| 【発明の名称】 |
二重シールドパネルおよびシールドパネル組立体 |
| 【発明者】 |
【氏名】岐部 寿一郎 【住所又は居所】埼玉県飯能市美杉台2丁目1番地1 株式会社トキメックアビエーション内
【氏名】平城 完治 【住所又は居所】埼玉県飯能市美杉台2丁目1番地1 株式会社トキメックアビエーション内
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| 【要約】 |
【課題】二重シールド構造のシールドルームに好適な二重シールドパネル及び組立てや分解移動が容易
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 絶縁物から成るパネル枠体と,このパネル枠体の一方の面と他方の面にそれぞれ電気的に分離独立して装備された一方と他方の電磁波シールド部材とを備え,前記各電磁波シールド部材の周囲の端部をパネル枠体の全体にわたってその端面に沿って曲折装備したことを特徴とする二重シールドパネル。 【請求項2】 前記パネル枠体を合板部材で構成すると共に、このパネル枠体の合板部材が,その各貼り合わせ面が当該パネル枠体の周囲の側面に平行にして且つ当該パネル枠体の両面に直交する状態に製材されて組み込まれたものであることを特徴とする請求項1記載の二重シールドパネル。 【請求項3】 前記パネル枠体と前記一方と他方の電磁波シールド部材で囲まれる空間領域に、絶縁材からなるハニカム構造体を組み込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の二重シールドパネル。 【請求項4】 前記請求項1,2又は3記載の二枚の二重シールドパネルと,この各二重シールドパネルの側端部を相互に所定の連結用隙間を介して配設すると共に当該各二重シールドパネルをその連結用隙間部分で連結する連結機構とを備え,この連結機構を、前記連結用隙間部分を覆うと共に前記各二重シールドパネルの各同一面側の一方と他方の電磁波シールド部材相互間を連接する内側及び外側の各連接用シールド板と、この各連接用シールド板を前記連結用隙間部分で連結する複数のネジ機構とにより構成し、このネジ機構の雌ネジ部材を絶縁部材で形成すると共に当該雌ネジ部材のネジを形成する部分を前記連結用隙間内に突設させたことを特徴とするシールドパネル組立体。 【請求項5】 前記請求項1,2又は3記載の二枚の二重シールドパネルと、この各二重シールドパネルの側端部を相互に所定の連結用隙間を介して配設すると共に当該各二重シールドパネルをその連結用隙間部分で連結する連結機構とを備え、この連結機構を前記連結用隙間部分を覆うと共に前記各二重シールドパネルの各同一面側の一方と他方の電磁波シールド部材相互間を連接する内側及び外側の各連接用シールド板と、この各連接用シールド板を前記連結用隙間部分で連結する複数のネジ機構とにより構成し,このネジ機構の雄ネジ部材側に、当該雄ネジ部材を前記一方と他方の電磁波シールド部材から電気的に独立した状態に設定する鍔付きリング状絶縁体を装備したことを特徴とするシールドパネル組立体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、二重シールドパネルおよびシールドパネル組立体に係り,特に、内部にCTスキャン等の医療機器等を装備してなるシールドルームの側壁等に好適な二重シールドパネルおよびシールドパネル組立体に関する。 【背景技術】 【0002】 シールドルームの需要が増えるに従って電磁波等の遮蔽をより完全にするための研究が各方面で成され、昨今にあっては特にシールドルーム全体を二重にシールドする手法のものが開発されている(特許文献1参照)。 【0003】 【特許文献1】実開平5−235580号(電磁波シールドパネルおよび電磁波シールドルーム) 【特許文献2】実開平5−20390号 (電磁波シールドパネルの連結構造) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上記従来例においては,電磁波シールドパネルの二重シールド化がなされてはいるが,多くは表面と裏面とが導通された状態の二重シールドパネルおよびその連結構造となっていることから、例えば同一構造の一重の場合に比較して必ずしも二乗倍(一重の場合の遮蔽能率(遮蔽性能)を1/Aとすると,二重の場合1/A2)のシールド効果を達成し得ないという不都合が生じている。 【0005】 一方、シールドルーム全体の完全な二重シールド化に際しては、強度的な問題もあって例えばシールドパネルそのものを二枚重ねに組み込む等の工夫も見られる。しかしながら,かかる構造のものは連結その他の構造が全体的に複雑となり、高価なものとなっていた。 