】 また、前記軸体1の先端部には、回転刃2との間に切断草が巻き込まれるのを防止するための遮蔽板8が取り付けられている。詳しくは、前記遮蔽板8は、軸体1と回転刃2との間において、回転刃2の回転面に対して垂直方向に配置され、ねじ等の固定手段8a、8bにより着脱可能に、かつ回転刃2の回転面とのなす角度が変更可能に取り付けられている。なお、前記固定手段8a、8bは、その全体が軸体1の周りを周回するリング状に形成され、そのフランジにおいて遮蔽板8がねじ止め固定されている。 このような遮蔽板8は、軸体1と回転刃2とで形成される三角領域に略整合するように三角形状を呈する、例えば繊維補強したプラスチック板からなり、回転刃2の回転につれて切断草が、回転刃2と軸体1との間に進入してきたとき、切断草を遮蔽板8に当てて、それ以上、切断草が回転刃2と軸体1との間に入り込むのを抑え、切断草が、回転刃2および軸体1に巻き付いてしまうことを防止するものである。 【0014】 このように、本実施の形態によれば、遮蔽板8が、回転刃2と軸体1との間に配置されたことで、切断草が回転刃2と軸体1との間に進入するのが抑えられ、結果として切断草の回転刃2や軸体1への巻き付きが防止される。これによって、回転刃2が回転停止するようなトラブルがなくなり、能率的な草刈り作業が可能となる。また、草刈り機の故障の要因が軽減されることから、草刈り機の耐久性の向上が図られる。 また、従来のように、回転刃2や軸体1より切断草を取り除く必要がなくなるので、作業者が怪我をするような事態が回避され、安全性の高い草刈り機が得られる。なお、このような遮蔽板8は、切断草や土石の飛散防止にも有効である。 【0015】 以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、前記実施の形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている範囲で、設計において種々の変更ができるものである。 本実施の形態の遮蔽板8は、市販の各種の草刈り機に取り付けて使用することにより、市販の草刈り機を使い易いものにすることができる。 また、遮蔽板8は、切断草や土石の衝撃に耐え得るだけの充分な剛性を有し、その形状については、草刈り機の機種に応じて適宜選択される。 また、本実施の形態では、遮蔽板8を回転刃2の回転面に対して垂直方向に配置したが、若干傾斜させて配置すると、より効果がある。この場合、リング状の固定手段8a、8bのねじを緩め、回転させることで可能である。 また、回転刃2と遮蔽板8との間隙は、できる限り小さい方が良いことは言うまでもない。ところが、リング状の固定手段8a、8bを回転すると、回転刃2と遮蔽板8との隙間が大きくなる。そこで、固定手段8a、8bのねじ穴を長穴に形成することで、遮蔽板8と回転刃2との隙間が小さくなるように、遮蔽板8の取り付け位置が調節可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】本発明の一実施の形態に係る草刈り機の斜視図である。 【図2】図1の要部正面図である。 【図3】図1の要部平面図である。 【符号の説明】 【0017】 1……軸体 2……回転刃 3……回転動力源 4……ハンドル 5……カバー兼脚部 7……飛散防止板 8……遮蔽板 8a、8b……固定手段 9……開放部
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| 【出願人】 |
【識別番号】595175301 【氏名又は名称】株式会社応微研 【住所又は居所】山梨県中巨摩郡玉穂町乙黒326番地
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| 【出願日】 |
平成16年8月6日(2004.8.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097113 【弁理士】 【氏名又は名称】堀 城之
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| 【公開番号】 |
特開2006−42733(P2006−42733A) |
| 【公開日】 |
平成18年2月16日(2006.2.16) |
| 【出願番号】 |
特願2004−231656(P2004−231656) |
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