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【発明の名称】 半導体IC内蔵基板及びその製造方法、並びに、半導体IC内蔵モジュール
【発明者】 【氏名】阿部 寿之
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号TDK株式会社内

【氏名】遠藤 敏一
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号TDK株式会社内

【氏名】鈴木 圭
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号TDK株式会社内

【氏名】高野 弘介
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号TDK株式会社内

【要約】 【課題】放熱性が高く且つ電源配線のインピーダンスを効果的に低減可能な半導体IC内蔵基板を提供する。

【解決手段】グランド層131と、電源層132と、配線層133と、グランド層131と電源層132との間に設けられた第1の樹脂層110と、グランド層131と配線層133との間に設けられた第2の樹脂層120と、第2の樹脂層120に埋め込まれるようにして裏面がグランド層131上に載置され、端子が配線層133に接続されたベアチップ状態の半導体IC140と、第1及び第2の樹脂層110,120を貫通して設けられたスルーホール電極151と、第2の樹脂層120を貫通して設けられたビアホール電極152とを備える。グランド層131及び電源層132は、いずれも半導体IC140が埋め込まれている領域及び少なくともその近傍のほぼ全面に形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
積層された第1及び第2の樹脂層と、
前記第1及び第2の樹脂層間に設けられたグランド層と、
前記第1の樹脂層の表面のうち前記グランド層が設けられた面とは反対側の面に設けられた電源層と、
前記第2の樹脂層の表面のうち前記グランド層が設けられた面とは反対側の面に設けられた配線層と、
前記第2の樹脂層に埋め込まれるようにして裏面が前記グランド層上に載置され、端子が前記配線層に接続されたベアチップ状態の半導体ICと、
前記第1及び第2の樹脂層を貫通して設けられ、前記電源層と前記配線層とを接続するスルーホール電極と、
前記第2の樹脂層を貫通して設けられ、前記グランド層と前記配線層とを接続するビアホール電極とを備え、
前記グランド層及び前記電源層は、いずれも、前記半導体ICが埋め込まれている領域及び少なくともその近傍のほぼ全面に形成されていることを特徴とする半導体IC内蔵基板。
【請求項2】
前記グランド層の厚さが前記電源層及び前記配線層の少なくとも一方よりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の半導体IC内蔵基板。
【請求項3】
前記第1の樹脂層の厚さが50μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体IC内蔵基板。
【請求項4】
前記第1の樹脂層及び前記第2の樹脂層の少なくとも一方は、母材となる樹脂材料に前記樹脂材料よりも熱伝導性の高いフィラーが添加された混合材料によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体IC内蔵基板。
【請求項5】
前記半導体ICの前記裏面の実質的に全面が前記グランド層と密着していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体IC内蔵基板。
【請求項6】
前記半導体ICがCPU又はDSPであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体IC内蔵基板。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体IC内蔵基板と、前記配線層に搭載されたデカップリングコンデンサとを備えることを特徴とする半導体IC内蔵モジュール。
【請求項8】
前記第2の樹脂層を介して前記半導体ICと対向するように、前記配線層上に搭載された他の半導体ICをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体IC内蔵モジュール。
【請求項9】
前記他の半導体ICがメモリであることを特徴とする請求項8に記載の半導体IC内蔵モジュール。
【請求項10】
転写用基板に位置決め孔を有する配線層を形成するサブステップと、前記位置決め孔にスタッドバンプを位置決めしながら、樹脂層を介して前記配線層に前記スタッドバンプを有する半導体ICを固定するサブステップによって第1の原基板を作製するステップと、
少なくともグランド層、電源層及びこれらの間に設けられた他の樹脂層を有する第2の原基板を作製するステップと、
