| 【発明の名称】 |
ロータリ |
| 【発明者】 |
【氏名】平田 光喜 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】内田 隆史 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】藤田 和正 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
【氏名】黒原 孝仁 【住所又は居所】大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボタ堺製造所内
|
| 【要約】 |
【課題】ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーの下端側の整地部が、主整地部と、この主整地部に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部とからなるロータリにおいて、前記延長整地部を姿勢変更操作するための操作レバーの操作力の軽減を図る。
【解決手段】延長整地部32を姿勢変更操作するための操作レバー34の操作範囲の略全域において操作力が略均一となるように該操作レバー34の操作を補助するアシストバネ81を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ロータリ耕耘部(11)の後方を覆うリヤカバー(15)の下端側に圃場を整地する整地部(30)を備え、この整地部(30)は主整地部(31)と、この主整地部(31)に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部(31)から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部(31)の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部(32)とを備え、この延長整地部(32)を姿勢変更操作するための操作部材(34)を備え、この操作部材(34)の操作範囲の略全域において操作力が略均一となるように該操作部材(34)の操作を補助するアシスト手段(81)を備えたことを特徴とするロータリ。 【請求項2】 ロータリ耕耘部(11)の後方を覆うリヤカバー(15)の下端側に圃場を整地する整地部(30)を備え、この整地部(30)は主整地部(31)と、この主整地部(31)に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部(31)から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部(31)の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部(32)とを備え、この延長整地部(32)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように非操作位置(X)から操作位置(Y)に操作される操作部材(34)を備え、この操作部材(34)の操作力を軽減すべく該操作部材(34)を非操作位置(X)から非操作位置(Y)に操作する方向に付勢するためのアシストバネ(81)を設け、このアシストバネ(81)によって操作部材(34)に作用する付勢力が操作部材(34)を非操作位置(X)から非操作位置(Y)に操作するにつれて漸次大となるように構成されていることを特徴とするロータリ。 【請求項3】 ロータリ耕耘部(11)の後方を覆うリヤカバー(15)の下端側に圃場を整地する整地部(30)を備え、この整地部(30)は主整地部(31)と、この主整地部(31)に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部(31)から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部(31)の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部(32)とを備え、非操作位置(X)から非操作位置(Y)に揺動することにより延長整地部(32)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更操作する操作部材(34)を備え、この操作部材(34)を非操作位置(X)から非操作位置(Y)へと揺動させる方向に付勢するように一端側を操作部材(34)に掛止し他端側をロータリの機枠(5)側に掛止したアシストバネ(81)を設け、このアシストバネ(81)は、操作部材(34)を非操作位置(X)から非操作位置(Y)へと揺動させることにより操作部材(34)の揺動支点(Z)から離れるように設けられていることを特徴とするロータリ。 【請求項4】 ロータリ耕耘部(11)の後方を覆うリヤカバー(15)の下端側に圃場を整地する整地部(30)を備え、この整地部(30)は主整地部(31)と、この主整地部(31)に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部(31)から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部(31)の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部(32)とを備え、非操作位置(X)から非操作位置(Y)に揺動することにより延長整地部(32)を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更操作する操作部材(34)を備え、この操作部材(34)を非操作位置(X)から非操作位置(Y)へと揺動させる方向に付勢するように一端側を操作部材(34)に掛止し他端側をロータリの機枠(5)側に掛止したアシストバネ(81)を設け、操作部材(34)が非操作位置(X)に位置するときのアシストバネ(81)のバネ力をP1とし、操作部材(34)が非操作位置(Y)に位置するときのアシストバネ(81)のバネ力をP2とし、操作部材(34)が非操作位置(Y)に位置するときのアシストバネ(81)の軸線(R)と操作部材(34)の揺動支点(Z)との距離をAとし、操作部材(34)が非操作位置(X)に位置するときのアシストバネ(81)の軸線(R)と操作部材(34)の揺動支点(Z)との距離をBとすると、A×P2>B×P1であることを特徴とするロータリ。 