| 【発明の名称】 |
散布装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 智寛
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| 【要約】 |
【課題】堆肥等の散布物をタンク等へ移し替える作業を省略し、散布前の労力と手間を軽減して迅速に散布を開始できるようにする散布装置を提供する。
【解決手段】堆肥Pを吸引する吸引ホース2と、同吸引ホース2で吸引した堆肥Pと空気を旋回気流により分離するサイクロン3と、同サイクロン3で分離した空気を吸引して吐出するブロワー4と、前記サイクロン3で分離した堆肥Pを切り出すロータリーフィーダー5と、同ロータリーフィーダー5で切り出した堆肥Pを前記ブロワー4が吐出した空気で送り出す空気輸送管6と、同空気輸送管6で送られた堆肥Pを所望の場所に散布する散布ホース7とで構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 粉粒状又は細片状の散布物をその容器又は袋から吸引する吸引ホースを設け、同吸引ホースをサイクロンに接続し、同サイクロンで分離した空気を送気する送気管をブロワーの吸引口に接続し、同ブロワーの吐出口に吸引した空気を送気する空気輸送管を接続し、同空気輸送管の途中にサイクロンで分離した散布物をロータリーフィーダーを介して落下させるようにし、空気輸送管の先端に散布物を散布する散布器を設けた散布装置。 【請求項2】 送気管の途中にサイクロンで分離した空気に含まれる微細物を除去する集塵フィルターを設けた請求項1記載の散布装置。 【請求項3】 散布物がペレット状の堆肥である請求項1又は2記載の散布装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は粉粒状又は細片状の散布物の散布装置に関し、詳しくはペレット状に成形した堆肥の散布に有用な散布装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、堆肥等の有機肥料を散布する散布装置としては、架台に断面逆台錐形の有機肥料貯蔵用のタンクを設け、タンクのホッパー部底部にスクリュー押出機を取り付け、スクリュー押出機の終端近傍に排出口を開口し、排出口の出口側にロータリーバルブを設け、ロータリーバルブの下部に送気手段を備えたホースを接続してなる有機肥料散布装置が特許文献1で提案されている。 【0003】 ところで、上記散布装置は散布する前に有機肥料をタンクに貯蔵させる必要がある。有機肥料は通常袋詰めされており、袋からタンクに移し替える作業を人手あるいは大きなものは重機で行っている。袋詰めされている有機肥料は相当の重量を有しており、袋詰めされた多数の有機肥料をタンクに移し替える作業は労力や手間を伴うものであり、また散布装置も大型化する等の問題があった。 【特許文献1】実用新案登録第3026088号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、散布物の移し替え作業を省略して散布前の作業を軽減できる小型の散布装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 かかる課題を解決した本発明の構成は、 1) 粉粒状又は細片状の散布物をその容器又は袋から吸引する吸引ホースを設け、同吸引ホースをサイクロンに接続し、同サイクロンで分離した空気を送気する送気管をブロワーの吸引口に接続し、同ブロワーの吐出口に吸引した空気を送気する空気輸送管を接続し、同空気輸送管の途中にサイクロンで分離した散布物をロータリーフィーダーを介して落下させるようにし、空気輸送管の先端に散布物を散布する散布器を設けた散布装置 2) 送気管の途中にサイクロンで分離した空気に含まれる微細物を除去する集塵フィルターを設けた前記1)記載の散布装置 3) 散布物がペレット状の堆肥である前記1)又は2)記載の散布装置 にある。 【発明の効果】 【0006】 本発明によれば、散布物が収容された袋に吸引ホースを直接入れてブロワーで吸引し、吸引した散布物を空気と分離しながら直に送り出すようにしたから、タンクを省略して散布物の移し替え作業を省略でき、全体の装置が小型化して運搬も容易となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 本発明では、サイクロンで分離した空気には分離し切れなかった微細な散布物やゴミ等の異物が含まれているから、集塵フィルターで除去してブロワーに吸引されるようにするのが望ましい。散布装置は台車等に載置して散布場所まで牽引して作業できるようにしてもよい。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。 【実施例1】 【0008】 図1に示す実施例は、ペレット状に形成した堆肥の散布用に本発明を適用した例である。図1は実施例の散布装置の説明図である。図中、1は散布装置、2は吸引ホース、3はサイクロン、4はブロワー、5はロータリーフィーダー、6は空気輸送管、7は散布ホース、8は集塵フィルター、9は送気管、10は堆肥袋、Pは堆肥である。 【0009】 本実施例の散布装置1は、図1に示すように堆肥Pが袋詰めされた堆肥袋10内に入れて堆肥Pを吸引する吸引ホース2を有し、同吸引ホース2の終端を吸引した堆肥Pと空気を旋回気流により分離するサイクロン3に接続し、同サイクロン3で分離した空気を空気の吸引と吐出を行うブロワー4に送る送気管9を接続し、同送気管9の途中に空気中の微細な堆肥Pやその他異物を集塵する集塵フィルター8を介装し、サイクロン3の下部に分離した堆肥Pを切り出すロータリーフィーダー5を取り付け、ブロワー4の吐出口に空気輸送管6を接続してロータリーフィーダー5で切り出された堆肥Pを吐出した空気で送るようにし、送られた堆肥Pを所望の場所に散布する散布ホース7をロータリーフィーダー5に接続している。 【0010】 本実施例では、開封した堆肥袋10内に吸引ホース2の先端を入れ、作業者は散布ホース7を持ち、ブロワー4とロータリーフィーダー5を作動させる。ブロワー4の吸引力で堆肥袋10内の堆肥Pが空気とともに吸引されてサイクロン3に送られ、サイクロン3内で生じた旋回気流により空気は上部に接続した送気管9に吸引され、堆肥Pはその自重で下方へ落下することで分離される。 【0011】 分離された空気は送気管9で集塵フィルター8に送られ、分離し切れなかった微細な堆肥やその他異物が集塵除去され、送気管9でブロワー4に吸引される。吸引された空気はブロワー4でそのまま空気輸送管6へ吐出され、サイクロン3内で分離して落下した堆肥Pがロータリーフィーダー5で切り出されて空気輸送管6の空気で散布ホース7に送られ、作業者は散布ホース7を散布場所に向けて堆肥Pを散布する。 【0012】 本実施例によれば、従来のタンクを省略し、堆肥袋10に吸引ホース2を入れて堆肥Pを直接吸引し、サイクロン3で気流分離しながら散布するようにしたから、堆肥Pをタンクへ移し替える労力や手間を省略又は軽減して、容易且つ迅速に散布作業を開始できるようになり、また装置も小型化されて運搬も容易となる。 【産業上の利用可能性】 【0013】 本発明の散布装置は、主としてペレット状に加工された堆肥の散布に有用であるが、その他サイクロンで分離可能な粒状物の散布にも応用できる。 【図面の簡単な説明】 【0014】 【図1】実施例の散布装置の説明図である。 【符号の説明】 【0015】 1 散布装置 2 吸引ホース 3 サイクロン 4 ブロワー 5 ロータリーフィーダー 6 空気輸送管 7 散布ホース 8 集塵フィルター 9 送気管 10 堆肥袋 P 堆肥
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| 【出願人】 |
【識別番号】596106744 【氏名又は名称】株式会社サンコー・テクノ
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| 【出願日】 |
平成17年3月3日(2005.3.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081824 【弁理士】 【氏名又は名称】戸島 省四郎
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| 【公開番号】 |
特開2006−238778(P2006−238778A) |
| 【公開日】 |
平成18年9月14日(2006.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願2005−58410(P2005−58410) |
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