トップ :: H 電気 :: H05 他に分類されない電気技術




【発明の名称】 ビアホール形成方法
【発明者】 【氏名】伊藤 彰二
【住所又は居所】千葉県佐倉市六崎1440 株式会社フジクラ佐倉事業所内

【氏名】橋場 浩樹
【住所又は居所】千葉県佐倉市六崎1440 株式会社フジクラ佐倉事業所内

【氏名】中尾 知
【住所又は居所】千葉県佐倉市六崎1440 株式会社フジクラ佐倉事業所内

【要約】 【課題】ビアホール直上部分の凹凸を緩和し、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面との面一、平滑性を改善し、ビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装することを確実に可能にすること。

【解決手段】電解めっき工程によって形成されためっき金属による基板表面を、めっき金属を溶解する薬液によってエッチングし、基板表面の凹凸を低減する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁層の少なくとも一方の側に導体層を有する基板の前記絶縁層に前記導体層が露出する有底のビアホール内にめっきを施して当該ビアホール内をめっき金属により充填するビアフィリングめっきによるビアホール形成方法において、
前記基板の前記絶縁層に前記導体層が露出する有底のビアホールを形成する穴明け工程と、
前記絶縁層の表面と前記ビアホールの側面にめっき給電用導電層を形成する給電用導電層形成工程と、
前記めっき給電用導電層を給電電極として、めっき抑制剤あるいはめっき促進剤の少なくとも何れか一方を添加されためっき浴によって前記絶縁層の表面と前記ビアホール内に電解めっきを施す電解めっき工程と、
前記電解めっき工程によって形成されためっき金属による基板表面を、めっき金属を溶解する薬液によってエッチングし、基板表面の凹凸を低減する平滑化エッチング工程と、
を含むビアホール形成方法。
【請求項2】
前記穴明け工程は、径の異なる複数個のビアホールを形成する工程であるビアフィリングめっきによる請求項1記載のビアホール形成方法。
【請求項3】
前記平滑化エッチング工程は、めっき金属を溶解する薬液を前記めっき工程によって形成されためっき金属による基板表面に吹き付ける工程である請求項1または2記載のビアホール形成方法。
【請求項4】
前記電解めっき工程は銅の電解めっきを行い、前記平滑化エッチング工程においてめっき金属を溶解する薬液として第二塩化鉄を含む水溶液を用いる請求項1〜3の何れか1項記載のビアホール形成方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、多層プリント配線板のビアホール形成方法に関し、特に、ビアフィリングめっきによるビアホール形成方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の電子機器は、高周波信号、デジタル化等に加え、小型、軽量化が進み、それに伴い、電子機器に搭載されるプリント配線板においても、小型、高密度実装化を要求されている。
【0003】
絶縁層、導体層を1層ずつ積み上げて多層配電層を形成するビルドアップ多層配線板は、プリント配線板の高密度実装化に大きく貢献するものである。
【0004】
ビルドアップ多層配線板の製造方法は、コア基材絶縁層の表層に絶縁層をビルドアップ形成し、その絶縁層にレーザ光照射等により穴あげを施した後、銅めっきを表層に施すことによって層間導通を得るビアホールと、表層配線層を形成する工程を繰り返して多層プリント配線板を製造するもの(工法)である(例えば、非特許文献1)。
【0005】
この工法による特徴的なビアホールによって、ビルドアップ多層配線板は、層間導通部分の自由な配置を可能とし、携帯電話等、さまざまなモバイル機器の高密度実装用基板に適用されている。
【0006】
しかしながら、この工法において、導電層として、通常の硫酸銅めっきによって銅箔層を形成する場合には、図3に示すように、ビアホール105は表面が凹んだ形状となるために、ビアホール105の直上に、さらにビアホールを設けるビア・オン・ビアを構成することや、ビアホール105の直上にICチップ等の部品を実装することが困難であり、配線の自由度において要求を充分に満足できないことが出てきた。
【0007】
