| 【発明の名称】 |
電子部品の実装構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】小金沢 義彦 【住所又は居所】宮城県角田市佐倉字宮谷地4−3 株式会社ケーヒン角田第三工場内
【氏名】荒 則之 【住所又は居所】宮城県角田市佐倉字宮谷地4−3 株式会社ケーヒン角田第三工場内
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| 【要約】 |
【課題】樹脂ケース型コンデンサなどの比較的大型で重量の重い電子部品を実装し、かつ基板の耐湿性を向上させるために樹脂コーティングを施した場合であっても、前記電子部品のリードが接続されたメッキ部に剥離が生じないと共に、基板の実装面積を減少させることがなく、さらには耐振性も向上させるようにした電子部品の実装構造を提供する。
【解決手段】基板(16)に穿設されたスルーホール(22)に電子部品(10)のリード(20)を挿入して実装する電子部品の実装構造において、前記電子部品(10)の底面(10A)と前記基板(16)のなす角度が第1の所定の角度(θ1)となるように、前記電子部品(10)の底面(10A)の一部(足部12a)のみを前記基板(16)に接触させて実装する。また、前記リード(20)を第2の所定の角度だけ屈曲させて屈曲部(20a)を形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板に穿設されたスルーホールに電子部品のリードを挿入して実装する電子部品の実装構造において、前記電子部品の底面と前記基板のなす角度が第1の所定の角度となるように、前記電子部品の底面の一部のみを前記基板に接触させて実装するように構成したことを特徴とする電子部品の実装構造。 【請求項2】 前記リードを第2の所定の角度だけ屈曲させ、よって前記電子部品の底面と前記基板のなす角度を前記第1の所定の角度に設定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装構造。 【請求項3】 前記基板の表面を樹脂によってコーティングすると共に、前記第1の所定の角度を、前記電子部品の底面の一部のみが前記樹脂と接触する角度に設定することを特徴とする請求項1または2記載の電子部品の実装構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、電子部品の実装構造に関し、より詳しくは、基板に穿設されたスルーホールに電子部品のリードを挿入して実装する、挿入実装型の電子部品の実装構造に関する。 【背景技術】 【0002】 電子部品を基板に挿入実装する場合、樹脂ケース型コンデンサ(耐湿性を向上させるため、コンデンサを樹脂製のケースに収容し、エポキシ系の樹脂でポッティングしたもの)などの比較的大型で重量の重い電子部品は、通常、その底面(リードが設けられる面)の各辺が基板の表面と接触するように、基板に対して直立して実装される(例えば特許文献1参照)。 【0003】 ところで、基板の耐湿性を向上させるため、基板に搭載された電子部品やスルーホールなどの露出したメッキ部に樹脂コーティングを施すことが従来広く行われている。かかるコーティング樹脂は、基板の表面に所定の膜厚となるように塗布される。 【0004】 上記した樹脂ケース型コンデンサを搭載した基板に樹脂コーティングを施した場合、樹脂ケース下部の各辺は、コーティング樹脂によって基板に面接着され、強固に固定される。また、樹脂ケース型コンデンサのリードは、コーティング樹脂によってスルーホール周辺のメッキ部と接着され、強固に固定される。 【0005】 ところで、電子部品を搭載した基板を温度変化の激しい環境で使用すると、電子部品のリードに熱伸縮が発生する。かかるリードの熱伸縮は、電子部品の本体が基板に対して上下に変位させられることにより、吸収される。 【0006】 一方、上記したように、樹脂ケース型コンデンサを搭載した基板に樹脂コーティングを施した場合、樹脂ケースと基板がコーティング樹脂によって強固に固定されていることから、リードに熱伸縮が発生しても樹脂ケース(即ち、電子部品の本体側)を変位させることができない。仮に、樹脂ケースに収容されたコンデンサが樹脂ケース内において変位することができれば、樹脂ケースが変位しなくともコンデンサの変位によってリードの熱収縮を吸収することができる。しかしながら、コンデンサと樹脂ケースの間隙には硬度の高いエポキシ系の樹脂がポッティングされていることから、コンデンサが樹脂ケース内で変位することはできず、よってリードの熱伸縮を電子部品の本体側で吸収することはできない。 【0007】 結果として、リードの熱伸縮による応力は、機械的接合力の比較的弱い基板とメッキ部の間に作用することになる。