トップ :: H 電気 :: H05 他に分類されない電気技術




【発明の名称】 フレキシブル・リジッド型配線板およびその製造方法
【発明者】 【氏名】斉藤 徹
【住所又は居所】東京都大田区中馬込3丁目28番7号 山一電機株式会社内

【氏名】有泉 昇次
【住所又は居所】東京都大田区中馬込3丁目28番7号 山一電機株式会社内

【氏名】高橋 邦尚
【住所又は居所】滋賀県東浅井郡虎姫町大字田30番地 エルナー株式会社滋賀事業所内

【要約】 【課題】接続の信頼性が高く、また、反り等を呈さないリジッド配線層を備えたフレキシブル・リジッド配線板、およびその製造方法を得る。

【解決手段】液晶ポリマーからなるフレキシブル絶縁体層13とこのフレキシブル絶縁体層の面または層内に配置された第1の配線パターン14(14a,14b)とからなるフレキシブル配線層11と、フレキシブル配線層11の一部に積層一体化され繊維強化熱硬化性樹脂からなるリジッド絶縁体層16とこのリジッド絶縁体層の面または層内に配置された第2の配線パターン17からなるリジッド配線層12と、リジッド絶縁体層16を貫通し第1の配線パターン14bと第2の配線パターン17を電気的に接続する突起状導電体19aとを具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶ポリマーからなるフレキシブル絶縁体層とこのフレキシブル絶縁体層の面または層内に配置された第1の配線パターンとからなるフレキシブル配線層と、
前記フレキシブル配線層の一部に積層一体化され繊維強化熱硬化性樹脂からなるリジッド絶縁体層とこのリジッド絶縁体層の面または層内に配置された第2の配線パターンからなるリジッド配線層と、
前記リジッド絶縁体層を貫通し前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンを電気的に接続する突起状導電体とを具備することを特徴とするフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項2】
前記リジッド絶縁体層のガラス転移点温度が前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項3】
前記フレキシブル絶縁体層に隣接する前記第2の配線パターンの面が粗面化されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項4】
前記リジッド配線層が積層されていない前記フレキシブル配線層面に保護絶縁体層が被覆され、その端縁の少なくとも一部が前記フレキシブル絶縁体層と前記リジッド配線層間の接着面に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項5】
前記リジッド配線層が前記フレキシブル配線層の両面に形成されてなる請求項1ないし請求項4に記載のフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項6】
前記繊維強化熱硬化性樹脂層がガラスクロス入りエポキシ樹脂層である請求項1ないし請求項5に記載のフレキシブル・リジッド型配線板。
【請求項7】
所定のガラス転移点温度の液晶ポリマーフィルムからなるフレキシブル絶縁体層の両主面に第1の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導電体で前記第1の配線パターン同士が接続されたフレキシブル配線層を形成する工程と、
前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の繊維強化熱硬化性樹脂からなる一層以上のリジッド絶縁体層の両主面または層間に導電体箔または第2の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導電体で前記導電体箔または第2の配線パターン同士が接続されたリジッド配線層を形成する工程と、
前記リジッド絶縁体層の一方の主面に導電性バンプを形成する工程と、
前記フレキシブル配線層の一部領域に、前記リジッド配線層を前記導電性バンプが形成された主面を向け、かつ前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層を挟んで積層し、前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低温で前記繊維強化熱硬化性樹脂層のガラス転移点温度よりも高温で加熱、加圧し、前記フレキシブル配線層と前記リジッド配線層を接合するとともに、前記導電性バンプを前記第1の配線パターンに接続する工程と、
を具備することを特徴とするフレキシブル・リジッド型配線板の製造方法。
【請求項8】
前記リジッド絶縁体層は半硬化の状態でリジッド配線層が形成され、前記接着層とともに前記加熱、加圧により硬化される請求項7に記載のフレキシブル・リジッド型配線板の製造方法。
