| 【発明の名称】 |
回路モジュール |
| 【発明者】 |
【氏名】辻 仁司 【住所又は居所】京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式会社村田製作所内
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| 【要約】 |
【課題】低耐熱部品の熱損傷を抑制する。
【解決手段】発熱部品3と、その発熱部品3から発せられる熱に対する耐熱性が低い低耐熱部品4とが同じ回路基板2の基板面に沿う方向に間隔を介して設けられている構成を備えた回路モジュール1において、発熱部品3から低耐熱部品4に至るまでの回路基板2の熱の伝熱経路には、伝熱軽減用の穴部6を設ける。伝熱軽減用の穴部6によって、回路基板2における発熱部品3から低耐熱部品4への伝熱経路の熱抵抗率が高まるので、発熱部品3から低耐熱部品4に達する伝熱量を抑制することができて、発熱部品3の熱に起因した低耐熱部品4の熱損傷を抑制することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発熱部品と、この発熱部品から発せられる熱に対する耐熱性が低い低耐熱部品とが同じ回路基板の基板面に沿う方向に間隔を介して設けられている構成を備えた回路モジュールにおいて、発熱部品から低耐熱部品に至るまでの回路基板の熱の伝熱経路には、熱抵抗率を高める伝熱軽減用の穴部が設けられていることを特徴とする回路モジュール。 【請求項2】 伝熱軽減用の穴部は、低耐熱部品の周囲を連続的に又は不連続的に囲む形態と成していることを特徴とする請求項1記載の回路モジュール。 【請求項3】 発熱部品はコイル部品を構成するコイルパターンであり、このコイルパターンには、回路基板に形成されたコア足挿通用貫通孔を利用してコア部材が装備される構成を備えており、コア足挿通用貫通孔を、コイルパターンから低耐熱部品への熱の伝熱軽減用の穴部として利用していることを特徴とする請求項1記載の回路モジュール。 【請求項4】 コア部材には、コイルパターンから当該コア部材に伝熱された熱を外部に放熱させるための放熱部材が取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の回路モジュール。 【請求項5】 回路基板には、発熱部品から発せられた熱を外部に放熱させるための放熱パターンが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の回路モジュール。 【請求項6】 放熱パターンは、発熱部品から低耐熱部品に向かう方向にも延設されており、この放熱パターンと、低耐熱部品との間の回路基板部分には、放熱パターンから低耐熱部品への熱の伝熱の抵抗率を高めるための伝熱軽減用の穴部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の回路モジュール。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、発熱部品を備えた回路モジュールに関するものである。 【背景技術】 【0002】 図7には回路モジュールの主要な構成部分が簡略化されたモデル図により示されている。この回路モジュール1は回路基板2を有し、この回路基板2には、電気回路を構成する発熱部品3が設けられていると共に、発熱部品3の熱に対して耐熱性が低い低耐熱部品4が設けられている。なお、回路モジュール1には、電気回路を構成する導体パターンが形成され、また、一般的には、発熱部品3の熱に対して耐熱性がある部品も設けられるが、図7では、その部品や導体パターンの図示は省略してある。 【0003】 【特許文献1】特開2000−357770号公報 【特許文献2】特開平5−288941号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 低耐熱部品4は熱に対して弱い部品であるので、発熱部品3の熱に起因した低耐熱部品4の熱損傷を防止するために、発熱部品3と低耐熱部品4は離間配置して、発熱部品3から低耐熱部品4に達する伝熱量を抑えることが好ましい。 【0005】 しかしながら、回路モジュール1への小型化の要求によって、回路基板2が小型化すると、発熱部品3の熱に起因した低耐熱部品4の熱損傷を防止できる程の間隔をもって、発熱部品3と低耐熱部品4を離間配置することが難しくなるという問題が生じる。また、発熱部品3の発熱の悪影響を受けないように発熱部品3と低耐熱部品4を離間配置する構成とすることにより、発熱部品3と低耐熱部品4との配置位置が規制されてしまうために、回路基板2に形成する電気回路の設計の自由度が低くなるという問題が生じる。 