具体的には、リードが熱伸縮することにより、それに接続されたメッキ部が基板に対して変位させられる、即ち、メッキ部と基板の間にそれらを剥離させようとする応力が作用することとなり、場合によっては、メッキ部が基板から剥離するに至るという不具合があった。 【0008】 一方、例えば特許文献2,3に記載されるように、電子部品を、その底面(リードが設けられる面)が基板に対して垂直になるように横に寝かせて配置すると共に、電子部品の本体から離間した位置に穿設されたスルーホールにリードを折り曲げて挿入する技術が提案されている。かかる従来技術によれば、リードが屈曲部を有しているため、熱伸縮による変形や外部からの衝撃をリード自体が吸収することが可能となる。 【特許文献1】特開平11−284305号公報(図1など) 【特許文献2】特開平3−183189号公報(図2など) 【特許文献3】特開平8−236959号公報(図2など) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 しかしながら、特許文献2,3に記載される従来技術にあっては、電子部品を横に寝かせて(倒して)配置すると共に、リードが挿入されるスルーホールと電子部品の本体が離間した位置に配置されることから、基板の実装面積が減少するという不都合があった。 【0010】 また、上記した特許文献2の図4などに記載されるように、屈曲させたリードで電子部品を基板の表面から持ち上げて支持することにより、基板の実装面積が低下するのを防止することも考えられるが、かかる構成を樹脂ケース型コンデンサなどの比較的大型で重量の重い電子部品に適用すると、耐振性が低下するという問題が生じる。 【0011】 従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、樹脂ケース型コンデンサなどの比較的大型で重量の重い電子部品を実装し、かつ基板の耐湿性を向上させるために樹脂コーティングを施した場合であっても、前記電子部品のリードが接続されたメッキ部に剥離が生じないと共に、基板の実装面積を減少させることがなく、さらには耐振性も向上させるようにした電子部品の実装構造を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0012】 上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、基板に穿設されたスルーホールに電子部品のリードを挿入して実装する電子部品の実装構造において、前記電子部品の底面と前記基板のなす角度が第1の所定の角度となるように、前記電子部品の底面の一部のみを前記基板に接触させて実装するように構成した。 【0013】 また、請求項2にあっては、前記リードを第2の所定の角度だけ屈曲させ、よって前記電子部品の底面と前記基板のなす角度を前記第1の所定の角度に設定するように構成した。 【0014】 また、請求項3にあっては、前記基板の表面を樹脂によってコーティングすると共に、前記第1の所定の角度を、前記電子部品の底面の一部のみが前記樹脂と接触する角度に設定するように構成した。 【発明の効果】 【0015】 請求項1にあっては、電子部品の底面と基板のなす角度が第1の所定の角度となるように、前記電子部品の底面の一部のみを前記基板に接触させて実装する、即ち、電子部品を傾斜させて実装するように構成したので、樹脂ケース型コンデンサなどの比較的大型で重量の重い電子部品を実装し、かつ基板の耐湿性を向上させるために樹脂コーティングを施した場合であっても、樹脂ケースがコーティング樹脂を介して基板に強固に固定されることがないため、リードが樹脂ケース(即ち、電子部品の本体側)を変位させる方向に熱伸縮することが可能となり、よってリードが接続されたメッキ部に剥離が生じるのを防止することができる。 【0016】 また、電子部品を傾斜させて実装するように構成したので、従来技術のように横に寝かせて(倒して)配置した場合に比して基板の実装面積の減少が少ない。さらに、電子部品の底面の一部が基板に接触させられることから、耐振性も向上させることができる。 【0017】 また、請求項2にあっては、前記リードを第2の所定の角度だけ屈曲させ、よって前記電子部品の底面と前記基板のなす角度を前記第1の所定の角度に設定するように構成した、即ち、リードに屈曲部が形成されるように構成したので、上記した効果に加え、リードがより自由に熱伸縮することが可能となり、よってリードが接続されたメッキ部に剥離が生じるのを一層効果的に防止することができる。 【0018】 また、請求項3にあっては、前記基板の表面を樹脂によってコーティングすると共に、前記第1の所定の角度を、前記電子部品の底面の一部のみが前記樹脂と接触する角度に設定するように構成したので、上記した効果に加え、樹脂ケースと基板がコーティング樹脂を介して強固に固定されることを確実に防止することができ、よってリードが接続されたメッキ部に剥離が生じるのをより一層効果的に防止することができる。