【請求項5】 アシストバネ(81)は、操作部材(34)が非操作位置(X)に位置するときに操作部材(34)の揺動支点(Z)の近傍に位置することを特徴とする請求項3又は4に記載のロータリ。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、圃場を耕耘するロータリに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、圃場を耕耘して整地する作業機としてロータリがあり、該ロータリは、トラクタの後部に三点リンク機構等を介して昇降自在に装着される機枠と、この機枠の下部に左右方向の軸心回りに回転自在に設けられた爪軸に多数の耕耘爪を取り付けてなるロータリ耕耘部と、このロータリ耕耘部を覆うロータリカバーとを備えている。 前記ロータリカバーは、ロータリ耕耘部に上方を覆う上部カバーと、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーとを備え、リヤカバーの下端側には、圃場に接地して整地する整地部が設けられている。 【0003】 また、リヤカバーの下端側に設けられる整地部が、リヤカバーの上部側の主要部分の左右幅に対応する幅の主整地部と、この主整地部の左右両側に回動自在に備えられた延長整地部とから構成されていると共に、前記延長整地部が、回動することにより、主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と、主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされていて、機枠の上部側に備えた操作レバーによって延長整地部が遠隔操作されるように構成されたロータリがある。(特許文献1〜3参照)。 このロータリにあっては、延長整地部と主整地部とに亘る引張コイルバネを備えており、この引張コイルバネは、延長姿勢では、延長整地部を不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向に付勢し、不使用姿勢では、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと回動させる方向に付勢するように付勢力が切り換わるように設けられており、この引張コイルバネによって延長整地部を延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢保持できるように構成されている。 【特許文献1】特開平5−207801号公報 【特許文献2】実公昭62−19125号公報 【特許文献3】実公昭60−18001号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 前記従来のロータリにあっては、引張コイルバネの付勢力が切り換わることにより、延長整地部が延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢保持されるように構成されていることから、延長整地部が耕耘中に土壌からの押圧力により突き上げられて回動し、不使用姿勢となる惧れがあるので、延長整地部を常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向に付勢するように構成して、延長整地部が耕耘中に土壌からの押圧力により突き上げられて回動しても、もとの延長姿勢に戻るように構成することが考えられている。 しかしながら、延長整地部を常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動させる方向に付勢するように構成すると、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢にするにつれて延長整地部を付勢する付勢力が徐々に大きくなることから、操作レバーの揺動操作によって延長整地部を不使用姿勢へと操作するときに、操作部材の操作力が徐々に大きくなるという問題が生じる。 【0005】 そこで、本発明は、延長整地部を操作する操作部材の操作力の軽減を図ったロータリを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明が前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーの下端側に圃場を整地する整地部を備え、この整地部は主整地部と、この主整地部に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部とを備え、この延長整地部を姿勢変更操作するための操作部材を備え、この操作部材の操作範囲の略全域において操作力が略均一となるように該操作部材の操作を補助するアシスト手段を備えたことを特徴とする。 