【請求項9】
所定のガラス転移点温度の液晶ポリマーフィルムからなるフレキシブル絶縁体層の両主面に第1の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導体で前記第1の配線パターン同士が接続されたフレキシブル配線層を形成する工程と、
導電体箔または第2の配線パターンに導電性バンプを形成する工程と、
前記フレキシブル配線層の一部領域に、前記導電体箔または第2の配線パターンを、前記導電性バンプ側を向け、かつ前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層を挟んで積層し、前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低温で前記繊維強化熱硬化性樹脂層のガラス転移点温度よりも高温で加熱、加圧する工程と、
を具備することを特徴とするフレキシブル・リジッド型配線板の製造方法。
【請求項10】
前記半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層が加熱加圧前に前記導電性バンプが挿通された状態に形成されてなる請求項7または請求項9に記載のフレキシブル・リジッド型配線板の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、リジッド配線層およびフレキシブル配線層を有する配線板およびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばCTスキャナーやカテーテルなどの医療機器、MTヘッドやPCカードなどのPC周辺機器、携帯電話等、電子機器類の短小軽薄化などに伴って、電気回路を形成する配線板についても、高密度配線化や短小軽薄化だけでなくフレキシブル性が要求されている。このような要求に対応して、図14に要部構成を拡大して断面的に示すように、フレキシブル配線層1、および折り曲げ難いリジッド配線層2,2を一体的に組み合わせた混成型の配線板が開発されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
ここで、折り曲げ可能なフレキシブル配線層1は、フレキシブル性を奏する樹脂層、例えば厚さ12〜50μm程度のポリイミド樹脂フィルム1aを絶縁体層とし、主面に所要の配線パターン層1bを有している。一方、リジッド配線層2,2は、前記フレキシブル配線層1の一部領域に厚さ60〜160μm程度のガラスエポキシ樹脂系を層間絶縁体層2aとし、各層間絶縁体層2aの層間、および外表面に所要の配線パターン2bを多層的に配置させた構成を採っている。
【0004】
リジッド配線層2,2は、その外表面に所要の電子部品を実装する層で折り曲げ難いように硬い配線層になっており、また、フレキシブル配線層1およびリジッド配線層2,2の露出表面には、ソルダーレジスト層等の保護絶縁体層3が設けられている。さらに、フレキシブル配線層1は、リジッド配線層2,2間の接続に寄与する一方、リジッド配線層2,2の位置や方向など、任意に設定できるような折り曲げ可能になっている。
【0005】
なお、上記フレキシブル・リジッド型配線板の構成においては、リジッド配線層2,2の層間絶縁体を成すポリイミド樹脂フィルム1a、およびガラスエポキシ樹脂系層2aは、熱硬化性接着剤層を介して接合している。また、配線パターン層2b間等の接続は、スルホール型やビア型があり、これらの層間接続導体4は、導電体の埋め込みやスルホール内壁面のメッキ膜化などで行われている。
【0006】
この種のフレキシブル・リジッド型の配線板は、次のようにして製造されている。先ず、厚さ12〜50μm程度のポリイミド樹脂フィルム1aの主面に、接着剤層を介して厚さ12〜18μm程度の銅箔を貼り合わせた銅箔貼りシートを用意する。次いで、この銅箔貼りシートの所定領域に穿孔加工を施し、層間接続用の貫通孔を設けた後、貫通孔内壁面をメッキ導体化するか、あるいは導電性組成物を充填して層間接続導体4を形成する。その後、主面の銅箔について、フォトエッチング処理を施して配線パターン1bを形成し、主面の配線パターン1b間が接続されたフレキシブル配線層とする。
【0007】
一方、厚さ60〜160μm程度のガラスエポキシ樹脂系シートの両面に、厚さ12〜18μm程度の銅箔を貼り合わせた銅箔貼りシート複数枚を用意する。ここで、ガラスエポキシ樹脂系シートは、リジッド配線層2,2の層間絶縁体を形成するものである。従って、前記フレキシブル配線層のフレキシブルな領域1に対応する部分が切欠かれた構成、もしくは切除可能な構成となっている。次いで、これらの銅箔貼りシートの所定領域に穿孔加工を施し、層間接続用の貫通孔を設けた後、貫通孔内壁面をメッキ導体化するか、あるいは導電性組成物を充填して層間接続導体4を形成する。その後、銅箔についてフォトエッチング処理を施し、配線パターンに接続する層間接続導体4を有するリジッドな配線シートとする。
