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【発明の名称】 多層回路基板およびその製造方法
【発明者】 【氏名】上田 洋二
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】松岡 進
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】沖本 力也
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】越智 正三
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】留河 悟
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】インピーダンスマッチング(例えば50Ω)を取る場合は、導電層間の距離を考慮して多層回路基板の設計および製作をする必要がある。従来の多層基板の製造方法では、導電層間の距離が不均一でインピーダンスのミスマッチングが生じる。

【解決手段】信号線S1と接地配線G1の層の間隔t1は、信号線S1と隣接する他の信号線G2の層との間隔t2よりも小さく、かつ、信号線S1を有する層の面と接地配線G1を有する層の面はそれぞれ平坦である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
信号線と接地配線の層の間隔は、前記信号線と隣接する他の信号線の層との間隔よりも小さく、かつ、前記信号線を有する層の面と前記接地配線を有する層の面はそれぞれ平坦である多層回路基板。
【請求項2】
プリプレグシートの両面に銅箔を加熱加圧した後に前記銅箔をパターンニングした複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートとを交互に位置決めして重ねた後、上下の両面を加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記複数の両面回路基板のいずれかの片側の面には前記信号線を有し、もう一方の面には前記接地配線を有する、請求項1に記載の多層回路基板。
【請求項3】
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成するプリプレグシートの厚さよりも厚い、請求項2に記載の多層回路基板。
【請求項4】
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの厚さに前記両面回路基板の前記両面の銅箔の厚さを加えた厚さよりも厚い、請求項2に記載の多層回路基板。
【請求項5】
前記他の複数のプリプレグシートの樹脂含浸量は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの樹脂含浸量よりも多い、請求項2乃至4のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項6】
前記他の複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの樹脂含浸量は、45〜70wt%である、請求項2乃至5のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項7】
前記他の複数のプリプレグシートの樹脂含浸量は、55〜80wt%である、請求項2乃至6のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項8】
前記他の複数のプリプレグシートの誘電率は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの誘電率よりも高い、請求項2乃至7のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項9】
前記他の複数のプリプレグシートの誘電率は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの誘電率よりも低い、請求項2乃至7のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項10】
前記他の複数のプリプレグシートおよび前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートは、耐熱性有機繊維あるいは無機繊維の少なくとも一方を主成分とする織布あるいは不織布に熱硬化性樹脂を含浸させて半硬化状態にした複合材である、請求項2乃至9のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項11】
前記熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、フッ素系樹脂およびメラミン樹脂のうちの少なくとも1種類以上を含む、請求項10に記載の多層回路基板。
【請求項12】
前記他の複数のプリプレグシートおよび前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートは、多孔質である、請求項2乃至11のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項13】
前記熱硬化性樹脂は、フィラーが添加されている、請求項2乃至12のいずれかに記載の多層回路基板。
【請求項14】
プリプレグシートの両面に銅箔を加熱加圧し、その後に銅箔をパターンニングして複数の両面回路基板を作製する工程と、
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程と、
前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートを重ね合わせた回路基板群の上下の両面を加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートを硬化させる工程とを備えた多層回路基板の製造方法であって、
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させた後に、前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの厚さよりも厚い、多層回路基板の製造方法。
【請求項15】
さらに、前記複数の両面回路基板と、前記他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねた後に、前記回路基板群の任意の部位を部分的に加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートが含有している樹脂を溶融させ、その後硬化させて前記回路基板群を接着する工程を備えた、請求項14に記載の多層回路基板の製造方法。
【請求項16】
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程において、
前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートのいずれかを1枚ずつ重ねる度に、重ね合わせた前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートで形成された回路基板群の任意の部位を部分的に加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートが含有している樹脂を溶融させ、その後硬化させて前記回路基板群を接着する、請求項14に記載の多層回路基板の製造方法。
【請求項17】
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程において、
