| 【発明の名称】 |
肥料散布装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 弘 【住所又は居所】群馬県高崎市倉賀野町2454番地の3 株式会社マツモト内
【氏名】木暮 朋晃 【住所又は居所】群馬県高崎市倉賀野町2454番地の3 株式会社マツモト内
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| 【要約】 |
【課題】広範囲に肥料を散布することなく、所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる肥料散布装置を提供することを課題とする。
【解決手段】圃場を走行可能な走行体2に設けられた散布手段10によって、圃場に肥料を散布可能な肥料散布装置1であって、散布手段10は、肥料を貯留するためのホッパ11と、走行体2の両側から突出している散布シュート20,20とを備え、ホッパ11から各散布シュート20,20に供給された肥料が、各散布シュート20,20から走行体の両側の圃場に散布されるように構成されていることを特徴としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圃場を走行可能な走行体に設けられた散布手段によって、前記圃場に肥料を散布可能な肥料散布装置であって、 前記散布手段は、 前記肥料を貯留するためのホッパと、 前記走行体の両側から突出している散布シュートと、を備え、 前記ホッパから前記各散布シュートに供給された前記肥料が、前記各散布シュートから前記走行体の両側の前記圃場に散布されるように構成されていることを特徴とする肥料散布装置。 【請求項2】 前記ホッパには、前記ホッパの排出口から排出された前記肥料を前記各散布シュートに振り分ける傾斜面を備えた分配部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の肥料散布装置。 【請求項3】 前記各散布シュートは、前記走行体の幅方向に伸縮自在であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の肥料散布装置。 【請求項4】 前記各散布シュートは、前記走行体の側面に折り畳み可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の肥料散布装置。 【請求項5】 前記走行体には、前記走行体を操舵するためのハンドルが設けられており、前記ハンドルには、前記走行体を自立させるための可倒式スタンドが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の肥料散布装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、圃場に肥料を散布するための肥料散布装置に関する。 【背景技術】 【0002】 圃場に肥料を散布するための肥料散布装置としては、圃場の畝間を走行可能な走行体に肥料を貯留するためのホッパを設けるとともに、ホッパの排出口の直下にファンを設けた構成がある。この構成では、ホッパから排出された肥料をファンの風力によって走行体の両側に飛散させることにより、周囲の圃場に肥料を散布することができる(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開平7−203735号公報(段落0011、図1) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ここで、肥料の散布作業においては、作物の根元に対して的確に肥料が散布されていることが重要である。しかしながら、前記従来の肥料散布装置では、ファンの風力によって肥料を周辺の圃場に飛散させており、作物の根元に対して的確に肥料を散布することが困難であるとともに、余分な肥料を散布することになってしまうという問題がある。 【0004】 そこで、本発明では、前記した問題を解決し、広範囲に肥料を散布することなく、所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる肥料散布装置を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、圃場を走行可能な走行体に設けられた散布手段によって、圃場に肥料を散布可能な肥料散布装置であって、散布手段は、肥料を貯留するためのホッパと、走行体の両側から突出している散布シュートとを備え、ホッパから各散布シュートに供給された肥料が、各散布シュートから走行体の両側の圃場に散布されるように構成されていることを特徴としている。 【0006】 ここで、肥料とは、作物の生長を促進させるために圃場に散布されるものであり、本発明では、作物の病気を防止するための薬剤を含むものである。 