また、電子部品の傾斜角度を、基板の表面に樹脂コーティングを施した際に樹脂が前記電子部品の底面の一部を除く残余の部位に付着しない程度の小さな値の角度に設定することにより、基板の実装面積の減少を最小限に止めることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、添付図面に即してこの発明に係る電子部品の実装構造の最良の実施の形態について説明する。 【実施例1】 【0020】 図1は、この発明の第1実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。 【0021】 図1において、符合10は、電子部品を示す。電子部品10は、具体的には樹脂ケース型コンデンサであり、略直方体の樹脂ケース12と、その内部に収容されたフィルムコンデンサ(図示せず)と、樹脂ケース12とフィルムコンデンサとの間隙にポッティングされたエポキシ系の樹脂(図示せず)とからなる。電子部品10は、図示の如く、その底面10Aが基板16の実装面16Aに対して所定の角度θ1(前記した第1の所定の角度)だけ傾斜するように、基板10に実装される。以下、この電子部品の実装構造について詳説する。 【0022】 図2は、電子部品10の正面図(図1の矢印L方向から見た正面図)である。図2に示すように、電子部品10の底面10Aには、リード20が複数本(具体的には2本)設けられる。複数本のリード20は、図3に示す如く、同じ方向に所定の角度θ2(前記した第2の所定の角度)だけ屈曲させられる。より具体的には、複数本のリード20は、それらの配列方向(図2で矢印Dで示す)と直交する方向にそれぞれ所定の角度θ2(この実施例にあっては、10度とする)ずつ屈曲させられ、よってリード20の途中の所定の位置に、屈曲部20aが形成される。また、図2および図3に示すように、樹脂ケース12の下端の対向する2辺(符号12Aと12Bで示す)には、足部12aと12bがそれぞれ2個ずつ突設される。 【0023】 図4は、基板とそれに搭載された電子部品の断面図である。 【0024】 図4に示す如く、リード20は、基板16に穿設された複数個(具体的には2個)のスルーホール22に挿入される。より詳しくは、リード20のうち、前記屈曲部20aより先端側の部位が、手作業によってスルーホール22に挿入される。また、リード20の前記屈曲部20aより先端側の部位がスルーホール22に挿入されることにより、電子部品の底面10Aの一部(具体的には、樹脂ケース12の下端に形成された足部12a,12bのうち、前記リード20の屈曲方向に位置する一辺12Aに形成された足部12a)が、基板16の実装面16Aに接触(より具体的には線接触)させられる。尚、スルーホール22は、基板16に対して垂直に穿設されているものとする。 【0025】 これにより、電子部品10は、その底面10Aが基板の実装面16Aに対して前記した所定の角度θ1となるように傾斜して配置される。尚、この実施例にあっては、所定の角度θ1が所定の角度θ2と同様に10度となるように、リード20の屈曲部20aより上方の長さ(屈曲部20aから底面10Aまでの長さ)と、底面10Aに対するリード20の位置とが適宜設定される。 【0026】 図1の説明に戻ると、基板16に傾斜して配置された電子部品10は、図示しない治具によって支持されつつ半田槽に浸漬され、よってスルーホール22の周辺に設けられたメッキ部24にリード20が半田付けされる(半田を符号28で示す)。これにより、電子部品10は、その底面10Aと基板の実装面16Aのなす角度が所定の角度θ1となるように、基板16に対して傾斜して実装される。 【0027】 リード20がメッキ部24に半田付けされた後、基板16の表面には、さらに耐湿性を向上させるための樹脂コーティングが施される。樹脂コーティングに使用されるコーティング樹脂30は、具体的にはポリオレフィン系の樹脂であり、所定の膜厚(例えば30から50μm程度)となるように基板16の両面に塗布される。 【0028】 このとき、電子部品10は、基板16に対して所定の角度θ1となるように傾斜して実装されていることから、コーティング樹脂30は、電子部品の底面10Aの一部(基板の実装面16Aに接触している足部12a付近)のみに付着させられる。即ち、この実施例にあっては、前記した所定の角度θ1を、基板16に樹脂コーティングを施した際に基板の実装面16Aに接触している足部12a付近のみがコーティング樹脂30と接触させられる角度に設定し、よってコーティング樹脂30が前記電子部品の底面10Aの一部を除く残余の部位に付着するのを回避するように構成した。 