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【発明の名称】 電子装置
【発明者】 【氏名】北平 康夫
【住所又は居所】愛知県西加茂郡三好町大字三好字川畔122 萩原電気株式会社三好事業所内

【要約】 【課題】制御素子を一連のダンパ抵抗を介しメモリ素子に接続する一連の配線を等長にするにあたり、ダンパ抵抗の配置に工夫を凝らして、当該一連の配線のための配線スペースを小さくするとともに配線自由度を高めるようにした電子装置を提供する。

【解決手段】一連のダンパ抵抗40のうちの中央側に位置するダンパ抵抗群は、一連の終端抵抗50のうちの中央側に位置する終端抵抗群よりもメモリモジュール30とは反対側に位置している。これに伴い、一連の配線部D1〜Dnのうち、例えば、配線部Dmは、配線部D1或いはDnと等長に形成するにあたり、プリント配線板10上において、蛇行状に形成することなく、直線状に形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の配線パターンを形成してなるプリント配線板と、
このプリント配線板上に実装されて一連の接続端子を有する制御素子と、
前記プリント配線板上に実装されて前記制御素子の一連の接続端子に並行な一連の接続端子を有するメモリ素子と、
前記プリント配線板上にて前記メモリ素子を介し前記制御素子に対向してこの制御素子の一連の接続端子と並行となるように実装される一連の終端抵抗と、
前記プリント配線板上にて前記一連の終端抵抗に並行に実装される一連のダンパ抵抗とを備えて、
前記配線パターンは、前記制御素子の一連の接続端子に対して、その一接続端子毎に当該一接続端子をこれに対する前記一連のダンパ抵抗の対応ダンパ抵抗及び前記メモリ素子の一連の接続端子の対応接続端子を通り、前記一接続端子に対する前記一連の終端抵抗の対応終端抵抗に接続するように、前記プリント配線板に形成された一連の配線を設けてなり、
前記一連のダンパ抵抗は、前記一連の配線を互いに等長にするように、前記メモリ素子の前記制御素子側及び前記一連の終端抵抗の前記メモリ素子とは反対側に分配して前記プリント配線板上に実装されている電子装置。
【請求項2】
前記制御素子は、前記メモリ素子の一連の接続端子のうちの複数の中央側接続端子に対向するように前記プリント配線板上に実装される集積回路であり、
前記一連のダンパ抵抗は、
前記メモリ素子の一連の接続端子のうち前記複数の中央側接続端子よりも端側に位置する複数の接続端子に対向するように前記メモリ素子の前記集積回路側にて前記プリント配線板上に実装される端側ダンパ抵抗群と、
前記集積回路に対応して位置するように前記一連の終端抵抗の前記メモリ素子とは反対側にて前記プリント配線板上に実装される中央側ダンパ抵抗群とで構成されており、
前記一連の配線は、前記端側ダンパ抵抗群及び中央側ダンパ抵抗群の各ダンパ抵抗の実装位置に応じて等長に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電子装置としては、図2にて示すようなものが知られている。この電子装置は、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータに採用されるものであって、当該電子装置は、プリント配線板10と、このプリント配線板10上に実装したメモリコントローラ20、メモリモジュール30、一連のダンパー抵抗40及び一連の終端抵抗50とを備えている。
【0003】
プリント配線板10は、プリント基板上に所定の配線パターンを形成して構成されている。メモリコントローラ20は、超集積回路素子(いわゆる、LSI素子)からなるもので、このメモリコントローラ20は、メモリモジュール30にアクセス処理等を行う役割を果たす。
【0004】
このため、当該メモリコントローラ20は、その一連の接続ピン21にて、上記配線パターンのうちの一連の配線部A1、・・、Am、・・、An(n>m>1)を介し、一連のダンパー抵抗40の一側接続端子41にそれぞれ接続されている。図2では、便宜上、各配線部A1、Am及びAnのみが示されている。
【0005】
ここで、配線部Amとの接続関係にあるメモリコントローラ20の接続ピン21は、一連の接続ピン21の図2にて図示中央に位置し、配線部Amとの接続関係にあるダンパー抵抗40は、一連のダンパ抵抗40の図2にて図示中央に位置するものとする。
