| 【発明の名称】 |
リフロー炉 |
| 【発明者】 |
【氏名】釣賀 勝美 【住所又は居所】京都府京都市伏見区竹田七瀬川町11 株式会社シーバ内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】外筐1と、この外筐を貫通して延びる、上面(または下面)に許容温度の低い部品を載置し、下面(又は上面)に装着部品を取り付け、且つソルダペーストを塗布したワークの搬送通路2と、この搬送通路の下側(又は上側)に配置した加熱手段24と、上記ワーク搬送通路に向ってその下側(又は上側)から高温雰囲気を吹き出す高温雰囲気吹き出し手段7aと、上記高温雰囲気を上記外筐内で循環せしめる高温雰囲気循環手段15aと、上記ワーク搬送通路に向ってその上側(又は下側)から冷気を吹き出す冷気吹き出し手段7bと、この冷気を上記外筐内で循環せしめる冷気循環手段15bとより成るリフロー炉。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外筐と、この外筐を貫通して延びる、上面に許容温度の低い部品を載置し、下面に装着部品を取り付け、且つソルダペーストを塗布したワークの搬送通路と、この搬送通路の下側に配置した加熱手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその下側から高温雰囲気を吹き出す高温雰囲気吹き出し手段と、上記高温雰囲気を上記外筐内で循環せしめる高温雰囲気循環手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその上側から冷気を吹き出す冷気吹き出し手段と、この冷気を上記外筐内で循環せしめる冷気循環手段とより成り、ワーク上面の装着部品の温度を上げることなくワークの下面から加熱してハンダ付けできるようにしたことを特徴とするリフロー炉。 【請求項2】 外筐と、この外筐を貫通して延びる、下面に許容温度の低い部品を載置し、上面に装着部品を取り付け、且つソルダペーストを塗布したワークの搬送通路と、この搬送通路の上側に配置した加熱手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその上側から高温雰囲気を吹き出す高温雰囲気吹き出し手段と、上記高温雰囲気を上記外筐内で循環せしめる高温雰囲気循環手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその下側から冷気を吹き出す冷気吹き出し手段と、この冷気を上記外筐内で循環せしめる冷気循環手段とより成り、ワーク下面の装着部品の温度を上げることなくワークの上面から加熱してハンダ付けできるようにしたことを特徴とするリフロー炉。 【請求項3】 上記外筐内が上記ワーク搬送通路の上流側から下流側に向って昇温部と、安定部と、リフロー部と、冷却部に区画されており、上記加熱手段が上記昇温部と上記リフロー部に夫々配置されていることを特徴とする請求項1または2記載のリフロー炉。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はリフロー炉、特に、ハンダ浴によるハンダ付けを不要とするリフロー炉に関するものである。 【背景技術】 【0002】 リフローハンダ付けのためワークに熱風や冷風を加えて温度制御するリフロー炉は知られている(特許文献1)。 【特許文献1】特開平8−293666号公報(図1) 【0003】 図6は従来のリフロー炉を示し、1はリフロー炉外筐、2はこの外筐1を貫通して延びるワーク搬送ベルト、3〜6はワークの進行方向に沿って順次に形成した第1予熱区域、第2予熱区域、リフロー部、冷却部、7は互いに隣接して配置した複数の雰囲気吹き出し口、8は上記ワーク搬送ベルト2の上流側と下流側に配置した雰囲気吸引ダクト、9はこの両雰囲気吸引ダクト8,8間を連結する排気管、10は排気ブロワ、11はこの排気管9と排気ブロワ10間を連結する連結管である。 【0004】 このような従来のリフロー炉においては排気管9に集められ第1,第2予熱区域3,4及びリフロー部5に雰囲気吹き出し口7から吹き出す雰囲気は加熱手段(図示せず)によって加熱し、循環手段(図示せず)を介して上記雰囲気吹き出し口7から吹き出すようにしている。 【0005】 図7は上記ワーク搬送ベルト2によって搬送される基板21と、この基板21の下面に取り付けた許容温度の低い部品、例えばアルミ電解コンデンサ22と、上面に取り付けた接着部品23を示し、上記部品のハンダ付けは通常例えば220℃〜240℃で加熱処理されるが、上記許容温度の低い部品の許容温度は150℃程度であり、上記部品を保護し且つハンダ付けを可能とするためには基板21の下面と上面間には炉内で大きな温度差を設ける必要があるが従来のリフロー炉ではこのような温度差を形成することができない。