【0007】 また、他の技術的手段は、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーの下端側に圃場を整地する整地部を備え、この整地部は主整地部と、この主整地部に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部とを備え、この延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更させるように非操作位置から操作位置に操作される操作部材を備え、この操作部材の操作力を軽減すべく該操作部材を非操作位置から操作位置に操作する方向に付勢するためのアシストバネを設け、このアシストバネによって操作部材に作用する付勢力が操作部材を非操作位置から操作位置に操作するにつれて漸次大となるように構成されていることを特徴とする。 【0008】 また、他の技術的手段は、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーの下端側に圃場を整地する整地部を備え、この整地部は主整地部と、この主整地部に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部とを備え、非操作位置から操作位置に揺動することにより延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更操作する操作部材を備え、この操作部材を非操作位置から操作位置へと揺動させる方向に付勢するように一端側を操作部材に掛止し他端側をロータリの機枠側に掛止したアシストバネを設け、このアシストバネは、操作部材を非操作位置から操作位置へと揺動させることにより操作部材の揺動支点から離れるように設けられていることを特徴とする。 【0009】 また、他の技術的手段は、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーの下端側に圃場を整地する整地部を備え、この整地部は主整地部と、この主整地部に回動自在に支持されていて回動することにより主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされ且つ不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢された延長整地部とを備え、非操作位置から操作位置に揺動することにより延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢へと姿勢変更操作する操作部材を備え、この操作部材を非操作位置から操作位置へと揺動させる方向に付勢するように一端側を操作部材に掛止し他端側をロータリ機枠側に掛止したアシストバネを設け、操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネのバネ力をP1とし、操作部材が操作位置に位置するときのアシストバネのバネ力をP2とし、操作部材が操作位置に位置するときのアシストバネの軸線と操作部材の揺動支点との距離をAとし、操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネの軸線と操作部材の揺動支点との距離をBとすると、A×P2>B×P1であることを特徴とする。 【0010】 また、アシストバネは、操作部材が非操作位置に位置するときに操作部材の揺動支点の近傍に位置するのがよい。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、延長整地部を延長姿勢から不使用姿勢に操作する際の操作部材の操作力を軽減することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図2において、1はトラクタの後部に三点リンク機構等を介して昇降自在に装着されるロータリである。 このロータリ1は、中央のギヤケース2から左右にサポートアーム3を突設し、一方のサポートアーム3の左右方向外端側に伝動ケース4の上部を固定すると共に、他方のサポートアーム3の左右方向外端側にサイドフレームの上部を固定して門型に主構成された機枠5を有する。 【0013】 この機枠5のギヤケース2にはトップマスト6が上方突出状に固定され、このトップマスト6は前後に二股状に形成され、該トップマスト6の前部6aの上部には、三点リンク機構のトップリンクの後端側又は三点リンク機構の後端側に連結される連結枠の上部に取り付けられる上部取付部7が設けられている。 また、機枠5の左右各サポートアーム3には、三点リンク機構のロワーリンクの後端側又は三点リンク機構の後端側に連結される連結枠の下部に取り付けられる取付ブラケット8が設けられている。 【0014】 また、機枠5の下部には、伝動ケース4とサイドフレームとの下部間に左右方向の軸心廻りに回動自在に支持された爪軸9と、この爪軸9に取り付けられた多数の耕耘爪10とを有するロータリ耕耘部11が設けられている。 なお、機枠5のギヤケース2には、トラクタのPTO軸からドライブシャフトを介して動力が伝達されるPIC軸12が設けられ、このPIC軸12に伝達された動力は、ギヤケース2内の動力伝達機構、サポートアーム3内の伝動軸、伝動ケース4内の動力伝達機構を経て爪軸9に伝達されて、該爪軸9が、例えば、矢示F方向に回転駆動されるように構成されている。 【0015】 このロータリ1には、前記ロータリ耕耘部11を覆うロータリカバー13が設けられており、このロータリカバー13は、ロータリ耕耘部11の上方を覆う上部カバー14と、ロータリ耕耘部11の後方を覆うリヤカバー15と、ロータリ耕耘部11の後部の左右両側を覆うサイドカバー16とを備えている。 上部カバー14は、その左右方向の端部が、伝動ケース4とサイドフレームとに取付固定されている。 リヤカバー15は、上端側が上部カバー14の後端側(機枠5側)に、左右方向の軸心を有する支軸17の軸心回りに回動自在に枢支されていて、上下揺動自在に支持された上部側のメインカバー18と、このメインカバー18の下端側に着脱自在に取り付けられるサブカバー19とを有して構成されている。 【0016】 サイドカバー16は、伝動ケース4又はサイドフレーム等に取り付けられている。 