前記第1の原基板及び前記第2の原基板によってさらに他の樹脂層をプレスし、これらを一体化させることにより、前記半導体ICの裏面が前記グランド層上に載置されるよう、前記半導体ICを前記さらに他の樹脂層内に埋め込むステップとを備えることを特徴とする半導体IC内蔵基板の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体IC内蔵基板及びその製造方法、並びに、半導体IC内蔵モジュールに関し、特に、ベアチップ状態の半導体ICが内蔵された半導体IC内蔵基板及びその製造方法、並びに、ベアチップ状態の半導体ICが内蔵された半導体IC内蔵モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、回路基板に対する薄型化の要求を受けて、ベアチップ状態の半導体ICを基板の内部に内蔵した半導体IC内蔵基板がいくつか提案されている(特許文献1,2参照)。しかしながら、半導体ICを基板に内蔵させると、ヒートシンク等の付加が困難となることから、半導体ICが発する熱をどのようにして基板の外部へ効率よく放出するかが重要な問題となる。
【0003】
この問題を解決する方法として、特許文献3,4には、プリント基板にキャビティを形成し、裏面がヒートシンク板上に載置されるよう、ベアチップ状態の半導体ICをキャビティの内部に埋め込む手法が提案されている。これによれば、半導体ICが発する熱を基板の外部へと効率的に放出することが可能となるが、ヒートシンクの存在によって、半導体ICの裏面側に他の配線等を施すことができないという大きな制限が生じてしまう。
【0004】
一方、特許文献5〜7には、プレス加工によりベアチップ状態の半導体ICを未硬化の樹脂中に内蔵させる手法が開示されており、これによれば、半導体ICの表面側及び裏面側の両方に配線等を施すことが可能となる。しかしながら、特許文献5〜7に記載された半導体IC内蔵基板は放熱性が低く、このためCPUやDSPなど動作周波数の高い半導体ICを内蔵させることは困難である。また、このような動作周波数の高い半導体ICを内蔵させる場合、電源とグランド間にデカップリングコンデンサを接続することによって電源ノイズの低減を図ることが必須となるが、特許文献5〜7に記載された半導体IC内蔵基板では、半導体ICとデカップリングコンデンサを接続する電源配線やグランド配線を短くすることが困難であり、このため、電源配線やグランド配線に生じるインダクタンス成分によって電源配線のインピーダンスが高くなるという問題も生じてしまう。このようなインダクタンス成分による問題は、特許文献7に記載されているように、半導体ICの接続にボンディングワイヤを用いる場合には非常に顕著である。
【特許文献1】特開平9−321408号公報
【特許文献2】特開2001−53447号公報
【特許文献3】特開平11−224916号公報
【特許文献4】特開2002−185145号公報
【特許文献5】特開2001−7472号公報
【特許文献6】特許第3375555号公報
【特許文献7】実開平5−53269号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来の半導体IC内蔵基板では、放熱性を高めながら電源配線のインピーダンスを低減することが困難であり、このため、CPUやDSPなど動作周波数の高い半導体ICを内蔵させるには多くの障害があった。
【0006】
したがって、本発明の目的は、放熱性が高く且つ電源配線のインピーダンスを効果的に低減可能な半導体IC内蔵基板及びその製造方法、並びに、このような半導体IC内蔵基板を用いた半導体IC内蔵モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による半導体IC内蔵基板は、積層された第1及び第2の樹脂層と、前記第1及び第2の樹脂層間に設けられたグランド層と、前記第1の樹脂層の表面のうち前記グランド層が設けられた面とは反対側の面に設けられた電源層と、前記第2の樹脂層の表面のうち前記グランド層が設けられた面とは反対側の面に設けられた配線層と、前記第2の樹脂層に埋め込まれるようにして裏面が前記グランド層上に載置され、端子が前記配線層に接続されたベアチップ状態の半導体ICと、前記第1及び第2の樹脂層を貫通して設けられ、前記電源層と前記配線層とを接続するスルーホール電極と、前記第2の樹脂層を貫通して設けられ、前記グランド層と前記配線層とを接続するビアホール電極とを備え、前記グランド層及び前記電源層は、いずれも、前記半導体ICが埋め込まれている領域及び少なくともその近傍のほぼ全面に形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、第2の樹脂層内に埋め込まれた半導体ICの裏面がグランド層上に位置していることから、グランド層自体がヒートシンクとしての役割を果たし、高い放熱性を得ることが可能となる。しかも、半導体ICの周囲においてグランド層、電源層及び第1の樹脂層がデカップリングコンデンサを構成することから、電源配線のインピーダンスを効果的に低減することが可能となる。これにより、半導体ICとして、動作周波数の高いCPUやDSP等を用いることが可能となる。
【0009】
本発明において、前記グランド層の厚さは、前記電源層及び前記配線層の少なくとも一方よりも厚いことが好ましい。これによれば、半導体IC内蔵基板全体の厚さの増大を抑制しつつ、放熱性をいっそう高めることが可能となる。
【0010】
本発明において、前記第1の樹脂層の厚さは、50μm以下であることが好ましい。これによれば、グランド層、電源層及び第1の樹脂層からなるデカップリングコンデンサの容量を大きくすることができるので、電源配線のインピーダンスをいっそう低減することが可能となる。
【0011】
本発明において、前記第1の樹脂層及び前記第2の樹脂層の少なくとも一方は、母材となる樹脂材料に前記樹脂材料よりも熱伝導性の高いフィラーが添加された混合材料によって構成されていることが好ましい。これによれば、放熱性をよりいっそう高めることが可能となる。
【0012】
