| 【発明の名称】 |
電子装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】譚 科 誠
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| 【要約】 |
【課題】従来の技術による諸問題を解決するための電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置10は、第一側板24に複数の孔15が設けられるハウジング12と、複数の孔15の一側に設けられる透明防塵材16と、ハウジング12内とハウジング12の第二側板28に設けられるマザーボード14と、ハウジング12内とマザーボード14に設けられてプログラムとデータを処理するプロセッサー18と、ハウジング12内とマザーボード14に設けられてプログラムとデータを保存するメモリー20とを含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子装置であって、該電子装置は、 第一側板に複数の孔が設けられるハウジングと、 複数の孔の一側に設けられる透明防塵材と、 ハウジング内とハウジングの第二側板に設けられるマザーボードと、 ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを処理するプロセッサーと、 ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを保存するメモリーとを含むことを特徴とする電子装置。 【請求項2】 前記透明防塵材がハウジングの裏側に設けられることを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項3】 前記透明防塵材がハウジングの外側に設けられることを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項4】 前記透明防塵材がガラス材質を含むことを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項5】 前記透明防塵材がプラスティック材質を含むことを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項6】 前記透明防塵材はハウジングと接着するように複数の孔の一側に設けられることを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項7】 前記透明防塵材はハウジングから着脱できるように複数の孔の一側に設けられることを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項8】 前記第一側板と第二側板が隣り合っていないことを特徴とする請求項1記載の電子装置。 【請求項9】 電子装置であって、該電子装置は、 第一側板に複数の孔が設けられるハウジングと、 複数の孔の一側に充填される透明防塵材と、 ハウジング内とハウジングの第二側板に設けられるマザーボードと、 ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを処理するプロセッサーと、 ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを保存するメモリーとを含むことを特徴とする電子装置。 【請求項10】 前記透明防塵材がガラス材質を含むことを特徴とする請求項9記載の電子装置。 【請求項11】 前記透明防塵材がプラスティック材質を含むことを特徴とする請求項9記載の電子装置。 【請求項12】 前記透明防塵材はハウジングと接着するように複数の孔の一側に設けられることを特徴とする請求項9記載の電子装置。 【請求項13】 前記透明防塵材はハウジングから着脱できるように複数の孔の一側に設けられることを特徴とする請求項9記載の電子装置。 【請求項14】 前記第一側板と第二側板が隣り合っていないことを特徴とする請求項9記載の電子装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は電子装置に関し、特にコンピューターハウジングの外側から内部を見られる電子装置に関する。 【背景技術】 【0002】 電子装置は中央処理装置(CPU)、メモリー、インターフェイスカード、ハードディスクドライブ(HDD)及びパワーサプライなどのモジュールからなり、これらのモジュールはハウジングに収納されてさまざまな電気的接続によって相互交信する。これらのモジュールと電気的接続の電子信号は相当に高い周波数をもち、例えばCPUの周波数は1ギガヘルツに達し、よってコンピューターは多量の電磁放射を生じさせる。電磁放射はユーザーだけでなく周辺環境にも不利の影響、いわば電磁妨害をもたらすため、各国はそれを防止するように電磁妨害の基準を設けている。電磁妨害を防ぐため、コンピューターのハウジングは一般に金属材質で作られる。 【0003】 なお、コンピューターのデータ処理速度の向上によって、電子装置の内部構造も日増しに複雑になりつつある。電子装置は一つだけの部品の欠陥により故障する恐れがある。もしユーザーが早期に問題を見つければ、不必要な時間かコスト上の損失は避けられる。例えば、プロセッサー放熱用のファンまたは水冷式放熱装置の故障により電子装置が作動できない場合、従来の電子装置は金属材質のハウジングに覆われるため、その故障は気づかれにくい。もし電子装置の外部から故障の原因を察知することができれば、無駄な時間浪費は避けられる。 【0004】 アメリカ合衆国特許第5,808,307号「Electronic case for reducing electromagnetic radiation」及びアメリカ合衆国特許第6,002,586号「Apparatus for adjustable mounting a cooling device to a computer enclosure」においてHancock氏等とChen氏等は、放熱のためにコンピューターのハウジングに複数の孔を開ける構造を掲示しているが、その孔は相応する保護装置がないため、ほこりをよけられない。それに複数の孔から入る光線はマザーボードと平行しており、ハウジング内の装置を外部から見ることは困難である。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 この発明は前述の問題を解決するための電子装置を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明による電子装置は、第一側板に複数の孔が設けられるハウジングと、複数の孔の一側に設けられる透明防塵材と、ハウジング内とハウジングの第二側板に設けられるマザーボードと、ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを処理するプロセッサーと、ハウジング内とマザーボードに設けられてプログラムとデータを保存するメモリーとを含む。この発明の特長は、電子装置の内部を外部から見られるほか、ほこりをよけられることにある。この発明の更なる特長は、従来の金属製ハウジングを軽量化することにある。 【発明の効果】 【0007】 従来の技術と比べ、この発明による電子装置は複数の孔を通して外部から内部を見られ、よって電子装置の故障検査にかかる時間は節約される。なお、複数の孔が開けられるハウジングに透明防塵材が取り付けられ、ほこりをよけられる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 かかる電子装置の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。 