【0006】
メモリモジュール30は、メモリコントローラ20によるアクセス処理等のもと、例えば、各種のデータを記憶したり出力したりするもので、このメモリモジュール30は、その一連の接続端子31にて、上記配線パターンのうちの一連の配線部B1、・・、Bm、・・、Bnを介し、一連のダンパ抵抗40の他側接続端子42にそれぞれ接続されるとともに、上記配線パターンのうち一連の配線部C1、・・、Cm、・・、Cnを介し、一連の終端抵抗50の接続端子51にそれぞれ接続されている。
【0007】
但し、図2では、便宜上、各配線部B1、Bm及びBn並びにC1、Cm及びCnのみが示されている。また、メモリモジュール30の一連の接続端子31は、図2から分かるように、左右にジグザグ状に位置するように、上下方向に配列されている。なお、各接続端子31は、メモリモジュール30の底壁からプリント配線板10上に延出しているものであるが、図2では、便宜上、メモリモジュール30上に位置するように示してある。これに伴い、各配線部B1、Bm、Bn及びC1、Cm、Cnのうちメモリモジュール30の底壁に隠れる部分も、メモリモジュール30上に位置するように示してある。また、メモリモジュール30は、ソケットに収納されていてもよい。
【0008】
ところで、上記電子装置において、メモリモジュール30として、アクセス速度が高くアクセス量も多いメモリを採用する場合、各多数のダンパ抵抗40及び終端抵抗50をプリント配線板10に実装することが要請される。
【0009】
この要請に応えるには、メモリコントローラ20とメモリモジュール30との間の信号伝送時間(インピーダンス)が、各ダンパー抵抗40毎に接続した各配線部系統の間において、相互に等しくなることが必要である。
【0010】
一方、上記電子装置では、メモリコントローラ20の一連の接続ピン21は、一連のダンパ抵抗40と共に、プリント配線板10上において図2にて示すごとく、上下方向に一列に配列されている。このため、プリント配線板10上において、例えば、配線部Amとの接続関係にあるメモリコントローラ20の接続ピン21とダンパ抵抗40との間の距離は、配線部A1或いはAnとの接続関係にあるメモリコントローラ20の接続ピン21とダンパ抵抗40との間の距離に比べて長い。換言すれば、互いに対応する接続ピン21とダンパ抵抗40との間の距離は、図2にて配線部Amを中心にして図示上下方向にかけて順に長くなる。
【0011】
従って、上述のように各信号伝送時間を相互に等しくするためには、例えば、両配線部Am、Bmの各長さの和が両配線部A1、B1の各長さの和或いは両配線部An、Bnの各長さの和と同一であることが必要である。このため、図2では、配線部Amが、配線部A1やAnと等しい長さを有するように、蛇行状に形成されている。また、配線部Amと配線部A1或いはAnとの間において各対応の接続ピン21及びダンパ抵抗40と接続関係にある各配線部も、配線部A1或いはAnと等しい長さを有するように、蛇行状に形成されていることとなる。
【0012】
これに伴い、メモリコントローラ20と一連のダンパ抵抗40との間の間隔が不必要に長くなり、この種電子装置がコンパクトにならないという不具合を招く。一方、メモリコントローラ20と一連のダンパ抵抗40との間の間隔を狭くすると、メモリコントローラ20と一連のダンパ抵抗40との間の配線スペースが不足する。このため、プリント配線板10に対する部品の実装密度が低下するという不具合を招く。
【0013】
上記不具合に対しては、下記特許文献1に開示された電子装置がある。この電子装置では、メモリコントローラ及びメモリソケットを実装したマザーボードと、メモリを実装したメモリ基板とを備え、このメモリ基板をメモリソケットに装着することで、メモリとメモリコントローラとの間の複数の配線部の各長さが相互に等しくなるように構成されている。
【特許文献1】特開2001−022476号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
しかし、上述した下記特許文献1の電子装置では、メモリを実装したメモリ基板が、メモリコントローラ及びメモリソケットを実装したマザーボードとは別に、専用品として必要とされる。このため、配線部の長さを等しくするにあたり、当該長さの調整が、マザーボード側の配線パターンの調整のみによってなされている。従って、メモリコントローラとメモリとの間の配線自由度に欠けるという不具合が生ずる。
