| 【発明の名称】 |
作業装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】井戸 太加雄 【住所又は居所】群馬県邑楽郡大泉町坂田1丁目1番1号 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ内
【氏名】相澤 清隆 【住所又は居所】群馬県邑楽郡大泉町坂田1丁目1番1号 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ内
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| 【要約】 |
【課題】操作などの説明の音声または文字情報の言語を作業者が選択できるようにし、作業者にとって使い勝手のよいものとすること。
【解決手段】記憶装置30は電子部品装着装置1の操作及び/又は保守及び/又は修理に関する説明についての音声情報及び/又は文字情報を複数の言語で記憶し、作業者が記憶装置30に記憶された情報の言語を選択手段である操作部20を操作して選択すると、選択した言語の音声情報及び/又は文字情報を出力手段であるスピーカ19又は説明用ディスプレイ18が出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作部の操作に応答して所定の作業を行う作業装置において、当該装置の操作及び/又は保守及び/又は修理に関する説明についての音声情報及び/又は文字情報を複数の言語で記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶された前記情報の言語を作業者の操作により選択する選択手段と、該選択手段が選択した言語の前記音声情報及び/又は文字情報を出力する出力手段とを設けたことを特徴とする作業装置。 【請求項2】 前記記憶装置は当該装置の操作及び/又は保守及び/又は修理に関する説明についての動画像情報を記憶し、前記出力手段は前記記憶装置に記憶された動画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、操作部の操作に応答して所定の作業を行う作業装置に関する。 【背景技術】 【0002】 この種操作、取扱説明書を読む代わりに保守又は修理に関する説明についての情報を表示または音声として出力する作業装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この従来技術によれば、作業装置である部品装着装置の操作用のディスプレイに操作、保守又は修理に関する説明の映像を表示するようにしていた。また、その情報を記憶する媒体を装置内にローディングして装置内で再生して映像または音声を出力するようにしていた。 【特許文献1】特開平7−266271号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、このような従来の作業装置では、操作などの説明の音声または文字情報の言語を作業者自身が使用する言語に合わせて作業者が選択することができず、使い勝手が悪いという欠点があった。 【0004】 そこで本発明は、装置の操作または保守などの情報を作業者が入手する際に、操作などの説明の音声または文字情報の言語を作業者が選択することができるようにし、使い勝手を良くすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 このため第1の発明は、操作部の操作に応答して所定の作業を行う作業装置において、当該装置の操作及び/又は保守及び/又は修理に関する説明についての音声情報及び/又は文字情報を複数の言語で記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶された前記情報の言語を作業者の操作により選択する選択手段と、該選択手段が選択した言語の前記音声情報及び/又は文字情報を出力する出力手段とを設けたことを特徴とする。 【0006】 第2の発明は、第1の発明において、前記記憶装置は当該装置の操作及び/又は保守及び/又は修理に関する説明についての動画像情報を記憶し、前記出力手段は前記記憶装置に記憶された動画像を表示することを特徴とする。 【発明の効果】 【0007】 第1の発明によれば、操作などの説明の音声または文字情報の言語を作業者が選択できるようにしたので、作業者にとって使い勝手のよいものとすることができる。 【0008】 更に、第2の発明によれば、動画像の映像を表示して操作などの説明をするようにしたので、作業者によって理解しやすい説明とすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、添付図面を参照して、作業装置について説明する。 【0010】 図1に示す作業装置としての電子部品装着装置1は、プリント基板にチップ状電子部品を装着する作業を行うものであり、コンベア10が上流装置から供給搬送してきたプリント基板に電子部品を装着した後該コンベア10が下流の装置に排出搬送するものである。