また、機枠5には、左右のゲージ輪20を取り付ける支持フレーム21が設けられており、この支持フレーム21は前端側が機枠5側に枢支されて上下揺動自在とされており、この支持フレーム21の後端側に左右のゲージ輪20が設けられており、この支持フレーム21とトップマスト6との間には、該支持フレーム21の上下揺動位置を調節すべく伸縮自在な高さ調整装置22が設けられている。 また、このロータリ1にあっては、リヤカバー15の下端側を下方側(接地方向)に付勢する弾下装置23が機枠5とリヤカバー15とに亘って且つ左右一対設けられている。 【0017】 図2及び図3に示すように、前記メインカバー18の背面下端側には、該メインカバー18の背面に上部から下部に亘って設けられた補強部材26に溶接等によって固定された取付部24が左右一対設けられている。 サブカバー19は、メインカバー18の左右の取付部24に着脱自在に取り付けられる左右一対の被取付部29と、この左右被取付部29に着脱自在に取り付けられた整地部30とを有し、前記整地部30は、メインカバー18の左右幅に略対応する主整地部31と、該主整地部31の左右両側に配置された延長整地部32とを備えている。 【0018】 延長整地部32は、主整地部31から左右方向外方に突出する延長姿勢と、この延長姿勢から主整地部31の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在(開閉自在)とされ、且つ常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向(開方向)に付勢されている。 また、この延長整地部32は、前記トップマスト6の後部6bに取り付けられた支持ブラケット33に揺動操作自在に支持された操作レバー(操作部材)34の揺動操作によって延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢変更操作可能とされており、この操作レバー34はロータリ1を上昇させることによりトラクタの運転席側から把持可能とされており、これによって、延長整地部32がトラクタの運転席から遠隔操作可能とされている。 【0019】 なお、整地部30は、その上面側が上方側に開放状となる溝状に形成されており、主整地部31の上面側の溝部分には、該溝部分を埋めるように、樹脂の中空製品からなるフロート55が設けられており、このフロート55によって主整地部31の上面側に泥土等がつまらないように構成されている。 図9〜図11に示すように、前記主整地部31の左右両端側には固定ブラケット36が設けられ、左右各延長整地部32には、該固定ブラケット36に左右方向に直交する軸心を有する支軸37を介して回動自在に支持された揺動ブラケット38が設けられていて、延長整地部32が主整地部31に前記支軸37回りに回動自在に支持されており、延長整地部32が該支軸37回りに回動することにより、延長整地部32が延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢変更自在とされている。 【0020】 固定ブラケット36は、主整地部31の上面側に設けられた前後一対の取付ステー39上にボルト40によって固定された取付壁41と、この取付壁41の前後両端縁から上方側に延出されて前後対向状に設けられた一対の支持壁42とからコ字形に形成されている。 揺動ブラケット38は、各延長整地部32に対して前後一対設けられ、延長整地部32の上面側に固定された固定部43と、該固定部43から上方側に延出されると共に左右方向内方側に延出されたアーム部44とを有する。 【0021】 前側の揺動ブラケット38のアーム部44の左右方向内方側が固定ブラケット36の前側の支持壁42の前方側に位置し、後側の揺動ブラケット38のアーム部44の左右方向内方側が固定ブラケット36の後側の支持壁42の後方側に位置し、前記支軸37が、これら前後の揺動ブラケット38のアーム部44及び固定ブラケット36の前後の支持壁42を貫通していることにより、揺動ブラケット38が固定ブラケット36に支軸37回りに回動自在に支持されている。 なお、揺動ブラケット38と固定ブラケット36の支持壁42との間には座金45が挟み込まれていて、揺動ブラケット38と固定ブラケット36との間の摩擦抵抗を低減させている。 【0022】 固定ブラケット36の前側の支持壁42の対向方向内側には、板材からなる回動部材46が配置され、この回動部材46には、前記支軸37に軸心回りに回動自在に外嵌された筒軸47の前端側が固定され、この筒軸47によって回動部材46が支軸37の軸心回りに回動自在に支持されていると共に、回動部材46の倒れが防止されている。 また、回動部材46と後側の支持壁42との間には支軸37及び筒軸47の後部側を覆うように配置されたガイド筒48が設けられ、このガイド筒48の後端側には端部側開口を塞ぐように円板状の後支持壁49が設けられ、ガイド筒48の前部側には、円板状の前支持壁50が挿入されて固定されている。 【0023】 これら前後の支持壁49,50の中心には挿通孔51が形成され、この挿通孔51に支軸37が挿通されることにより、ガイド筒48が支軸37に軸心回りに回動自在に支持されている。 前支持壁50は前記筒軸47に接当し、後支持壁49は固定ブラケット36の後側の支持壁42に接当しており、これによって、固定ブラケット36の支持壁42間に回動部材46とガイド筒48とが位置決めされている。 前記ガイド筒48には、捩りコイルバネ等からなる付勢部材52が套嵌されており、この捩りコイルバネ52の一端側は、固定ブラケット36の前側の支持壁42に設けられたバネ掛け部53に掛止され、捩りコイルバネ52の他端側は、後側の揺動ブラケット38のアーム部44に掛止されており、この捩りコイルバネ52の付勢力によって延長整地部32が常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢されている。 