| 【発明の名称】 |
角度可変伝動操作桿装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】原田 一男
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| 【要約】 |
【課題】可撓性伝動軸が高速回転しても被操作体が激しく振動することのない、角度可変伝動操作桿装置を提供する。
【解決手段】可撓性伝動軸22と、該可撓性伝動軸22の一端部22r側を回転自在且つ軸線X方向に移動操作自在に支持する操作桿8と、前記可撓性伝動軸22の他端部22f側を回転自在に支持する被操作体10と、前記操作桿8側が固定リンク32となるととともに前記被操作体10側がクランク33となるように前記操作桿8と前記被操作体10との間に架設された四節リンク機構34と、を備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可撓性伝動軸(22)と、該可撓性伝動軸(22)の一端部(22r)側を回転自在且つ軸線(X)方向に移動操作自在に支持する操作桿(8)と、前記可撓性伝動軸(22)の他端部(22f)側を回転自在に支持する被操作体(10)と、前記操作桿(8)側が固定リンク(32)となるととともに前記被操作体(10)側がクランク(33)となるように前記操作桿(8)と前記被操作体(10)との間に架設された四節リンク機構(34)と、を備えている、角度可変伝動操作桿装置。 【請求項2】 前記四節リンク機構(34)は、その往復角運動の過程に、前記可撓性伝動軸(22)が前記操作桿(8)の軸線(X)に沿って直線状に延びた状態となるように前記被操作体(10)を支持する第一のリンク姿勢(L1)を有している、請求項1に記載の角度可変伝動操作桿装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、角度可変伝動操作桿装置に関するものであり、詳しくは、例えば、動力刈払機等、操作桿側で可撓性伝動軸の一端部側を軸線方向に相対移動せしめるように操作することにより、前記可撓性伝動軸の他端部側を回動自在に支持する被操作体の前記操作桿に対する角度を変更せしめることができる、角度可変伝動操作桿装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 動力刈払機の一種として、操作桿内に回動自在に挿通した伝動軸を軸線方向に相対移動せしめるように操作することにより、前記操作桿によって操作される作業部材としての刈刃の作業姿勢(操作桿に対する角度)を変更自在とせしめたものが知られている(特許文献1、2等)。 【0003】 前記の如き刈払機においては、前記特許文献1及び2にも記載されているように、従来、前記操作桿と、前記刈刃を支持する被操作体としての刈刃支持ブラケットと、の間を可撓性伝動軸で連結し、前記操作桿の先端部に斜め下方へ延びる刈刃支持杆を設け、該刈刃支持杆の先端部に、前記刈刃支持ブラケットを枢支軸で揺動可能に連結していた。そして、前記操作桿側で前記可撓性伝動軸を軸線方向に移動操作することにより、前記枢支軸を中心として前記刈刃支持ブラケットが揺動せしめられ、これにより、前記刈刃の作業姿勢が変更せしめられるようになっていた。 【特許文献1】実公昭54−3076号公報 【特許文献2】実用新案登録第2549962号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、前記従来の構成では、前記刈刃支持ブラケットが一本の前記枢支軸のみで前記刈刃支持杆に支持されていたので、前記可撓性伝動軸が高速回転せしめられると、前記刈刃支持ブラケットが前記枢支軸の回りで激しく振動する場合があった。 【0005】 また、前記刈刃支持ブラケットの振動を防止するために、前記可撓性伝動軸として剛性の高いものを採用すると、前記刈刃の作業姿勢変更操作がしにくくなる等の問題もあった。 【0006】 さらに、前記従来の構成では、前記刈刃支持杆が前記操作桿の先端部から斜めに延びているので、前記枢支軸の位置が、必然的に前記操作桿の軸線から外方へずれている。このため、前記可撓性伝動軸は当初から曲がった状態であり、その曲がり具合をさらに大きくすることで前記刈刃支持ブラケットの姿勢が変更されることになるので、前記可撓性伝動軸に大きな負荷が掛り、破損しやすくなる等の問題もあった。 