更に,従来の二重シールド構造のシールドルームは,全体的に堅牢に形成されているものが多いことから,組み立てや分解移動に際しては多くの時間と労力を要するという不都合があった。 【0006】 本発明は,かかる従来例が有する不都合を改善し、シールドパネルを二枚重ねて装備することなく二重シールド構造のシールドルームに好適な二重シールドパネル及び構造簡単でしかも組み立てや分解移動を容易になし得るシールドパネル組立体を提供することを,その目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明にかかる二重シールドパネルは、絶縁物から成るパネル枠体と,このパネル枠体の一方の面と他方の面にそれぞれ電気的に分離独立して装備された一方と他方の電磁波シールド部材とを備えている。 そして、前述した各電磁波シールド部材の周囲の端部を、パネル枠体の全体にわたってその端面に沿って曲折装備した(請求項1)。 【0008】 このため、本発明にかかる二重シールドパネルでは,各電磁波シールド部材の周囲の端部をパネル枠体の全体にわたってその端面に沿って曲折装備したので,電磁波がパネル枠体の側面部分から入り込むという不都合を有効に抑制することができ,このため、かかる点において二重シールドパネルの二重シールド効果をより有効に機能させることができる。 【0009】 更にかかる構造の二重シールドパネルをシールドルームの側壁用として装備すると,例えば連結用の導電性プレートを単にその両面にそれぞれ個別に接続するだけで当該二重シールドパネルの一方と他方の電磁波シールド部材が相互に電気的に独立した状態が維持されるので、そのまま有効に機能し、極く容易に二重シールドパネルを連結した完全に二重シールド化されたシールドルームを得ることができる。 【0010】 ここで,上述した枠体状のパネル枠体については、これを合板部材で構成すると共に,このパネル枠体の合板部材については,その各貼り合わせ面が当該パネル枠体の周囲の側面に平行にして且つ当該パネル枠体の両面に直交する状態に製材されて組み込まれたもの、としてもよい(請求項2)。 【0011】 このため,本発明にかかる二重シールドパネルでは,その軽量化と共にその強度を大幅に増強することができる。即ち,合板はその貼り合わせ面に沿った方向への変形が他の方向への変形よりも非常に少ない。このため,この二重シールドパネルでは,上述したように合板部材を組み込んだので、これを装備したシールドルームでは,その内側及び外側への変形が大幅に抑制される。かかる点において、本発明では二重シールドパネルそのものは勿論のこと,これを組み込んだシールドルームの耐久性を大幅に向上させることができて都合がよい。 【0012】 更に、上述した枠体状のパネル枠体については、その一方と他方の電磁波シールド部材で囲まれる内側空間領域に、絶縁材からなるハニカム構造体を組み込んだ構造としてもよい(請求項3)。 このようにすると,パネル枠体の軽量化と共に当該パネル枠体全体の強度を確実に増強することができて都合がよい。 【0013】 又、本発明にかかるシールドパネル組立体は、前述した二枚の二重シールドパネルと,この各二重シールドパネルの側端部を相互に所定の連結用隙間を介して配設すると共に当該各二重シールドパネルをその連結用隙間部分で連結する連結機構とを備えている。 そして、この連結機構を、前述した連結用隙間部分を覆うと共に各二重シールドパネルの各同一面側の一方と他方の電磁波シールド部材相互間を連接する内側及び外側の各連接用シールド板と、この各連接用シールド板を前述した連結用隙間部分で連結する複数のネジ機構とにより構成する。 【0014】 更に,このネジ機構の雌ネジ部材全体を絶縁部材で形成すると共に当該雌ネジ部材のネジを設けた部分を前述した連結用隙間内に突設させた構造とした(請求項4)。 【0015】 このため、この本発明にかかるシールドパネル組立体によると、上述した二重シールドパネルの長所をそのまま生かすことができるばかりでなく,シールドルームの組み立てに際しては一方と他方の二重シールドパネルを同一面上にしかも連結機構が許容している適当な連結用隙間をもって配置し得るので、組み立てが容易となり、更に連結機構は、連結用隙間を両側から連接用シールド板で覆うと共に当該連結用隙間を利用してネジ機構を取り付けるとう構造としたので,その作業は至って単純化され、しかも一方と他方の二重シールドパネルに対しては,これをネジ止めすることなく単に連接用シールド板で挟むという単純化された構造としたので、その組み立てはもとよりその組み立て後の分解再組み立ても極めて容易となり,かかる点において従来のものに比較してその生産性および作業性を著しく向上させることができるという点で都合がよい。 【0016】 更に,本発明にかかるシールドパネル組立体は、前述した二枚の二重シールドパネルと,この各二重シールドパネルの側端部を相互に所定の連結用隙間を介して配設すると共に当該各二重シールドパネルをその連結用隙間部分で連結する連結機構とを備えている。 