【0006】 本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、簡単な構成でもって発熱部品から低耐熱部品への伝熱量を抑制することができる回路モジュールを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明は、発熱部品と、この発熱部品から発せられる熱に対する耐熱性が低い低耐熱部品とが同じ回路基板の基板面に沿う方向に間隔を介して設けられている構成を備えた回路モジュールにおいて、発熱部品から低耐熱部品に至るまでの回路基板の熱の伝熱経路には、熱抵抗率を高める伝熱軽減用の穴部が設けられていることを特徴としている。 【発明の効果】 【0008】 この発明によれば、発熱部品から低耐熱部品に至るまでの回路基板の熱の伝熱経路には、熱抵抗率を高める伝熱軽減用の穴部が設けられているので、伝熱軽減用の穴部が設けられていない場合に比べて、発熱部品から低耐熱部品に達する伝熱量を軽減することができて、発熱部品の熱に起因した低耐熱部品の熱損傷を防止し易くなる。また、発熱部品の熱に起因した低耐熱部品の熱損傷を回避しながら、発熱部品と低耐熱部品との間の間隔を狭くすることが可能となる。これにより、回路基板の小型化の要望に対応することが容易となるし、また、回路基板に形成する電気回路の設計の自由度を高めることができる。 【0009】 さらに、伝熱軽減用の穴部が、低耐熱部品の周囲を連続的に又は不連続的に囲む形態と成している構成を備えることによって、発熱部品から回路基板を通って低耐熱部品に達する伝熱量をより軽減することができて、発熱部品から回路基板を通って伝搬される熱に対して低耐熱部品をより一層確実に保護することができる。 【0010】 さらに、発熱部品はコイル部品を構成するコイルパターンであり、このコイルパターンには回路基板のコア足挿通用貫通孔を利用してコア部材が装備される構成を備えている場合には、コア足挿通用貫通孔を、伝熱軽減用の穴部として利用する構成とすることによって、伝熱軽減のための専用の穴部を設けなくて済むので、伝熱軽減専用の穴部を設けなくてよい分、回路基板の小型化を図ることができる。もちろん、伝熱軽減用の穴部であるコア足挿通用貫通孔によって、コイルパターン(発熱部品)から低耐熱部品に達する伝熱量を抑制することができて、コイルパターンの発熱に対して低耐熱部品を保護することができる。 【0011】 さらに、コイル部品のコア部材に放熱部材を取り付ける構成を備えることによって、コイルパターンから発せられた熱をコア部材を介し当該コア部材に取り付けられている放熱部材に伝熱させ当該放熱部材から外部に効率良く放熱させることができる。このため、コイルパターンから発せられた熱の多くをコア部材を介し放熱部材に向かう方向に伝熱させることができることとなり、これにより、コイルパターンから低耐熱部品に達する伝熱量をより軽減することができる。 【0012】 さらに、回路基板に、放熱パターンが形成されている構成を備えることによって、コイルパターン等の発熱部品から発せられた熱を放熱パターンを介して外部に効率良く放熱させることができる。このため、発熱部品から発せられた熱の多くを放熱パターン側に伝熱させて放熱させることができることとなり、これにより、コイルパターンから低耐熱部品に達する伝熱量をより軽減することができる。 【0013】 ところで、放熱パターンの面積を広げるに従って放熱パターンから外部への放熱量が増加するので、放熱パターンはできるだけ広く形成した方が好ましい。しかしながら、放熱パターンの面積を広げると、回路基板の温度を低下させることはできるが、必然的に、放熱パターンと低耐熱部品との間の間隔が狭くなる。この場合に、放熱パターンから回路基板を通って低耐熱部品に伝熱される熱量は、発熱部品から回路基板を通って低耐熱部品に向かう熱量に比べれば小さいものの、放熱パターンから低耐熱部品への熱による悪影響が懸念される場合がある。この場合には、放熱パターンと、低耐熱部品との間の回路基板部分に、伝熱軽減用の穴部を設ける構成とすることによって、その伝熱軽減用の穴部により、放熱パターンから低耐熱部品への伝熱量を抑制することができて、放熱パターンから低耐熱部品への熱による悪影響を回避することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。 【0015】 第1実施形態例の回路モジュールは、図1の簡略化されたモデル図に示されるように、回路基板2と、この回路基板2に設けられ電気回路を構成する発熱部品3および低耐熱部品4とを有して構成されている。発熱部品3は、発熱量が多い部品であり、この発熱部品3には様々なものがあるが、その一例として、例えばMOSFET等のスイッチング素子を挙げることができる。 