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【発明の名称】 多層基板及びパワーアンプモジュール
【発明者】 【氏名】露谷 和俊
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号 TDK株式会社内

【氏名】勝俣 正史
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号 TDK株式会社内

【氏名】阿部 敏之
【住所又は居所】東京都中央区日本橋一丁目13番1号 TDK株式会社内

【要約】 【課題】小型で、周囲のデバイスの影響を受けにくい多層基板及びパワーアンプモジュールを提供する。

【解決手段】第8の誘電体層の表面に形成されている導体パターンは電極領域C1aと共に電極領域C1aとビア5とを電気的に接続する引出電極領域を含んでいる。半導体素子S1及びS2と外部接続端子Vccとを接続するビア5から引き出された信号ラインである引出電極領域によって、電極領域C1aと半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccとを電気的に接続する。このようにして、誘電体基板の内層に、自己共振周波数の高いバイパスコンデンサを形成することができ、この結果、小型で、外部接続端子Vccのインピーダンスの影響、換言すれば周囲のデバイスの影響を受けにくいパワーアンプモジュールを提供することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に電極を備える複数の誘電体層を積層して形成した多層基板であって、
前記多層基板の一主面に搭載されている半導体素子と他主面に付与されている電源端子とをビアホールを介して電気的に接続するビアを備え、
前記誘電体層を挟む第1及び第2の電極のうち、前記第1の電極を前記ビアから引き出された信号ラインにより前記半導体素子と前記電源端子とに電気的に接続すると共に、第2の電極を接地することによって、前記多層基板の内層にバイパスコンデンサを形成した、
ことを特徴とする多層基板。
【請求項2】
前記バイパスコンデンサを形成する前記第1の電極は、前記多層基板内部に形成されており、且つ、前記ビアホールを介して前記半導体素子と接続し、
前記バイパスコンデンサを形成する前記第2の電極は、前記多層基板に形成され、前記第1の電極よりも面積が大きいグランド電極である、
ことを特徴とする請求項1に記載の多層基板。
【請求項3】
前記バイパスコンデンサを形成する前記第1の電極は、前記多層基板内部に形成されており、且つ、前記ビアホールを介して前記半導体素子と接続し、
前記バイパスコンデンサを形成する前記第2の電極は、前記多層基板に形成され、前記第1の電極よりも面積が大きいグランド電極であり、
前記バイパスコンデンサを形成する第3の電極は、前記第1の電極を挟むように、前記第2の電極と反対側の層に形成されたグランド電極である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の多層基板。
【請求項4】
前記バイパスコンデンサを形成する前記第1の電極に対してIC実装側に形成されたグランド電極を前記バイパスコンデンサの静電容量電極の一部とし、前記グランド電極に対して電気的に絶縁され、且つ直行貫通するように形成された前記ビアホールを介して、該第1の電極と前記半導体素子とが電気的に接続された、
ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の多層基板。
【請求項5】
前記バイパスコンデンサは、前記複数の誘電体層のうち、グランド付近にある下層の誘電体層を用いて形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層基板。
【請求項6】
前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、他の誘電体層の誘電率より高い、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多層基板。
【請求項7】
前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、他の誘電体層より薄い、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の多層基板。
【請求項8】
通信端末装置の送信部に用いられるパワーアンプモジュールであって、
前記半導体素子から構成され、入力された信号を増幅して出力する増幅回路部と、
前記バイパスコンデンサを含み、前記半導体素子を増幅素子として動作させるバイアス回路部と、
を備え、
前記バイアス回路部を構成する複数の回路要素のうち、少なくとも一部の回路要素は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の多層基板の内層に形成されている、
ことを特徴とするパワーアンプモジュール。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、多層基板及びパワーアンプモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、通信端末装置、特に携帯電話では、形状の小型化が急速に進展しており、当然の帰結として、携帯電話の一部品であるパワーアンプモジュールにも小型化が強く求められている。パワーアンプモジュールは通信端末装置としては一部品であり、マザーボードにパワーアンプモジュールとその他のデバイスが接続されることになる。そのため、外部接続端子のインピーダンスがずれてしまい、発振を含めた特性劣化の原因となってしまう。従って、周囲のデバイスの影響を受けずに、本来の特性を満足できるパワーアンプモジュールが要求される。