【0007】 本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、可撓性伝動軸が高速回転しても被操作体が激しく振動することのない、角度可変伝動操作桿装置を提供しようとするものである。 【0008】 また、本発明は、前記可撓性伝動軸への負荷を可及的に低減し得る角度可変伝動操作桿装置を提供しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0009】 前記課題を解決するため、本発明に係る角度可変伝動操作桿装置は、可撓性伝動軸と、該可撓性伝動軸の一端部側を回転自在且つ軸線方向に移動操作自在に支持する操作桿と、前記可撓性伝動軸の他端部側を回転自在に支持する被操作体と、前記操作桿側が固定リンクとなるととともに前記被操作体側がクランクとなるように前記操作桿と前記被操作体との間に架設された四節リンク機構と、を備えたことを特徴としている(請求項1)。 【0010】 前記構成において、前記操作桿側において、前記可撓性伝動軸の前記一端部側を軸線方向へ移動せしめるように操作すると、前記可撓性伝動軸を介して前記被操作体に押し引き力が伝達される。これにより、前記四節リンク機構が、前記操作桿側を固定リンク、前記被操作体側をクランクとして往復角運動を行い、前記操作桿に対する前記被操作体の角度が変更される。本発明によれば、前記操作桿と前記被操作体との間に前記四節リンク機構が架設されているので、前記操作桿上における前記被操作体の支持安定性が良好となる。したがって、前記操作桿側から前記被操作体側へと前記可撓性伝動軸を介して回転駆動力が伝達される場合に、前記被操作体が激しく振動することが防止される。 【0011】 好適な実施の一形態として、前記四節リンク機構は、その往復角運動の過程に、前記可撓性伝動軸が前記操作桿の軸線に沿って直線状に延びた状態となるように前記被操作体を支持する第一のリンク姿勢を有しているものとすることもできる(請求項2)。このようにすれば、前記四節リンク機構が所定角度範囲で往復角運動を行う場合の前記可撓性伝動軸の最大屈曲度合いを小さくすることができるので、該可撓性伝動軸への負荷が軽減されて、好適である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。 【0013】 図1は、本発明の一実施の形態に係る角度可変伝動操作桿装置を含む作業機としての携帯式動力刈払機の全体斜視図、図2は、図1の要部の一部破断側面図、図3は、図2のIII−III矢視断面図、図4は、図2のものの作業姿勢の変更状態を示す一部破断側面図である。 【0014】 図1に示すように、携帯式動力刈払機1は、動力源部2と、該動力源部2と作動上連結された、本実施の形態に係る角度可変伝動操作桿装置3と、を備えている。前記動力源部2は、持ち運びに便利な形式、例えば、背負い式のものとされている。具体的には、前記動力源部2は、背当て4及び左右一対の背負いバンド5,5を有する背負架台6を備え、該背負架台6上に、動力源としての小型空冷二サイクル内燃エンジン7が搭載されている。 【0015】 他の実施の形態として、前記動力源部2は、前記角度可変伝動操作桿装置3と一体化して吊り下げ用ベルト等による肩掛け保持式のものとすることもできる。また、動力源としては、前記内燃エンジン7に代えて、電動モータを採用することもできる。 【0016】 一方、前記角度可変伝動操作桿装置3は、前後方向に真っ直ぐに延びた所定長さの操作桿8と、該操作桿8の操作によって位置制御可能な作業部材としての回転式の刈刃9と、を備えている。該刈刃9は、前記操作桿8によって操作される被操作体としての刈刃支持ユニット10に回転自在に支持され、前記内燃エンジン7と駆動上連結されている。 【0017】 前記操作桿8には、前後一対のハンドル11,12がそれぞれ左右逆方向へ延び出すように取着されている。また、前記後ハンドル12の近くには、前記内燃エンジン7の出力を制御するためのスロットルレバー13が配設されている。作業者は、前記前後一対のハンドル11,12をそれぞれの手で握って前記スロットルレバー13を操作し、前記操作桿8で前記刈刃9を左右に揺動させながら、草刈作業を行うことができる。前記刈刃支持ユニット10に固着された刈刃カバー14が前記刈刃9の後方を覆うことにより、前記操作桿8を保持した作業者側へ向けての刈草や小石等の飛散が防止される。 