この内、連結機構を、前述した連結用隙間部分を覆うと共に各二重シールドパネルの各同一面側の一方と他方の電磁波シールド部材相互間を連接する内側及び外側の各連接用シールド板と,この各連接用シールド板を前述した連結用隙間部分で連結する複数のネジ機構とにより構成する。 そして、前述したネジ機構の雄ねじ側に、当該雄ねじを前述した一方と他方の電磁波シールド部材から電気的に独立した状態に設定する鍔付きリング状絶縁体を装備する,という構成とした(請求項5)。 【0017】 このため、本発明にかかる当該シールドパネル組立体によると,前述した請求項4におけるシールドパネル組立体と同等の作用効果を有するほか、更に、鍔付きリング状絶縁体を装備したので,ネジ機構を全て金属を素材として形成することができ、これがため,二重シールドパネルの連結に際しては、その各連接用シールド板で挟む力を大幅に増強することができ、かかる点において組み立てが容易で且つより堅牢なシールドルームを構築することができる。 【発明の効果】 【0018】 本発明にかかる二重シールドパネルによると、各電磁波シールド部材の周囲の端部をパネル枠体の全体にわたってその端面に沿って曲折装備したので,電磁波がパネル枠体の側面から入り込むという不都合を有効に阻止することができ,このため、かかる点において二重シールドパネルの二重シールド効果をより有効に機能させることができる。 このため、これをシールドルームの側壁用として装備すると、例えば連結用の導電性プレートを単にその両面にそれぞれ個別に当接させて保持するだけで当該二重シールドパネルの一方と他方の電磁波シールド部材が相互に電気的に独立した状態を維持することとなり,当該各電磁波シールド部材のシールド機能がそのまま有効に機能し,極く容易に二重シールドパネルを連結することができ,完全に二重シールド化されたシールドルームを容易に得ることができる。 【0019】 又、本発明にかかるシールドパネル組立体によると,上述した二重シールドパネルの長所をそのまま生かすことができるばかりでなく,シールドルームの組み立てに際しては一方と他方の二重シールドパネルを同一面上にしかも連結機構が許容している適当な連結用隙間をもって配置し得るので、組み立てが容易となる。 更に,連結機構としては,連結用隙間を両側から連接用シールド板で覆うと共に当該連結用隙間を利用してネジ機構を取り付けるという構造としたので,その組み込み作業は至って単純化され,しかも一方と他方の二重シールドパネルに対しては、これをネジ止めすることなく単に連接用シールド板で挟むという単純化された構造としたので、その組み立て作業はもとよりその組み立て後の分解再組み立ても極めて容易となり、かかる点において従来のものに比較してその生産性および作業性を著しく向上させることができるという従来にない優れたシールドパネル組立体を得ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 以下,本発明の最良の一実施形態を、添付図面に従って説明する。 図1に,本実施形態にかかるシールドパネル組立体の一例を示す。 この図1において、シールドパネル組立体は少なくとも二枚の二重シールドパネル1,1と,この二枚の二重シールドパネル1,1を連結する連結機構2とを備えている。 【0021】 〔二重シールドパネル〕 前述した二重シールドパネル1は,図1ないし図3に示すように,絶縁材からなり四角形状に形成されたパネル枠体10と,このパネル枠体10の一方と他方の面に各々装着された一方と他方の電磁波シールド部材11,12と、この電磁波シールド部材11,12とパネル枠体10とで囲まれた空間領域に装備された絶縁部材(例えばプラスチック等)からなるハニカム構造体13(図2参照)とを備えている。 【0022】 ここで,前述した電磁波シールド部材11,12は,その周囲の端部をパネル枠体10の全体にわたってその端面に沿って曲折装備されている。図中,記号Sは,この曲折装備された電磁波シールド部材11,12の端部相互問に設定された隙間を示す。又,この電磁波シールド部材11,12は,本実施形態では薄板状の鉄板が使用されているが、薄板状のアルミ板,ステンレス板,或いは鋼箔等を使用したものであってもよい。 【0023】 ここで,この二重シールドパネル1は上述したように構成されているので,二重シールドパネル1の端面部分から電磁波が入り込む要素を有効に抑制することができ,これを他の二重シールドパネル1と連接した場合には曲折面同志を当接させることができるので,相互に他の二重シールドパネル1によって端面部分から電磁波の入り込みを有効に阻止することができ,かかる点において二重シールドパネル1のシールド効果をより有効に機能させることができる。 