【0003】
上記問題を解決するため、従来のパワーアンプモジュール(例えば特許文献1参照)に、バイパスコンデンサ付き多層基板(例えば特許文献2及び3参照)を適用して、その特性を調べてみた。
【特許文献1】特開2002−141757号公報(第4−6頁、第3−11図)。
【特許文献2】特開平8−204341号公報(第2−3頁、第1−3図)。
【特許文献3】特開2002−208776号公報(第5−7頁、第1−2図)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図3は、バイパスコンデンサ付き多層基板を適用したパワーアンプモジュールの具体的な構成を示す回路図である。パワーアンプモジュール200は、図3に示すように、入力整合回路部101と、半導体回路部102と、段間整合回路部103と、バイアス回路部104と、出力整合回路部105と、から構成されている。
【0005】
入力整合回路部101は、Pin端子でのインピーダンス(50[Ω])を半導体回路部102の入力インピーダンスに整合させ、Pin端子から入力された信号をインピーダンス未整合による損失なく半導体回路部102の入力へ伝送する。
【0006】
半導体回路部102は、2段構成の半導体素子S1及びS2を備え、入力整合回路部101から入力される信号を増幅して出力する。
【0007】
段間整合回路部103は、半導体素子S1の出力インピーダンスを半導体素子S2の入力インピーダンスに整合させ、半導体素子S1から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、半導体素子S2の入力へ伝送する。
【0008】
バイアス回路部104は、3つのインダクタンス素子L1〜L3と、接地キャパシタンス素子C1と、を備えており、半導体回路102の半導体素子S1及びS2を増幅素子として動作させるものである。インダクタンス素子L1〜L3は、半導体回路部102の各段で増幅された信号をVccやVreg等の電源端子へ漏洩させないよう、インピーダンスを理想的には無限大とすることが求められる。接地キャパシタンス素子C1は、高周波信号を減衰させると同時に、半導体素子S1の出力部Aと半導体素子S2の出力部Bとの間でアイソレーションがとれるようになっている。
【0009】
図3に示す出力整合回路部105は、半導体素子S2の出力インピーダンスをPout端子で見たインピーダンス(50[Ω])に整合させ、半導体素子S2から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、Pout端子へ伝送する。
【0010】
図23は、図3に示すパワーアンプモジュールの正面図である。パワーアンプモジュール200は、誘電体基板1と、MMIC(Microwave Monolithic IC)2と、チップコンデンサ6と、から構成されている。また、誘電体基板1の面内には、サーマルビア3と長孔スルーホール4とビアホール5とが形成されており、パワーアンプモジュール100は、ビアホール5の内部にビア7を備えている。
【0011】
誘電体基板1は、上から見て、第1の誘電体層21と、第2の誘電体層22と、第3の誘電体層23と、第4の誘電体層24と、第5の誘電体層25と、第6の誘電体層26と、第7の誘電体層27と、を積層した構成となっている。具体的には、誘電体基板1は、第4の誘電体層24をコア基板として、その上に第3の誘電体層23、第2の誘電体層22及び第1の誘電体層21を順次積層し、その下に第5の誘電体層25、第6の誘電体層26及び第7の誘電体層27を順次積層することによって形成される。また、第1〜第7の誘電体層21〜27は、エポキシ樹脂等によって構成されている。
【0012】
コア基板である第4の誘電体層24は、比誘電率がεr=9.5で、厚さが155[μm]の誘電体から構成されており、第1〜第3の誘電体層21〜23及び第5〜第7の誘電体層25〜27は、比誘電率がεr=10.5で、厚さが40[μm]の誘電体から構成されている。
【0013】
第1〜第7の誘電体層21〜27には、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、MMIC2に含まれる第1及び第2の半導体素子S1及びS2を除いたチップ部品が搭載されており、これらのチップ部品は、所望の回路構成となるように接続されている。回路部品の配置については、特に限定はないが、採用し得る一例を、図5〜図11及び図13を参照して説明する。尚、本発明に関係する箇所のみ、下層に接続されるビアを×、ビアの受け側を○とし、図5〜図11及び図13に示す。
【0014】
図5は第1の誘電体層21を表面側から見た平面図、図6は第2の誘電体層22を表面側から見た平面図、図7は第3の誘電体層23を表面側から見た平面図、図8は第4の誘電体層24を表面側から見た平面図、図9は第5の誘電体層25を表面側から見た平面図、図10は第6の誘電体層26を表面側から見た平面図、図11は第7の誘電体層27を表面側から見た平面図、図13は第7の誘電体層27を裏面側から見た平面図である。
【0015】