【0024】 これによって、延長姿勢において延長整地部32が地面からの外力(反力)によって押圧されて不使用姿勢側に回動しても、その外力が作用しなくなると、また元の延長姿勢へと戻り、該延長整地部32が不使用姿勢とはならないように構成されている。 また、延長姿勢において、延長整地部32は、その左右方向内端側が主整地部31の左右方向外端側に接当することにより、不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向の回動動作が規制されるように構成されている。 回動部材46の下部には、前側から後方に突出するように貫通する取付ピン54が設けられ、この取付ピン54の後方突出部分に操作ワイヤ55の一端側、具体的には、ボーデンワイヤ(又はプッシュプルワイヤ)55のインナーワイヤ56の一端側が連結部材57を介して取付ピン54の軸心回りに相対回動自在に連結されている。 【0025】 この操作ワイヤ55のアウターワイヤ58の一端側は、固定ブラケット36の前側の支持壁42に設けられたアウター受部59に取付機構60を介して長さ方向に位置調整自在に取り付けられている。 また、回動部材46の上部には、前記支軸37を中心とする略円弧状に形成されていてインナーワイヤ56をガイドするワイヤガイド80が設けられている。 また、前記回動部材46の下端部には、延長整地部32が延長姿勢にあるときに、延長整地部32に設けられた接当部材61に接当する押動部62が設けられている。 【0026】 前記構成のものにあっては、延長整地部32が延長姿勢にあるときには、インナーワイヤ56がワイヤガイド80の外周側に巻き掛けられており、この状態からインナーワイヤ56の他端側を引っ張ると、インナーワイヤ56の一端側が回動部材46に連結されていることから、回動部材46が支軸37の軸心回りに延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢に回動する方向に回動する。 そして、回動部材46が回動すると、押動部62が延長整地部32の接当部材61を押圧することによって延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動する(延長整地部32が閉じられる)。 【0027】 また、前記不使用姿勢の状態からインナーワイヤ56による延長整地部32に対する引張力を解除すると、付勢部材52の付勢力によって延長整地部32がもとの延長姿勢へと回動する。 なお、延長整地部32が地面からの外力によって、延長姿勢から不使用姿勢へと回動する方向に回動しても、延長整地部32だけが回動し、回動部材46は回動しない。 また、リヤカバー15にサブカバー19が設けられておらず、リヤカバー15がメインカバー18のみで構成され、且つメインカバー18の下端側左右両側に切欠部が形成されていると共に、該切欠部を閉鎖すると共にロータリに倍土器等を取り付ける場合に取り外される閉鎖カバーをメインカバー18が有する場合は、延長整地部32は前記閉鎖カバーに設けられる。 【0028】 また、リヤカバー15がメインカバー18のみで構成され、前記閉鎖カバーが設けられない(切欠部が設けられない)場合は、延長整地部32は、メインカバー18の下部の主整地部31の側部に回動自在に取り付けられる。 図1、図4〜図8に示すように、延長整地部32を操作する操作レバー34及び該操作レバー34を支持する支持ブラケット33は、左右の延長整地部32に対応して左右一対設けられていて、トップマスト6の後部6bを挟むように該トップマスト6の後部6bの左右両側に配置されている。 【0029】 トップマスト6は、左右一対の板材63を連結部材64によって連結することによって構成され、支持ブラケット33は、トップマスト6の左右方向外方側に左右方向に間隔をおいて配置された取付壁65と、該取付壁65の後部側縁部から左右方向内方側に延出されたガイド板部66とを備えて構成されている。 左右各支持ブラケット33の取付壁65の前部側の上下部は、取付壁65、該取付壁65と該取付壁65に対向するトップマスト6を構成する板材63との間に配置されたカラー69、及び該トップマスト6を構成する板材63、に亘って左右方向外方側からボルト67を挿通すると共に、該ボルト67の先端側にナット68を螺合して該ナット68を締め付けることによって、トップマスト6を構成する板材63に左右方向に間隔をおいて取り付けられている。 【0030】 支持ブラケット33の下側の取付部分のカラー69には、操作レバー34の基端側に設けられた挿通部70がボルト67及びカラー69の軸心回りに回動自在に外嵌されており、これによって、操作レバー34が支持ブラケット33に左右方向の軸心回りに上下に揺動操作自在に支持されており、前記ボルト67又はカラー69が操作レバー34を支持する支軸とされていると共に、ボルト67及びカラー69の軸心が操作レバー34の揺動支点Zとされている。 また、操作レバー34の基端側の左右両側には、カラー69に外嵌されたゴムブッシュ71が設けられ、このゴムブッシュ71が操作レバー34と、支持ブラケット33の取付壁65及びトップマスト6を構成する板材63との間に介在されていることにより、操作レバー34の基端側の左右方向の位置決めがなされると共に、このゴムブッシュ71の弾性変形のみ、又は、ゴムブッシュ71の弾性変形及び操作レバー34の撓み等によって、操作レバー34のグリップ72側が左右に弾性的に揺動可能とされている。 【0031】 操作レバー34の長さ方向中途部には取付孔73が形成され、この取付孔73に、前記インナーワイヤ56の他端側に設けられた取付金具74が挿通されることにより、インナーワイヤ56の他端側が操作レバー34に着脱自在に取り付けられている。 