| 【発明の名称】 |
自脱型コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】大野 隆行 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】山本 裕明 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】上田 末蔵 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】安田 和男 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
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| 【要約】 |
【課題】穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインにおいて、長稈の収穫においても縦搬送装置での刈取り穀稈の搬送を円滑良好に行うことができるようにする。
【解決手段】株元挟持搬送機構15における挟持搬送チェーン15aの搬送径路に対向して配備される挟持レール15bを、縦搬送装置11の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構16から延出された逆U形支持杆17の遊端部に支持するとともに、この逆U形支持杆17の上部17aを機体前方側に屈曲してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインにおいて、 前記株元挟持搬送機構における挟持搬送チェーンの搬送径路に対向して配備される挟持レールを、縦搬送装置の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構から延出された逆U形支持杆の遊端部に支持するとともに、この逆U形支持杆の上部を機体前方側に屈曲してあることを特徴とする自脱型コンバイン。 【請求項2】 穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインにおいて、 前記株元挟持搬送機構における挟持搬送チェーンの搬送径路に対向して配備される挟持レールを、縦搬送装置の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構から延出された逆U形支持杆の遊端部に支持するとともに、この逆U形支持杆に、搬送される刈取り穀稈を後方に向けて強制的に係止搬送する回転搬送体を装備してあることを特徴とする自脱型コンバイン。 【請求項3】 前記回転搬送体を逆U形支持杆の縦向き部分における杆軸心を中心にして駆動回転可能に配備してあることを特徴とする請求項2記載の自脱型コンバイン。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインに関する。 【背景技術】 【0002】 一般に、上記構成の自脱型コンバインにおいては、上記した縦搬送装置を上下揺動調節することで、フィードチェーンに対する穀稈挟持位置を稈長方向に変更して脱穀装置への穀稈挿入長さ、いわゆる、扱き深さを変更調節する機能が備えられており、刈取り条数の少ない小型機種では前記縦搬送装置を後部支点を中心に上下揺動させる構造が採用されている。そして、縦搬送装置を構成する株元挟持搬送機構においては、挟持搬送チェーンの搬送径路に対向して配備される挟持レールを、縦搬送装置の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構から延出された逆U形支持杆の遊端部に支持するよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 【特許文献1】特開平10−201342号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上記扱き深さ調節機能を備えた自脱型コンバインでは、稈長が長いほど縦搬送装置を後部支点周りに大きく上昇調節(浅扱き調節)し、また、長稈を収穫する際には、刈取り穀稈を短くするために刈取り部全体を上昇させて高刈りすることもある。 【0005】 しかし、特に稈長の長い(例えば160〜170cm)長稈の場合には、上記調整を行っても縦搬送装置から上方への穀稈突出長さは未だ相当長いものとなり、この刈取り穀稈の穂先部が逆U形支持杆をくぐり抜ける際に逆U形支持杆の上端部に強く接触し、脱粒が発生したり、逆U形支持杆との接触による搬送抵抗で搬送穀稈の搬送姿勢が乱れやすくなる。