図7〜図11に示す第3〜第7の誘電体層23〜27の表面には、それぞれ導体パターンが形成されている。図7〜図10に示す第3〜第6の誘電体層23〜26の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L1及びL2の一部を構成しており、図11に示す第7の誘電体層27の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L2の一部を構成している。これらの導体パターンによって、インダクタンス素子L1及びL2が取得される。
【0016】
図23に示す誘電体基板1には、信号入力用端子Pin、信号出力用端子Pout、接地端子GND及び外部接続端子Vcc等が側面電極もしくは裏面電極の形態で付与されている。
【0017】
MMIC2は、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、第1及び第2の半導体素子S1及びS2から構成される半導体回路部102の回路部品を搭載するものであり、その電極は、ワイヤーボンディング、フリップチップ実装等により、誘電体基板1上に形成された導体パターンに接続される。また、MMIC2は、その信頼性確保のため、封止用樹脂により、封止された状態で実装される。
【0018】
サーマルビア3は、MMIC2の搭載領域内において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように、適当な間隔をあけて複数設けられている。サーマルビア3の内部には、Agペースト等の導電性ペーストによる充填材が充填されている。
【0019】
長孔スルーホール4は、誘電体基板1の側面付近において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように設けられている。
【0020】
ビアホール5は、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように設けられている。
【0021】
チップコンデンサ6は、誘電体基板1の表面に搭載されており、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、接地キャパシタンス素子C1を構成している。チップコンデンサ6は、電源電圧の変動を緩和し、電源ノイズを抑制するバイパスコンデンサとして機能するものである。
【0022】
ビア7は、第1の誘電体層21の表面に搭載されているチップコンデンサ6と、第7の誘電体層27の裏面に付与されている外部電源端子Vccと、をビアホール5を介して電気的に接続している。
【0023】
図24は、バイアス回路部104の一部である。図25は、0603サイズで電気容量が100[pF]のチップコンデンサ6を図23に示す接地キャパシタンス素子C1として用いた場合のPort1−2間のアイソレーション特性と、電気容量100[pF]の理想コンデンサを用いた場合のアイソレーション特性と、を示すグラフである。
【0024】
チップコンデンサ6を用いた場合のアイソレーション特性は、図25に示すように、理想コンデンサを用いた場合のアイソレーション特性、即ちコンデンサ本来の特性とはほど遠いことがわかる。これは、チップコンデンサ6の自己共振周波数が低いためである。
【0025】
また、チップコンデンサ6が有する微小インダクタンスL6、グランド電極GNDの引回しや長孔スルーホール4が有するインダクタンスL4等のため、実際のバイアス回路部104のPort1−2間には、図26に示すような、直列共振回路が形成される。このため、誘電体基板1表面でのグランド電極のインピーダンスは高くなってしまう。
【0026】
上述のような事情のため、接地キャパシタンス素子C1はコンデンサ本来の特性を発揮し得ず、パワーアンプモジュール200に広い帯域を有するバイパスコンデンサを形成することは困難であった。
【0027】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、小型で、周囲のデバイスの影響を受けにくい多層基板、パワーアンプモジュール及び通信端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0028】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る多層基板は、表面に電極を備える複数の誘電体層を積層して形成した多層基板であって、前記多層基板の一主面に搭載されている半導体素子と他主面に付与されている電源端子とをビアホールを介して電気的に接続するビアを備え、前記誘電体層を挟む第1及び第2の電極のうち、前記第1の電極を前記ビアから引き出された信号ラインにより前記半導体素子と前記電源端子とに電気的に接続すると共に、第2の電極を接地することによって、前記多層基板の内層にバイパスコンデンサを形成した、ことを特徴とする。
【0029】
また、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサは、前記複数の誘電体層のうち、グランド付近にある下層の誘電体層を用いて形成されている、ことが望ましい。場合によっては前記ビアから引き出した信号側のコンデンサ電極を接地されたグランド電極で上下層から挟み、コンデンサを形成することで容量値を稼ぐ事が出来、更に上下をグランド電極で挟んだ事で信号電極と他のパターンとのアイソレーション効果にもつながる。また、その他の例として、図27に示すように、積層基板内部に対称にバイパスコンデンサを形成する事で、基板に反り等がない高品質な基板を提供出来る。