【0007】 このように、本発明の肥料散布装置では、走行体の両側から散布シュートを突出させることにより、2連の畝に対して同時に肥料を散布することができ、さらに、ホッパから排出された肥料は、各散布シュートに案内されて走行体の外方に移動した後に、走行体の両側の圃場に散布されるため、作物の根元など所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる。 また、各散布シュートの外端部を散布領域の上方に配置することができ、散布時に風の影響が小さくなるため、屋外の作業であっても所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる。 【0008】 また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の肥料散布装置であって、ホッパには、ホッパの排出口から排出された肥料を各散布シュートに振り分ける傾斜面を備えた分配部材が設けられていることを特徴としている。 【0009】 このように、本発明の肥料散布装置では、ホッパの排出口から排出された肥料を、分配部材の傾斜面によって各散布シュートに振り分けることにより、肥料が各散布シュートの上面に対して鋭角に落下するため、各散布シュートの上面で肥料が跳ね上がって外部に飛散してしまうことを防止することができる。なお、この分配部材は、ホッパの排出口の直下近傍に設けることにより、分配部材上に落下した肥料を円滑に各散布シュートに振り分けることができる。 【0010】 また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の肥料散布装置であって、各散布シュートは、走行体の幅方向に伸縮自在であることを特徴としている。 【0011】 このように、本発明の肥料散布装置では、走行体の両側から突出している散布シュートを走行体の幅方向に伸縮させることにより、各散布シュートの外端部を畝の幅や作物の大きさに合わせて調整することができるため、各種の圃場における肥料の散布作業に対応することができる。 【0012】 また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の肥料散布装置であって、各散布シュートは、走行体の側面に折り畳み可能であることを特徴としている。 【0013】 このように、本発明の肥料散布装置では、走行体の両側に突出している散布シュートを、走行体の側面に折り畳むことにより、肥料の散布を停止して圃場を移動する際に、各散布シュートと作物との接触を防止することができる。 さらに、肥料散布装置を収納する際には、各散布シュートを走行体の側面に折り畳むことにより、肥料散布装置の収納スペースを小さくすることができる。 【0014】 また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の肥料散布装置であって、走行体には、走行体を操舵するためのハンドルが設けられており、ハンドルには、走行体を自立させるための可倒式スタンドが取り付けられていることを特徴としている。 【0015】 このように、本発明の肥料散布装置では、走行体を自立させるための可倒式スタンドをハンドルに取り付けることにより、作業員はハンドルを持った状態で可倒式スタンドを簡易に操作することができるため、肥料散布装置の走行開始および停止を円滑に行うことができる。 【発明の効果】 【0016】 このような肥料散布装置によれば、ホッパから排出された肥料は、走行体の両側から突出させた各散布シュートに案内されて走行体の外方に移動した後に、走行体の両側の圃場に散布されるため、広範囲に肥料を散布することなく、作物の根元など所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる。これにより、効率良くかつ確実に2連の畝に対して同時に肥料を散布することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の肥料散布装置を示した側面図である。図2は、本実施形態の肥料散布装置の平面図である。図3は、本実施形態の肥料散布装置における散布手段を示した背面図である。図4は、本実施形態の肥料散布装置における散布手段を示した図で、(a)は分配部材を示した側断面図、(b)は分配部材を示した正面断面図、(c)は散布シュートを折り畳んだ状態の正面図である。図5は、本実施形態の肥料散布装置における可倒式スタンドを示した図で、(a)は可倒式スタンドを直立させた状態の側面図、(b)は可倒式スタンドを前方に傾倒させた状態の側面図である。 なお、以下の説明において、前後方向とは、肥料散布装置の走行方向に対応しており、図1の右側が前方であり、図1の左側が後方となっている。 【0018】 [肥料散布装置] 本実施形態の肥料散布装置1は、図1、図2および図3に示すように、圃場の畝間を走行可能な走行体2に設けられた散布手段10によって、隣り合う2連の畝に粒状の肥料を散布するように構成されている。 