【0018】 前記内燃エンジン7から前記刈刃9への回転駆動力の伝達系は、前記内燃エンジン7と前記操作桿8の後端部8rとの間に配設された第一の可撓性伝動ユニット(フレキシブルシャフト)15と、該第一の可撓性伝動ユニット15と作動上連結されるとともに筒状の前記操作桿8の内部に挿通されて回動自在に支持された剛性主伝動軸16と、該主伝動軸16と作動上連結されるとともに前記操作桿8の前端部8fと前記刈刃支持ユニット10との間に配設された第二の可撓性伝動ユニット17と、前記刈刃支持ユニット10の内部で前記第二の可撓性伝動ユニット17と前記刈刃9とを駆動上連結する傘歯車伝動装置18と、を備えている。 【0019】 前記第一の可撓性伝動ユニット15は、第一の可撓性チューブ19と、該第一の可撓性チューブ19内に挿通されて回転自在に支持された第一の可撓性伝動軸20と、を備えている。同じく、前記第二の可撓性伝動ユニット17は、第二の可撓性チューブ21と、該第二の可撓性チューブ21内に挿通されて回転自在に支持された第二の可撓性伝動軸22と、を備えている。前記第二の可撓性伝動ユニット17により、前記操作桿8に対する前記刈刃支持ユニット10の角度変更が可能となり、これにより、前記操作桿8に対する前記刈刃9の作業姿勢が変更可能となる。 【0020】 次に、図2〜図4を参照して、前記角度可変伝動操作桿装置3の要部について説明する。既に述べたように、前記操作桿8の前記前端部8fと前記刈刃支持ユニット10との間には、前記第二の可撓性伝動ユニット17が配設されている。具体的には、図2に示すように、前記第二の可撓性伝動ユニット17を構成する前記第二の可撓性チューブ21の一端部である後端部21rは、前記操作桿8の前記前端部8f内において、軸線X方向に所定量Sだけ移動操作自在、且つ、回り止め26により回動不能に保持されている。また、前記第二の可撓性伝動チューブ21とともに前記第二の可撓性伝動ユニット17を構成する前記第二の可撓性伝動軸22の一端部である後端部22rは、前記操作桿8の前記前端部8f内で前記主伝動軸16の前端部16fと連結されている。 【0021】 前記操作桿8は軸線X方向に伸縮自在に構成されていて、作業者が該操作桿8を伸縮操作することにより、前記第二の可撓性伝動ユニット17の前記後端部22rを、前記操作桿8の前記前端部8f内で軸線X方向に移動せしめることができるようになっている。すなわち、前記操作桿8は、相対伸縮自在に嵌合せしめられた外筒部材(第一部材)23と内筒部材(第二部材)24とから構成されている。前記操作桿8の後半部を構成する前記外筒部材23には、前記後ハンドル12が取着され、前記操作桿8の前半部を構成する前記内筒部材24には、前記前ハンドル11が取着されている。前記主伝動軸16は、前記外筒部材23内において、回転自在かつ軸線X方向に移動不能に支持されている。一方、前記内筒部材24内において、前記主伝動軸16は、相互間に適当間隔をおいて配設された軸受25によって、回転自在且つ軸線X方向に相対移動可能に支持されている。 【0022】 前記構成において、作業者が前記前後一対のハンドル11,12をそれぞれの手で握って、前記外筒部材23から前記内筒部材24を相対的に前方へ押し出すようにして前記操作桿8を伸長せしめると、前記主伝動軸16の全長は一定であることから、該主伝動軸16に連結された前記第二の可撓性伝動ユニット17の前記後端部22rが、前記操作桿8の伸長量に対応する量だけ、前記操作桿8の前記前端部8f内で相対的に後方へと引き込まれる。逆に、作業者が、前記外筒部材23内へ前記内筒部材24を収納するように前記操作桿8を収縮せしめると、前記第二の可撓性伝動ユニット17の前記後端部22rが、前記操作桿8の収縮量に対応する量だけ、前記操作桿8の前記前端部8f内で相対的に前方へと押し出されることになる。 【0023】 前記操作桿8には、前記外筒部材23に対する前記内筒部材24の軸線X方向の位置を固定するための解除操作自在な固定手段が設けられている。本実施の形態では、該固定手段として、前記外筒部材23を径方向に貫通するねじ穴27を設け、該ねじ穴27に螺合するねじ軸部28を前記後ハンドル12に設けている。このため、該後ハンドル12を回して前記ねじ軸部28を締め付け方向に回転させると、該ねじ軸部28の先端が前記内筒部材24の外表面に突き当たり、該内筒部材24の軸線X方向の移動が規制される。