【0008】
上記用意した、フレキシブル性配線層とリジッドな配線シートとを位置合わせし積層する。このときに熱硬化性の接着剤層を介在させる。
【0009】
この積層配置体に加熱加圧加工を施し、フレキシブル配線層とリジッド配線層とを接合し一体化させることにより、多層型のリジッド配線層2,2がフレキシブル配線層1を介して一体化した配線板となる。
【0010】
さらに、上記リジッド配線層2,2の構成を次のような手段で行うことも知られている。すなわち、配線パターン2b形成面に、厚さ60〜160μm程度の半硬化性ガラスエポキシ樹脂層、および所定領域面に導電性組成物などを素材として突起状導電体を設けた厚さ15μm程度の銅箔を位置決めして積層する。その後、この積層体を加熱・加圧して接合一体化して、銅箔が半硬化性ガラスエポキシ樹脂層を貫挿した突起状導電体で電気的に接続した回路板を製作し、次いで銅箔をエッチング処理して配線パターン化する。この方式は、層間接続導体を容易に、また、微細に形成できるので、生産性および高密度配線パターン化に適する手段として注目されている。
【特許文献1】特開平11−204896号公報([0023]〜[0033])
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかし、上記リジッド配線層2,2およびフレキシブル配線層1を有するフレキシブル・リジッド配線板には、次のような不具合が認められる。すなわち、絶縁体層を成すポリイミド樹脂フィルム1aは、一般的に、誘電率および吸水率が高く、高周波伝送用の配線板として不利であるという問題を抱えている。
【0012】
本発明は、上記事情に対処してなされたもので、接続の信頼性が高く、また、反り等を呈しないリジッド配線層を備えた高周波伝送に適するフレキシブル・リジッド配線板、およびその製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一態様のフレキシブル・リジッド型配線板は、液晶ポリマーからなるフレキシブル絶縁体層とこのフレキシブル絶縁体層の面または層内に配置された第1の配線パターンとからなるフレキシブル配線層と、
前記フレキシブル配線層の一部に積層一体化され繊維強化熱硬化性樹脂からなるリジッド絶縁体層とこのリジッド絶縁体層の面または層内に配置された第2の配線パターンからなるリジッド配線層と、
前記リジッド絶縁体層を貫通し前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンを電気的に接続する突起状導電体とを具備することを特徴とするものである。
【0014】
この基板は、前記リジッド絶縁体層のガラス転移点温度が前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いことが好ましい。
【0015】
さらに、前記フレキシブル絶縁体層に隣接する前記第2の配線パターンの面が粗面化されていることが好ましい。
【0016】
さらに、前記リジッド配線層が積層されていない前記フレキシブル配線層面に保護絶縁体層が被覆され、その端縁の少なくとも一部が前記フレキシブル絶縁体層と前記リジッド配線層間の接着面に重なっているようにすると、配線板の信頼性を高めることができる。
【0017】
さらに、前記リジッド配線層が前記フレキシブル配線層の両面に形成されると、配線板内の応力歪が高温時において層内で相殺する方向に作用し、反りや膨れを抑制することができる。
【0018】
さらに、リジッド絶縁体層が前記繊維強化熱硬化性樹脂層がガラス転移点の選択幅の広いガラスクロス入りエポキシ樹脂層であることが好ましい。
【0019】
本発明の一態様の製造方法は、所定のガラス転移点温度の液晶ポリマーフィルムからなるフレキシブル絶縁体層の両主面に第1の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導電体で前記第1の配線パターン同士が接続されたフレキシブル配線層を形成する工程と、
前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の繊維強化熱硬化性樹脂からなる一層以上のリジッド絶縁体層の両主面または層間に導電体箔または第2の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導電体で前記導電体箔または第2の配線パターン同士が接続されたリジッド配線層を形成する工程と、
前記リジッド絶縁体層の一方の主面に導電性バンプを形成する工程と、
前記フレキシブル配線層の一部領域に、前記リジッド配線層を前記導電性バンプが形成された主面を向け、かつ前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層を挟んで積層し、前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低温で前記繊維強化熱硬化性樹脂層のガラス転移点温度よりも高温で加熱、加圧し、前記フレキシブル配線層と前記リジッド配線層を接合するとともに、前記導電性バンプを前記第1の配線パターンに接続する工程と、