本発明において、前記半導体ICの前記裏面の実質的に全面は、前記グランド層と密着していることが好ましい。これによれば、半導体ICが発する熱を最も効率よくグランド層に逃がすことが可能となる。
【0013】
また、本発明による半導体IC内蔵モジュールは、上記の構成を有する半導体IC内蔵基板と、前記配線層に搭載されたデカップリングコンデンサとを備えることを特徴とする。本発明では、半導体ICとデカップリングコンデンサを接続する電源配線やグランド配線を容易に短くすることできるので、ESL及びESRを最小限とすることが可能となる。
【0014】
本発明による半導体IC内蔵モジュールは、前記第2の樹脂層を介して前記半導体ICと対向するように、前記配線層上に搭載された他の半導体ICをさらに備えることが好ましい。これによれば、内蔵された半導体IC上の空きスペースを有効に活用することが可能となる。しかも、搭載する半導体ICとしてメモリを選択すれば、内蔵されたCPUやはDSP等の半導体ICとの間の配線長が極めて短いことから、高いバンド幅を実現することが可能となる。
【0015】
また、本発明による半導体IC内蔵基板の製造方法は、転写用基板に位置決め孔を有する配線層を形成するサブステップと、前記位置決め孔にスタッドバンプを位置決めしながら、樹脂層を介して前記配線層に前記スタッドバンプを有する半導体ICを固定するサブステップによって第1の原基板を作製するステップと、少なくともグランド層、電源層及びこれらの間に設けられた他の樹脂層を有する第2の原基板を作製するステップと、前記第1の原基板及び前記第2の原基板によってさらに他の樹脂層をプレスし、これらを一体化させることにより、前記半導体ICの裏面が前記グランド層上に載置されるよう、前記半導体ICを前記さらに他の樹脂層内に埋め込むステップとを備えることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、スタッドバンプが嵌合する位置決め孔を配線層自体に設けていることから、半導体ICを配線層に対して正しく位置決めすることが可能となる。このため、電極ピッチが100μm以下、例えば60μmといった電極ピッチの非常に狭い半導体ICを用いた場合であっても、スタッドバンプと配線層との相対的な位置関係にずれがほとんど生じない。
【発明の効果】
【0017】
このように、本発明によれば、グランド層自体がヒートシンクとしての役割を果たすことから、高い放熱性を得ることが可能になるとともに、半導体ICの周囲にデカップリングコンデンサが構成されることから、電源配線のインピーダンスを効果的に低減することが可能となる。すなわち、放熱性が高く且つ電源配線のインピーダンスを効果的に低減可能な半導体IC内蔵基板及びその製造方法、並びに、このような半導体IC内蔵基板を用いた半導体IC内蔵モジュールを提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の好ましい実施の形態による半導体IC内蔵基板100の構造を示す略断面図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態による半導体IC内蔵基板100は、積層された第1の樹脂層110及び第2の樹脂層120と、第1及び第2の樹脂層110,120間に設けられたグランド層131と、第1の樹脂層110の表面のうちグランド層131が設けられた面とは反対側の面に設けられた電源層132と、第2の樹脂層120の表面のうちグランド層131が設けられた面とは反対側の面に設けられた配線層133と、第2の樹脂層120に埋め込まれた半導体IC140とを備えている。
【0021】
半導体IC140は、裏面(スタッドバンプ143が形成されている主面とは反対側の面)の実質的に全面がグランド層131と密着している。半導体IC140の各ランド電極(図1には示されていない)上には、スタッドバンプ143がそれぞれ形成されており、各ランド電極は対応するスタッドバンプ143を介して、配線層133の所定のパターンと電気的に接続されている。スタッドバンプ143は、図1に示すように、第2の樹脂層120を貫通して設けられており、これにより、半導体IC140の各ランド電極と配線層133は、ボンディングワイヤ等を用いることなく、スタッドバンプ143を介して直接接続されている。後述するように、半導体IC140は研磨により薄型化されており、これにより半導体IC内蔵基板100の全体の厚さを1mm以下、例えば、200μm程度まで薄くすることが可能である。半導体IC140の種類については特に限定されるものではないが、本実施形態による半導体IC内蔵基板100は放熱性が高く、しかも電源配線のインピーダンスが低いことから、CPUやDSPなど動作周波数の高い半導体ICを選択することが可能である。
【0022】
図2は、半導体IC140の構造を示す略斜視図である。
【0023】
図2に示すように、半導体IC140はベアチップ状態の半導体ICであり、その表面141aには多数のランド電極142が備えられている。また、半導体IC140の裏面141bは研磨されており、これにより半導体IC140の厚さt(表面141aから裏面141bまでの距離)は、通常の半導体ICに比べて非常に薄くされている。半導体IC140の厚さtについては、特に限定されないが、200μm以下、例えば20〜100μm程度に設定することが好ましい。これは、半導体IC140が厚すぎると、半導体IC内蔵基板100を十分に薄型化することができなくなるからであり、一方、20μm未満まで薄くすると、十分な機械的強度が保てなくなり、製造時の取り扱いが困難となるからである。また、半導体IC140があまりに薄すぎると、半導体IC内蔵基板100の完成後において、衝撃で割れ易くなるという問題も発生する。裏面141bの研磨は、ウエハの状態で多数の半導体ICに対して一括して行い、その後、ダイシングにより個別の半導体IC140に分離することが好ましい。研磨により薄くする前にダイシングによって個別の半導体IC140に分離した場合には、熱硬化性樹脂等により半導体IC140の表面141aを覆った状態で裏面141bを研磨すれば作業効率が良い。
