| 【発明の名称】 |
電気回路基板 |
| 【発明者】 |
【氏名】計良 英明 【住所又は居所】埼玉県朝霞市泉水3−13−45 富士写真フイルム株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】リサイクル時の回路部品の交換作業をより効率的に行うことができる電気回路基板を提供する。
【解決手段】電気回路基板2は、リサイクル時に交換が不要な交換不要ユニット20と、リサイクル時に交換が必要な第1、第2要交換ユニット21、22とからなる。各ユニット20〜22は、それぞれ8個のスペーサ23およびネジ24により、電気的・機械的に各々着脱可能に結合されている。第1〜第3電解コンデンサ16〜18、およびトランジスタ19といった再利用不可能な短寿命回路部品が、第1、第2要交換ユニット21、22に纏めて実装されているので、短寿命回路部品を識別したり探したりする手間が省け、リサイクル時の交換作業を効率良く行うことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 寿命が略同等な回路部品が実装された回路ユニットを複数有し、これら複数の回路ユニットは、電気的・機械的に各々着脱可能となるように結合手段により結合されていることを特徴とする電気回路基板。 【請求項2】 前記複数の回路ユニットは、再利用可能な長寿命回路部品が実装され、リサイクル時に交換が不要な交換不要ユニットと、再利用不可能な短寿命回路部品が実装され、リサイクル時に交換が必要な要交換ユニットとからなることを特徴とする請求項1に記載の電気回路基板。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、再利用可能な長寿命回路部品と、再利用不可能な短寿命回路部品とが実装された電気回路基板に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、自然環境の保護、省資源化、省エネルギー化などの観点から、使用済製品を市場から回収し、清掃・再生処置をして再利用するリサイクル運動が活発化している。種々の電子機器に搭載される電気回路基板も、このリサイクルの対象となっている。リサイクルに際しては、電気回路基板に実装された回路部品に対して寿命検査を行い、再利用可能なものと不可能なものとを分別している。 【0003】 ここで、リサイクル時に交換が必要なもの、例えば電解コンデンサやフォトカプラ、パワートランジスタなどの短寿命回路部品と、交換が不要なものとが混在する場合、両者を識別することが困難となる。上記のような問題を解決するために、リサイクル時に交換が必要な回路部品と、交換が不要な回路部品の外観を異ならせることで、リサイクル時の回路部品の識別を容易にしたプリント回路基板が提案されている(特許文献1参照)。 【0004】 【特許文献1】特開2002−368375号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、特許文献1に記載のプリント回路基板では、回路部品の識別は容易になるものの、交換が必要な回路部品が多数あり、しかも離れた位置に点在して実装されていた場合、回路部品を交換する作業に手間が掛かるという問題があった。 【0006】 本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、リサイクル時の回路部品の交換作業をより効率的に行うことができる電気回路基板を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために、本発明の電気回路基板は、寿命が略同等な回路部品が実装された回路ユニットを複数有し、これら複数の回路ユニットは、電気的・機械的に各々着脱可能となるように結合手段により結合されていることを特徴とする。 【0008】 なお、前記複数の回路ユニットは、再利用可能な長寿命回路部品が実装され、リサイクル時に交換が不要な交換不要ユニットと、再利用不可能な短寿命回路部品が実装され、リサイクル時に交換が必要な要交換ユニットとからなることが好ましい。 【発明の効果】 【0009】 本発明の電気回路基板によれば、寿命が略同等な回路部品が実装された回路ユニットを複数有し、これら複数の回路ユニットは、電気的・機械的に各々着脱可能となるように結合手段により結合されているので、リサイクル時の回路部品の交換作業をより効率的に行うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 図1および図2において、本発明を適用した電気回路基板2には、ノイズフィルタ(NF)10、整流回路(RC)11、一次側コイル12、二次側コイル13、制御回路(CC)14、フィードバック回路(FBC)15、第1〜第3電解コンデンサ16〜18、およびトランジスタ19などが実装されている。この電気回路基板2は、制御回路14によりトランジスタ19がオンされたときに、AC入力から供給される電力を一次側コイル12に蓄え、トランジスタ19がオフされたときに、蓄えた電力をDC出力する、いわゆるフライバック式の電源回路を構成している。 