にある。
【0020】
この方法において、前記リジッド絶縁体層は半硬化の状態でリジッド配線層が形成され、前記接着層とともに前記加熱、加圧により硬化されることが好ましい。
【0021】
また本発明の方法の他の態様は、所定のガラス転移点温度の液晶ポリマーフィルムからなるフレキシブル絶縁体層の両主面に第1の配線パターンが形成され、かつ前記絶縁体層を貫通するバンプ状の突起状導体で前記第1の配線パターン同士が接続されたフレキシブル配線層を形成する工程と、
導電体箔または第2の配線パターンに導電性バンプを形成する工程と、
前記フレキシブル配線層の一部領域に、前記導電体箔または第2の配線パターンを、前記導電性バンプ側を向け、かつ前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低いガラス転移点温度の半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層を挟んで積層し、前記フレキシブル絶縁体層のガラス転移点温度よりも低温で前記繊維強化熱硬化性樹脂層のガラス転移点温度よりも高温で加熱、加圧する工程と、
にある。
【0022】
上記製造方法において、前記半硬化状の繊維強化熱硬化性樹脂の接着層が加熱加圧前に前記導電性バンプが挿通された状態に形成されていることが好ましい。
【0023】
上記発明は、次のような知見に基づいてなされたものである。すなわち、本発明者らは、異種基材の積層で形成したリジッド配線層においては、フレキシブルな配線回路領域との接続性の低下、また、リジッド配線層における反りの発生、表面膨れ現象等の原因について検討した結果、材質、積層体の加熱、加圧のピーク温度の設定、および配線パターンと積層絶縁体との対接面(界面)の性状等に左右されることを確認した。
【0024】
さらに詳述すると、フレキシブル配線層に液晶ポリマーフィルムを用い、ソリッド配線層に繊維強化熱硬化性樹脂として例えばガラスエポキシ樹脂系シートを用いるのが最適との結果を得た。
【0025】
フレキシブル・リジッド配線板は各絶縁体層を積層接着するときは加熱加圧工程と配線板に素子を装着してリフローするときの加熱工程との2度の加熱処理を受ける。とくにリジッド絶縁体層を構成するガラスエポキシ(ガラスクロスに半硬化状態のエポキシ樹脂を含浸させたもの)などの熱硬化性樹脂のプリプレグシートはガラス転移点温度の前後で熱膨張係数が大きく変化しまた加熱とともに架橋硬化するため、接着するフレキシブル配線層との間で温度に応じて歪が発生する。すなわち硬化する過程では液晶ポリマーの状態にしたがい、硬化後はリジッドになりフレキシブル配線層との間で応力が発生する。一方フレキシブル配線層を構成する液晶ポリマーはガラス転移点温度が高く、はんだが溶けるリフロー温度以上の材料を選択することができる。液晶ポリマーはガラス転移点がリフロー温度より高くても、リフロー温度ではやや軟化状態になり、次第に熱膨張係数が増大する。
【0026】
図7は、リジッド絶縁層にガラスエポキシの一例(特性A)を用い、フレキシブル絶縁層に液晶ポリマーの一例(特性B)を用いたときの、ガラス転移点、リフロー温度領域、積層接着のための加圧温度の関係を模式的に示したものである。ここにガラスエポキシのガラス転移点をT3(例えば140℃)、液晶ポリマーのガラス転移点をT2(例えば292℃)、リフロー温度領域260℃〜290℃、加圧温度T1をT1A(T3>T1A)、T1B(T2>T1B>T3)の場合とする。
【0027】
なお、ガラス転移点は、通常、ガラス転移温度測定方法(JIS C 6493 付属図1,2,3)により、TMA法とDMA法の2方法で求められる。
【0028】
(1)TMA法は、試験片を室温から10℃/分の割合で昇温させ、熱分析装置にて厚さ方向の熱膨張量を測定し、ガラス転移点の前後の曲線に接線を引き、この接線の交点からTgを求める。
【0029】
(2)DMA法(引張り法)は、試験片を室温から2℃/分の割合で昇温させ、粘弾性測定装置にて試験片の動的粘弾性および損失正接を測定し、損失正接のピーク温度からTgを求める。
【0030】
本発明はDMA法に従う。
【0031】
(a)加圧温度がT1Aの場合、両層の基材自身の膨張が少ないため、この状態でプレスを行うとガラスエポキシと液晶ポリマーの膨張量とが同様の変化を呈し、膨張も少なく硬い状態で加圧一体化され、常温に戻しても内部応力を持たない状態になる。
【0032】
(b)加圧温度がT1Bの場合、ガラスエポキシ層自身が大きく膨張しているが、膨張した柔らかい状態で加圧一体化される。従って、高温リフロー時では内部応力が緩和されるが、加圧一体化後の常温時には、内部応力を持った形となる。