【0024】 更に,これをシールドルームの側壁用として装備すると,例えば連結用の導電性プレートを単にその両面にそれぞれ個別に当接させて保持するだけで当該二重シールドパネルの一方と他方の電磁波シールド部材が相互に電気的に独立した状態を維持することとなり、当該各電磁波シールド部材のシールド機能がそのまま有効に機能し,極く容易に二重シールドパネルを連結することができ,完全に二重シールド化されたシールドルームを容易に得ることができる。 【0025】 前述したパネル枠体10は合板部材によって形成されている。更に,このパネル枠体10としては,前述した合板の貼り合わせ面が当該パネル枠体10の一方と他方の面に直交する状態で且つ当該合板の各貼り合わせ面が前述したパネル枠体10の周囲の端面に平行となるように当該合板を製材し組み込んだものとなっている。 【0026】 この場合,合板部材は、前述したようにその貼り合わせ面に沿った方向への変形が著しく少ない性質を備えている。本実施形態では,パネル枠体10を上述したように構成したので,パネル枠体10の内外の各面に直交する方向(シールドルームの内側方向および外側方向)への変形が大幅に抑制され,これにより耐久性が著しく増強されたものとなっている。 【0027】 そして,上述した二重シールドパネル1は,前述したように内部空間にハニカム構造体13を装備しているので、パネル枠体10の剛性が有効に強化され且つ軽量化が同時に実効性あるものとなっている。 【0028】 〔連結機構〕 又,連結機構2は、同一面上で且つ所定の連結用隙間Lをもって配置されて二枚の二重シールドパネル1,1を相互に連結するもので,一方と他方の各二重シールドパネル1の突き合わせ側の端部を,特にネジ止めすることなく連結用隙間L部分で外側から同時に挟み込む構造となっている。 【0029】 これを更に詳細に説明すると、この連結機構2は、前述した連結用隙間L部分を覆うと共に各二重シールドパネル1,1の各同一面側の前述した一方の電磁波シールド部材11同志を連接する内側連接用シールド板21と,他方の電磁波シールド部材11同志を連接する外側連接用シールド板22と,この各連接用シールド板21,22を前述した連結用隙間L部分で相互に連結する複数のネジ機構23とを備えている。 この複数のネジ機構23は,例えば高さ3.0メートルのシールドルームであると20〔cm〕の間隔で10乃至15か所にわたって設けられ,全体的に平均に挟み込むことが可能に構成されている。 【0030】 このネジ機構23は,具体的には、シールドルームの内側から止められる雌ネジ部材23Aとシールドルームの内側から止められる雄ネジ部材23Bとにより構成されている。 この場合,雌ネジ部材23Aは,例えばプラスチック等の絶縁性物質で断面T字状に形成され、その中央の突出部23Aaにネジ穴23Abが形成され,そして,この中央の突出部23Aaが前述した連接用シールド板21の貫通孔21aを介して連結用隙間L部分内へ突出した状態に配設されている。 【0031】 これに対して、雄ネジ部材23Bは、金属製からなり、左右に広がった比較的大きい頭部を備え,他方の連接用シールド板22に設けられた貫通孔を介して連結用隙間L部分内の突出され前述した雌ネジ部材23Aに係合され,これにより、連結用隙間L部分で、ネジ機構23が各連接用シールド板21,22の外側から各二重シールドパネル1,1の端部を挟み込んで連結し一体化するようになっている。 【0032】 ここで,前述した雌ネジ部材23Aの突出部23Aaを断面四角形状に形成すると共にこれに対応して一方の連接用シールド板21の貫通孔21aを四角形状としてもよい。このようにすると,雌ネジ部材23Aの回転が抑制されることから当該シールドパネル組立体の組立作業の能率向上を図ることができて都合がよい。 【0033】 このように、上述した図1にかかるシールドパネル組立体によると,前述した二重シールドパネル1の長所をそのまま生かすことができる。又、シールドルームの組み立てに際しては一方と他方の二重シールドパネル1,1を同一面上にしかも連結機構2が許容している適当な連結用隙間L部分をもって配置し得るので,組み立てが容易となり,更に連結機構2は、連結用隙間L部分を両側から連接用シールド板21,22で覆うと共に当該連結用隙間L部分を利用してネジ機構23を取り付けるという構造となっているので,その作業は至って単純化され,しかも一方と他方の二重シールドパネル1,1に対しては,これをネジ止めすることなく単に連接用シールド板21,22で挟むという単純化された構造としたので、その組み立てはもとよりその組み立て後の分解再組み立ても極めて容易となり,かかる点において従来のものに比較してその生産性および作業性を著しく向上させることができる。 