該装着装置1は水平方向に移動するXYテーブルの下方に取り付けられた装着ヘッド2が部品供給部の複数備えられた部品供給ユニットから部品を真空吸着してコンベア10上の所定の位置で位置決め載置されたプリント基板に電子部品を装着するものである。 【0011】 該装置1の前面には該装置1を操作するための操作部3が備えられ、該操作部3の操作に応答して所定の手順で電子部品をプリント基板に装着するという作業を行うものである。操作部3の操作によりその操作を補助するための操作上のメッセージまたは作業に必要なデータが操作用ディスプレイとしてのCRTディスプレイ4に表示される。 【0012】 装置1の正面の下方にはCD−ROMなどの記憶媒体である光ディスクを再生するためのディスクドライブ5が設置されており、ディスクの挿入口6を有している。 【0013】 この光ディスクはDVD(デジタルビデオディスク)であってもよく、動画を扱うには記憶容量の大きなDVDが有利である。 【0014】 該光ディスクには電子部品装着装置1の操作、保守または修理の説明の情報の一部あるいは全部が記憶されている。 【0015】 電子部品装着装置1の本体からは水平面内で軸14を支点に回動可能なアーム15が延出され、該アーム15には軸16を支点に360度回転可能な回転テーブル17上に説明用ディスプレイ18が設置されている。アーム15及び回転テーブル17は任意の回転位置で静止させることが可能になされている。該アーム15はさらに上下方向に移動可能になされていてもよい。 【0016】 前記ディスプレイ18は奥行きが薄い液晶パネルまたはプラズマディスプレイであり、回転テーブル17より取り外しができ、軽量であるため操作者が手で持つこともでき、スピーカ19及び操作部20を備え、取り外しても操作ができるようになされている。 【0017】 ディスプレイ18は押圧可能なタッチパネルスイッチが画面上に表示できるものとなっており、制御部23の制御により操作部20及びタッチパネルスイッチなどの操作に応答してディスクドライブの駆動によるディスクの再生やディスプレイ18の表示が行なわれる。 【0018】 ディスプレイ18を取り外した場合には音声及び映像信号並びに電源用のケーブルはそのまま延長できるようになっていてもよいが、図2に示すように本体部に接続端子部21を設けて回転テーブル17から取り外したケーブル22を接続するようにすればよい。この接続端子は少なくとも装置1の正面部及び裏面部の2箇所もしくはそれ以外の複数の箇所に設けるようにすればどの場所で操作者が作業していても作業をしながらディスプレイ18を確認することができる。また、取り外したディスプレイ18を手に持たない場合に床などに置いてもディスプレイ18を立てたままで座りがよいようにしておくのがよい。 【0019】 以下、光ディスクを使用してそこに記録されている説明の内容を再生する動作について説明する。 【0020】 操作などの説明が記録された光ディスクをディスクドライブ5の挿入口6からローディングして操作部20を操作するとその内容がディスプレイ18に表示され、音声の情報がある場合にはスピーカ19から音声で説明がなされる。 【0021】 光ディスクにある操作などの内容は装置1を操作する前に操作者が一通り見て操作法などを習得する用い方と、一通り理解した後、操作あるいは、保守あるいは修理などの作業をするときにその都度参考とする用い方があり、どちらの場合も同様に操作部20の操作によりディスプレイ18にその内容が表示されるが、作業の参考とする場合には、装置1の運転の操作はディスプレイ4に操作に必要な情報を表示させながら操作部3を操作させ、これと並行して操作についての説明などをディスプレイ18で確認することができる。 【0022】 また、同じディスクの中で音声による説明は複数の言葉で記録してある場合には、操作部20の操作で作業者の理解できる言語を選択することができるようにしてある。この選択は最初に表示される初期画面に図3に示すように、選択可能な言語が一覧で表示され、その言語毎にタッチパネルのスイッチ部が形成され、選択したい言葉のスイッチ部を押圧することにより選択できるものとする。この画面は初期画面であるが随時呼び出せ、変更できるようにされている。また、文字情報を画面に表示させるときにも複数の言語で記録してあれば理解できる言語のものを同様にして選択できるようにすればよく、この初期画面などの表示を含めてそれ以後は選択された言語のものとなる。尚、音声のスイッチ部を押すことにより、各国語でのこの選択を行うための操作の案内がスピーカ19より出力されるようになっている。 【0023】 次に、ディスクには目次の項目が記録されているが、図3の初期画面にて次頁と表示されたスイッチ部を押圧すると、このディスクに記録されている項目の目次が階層的に項目の中の細かい項目まで表示され、どこに何が書いてあるのか表示される。これらは文字情報としてディスク中に格納されているため、それほど記憶容量を必要とせず、大量の情報が1枚のディスクでも格納できる。