【実施例1】 【0009】 図1はこの発明の第1の実施例による電子装置10の透視図であり、図2は図1における電子装置10の平面透視図である。電子装置10はハウジング12を含み、ハウジング12はその第一側板24に複数の孔15が開けられる。電子装置10の内部にはマザーボード14と透明防塵材16が取り付けられ、マザーボード14は第二側板28に設けられ、透明防塵材16は複数の孔の一側に設けられる。マザーボード14はプロセッサー18とメモリー20を含み、プロセッサー18はプログラムとデータを処理し、メモリー20はプログラムとデータを保存する。プロセッサー18の上方に放熱用のファン22が設けられる。第一側板24と第二側板28は隣り合っていない。図1によれば、透明防塵材16は複数の孔15の内側に設けられるが、その外側に設けられても可能である。 【0010】 電子装置10は非常に複雑な製品であるため、いずれかの部品が故障したら作動できなくなる恐れがある。電子装置10の故障にはさまざまな原因があり、ハードウェアの問題かソフトウェアの問題のほか、ファン22の故障かバスラインの脱落だけでも故障の原因になれる。仮に電子装置10の作動に問題が起こる場合、第一側板24の孔15が第二側板28にあるマザーボード14に対応するため、その複数の孔15を通して電子装置10の内部は覗かれる。例えば、電子装置10が作動できなくなる場合、ハウジング12の孔15を通して覗けば、電子装置10内のファン22或いはバスラインなどの部品の状況は着実に把握できる。ファン22かバスラインが異常であるからこそ、電子装置10をオフにしてハウジング12を取り外し検査を行う必要がある。反対にそうでないと、故障はソフトウェアによるものと判定され、ハウジング12を取り外す必要はない。更にハウジング12の側板24の内側または外側には透明防塵材16が設けられる。透明防塵材16はガラスまたはプラスティック材質であり、ハウジングに接着するように複数の孔15の一側に設けられるほか、ハウジング12から着脱できるように複数の孔15の一側に設けられるのも可能である。かくして、電子装置10のマザーボードにふりかかるほこりはよけられる。 【実施例2】 【0011】 図3はこの発明の第2の実施例による電子装置40の正面透視図である。図3における電子装置40と図1における電子装置10の同じ番号を付けられるデバイスは同一の名前と機能を有し、ここでその説明を省略する。図3における電子装置40と図1における電子装置10との相違点は、電子装置10のハウジング12の複数の孔15が開けられた第一側板24は、金属網44の設けられる第一側板46に取って代わられることにある。マザーボード14は第二側板48に設けられ、金属網44がハウジング42と接触すると同時に網線も相互に密着して接地回路を形成して電子装置40の作動によって生じる電磁波を排除する。金属網44はハウジング42と接着するようにまたはハウジング42から着脱できるようにハウジング42に取り付けられる。透明防塵材16はハウジング42と接着するように複数の孔15の一側に設けられるほか、ハウジング42から着脱できるように複数の孔15の一側に設けられ、または複数の孔15を含むことも可能である。 【実施例3】 【0012】 図4はこの発明の第3の実施例による電子装置50の透視図である。図4における電子装置50と図1における電子装置10の同じ番号を付けられるデバイスは同一の名前と機能を有し、ここでその説明を省略する。図4における電子装置50と図1における電子装置10との相違点は、透明防塵材54が複数の孔55に充填されることにある。電子装置50はハウジング52を含み、マザーボード14は第二側板58に設けられ、ハウジング52の第一側板56に複数の孔55が開けられる。透明防塵材54はガラスまたはプラスティック材質であり、ハウジング52と接着するように複数の孔55に充填されるほか、ハウジング52から着脱できるように複数の孔55に充填されるのも可能である。 【実施例4】 【0013】 図5はこの発明の第4の実施例による電子装置60の透視図である。図3と図4との相違点は、図5における電子装置60は図3における側板46と図4における側板56を合わせたものであることにある。すなわち、この実施例によるハウジング62の前述と異なるところに複数の孔が開けられる側板を設け、金属網44のある側板46と複数の孔が開けられる側板56は自由に取り付けることができる。 【0014】 図6は図3における電子装置40の金属網44付きと金属網なしの場合の電磁遮蔽効果を表わす対照表であり、図7は図6の曲線図である。そのうち図7の横軸と縦軸はそれぞれ周波数と電磁波強度を表わす。図6と図7によれば、金属網44付きの場合、250MHz以下の周波数においての電磁波強度は35dbを下回り、250MHz〜1000MHzにおいての電磁波強度は42dbを下回る。金属網44付きの電子装置40は電磁妨害に対して工業規格に符合する電磁遮蔽効果がある。 【産業上の利用可能性】 【0015】 この発明によるハウジングは電子装置のみならず、その他の関連電子製品にも応用できる。例えばパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、サーバー、携帯電話などのハウジングもこの発明の範囲に属する。 【0016】 以上は、この発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。 【図面の簡単な説明】 【0017】 【図1】この発明の第1の実施例による電子装置の透視図である。 【図2】図1における電子装置の平面透視図である。 【図3】この発明の第2の実施例による電子装置の正面透視図である。 【図4】この発明の第3の実施例による電子装置の透視図である。 【図5】この発明の第4の実施例による電子装置の透視図である。 【図6】図3における電子装置の金属網付きと金属網なしの場合の電磁遮蔽効果を表わす対照表である。 【図7】図6の曲線図である。 【符号の説明】 【0018】 10、40、50、60 電子装置 12、52、62 ハウジング 14 マザーボード 14、45、55 孔 16、54 透明防塵材 18 プロセッサー 20 メモリー 22 ファン 24、46、56 第一側板 28、48、58 第二側板 42 金属網
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| 【出願人】 |
【識別番号】502263178 【氏名又は名称】微星科技股▲分▼有限公司
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| 【出願日】 |
平成15年9月2日(2003.9.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠彦
【識別番号】100091214 【弁理士】 【氏名又は名称】大貫 進介
【識別番号】100107766 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠重
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| 【公開番号】 |
特開2005−79451(P2005−79451A) |
| 【公開日】 |
平成17年3月24日(2005.3.24) |
| 【出願番号】 |
特願2003−310194(P2003−310194) |
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