【0033】
このため、前記(a)によるリジッド化の場合は、低温時における内部応力が小さいけれども、高温時における内部応力(厚さ方向)が大きくなって、リフロー時に反りや膨れの発生が助長されることが確認された。
【0034】
前記(b)によるリジッド化の場合は、低温時において内部応力(厚さ方向)を有するが、逆に、リフローの高温時(250℃以上)における内部応力が小さくなって、リフロー時の反りや膨れの発生が抑制乃至防止されることが確認された。すなわち、リフロー温度では、硬化したリジッド絶縁体層に対して液晶ポリマーのフレキシブル絶縁体層がやや軟化状態にあるため、リジッド絶縁体層の熱膨張を吸収し膨張差による歪の発生が低減する。リフロー後の常温状態でリジッド絶縁体層の収縮が大きくフレキシブル絶縁体層に圧縮歪を与えるが、この歪はリジッド配線層を膨らませる方向でなく、配線板の変形が抑制される。
【0035】
図8(a)は前記(a)の場合の常温とリフロー時の歪の状態を説明しており、常温で歪がなく、リフロー時に歪、特に図示矢印Sのように歪が発生していることを示している。一方、図8(b)は前記(b)の場合の常温とリフロー時の歪の状態を説明しており、常温で層内方に向かう矢印のような応力歪が発生し、リフロー時には歪が生じていないことを示している。個々にRがリジッド配線層、Fがフレキシブル配線層を示している。
【0036】
上記現象乃至性状から、リジッド配線層を構成する繊維強化熱硬化性樹脂のガラス転移点温度T3を液晶ポリマーのガラス転移点温度T2よりも低い材料とし、配線板の積層加圧温度(プレスピーク温度)T2を、T2>T1>T3の関係に設定することによって、反りや膨れのないリジッド配線層が容易に形成されることになる。
【0037】
また、上記リジッド配線層の構成に当たっては、液晶ポリマーフィルムおよびガラスエポキシ樹脂系シートの熱膨張係数差に基づく接合一体化性、フレキシブル配線層とリジッド配線層との接続信頼性などの対策を講じることが好ましい。この対策としては、フレキシブル配線層に対する保護絶縁体層(ソルダーレジスト)の形成状態が重要視される。一方、積層するガラスエポキシ樹脂系シート同士の界面、特に、ガラスエポキシ樹脂系シートと配線パターン面との界面、すなわち、相互の対接面を予め粗化しておいて、積層時の加熱加圧で一体化した場合、容易に、所要の接続信頼性を確保できることを確認した。
【発明の効果】
【0038】
本発明によれば、折り曲げ自在なフレキシブルな配線層および電子部品の実装に適するリジッド配線層を有し、かつ高周波信号伝送に適すると共に、構造的な安定性にも優れ、信頼性の高い機能を奏して小形電子機器類の回路構成に適する配線板を提供できる。
【0039】
また、本発明の製造方法によれば、高周波信号伝送に適すると共に、構造的な安定性にも優れ、信頼性の高い機能を奏し、小形電子機器類の回路構成に適するフレキシブル・リジッド型配線板を歩留まりよく量産的に提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0040】
以下、図1乃至図6、図11乃至図13を参照して本発明の一実施形態を説明する。
【0041】
図1は本実施形態に係るフレキシブル・リジッド型配線板10の要部を拡大して示す斜視図、図2はA−A線に沿う拡大断面図である。すなわち、本実施形態のフレキシブル・リジッド型配線板10は、一部をフレキシブル配線層(可撓性の機能を有する)11とし、このフレキシブル配線層11の一部領域11aがリジッド配線層12,12を形成し、するフレキシブル配線層をコア基材として挟んでいる。リジッド配線層12面に半導体層や受動素子の素子群10Aが実装される。ここで図2に示すように、フレキシブル配線層11は、厚さ25〜50μm程度の液晶ポリマーの絶縁体層13とし、その両主面に銅箔のエッチングで形成する配線パターン14が配置される。配線パターン14はリジッド配線層12,12間を電気的に接続する配線パターン14aと、リジッド配線層12のコアとなる部分の配線パターン14bとからなっている。
【0042】
また、前記一部がフレキシブル配線層11の一部領域に積層一体化させたリジッド配線層12は、厚さ400〜500μm程度の例えばガラスエポキシ樹脂層をリジッド絶縁体層16とし、所要の配線パターン層17を面や層内に形成した構成となっている。ここで、リジッド絶縁体層16はガラス転移点温度がフレキシブル絶縁体層13を成す液晶ポリマーのガラス転移点温度に比べて低い材質である。リジッド絶縁体層は繊維強化熱硬化樹脂すなわちガラスなどの布(クロス)に半硬化性(未硬化を含む)の熱硬化性樹脂を含浸させた繊維強化樹脂層である。ガラスエポキシはガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させてシート状になっておりプリプレグとして知られている。本実施形態のフレキシブル・リジッド配線板10のフレキシブル配線層11の厚さは例えば100μm、リジッド配線層12の厚さは例えば450μmである。