【0024】
また、各ランド電極142には、スタッドバンプ143が形成されている。スタッドバンプ143の大きさについては、電極ピッチに応じて適宜設定すればよく、例えば、電極ピッチが約100μmである場合には、径を30〜50μm程度、高さを40〜80μm程度に設定すればよい。スタッドバンプ143の形成は、ダイシングにより個別の半導体IC140に分離した後、ワイヤボンダーを用いて各ランド電極142にこれらを形成することにより行うことができる。スタッドバンプ143の材料としては、特に限定されるものではないが銅(Cu)を用いることが好ましい。スタッドバンプ143の材料として銅(Cu)を用いれば、金(Au)を用いた場合と比べ、ランド電極142に対して高い接合強度を得ることが可能となり、信頼性が高められる。尚、本明細書及び特許請求の範囲においては、ランド電極142及びスタッドバンプ143をまとめて単に「端子」と呼ぶことがある。
【0025】
図1に戻って、半導体IC内蔵基板100は、第1及び第2の樹脂層110,120を貫通して設けられたスルーホール電極151と、第2の樹脂層120を貫通して設けられたビアホール電極152を備えており、これにより、配線層133に含まれる電源パターンと電源層132はスルーホール電極151を介して電気的に接続され、配線層133に含まれるグランドパターンとグランド層131はビアホール電極152を介して電気的に接続されている。
【0026】
グランド層131、電源層132及び配線層133の材料としては、導電率の高い材料であれば特に限定されないが、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)等の金属を用いることが好ましい。中でも、導電率が高く且つ安価である銅(Cu)を用いることが最も好ましい。また、特にパターニング精度を重視する必要がある場合や、基板全体の剛性を高める必要がある場合には、ニッケル(Ni)等を用いることも可能である。
【0027】
このような構成を有する半導体IC内蔵基板100の表面、つまり配線層133には、図3に示すように、デカップリングコンデンサ161を搭載することが可能であり、これにより、半導体IC内蔵モジュール200が構成される。デカップリングコンデンサ161は、配線層133の電源パターンとグランドパターンとの間に接続される大容量のチップコンデンサであり、これにより、半導体IC140に接続される電源配線のインピーダンスを大幅に低減することが可能となる。また、半導体IC内蔵基板100の表面にはベアチップ状態である他の半導体IC162をさらに搭載することも可能である。図3に示すように、半導体IC162は第2の樹脂層120を介して内蔵された半導体IC140と対向するように配置されており、これにより、半導体IC140上の空きスペースを有効に活用することが可能となる。このような半導体IC162の種類については特に限定されるものではないが、内蔵される半導体IC140としてCPU又はDSPを用いる場合には、半導体IC162としてフラッシュメモリやDRAM等のメモリを選択することが好ましい。半導体IC140をCPU又はDSPとし、半導体IC162をメモリとすれば、CPU又はDSPとメモリとの間の配線長が極めて短くなることから、高いバンド幅を実現することが可能となる。
【0028】
図4は、半導体IC内蔵モジュール200の上面図である。見やすさを考慮して、半導体IC162については図示を省略し、これを載置すべき位置162aのみを示してある。
【0029】
図4に示すように、第1の樹脂層110と第2の樹脂層120との間に設けられたグランド層131は、スルーホール電極151との接触を避けるために除去された部分を除き、半導体IC140が埋め込まれている領域及び少なくともその近傍の全面に形成されている。つまり、半導体IC140が埋め込まれている領域及びその近傍のほぼ全面に形成されている。ここで、「半導体IC140が埋め込まれている領域の少なくとも近傍」とは、半導体IC内蔵モジュール200の全領域であっても構わないが、一部領域のみとする場合には、半導体IC140の面積の2倍以上の面積をもつ領域である必要がある。これにより、グランド層131自体がヒートシンクとしての役割を果たすことから、半導体IC140より発せられる熱はグランド層131を介して四方へと拡散するので、半導体IC140としてCPUやDSPなど動作周波数の高い半導体ICを用いることが可能となる。しかも、図4に示すように、配線層133に含まれる配線パターンが大面積のグランド層131上に敷設されることになるため、これによってインピーダンスラインが構成され、ノイズ対策にも効果的である。
【0030】
また、図4には示されていないが、電源層132についても、半導体IC140が埋め込まれている領域及びその近傍のほぼ全面に形成されている。これにより、当該領域においては、グランド層131、電源層132及び第1の樹脂層110がデカップリングコンデンサを構成することとなり、電源配線のインピーダンスがよりいっそう低減される。