1.コンデンサは何層で形成しても構わない。
2.信号側のコンデンサ電極を上下のグランド電極で挟む事でバイパスコンデンサと多層基板内の他の層に形成された各種回路パターンとを電磁気的に遮蔽できるので、他の電極とのアイソレーション効果も期待出来る。
3.基板内部に対称にバイパスコンデンサを形成する事で、高品質な基板を提供出来る。
【0030】
また、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、その比誘電率が他に使用している層よりも高く、40以上である事が望ましい。
【0031】
さらに、上記多層基板において、前記バイパスコンデンサを構成する誘電体層は、その厚さが他に使用している層よりも薄く、10[μm]以下である事が望ましい。
【0032】
また、本発明の第2の観点に係るパワーアンプモジュールは、通信端末装置の送信部に用いられるパワーアンプモジュールであって、前記半導体素子から構成され、入力された信号を増幅して出力する増幅回路部と、前記バイパスコンデンサを含み、前記半導体素子を増幅素子として動作させるバイアス回路部と、を備え、前記バイアス回路部を構成する複数の回路要素のうち、少なくとも一部の回路要素は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多層基板の内層に形成されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0033】
本発明により、小型で、周囲のデバイスの影響を受けにくい多層基板及びパワーアンプモジュールを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
以下、本発明の実施の形態に係る通信端末装置を図面を参照して説明する。
【0035】
図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。通信端末装置は、例えば携帯電話等であって、図1に示すように、RF(Radio Frequency)部10と、ベースバンド部20と、を備え、RF部10は、アンテナ11と、スイッチ12と、送信部13と、分配器14と、受信部15と、IF(Intermediate Frequency)部16と、から構成されている。
【0036】
送信部13は、ミキサ131と、電力増幅部132と、を備えている。ミキサ131は、図示しない変調器から供給される信号と、分配器14から供給される信号と、をミキシングし、ミキシングして得られた信号を電力増幅部132に供給する。電力増幅部132は、ミキサ131から供給される信号を増幅し、増幅した信号をスイッチ12を介してアンテナ11に伝送する。
【0037】
なお、本実施の形態において、電力増幅部132において使用される周波数帯は、880〜915[MHz]または1710〜1785[MHz]であり、電力増幅部132に要求される出力は、35[dBm]または32[dBm]である。
【0038】
受信部15は、増幅器151と、ミキサ152と、を備えている。増幅器151は、アンテナ11からスイッチ12を介して入力された信号を増幅し、増幅した信号からノイズ成分が除去された所定の周波数成分の信号を抽出する。ミキサ152は、増幅器151から出力された受信信号と、分配器14から供給される信号と、をミキシングし、ミキシングして得られた信号をIF部16に供給する。
【0039】
図2は、電力増幅部132の内部構成を示すブロック図である。電力増幅部132は、図2に示すように、パワーアンプモジュール100と、バンドパスフィルタ110と、電力検出部120と、ローパスフィルタ130と、電力制御部140と、から構成されている。電力制御部140は、電力検出部120から供給される電力検出信号に基づき、パワーアンプ100から出力される送信信号の電力を制御する。
【0040】
なお、本実施の形態において、1系の電力増幅部を有する回路構成を示しているが、GSM/DCSデュアルバンド対応の電力増幅部も知られており、そのような電力増幅部にも、本願発明は適用可能である。
【0041】
図3は、図2に示すパワーアンプモジュール100の具体的な構成を示す回路図である。パワーアンプモジュール100は、図3に示すように、入力整合回路部101と、半導体回路部102と、段間整合回路部103と、バイアス回路部104と、出力整合回路部105と、から構成されている。
【0042】
入力整合回路部101は、Pin端子でのインピーダンス(50[Ω])を半導体回路部102の入力インピーダンスに整合させる機能を有し、Pin端子から入力された信号をインピーダンス未整合による損失なく半導体回路部102の入力へ伝送する。
【0043】
半導体回路部102は、2段構成の半導体素子S1及びS2を備え、入力整合回路部101から入力される信号を増幅して出力する。
【0044】
また、Vref端子は、出力制御用に設けられた端子であり、パワーアンプモジュール100の出力は、Vref端子に印加される電圧レベルにより制御される。Vref端子に印加される電圧は、図2に示す電力検出部120によって得られた信号が、電力制御部140に帰還されることにより得られ、電力制御部140からの出力であるVref信号により、パワーアンプモジュール100の出力が、常に、一定となるように動作する。
【0045】
段間整合回路部103は、半導体素子S1の出力インピーダンスを半導体素子S2の入力インピーダンスに整合させ、半導体素子S1から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、半導体素子S2の入力へ伝送する。
