| 【発明の名称】 |
電子機器の放熱構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】高畠 康成 【住所又は居所】東京都八王子市石川町2967−3株式会社ケンウッド内
【氏名】遊佐 昌明 【住所又は居所】東京都八王子市石川町2967−3株式会社ケンウッド内
【氏名】熊倉 弘幸 【住所又は居所】東京都八王子市石川町2967−3株式会社ケンウッド内
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| 【要約】 |
【課題】発熱部品を収容する空気室の容積が小さい場合にも十分に放熱でき、また、凹凸した部品や高温となる部品が外部に露出することのない電子機器の放熱構造を提供する。【解決手段】筐体の一部を放熱板2で形成し、放熱板2の筐体内部側に被放熱部品6を固着し、放熱板2の筐体外部側に配置され放熱板2との間に上下方向の通気路を形成する板状部材3を設けた。
【解決手段】筐体の一部を放熱板2で形成し、放熱板2の筐体内部側に被放熱部品6を固着し、放熱板2の筐体外部側に配置され放熱板2との間に上下方向の通気路を形成する板状部材3を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体の一部を放熱板で形成し、前記放熱板の筐体内部側に被放熱部品を固着し、前記放熱板の筐体外部側に配置され前記放熱板との間に上下方向の通気路を形成する板状部材を設けたことを特徴とする電子機器の放熱構造。 【請求項2】 前記放熱板の筐体内部側に上下方向に延びるフィンを設けたことを特徴とする請求項1の電子機器の放熱構造。 【請求項3】 前記上下方向の通気路内に上下方向に延びるフィンを設けたことを特徴とする請求項1または2の電子機器の放熱構造。 。 【請求項4】 前記筐体をスピーカのエンクロージャとした請求項1から3のいずれかに記載した電子機器の放熱構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は電子機器に係わり、特に、その発熱部品の放熱構造に関する。 【背景技術】 【0002】 スピーカの増幅回路をエンクロージャ内に配置する従来のスピーカシステムの例を図5および図6に示す。図5に示す1はスピーカのエンクロージャであり、図ではその背面側が示されている。エンクロージャ1の前面側のバッフルは図示していないが、そのバッフルにスピーカが取り付けられている。 【0003】 エンクロージャ1の背面側は図6にも詳しく示す放熱板8により覆われている。放熱板8のエンクロージャ1の外側の面にフィン9が設けられている。放熱板8のエンクロージャ1の内側の面にはスピーカの増幅回路を構成するパワートランジスタ6が密着するように固定されている。パワートランジスタ6およびアンプ発熱部品7で発生する熱は放熱板8およびフィン9を介して放熱される。 【0004】 図5および図6に示す従来のスピーカシステムの放熱構造では十分に発熱部品の放熱ができない場合のスピーカシステムの放熱構造の従来の例を図7および図8に示す。この例では、放熱板8のフィン9の上下の部分に穴8a、8a…が設けられている。 【0005】 そして、エンクロージャ1内部の発熱部品が配置される場所は仕切り板1aで他の部分と仕切られている。他の構成は図5および6で説明したものと同様であり、同一部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。 【0006】 この例では発熱部品が配置される空間の空気の温度が上昇すると、対流が生じて下側の穴8a、8a…から冷たい空気が入り込み熱くなった空気が上側の穴8a、8a…から放出され、発熱部品が空気流によっても放熱される。 【0007】 上記した図5、図6および図7、図8に示す従来のスピーカシステムの放熱構造では、凹凸のあるフィン9がエンクロージャ外部に現れるため、美観に劣るものであった。また、高温となるフィン9が外部に露出しているために危険であった。 【0008】 特開平10−164684号公報に提案されたスピーカ装置は、電源部や信号増幅部をエンクロージャ内の他の部分から仕切られた空気室内に配置し、この空気室と外部とを仕切る後部スピーカボックスに複数の放熱孔を設けている。 【0009】 上記した特開平10−164684号公報に提案されたスピーカ装置では電源部や信号増幅部を収容する空気室はある程度以上の容積が必要であり、空気室の容積が十分でないと、電源部や信号増幅部からの発熱を十分に放熱できないという問題があった。 【特許文献1】特開平10−164684号公報、第4頁、図1 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、発熱部品を収容する空気室の容積が小さい場合にも十分に放熱でき、また、凹凸した部品や高温となる部品が外部に露出することのない電子機器の放熱構造を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0011】 この発明の電子機器の放熱構造は、筐体の一部を放熱板で形成し、前記放熱板の筐体内部側に被放熱部品を固着し、前記放熱板の筐体外部側に配置され前記放熱板との間に上下方向の通気路を形成する板状部材を設けたものである。 【0012】 また、前記電子機器の放熱構造において、前記放熱板の筐体内部側に上下方向に延びるフィンを設けたものである。 【0013】 また、前記各電子機器の放熱構造において、前記上下方向の通気路内に上下方向に延びるフィンを設けたものである。 【0014】 さらに、前記各電子機器の放熱構造において、前記筐体をスピーカのエンクロージャとしたものである。 【発明の効果】 【0015】 この発明の電子機器の放熱構造によれば、筐体内の発熱部品の冷却能力が高められ、比較的小さいスペースに発熱部品を配置することが可能となる。