【0031】
しかも、半導体IC140とデカップリングコンデンサ161を接続する電源配線やグランド配線を容易に短くすることできるので、ESL(高周波領域でのインダクタンス成分)及びESR(高周波領域での抵抗成分)を最小限とすることが可能となる。このため、例えば半導体IC140の立ち上がり時においても、電流供給不足による動作停止等の不具合が生じなくなる。
【0032】
グランド層131による放熱効果を高めるためには、グランド層131の厚さをできるだけ厚くすればよいが、グランド層131を厚くすると半導体IC内蔵基板100全体の厚さが増大してしまう。したがって、グランド層131を厚くするとともに、電源層132及び配線層133の少なくとも一方を薄くすることによって、半導体IC内蔵基板100全体の厚みの増大を抑制することが好ましい。つまり、グランド層131と電源層132及び/又は配線層133との厚さに差を付け、グランド層131の厚さを電源層132及び配線層133の少なくとも一方よりも厚く設定すればよい。具体的な厚さについては特に限定されるものではないが、一例として、グランド層131の厚さを30μm程度、電源層132及び配線層133の厚さをいずれも20μm程度とすればよい。
【0033】
また、放熱性をより高めるためには、第1の樹脂層110及び第2の樹脂層120の少なくとも一方の材料として、樹脂材料を母材とし、これに熱伝導性の高いフィラーを添加した混合材料を用いることが好ましい。フィラーとしては、母材である樹脂材料よりも熱伝導性が高い材料である限り特に限定されないが、窒化アルミやアルミナ等の無機材料を選択することが好ましい。
【0034】
また、母材である樹脂材料としては、樹脂又は樹脂にセラミック等の機能性材料粉末(磁性体粉末又は誘電体粉末)を混合した複合材料を用いることが好ましい。樹脂としては、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
【0035】
具体的には、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、低誘電率エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル(オキサイド)樹脂、ビスマレイミドトリアジン(シアネートエステル)樹脂、フマレート樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリビニルベンジルエーテル化合物樹脂等を用いることができる。
【0036】
また、熱可塑性樹脂としては、ポリブタジエン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリフェニレンエーテル(オキサイド)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、グラフト樹脂、液晶ポリマー(LCP)、ポリアミド樹脂等を用いることができる。
【0037】
これらの中でも、特に、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、低誘電率エポキシ樹脂、ポリブタジエン樹脂、ビスマレイミドトリアジン(シアネートエステル)樹脂、ビニルベンジル樹脂等をベースレジンとして用いることが好ましい。これらの樹脂は単独で使用しても良いし、2種類以上混合して使用してもよい。2種類以上混合して用いる場合の混合比は任意である。
【0038】
また、複合材料を構成する場合の無機材料としては、比較的高い誘電率を得るためには、チタン−バリウム−ネオジム系セラミックス、チタン−バリウム−錫系セラミックス、鉛−カルシウム系セラミックス、二酸化チタン系セラミックス、チタン酸バリウム系セラミックス、チタン酸鉛系セラミックス、チタン酸ストロンチウム系セラミックス、チタン酸カルシウム系セラミックス、チタン酸ビスマス系セラミックス、チタン酸マグネシウム系セラミックス、アルミナ系セラミックス、酸化マグネシウム系セラミックス、酸化チタン系セラミックス、ビスマス系セラミックス、CaWO系セラミックス、Ba(Mg,Nb)O系セラミックス、Ba(Mg,Ta)O系セラミックス、Ba(Co,Mg,Nb)O系セラミックス、Ba(Co,Mg,Ta)O系セラミックスを用いることが好ましい。
【0039】
なお、二酸化チタン系セラミックスとは、二酸化チタンのみを含有するものの他、他の少量の添加物を含有するものも含み、二酸化チタンの結晶構造が保持されているものをいう。また、他のセラミックスも同様である。特に二酸化チタン系セラミックスはルチル構造を有するものが好ましい。
【0040】
また、誘電率をあまり高くせず、高いQを持たせるためには、樹脂材料に混合する誘電体粉末としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタン酸カリウムウイスカ、チタン酸カルシウムウイスカ、チタン酸バリウムウイスカ、酸化亜鉛ウイスカ、ガラスチョップ、ガラスビーズ、カーボン繊維、酸化マグネシウム(タルク)等を用いることが好ましい。これらの樹脂は単独で使用しても良いし2種類以上混合して使用してもよい。2種類以上混合して用いる場合の混合比は任意である。
【0041】
また、樹脂材料に混合する無機材料に磁性体を用いる場合は、フェライトとしてはMn−Mg−Zn系、Ni−Zn系、Mn−Zn系等が好ましい。また、磁性体としては強磁性金属を用いることができる。この場合、カーボニル鉄、鉄−シリコン系合金、鉄−アルミニウム−珪素系合金(商標名:センダスト)、鉄−ニッケル系合金(商標名:パーマロイ)、アモルファス系(鉄系、コバルト系)等を用いることが好ましい。