なお、図3において、101はコア基材絶縁層を、102はコア基材絶縁層101に形成されたコア基材導体層を、103はコア基材絶縁層101の表層に形成されたビルドアップ絶縁層を、104はめっきによってビルドアップ絶縁層103の表層に形成された銅箔層を示している。
【0008】
そこで、近年、ビアホール内を銅めっきによって充填するビアフィルめっきと云う技術が発表されてきた(例えば、特許文献1)。
【0009】
ビアフィルめっきは、硫酸銅めっき浴中に、めっき成長を抑制する抑制剤と、めっき成長を促進する促進剤とを添加して行うものである。
【0010】
抑制剤は、物質の拡散則に伴い、ビアホール内部には吸着し難く、基板表面には吸着し易いことを応用して、ビアホール内部と比較して基板表面のめっき成長速度を遅くすることで、ビアホール内部を銅によって充填させる効果があると云われている。
【0011】
促進剤は、ビアホールの底面、側面、基板表面に、一様に吸着し、続いて、ビアホール内部ではめっきの成長に伴い、表面積が減少していき、ビアホール内の促進剤の分布が密になることを利用して、ビアホール内部のめっき速度が基板表面のめっき速度より速くなり、ビアホール内部を銅によって充填させると云われている。
【0012】
一般的には、これら抑制剤と促進剤は、ひとつのめっき浴内に適度な配合で混合されているものであり、両者の効果によってビアホール内部を銅によって充填することが可能となる。
【0013】
上記のメカニズムによってビアホール内部を銅で完全に充填し、導体パターンを形成するため、ビアホールの径や体積(内容積)など、ビアホールの形状によって、ビア内のめっき成長速度が異なる。
【0014】
そのため、一つの基板において、ビアホールの形状が大きなばらつきを持っていたり、異なる径のビアホールが混在している場合などには、一つの基板のすべてのビアホール内を、ビアフィルめっき金属(銅)によって一様に充填することが困難である。
【0015】
このため、図4(a)に示されているように、ビアホール内部に銅が完全に充填されず、導体パターンを形成する基板表面のめっき銅206に対してビアホール105のめっき銅(ビアフィルめっき部)207が凹んだ形状になったり、図4(b)に示されているように、ビアホール105のめっき銅208が凸状に膨らんだ形状になり、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面とを、面一、平滑にすることができない。
【0016】
このことは、ビアホール直上にビアホールを設けるビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装するチップ・オン・ビアの妨げとなり、ビアフィルめっきの有用性を大きく阻害する。
【0017】
なお、図101においても、101はコア基材絶縁層を、102はコア基材絶縁層101に形成されたコア基材導体層を、103はコア基材絶縁層101の表層に形成されたビルドアップ絶縁層を示している。
【非特許文献1】高木 清著 「ビルドアップ多層プリント基板配線板技術」日刊工業新聞社出版、2001年6月15日、初版2刷、21頁〜23頁
【特許文献1】特開2001−291954号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
この発明が解決しようとする課題は、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホールが混在した基板にビアフィルめっきを適用することによって発生するビアホール直上部分の凹凸を緩和し、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面との面一、平滑性を改善し、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホールが混在した基板でも、ビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装することを確実に可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
この発明によるプリント配線板のビアホール形成方法は、絶縁層の少なくとも一方の側に導体層を有する基板の前記絶縁層に前記導体層が露出する有底のビアホール内にめっきを施して当該ビアホール内をめっき金属により充填するビアフィリングめっきによるビアホール形成方法において、前記基板の前記絶縁層に前記導体層が露出する有底のビアホールを形成する穴明け工程と、前記絶縁層の表面と前記ビアホールの側面にめっき給電用導電層を形成する給電用導電層形成工程と、前記めっき給電用導電層を給電電極として、めっき抑制剤あるいはめっき促進剤の少なくとも何れか一方を添加されためっき浴によって前記絶縁層の表面と前記ビアホール内に電解めっきを施す電解めっき工程と、前記電解めっき工程によって形成されためっき金属による基板表面を、めっき金属を溶解する薬液によってエッチングし、基板表面の凹凸を低減する平滑化エッチング工程とを含む。