【0029】 これにより、この実施例にあっては、比較的大型で重量の重い樹脂ケース型コンデンサからなる電子部品10を実装し、かつ基板16の耐湿性を向上させるために樹脂コーティングを施した場合であっても、樹脂ケース12がコーティング樹脂30を介して基板16に強固に固定されることがなく、よってリード20が樹脂ケース12を変位させる方向に熱伸縮することが可能となる。即ち、リード20の熱伸縮は、樹脂ケース12が基板16に対して変位させられることによって吸収されるため、リード20に接続されたメッキ部24の基板16に対する変位は生じない。従って、メッキ部24と基板16の間にそれらを剥離させようとする応力が作用せず、よってメッキ部24が基板16から剥離させられるのを防止することができる。 【0030】 また、リード20を所定の角度θ2だけ屈曲させて屈曲部20aを形成するようにしたので、リード20がより自由に熱伸縮することが可能となり、メッキ部24に剥離が生じるのを一層効果的に防止することができる。尚、発明者らは、マイナス40度の環境下に30分間放置した後、プラス100度の環境下に30分放置する温度試験を計600サイクル繰り返した結果、メッキ部24に剥離が生じないことを確認した。 【0031】 また、この実施例にあっては、電子部品10を傾斜させて実装するように構成したので、従来技術のように横に寝かせて配置した場合に比して基板16の実装面積の減少が少ない。即ち、この実施例にあっては、従来技術のようにリードが挿入されるべきスルーホールから離間した位置に電子部品の本体を寝かして配置するのではなく、リード20の直上に電子部品10の本体(樹脂ケース12)が配置させられることから、実装面積の消費を抑制することができる。さらに、電子部品の底面10Aの一部(足部12a)が基板16に接触させられることから、電子部品10の耐振性も向上させることができる。 【0032】 また、前記所定の角度θ1を、基板16の表面を樹脂コーティングしたとき、電子部品の底面10Aの一部(足部12a付近)のみがコーティング樹脂30と接触する角度、別言すれば、基板16の表面にコーティングを施した際にコーティング樹脂30が電子部品の底面10Aの一部を除く残余の部位に付着しない程度の小さな値の角度(10度)に設定したので、樹脂ケース12と基板16がコーティング樹脂30を介して強固に固定されることを確実に防止することができ、よってメッキ部24に剥離が生じるのをより一層効果的に防止することができる。また、樹脂ケース12の横方向への張り出しが小さくなるため、基板16の実装面積の減少を最小限に止めることができる。 【実施例2】 【0033】 次いで、図5を参照してこの発明の第2実施例に係る電子部品の実装構造について説明する。 【0034】 図5は、第2実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。以下、第1実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第2実施例にあっては、図5に示す如く、スルーホール222を基板16に対して前記した所定の角度θ2となるように傾斜させて穿設する一方、電子部品10のリード202を直線に形成するようにした。 【0035】 即ち、直線のリード202を、傾斜したスルーホール222に挿入することで、電子部品10が基板16に対して所定の角度θ1をなして傾斜して実装されるようにした。より具体的には、リード20を第1実施例のように所定の角度θ2だけ屈曲させるのではなく、スルーホール22の穿設方向を所定の角度θ2だけ傾斜させることで、電子部品の底面10Aが基板の実装面16Aに対して所定の角度θ1をなすように構成した。これにより、第1実施例で述べたのと同様の効果を得ることができる。尚、第2実施例にあっても、所定の角度θ2は10度に設定されると共に、所定の角度θ1が10度となるように、リード202の長さと、底面10Aに対するリード202の位置とが適宜設定される。また、残余の構成については、第1実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。 【実施例3】 【0036】 次いで、図6を参照してこの発明の第3実施例に係る電子部品の実装構造について説明する。 【0037】 図6は、第3実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。以下、従前の実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第3実施例にあっては、図6に示す如く、スルーホール223の直径を通常より大きい値に設定するようにした。 