【0016】 低耐熱部品4は、発熱部品3から発する熱に対する耐熱性が低い部品である。低耐熱部品4の例を述べるとすれば、例えば、フォトカプラ等の光半導体素子や、ショットキーダイオードなどを挙げることができる。もちろん、それら以外の低耐熱部品4もある。 【0017】 この第1実施形態例の回路モジュール1では、発熱部品3から低耐熱部品4に至るまでの回路基板2の熱の伝熱経路には、熱抵抗率を高める伝熱軽減用の穴部6が設けられている。この伝熱軽減用の穴部6は、発熱部品3や低耐熱部品4が設けられている回路基板表面部分に設けられた凹部と、回路基板2の表面側から裏面側に貫通する貫通孔とのうちの予め選択された一方側の形態と成している。この第1実施形態例では、当該伝熱軽減用の穴部6は、低耐熱部品4の周囲を不連続的に囲む形態と成している。低耐熱部品4の周囲において伝熱軽減用の穴部6が形成されていない部分Eは、低耐熱部品4に接続する電気配線用の導体パターンが形成される部位と成している。 【0018】 なお、この第1実施形態例では、伝熱軽減用の穴部6は、低耐熱部品4の周囲を不連続的に囲む形態であったが、例えば、伝熱軽減用の穴部6が凹部により構成される場合には、その凹部の内底面よりも裏面側の回路基板部分に電気配線を形成して低耐熱部品4を伝熱軽減用の穴部6の形成位置よりも外側の電気回路部分に電気的に接続することができるので、この場合には、伝熱軽減用の穴部6は、低耐熱部品4の周囲を連続的に囲む形態でもって形成してもよい。 【0019】 また、発熱部品3から発せられた熱は、発熱部品3から低耐熱部品4に直線状に進む経路でもって主に伝熱されることから、その経路上の熱抵抗率を高めることで、発熱部品3から低耐熱部品4への伝熱軽減の効果を得ることができる。このことから、発熱部品3と低耐熱部品4の間に、図2(a)に示されるような、熱の伝熱方向に交差する方向に伸びる直線状の伝熱軽減用の穴部6だけを設ける構成としてもよい。 【0020】 さらに、図2(a)に示したような直線状の伝熱軽減用の穴部6を、図2(b)に示すように、複数本設けてもよいし、角穴形状や円穴形状の伝熱軽減用の穴部6(6s,6c)を互いに間隔を介して配列形成してもよい。伝熱軽減用の穴部6の形状や形成数は、発熱部品3の発熱量および低耐熱部品4の耐熱性や、回路基板2に形成される電気回路の部品の配置や配線パターンの配置等を考慮して、適宜設定されるものである。また、複数の伝熱軽減用の穴部6が形成される場合には、貫通孔の形態の伝熱軽減用の穴部6と、凹部の形態の伝熱軽減用の穴部6とが設けられる構成としてもよい。 【0021】 以下に、第2実施形態例を説明する。なお、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。 【0022】 この第2実施形態例の回路モジュール1は、図3(a)の簡略化されたモデル図に示されるようなスイッチング電源回路モジュールである。この回路モジュール(スイッチング電源回路モジュール)1の回路基板2には、スイッチング電源回路が形成されており、そのスイッチング電源回路を構成する部品として、少なくとも次に示すようなコイル部品7が回路基板2に設けられている。なお、トランスやチョークコイル等のコイル部品を備えるスイッチング電源回路の回路構成には様々な回路構成があり、ここでは、トランスやチョークコイル等のコイル部品を有していれば、何れの回路構成のスイッチング電源回路をも回路基板2に設けられていてもよく、そのスイッチング電源回路の回路構成の説明は省略する。 【0023】 コイル部品7はトランスやチョークコイルを構成する部品であり、当該コイル部品7は、図3(b)の分解図に示されるように、回路基板2に形成されているコイルパターン8と、回路基板2に形成されたコア足挿通用貫通孔9を利用してコイルパターン8に装備されるコア部材10(10a,10b)とを有して構成されている。 【0024】 コイルパターン8は渦巻き状の配線パターンであり、このコイルパターン8は、回路基板2の表面と裏面の一方又は両方に形成される場合や、回路基板2が多層基板である場合には、コイルパターン8は、回路基板2の表面と裏面の一方又は両方に形成されると共に、回路基板2の内層にも形成される場合や、回路基板2の内層だけにコイルパターン8が形成される場合がある。このように、コイルパターン8の形成位置や、形成数や、コイルパターン8の巻回数は、スイッチング電源回路の回路構成等に応じて、適宜設定されるものである。 【0025】 コイルパターン8は発熱部品3の一つとして挙げることができるものであり、この第2実施形態例では、発熱部品3であるコイルパターン8から低耐熱部品4への熱の伝熱軽減用の穴部6として、コア足挿通用貫通孔9を利用している。