【0046】
バイアス回路部104は、3つのインダクタンス素子L1〜L3と、接地キャパシタンス素子C1と、を備えており、半導体回路102の半導体素子S1及びS2を増幅素子として動作させるものである。インダクタンス素子L1〜L3は、半導体回路部102の各段で増幅された信号をVccやVreg等の電源端子へ漏洩させないよう、インピーダンスを理想的には無限大とすることが求められる。このため、通常、バイアス回路104を構成するインダクタンス素子L1〜L3は、(λ/4)長パターン又は(λ/4)長パターンに相当するインピーダンスを有する。接地キャパシタンス素子C1は、高周波信号を減衰させると同時に、半導体素子S1の出力部Aと半導体素子S2の出力部Bとの間でアイソレーションがとれるようになっている。
【0047】
出力整合回路部105は、半導体素子S2の出力インピーダンスをPout端子で見たインピーダンス(50[Ω])に整合させ、半導体素子S2から出力された信号をインピーダンス未整合による損失なく、Pout端子へ伝送する。
【0048】
図4は、図2に示すパワーアンプモジュール100の正面図である。パワーアンプモジュール100は、誘電体基板1と、MMIC(Microwave Monolithic IC)2と、から構成されている。誘電体基板1の面内には、サーマルビア3と長孔スルーホール4とビアホール5とが形成されており、パワーアンプモジュール100は、ビアホール5の内部にビア7を備えている。
【0049】
誘電体基板1は、上から見て、第1の誘電体層21と、第2の誘電体層22と、第3の誘電体層23と、第4の誘電体層24と、第5の誘電体層25と、第6の誘電体層26と、第7の誘電体層27と、第8の誘電体層28と、を積層した構成となっている。具体的には、誘電体基板1は、第4の誘電体層24をコア基板として、その上に第3の誘電体層23、第2の誘電体層22及び第1の誘電体層21を順次積層し、その下に第5の誘電体層25、第6の誘電体層26、第7の誘電体層27及び第8の誘電体層28を順次積層することによって形成される。なお、誘電体基板1は互いに独立する第1〜第8の誘電体層21〜28を順次に積層し、加圧及び加熱することによって、第1〜第8の誘電体層21〜28を構成する誘電体層及び必要な導体パターンを形成してもよい。
【0050】
誘電体基板1は、第1〜第8の誘電体層21〜28のうち少なくとも1つ、特に、第6の誘電体層26,第7の誘電体層27及び第8の誘電体層28は、ポリビニルベンジルエーテル化合物とチタン酸バリウム等のセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されている。本実施の形態において、第1〜第8の誘電体層21〜28は、全てポリビニルベンジルエーテル化合物とチタン酸バリウム等のセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されている。無機フィラーを適宜添加してすることも可能である。例えば、コンデンサの容量を高めるため、BaO-TiO−Nd系、BaO−TiO−SnO系、BaO−TiO−Sm系、PbO−BaO−Nd2O−TiO系、BaTiO系、PbTiO系、SrTiO系、CaTiO系、(Ba,Sr)TiO系、Ba(Ti,Zr)O系、BaTiO−SiO系、SrZrO系、BiTiO系、(Bi,PbO)−BaO−TiO系、LaTi系、NdTiO系、(Li,Sm)TiO系、MgTiO系、Mg系、Al系、TiO系、BaO−SiO系、PbO−CaO系、BaWO系、CaWO系、Ba(Mg,Nb)O系、Ba(Mg,Ta)O系、BA(Co,Mg,Nb)O系、Ba(Co,Mg,Ta)O系、Sr(Mg,Nb)O系、Ba(Zn,Ta)O系、Ba(Zn,Nb)O系、Sr(Zn,Nb)O系、Ba(Mg,W)O系、Ba(Ga,Ta)O系、ZnTiO系、ZrTiO系、(Zr,Sn)TiO系等の誘電体材料を添加する。これらは、単独で或いは2種類以上混合して添加して良く、これらの材料から得たい特性により適宜選択することが可能である。ポリビニルベンジルエーテル化合物で構成されるがこの他に、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、シアネート樹脂及びポリブタジエン樹脂等が使用可能である。なお、第1〜第8の誘電体層21〜28は、樹脂とセラミック誘電体粉末とを含むハイブリット層によって構成されることが好ましいが、エポキシ樹脂等の有機材料単独で構成されるものであってもよい。
【0051】
本実施の形態において、コア基板である第4の誘電体層24は、比誘電率がεr=9.5で、厚さが155[μm]の誘電体から構成されており、第1〜第3の誘電体層21〜23及び第5〜第7の誘電体層25〜27は、比誘電率がεr=10.5で、厚さが40[μm]の誘電体から構成されている。そして、第8の誘電体層28は、比誘電率が他の誘電体層21〜27よりも高く、厚さが他の誘電体層21〜27よりも薄い誘電体、具体的には比誘電率がεr=40で、厚さが10[μm]の誘電体、から構成されている。
【0052】
なお、第1〜第7の誘電体層21〜27に、第8の誘電体層28と同様に厚さが10[μm]程度の誘電体を用いてもよいが、薄い誘電体を用いると、その分積層工程での難度が増す。このため、本実施の形態のように、必要な層、即ち第8の誘電体層28のみに、厚さの薄い誘電体を用いた方が好ましい。また、第1〜第7の誘電体層21〜27に、第8の誘電体層28と同様に比誘電率がεr=40程度の誘電体を用いてもよいが、このようにすると、基板の特性が制限され、設計の自由度が小さくなる。このため、本実施の形態のように、必要な層、即ち第8の誘電体層28のみに、比誘電率の高い誘電体を用いた方が好ましい。