したがって、延長整地部32が延長姿勢のときには、操作レバー34はインナーワイヤ56によって引っ張られて、下方に揺動した位置とされ、この位置から操作レバー34のグリップ72を把持して該操作レバー34を引き上げる(上方に揺動操作する)ことにより、延長整地部32がインナーワイヤ56によって引っ張られて付勢部材52に抗して不使用姿勢へと回動する(延長整地部32が遠隔操作される)。 【0032】 左右各支持ブラケット33のガイド板部66には、図5に示すように、操作レバー34の操作方向に形成されたガイド溝75が形成され、操作レバー34はこのガイド溝75を挿通しており、該操作レバー34は、このガイド溝75に沿って所定範囲上下揺動自在とされている。 また、ガイド溝75の上部及び下部の左右方向内方側には、操作レバー34を所定位置に係止する係止溝76がガイド溝75に連続状として形成されている。 また、ガイド板部66には、上下の各係止溝76からガイド溝75への操作レバー34の移動を規制する上下の規制部77が上下の係止溝76に対応して設けられている。 【0033】 操作レバー34が上側の係止溝76にあるときには、図5に仮想線Yで示すように、操作レバー34が上側の係止溝76の下端側に接当していて、操作レバー34の下方移動が規制されると共に、延長整地部32が不使用姿勢に保持される。 そして、この状態では、上側の規制部77によって操作レバー34上部の左右方向外方側への移動が規制されている。 また、この操作レバー34を、この上側の係止溝76に係止した位置が延長整地部32を不使用姿勢に操作した操作位置(不使用姿勢操作位置)Yとされている。 【0034】 延長整地部32を不使用姿勢から延長姿勢にする場合は、操作レバー34を、上側の係止溝76に係止した状態から上側の規制部77よりも上側に引き上げた後、操作レバー34をゴムブッシュ71等の弾性力に抗して左右方向内方側に倒して該操作レバー34をガイド溝75に入れることにより、操作レバー34の下方への移動が許容され、操作レバー34を下方に揺動させることにより、延長整地部32を延長姿勢にすることができる。 延長整地部32を延長姿勢から不使用姿勢にする場合は、前記と逆の動作で行われる。 左右各操作レバー34の長さ方向中途部で且つガイド板部66の前側にはバネ掛け孔78が設けられ、左右支持ブラケット33の取付壁65の前端側で且つ操作レバー34の揺動支点Zよりも上方側には、取付壁65から左右方向内方突出状にピン等からなるバネ掛け部79が設けられている。 【0035】 また、このロータリ1には、操作レバー34の操作をアシストするバネ等からなるアシスト手段(アシストバネ)81が設けられている。 このアシストバネ81は、引張りコイルバネから構成されていて操作レバー34の揺動支点Zよりも上方に位置しており、一端側が操作レバー34のバネ掛け孔78に掛止され、他端側が支持ブラケット33のバネ掛け部79に掛止されていて、アシストバネ81によって操作レバー34が上方側へと揺動する方向(操作レバー34を操作位置Yへと揺動させる方向)に付勢されている。 【0036】 なお、アシストバネ81によって操作レバー34を揺動させる付勢力よりも、延長整地部32を延長姿勢へと回動させる付勢部材52の付勢力の方が大である。 また、延長整地部32が延長姿勢であり、且つ操作レバー34がガイド溝75内にある状態では、操作レバー34は、図5に仮想線Dで示すように、上端側が下側の規制部77よりも上側に位置しており、この状態から操作レバー34を下側の規制部77よりも下方側に押し下げた後、操作レバー34の上部を左右方向に移動させて下側の係止溝76内に挿入し、その後操作レバー34を解放することにより、操作レバー34は、図5に実線で示すように、アシストバネ81によって操作レバー34に作用する付勢力によって下側の係止溝76の上端側に操作レバー34が接当して位置決めされる(係止される)。 【0037】 したがって、操作レバー34がこの下側の係止溝76に係止された位置では、アシストバネ81による付勢力は延長整地部32には作用しないようになっている。 操作レバー34がこの下側の係止溝76に係止された位置、又は、仮想線Dで示す位置が、延長整地部32を延長姿勢とした非操作位置(延長姿勢操作位置)Xとされている。 なお、延長整地部32が延長姿勢にある状態から操作レバー34を押し下げる場合、インナーワイヤ56が撓んで操作レバー34の下方移動が許容される。 図1に示すように、前記アシストバネ81は、操作レバー34が非操作位置Xであるときには、操作レバー34の揺動支点Zに近接していて、アシストバネ81のバネ力P1によって操作レバー34に作用する付勢力は小さく(操作レバー34が図5に仮想線Dで示す位置にあるときには、アシストバネ81による付勢力は小さく)、操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動するにつれて、アシストバネ81は揺動支点Zから徐々に離れていくので、アシストバネ81のバネ力は徐々に小さくなるが、アシストバネ81のバネ力によって操作レバー34に作用する付勢力は徐々に大きくなるように構成されている。 【0038】 アシストバネ81のバネ力によって操作レバー34に作用する付勢力とは、該バネ力による揺動支点Z回りのモーメントであって、アシストバネ81のバネ力と、揺動支点Zからアシストバネ81のバネ力の作用線に下ろした垂線の長さ(アシストバネ81の軸線Rと操作レバー34の揺動支点Zとの距離)との積である。 したがって、操作レバー34が操作位置Yに位置するときのアシストバネ81のバネ力P2と、操作レバー34が操作位置Yに位置するときのアシストバネ81の軸線Rと操作レバー34の揺動支点Zとの距離Aとの積(A×P2)が、操作レバー34が非操作位置Xに位置するときのアシストバネ81のバネ力P1と、操作レバー34が非操作位置Xに位置するときのアシストバネ81の軸線Rと操作レバー34の揺動支点Zとの距離Bとの積(B×P1)よりも大とされている。 