【0015】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、制御素子を一連のダンパ抵抗を介しメモリ素子に接続する一連の配線を等長にするにあたり、ダンパ抵抗の配置に工夫を凝らして、当該一連の配線のための配線スペースを小さくするとともに配線自由度を高めるようにした電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記課題の解決にあたり、本発明に係る電子装置は、
所定の配線パターンを形成してなるプリント配線板(10)と、
このプリント配線板上に実装されて一連の接続端子(21)を有する制御素子(20)と、
プリント配線板上に実装されて制御素子の一連の接続端子に並行な一連の接続端子(31)を有するメモリ素子(30)と、
プリント配線板上にてメモリ素子を介し制御素子に対向してこの制御素子の一連の接続端子と並行となるように実装される一連の終端抵抗(50)と、
プリント配線板上にて一連の終端抵抗に並行に実装される一連のダンパ抵抗(40)とを備える。
【0017】
ここで、上記配線パターンは、制御素子の一連の接続端子に対して、その一接続端子毎に当該一接続端子をこれに対する一連のダンパ抵抗の対応ダンパ抵抗及びメモリ素子の一連の接続端子の対応接続端子を通り、上記一接続端子に対する一連の終端抵抗の対応終端抵抗に接続するように、プリント配線板に形成された一連の配線(D1〜Dn、E1〜En、C1〜Cn)を設けてなり、
一連のダンパ抵抗は、上記一連の配線を互いに等長にするように、メモリ素子の制御素子側及び一連の終端抵抗のメモリ素子とは反対側に分配してプリント配線板上に実装されている。
【0018】
このように、一連のダンパ抵抗の実装位置に工夫を凝らし、当該一連のダンパ抵抗を、上記一連の配線を互いに等長にするように、メモリ素子の制御素子側及び一連の終端抵抗のメモリ素子とは反対側にてプリント配線板上に実装するようにした。
【0019】
これにより、一連の配線のための配線スペースが小さくなる。その結果、制御素子とメモリ素子との間の等長配線が確保され得るのは勿論のこと、制御素子とメモリ素子との間の配線実装密度、ひいてはプリント配線板上の部品の実装密度が大幅に高められ得る。
【0020】
また、上記従来装置のような専用品として、メモリ素子を実装したメモリ基板を、プリント配線板とは別途採用する必要がなく、制御素子とメモリ素子との間の配線の自由度を高め得る。
【0021】
また、本発明において、制御素子は、メモリ素子の一連の接続端子のうちの複数の中央側接続端子に対向するようにプリント配線板上に実装される集積回路であり、
一連のダンパ抵抗は、メモリ素子の一連の接続端子のうち上記複数の中央側接続端子よりも端側に位置する複数の接続端子に対向するようにメモリ素子の集積回路側にてプリント配線板上に実装される端側ダンパ抵抗群と、集積回路に対応して位置するように一連の終端抵抗のメモリ素子とは反対側にてプリント配線板上に実装される中央側ダンパ抵抗群とで構成されており、
上記一連の配線は、端側ダンパ抵抗群及び中央側ダンパ抵抗群の各ダンパ抵抗の実装位置に応じて等長に形成されていてもよい。
【0022】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明に係る電子装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る電子装置の一実施形態を示している。なお、この電子装置において、図2の電子装置(以下、従来装置という)の構成素子と同一の構成素子には同一符号を付してある。
【0024】
本実施形態の電子装置は、その構成を、上記従来装置とは以下の点において異にする。一連のダンパ抵抗40のうち、中央側に位置する複数のダンパ抵抗40(以下、中央側ダンパ抵抗群という)が、一連の終端抵抗50のうち中央側に位置する複数の終端抵抗50(以下、中央側終端抵抗群という)よりも、図1にて図示右側に位置するようにプリント配線板10上に実装されている。
【0025】
本実施形態において、一連のダンパ抵抗40のうち、上記中央側ダンパ抵抗群の図1にて図示上側及び下側に位置する各複数のダンパ抵抗40は、それぞれ、上側ダンパ抵抗群及び下側ダンパ抵抗群という。