【0034】 〔他の実施形態〕 図4に第2の実施形態を示す。 この図4に示す第2の実施形態は,前述した図1における実施形態で、ネジ機構23を絶縁物部材からなる雌ネジ部材23Aと金属製の雄ネジ部材23Aとの組み合わせで構成した場合を例示したが,このネジ機構の全体を金属製部材で構成した点に特徴を備えている。 【0035】 即ち,この図4における第2に実施形態にあっては,シールドパネル組立体を、前述した第1に実施形態の場合と同様に二枚の二重シールドパネル1,1と,この各二重シールドパネル1,1の側端部を相互に所定の連結用隙間Lを介して配設すると共に当該各二重シールドパネル1,1をその連緒用隙間Lで連結する連結機構45とを備えている。 【0036】 この内、連結機構45は、前述した連結用隙間Lを覆うと共に各二重シールドパネルの各同一面側の一方と他方の電磁波シールド部材相互間を連接する金属製の内側及び外側の各連接用シールド板43,44と,この各連接用シールド板43,44を前述した連結用隙間Lで連結する複数のネジ機構とにより構成されている。そして,前述したネジ機構の雄ネジ部材45B側に、当該ネジ部材45Bを前述した二重シールドパネル1の一方と他方の電磁波シールド部材11,12から電気的に独立した状態に設定する鍔付きリング状絶縁体46を装備する,という構成とした。ここで、符号46Aは鍔付きリング状絶縁体46の一部を成す鍔部を示す。 【0037】 又,前述したネジ機構の一部を構成する雌ネジ部材45Aは金属部材によって筒状に形成され、他端部が前述した連結用隙間L内に突出するように,その一端部が前述した一方の連接用シールド板43に溶接等によって固着されている。そして、この雌ネジ部材45Aに螺合する前述した雄ネジ部材45Bは、前述した図1に開示した実施形態における雄ネジ部材23Bと同一の材質で同一の大きさに形成されている。 その他の構成は前述した図1に示す実施形態と同一となっている。 【0038】 このため、本発明にかかる当該シールドパネル組立体によると,前述した図1の実施形態におけるシールドパネル組立体と同等の作用効果を有するほか,更に,鍔付きリング状絶縁体46を装備したので、ネジ機構を全て金属を素材として形成することができ、これがため、二重シールドパネル1,1の連結に際しては,その各連接用シールド板43,44で挟む力を大幅に増強することができ,かかる点において組み立てが容易で且つより堅牢なシールドルームを構築することができる。 【産業上の利用可能性】 【0039】 本発明は,上述したようにCTスキャン等の医療機器等を内部に装備する場合のほか,各種アンテナの特性試験や,各種電子機器の電波発生状況の測定や分析等にも有効に使用される。 【図面の簡単な説明】 【0040】 【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。 【図2】図1内に組み込まれた二重シールドパネルの一例を示す図で,図2(A)はその一部切り欠いた正面図、図2(B)は図2(A)の平面図である。 【図3】図2(A)のA−A線に沿ってみた拡大部分断面図である。 【図4】他の実施形態を示す断面図である。 【符号の説明】 【0041】 1 二重シールドパネル 2,45 連結機構 10 パネル枠体 11 一方の電磁波シールド部材 12 他方の電磁波シールド部材 13 ハニカム構造体 21,22,43,44 連接用シールド板 23 ネジ機構 23A,45A 雌ネジ部材 23B,45B 雄ネジ部材 46 鍔付きリング状絶縁体 L 連結用隙間
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003388 【氏名又は名称】株式会社トキメック 【住所又は居所】東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 【識別番号】503062345 【氏名又は名称】株式会社 トキメックアビエーション 【住所又は居所】埼玉県飯能市美杉台2丁目1番地1
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| 【出願日】 |
平成16年4月22日(2004.4.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−311086(P2005−311086A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月4日(2005.11.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−126196(P2004−126196) |
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