また、刈取り穀稈の穂先側に搬送抵抗がかかって穂先遅れ姿勢で搬送されると、脱穀フィードチェーンに受け渡された穀稈は脱穀装置の扱室に株元先行姿勢で挿入されることになり、扱胴の扱歯が穀稈の株元側部位から先行して打ち込まれることで穂切れや穀稈の引き込みが発生しやすくなる。 【0006】 この場合、逆U形支持杆を大きく上方に延長して穀稈の穂先側が逆U形支持杆をくぐり抜けやすくすることで上記不具合を軽減することが可能となるのであるが、逆U形支持杆を大きく上方に延長すると、縦搬送装置を上昇調節した状態で、刈取り部を上昇した場合に、逆U形支持杆の上端が後方上方に移動して脱穀装置の前部やその周辺の構造物に過剰に接近することになり、刈取り部の上昇限界が低くなったり、縦搬送装置の上昇方向(浅扱き方向)への調節限界に制約が加えられることになる。 【0007】 本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、長稈の収穫においても縦搬送装置での刈取り穀稈の搬送を円滑良好に行うことができるようにすることを主たる目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0008】 第1の発明は、穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインにおいて、 株元挟持搬送機構における挟持搬送チェーンの搬送径路に対向して配備される挟持レールを、縦搬送装置の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構から延出された逆U形支持杆の遊端部に支持するとともに、逆U形支持杆の上部を機体前方側に屈曲してあることを特徴とする。 【0009】 上記構成によると、縦搬送装置の穀稈搬送通路は後ろ上がり傾斜しているので、逆U形支持杆の上部を機体前方側に屈曲することで、刈取り穀稈の穂先部が接触しにくい高さの穀稈搬送通路を確保しながら逆U形支持杆の上端位置を低くすることができる。 【0010】 従って、第1の発明によると、縦搬送装置を上昇調節した状態で、刈取り部を上昇した場合でも、逆U形支持杆の上端が後方上方に移動して脱穀装置の前部やその周辺の構造物に過剰に接近することがなくなり、刈取り部の上昇限界を高く設定することができるとともに、縦搬送装置の上昇方向(浅扱き方向)への調節限度を高く設定することが可能となり、長稈の収穫にも十分対応することができる。 【0011】 第2の発明は、穂先係止搬送機構と株元挟持搬送機構とからなる縦搬送装置によって後方上方に搬送した刈取り穀稈を横倒れ姿勢にして脱穀装置のフィードチェーンに受け渡すよう構成した自脱型コンバインにおいて、 株元挟持搬送機構における挟持搬送チェーンの搬送径路に対向して配備される挟持レールを、縦搬送装置の穀稈搬送通路を上方に迂回して穂先係止搬送機構から延出された逆U形支持杆の遊端部に支持するとともに、逆U形支持杆に、搬送される刈取り穀稈を後方に向けて強制的に係止搬送する回転搬送体を装備してあることを特徴とする。 【0012】 上記構成によると、刈取り穀稈が逆U形支持杆をくぐり抜ける際に、回転搬送体による強制搬送作用を受け、刈取り穀稈に逆U形支持杆との接触による搬送抵抗がかかったとしても、滞留することなく逆U形支持杆をくぐり抜けてゆく。 【0013】 従って、第2の発明によると、長稈の収穫においても、刈取り穀稈を穂先遅れのない適正な姿勢で搬送して脱穀フィードチェーンに供給することができ、穂切れや引き抜きの無い良好な脱穀処理を行うことができる。 【0014】 第3の発明は、第2の発明において、 回転搬送体を逆U形支持杆の縦向き部分における杆軸心を中心にして駆動回転可能に配備してあることを特徴とする。 【0015】 上記構成によると、逆U形支持杆を回転搬送体の支持フレームとして利用でき、第2の発明の上記効果をもたらすとともに、構造の簡素化を図る上で有効となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 図1に、本発明に係る自脱型コンバインが示されている。この自脱型コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2の前部に2条刈り仕様の刈取り部3が昇降自在に連結されるとともに、走行機体2に運転部4、脱穀装置5、および、穀粒回収タンク6、等が搭載された構造となっている。 【0017】 刈取り部3には、植立穀稈を所定の刈取り姿勢に引起す左右一対の引起し装置7、引起した植立穀稈を切断するバリカン型の刈取り装置8、刈取り穀稈を後方に軽く掻き込む左右一対の補助搬送ベルト9、刈取り穀稈の株元を掻き込み合流す左右一対の回転パッカ10、刈取り穀稈を後方上方に向けて搬送する縦搬送装置11等を備えて構成されており、刈取り部3全体が後部の支点pを中心にして油圧シリンダ12で上下揺動されるようになっている。 