【0020】
この発明によるビアホール形成方法における前記穴明け工程は、径の異なる複数個のビアホールを形成する工程である。これにより、一つの基板に、異なるビア径のビアホールが混在することになる。
【0021】
この発明によるビアホール形成方法における前記平滑化エッチング工程は、めっき金属を溶解する薬液を前記めっき工程によって形成されためっき金属による基板表面に吹き付ける工程である。
【0022】
この発明によるビアホール形成方法では、前記電解めっき工程は銅の電解めっきを行い、前記平滑化エッチング工程においてめっき金属を溶解する薬液として第二塩化鉄を含む水溶液を用いる。
【発明の効果】
【0023】
この発明によるビアホール形成方法は、平滑化エッチング工程で、めっき金属を溶解する薬液によってエッチングし、基板表面の凹凸を低減するから、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホールが混在した基板にビアフィルめっきを適用することによって発生するビアホール直上部分の凹凸が緩和される。
【0024】
これにより、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面との面一、平滑性が改善され、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホールが混在した基板でも、ビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装することが確実に可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
この発明によるビアホール形成方法を適用したプリント配線板の製造方法の一つ実施形態を、図1(a)〜(g)を参照して説明する。
【0026】
図1(a)に示されているように、出発材料として、絶縁層11の両面に銅回路12、13が形成されたガラスエポキシ基板10を用意した。
【0027】
この基板は、銅張りポリイミド基板、銅張りポリエステル基板、銅張りポリエーテルイミド基板、銅張り液晶ポリマー基板、ガラスクロス、カラスマット、合成繊維などの基材と熱硬化性樹脂からなる銅張りフェノール基板、銅張り紙エポキシ基板、銅張り紙ポリエステル基板、銅張りガラスポリイミド基板などを使用してもよい。また、両面プリント基板ではなく、多層プリント配線板を使用してもよい。
【0028】
つぎに、図1(b)に示されているように、ガラスエポキシ基板10の表裏両面に、エポキシ系層間絶縁シート14、15を貼り合わせ、基材16を得た。
【0029】
この層間絶縁層としては、エポキシ系層間絶縁シートに限られず、ポリイミドや、ガラスエポキシ、エポキシ含浸アラミド不織布、オレフィン系絶縁シート等も使用できる。また、この絶縁層の形成は、貼り合わせ法だけではなく、エポキシやポリイミド等のワニスを塗布し、乾燥させて形成することもできる。
【0030】
次に、図1(c)に示されているように、穴明け工程として、基材16のエポキシ系層間絶縁シート(絶縁層)14、15の各々に、炭酸ガスレーザによって、異なるビア径のビアホール17、18を穿設し、0プラズマ照射によってスミアを除去する。ビアホール17は底面での直径を100μm、ビアホール18は底面での直径を50μmとした。
【0031】
ビアホール17、18の穴明け加工には炭酸ガスレーザーを使用したが、これは、もちろん、UV−YAGレーザや、各種エキシマレーザを用いることもできる。また、デスミア工程にはプラズマデスミアを適用したが、これも過マンガン酸塩などによる湿式デスミアも適用できる。
【0032】
ついで、図1(d)に、示されているように、給電用導電層形成工程として、化学銅めっきによってエポキシ系層間絶縁シート(絶縁層)14、15の各々の表面とビアホール17、18の内面にめっき給電用導電層19、20を設ける。その後、電解めっき工程として、めっき給電用導電層19、20を給電電極とし、添加剤として抑制剤と硫黄系化合物による促進剤とを含むビアフィル用めっき浴に基材全体を浸潰して電解銅めっきを行った。