【0053】
また、第7の誘電体層27の表面と第8の誘電体層28の裏面とは、グランド端子GNDに接続されている。
【0054】
第1〜第8の誘電体層21〜28には、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、MMIC2に含まれる第1及び第2の半導体素子S1及びS2を除いたチップ部品が搭載されており、これらのチップ部品は、所望の回路構成となるように接続されている。回路部品の配置については、特に限定はないが、採用し得る一例を、図5〜図13を参照して説明する。尚、本発明に関係する箇所のみ、下層に接続されるビアを×、ビアの受け側を○とし、図5〜図11及び図13に示す。
【0055】
図5は第1の誘電体層21を表面側から見た平面図、図6は第2の誘電体層22を表面側から見た平面図、図7は第3の誘電体層23を表面側から見た平面図、図8は第4の誘電体層24を表面側から見た平面図、図9は第5の誘電体層25を表面側から見た平面図、図10は第6の誘電体層26を表面側から見た平面図、図11は第7の誘電体層27を表面側から見た平面図、図12は第8の誘電体層28を表面側から見た平面図、図13は第8の誘電体層28を裏面側から見た平面図である。
【0056】
図7〜図12に示す第3〜第8の誘電体層22〜28の表面と図13に示す第8の誘電体層28の裏面とには、それぞれ導体パターンが形成されている。
【0057】
図7〜図10に示す第3〜第6の誘電体層22〜26の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L1及びL2の一部を構成しており、図11に示す第7の誘電体層27の表面に形成されている導体パターンは、インダクタンス素子L2の一部を構成している。これらの導体パターンによって、インダクタンス素子L1及びL2が取得される。
【0058】
また、図12に示す第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、接地キャパシタンス素子C1の電極領域C1aを構成している。この電極領域C1aとグランド端子GNDに接続された第7の誘電体層27の表面領域との対向及び電極領域C1aとグランド端子GNDに接続された第8の誘電体層28の裏面領域との対向によって、バイパスコンデンサとして機能する接地キャパシタンス素子C1が取得される。
【0059】
このように、バイパスコンデンサとして機能する接地キャパシタンス素子C1を誘電体基板1の内層に形成することで、パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を誘電体基板1の表面に搭載するパワーアンプモジュール200に比べて、小型にすることができる。
【0060】
また、第8の誘電体層28は、比誘電率が高く、厚さが薄い誘電体から構成されているため、パワーアンプモジュールは、電極領域C1aと第7の誘電体層27の表面領域との対向及び電極領域C1aと第8の誘電体層28の裏面領域との対向によって取得される接地キャパシタンス素子C1の電気容量を大きくすることができる。本実施の形態では2つの誘電体層を用いて容量を形成しているが、2層以上で容量を形成してもかまわない。また、必要以上の容量値をとる事が出来るならば、1層で容量を形成してもかまわない。また、このバイパスコンデンサを形成する層に比誘電率の高いセラミック粒子を含有したハイブリット材を用いることが好ましい。
【0061】
図4に示す誘電体基板1には、信号入力用端子Pin、信号出力用端子Pout、接地端子GND及び外部接続端子Vcc等が側面電極もしくは裏面電極の形態で付与されている。なお、本実施の形態において、外部接続端子Vccは、裏面電極に付与されている。
【0062】
MMIC2は、図3に示す回路図に含まれる回路部品のうち、第1及び第2の半導体素子S1及びS2から構成される半導体回路部102の回路部品を搭載するものであり、その電極は、ワイヤーボンディング、フリップチップ実装等により、誘電体基板1上に形成された導体パターンに接続される。また、MMIC2は、その信頼性確保のため、封止用樹脂により、封止された状態で実装される。
【0063】
サーマルビア3は、MMIC2の搭載領域内において、第1〜第7の誘電体層21〜27の層間を連続して貫通するように、適当な間隔をあけて複数設けられている。サーマルビア3の内部には、Agペースト等の導電性ペーストによる充填材が充填されている。なお、サーマルビア3の内部に充填される充填材は、熱伝導性に優れているものであれば、非導電性材料であってもよい。
【0064】
長孔スルーホール4は、誘電体基板1の側面付近において、第1〜第8の誘電体層21〜28の層間を連続して貫通するように設けられている。このサーマルビア3とスルーホール4とによって、パワーアンプモジュール100の放熱性を高めることができる。
【0065】
ビアホール5は、第1〜第8の誘電体層21〜28の層間を連続して貫通するように設けられている。
【0066】
ビア7は、第1の誘電体層21の表面に搭載されている半導体素子S1及びS2と、第8の誘電体層28の裏面に付与されている外部接続端子Vccと、をビアホール5を介して電気的に接続するものである。
【0067】