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 上記のように従来のリフロー炉においては、ワーク搬送通路の上下面間に大きな温度差を形成することができず、従って許容温度の低い部品は基板12の上面に配置し、下面からハンダ浴を用いてハンダ付け処理する必要があった。このようなハンダ浴を用いれば有害ガスの発生も多くなる。 【0007】 本発明はこのような欠点を除くようにしたものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明のリフロー炉は、外筐と、この外筐を貫通して延びる、上面に許容温度の低い部品を載置し、下面に装着部品を取り付け、且つソルダペーストを塗布したワークの搬送通路と、この搬送通路の下側に配置した加熱手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその下側から高温雰囲気を吹き出す高温雰囲気吹き出し手段と、上記高温雰囲気を上記外筐内で循環せしめる高温雰囲気循環手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその上側から冷気を吹き出す冷気吹き出し手段と、この冷気を上記外筐内で循環せしめる冷気循環手段とより成り、ワーク上面の装着部品の温度を上げることなくワークの下面から加熱してハンダ付けできるようにしたことを特徴とする。 【0009】 また、本発明のリフロー炉においては、外筐と、この外筐を貫通して延びる、下面に許容温度の低い部品を載置し、上面に装着部品を取り付け、且つソルダペーストを塗布したワークの搬送通路と、この搬送通路の上側に配置した加熱手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその上側から高温雰囲気を吹き出す高温雰囲気吹き出し手段と、上記高温雰囲気を上記外筐内で循環せしめる高温雰囲気循環手段と、上記ワーク搬送通路に向ってその下側から冷気を吹き出す冷気吹き出し手段と、この冷気を上記外筐内で循環せしめる冷気循環手段とより成り、ワーク下面の装着部品の温度を上げることなくワークの上面から加熱してハンダ付けできるようにしたことを特徴とする。 【0010】 また、本発明のリフロー炉においては、上記外筐内が上記ワーク搬送通路の上流側から下流側に向って昇温部と、安定部と、リフロー部と、冷却部に区画されており、上記加熱手段が上記昇温部と上記リフロー部に夫々配置されていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0011】 本発明のリフロー炉によれば、ワーク搬送通路の上下面間に90℃程度の温度差を形成できるため許容温度の低い部品を下側(又は上側)としてワークを搬送でき、また、従来のハンダ浴によるハンダ付け処理を必要としないようになる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下図面によって本発明の実施例を説明する。 【実施例1】 【0013】 本発明においては図1及び図2に示すように上面に許容温度の低い部品22を配置し、下面に装着部品23を取り付け、且つソルダペースト(図示せず)を上下面に塗布した基板21を搬送ベルト2によってワーク搬送通路に沿って搬送せしめると共に、外筐1内を上記搬送通路の上流側から下流側に向って昇温部33と、安定部34と、リフロー部35と、冷却部36とに区画し、上記昇温部33と、上記リフロー部35において上記搬送通路の下側に夫々加熱手段24を配置する。 【0014】 また、上記搬送通路に向かってその下側から高温雰囲気を高温雰囲気吹き出し口7aを介して吹き出すようにし、この高温雰囲気を高温雰囲気循環手段によって上記外筐1内で循環せしめ、下側の雰囲気温度を例えば220℃〜240℃とする。 【0015】 同様にして上記搬送通路に向ってその上側から冷気を冷気吹き出し口7bを介して吹き出すようにし、この冷気を冷気循環手段によって上記外筐1内で循環せしめ、上記搬送通路の上側の雰囲気温度を例えば80℃〜150℃とする。 【0016】 上記高温雰囲気循環手段は、図2に示すようにワーク搬送通路の下側(又は上側)に配置した浄化エアー導入ダクト19aと、ヒーター18を有するダクト17aと、高温雰囲気循環用ブロワ15aと、高温雰囲気ダクト16aと、上記ダクト17aに対する炉内雰囲気の導入ダクト20aとにより構成する。 【0017】 また、上記冷気循環手段は、図2に示すようにワーク搬送通路の上側に配置した浄化エアー導入ダクト19bと、ダクト17bと、冷気循環用ブロワ15bと、冷気ダクト16bと、上記ダクト17bに対する炉内雰囲気の導入ダクト20bとにより構成し、必要に応じて上記導入ダクト19bにクーラ14bを介して冷気を導入する。 【0018】 また、本発明のリフロー炉においては上記加熱手段24は図3に示すように例えば1KWのハロゲンランプ25と、反射板26と、透明保護ガラス板27とにより構成し、ソルダペーストが位置される上記基板21の下面側の温度を例えば220℃〜240℃となるように制御せしめる。 