【0018】 縦搬送装置11は、株元挟持搬送機構15と穂先係止搬送機構16とから構成されており、縦搬送装置11全体を前記支点pを中心に手動で上下揺動することで、搬送される刈取り穀稈の挟持位置を変更して、脱穀装置5に備えられたフィードチェーン13への受け渡し位置を稈長方向に変更調節する扱き深さ調節機能が備えられている。 【0019】 図2,3に示すように、縦搬送装置11を構成する株元挟持搬送機構15は、横回し駆動される挟持搬送チェーン15aとこれに対向配備された挟持レール15bからなり、穂先係止搬送機構16は、起伏自在な搬送爪16aを備えて横回し駆動される搬送チェーン16bと爪先端軌跡に沿って配備された搬送ガイド杆16cとから構成されている。穂先係止搬送機構16からは、縦搬送装置11の穀稈搬送通路を上方に迂回する逆U形支持杆17が延出され、この逆U形支持杆17の遊端部に備えられたレール台18に前記挟持レール15bが弾性後退変位可能に支持されるとともに前記搬送ガイド杆16cが連結固定されている。 【0020】 ここで、逆U形支持杆17は、その上半部17aが機体前方側に屈曲されて引起し装置7の上方に位置している。所定高さの穂先通過高さを確保するのに、単に逆U形支持杆17を直線的に上方に延出する場合(図5中の仮想線参照)に比べて、逆U形支持杆17の高さが低く構成されている。 【0021】 穂先係止搬送機構16の上方には、運転部4側に凭れかかる搬送穀稈の穂先側を受止める凭れ案内板19が配備されるとともに、穂先係止搬送機構16と株元挟持搬送機構15との間には、搬送穀稈の入り込みを阻止するカバー板20が配備され、かつ、このカバー板20の後部に、樹脂シートからなる供給ガイド21の前端部が連結支持されている。この供給ガイド21は、脱穀装置前面の穀稈供給口22の下辺から前方に向けて突設された入口プレート23の上に重なるよう配備されており、縦搬送装置11の終端において横倒れ姿勢になった搬送穀稈の穂先側が供給ガイド21に受止め案内されながら穀稈供給口22に落ち込み案内されてゆくようになっている。ここで、供給ガイド21の前端取付け位置が従来よりも前方に設定されており、これによって、長稈の収穫時に、高刈りのために刈取り部3が上昇され、また、縦搬送装置11が上方(浅扱き方向に)に揺動された際にも、供給ガイド21の前部が高く持上げられることで、供給ガイド21が前後中間で折り曲げられて、ここに脱粒した穀粒が溜まったり、穀稈搬送が停滞するようなことが回避されている。 【0022】 [発明の実施の第1別形態] 図6に、縦搬送装置11の他の実施例が示されている。この例の縦搬送装置11は、基本的には[発明を実施するための最良の形態]と変わるところはなく、株元挟持搬送機構15と穂先係止搬送機構16とから構成されており、縦搬送装置11全体を後支点を中心に手動で上下揺動することで、搬送される刈取り穀稈の挟持位置を変更して、フィードチェーン13への受け渡し位置を稈長方向に変更調節する扱き深さ調節機能が備えられている。また、穂先係止搬送機構16からは、縦搬送装置11の穀稈搬送通路を上方に迂回する逆U形支持杆17が延出され、この逆U形支持杆17の遊端部に備えられたレール台18に前記挟持レール15bが弾性後退変位可能に支持されるとともに搬送ガイド杆16cが連結固定され、かつ、逆U形支持杆17の上半部が機体前方側に屈曲されている。 【0023】 逆U形支持杆17の運転部4側の縦向き部分に、複数の搬送爪24aを湾曲放射状に突設した回転搬送体24が杆軸心を中心にして回転可能に装着されている。回転搬送体24は穂先係止搬送機構16に連動連結されて駆動回転されるようになっており、逆U形支持杆17をくぐり抜けようとする穀稈の穂先側を搬送径路の内側、つまり凭れ込み側から受止めて強制的に後方に送り出すことで、穂先遅れのない搬送を行うよう構成されている。これによると、搬送穀稈が凭れ案内板19から浮き上げられるように共生搬送され、凭れ案内板19との摺接抵抗の少ない状態で搬送される。 【0024】 この場合、回転搬送体24を電動モータで独立駆動することで、縦搬送装置11の作動速度に関係なく所望の速度で回転搬送体24による係止搬送を行うことができる。 回転搬送体24を、逆U形支持杆17の遊端側の縦向き部分に装備して、穀稈を搬送径路の外側から強制係止して搬送するように構成することもできる。 回転搬送体24の搬送爪24aを弾性変形可能に構成すると、巻き込みのない円滑な係止搬送を行うことができる。 【0025】 [発明の実施の第2別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]において、次のように構成してもよい。 