図14は、接地キャパシタンス素子C1と、半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccと、の接続構成を示す図である。図14に示すように、第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、電極領域C1aと共に、この電極領域C1aとビア5とを電気的に接続する引出電極領域を含んでいる。接地キャパシタンス素子C1は、この引出電極領域とビア5とから構成される信号ラインにより半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccと電気的に接続されている。なお、引出電極領域の幅Wは、ビア7の最小径よりも大きく形成される。
【0068】
このように半導体素子S1及びS2と外部接続端子Vccとを接続する信号ライン(ビア5)から引き出された信号ライン(引出電極領域)により、電極領域C1aを半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続しているため、パワーアンプモジュール100は、長孔スルーホール4を含んだグランド電極の引回しや接地キャパシタンス素子C1に対して直列のインダクタンス成分をもつスルーホール等の電極の引回しを減らすことができる。この結果、パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1の自己共振周波数を高めることができる。
【0069】
なお、本実施の形態において、誘電体基板1の最下層である第8の誘電体層付近に、換言すれば接地面付近に、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1を形成したのは、グランド電極のインピーダンスが高くなった場合における接地キャパシタンス素子C1の自己共振周波数の低下を防止するためである。
【0070】
次に、上述のように内層にバイパスコンデンサを形成したパワーアンプモジュール100(図4)と、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を表面に搭載したパワーアンプモジュール200(図23)と、のバイアス回路部104における出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を比較してみた。なお、この比較において、パワーアンプモジュール100の内層に形成したバイパスコンデンサと、パワーアンプモジュール200の表面にバイパスコンデンサとして搭載されたチップコンデンサ6と、の電気容量は、共に約120[pF]である。
【0071】
図15は、パワーアンプモジュール100と、パワーアンプモジュール200と、のバイアス回路部104における出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を示すグラフである。パワーアンプモジュール100は、バイパスコンデンサとして機能するキャパシタンス素子C1の自己共振周波数を高めることにより、図15に示すように、パワーアンプモジュール200よりも広い帯域でアイソレーションを得ることができる。
【0072】
続いて、図16に示すように、バイアス回路104に0603サイズのチップコンデンサCsを接続し、このチップコンデンサCsの電気容量を変化させることにより、外部接続端子Vccのインピーダンスが変化したときの出力部Aと出力部Bとの間のアイソレーション特性を求めてみる。図17は、この場合のパワーアンプモジュール200におけるアイソレーション特性を示すグラフであり、図18は、パワーアンプモジュール100におけるアイソレーション特性を示すグラフである。
【0073】
パワーアンプモジュール100及び200の基本波となる900[MHz]帯において、バイパスコンデンサとしてチップコンデンサ6を搭載するパワーアンプモジュール200では、図17に示すように、外部のインピーダンスの影響を受けてアイソレーションが大きく変化している。一方、バイパスコンデンサを内層するパワーアンプモジュール100では、図18に示すように、外部のインピーダンスが変化しても、一定以上のアイソレーションを得ることができる。
【0074】
このように、内層に自己共振周波数の高いバイパスコンデンサを形成することにより、パワーアンプモジュール100は、広い帯域でアイソレーションを得ることができ、外部接続端子Vccのインピーダンスの影響、換言すれば周囲のデバイスの影響を受けにくくなる。
【0075】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施の形態の変形態様について、説明する。
【0076】
上記実施の形態において、第8の誘電体層28の表面に形成されている導体パターンは、電極領域C1aと共に、この電極領域C1aとビア5とを電気的に接続する引出電極領域を含んでおり、接地キャパシタンス素子C1は、この引出電極領域とビア5とから構成される信号ラインにより半導体素子S1及びS2や外部接続端子Vccと電気的に接続されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、ビア5から引き出された位置に形成されたキャパシタンス素子C1を、半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続する手法であれば任意である。
【0077】