【0039】 これによって、延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動するにつれて延長整地部32を付勢する付勢部材52の付勢力は徐々に大きくなるが、アシストバネ81によって操作レバー34に作用する付勢力は徐々に大きくなるので、操作レバー34の操作力は軽減される。 この操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動させる方向に付勢する付勢力が、操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動させるにつれて増加する分を、延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動するにつれて延長整地部32を付勢する付勢部材52の付勢力が増加する分に対応させることにより、操作レバー34の操作範囲の略全域において該操作レバー34の操作力が略均一となるようにするのが好ましいが、操作レバー34の操作範囲の略全域において該操作レバー34の操作力が徐々に大きくなるようになっていてもよく、アシストバネ81がない場合に比べて、操作レバー34の操作力が軽減されるようになっていればよい。 【0040】 前記左右各支持ブラケット33のガイド板部66の下端側には、操作ワイヤ55のアウターワイヤ58の他端側を係止するワイヤホルダ83を着脱自在に取り付けるためのホルダ取付部84が設けられている。 ワイヤホルダ83は、ホルダ本体85と、左右一対のワイヤ取付部材86とを有する。 ホルダ本体85は左右方向に長い棒状に形成され、その左右両側には、左右各支持ブラケット33のホルダ取付部84にそれぞれ取り付けられて支持される被取付部87が設けられており、ホルダ本体85の長手方向中途部には、長手方向に沿って溝部88が形成されている。 【0041】 ワイヤ取付部材86は、ホルダ本体85の左右方向側部を左右方向外側面から溝部88に至るように貫通してホルダ本体85の側部に左右方向の軸心回りに回動自在に支持される軸部89と、アウターワイヤ58の他端側が軸方向(長さ方向)に位置調整自在に取付固定される取付部90とを有する。 前記軸部89は溝部88内において、該軸部89にピン91が挿通されることにより、ホルダ本体85から抜け止めされている。 被取付部87は、左右方向の軸心を有する円柱部材を、軸方向に対して平行で且つ互いに平行な一対の平面でカットしてなる(切り欠いてなる)形状に形成されていて、長辺92が直線状とされ短辺93が円弧状とされた側面視小判形に形成されており、長辺92間の距離Sが短辺93間の距離Tよりも小とされている。 【0042】 また、ホルダ本体85は、その被取付部87の間が左右のホルダ取付部84の間に介在されることにより、左右方向の位置決めがなされている。 ホルダ取付部84には、ワイヤホルダ83の被取付部87を支持する円形の支持孔94と、被取付部87を支持孔94に対して挿脱させる挿通部95とを有する。 挿通部95の幅Uは、長辺92間の距離Sよりも大きく且つ、短辺93間の距離Tよりも小さく形成されていると共に、支持孔94の直径Vと短辺93間の距離Tとは略同一(V>T)に形成されている。 【0043】 このワイヤホルダ83は、被取付部87をホルダ取付部84の挿通部95から支持孔94内に挿入されてホルダ取付部84に取り付けられるが、このとき、図8に示すように、被取付部87の長辺92を挿入方向Wに沿う方向に一致させることにより、被取付部87が挿通部95から支持孔94内に挿入でき、被取付部87を支持孔94に挿入した後にホルダ本体85を左右軸回りに回転させることにより、被取付部87の支持孔94からの抜けが防止されており、ワイヤホルダ83が簡単に着脱できるように構成されている。 なお、ワイヤホルダ83の着脱は、操作レバー34が下側の係止溝76に係止されている状態、すなわち、操作ワイヤ55インナーワイヤ56に張力が作用していない状態で行うのがよい。 【0044】 また、リヤカバー15のサブカバー19をメインカバー18から取り外す時において、インナーワイヤ56の他端側を操作レバー34から取り外すと共に、ワイヤホルダ83を取り外せば、サブカバー19の取外し(取付け)が容易に行える。 前記構成のロータリ1は、トラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着され、ロータリ1を上昇させることにより、操作レバー34がトラクタの運転席側から把持可能とされていて、トラクタの運転席側から延長整地部32が姿勢変更操作可能とされている。 【0045】 また、トラクタとして車体にキャビンが搭載されたトラクタがあり、このキャビン付きトラクタに前記ロータリ1を装着した場合、ロータリ1を上昇させたときに、操作レバー34がキャビンのリヤガラスにあたって、該リヤガラスを破損させてしまう場合がある。 すなわち、キャビンのリヤガラスは、上端側がヒンジによって左右軸回りに回動自在に支持されていて上下に揺動自在とされていて開閉自在とされているが、このリヤガラスを閉位置又は開位置にしている場合は、操作レバー34が当たらないように設計されるが、該リヤガラスを閉位置と開位置との間の中途部(半開き状態)で保持できるようにしたものにあっては、このリヤガラスを中途部で保持したままロータリ1を上昇させると、操作レバー34がキャビンのリヤガラスにあたってしまう場合がある。 【0046】 そこで、ロータリ1を上昇させる際において、操作レバー34がリヤガラス等に当たった場合に、リヤガラスを破損させないように、図12及び図13に示すように、ロータリ1を上昇させる際において、操作レバー34がリヤガラス等に当たって操作レバー34に外力が加わると、操作レバー34が中途部で折れて、リヤガラスを破損させないように構成するのがよい。 