前記後ハンドル12を逆方向に回して前記ねじ軸部28を緩め方向に回転させれば、該ねじ軸部28が前記内筒部材24の外表面から離れるので、前記操作桿8の伸縮操作が可能となる。 【0024】 一方、前記第二の可撓性チューブ21の前端部21fは、前記刈刃支持ユニット10の後部に形成された筒状の可撓性伝動ユニット受入部29に挿通されて締め付け固定されている。また、前記第二の可撓性伝動軸22の前端部22fは、前記刈刃支持ユニット10内で回転自在に支持された状態で該刈刃支持ユニット10の軸線Y(図2に示す自然状態においては、軸線Xの延長線)に沿って前方へ真っ直ぐに延び、前記刈刃支持ユニット10の前部に形成されたギアケース30内の前記傘歯車伝動装置18を介して、前記刈刃9を支持する刈刃駆動軸31に作動上連結されている。本実施の形態では、前記刈刃支持ユニット10において、前記操作桿8を作業者が自然に立って把持した時に前記刈刃9がほぼ水平になるように、前記刈刃9の回転面と前記可撓性伝動ユニット受入部29の軸線Yとの間の角度αが30度に設定されている。 【0025】 前記操作桿8の前記前端部8fと、前記刈刃支持ユニット10と、の間には、前記操作桿8側が固定リンク32となるととともに前記刈刃支持ユニット10側がクランク33となるように、四節リンク機構34が架設されている。該四節リンク機構34は、前記操作桿8の伸縮操作に対応して所定の往復角運動を行い、後で図4を参照して述べるように、前記刈刃9を第一の作業姿勢P1と第二の作業姿勢P2との間で前記刈刃支持ユニット10を姿勢変更せしめるように作用する。 【0026】 前記操作桿8の前記前端部8fには、前方斜め下向きに延びるリンク支持杆35が固着されている。該リンク支持杆35の前端部は前記固定リンク32とされている。該固定リンク32の下端部32aには、第一のレバー部材36の下端部36aが第一の水平枢支軸37で相対回動自在に連結されている。前記第一のレバー部材36の上端部36bは、前記可撓性伝動ユニット受入部29の下部に形成された、前記クランク33の下端部となる下向きブラケット33aに、第二の水平枢支軸38で相対回動自在に連結されている。 【0027】 また、図2に加えて図3を参照すると明らかなように、前記第一のレバー部材36の左右両側には、左右一対の第二のレバー部材39,39が配設されている。該各第二のレバー部材39,39のそれぞれの下端部39aは、前記固定リンク32の左右一対の上端部32b,32bのそれぞれに、第三の水平枢支軸40で相対回動自在に連結されている。一方、前記各第二のレバー部材39,39のそれぞれの上端部39bは、前記可撓性伝動ユニット受入部29の上部に形成された、前記クランク33の上端部となる左右一対の上向き突出部33b,33bのそれぞれに、第四の水平枢支軸41で相対回動自在に連結されている。図3に示すように、該第四の水平枢支軸41は、前記可撓性伝動ユニット受入部29で前記第二の可撓性伝動ユニット17の前記可撓性チューブ21の前記前端部21fを締め付け固定するための締め付け固定部材も兼ねている。 【0028】 図2に示すように、前記四節リンク機構34は、その往復角運動の過程に、前記第二の可撓性伝動ユニット17が、その弾性復元力で前記操作桿8の軸線Xに沿って直線状に延びた前記自然状態となるように、前記刈刃支持ユニット10を支持する第一のリンク姿勢L1を有していることが望ましい。具体的には、図4に示すように、例えば、前記四節リンク機構34は、前記第一のリンク姿勢L1と、前記第二の可撓性伝動ユニット17が前記操作桿8の前記前端部8fから下方へ屈曲して延びた状態となるように前記刈刃支持ユニット10を支持する第二のリンク姿勢L2と、の間を往復角運動するようにせしめる。 【0029】 前記構成において、前記操作桿8の伸縮操作により、該操作桿8の前記前端部8f内で前記第二の可撓性伝動ユニット17の前記後端部22rに軸線X方向への相対的な押し引き力が付与されると、前記第二の可撓性伝動ユニット17を介して、前記四節リンク機構34が、前記第一のリンク姿勢L1と前記第二のリンク姿勢L2との間で往復角運度をするように駆動される。これにより、前記操作桿8に対する前記刈刃支持ユニット10の角度が、前記四節リンク機構34の動作にしたがった所定の態様で変更せしめられる。このため、作業者は、草刈現場の地形の変化に応じて、前記操作桿8に対する前記刈刃9の角度を、作業し易い適切な大きさに変更しながら、草刈作業を行うことができる。 