前記DVDディスクによるDVD−ROMであればCD−ROMの7倍の記憶容量と言われておりさらに大量の情報が記録できる。 【0024】 この目次を見て、確認したい項目を見つけ、その項目または頁を項目選択または頁選択のスイッチ部を押してから入力することにより、その項目の最初の頁またはその選択された頁が表示される。これらは本となっている所謂取扱説明書の各頁に書いてある内容が表示されるのであるが、文字の部分は文字情報であるが、イラストの部分または写真の部分はイメージ情報として記録されたものが再生される。この場合画面上で他の頁等を選択しない限り同じ頁の画面を表示し続ける、即ち静止画像を表示し続けることとなる。次の頁を見たい場合には次頁のスイッチ部を押していけば頁が変わっていく。前の頁を見たければ前頁のスイッチ部を押せばよい。 【0025】 項目によっては、図4に示すように映像と記載されたスイッチ部の表示がされているが、この動画像の起動表示であるスイッチ部を押すと、動画像起動手段である制御部23はこの選択を検出し対応するその項目に関連した動画情報をディスクの記憶領域から読み出させその動画の映像が画面に表示される。これはタッチパネルスイッチを使わずにカーソルを所定の欄に移動させ実行キーでその位置を確定させるようにして選択したときも同様に行われる。 【0026】 この動画の画面はディスプレイの画面全体に表示されるが、文字情報の画面の一部に表示用ウィンドウを開いて表示させるようにもできる。図5に示されるようにその画面には付随して再生、早送り、停止、画面戻し、スローモーションで再生するスロー、静止画とするポーズなどのスイッチ部が形成され、適宜何回でも見ることができるようになされ、全映像が終了した場合もしくは停止が押された場合にはもとの頁が表示されるようになされている。映像の動画が再生されている場合には原則として音声による説明が同時にながされる。但しスロー再生の場合にはカットされるかもしくは、聞いて違和感のない音程に修正されて再生される。 【0027】 これらの映像は特に操作や作業が文章では説明しにくい場合に役に立つ。例えば、部品供給ユニットを部品供給部に着脱する場面、部品供給ユニットにテープ収納部品やバルク状の部品を装着あるいは着脱する場面、部品を吸着するノズルを装着ヘッドに交換する場面、種々の調整をする場面またはグリスや油などを供給する場面、装置の外装部を外して修理の参考とする場面、異常が発生してそれを復帰させる手順を示す場面等を映像化し、同時に音声で説明するようにすることが考えられ、また、基本的な運転の動作を動画で示すことも考えられる。これらの場面は実際にその動作を行って撮影して作成してもよいし、アニメーションとして作成してもよいし、コンピュータグラフィックの手法で作成してもよい。 【0028】 このようにして、操作等の確認をしたくなった場合にその操作を目次の頁で確認して、その操作の項目の頁を項目選択のスイッチ部の押圧及び頁などのキーインによりディスプレイに表示させ、必要な文章を読むかまたは動画の説明があればその部分の映像のスイッチ部を押すことで動画が表示され理解したならば、実際の操作を操作部3で行う。この映像のスイッチ部は目次の頁の夫々の項目にも表示するようにしてこれを選択するようにしてもよい。 【0029】 または、保守(メンテナンス)をするため例えばノズルの交換をするとき、その交換の方法がよくわからなければ、ディスプレイ18をアーム15もしくは回転テーブル17を回転させて見易い位置とするか取り外して見易い位置に置き、該当の頁(例えば図4)を同様にして表示させその映像のスイッチ部を押して動画の映像を表示させる。この映像を見ながらノズルの交換をすれば作業が簡単にできる。 【0030】 修理や部品供給ユニットの取り替えなどの段取り替えの作業も同様にディスプレイの説明を見ながらあるいは聞きながら行うことができる。 【0031】 また、全体で、もしくは大項目毎に、動画だけを編集して一連の作業の説明となるようにし、装置導入時の操作者の教育時には、その連続した動画の映像により一応の理解ができるようにすることもできる。そのような場合には、目次の頁等にそれを実行するためのスイッチ部を設ければよい。 【0032】 次に、第2の実施形態として図6に示すように通信により必要なデータを受信して説明の再生を行うことができる。 【0033】 即ち、必要な情報は装置のメーカ等の施設に設置されたデータベースの役割を果たす外部装置としての中央記憶装置25に一括して記憶しておき、その記憶部25に通信回線26を介して装置1を接続し装置1のディスプレイ28に必要な情報を表示または、音声で出力させる。そのディスプレイとしては第1の実施形態の説明用ディスプレイ18のような形態のディスプレイを使用しても、操作用のディスプレイ4に相当するディスプレイを共用しても、部品認識を行う装置でその認識画面用のディスプレイがある場合にはそのディスプレイを共用してもよい。 【0034】 送信されてきた情報は通信部29により受信され、記憶装置30に一端記憶され、その内容が再生装置31で順次読み出され再生され、出力手段であるディスプレイ28及びスピーカ32より出力される。 