前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]及び図1〜図6は、一般に海外用の自脱型コンバインを示している。図7に示すように、クローラ走行装置1において、走行機体2の機体フレーム2aとトラックフレーム26とに亘って連結される連結部材27が、背の高いものに構成されて、走行機体2の機体フレーム2aが地面から比較的高い位置に位置するように設定されており、ハイクリアランス仕様のクローラ走行装置1となっている。 【0026】 図7,8,9に示すように、走行機体2の機体フレーム2aに亘って横フレーム28が連結されており、横フレーム28に右及び左の支持フレーム29が連結され、右及び左の支持フレーム29の上端部に亘って支持フレーム30が溶接によって連結されている。図8,9,10に示すように、右及び左の支点ブラケット31がボルト32により支持フレーム30の右及び左側部の上部に連結されており、横向きの刈取入力軸33が右及び左の支点ブラケット31に回転自在に支持されている。 この場合、右及び左の支持フレーム29は日本国内用の自脱型コンバインに使用される右及び左の支持フレーム29と共用であり、図7,8,9に示すように支持フレーム30を使用することにより、日本国内用の自脱型コンバインに比べて、刈取入力軸33が右及び左の支持フレーム29に対して前方及び上方に移動している。 【0027】 図7,8,9に示すように、中央ケース25が3個のベアリング38を介して刈取入力軸33に相対回転自在に外嵌され、中央ケース25に連結された主フレーム34が斜め前方下方に延出されており、主フレーム34に刈取り部3の全体が支持されている。図8,9,10に示すように、中央ケース25の左の端部に、平板状の支持部材37が相対回転自在に外嵌されており、支持フレーム30の中央付近に連結されたブラケット30aに、支持部材37がボルト49により連結されている。 【0028】 図7に示すように、右及び左の支持フレーム29の間において横フレーム28に単動型の油圧シリンダ12が接続され、主フレーム34に油圧シリンダ12が接続されて、油圧シリンダ12により刈取り部3(主フレーム34)を刈取駆動軸33(支点p)周りに昇降駆動可能である。走行機体2の機体フレーム2aの前端にストッパー39が備えられており、主フレーム34がストッパー39に接当することによって、刈取り部3(主フレーム34)の下限位置が設定される。 【0029】 図7に示すように、主フレーム34からフレーム35が前方に延出され、フレーム35の前端にデバイダ36が連結されている。この場合、前述のようにクローラ走行装置1がハイクリアランス仕様である点、及び支持フレーム30が使用されている点により、刈取り部3(主フレーム34)を下限位置に下降させると(主フレーム34がストッパー39に接当する状態)、デバイダ36の先端が地面に接する状態となり、地面に対してフレーム35及びデバイダ36が少し斜め前方下向きとなり、刈取り装置8が地面から少し高い位置となる。刈取り部3(主フレーム34)を上限位置まで上昇させた状態において、地面に対してフレーム35及びデバイダ36が少し斜め前方上向きとなり、日本国内用の自脱型コンバインに比べて、刈取り部3と運転部4及び脱穀装置5等との干渉を避けながらデバイダ36の先端の地面からの高さが高いものとなる。これにより、高刈りが行い易くなる。 【0030】 図7,8,9に示すように、右及び左の支持フレーム29に亘って支持フレーム30が溶接によって連結されている点、中央ケース25及び刈取入力軸33が右及び左の支点ブラケット31、支持部材37の3点で支持されている点により、中央ケース25及び刈取入力軸33が充分な強度で支持されている。これにより、例えば前進しながらの刈取作業中にデバイダ36が地面の凸部に突入して、中央ケース25及び刈取入力軸33に対して後向きに大きな負荷が掛かっても、中央ケース25及び刈取入力軸33は充分に耐えることができる。 【0031】 図8及び図9に示すように、主フレーム34の基部に受け部材34aが固定されて、支持部材37の左の外側に主フレーム34の受け部材34aが位置している。これにより、刈取り部3(主フレーム34)を昇降駆動しても、支持部材37の左の外側に沿って主フレーム34の受け部材34aが円弧状に移動するのであり、刈取り部3(主フレーム34)がどの位置に昇降されても、支持部材37が中央ケース25の左の端部から左の外側に外れようとする状態が、主フレーム34の受け部材34aによって止められる。 【0032】 図7,8,9に示すように、刈取入力軸33の右の端部に入力プーリー33aが連結されており、エンジン(図示せず)の動力が刈取入力軸33の入力プーリー33aに伝達されている。