例えば、図19及び図20に示すように、導体パターンに電極領域C1aの一部として引出電極領域を形成することによって、キャパシタンス素子C1を半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続してもよい。
【0078】
また、図21に示すように、半導体素子S1及びS2と外部接続端子Vccとを接続する信号ラインに電極領域C1aを含めることによって、キャパシタンス素子C1を半導体素子S1,S2及び外部接続端子Vccに接続してもよい。
【0079】
さらに、上記実施の形態において、外部接続端子Vccは、裏面電極に付与されていたが、本発明は、これに限定されず、側面電極に付与してもよい。この場合の信号ラインを、図22に示すように、第1の誘電体層21の表面に搭載されている半導体素子S1及びS2と第8の誘電体層28の表面の電極領域C1aとを接続するビア5と、電極領域C1aと、側面電極の態様で付与された外部接続端子Vccと電極領域C1aとを接続するビア5と、によって構成することで、積層方向に対して表層側でビア5を用いたグランドのもつインダクタンス成分を減らすことができる。更には、外部接続端子に接続される側のビア5をそのまま半スルーホールと言った形状にして側面端子にすることも可能である。このため、本変形態様によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本実施の形態における通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電力増幅部の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すパワーアンプモジュールの構成を示す回路図である。
【図4】図2に示すパワーアンプモジュールの正面図である。
【図5】図4に示す第1の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図6】図4に示す第2の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図7】図4に示す第3の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図8】図4に示す第4の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図9】図4に示す第5の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図10】図4に示す第6の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図11】図4に示す第7の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図12】図4に示す第8の誘電体層を表面側から見た平面図である。
【図13】図4に示す第8の誘電体層を裏面側から見た平面図である。
【図14】接地キャパシタンス素子と半導体素子及び外部接続端子との接続構成を示す図である。
【図15】バイアス回路部の出力部間におけるアイソレーション特性を示すグラフである。
【図16】チップコンデンサを備えるバイアス回路部の構成を示す回路図である。
【図17】チップコンデンサを備えるバイアス回路部の出力部間におけるアイソレーション特性を示すグラフである。
【図18】チップコンデンサを備えるバイアス回路部の出力部間におけるアイソレーション特性を示すグラフである。
【図19】図14に示す接続構成の変形態様を示す図である。
【図20】図14に示す接続構成の変形態様を示す図である。
【図21】図14に示す接続構成の変形態様を示す図である。
【図22】図14に示す接続構成の変形態様を示す図である。
【図23】チップコンデンサを搭載するパワーアンプモジュールの正面図である。
【図24】バイアス回路部の構成の一部を示す回路図である。
【図25】理想コンデンサとチップコンデンサとのアイソレーション特性を示すグラフである。
【図26】バイアス回路部の実際の回路構成を示す等価回路図である。
【図27】図4に示すパワーアンプモジュールの変形態様を示す図である。
【符号の説明】
【0081】
1 誘電体基板
2 MMIC
3 サーマルビア
4 長孔スルーホール
5 ビアホール
6 チップコンデンサ
7 ビア
21 第1の誘電体層
22 第2の誘電体層
23 第3の誘電体層
24 第4の誘電体層
25 第5の誘電体層
26 第6の誘電体層
27 第7の誘電体層
28 第8の誘電体層
100 パワーアンプモジュール
101 入力整合回路部
102 半導体回路部
103 段間整合回路部
104 バイアス回路部
105 出力整合回路部
C1 接地キャパシタンス素子
C1a電極領域
S1 半導体素子
S2 半導体素子
Vcc外部接続端子
【出願人】 【識別番号】000003067
【氏名又は名称】TDK株式会社
【住所又は居所】東京都中央区日本橋1丁目13番1号
【出願日】 平成16年11月16日(2004.11.16)
【代理人】 【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満

【識別番号】100109449
【弁理士】
【氏名又は名称】毛受 隆典

【公開番号】 特開2005−210074(P2005−210074A)
【公開日】 平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願番号】 特願2004−331890(P2004−331890)