【0033】
この電解銅めっきは、ビア径が100μmのビアホール17の直上が、その周辺とほぼ平滑になる時間分、給電することで終了した。
【0034】
このときの基板表面のめっき銅21、22のめっき厚は17μm程度で、ビアホール17に充填されためっき銅23の表面23Aとめっき銅21、22の表面21A、22Aとは面一(平滑)になった。
【0035】
これに対し、ビア径が50μmのビアホール18は、ビア径が100μmのビアホール17に比べて容積が小さいため、過剰なビアフィルめっき形状となり、ビアホール18に充填されためっき銅24は、めっき銅21、22の表面21A、22Aより5μm程度突出した突起形状部25を含む形状となった。
【0036】
つぎに、平滑化エッチング工程として、図1(e)に、矢印Eで示されているように、基板表面に、第二塩化鉄(FeCl)を含有する水溶液を、面直に吹き付け、基板表面の平坦な部分(基板表面のめっき銅21、22の部分)を8μm程度エッチングした。
【0037】
このエッチングにおいて、ビアホール18に充填されためっき銅24の突起形状部25は、エッチング液と接触する面積が、平坦部(めっき銅21、22の表面21A、22A)に比べて大きいため、エッチングが優先的に進行し、突起形状部25の突起を2μm以内まで低減することができた。図1(f)は、この平滑化エッチング後の状態を示している。
【0038】
ついで、図1(g)に示されているように、基板表面のめっき銅(銅箔)21、22およびめっき給電用導電層19、20をエッチングし、サブトラクティブ法によって回路形成を施し、プリント配線板30を得た。
【0039】
上述したように、平滑化エッチング工程によって基板表面の凸部(突起形状部25)を低減するから、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面との面一、平滑性が改善され、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホール17、18が混在した基板でも、ビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装することが可能になる。
【0040】
この発明によるビアホール形成方法を適用したプリント配線板の製造方法の他の実施形態を、図2(a)〜(g)を参照して説明する。
【0041】
図2(a)に示されているように、出発材料として、絶縁層51の両面に銅回路52、53が形成されたガラスエポキシ基板50を用意した。
【0042】
この基板も、銅張りポリイミド基板、銅張りポリエステル基板、銅張りポリエーテルイミド基板、銅張り液晶ポリマー基板、ガラスクロス、カラスマット、合成繊維などの基材と熱硬化性樹脂からなる銅張りフェノール基板、銅張り紙エポキシ基板、銅張り紙ポリエステル基板、銅張りガラスポリイミド基板などを使用できる。また、両面プリント基板ではなく、多層プリント配線板を使用してもよい。
【0043】
つぎに、図2(b)に示されているように、ガラスエポキシ基板50の表裏両面に、エポキシ系層間絶縁シート54、55を貼り合わせ、基材56を得た。
【0044】
この層間絶縁層も、エポキシ系層間絶縁シートに限られず、ポリイミドや、ガラスエポキシ、エポキシ含浸アラミド不織布、オレフィン系絶縁シート等も使用できる。また、この絶縁層の形成は、貼り合わせ法だけではなく、エポキシやポリイミド等のワニスを塗布し、乾燥させて形成することもできる。
【0045】
次に、図2(c)に示されているように、穴明け工程として、基材56のエポキシ系層間絶縁シート(絶縁層)54、55の各々に、炭酸ガスレーザによって、異なるビア径のビアホール57、58を穿設し、0プラズマ照射によってスミアを除去する。ビアホール57は底面での直径を100μm、ビアホール58は底面での直径を50μmとした。
【0046】
ビアホール57、58の穴明け加工には炭酸ガスレーザーを使用したが、これは、もちろん、UV−YAGレーザや、各種エキシマレーザを用いることもできる。また、デスミア工程にはプラズマデスミアを適用したが、これも過マンガン酸塩などによる湿式デスミアも適用できる。
【0047】
ついで、図2(d)に、示されているように、給電用導電層形成工程として、化学銅めっきによってエポキシ系層間絶縁シート(絶縁層)54、55の各々の表面とビアホール57、58の内面にめっき給電用導電層59、60を設ける。その後、電解めっき工程として、めっき給電用導電層59、60を給電電極とし、添加剤として抑制剤と硫黄系化合物による促進剤とを含むビアフィル用めっき浴に基材全体を浸潰して電解銅めっきを行った。