【0030】 本実施の形態では、前記操作桿8を最大限伸長させたとき(前記第二の可撓性伝動ユニット17が前記操作桿8の前記前端部8f内に相対的に最大限引き込まれたとき)に、前記操作桿8、前記可撓性伝動ユニット17及び前記刈刃支持ユニット10のすべてが一直線上に位置(軸線Xと軸線Yが一致)し、前記四節リンク機構34が、図4に仮想線で示した前記第一のリンク姿勢L1となり、前記刈刃9が、図4に仮想線で示した前記第一の作業姿勢P1となる。また、前記操作桿8を最大限収縮させたとき(前記第二の可撓性伝動ユニット17が前記操作桿8の前記前端部8f内で相対的に最大限前方へと押し出されたとき)に、前記第二の可撓性伝動ユニット17の屈曲により、前記四節リンク機構34が、図4に実線で示した前記第二のリンク姿勢L2となり、前記刈刃支持ユニット10が、前記操作桿8に対して下方へ40度程度傾いた状態となり、前記刈刃9が、図4に実線で示した前記第二の作業姿勢P2となる。 【0031】 本実施の形態に係る前記角度可変伝動操作桿装置3によれば、前記操作桿8上で前記四節リンク機構34を介して前記刈刃支持ユニット10が支持されているので、該刈刃支持ユニット10の支持安定性が良好となる。このため、前記第二の可撓性伝動ユニット17が屈曲した状態で前記主伝動軸16が高速回転した場合でも、前記刈刃支持ユニット10が激しく振動等することがなく、草刈作業を行い易い。 【0032】 また、前記四節リンク機構34で前記刈刃支持ユニット10の振動が防止されるため、従来のもののように、前記第二の可撓性伝動ユニット17自体に大きな剛性を持たせる必要がない。よって、前記第二の可撓性伝動ユニット17として、軽量且つ柔軟性の良好なものを採用することができるので、前記操作桿8の伸縮操作がし易くなるほか、前記角度可変伝動操作桿装置3の軽量化にも貢献できる。 【0033】 さらに、前記四節リンク機構34を採用したことにより、前記第二の可撓性伝動ユニット17が前記操作桿8の軸線Xに沿って直線状に延び出した状態(図2の自然状態)を通常使用状態として、該通常使用状態から、図4に実線で示した状態まで前記刈刃支持ユニット10の角度変更操作を無理なく行うことができるので、前記第二の可撓性伝動ユニット17の最大屈曲度合いを小さく抑えることが可能となる。これにより、該第二の可撓性伝動ユニット17に余計な負荷が掛らず、その寿命も延びる等の効果もある。 【0034】 さらにまた、前記第二の可撓性伝動ユニット17の長さも短くて済むので、前記角度可変伝動操作桿装置3の軽量化に一層貢献できる等の利点もある。 【図面の簡単な説明】 【0035】 【図1】本発明の一実施の形態に係る角度可変伝動操作桿装置を含む作業機としての携帯式動力刈払機の全体斜視図である。 【図2】図1の要部の一部破断側面図である。 【図3】図2のIII−III矢視断面図である。 【図4】図2のものの作業姿勢の変更状態を示す一部破断側面図である。 【符号の説明】 【0036】 8 操作桿 10 被操作体(刈刃支持ユニット) 22 可撓性伝動軸 22r 一端部(後端部) 22f 他端部(前端部) 32 固定リンク 33 クランク 34 四節リンク機構 L1 第一のリンク姿勢 X 操作桿の軸線
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| 【出願人】 |
【識別番号】000141990 【氏名又は名称】株式会社共立
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| 【出願日】 |
平成16年7月2日(2004.7.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067677 【弁理士】 【氏名又は名称】山本 彰司
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| 【公開番号】 |
特開2006−14677(P2006−14677A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月19日(2006.1.19) |
| 【出願番号】 |
特願2004−196743(P2004−196743) |
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