【0038】 即ち、直線のリード203を、直径が通常より大きい値に設定されたスルーホール223に挿入することにより、スルーホール223の内部でリード203を所定の角度θ2だけ傾斜させ、よって電子部品10が基板16に対して所定の角度θ1をなして傾斜して実装されるようにした。これにより、従前の実施例で述べたのと同様の効果を得ることができる。尚、スルーホール223の直径は、リード203の傾斜角が所定の角度θ2(同様に10度とする)となるように、リード203の直径と基板16の厚さを鑑みて適宜設定される。また、所定の角度θ1が10度となるように、リード203の長さと底面10Aに対するリード203の位置が適宜設定されるのは、従前の実施例と同様である。また、残余の構成については、従前の実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。 【0039】 以上の如く、この発明の第1から第3実施例にあっては、基板(16)に穿設されたスルーホール(22,222,223)に電子部品(10)のリード(20,202,203)を挿入して実装する電子部品の実装構造において、前記電子部品(10)の底面(10A)と前記基板(16)のなす角度が第1の所定の角度(θ1)となるように、前記電子部品(10)の底面(10A)の一部(足部12a)のみを前記基板(16)に接触させて実装するように構成した。 【0040】 また、第1実施例にあっては、前記リード(20)を第2の所定の角度(θ2)だけ屈曲させ、よって前記電子部品(10)の底面(10A)と前記基板(16)のなす角度を前記第1の所定の角度(θ1)に設定するように構成した。 【0041】 また、第1から第3実施例にあっては、前記基板(16)の表面を樹脂(コーティング樹脂30)によってコーティングすると共に、前記第1の所定の角度(θ1)を、前記電子部品(10)の底面(10A)の一部(12a)のみが前記樹脂(30)と接触する角度に設定するように構成した。 【0042】 尚、上記において、電子部品10として樹脂ケース型コンデンサを例に挙げたが、それに限られるものではない。また、所定の角度θ1,θ2の大きさやリード20の本数なども例示に過ぎず、それに限られないのは言うまでもない。 【0043】 また、基板16に接触する部位として足部12aを設けるようにしたが、必ずしも設ける必要はない。即ち、電子部品の底面10Aのうち、一辺あるいはその一部が基板16に対して線接触(あるいは点接触)すれば良く、接する部位としては、足部12aのような部分的に突設された部位であっても良いし、一辺全体であっても良い。 【図面の簡単な説明】 【0044】 【図1】この発明の第1実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。 【図2】図1に示す電子部品の正面図である。 【図3】図1に示す電子部品の側面図である。 【図4】図1に示す基板とそれに搭載された電子部品の断面図である。 【図5】この発明の第2実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。 【図6】この発明の第3実施例に係る電子部品の実装構造を示す断面図である。 【符号の説明】 【0045】 10 電子部品 10A 電子部品の底面 12a 足部(電子部品の底面の一部) 16 基板 20 リード(第1実施例) 202 リード(第2実施例) 203 リード(第3実施例) 22 スルーホール(第1実施例) 222 スルーホール(第2実施例) 223 スルーホール(第3実施例) 30 コーティング樹脂
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| 【出願人】 |
【識別番号】000141901 【氏名又は名称】株式会社ケーヒン 【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目26番2号
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| 【出願日】 |
平成15年7月31日(2003.7.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081972 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 豊
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| 【公開番号】 |
特開2005−51182(P2005−51182A) |
| 【公開日】 |
平成17年2月24日(2005.2.24) |
| 【出願番号】 |
特願2003−284338(P2003−284338) |
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