【実施例2】 【0019】 本発明の実施例2においては上記上面、上側を夫々下面、下側とする。即ち、図4及び図5に示すように下面に許容温度の低い部品22を配置し、上面に装着部品23を取り付け、且つソルダペースト(図示せず)を上下面に塗布した基板21を搬送ベルト2によってワーク搬送通路に沿って搬送せしめると共に、外筐1内を上記搬送通路の上流側から下流側に向って昇温部33と、安定部34と、リフロー部35と、冷却部36とに区画し、上記昇温部33と、上記リフロー部35において上記搬送通路の上側に夫々加熱手段24を配置する。 【0020】 また、上記搬送通路に向かってその上側から高温雰囲気を高温雰囲気吹き出し口7bを介して吹き出すようにし、この高温雰囲気を高温雰囲気循環手段によって上記外筐1内で循環せしめ、上側の雰囲気温度を例えば220℃〜240℃とする。 【0021】 同様にして上記搬送通路に向ってその下側から冷気を冷気吹き出し口7aを介して吹き出すようにし、この冷気を冷気循環手段によって上記外筐1内で循環せしめ、上記搬送通路の下側の雰囲気温度を例えば80℃〜150℃とする。 【0022】 上記高温雰囲気循環手段は、図5に示すようにワーク搬送通路の上側に配置した浄化エアー導入ダクト19bと、ヒーター18を有するダクト17bと、高温雰囲気循環用ブロワ15bと、高温雰囲気ダクト16bと、上記ダクト17bに対する炉内雰囲気の導入ダクト20bとにより構成する。 【0023】 また、上記冷気循環手段は、図5に示すようにワーク搬送通路の下側に配置した浄化エアー導入ダクト19aと、ダクト17aと、冷気循環用ブロワ15aと、冷気ダクト16aと、上記ダクト17aに対する炉内雰囲気の導入ダクト20aとにより構成し、必要に応じて上記導入ダクト19aにクーラ14aを介して冷気を導入する。 【0024】 また、上記加熱手段24によりソルダペーストが位置される上記基板21の上面側の温度を例えば220℃〜240℃となるように制御せしめる。 【0025】 本発明のリフロー炉によれば、ワーク搬送通路の上下面間に90℃程度の温度差を形成できるため許容温度の低い部品が取り付けられていない側の基板21の面を加熱しソルダペーストの加熱温度を高くしてハンダ付けができ、従来のようにハンダ浴によるハンダ付けを必要としないようになる。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】本発明のリフロー炉の正面図である。 【図2】図1に示すリフロー炉の要部の拡大側面図である。 【図3】図1に示すリフロー炉における加熱手段の説明図である。 【図4】本発明の他の実施例のリフロー炉の正面図である。 【図5】図4に示すリフロー炉の要部の拡大側面図である。 【図6】従来のリフロー炉の正面図である。 【図7】基板とワークの説明図である。 【符号の説明】 【0027】 1 リフロー炉外筐 2 ワーク搬送ベルト 3 予熱区域 4 予熱区域 5 リフロー部 6 冷却部 7 雰囲気吹き出し口 7a 吹き出し口 7b 吹き出し口 8 雰囲気吸引ダクト 9 排気管 10 排気ブロワ 11 連結管 14a クーラ 14b クーラ 15a 雰囲気循環用ブロワ 15b 冷気循環用ブロワ 16a 高温雰囲気ダクト 16b 冷気ダクト 17a ダクト 17b ダクト 18 ヒーター 19a 浄化エアー導入ダクト 19b 浄化エアー導入ダクト 20a 雰囲気導入ダクト 20b 雰囲気導入ダクト 21 基板 22 アルミ電解コンデンサ 23 接着部品 24 加熱手段 25 ハロゲンランプ 26 反射板 27 透明保護ガラス板 33 昇温部 34 安定部 35 リフロー部 36 冷却部
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| 【出願人】 |
【識別番号】503081092 【氏名又は名称】株式会社シーバ 【住所又は居所】京都府京都市伏見区竹田七瀬川町11
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| 【出願日】 |
平成17年6月13日(2005.6.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062982 【弁理士】 【氏名又は名称】澤木 誠一
【識別番号】100102749 【弁理士】 【氏名又は名称】澤木 紀一
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| 【公開番号】 |
特開2005−354082(P2005−354082A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月22日(2005.12.22) |
| 【出願番号】 |
特願2005−172219(P2005−172219) |
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