【0019】 [走行体] 走行体2は、図1および図2に示すように、エンジン3と、エンジン3および散布手段10を支持しているフレーム体4aと、フレーム体4aを覆っているカバー部材4bと、畝間を走行するための駆動輪5および尾輪6とを備え、走行体2の上部前方に配置されたエンジン3を駆動力によって駆動するように構成されている。 【0020】 駆動輪5は、走行体2の下部前方に配置されており、スプロケットおよびチェーンからなる駆動機構(図示せず)を備え、この駆動機構を介してエンジン3の駆動力が駆動輪5に伝達されることにより、駆動輪5が回転するように構成されている。なお、エンジン3と駆動輪5とを連結する駆動機構の構成は限定されるものではなく、各種の既存の駆動機構を用いて駆動輪5を回転させることができる。 【0021】 尾輪6は、図3に示すように、走行体2の下部後方に配置されており、幅方向に所定間隔を空けて配置された2輪の従動輪6a,6aを備えている。この尾輪6の従動輪6a,6aは、駆動輪5よりも小径に形成されており、板状部材の尾輪ブラケット6bに回転自在な状態で取り付けられている。 また、尾輪ブラケット6bの上部に立設された支軸6cは、走行体2のフレーム体4aに設けられた管状の軸受部4cに挿入されており、軸受部4cの外面から支軸6cに取付ボルト6dを締め付けることにより、尾輪ブラケット6bがフレーム体4aに固定されている。そして、取付ボルト6dを緩めて支軸6cに対する軸受部4cの高さを調整することにより、走行体2の後部を昇降させることができる。 【0022】 また、図1および図2に示すように、走行体2を操舵するための2本のハンドル7,7が、幅方向に所定間隔を空けた状態で、フレーム体4aから走行体2の後方に向けて延設されており、このハンドル7,7に設けられた各種の手元レバー7aを操作することにより、肥料散布装置1の走行開始および停止、或いは肥料の散布開始および停止を操作することができる。 【0023】 さらに、一方のハンドル7(図1における手前側)には、停止状態における肥料散布装置1の転倒を防止するための可倒式スタンド8が取り付けられている。この可倒式スタンド8は、図5(a)に示すように、直立時に下端部が地上面に当接するように構成された棒状部材であり、肥料散布装置1を走行させる際には、図5(b)に示すように、ハンドル7との取付部8aを中心として下部を前方に傾倒させることにより、可倒式スタンド8の下端部を地上面から離間させることができる。 また、カバー部材4bの上部前方には、傾倒された可倒式スタンド8の下端部を引っ掛けるためのストッパー8bが設けられており、作業員は、ハンドル7,7を持った状態で可倒式スタンド8を前方に傾倒させて、カバー部材4bの上部に固定することができる。 【0024】 [散布手段] 散布手段10は、図3に示すように、肥料を貯留するためのホッパ11と、走行体2の両側から突出している2体の散布シュート20,20とを備えており、エンジン3とハンドル7,7との間に配置されている。 【0025】 ホッパ11は、図1および図2に示すように、走行体2のハンドル7,7の前方でフレーム体4aに支持されており、上部の投入口11aから投入された粒状の肥料を内部に貯留可能な漏斗状の容器である。このホッパ11では、走行体2のハンドル7,7に設けられた手元レバー7aを作業員が操作することにより、図4(a)に示すように、下部の排出口11bを閉塞している開閉シャッター11cが水平方向にスライドして排出口11bが開放され、内部から肥料が排出されるように構成されている。 なお、ホッパ11には、図3に示すように、排出口11bの開度を調整するための散布量調整ゲージ11dが設けられており、この散布量調整ゲージ11dのダイヤルを移動させることにより、図4(a)に示すように、排出口11bの一部を覆っている調整シャッター11eが前後方向にスライドして、排出口11bの開口面積が変化するように構成されている。このように、散布量調整ゲージ11dを用いて、排出口11bを通過する肥料の流量を設定することができる。 【0026】 また、図4(a)、(b)に示すように、排出口11bの直下には、山折りに形成された板状部材である分配部材12が前後方向に延長した状態で配置されている。この分配部材12の両側には、傾斜面12a,12aが形成されており、排出口11bから排出された肥料は、各傾斜面12a,12aに案内されて、両側に均等に振り分けられるように構成されている。 なお、分配部材12の前端部は、排出口11bの開口面積を調整するための調整シャッター11eに取り付けられており、調整シャッター11eと共に排出口11bの直下で前後方向に移動するように構成されている。 【0027】 各散布シュート20,20は、図3および図4(a)に示すように、ホッパ11の排出口11bの直下に配置された内端部から、走行体2の外方に配置された外端部に向けて、斜め下方に傾斜した樋状の部材である。2体の散布シュート20,20の内端部には、水平面が形成されており、この各内端部が接続されることにより、2体の散布シュート20,20が走行体2の幅方向において対称となるように配置されている。 