この操作レバー34は、図12及び図13に示すように、基部側部分34aとグリップ側部分34bとから構成され、これら基部側部分34aとグリップ側部分34bとが支軸96を介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されており、グリップ側部分34bに前方側から外力が加わると、グリップ側部分34bが前記支軸96回りに後方側に回動するように構成されている。 【0047】 基部側部分34aの下端側が揺動自在に枢支されていると共に、該基部側部分34aにインナーワイヤ56の取付孔73及びアシストバネ81のバネ掛け孔78が形成されている。 グリップ側部分34bの下部には、前方側及び下方側に開放状の溝97が形成されており、この溝97に基部側部分34aの上端側100が挿入され、この基部側部分34aの上端側100とグリップ側部分34bの溝形成部分とが前記支軸96によって枢支連結されている。 【0048】 また、このグリップ側部分34bは少なくとも、溝形成部分98が樹脂等からなる弾性部材によって形成されている グリップ側部分34bの溝形成部分98の背面側上部にはストッパ部99が設けられ、図13(a)に示すように、グリップ側部分34bと基部側部分34aの上端側100とが直線状とされた状態で、このストッパ部99が基部側部分34aの上端側100の背面100aに面接触して接当することにより、グリップ側部分34bの前方側への回動が規制され、操作レバー34が非操作位置Xから操作位置Yに操作する方向には折れないようになっている。 【0049】 また、溝97の内側面の上部前部側には、左右方向内方に膨出する突部101が形成されており、グリップ側部分34bと基部側部分34aの上端側100とが直線状とされた状態で、この突部101が基部側部分34aの上端縁100bに接当することにより、グリップ側部分34bの後方側への回動が規制されており、操作レバー34を、図5に仮想線Dで示す位置から、実線で示す位置に位置変更させるために、操作レバー34を押し下げる際には、操作レバー34が折れないようになっている。 また、グリップ側部分34bに前方側から大きな外力が加わると、突部101が基部側部分34aの上端縁100bに押圧されて溝形成部分98の左右の側壁98aが弾性的に広がることにより、グリップ側部分34bの後方側への回動が許容され、図13(b)に示すように、操作レバー34の上部が、くの字に折れるように構成されている。 【0050】 また、ストッパ部99の下面99aが基部側部分34aの上端側100の背面100aに接当することにより、グリップ側部分34bの後方側への回動が規制され、突部101が基部側部分34aの背面100aに係合することにより、操作レバー34が折れた状態に保持される。 この状態からグリップ72を把持して操作レバー34を上方側に引くと、前記と逆の動作で操作レバー34の上部側が元の直線状態となる。 なお、グリップ側部分34bに前方側から外力が加わったときに、操作レバー34の基部側部分34aとグリップ側部分34bとの接続部分が破損するように構成してもよい。 【0051】 本実施の形態では、ロータリ1として、サイドドライブ式のロータリ1を例示したが、センタドライブ式のロータリ1等を採用してもよい。また、 【図面の簡単な説明】 【0052】 【図1】本発明の要部の側面図である。 【図2】ロータリの側面図である。 【図3】ロータリカバー下部の平面図である。 【図4】操作レバーの取付部分の側面図である。 【図5】操作レバーの取付部分を背面側から見た図である。 【図6】操作レバーの取付部分を背面側から見た断面図である。 【図7】ワイヤホルダの断面図である。 【図8】ワイヤホルダの取り付けを示す側面図である。 【図9】延長整地部の取付部分の背面断面図である。 【図10】延長整地部の取付部分の側面断面図である。 【図11】延長整地部の取付部分の平面断面図である。 【図12】操作レバーの変形例を示す側面図である。 【図13】(a)、(b)は図12のE部の断面図、(c)は(a)のG−G線矢示断面図である。 【符号の説明】 【0053】 5 機枠 11 ロータリ耕耘部 15 リヤカバー 30 整地部 31 主整地部 32 延長整地部 34 操作レバー(操作部材) 81 アシストバネ(アシスト手段) A 操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネの軸線と操作部材の揺動支 点との距離 B 操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネの軸線と操作部材の揺動支 点との距離 P1 操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネのバネ力 P2 操作部材が非操作位置に位置するときのアシストバネのバネ力 X 非操作位置 Y 操作位置 Z 揺動支点
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【住所又は居所】大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
|
| 【出願日】 |
平成16年9月8日(2004.9.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061745 【弁理士】 【氏名又は名称】安田 敏雄
|
| 【公開番号】 |
特開2006−75057(P2006−75057A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月23日(2006.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願2004−261357(P2004−261357) |
|