最初と最後に銅箔を配置し、前記他の複数のプリプレグシートが前記銅箔に隣接するように配置した、請求項16に記載の多層回路基板の製造方法。
【請求項18】
前記複数の両面回路基板に代えて、複数の2層以上の回路パターンを有する回路基板を用いる、請求項14乃至請求項17のいずれかに記載の多層回路基板の製造方法。
【請求項19】
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程を、
2層以上の回路パターンを有する2枚の回路基板の間に、1枚のプリプレグシートを挟んで重ね合わせる工程に置換した、請求項14乃至16のいずれかに記載の多層回路基板の製造方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、多層回路基板およびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、電子機器の小型、軽量化および高機能化に伴い、多層回路基板に対して、小型、軽量化および高速信号処理化、さらには高密度実装への対応が要求されている。このような要求に対して、回路基板技術は、高多層化、ビアホールの小径化および狭ピッチ化、回路パターンのファイン化技術等を急速に進展させる必要性がある。しかし、従来のスルーホール構造によって絶縁層内の電気接続がなされる多層回路基板では、もはやこれらの要求を満足させることは極めて困難である。
【0003】
そのために新しい構造を備えた多層回路基板やその製造方法が開発された。その代表例の一つに、従来多層回路基板の絶縁層内接続の主流となっていたスルーホール構造に変わって、導電性ペーストにより絶縁層内の電気接続を確保した完全IVH(Inner Via Hole:インナービアホール)構造を有する回路形成用基板が開発された(例えば、特許文献1参照)。詳細は省略する。
【0004】
さらに、高生産性を実現する多層回路基板の製造方法が開発された(例えば、特許文献2参照)。図8(a)〜(c)は、6層回路基板を例とした従来の多層回路基板の作製手順を示している。
【0005】
図8(a)は、6層回路基板の積層断面図を示す。図8(a)において、1a、1b、1cは、アラミド不織布に熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させた複合材からなるアラミド−エポキシシート(以降プリプレグと呼ぶ)であり、レーザなどによって加工された貫通孔にCu粉末と熱硬化型エポキシ樹脂からなる導電ペースト2を充填している。
【0006】
5a、5bは、両面回路基板であり、これらの両面に形成された回路パターン3は、所定位置に設けられた貫通孔に充填された導電ペースト2によって電気的に接続されている。また、4a、4bはCuなどの金属箔である。
【0007】
まず、図8(a)に示すように、作業ステージ(図示せず)に、金属箔4b、プリプレグ1c、両面回路基板5b、プリプレグ1b、両面回路基板5a、プリプレグ1a、金属箔4aの順に積層する。それぞれの位置決めには、位置決めパターン(図示せず)を用いて画像認識などによって位置決めして重ねる。
【0008】
次に、最上面の金属箔4aの上から、加熱したヒータチップなど(図示せず)で加熱加圧し、プリプレグ1a、1b、1cの樹脂成分を溶融させ、その後の樹脂成分の硬化により、両面回路基板5a、5b、金属箔4a、4bと接着させる。
【0009】
次に、熱プレスにて上下両面を加熱加圧することにより、プリプレグ1a、1b、1cが、両面回路基板5a、5bと金属箔4a、4bの全面を接着させる。それとともに、両面回路基板5aの回路パターン3と両面回路基板5bの回路パターン3間、両面回路基板5aの回路パターン3と金属箔4a間、両面回路基板5bの回路パターン3と金属箔4b間は、それぞれ導電性ペースト2によりインナービアホール接続される。
【0010】
図8(b)に熱プレス後の6層基板の断面図を示す。
【0011】
その後、最外層の金属箔4aおよび4bを選択的にエッチングして回路パターン3を形成させることで、一括して6層回路基板が得られる。図8(c)は、エッチング後の6層回路基板の断面図を示している。
【特許文献1】特許第2601128号公報
【特許文献2】特許第3231537号公報(例えば、請求項2、第7図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら、上記の従来の製造方法で作製された多層回路基板は次のような課題を有していた。
【0013】
昨今、多層回路基板に搭載される半導体素子などの電子部品の高周波化に伴い、EMI(電磁的干渉)ノイズが問題とされるようになっている。
【0014】
このEMIノイズの対策の1つとして、半導体素子などの電子部品を搭載もしくは収容する多層回路基板やパッケージ等のパッケージ用基板では、内部の配線層をベタパターンといわれる広面積の接地導体層で覆ってEMIノイズをシールドするといった対策がある。
【0015】
また、EMIノイズの対策として配線群の上下に広面積の接地導体を配置した場合には、インピーダンスマッチング(例えば50Ω)を考慮して基板の設計および製作をする必要がある。
【0016】
インピーダンスマッチングを取る場合は、導体幅、導体厚み、導体層間厚み、導体層間に用いる絶縁材料の誘電率を考慮して多層回路基板の設計および製作をする必要がある。
【0017】
図9(a)〜(c)は、従来の製造方法で作製された多層回路基板の、任意の導体層3層分の断面図を示している。t1は、図8(a)での積層時に、両面回路基板(図8(a)の5a、5bに相当)を形成する絶縁層の部分を示し、t2、t3、t4は、プリプレグ(図8(a)の1a、1b、1cに相当)の部分を示している。
【0018】
図9(a)のS1は、例えば100μm以下の比較的細い線幅の信号線を示し、図9(b)のS2は、例えば5mmと言った比較的太い線幅の信号線を示し、図9(c)のS3は広範囲のベタ層の部分の断面を示している。
【0019】
t1は、積層時に用いた両面回路基板の絶縁層の厚さであり、熱プレス後もこの厚さは変わらない。t2〜t4は、積層時に用いたプリプレグの熱プレス後の厚さである。なお、熱プレス前においては、t1〜t4は同じ厚さである。
【0020】
図9(a)、(b)に示すように、信号線の設計線幅の違いにより、熱プレス後の各絶縁層の厚さは、t1>t3>t2と言うように絶縁層の厚さにバラツキが生じる。そして、図9(c)はベタ層が入っているためt1≒t4となる。
【0021】
以上説明したように、配線群の配線幅、密度によって、絶縁層の厚さに大きなバラツキが生じる。同様に、銅箔の厚さによっても絶縁層の厚さがバラツキ、そのためインピーダンスのミスマッチングが生じる。インピーダンスのミスマッチングが生じると、ノイズや高周波信号の伝送損失などが発生し、搭載される半導体素子などの電子部品の誤動作を引き起こすという大きな問題点があった。
【0022】
そこで本発明は、上記従来の問題点を考慮し、インピーダンスのミスマッチングが生じず、安定して高周波を駆動できる高性能な多層回路基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0023】
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
信号線と接地配線の層の間隔は、前記信号線と隣接する他の信号線の層との間隔よりも小さく、かつ、前記信号線を有する層の面と前記接地配線を有する層の面はそれぞれ平坦である多層回路基板である。
【0024】
第2の本発明は、
プリプレグシートの両面に銅箔を加熱加圧した後に前記銅箔をパターンニングした複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートとを交互に位置決めして重ねた後、上下の両面を加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記複数の両面回路基板のいずれかの片側の面には前記信号線を有し、もう一方の面には前記接地配線を有する、第1の本発明の多層回路基板である。