そして、ホッパ11の排出口11bから排出された肥料は、分配部材12を介して各散布シュート20,20上に均等に供給され、各散布シュート20,20によって案内されて走行体2の外方に移動し、各散布シュート20,20の外端部から走行体2の両側の畝に散布されることになる。 このとき、排出口11bから各散布シュート20,20上に落下する肥料は、排出口11bの直下近傍に設けられた分配部材12の各傾斜面12a,12aを通過するため、各散布シュート20,20の上面に対して鋭角に落下することになる。これにより、各散布シュート20,20の内端部に形成された水平面に肥料が落下しないため、各散布シュート20,20上で粒状の肥料が跳ね上がって外部に飛散してしまうことが防止され、ホッパ11から排出された肥料を無駄にすることなく、各散布シュート20,20上で移動させることができる。 【0028】 また、図3に示すように、各散布シュート20,20は、軸方向の略中央部で分割されており、上部シュート21の下面に、下部シュート22の上面が重なった状態になっている。下部シュート22の各側壁には軸方向に延長された長孔23,23が設けられており、上部シュート21の各側壁には、上部シュート21と下部シュート22とを重ねた状態で、下部シュート22の各長孔23,23に連通するようにして貫通孔(図示せず)が形成されている。そして、連通させた長孔23および貫通孔にボルトおよびナットからなる緊締部材23aを挿通させて締め付けることにより、上部シュート21に下部シュート22が取り付けられている。 これにより、緊締部材23aを緩めることによって、下部シュート22を長孔23の軸方向、すなわち、走行体2の幅方向に移動させることができ、各散布シュート20,20が走行体2の幅方向に伸縮自在となっている。 【0029】 さらに、図4(b)に示すように、各長孔23に挿通させた緊締部材23a,23aを回転軸として下部シュート22が上方に傾動となっており、このようにして、下部シュート22が走行体2の側面に折り畳み可能となっている。 【0030】 次に、本実施形態の肥料散布装置1を用いた肥料の散布作業について説明する。 まず、図1に示すように、畝間に配置した肥料散布装置1の可倒式スタンド8を直立させることにより、肥料散布装置1を自立させ、この状態でホッパ11の投入口11aから肥料を投入する。このとき、肥料散布装置1は、可倒式スタンド8によって確実に支持されているため、肥料散布装置1の転倒を考慮することなく、簡易に肥料を投入することができる。 【0031】 続いて、図3に示すように、各散布シュート20,20を伸縮させ、各散布シュート20,20から散布される肥料が作物の根元に散布されるように調整する。このとき、各散布シュート20,20の長孔23に固着させた緊締部材23aを緩めることによって、各散布シュート20,20を伸縮させることができるため、各散布シュート20,20の外端部を簡易に所望の位置に配置することができる。 また、尾輪6の尾輪ブラケット6bの支軸6cに対するフレーム体4aの軸受部4cの高さを調整して走行体2の後部を昇降させることにより、各散布シュート20,20の外端部の高さを畝や作物の高さに対応させて調整する。 さらに、図4(a)に示すように、散布量調整ゲージ11dを用いて調整シャッター11eをスライドさせ、土壌の土質や作物の生長状態に対応させて、ホッパ11から各散布シュート20,20への肥料の供給量を調整する。 【0032】 そして、図5(a)に示すように、肥料散布装置1を自立させた状態でエンジン3を始動させた後に、図5(b)に示すように、作業員はハンドル7,7を持った状態で可倒式スタンド8を前方に傾倒させ、その下端部をカバー部材4bのストッパー8bに引っ掛けることにより、可倒式スタンド8を地上から離間させる。 【0033】 さらに、作業員は、図1および図2に示すように、ハンドル7,7の手元レバー7aを操作し、エンジン3の出力によって肥料散布装置1を畝間で前進させながら、ハンドル7,7の手元レバー7aを操作して、図4(a)に示すように、ホッパ11の開閉シャッター11cをスライドさせて排出口11bを開放させ、ホッパ11内の肥料を所定の供給量で排出する。 排出された肥料は、図4(b)に示すように、排出口11bの直下近傍に設けられた分配部材12の各傾斜面12a,12aを通過した後に、各散布シュート20,20の上面に対して鋭角に落下するため、各散布シュート20,20上で肥料が跳ね上がって外部に飛散することなく、各散布シュート20,20上で確実に移動させることができる。 【0034】 このようにして、ホッパ11から供給された肥料は、各散布シュート20,20に案内されて走行体2の外方に移動し、各散布シュート20,20から肥料散布装置1の両側の畝における作物の根元に対して的確に散布されるため、2連の畝に対して効率良くかつ確実に肥料を散布することができる。 