【0048】
この電解銅めっきは、ビア径が50μmのビアホール58の直上が、その周辺とほぼ平滑になる時間分、給電することで終了した。
【0049】
このときの基板表面のめっき銅61、62のめっき厚は12μm程度で、ビアホール58に充填されためっき銅64の表面64Aとめっき銅61、62の表面61A、62Aとは面一(平滑)になった。
【0050】
これに対し、ビア径が100μmのビアホール57は、ビア径が50μmのビアホール58に比べて容積が大きいため、不足したビアフィルめっき形状となり、ビアホール57に充填されためっき銅63は、めっき銅61、62の表面61A、62Aより3μm程度突出した凹形状部65を含む形状となった。
【0051】
つぎに、平滑化エッチング工程として、図2(d)に、矢印Eで示されているように、基板表面に、第二塩化鉄(FeCl)を含有する水溶液を、面直に吹き付け、基板表面の平坦な部分(基板表面のめっき銅61、62の部分)を5μm程度エッチングした。
【0052】
このエッチングのエッチング液として、実施形態1の場合に比して、比重が高く、粘性が高いものを使用したため、凹形状部65でのエッチング液の拡散(物質移動)が起こり難く、凹形状部65に比して平坦部(めっき銅61、62の表面61A、62A)のエッチングが優先的に進行し、凹形状部65の凹みを2μm以内まで低減することができた。図2(f)は、この平滑化エッチング後の状態を示している。
【0053】
ついで、図2(g)に示されているように、基板表面のめっき銅(銅箔)61、62およびめっき給電用導電層59、60をエッチングし、サブトラクティブ法によって回路形成を施し、プリント配線板70を得た。
【0054】
上述したように、平滑化エッチング工程によって基板表面の凹部(凹形状部65)を低減するから、基板表面のめっき層の表面とビアホール内部(ビアホール直上部分)のめっき金属の表面との面一、平滑性が改善され、ビア形状にばらつきが大きい場合や、異なるビア径のビアホール57、58が混在した基板でも、ビア・オン・ビアや、ビアホール直上に部品を実装することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】(a)〜(g)は、この発明によるビアフィルめっきを用いたビアホールの形成方法を適用したプリント配線板の製造方法の一つの実施形態を模式的に示す工程図である。
【図2】(a)〜(g)は、この発明によるビアフィルめっきを用いたビアホールの形成方法を適用したプリント配線板の製造方法の他の実施形態を模式的に示す工程図である。
【図3】一般的なビルドアップ多層配線板のビアホール形状を示す縦断面図である。
【図4】(a)、(b)は各々ビアフィルめっきを用いたビアホールの従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0056】
10 ガラスエポキシ基板
11 絶縁層
12、13 銅回路
14、15 エポキシ系層間絶縁シート
16 基材
17、18 ビアホール
19、20 めっき給電用導電層
21、22、23、24 めっき銅
25 突起形状部
30 多層プリント基板
50 ガラスエポキシ基板
51 絶縁層
52、53 銅回路
54、55 エポキシ系層間絶縁シート
56 基材
57、58 ビアホール
59、60 めっき給電用導電層
61、62、63、64 めっき銅
65 凹形状部
70 多層プリント基板
【出願人】 【識別番号】000005186
【氏名又は名称】株式会社フジクラ
【住所又は居所】東京都江東区木場1丁目5番1号
【出願日】 平成16年4月26日(2004.4.26)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和

【識別番号】100100712
【弁理士】
【氏名又は名称】岩▲崎▼ 幸邦

【識別番号】100100929
【弁理士】
【氏名又は名称】川又 澄雄

【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一

【公開番号】 特開2005−311245(P2005−311245A)
【公開日】 平成17年11月4日(2005.11.4)
【出願番号】 特願2004−129702(P2004−129702)