刈取入力軸33の左の端部に伝動ケース40が相対回転自在に外嵌されて、刈取入力軸33の動力が、ベベルギヤ41,42及び伝動軸43を介して、縦搬送装置11(株元挟持搬送機構15及び穂先係止搬送機構16)に伝達される。中央ケース25に伝動軸44が回転自在に支持されており、刈取入力軸33の動力が、ベベルギヤ45,46及び伝動軸44を介して、引起し装置7及び刈取り装置8に伝達される。 【0033】 [発明の実施の第3別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、次のように構成してもよい。 図12に示すように、フレーム35の前端にデバイダ36がコイルバネ47を介して連結されている。これにより、デバイダ36の先端が地面に接する位置に刈取り部3(主フレーム34)を下降させた場合、例えば前進しながらの刈取作業中にデバイダ36が地面の凸部に当たっても、コイルバネ47が弾性変形して、デバイダ36が上方に逃げたり横側方に逃げたりするのであり、デバイダ36の破損が防止される。 【0034】 図12に示すように、刈取り部3(主フレーム34)を上昇させると、デバイダ36の自重によりコイルバネ47が弾性変形して、デバイダ36が少し斜め前方下向きとなる。これにより、刈取り部3(主フレーム34)を上昇させて高刈りを行う場合、長稈に対してデバイダ36が適切に分草機能を発揮する。刈取り部3(主フレーム34)を上昇させての路上走行等において、デバイダ36が壁等の障害物に当たっても、コイルバネ47が弾性変形してデバイダ36が逃げるので、デバイダ36の破損が防止される。 【0035】 [発明の実施の第4別形態] 前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、次のように構成してもよい。 図13及び図14に示すように、供給ガイド21が入口プレート23に重なるように乗せられている部分において、入口プレート23に前後方向に沿った長孔23aが開口されており、供給ガイド21に固定されたボルト48が入口プレート23の長孔23aに挿入されている。 【0036】 これにより、入口プレート23からの供給ガイド21の浮き上がりがボルト48によって防止される。刈取り部3(主フレーム34)の昇降により、入口プレート23に沿って供給ガイド21が前後方向に移動しても、ボルト48が入口プレート23の長孔23aに沿って移動することにより、供給ガイド21の前後方向の移動が許容される。 【図面の簡単な説明】 【0037】 【図1】自脱型コンバインの全体側面図 【図2】刈取り部の側面図 【図3】縦搬送装置の背面図 【図4】刈取り部の平面図 【図5】縦搬送装置の要部を示す側面図 【図6】発明の実施の第1別形態における縦搬送装置の背面図 【図7】発明の実施の第2別形態における自脱型コンバインの全体側面図 【図8】発明の実施の第2別形態における刈取駆動軸の付近の横断平面図 【図9】発明の実施の第2別形態における刈取駆動軸の付近の正面図 【図10】発明の実施の第2別形態における右及び左の支点ブラケットの付近の縦断側面図 【図11】発明の実施の第2別形態における支持部材の付近の縦断側面図 【図12】発明の実施の第3別形態におけるデバイダの付近の側面図 【図13】発明の実施の第4別形態における刈取り部の平面図 【図14】発明の実施の第4別形態における供給ガイド及び入口プレートの付近の縦断側面図 【符号の説明】 【0038】 5 脱穀装置 11 縦搬送装置 13 フィードチェーン 15 株元挟持搬送機構 15a 挟持搬送チェーン 15b 挟持レール 16 穂先係止搬送気候 17 逆U形支持杆 17a 逆U形支持杆の上部 24 回転搬送体
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
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| 【出願日】 |
平成17年5月25日(2005.5.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2006−6320(P2006−6320A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月12日(2006.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願2005−152475(P2005−152475) |
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