また、各散布シュート20,20の外端部を作物の根元の上方に配置することができ、散布時に風の影響が小さくなるため、屋外の作業であっても所望の領域に対して的確に肥料を散布することができる。 【0035】 そして、肥料の散布作業が終了した後に、図4(b)に示すように、各散布シュート20,20の下部シュート22を走行体2の側面に折り畳んだ状態で、肥料散布装置1を移動させる。これにより、肥料散布装置1の移動時における各散布シュート20,20と作物との接触を防止することができる。 また、肥料散布装置1を収納する際には、収納スペースを小さくすることができる。 【0036】 したがって、本発明の肥料散布装置1では、ホッパ11から排出された肥料は、走行体2の両側から突出させた各散布シュート20,20に案内されて走行体2の外方に移動した後に、走行体2の両側の畝に散布されるため、圃場の広範囲に肥料を散布することなく、作物の根元に対して的確に肥料を散布することができる。これにより、効率良くかつ確実に2連の畝に対して同時に肥料を散布することができる。 【0037】 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されるものではない。 図6は、本実施形態の肥料散布装置における散布シュートを示した図で、(a)は下部シュートを直立させて肥料を散布している態様の正面図、(b)は下部シュートを上部シュート上に折り畳んで肥料を散布している態様の正面図である。 【0038】 例えば、本実施形態では、図3に示すように、各散布シュート20,20の上部シュート21と下部シュート22との上面を平坦に連続させて肥料を散布しているが、図6(a)に示すように、下部シュート22を直立させ、上部シュート21を通過した肥料を下部シュート22の上面に当てて直下に落下させてもよい。さらには、図6(b)に示すように、下部シュート22が上部シュート21上に重なるように折り畳み、上部シュート21の下端部から肥料を散布してもよく、所望の領域に肥料が散布されるように適宜に設定することができる。 【0039】 また、図3に示すように、下部シュート22は、ボルトおよびナットからなる緊締部材23aによって上部シュート21に取り付けられており、下部シュート22を簡易に着脱することができるため、異なる長さの下部シュート22を用意し、上部シュート21の下端部から散布領域までの距離に対応させて、適宜に下部シュート22を交換することにより、各種の圃場における肥料の散布作業に対応することができる。 【図面の簡単な説明】 【0040】 【図1】本実施形態の肥料散布装置を示した側面図である。 【図2】本実施形態の肥料散布装置の平面図である。 【図3】本実施形態の肥料散布装置における散布手段を示した背面図である。 【図4】本実施形態の肥料散布装置における散布手段を示した図で、(a)は分配部材を示した側断面図、(b)は分配部材を示した正面断面図、(c)は散布シュートを折り畳んだ状態の正面図である。 【図5】本実施形態の肥料散布装置における可倒式スタンドを示した図で、(a)は可倒式スタンドを直立させた状態の側面図、(b)は可倒式スタンドを前方に傾倒させた状態の側面図である。 【図6】本実施形態の肥料散布装置における散布シュートを示した図で、(a)は下部シュートを直立させて肥料を散布している態様の正面図、(b)は下部シュートを上部シュート上に折り畳んで肥料を散布している態様の正面図である。 【符号の説明】 【0041】 1 肥料散布装置 2 走行体 3 エンジン 5 駆動輪 6 尾輪 7 ハンドル 8 可倒式スタンド 10 散布手段 11 ホッパ 12 分配部材 20 散布シュート 21 上部シュート 22 下部シュート
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| 【出願人】 |
【識別番号】000188940 【氏名又は名称】株式会社マツモト 【住所又は居所】群馬県高崎市倉賀野町2454番地の3
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| 【出願日】 |
平成16年6月29日(2004.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064414 【弁理士】 【氏名又は名称】磯野 道造
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| 【公開番号】 |
特開2006−6285(P2006−6285A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月12日(2006.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願2004−192030(P2004−192030) |
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