これにより、コイルパターン8の発熱に起因した低耐熱部品4の熱損傷を防止できる。 【0026】 なお、図3に示されるコア部材10(10a,10b)は、E型コア部材であったが、コア部材10はE型コア部材に限定されるものではない。 【0027】 また、この第2実施形態例の構成に加えて、図4(a)に示されるように、コイル部品7のコア部材10に、放熱部材としての板状の金属部材12を設けてもよい。この第2実施形態例では、回路基板2は主に樹脂により構成され、コア部材10は磁性材料により構成されている。このため、回路基板2よりもコア部材10の方が熱伝導率が高いことから、コイルパターン8で発生した熱は、回路基板2を通して低耐熱部品4側に向かうよりもコア部材10に伝熱され易い。そのコア部材10に放熱部材12を設けることによって、見かけ上コア部材10の熱容量を増やすことができる上に、コイルパターン8(発熱部品3)からコア部材10を通って外部に放熱される熱量が増加するので、コア部材10に放熱部材12が設けられていない場合に比べて、コイルパターン8からコア部材10に伝熱する熱量を増加させることができる。このため、コイルパターン8(発熱部品3)と低耐熱部品4との間に伝熱軽減用の穴部6(コア足挿通用貫通孔9)を配設する構成に加えて、コア部材10に放熱部材12を設けることにより、より確実に、コイルパターン8(発熱部品3)から低耐熱部品4に達する伝熱量を抑制することができて、コイルパターン8(発熱部品3)の熱から低耐熱部品4を保護することができる。 【0028】 さらに、例えば、回路モジュール1に対する高さ制限が緩い場合には、コア部材10には、放熱部材として図4(b)に示されるような放熱フィン12を設けてもよい。この場合には、コア部材10からの放熱量をより一層増加させることができて、コイルパターン8(発熱部品3)から低耐熱部品4への伝熱量をより軽減することができる。 【0029】 さらに、この第2実施形態例では、発熱部品3であるコイルパターン8と、低耐熱部品4との間には、伝熱軽減用の穴部6として機能するコア足挿通用貫通孔9が設けられているだけであったが、コア足挿通用貫通孔9に加えて、伝熱軽減専用の穴部6を別個に設けてもよいものである。その伝熱軽減用の穴部6は、第1実施形態例でも述べたように様々な形態を採り得るものである。 【0030】 以下に、第3実施形態例を説明する。なお、この第3実施形態例の説明において、第1や第2の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。 【0031】 この第3実施形態例の回路モジュール1においては、回路基板2に放熱パターンが形成されていることを特徴としている。回路基板2に放熱パターンが形成されている回路モジュール1の一例が図5のモデル図に示されている。 【0032】 図5の回路モジュール1はスイッチング電源回路モジュールであり、このスイッチング電源回路モジュール1は、第2実施形態例と同様にスイッチング電源回路が形成されている回路基板2を有し、この回路基板2には、スイッチング電源回路を構成するコイル部品7と、MOSFET等の発熱部品3と、ショットキーダイオード等の低耐熱部品4とが設けられている。なお、図5の例では、コイル部品7は分解状態でもって図示されている。 【0033】 この第3実施形態例では、回路基板2に形成されている放熱パターン14は、少なくとも発熱部品3と、コイル部品7の発熱部品であるコイルパターン8とのそれぞれに熱的に接続しており、それら発熱部品3とコイルパターン8からそれぞれ発せられた熱を外部に放熱させる構成を備えている。放熱パターン14は面積が広くなるに従って、放熱量を増加させることができて、発熱部品3やコイルパターン8や回路基板2自体の温度上昇を抑制することができることから、この第3実施形態例では、スイッチング電源回路の部品の配置や配線パターンの形成位置等を考慮して、放熱パターン14はできるだけ広く形成されている。 【0034】 そのように放熱パターン14を形成すると、必然的に、低耐熱部品4と放熱パターン14との間の間隔が狭くなる。このため、放熱パターン14から低耐熱部品4への熱の伝熱によって低耐熱部品4が熱により損傷することが懸念されることがある。このような場合を想定して、この第3実施形態例では、放熱パターン14と、低耐熱部品4との間の回路基板部分には、放熱パターン14から低耐熱部品4への伝熱軽減用の穴部6が形成されている。この伝熱軽減用の穴部6も、第1実施形態例で述べたように、放熱パターン14から低耐熱部品4に達する熱量を、低耐熱部品4の熱損傷を抑制できる程度まで軽減することができれば、伝熱軽減用の穴部6の形状や、形成数などは特に限定されるものではない。 