【0043】
積層時の加圧温度(プレスピーク温度)を170〜250℃程度としたとき、液晶ポリマー(例えばガラス転移点温度292℃)と、ガラスエポキシ樹脂層(例えばガラス転移点温度140〜220℃程度)とを組み合わせる。さらに、上記プレスピーク温度に対する材質の組み合わせでは、前記プレスピーク温度で何れも良好なリフロー特性を呈するので、フレキシブル配線層11とリジッド配線層12、12との接合部も良好な界面構造を呈する。
【0044】
ここで、液晶ポリマーとしては、例えばベクスター(商品名.クラレ社製、ガラス転移点292℃)、バイアック(商品名.ジャパンゴアテックス社製、ガラス転移点310℃)などの多軸配向の熱可塑性ポリマーで、ガラス転移点が270℃〜320℃である。
【0045】
一方、繊維強化熱硬化性樹脂シートは、ガラスクロス入りエポキシ樹脂シート例えばガラスエポキシ(FR4)や(FR5)、BTレジン、ガラスポリイミド等の商品名で市販されているエポキシ樹脂やポリイミド樹脂に硬化剤を添加配合した組成物を樹脂分とするもので、ガラス転移点が140℃〜220℃のものが適している。
【0046】
なお、上記ガラスエポキシ樹脂層の選択組み合わせにおいて、耐熱性の点からガラス転移点温度(Тg値)の高い方が好ましいと考えられるが、加熱加圧による積層、一体化温度に対し、ガラス転移点温度がやや低く、このガラス転移点温度を超えてからの熱膨張係数α2が液晶ポリマーの熱膨張係数に近いほど、リジッド配線回路化した際の耐熱性も優れていることを確認した。
【0047】
また、フレキシブル配線層の配線パターン14b間は突起状導電体18で接続される。また多層配線となるリジッド配線層の配線パターン16間は層間接続導体となる突起状導電体19で接続される。フレキシブル配線層のハインパターン14bリジッド配線層12の配線パターン17との接続は接着層となるソリッド絶縁体層16Bを貫通した突起状導電体19aでなされる。
【0048】
配線パターン17と絶縁体層16との積層界面は粗面化(図示省略)されて接合される。ここで、層間接続導体となる突起状導電体18,19は、例えば金、銀、銅、半田などの導電性金属、あるいはこの導電性金属粉とバインダー樹脂との混合系で構成されている。なお、バインダー樹脂は、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等である。さらに、フレキシブル配線層11およびリジッド配線層12,12の各表面は、例えば紫外線硬化型のソルダーレジスト等の保護絶縁体層20が設けられている。
【0049】
次に、図3乃至図6により上記構造のフレキシブル・リジッド配線板の製造方法を説明する。図3に示すように、フレキシブル配線層11の製造工程30とリジッド配線層12の製造工程40は別工程で作製準備され、その後に積層し、加熱加圧して一体化する工程50を経る。
【0050】
先ず、基材ベースとなるフレキシブル配線層11を製作する。図4(a)〜(c)は、フレキシブル配線層の製造工程を説明する断面図であり、図4(a)に示すように、厚さ25〜50μmの液晶ポリマーシート(ガラス転移点温度292℃)13Aを用意し、この一主面側に突起状(円錐状)の導電性バンプ18を設けた厚さ12〜18μmの接着剤付銅箔14Aを、また、他主面側に単に接着剤を付けた銅箔14Bを積層配置する。その後、前記積層体の両銅箔14A、14B面にステンレス板などの当て板を配置して、加熱温度290〜320℃程度、圧力30〜80Kg/cm程度で加熱加圧する。
【0051】
この加熱・加圧によって、図4(b)に示すような両面の銅箔14A、14B同士が層間絶縁体の液晶ポリマーシート13Aを貫通したバンプの突起状導電体18で電気的に接続した両面銅箔貼り板を作製する。
【0052】
次いで、前記両面の銅箔14A、14Bについて、フォトエッチング処理を施して配線パターン14にすることによって、図4(c)に示すようなフレキシブル配線層11を製作し、フレキシブル配線層11として可撓性をもたせる領域面をソルダーレジスト等の保護絶縁体層20で被覆する。突起状導電体18は配線層が配置される領域の両面の配線パターン14b、14b間の接続のために配置される。
【0053】
一方、図5(a)〜(d)により、リジッド配線層12の製造工程を説明する。半硬化状(未硬化を含む)の厚さ60〜160μmのガラスエポキシ樹脂層(ガラス転移点温度140℃)16Aを用意する。このガラスエポキシ樹脂層16Aの一主面側に突起状(円錐状)の導電体バンプ19を設けた厚さ12〜18μmの銅箔17Aを配置し、加熱されたロール間を通過させ、導電体バンプ19先端部がガラスエポキシ樹脂層16Aを貫通した銅箔張り層を作成する。
【0054】