【0035】 そのデータの送受信の操作は操作者は回線がつながった後は特に意識する必要はなく、前述と同様にタッチパネルのスイッチ部を押していけば同様に説明をディスプレイに表示できる。送受信を実行する装置1内の通信部29への送信は1回の送信で、ある所定の単位の項目毎に動画部も含め行われるとすれば、その項目の中では頁送りなどは素早く行われるが、現在記憶装置30に記憶されていない項目についてはその指定を行うとデータの受信の時間だけ待って行うこととなる。 【0036】 しかし、全体の説明の内容が大容量である場合には1枚の光ディスクの中に入り切らないので複数のディスクに分けて記憶することとなるが、その入れ替えが繁雑であることと、ディスクで持つことにより、その管理が大変となること、また、ある項目の説明が補充または改訂された場合には、ディスクを交換しなければならないことと比較して、このような通信システムを電子部品装着装置1等を端末装置として構築すれば、その手間がなく管理が楽になる。 【0037】 この中央記憶装置25は装置メーカや販売会社の施設の他、大きな工場であれば、その工場に1つ設置することもでき、その装置25には1種類の装置だけでなく他の種類の装置に関する取扱説明の情報を記憶しておくものである。 【0038】 尚、上記にてタッチパネルスイッチにより行われた操作は、画面内ではカーソルを移動して位置する欄を設けておき、操作部20に設けたカーソル移動キーでカーソルを選択すべき項目の欄に移動させ、同じく操作部20に設けた実行キーを押すことにより行ってもよいし、または、マウスなどのポインティングデバイスで画面内のマウスカーソルをタッチパネルスイッチの場合のスイッチ部に相当する箇所に移動させクリック操作などによって実行してもよい。 【0039】 また、次頁、前頁、頁指定、項目指定等の代表的なスイッチ部は操作部にファンクションキーとして用意しておいてもよい。即ち、何らかの手段で画面上の特定の位置が選択されたことが検出され、その位置の選択が示す実行すべき内容が実行されるように制御できればよい。 【0040】 また、本実施形態は電子部品装着装置について説明したたが、これと同じラインに設置されるプリント基板にペースト半田を印刷するスクリーン印刷機、部品を仮止めするための接着剤を塗布する接着剤塗布装置、もしくはペースト半田を溶融して部品を基板に半田付けするリフロー炉についても適用でき、また、同じ電子部品装着装置でも回転するロータリテーブルの周縁に複数設置されたヘッドにより所定の部品供給位置で部品供給ユニットから部品を取出し、該テーブルの回転により部品を搬送して所定の装着位置で該部品を基板に装着するタイプの装置であっても適用できる。さらには、基板に部品を実装する装置のみならず、操作部により所定の手順で所定の作業が行われる作業装置について適用できる。 【図面の簡単な説明】 【0041】 【図1】本発明を適用せる電子部品装着装置の正面図である。 【図2】同じく電子部品装着装置の正面図である。 【図3】説明用ディスプレイに表示された初期画面の図である。 【図4】説明用ディスプレイに表示された説明を示す文字情報の表示画面の図である。 【図5】説明用ディスプレイに表示された動画の映像を表示する画面の図である。 【図6】通信システムを示すブロック図である。 【符号の説明】 【0042】 1 電子部品装着装置(端末装置) 3 操作部 4 CRTディスプレイ(操作補助画面) 5 ディスクドライブ(記憶装置) 15 アーム 17 回転テーブル 18 説明用ディスプレイ(出力手段) 19 スピーカ(出力手段) 20 操作部(選択手段) 23 制御部(動画像起動手段) 25 中央記憶装置 26 通信回線 28 ディスプレイ 29 通信部(受信手段) 30 記憶装置 31 再生装置 32 スピーカ
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| 【出願人】 |
【識別番号】300022504 【氏名又は名称】株式会社日立ハイテクインスツルメンツ 【住所又は居所】群馬県邑楽郡大泉町坂田1丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成16年11月15日(2004.11.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100115299 【弁理士】 【氏名又は名称】相澤 清隆
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| 【公開番号】 |
特開2005−101644(P2005−101644A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月14日(2005.4.14) |
| 【出願番号】 |
特願2004−330612(P2004−330612) |
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