【0035】 なお、この発明は第1〜第3の各実施形態例の形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得るものである。例えば、第2実施形態例では、回路モジュール1はスイッチング電源回路モジュールであり、このスイッチング電源回路モジュールを構成するコイル部品7のコイルパターン8(発熱部品3)から低耐熱部品4への伝熱量を抑制するための構成例を示したが、スイッチング電源回路モジュール以外の回路モジュールであっても、コイル部品7が設けられていれば、第2実施形態例において特有な構成(つまり、伝熱軽減用の穴部6として、コア足挿通用貫通孔9を利用する構成)を設けてもよいものである。 【0036】 また、第3実施形態例では、回路モジュール1がスイッチング電源回路モジュールである場合に、回路基板2に放熱パターン14を設ける例を示したが、もちろん、スイッチング電源回路モジュール以外の回路モジュール1であっても、回路基板2に、発熱部品3の熱を外部に放熱させるための放熱パターン14を設けてもよいものである。 【0037】 さらに、第3実施形態例では、放熱パターン14は、スイッチング電源回路の回路構成などを考慮して、回路基板2にできるだけ広く形成されていたが、例えば、放熱パターン14は、回路基板2に形成することができる最大限の面積よりも面積が少なくとも、その放熱効果を満足に得ることができる場合には、放熱パターン14は、回路基板2に形成することができる最大限の面積を有していなくともよい。 【0038】 さらに、第3実施形態例では、放熱パターン14と低耐熱部品4との間には、伝熱軽減用の穴部6が形成されていたが、放熱パターン14から低耐熱部品4への伝熱による低耐熱部品4の熱損傷の心配が無い場合には、放熱パターン14と低耐熱部品4との間に伝熱軽減用の穴部6を設けなくともよい。 【0039】 さらに、図5に示す構成に加えて、コイル部品7のコア部材10には、図4(a)、(b)に示されるような放熱部材12を設けてもよい。 【0040】 さらに、第1実施形態例では、伝熱軽減用の穴部6は、低耐熱部品4の周囲を囲むように形成されていたが、例えば、図6のモデル図に示されるように、伝熱軽減用の穴部6は、発熱部品3の少なくとも低耐熱部品4側を囲むように形成してもよい。この場合には、発熱部品3の発熱が発熱部品3の形成領域に蓄熱され易くなり、発熱部品3に悪影響を与える虞があるので、例えば、回路基板2には、発熱部品3の熱を外部に放熱させるための放熱パターン14を形成してもよい。図6の例では、放熱パターン14は、発熱部品3の形成領域から、低耐熱部品4に向かう方向とは逆向きに伸長形成されている。 【図面の簡単な説明】 【0041】 【図1】第1実施形態例の回路モジュールを説明するためのモデル図である。 【図2】伝熱軽減用の穴部のその他の形態例を示したモデル図である。 【図3】第2実施形態例の回路モジュールを説明するためのモデル図である。 【図4】回路モジュールを構成するコイル部品のコア部材に放熱部材を設けた場合の形態例を示したモデル図である。 【図5】第3実施形態例の回路モジュールを説明するためのモデル図である。 【図6】その他の実施形態例を示すモデル図である。 【図7】回路モジュールの一例を説明するためのモデル図である。 【符号の説明】 【0042】 1 回路モジュール 2 回路基板 3 発熱部品 4 低耐熱部品 6 伝熱軽減用の穴部 7 コイル部品 8 コイルパターン 9 コア足挿通用貫通孔 10 コア部材 12 放熱部材 14 放熱パターン
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006231 【氏名又は名称】株式会社村田製作所 【住所又は居所】京都府長岡京市東神足1丁目10番1号
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| 【出願日】 |
平成16年2月4日(2004.2.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093894 【弁理士】 【氏名又は名称】五十嵐 清
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| 【公開番号】 |
特開2005−223078(P2005−223078A) |
| 【公開日】 |
平成17年8月18日(2005.8.18) |
| 【出願番号】 |
特願2004−28264(P2004−28264) |
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