また、凹凸形状で高温となるフィンが外部に露出しないので、美観に優れ、安全である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。 【実施例1】 【0017】 図1はこの発明の実施例1であるスピーカシステムを示す斜視図、図2(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図2(b)は同放熱板を示す側面図、図2(c)は同放熱板を示す背面図、図2(d)は同放熱板を示す上面図である。 【0018】 図1に示す1はスピーカのエンクロージャであり、図1ではその背面側が示されている。エンクロージャ1の前面側のバッフルは図示していないが、そのバッフルにスピーカが取り付けられている。 【0019】 エンクロージャ1の背面側は図2にも詳しく示す放熱板2により覆われている。放熱板2のエンクロージャ1の内面側にはフィン4が設けら、さらに、スピーカの増幅回路を構成するパワートランジスタ6が密着するように固定されている。 【0020】 放熱板2のエンクロージャ1の外面側の一部は放熱板2に取り付けられた板状部材3により覆われており、放熱板2と板状部材3との間の隙間により上下方向に延びる通気路が形成されている。 【0021】 放熱板2に固着されたパワートランジスタ6およびアンプ発熱部品7で発生する熱は、放熱板2に伝えられ、フィン4を介してエンクロージヤ1内に放熱されるが、さらに、放熱板2の背面側の前記通気路内の空気を加熱する。通気路内の加熱された空気は上昇し、この気流により放熱板2が冷却される。 【0022】 このように空気の対流により放熱板2が効率よく冷却され、エンクロージャ1内の発熱部品の冷却能力が高められ、比較的小さいスペースに発熱部品を配置することが可能となる。また、凹凸形状で高温となるフィンが外部に露出しないので、美観に優れ、安全である。 【実施例2】 【0023】 図3はこの発明の実施例2であるスピーカシステムを示す斜視図、図4(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図4(b)は同放熱板を示す側面図、図4(c)は同放熱板を背面図、図4(d)は同放熱板を示す上面図である。図3、図4(c)および(d)において、板状部材3の一部を除いて示している。 【0024】 この例では、放熱板2と板状部材3との間の通気路内に放熱板2から突起し上下方向に延びるフィン5が設けられている。他の構成は図1および2で説明した実施例1と同様であり、同一部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。 【0025】 この例では実施例1で説明した効果を奏する上に、通気路内の気流と接触する部分にフィン5が設けられているため、放熱板2を介して発熱部品を放熱する効果がさらに高められるという実施例2特有の効果を奏する。 【0026】 実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、放熱板2にエンクロジャ内部側のフィンを設けなくてもこの発明の効果を得ることができる。また、スピーカシステム以外にこの発明を適用することも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0027】 【図1】この発明の実施例1であるスピーカシステムを示す斜視図である。 【図2】図2(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図2(b)は同放熱板を示す側面図、図2(c)は同放熱板を示す背面図、図2(d)は同放熱板を示す上面図である。 【図3】この発明の実施例2であるスピーカシステムを一部部材を除いて示す斜視図である。 【図4】図4(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図4(b)は同放熱板を示す側面図、図4(c)は同放熱板を一部部材を除いて示す背面図、図4(d)は同放熱板を一部部材を除いて示す上面図である。 【図5】従来のスピーカシステムの例を示す斜視図である。 【図6】図6(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図6(b)は同放熱板を示す側面図、図6(c)は同放熱板を示す背面図、図6(d)は同放熱板を示す上面図である。 【図7】従来のスピーカシステムの他の例を一部部材を除いて示す斜視図である。 【図8】である。 【0028】 図8(a)は同スピーカシステムの放熱板を示す正面図、図8(b)は同放熱板を示す側面図、図8(c)は同放熱板を示す背面図、図8(d)は同放熱板を示す上面図である。 【符号の説明】 【0029】 1 エンクロージャ、1a 仕切り板 2 放熱板 3 板状部材 4 フィン 5 フィン 6 パワートランジスタ 7 アンプ発熱部品(トランス等) 8 放熱板、8a 穴 9 フィン
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003595 【氏名又は名称】株式会社ケンウッド 【住所又は居所】東京都八王子市石川町2967番地3
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| 【出願日】 |
平成16年4月23日(2004.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085682 【弁理士】 【氏名又は名称】柴田 昌雄
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| 【公開番号】 |
特開2005−311152(P2005−311152A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−127779(P2004−127779) |
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