その後、ガラスエポキシ樹脂層16Aの導電体バンプ19先端部貫通面に、厚さ12〜18μmの銅箔17Bを配置し、両面側にステンレス板の当て板を配置して、加熱温度170〜190℃程度、圧力30〜80Kg/cm程度で加熱加圧する。この加熱加圧によって、図5(b)に示すような両面の銅箔17A,17B同士が層間絶縁シート16Aを貫挿した突起状の導電性バンプ19で電気的に接続した両面銅箔貼り板を作製する。なお、この両面銅箔貼り板の作製は、導電体バンプ19を設けた銅箔17A、ガラスエポキシ樹脂層16Aおよび銅箔17Bを順次積層配置し、一度に一体的に加熱加圧するようにしてもよい。
【0055】
次いで、前記両面の銅箔17A,17Bのうち一方について、フォトエッチング処理を施して配線パターン17化することによって、図5(c)に示すようなリジッド配線層12の層単位12Aを製作する。また、製作したリジッド配線層の配線パターン17面について粗面化の処理を施す。
【0056】
その後、図5(d)に示すように、配線パターン17のうち、所要の配線パターン17面に突起状の導電性バンプ19aを設ける。なお、このリジッド配線層の製作工程において、フレキシブル配線層11が可撓性をもつ領域(f−f間領域)を予め打ち抜き(切り抜き)加工、あるいは切り離し(スリット付け)剥離ができるように加工しておく必要がある。この突起状導電体19aはフレキシブル配線層11の配線パターン14bに電気的に接続するためのものである。
【0057】
次に、図6(a)〜(c)により、フレキシブル・リジッド型配線板を製作する。すなわち、上記製作したフレキシブル配線層11に対してリジッド配線層単位12Aを、図6(a)に示すように、フレキシブル配線層11をコアとし、その両面側に、接着層16Bとして半硬化状の厚さ60〜160μmのガラスエポキシ樹脂層のプリプレグを介してサンドイッチ状に位置決めし積層配置する。ここで、フレキシブル配線層11の可撓性領域f−fに対応して接着層16Bを予め打ち抜き加工してある。
【0058】
その後、上記積層体の両銅箔17A,17B面に、当て板を配置して、加熱温度170〜190℃程度、圧力30〜80Kg/cm程度で加熱加圧する。図6(b)に示すように、加熱加圧によりフレキシブル配線層11とソリッド配線層12が積層接合され、突起状導電体19aによりフレキシブル配線層の配線パターン14bとソリッド配線層の配線パターン17とが層間接続され、ソリッド配線層12の両面が銅箔17A,17Bで覆われた両面銅箔貼り板ができる。フレキシブル配線層上の保護絶縁体層20の端縁がリジッド絶縁体層内に食い込むようにされる。なお、ガラスエポキシ樹脂層13が打ち抜き加工してある場合は、その開口(切欠)領域に、ダミー片(樹脂片)を嵌合して組み込み、一体的、かつ同一平坦面を呈するようにしてから加熱加圧してもよく、接合後にダミー片を取り除くことにより、フレキシブル領域を確保してもよい。
【0059】
次いで、前記両面(表装)の銅箔17A,17Bについて、フォトエッチング処理を施して配線パターン17とすることによって、図6(c)に示すようなリジッド配線層12,12およびフレキシブル配線層11を一体的に具備する配線板を得、さらに、リジッド配線層12,12の外装面にソルダーレジスト等の保護絶縁体層20(図2参照)を設ける。このフレキシブル・リジッド型配線板の最終工程で、外形加工および特性試験を行って、図2に断面的に要部を示フレキシブル・リジッド型配線板を得る。
【0060】
なお、本実施形態に係る配線板の製造方法において、銅箔14a,17A,17Bに対する円錐状の突起状導電体18,19,19aの形成は、たとえば次のよう手段で行われる。すなわち、銅箔の一主面側に、たとえばステンレス薄鋼板の所定箇所に0.1〜0.15mm径程度の孔を明けたメタルマスクを位置決め配置して銀ペーストなどの導電性ペーストを印刷する。
【0061】
上記フレキシブル・リジッド型配線板の製造において、リジッド配線層12,12の配線パターン17の層数を多くする場合は、図9のようにリジッド配線層単位12Aを複数重ねた構造とすればよい。
【0062】
また、図10のようにリジッド配線層単位12Aをフレキシブル配線層の両主面に各1層だけ配置してもよい。この場合は銅箔17Aまたは配線パターン17に突起状導電体19aを印刷したものを、接着層16Bを介してフレキシブル配線層11に積層し一体化することによって得られる。
【0063】
また、上記のようにフレキシブル配線層両面に同数層のリジッド配線層単位を形成することによって層厚方向に発生する歪がバランスし配線板の反りの防止に有効であるが、必ずしも同層数にする必要はなく、用途に応じて任意の層数を選ぶことができる。
【実施例】
【0064】
表1に実施例1,2,3の評価を示す。ここでガラス転移点:Tg、熱膨張係数(Tg未満):α1、熱膨張係数(Tg以上):α2、積層時の加圧温度:℃リフロー温度:260−290℃とする。フレキシブル配線層11に、ガラス移転点が292℃、ガラス転移点以下の温度の層厚方向の熱膨張係数α1が40−70の液晶ポリマーを使用した。表中○は良、×は不良を表す。