【0042】
一方、グランド層131、電源層132及び第1の樹脂層110からなるデカップリングコンデンサの容量を大きくするためには、グランド層131と電源層132の重なり面積をできるだけ大きくし、また、第1の樹脂層110の厚さをできるだけ薄くすればよい。具体的には、グランド層131と電源層132の重なり面積を半導体IC140の面積の2倍以上とすることが好ましく、第1の樹脂層110の厚さを50μm以下とすることが好ましい。但し、第1の樹脂層110を薄くしすぎると、十分な機械的強度を保てないおそれが生じることから、第1の樹脂層110の厚さとしては10〜50μmに設定することがより好ましく、20〜30μmに設定することが特に好ましい。
【0043】
以上が本実施形態による半導体IC内蔵基板100及び半導体IC内蔵モジュール200の構成である。
【0044】
このように、本実施形態では、第2の樹脂層120内に埋め込まれた半導体IC140の裏面141bがグランド層131上に密着していることから、グランド層131自体がヒートシンクとしての役割を果たし、非常に高い放熱性を得ることが可能となる。しかも、半導体IC140の周囲においてグランド層131、電源層132及び第1の樹脂層110がデカップリングコンデンサを構成していることから、電源配線のインピーダンスを効果的に低減することが可能となる。これにより、半導体IC140として、動作周波数の高いCPUやDSP等を用いることが可能となる。しかも、本実施形態で用いられている半導体IC140は、研磨によりその厚さtが非常に薄く設定されていることから、半導体IC内蔵基板100全体の厚さを非常に薄く、例えば200μm程度とすることが可能となる。
【0045】
次に、図1に示す半導体IC内蔵基板100の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0046】
図5乃至図20は、図1に示す半導体IC内蔵基板100の製造方法を説明するための工程図である。
【0047】
まず、転写用基板101を用意し、その表面101a及び裏面101bに感光性のドライフィルム102,103をそれぞれ貼り付ける(図5)。転写用基板101の材料としては、導電性を有する材料であればどのような材料を用いても構わないが、後の工程で剥離されることから、図1に示す第2の樹脂層120との密着性の低い材料を用いることが好ましい。樹脂との密着性が低い材料としては、ニッケル(Ni)やステンレスを挙げることができる。転写用基板101の厚さについては、転写用基板として必要な機械的強度が確保される限り特に限定されず、例えば50μm程度に設定すればよい。一方、ドライフィルム102の厚さについては、配線層133よりもやや厚く設定する必要があり、例えば、配線層133の厚さを20μm程度とする場合には、ドライフィルム102の厚さとしては25μm程度に設定すればよい。ドライフィルム103は、後述するように、転写用基板101の裏面101bにメッキが施されるのを防止する目的で設けられるものであり、その厚さについては任意である。
【0048】
次に、フォトマスク(図示せず)を用いてドライフィルム102を露光し、配線層133を形成すべき領域133aのドライフィルム102を除去する(図6)。これにより、領域133aにおいては、転写用基板101の表面101aが露出した状態となる。このときドライフィルム103の除去は行わず、これにより転写用基板101の裏面101bについては実質的に全面が覆われた状態を保っておく。
【0049】
このようにして転写用基板101の表面101aの一部を露出させた後、転写用基板101を基体とした電解メッキを行う。これにより、転写用基板101の表面101aが露出している領域133aには、それぞれ配線層133が形成される(図7)。転写用基板101の裏面101bについては、実質的にその全面がドライフィルム103によって覆われていることから、メッキが形成されることはない。メッキ液の種類については、配線層133を構成すべき材料に応じて適宜選択すればよく、例えば、配線層133の材料を銅(Cu)とする場合には、メッキ液として硫酸銅を用いることができる。その後ドライフィルム102,103を剥離すれば、転写用基板101の表面101aに所定のパターンを有する配線層133が形成された状態となる(図8)。
【0050】
配線層133のパターンのうち、半導体IC140のスタッドバンプ143が収容されるべき部分には、複数の位置決め孔133bが構成されている。位置決め孔133bは、以下の工程でスタッドバンプ143を嵌合させることにより半導体IC140を配線層133に位置決めしつつ、配線層133の各パターンとこれらに対応するスタッドバンプ143との電気的結合を行うために用いられる。
【0051】
一方、転写用基板101に対する加工とは別に、半導体IC140に対する加工を行う。半導体IC140に対する加工は、上述の通り、研磨による薄型化とスタッドバンプ143の形成の2つである。研磨による薄型化は、上述の通り、ウエハの状態で裏面140bを研磨し、その厚さtを200μm以下、例えば20〜100μm程度まで薄くした後、ダイシングにより個別の半導体IC140に分離することにより行うことができる。また、スタッドバンプ143の形成は、ダイシングにより個別の半導体IC140に分離した後、ワイヤボンダーを用いて各ランド電極142にこれらを形成することにより行うことができる。これにより、図2に示すように、薄型化され且つ各ランド電極142上にスタッドバンプ143が形成された半導体IC140を作製することができる。