【0026】
また、一連の終端抵抗50のうち、上記中央側終端抵抗群の図1にて図示上側及び下側に位置する各複数の終端抵抗50は、それぞれ、上側終端抵抗群及び下側終端抵抗群という。
【0027】
また、メモリコントローラ20の一連の接続ピン21のうち、上述した上側ダンパ抵抗群、中央側ダンパ抵抗群及び下側ダンパ抵抗群に対応する各複数の接続ピン21は、それぞれ、上側接続ピン群、中央側接続ピン群及び下側接続ピン群という。
【0028】
また、本実施形態では、一連の配線部D1、・・、Dm、・・、Dnが、上述した一連の配線部A1、・・、Am、・・、An(図2参照)に代えて、メモリコントローラ20の一連の接続ピン21と一連のダンパ抵抗40との間に接続されている。
【0029】
ここで、一連の配線部D1、・・、Dm、・・、Dnのうち、上記上側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部D1を含む)、上記中央側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部Dmを含む)及び上記下側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部Dnを含む)は、それぞれ、上側配線部群、中央側配線部群及び下側配線部群という。
【0030】
しかして、メモリコントローラ20の上記上側接続ピン群は、その各接続ピン21にて、上記上側配線部群の各配線部(配線部D1を含む)を介し、上記上側ダンパ抵抗群の各ダンパ抵抗40の一側端子41に接続されている。
【0031】
また、メモリコントローラ20の上記下側接続端子群は、その各接続ピン21にて、上記下側配線部群の各配線部(配線部Dnを含む)を介し、上記下側ダンパ抵抗群の各ダンパ抵抗40の一側端子41に接続されている。
【0032】
また、メモリコントローラ20の上記中央側接続ピン群は、その各接続ピン21にて、上記中央側配線部群の各配線部(配線部Dmを含む)を介し、上記中央側ダンパ抵抗群の各ダンパ抵抗40の他側端子42に接続されている。
【0033】
また、一連の配線部E1、・・、Em、・・、Enは、上述した一連の配線部B1、・・、Bm、・・、Bn(図2参照)に代えて、一連のダンパ抵抗40とメモリモジュール30の一連の接続端子31との間に接続されている。
【0034】
ここで、上記上側ダンパ抵抗群は、その各ダンパ抵抗40の他側端子42にて、一連の配線部E1、・・、Em、・・、Enのうち上記上側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部E1を含む)の各々を介し、メモリモジュール30の一連の接続端子31のうち上記上側ダンパ抵抗群に対応する複数の接続端子31の各々にそれぞれ接続されている。
【0035】
また、上記下側ダンパ抵抗群は、その各ダンパ抵抗40の他側端子42にて、一連の配線部E1、・・、Em、・・、Enのうち上記下側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部Enを含む)の各々を介し、メモリモジュール30の一連の接続端子31のうち上記下側ダンパ抵抗群に対応する複数の接続端子31の各々にそれぞれ接続されている。
【0036】
また、上記中央側ダンパ抵抗群は、その各ダンパ抵抗40の一側端子41にて、一連の配線部E1、・・、Em、・・、Enのうち上記中央側ダンパ抵抗群に対応する複数の配線部(配線部Emを含む)の各々を介し、メモリモジュール30の一連の接続端子31のうち上記中央側ダンパ抵抗群に対応する複数の接続端子31の各々にそれぞれ接続されている。
【0037】
なお、上述した一連の配線群C1、・・、Cm、・・、Cnの接続構成は、上記従来装置と同様である。また、一連の配線部D1、・・、Dm、・・、Dn及び一連の配線部E1、・・、Em、・・、Enは、一連の配線部A1、・・、Am、・・、An及び一連の配線部B1、・・、Bm、・・、Bnに代えて、プリント配線板10の上記配線パターンに含まれている。
【0038】
以上のように構成した本実施形態においては、一連のダンパ抵抗40のうちの上記中央側ダンパ抵抗群は、上述のごとく、一連の終端抵抗50のうちの上記中央側終端抵抗群よりも図1にて図示右側に位置している。
【0039】