【表1】


【0065】
図11乃至図13は本実施形態の特性を、液晶ポリマーのフレキシブル配線層の特性と比較して示している。
【0066】
特性インピーダンスの測定(図11)
測定をТDR法による波形観察で、の伝送特性被測定試料の片端のテストポイントに高周波ブローブを接続して、測定周波数帯域10GHzで測定した。この測定の結果、本実施形態の特性Aと液晶ポリマー配線基板の特性Bは両者ほとんど変わらず、また本実施形態においてブローブの接触部以外に層間接続部などに不具合が認められず(不整合による反射もない)、高速周波数帯での高品位伝送が可能である。
【0067】
挿入損失(図12)
スカラーネットワークアナライザにより8GHzまでの損失を測定した。本実施形態Aと液晶ポリマー基板Bの何れの場合も、伝送可能なレベルを−6dBmとすると、7GHzまで伝送可能と言える。つまり、本実施形態のように多層リジッド配線層を有するものでも、リジッド層のないフレキシブル基板と同等の特性を有しており、挿入損失測定の結果から見ても、高周波帯域での伝送が可能なことが確認された。
【0068】
スルー波形(図13)
実際の波形に及ぼす影響を見るため、スルー波形の入出力波形を測定した。入力側はスルーレート45psの立ち上がり波形とし、出力側の波形を確認すると本実施形態A、液晶ポリマー基板Bの特性ともに大きな差が見られない。つまり、高速伝送領域において、液晶ポリマー基板と同様に優れた特性を呈することが確認された。
【0069】
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、発明の主旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を含むことができる。例えばガラス転移点温度の異なる他の液晶ポリマーおよびガラスエポキシ樹脂系の組み合わせも用途などに応じて適宜選択できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図。
【図2】図1のA‐A線にそう一部拡大断面図。
【図3】本発明の一実施形態の製造方法の工程を説明する略図。
【図4】(a)、(b)、(c)は本発明の一実施形態のフレキシブル配線板の製造工程を説明する断面図。
【図5】(a)、(b)、(c)、(d)は本発明の一実施形態のリジッド配線板の製造工程を説明する断面図。
【図6】(a)、(b)、(c)は本発明の一実施形態のフレキシブル・リジッド型配線板の製造工程を説明する断面図。
【図7】本発明の作用を説明する曲線図。
【図8】(a)、(b)は本発明による配線板と比較例の配線板の歪について説明する略図。
【図9】本発明の他の実施形態を説明する断面略図。
【図10】本発明の他の実施形態を説明する断面略図。
【図11】本発明の実施形態とフレキシブル配線板の特性インピーダンスを対比して示す曲線図。
【図12】本発明の実施形態とフレキシブル配線板の伝送特性を対比して示す曲線図。
【図13】本発明の実施形態とフレキシブル配線板のスルー波形を対比して示す曲線図。
【図14】従来の配線板の一部拡大断面図。
【符号の説明】
【0071】
10:フレキシブル・リジッド配線板
11:フレキシブル配線層
12:リジッド配線層
12A:リジッド配線層単位
13:フレキシブル絶縁体層
14(14a、14b):配線パターン
14A、14B:銅箔
16:リジッド絶縁体層
16A:リジッド絶縁体層(半硬化性)
16B:接着層(半硬化性)
17:配線パターン
17A、17B:銅箔
18、19、19a:突起状導電体
20:保護絶縁体層
【出願人】 【識別番号】000177690
【氏名又は名称】山一電機株式会社
【住所又は居所】東京都大田区中馬込3丁目28番7号
【識別番号】000103220
【氏名又は名称】エルナー株式会社
【住所又は居所】神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目8番11号
【識別番号】300091119
【氏名又は名称】ディー・ティー・サーキットテクノロジー株式会社
【住所又は居所】東京都府中市東芝町2番地1
【出願日】 平成15年9月26日(2003.9.26)
【代理人】 【識別番号】100081732
【弁理士】
【氏名又は名称】大胡 典夫

【識別番号】100075683
【弁理士】
【氏名又は名称】竹花 喜久男

【識別番号】100084515
【弁理士】
【氏名又は名称】宇治 弘

【識別番号】100081732
【弁理士】
【氏名又は名称】大胡 典夫

【公開番号】 特開2005−101430(P2005−101430A)
【公開日】 平成17年4月14日(2005.4.14)
【出願番号】 特願2003−335148(P2003−335148)