【0052】
このようにして転写用基板101に対する加工及び半導体IC140に対する加工が完了すると、次に、配線層133に設けられた位置決め孔133bにスタッドバンプ143が嵌合するよう半導体IC140を位置決めしながら、転写用基板101と半導体IC140によってプリプレグ120aをプレスする(図9)。つまり、配線層133によって構成された位置決め孔133bは、スタッドバンプ143の径とほぼ同じか若干大き目に設定されており、図10に示すように、対応するスタッドバンプ143をこれら位置決め孔133bに嵌合させることにより、半導体IC140を正しい位置に位置決めしながら、プリプレグ120aをプレスすることができる。
【0053】
プリプレグ120aとは、未硬化又は半硬化状態のエポキシ樹脂等からなる熱硬化性樹脂のシートであり、プレスしながら熱を加えることによってプリプレグ120aに含まれる熱硬化性樹脂を硬化させ、第2の樹脂層120の一部121を形成することができる(図11)。尚、プリプレグ120aには、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の繊維が含まれていても構わない。尚、第2の樹脂層120の一部121の放熱性を高めるためには、プリプレグ120aに熱伝導性の高いフィラーを添加しておくことが好ましい。
【0054】
以上により、第1の原基板100aが完成する。
【0055】
一方、第1の原基板100aとは別に、図5乃至図8に示した方法と同様の方法を用いて、転写用基板104に所定のパターンを有するグランド層131を形成するとともに、転写用基板105に所定のパターンを有する電源層132を形成し、グランド層131と電源層132が向かい合うようにして、プリプレグ110aをプレスする(図12)。そして、プレスしながら熱を加えることによってプリプレグ110aに含まれる熱硬化性樹脂を硬化させて第1の樹脂層110を形成した後、転写用基板104を剥離すれば、第2の原基板100bが完成する(図13)。尚、第1の樹脂層110の放熱性を高めるためには、プリプレグ110aに熱伝導性の高いフィラーを添加しておくことが好ましい。
【0056】
このようにして第1の原基板100a及び第2の原基板100bが完成すると、次に、これら第1の原基板100a及び第2の原基板100bによって、プリプレグ120bをプレスする(図14)。そして、プレスしながら熱を加えることによってプリプレグ120bに含まれる熱硬化性樹脂を硬化させれば、第2の樹脂層120の残りの部分122が形成される(図15)。つまり、第2の樹脂層120の一部121と第2の樹脂層120の残りの部分122によって、第2の樹脂層120の全体が形成される。尚、第2の樹脂層120の残りの部分122の放熱性を高めるためには、プリプレグ120bに熱伝導性の高いフィラーを添加すればよいが、この場合、条件によっては半導体IC140の裏面141bとグランド層131との間にフィラーが残留し、これらを密着させることができなくなるおそれがある。このような場合、半導体IC140からの放熱性がかえって悪化することも考えられるので、半導体IC140の裏面141bとグランド層131とを密着させることを優先する必要がある場合には、プリプレグ120bにはフィラーを添加しないことが好ましい。
【0057】
次に、ドリル等を用いてスルーホール電極151を形成すべき領域にスルーホール151aを形成する(図16)。この場合、あらかじめ転写用基板101を剥離してからスルーホール151aを形成しても構わない。スルーホール151aの形成前に転写用基板101を剥離しておけば、スルーホール151aを形成すべき位置を容易に確認することが可能となる。但し、基板全体の変形をより確実に防止するためには、スルーホール151aの形成時に転写用基板101が存在している方が好ましい。図16に示すように、スルーホール151aは電源層132及び配線層133が存在し、且つ、グランド層131が存在しない領域に形成する必要がある。その後、転写用基板101,105を剥離し、ビアホール電極152を形成すべき領域及びスタッドバンプ143が存在する領域の第2の樹脂層120をレーザーブラスト等により除去する(図17)。これにより、ビアホール152aが形成されるとともに、スタッドバンプ143が露出する。
【0058】
次に、無電解メッキにより、スルーホール151aやビアホール152aの内部等、ほぼ全ての表面に下地導体層160を形成する(図18)。下地導体層160の不要部分はその後除去されることから、その厚さは十分に薄く設定する必要があり、例えば0.3μm程度に設定することが好ましい。次に、硫酸銅等を用いた電解メッキを行うことにより、スルーホール電極151及びビアホール電極152を形成する(図19)。
【0059】
そして、電源層132及び配線層133の表面を研磨又はブラストすることにより下地導体層160を除去し(図20)、露出している電源層132や配線層133にニッケル(Ni)メッキ及び金(Au)を施せば、図1に示した半導体IC内蔵基板100が完成する。
【0060】
このように、本実施形態による半導体IC内蔵基板100の作製においては、スタッドバンプ143が嵌合する位置決め孔133bを配線層133自体に設けていることから、半導体IC140を配線層133に対して正しく位置決めすることが可能となる。このため、電極ピッチが100μm以下、例えば60μmといった電極ピッチの非常に狭い半導体IC140を用いた場合であっても、スタッドバンプ143と配線層133との相対的な位置関係にずれがほとんど生じない。