換言すれば、上記中央側ダンパ抵抗群は、プリント配線板10上において、上記上側及び下側の各ダンパ抵抗群よりも、メモリコントローラ20の一連の接続ピン21から遠く離れて位置している。
【0040】
従って、例えば、配線部Dmは、配線部D1或いはDnと等長に形成するにあたり、プリント配線板10上において、配線部Amのように蛇行状に形成することなく、図1にて示すごとく、直線状に形成し得る。
【0041】
また、上記中央側ダンパ抵抗群のうち、配線部Dmとの接続関係にあるダンパ抵抗40を除いた残りの各ダンパ抵抗40は、その他側端子42にて、上記中央側配線部群のうちの配線部Dm以外の各配線部を介し、メモリコントローラ20の上記中央側接続ピン群のうち、配線部Dmとの接続関係にある接続ピン21を除いた各接続ピン21にそれぞれ接続される。
【0042】
ここで、上述した中央側ダンパ抵抗群のうち、配線部Dmとの接続関係にあるダンパ抵抗40を除いた残りの各ダンパ抵抗40も、配線部Dmとの接続関係にあるダンパ抵抗40と同様に、上記上側及び下側の各ダンパ抵抗群よりも、メモリコントローラ20の一連の接続ピン21から遠く離れて位置している。
【0043】
従って、上記中央側配線部群のうちの配線部Dm以外の各配線部も、配線部D1或いはDnと等長に形成され得る。このため、上記中央側配線部群のメモリコントローラ20とメモリモジュール30との間における配線スペースは、上記従来装置に比べて大幅に減少し得る。換言すれば、メモリコントローラ20とメモリモジュール30との間の間隔が上記従来装置に比べて大幅に狭くできる。
【0044】
その結果、メモリコントローラ20とメモリモジュール30との間の等長配線が確保され得るのは勿論のこと、メモリコントローラ20とメモリモジュール30との間の配線部の実装密度、ひいてはプリント配線板10上の部品の実装密度が大幅に高められ得る。
【0045】
また、本実施形態では、上記従来装置のような専用品として、メモリモジュール30を実装したメモリ基板を、プリント配線板10とは別途採用する必要がなく、メモリコントローラ20とメモリモジュール30との間の各配線部の自由度を高め得る。
【0046】
また、以上のような作用効果を良好に達成するにあたり、中央側ダンパ抵抗群のダンパ抵抗40の数は、一連のダンパ抵抗40の数のうちの30(%)〜70(%)程度にするとよい。
【0047】
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、以下のような種々の変形例が挙げられる。
1.メモリコンとローラ20は、図1にて示す実装位置に限ることなく、メモリモジュール30の長手方向に並行な位置であれば、適宜変更して実装してもよい。これに伴い、一連のダンパ抵抗40のうち一連の終端抵抗50のメモリモジュール30とは反対側に実装するダンパ抵抗の位置及び数は、メモリコントローラ20の実装変更位置にあわせて変更すればよい。なお、変更するダンパ抵抗の数は一連のダンパ抵抗40の数のうちの30(%)〜70(%)の程度にするとよい。
2.メモリコントローラ20は、超集積回路に限ることなく、例えば、単なる集積回路であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に係る電子装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】従来の電子装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
【0049】
10…プリント配線板、20…メモリコントローラ、21、31…接続端子、
30…メモリモジュール、40…ダンパ抵抗、50…終端抵抗、
D1〜Dn、E1〜En、C1〜Cn…配線部。
【出願人】 【識別番号】591022597
【氏名又は名称】萩原電気株式会社
【住所又は居所】愛知県名古屋市東区東桜2丁目3番3号
【出願日】 平成16年4月28日(2004.4.28)
【代理人】 【識別番号】100064724
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷 照一

【公開番号】 特開2005−317766(P2005−317766A)
【公開日】 平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願番号】 特願2004−133995(P2004−133995)