【0011】 電気回路基板2は、リサイクル時に交換が不要な交換不要ユニット20と、リサイクル時に交換が必要な第1、第2要交換ユニット21、22とからなる。交換不要ユニット20には、ノイズフィルタ(NF)10、整流回路(RC)11、一次側コイル12、二次側コイル13、制御回路(CC)14、およびフィードバック回路(FBC)15が、第1要交換ユニット21には、第1電解コンデンサ16およびトランジスタ19が、第2要交換ユニット22には、第2、第3電解コンデンサ17、18がそれぞれ実装されている。 【0012】 各ユニット20〜22は、結合手段としてのそれぞれ8個のスペーサ23およびネジ24により、機械的に各々着脱可能に結合されている。スペーサ23は、交換不要ユニット20に取り付けられており、ネジ24が螺合するネジ穴25が設けられている。また、第1、第2要交換ユニット21、22には、ネジ24が挿通される挿通穴26が形成されている。 【0013】 スペーサ23およびネジ24は、導電性材料からなる。また、交換不要ユニット20のスペーサ23が取り付けられる部分と、交換不要ユニット20に第1、第2要交換ユニット21、22を取り付けた際に、第1、第2要交換ユニット21、22のネジ24が接触する部分とには、接点27、28がそれぞれ設けられている。これにより、各ユニット20は、電気的にも各々着脱可能に結合される。 【0014】 次に、上記構成による作用について説明する。電気回路基板2の作成に際しては、まず、各ユニット20〜22に各回路部品10〜19を実装した後、第1、第2要交換ユニット21、22に形成された挿通穴26にネジ24を挿通させ、交換不要ユニット20に取り付けられたスペーサ23のネジ穴25にネジ24を螺合させる。これにより、各ユニット20〜22は、各々電気的・機械的に結合される。 【0015】 リサイクル時には、ネジ24をスペーサ23のネジ穴25から外して、交換不要ユニット20から第1、第2要交換ユニット21、22を取り外し、新しい第1、第2要交換ユニットに取り替える。交換不要ユニット20は、検査を経て再利用される。 【0016】 上記のように、第1〜第3電解コンデンサ16〜18、およびトランジスタ19といった再利用不可能な短寿命回路部品が、第1、第2要交換ユニット21、22に纏めて実装されているので、短寿命回路部品を識別したり探したりする手間が省け、リサイクル時の交換作業を効率良く行うことができる。 【0017】 なお、結合手段としては、上記実施形態のスペーサ23およびネジ24に限らず、例えば、ワイヤーハーネスやコネクタを用いてもよい。また、上記実施形態では、フライバック式の電源回路を例示して説明したが、フォワード方式、プッシュプル方式などの各種電源回路は勿論のこと、電源回路以外の電気回路についても本発明は適用可能である。 【0018】 さらに、上記実施形態では、回路部品を短寿命回路部品と長寿命回路部品とに二分しているが、寿命が略同等な回路部品が1つの回路ユニットに纏めて実装されていればよく、例えば、寿命1年、3年、5年、10年の回路部品毎に回路ユニットを構成してもよい。この場合、リサイクル時には、電気回路基板2の使用年数に応じて、新しいものと取り替える回路ユニットを選択することができ、リサイクル効率を一層高めることが可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0019】 【図1】本発明を適用した電気回路基板の構成を示す回路図である。 【図2】電気回路基板の分解斜視図である。 【符号の説明】 【0020】 2 電気回路基板 16〜18 第1〜第3電解コンデンサ 19 トランジスタ 20 交換不要ユニット 21、22 第1、第2要交換ユニット 23 スペーサ 24 ネジ 27、28 接点
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005201 【氏名又は名称】富士写真フイルム株式会社 【住所又は居所】神奈川県南足柄市中沼210番地
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| 【出願日】 |
平成16年3月5日(2004.3.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075281 【弁理士】 【氏名又は名称】小林 和憲
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| 【公開番号】 |
特開2005−252103(P2005−252103A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月15日(2005.9.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−62775(P2004−62775) |
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