【0061】
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0062】
例えば、上記実施形態では、半導体IC140の裏面141bの実質的に全面をグランド層131に密着させているが、第2の樹脂層120の一部122にフィラーが添加されている場合には、これらの間にフィラーが介在していても構わない。
【0063】
また、上記実施形態による半導体IC内蔵基板100は、導電層としてグランド層131、電源層132及び配線層133の3層を有しているが、これ以外の導電層が設けられていても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の好ましい実施の形態による半導体IC内蔵基板100の構造を示す略断面図である。
【図2】半導体IC140の構造を示す略斜視図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態による半導体IC内蔵モジュール200の構造を示す略断面図である。
【図4】半導体IC内蔵モジュール200の略上面図である。
【図5】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(ドライフィルム102、103の形成)を示す図である。
【図6】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(ドライフィルム102のパターニング)を示す図である。
【図7】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(配線層133の形成)を示す図である。
【図8】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(ドライフィルム102、103の剥離)を示す図である。
【図9】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(転写用基板101及び半導体IC140によるプレス)を示す図である。
【図10】位置決め孔133b及びスタッドバンプ143を拡大して示す略斜視図である。
【図11】第1の原基板100aの構造を示す略断面図である。
【図12】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(転写用基板104,105によるプレス)を示す図である。
【図13】第2の原基板100bの構造を示す略断面図である。
【図14】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(第1の原基板100a及び第2の原基板100bによるプレス)を示す図である。
【図15】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(第1の原基板100aと第2の原基板100bの一体化)を示す図である。
【図16】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(スルーホール151aの形成)を示す図である。
【図17】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(ビアホール152aの形成)を示す図である。
【図18】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(下地導体層160の形成)を示す図である。
【図19】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(スルーホール電極151及びビアホール電極152の形成)を示す図である。
【図20】半導体IC内蔵基板100の製造工程の一部(下地導体層160の除去)を示す図である。
【符号の説明】
【0065】
100 半導体IC内蔵基板
100a 第1の原基板
100b 第2の原基板
101,104,105 転写用基板
101a 転写用基板の表面
101b 転写用基板の裏面
102,103 ドライフィルム
110 第1の樹脂層
110a プリプレグ
120 第2の樹脂層
120a,120b プリプレグ
121,122 第2の樹脂層の一部
131 グランド層
132 電源層
133 配線層
133a ドライフィルムが除去された領域
133b 位置決め孔
140,162 半導体IC
141a 半導体ICの表面
141b 半導体ICの裏面
142 ランド電極
143 スタッドバンプ
151 スルーホール電極
151a スルーホール
152 ビアホール電極
152a ビアホール
160 下地導体層
161 デカップリングコンデンサ
162a 半導体ICを載置すべき位置
200 半導体IC内蔵モジュール
【出願人】 【識別番号】000003067
【氏名又は名称】TDK株式会社
【住所又は居所】東京都中央区日本橋1丁目13番1号
【出願日】 平成16年2月6日(2004.2.6)
【代理人】 【識別番号】100115738
【弁理士】
【氏名又は名称】鷲頭 光宏

【公開番号】 特開2005−223223(P2005−223223A)
【公開日】 平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願番号】 特願2004−31323(P2004−31323)