【0025】
第3の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成するプリプレグシートの厚さよりも厚い、第2の本発明の多層回路基板である。
【0026】
第4の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させて製作した多層回路基板において、
前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの厚さに前記両面回路基板の前記両面の銅箔の厚さを加えた厚さよりも厚い、第2の本発明の多層回路基板である。
【0027】
第5の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートの樹脂含浸量は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの樹脂含浸量よりも多い、第2乃至第4のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0028】
第6の本発明は、
前記他の複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの樹脂含浸量は、45〜70wt%である、第2乃至第5のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0029】
第7の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートの樹脂含浸量は、55〜80wt%である、第2乃至第6のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0030】
第8の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートの誘電率は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの誘電率よりも高い、第2乃至第7のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0031】
第9の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートの誘電率は、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの誘電率よりも低い、第2乃至第7のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0032】
第10の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートおよび前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートは、耐熱性有機繊維あるいは無機繊維の少なくとも一方を主成分とする織布あるいは不織布に熱硬化性樹脂を含浸させて半硬化状態にした複合材である、第2乃至第9のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0033】
第11の本発明は、
前記熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、フッ素系樹脂およびメラミン樹脂のうちの少なくとも1種類以上を含む、第10の本発明の多層回路基板である。
【0034】
第12の本発明は、
前記他の複数のプリプレグシートおよび前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートは、多孔質である、第2乃至第11のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0035】
第13の本発明は、
前記熱硬化性樹脂は、フィラーが添加されている、第2乃至第12のいずれかの本発明の多層回路基板である。
【0036】
第14の本発明は、
プリプレグシートの両面に銅箔を加熱加圧し、その後に銅箔をパターンニングして複数の両面回路基板を作製する工程と、
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程と、
前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートを重ね合わせた回路基板群の上下の両面を加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートを硬化させる工程とを備えた多層回路基板の製造方法であって、
前記他の複数のプリプレグシートを硬化させた後に、前記他の複数のプリプレグシートの厚さは、前記複数の両面回路基板を形成する前記プリプレグシートの厚さよりも厚い、多層回路基板の製造方法である。
【0037】
第15の本発明は、
さらに、前記複数の両面回路基板と、前記他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねた後に、前記回路基板群の任意の部位を部分的に加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートが含有している樹脂を溶融させ、その後硬化させて前記回路基板群を接着する工程を備えた、第14の本発明の多層回路基板の製造方法である。
【0038】
第16の本発明は、
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程において、
前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートのいずれかを1枚ずつ重ねる度に、重ね合わせた前記複数の両面回路基板と前記他の複数のプリプレグシートで形成された回路基板群の任意の部位を部分的に加熱加圧して、前記他の複数のプリプレグシートが含有している樹脂を溶融させ、その後硬化させて前記回路基板群を接着する、第14の本発明の多層回路基板の製造方法である。
【0039】
第17の本発明は、
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程において、
最初と最後に銅箔を配置し、前記他の複数のプリプレグシートが前記銅箔に隣接するように配置した、第16の本発明の多層回路基板の製造方法である。
【0040】
第18の本発明は、
前記複数の両面回路基板に代えて、複数の2層以上の回路パターンを有する回路基板を用いる、第14乃至第17のいずれかの本発明の多層回路基板の製造方法である。
【0041】
第19の本発明は、
前記複数の両面回路基板と、他の複数のプリプレグシートを交互に位置決めして重ねる工程を、
2層以上の回路パターンを有する2枚の回路基板の間に、1枚のプリプレグシートを挟んで重ね合わせる工程に置換した、第14乃至第16のいずれかの本発明の多層回路基板の製造方法である。
【発明の効果】
【0042】
本発明により、インピーダンスのミスマッチングが生じず、安定して高周波を駆動できる高性能な多層回路基板およびその製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0044】
(実施の形態1)
図1、図2を用いて本発明の実施の形態1の多層回路基板の作製手順について説明する。
【0045】
まず、図1を用いて、8層回路基板作製時に使用する両面回路基板の製造方法を説明する。
【0046】
図1(a)は両面回路基板の積層断面図であり、10は、厚さ80μmのガラスクロスに、フィラーを添加したエポキシ樹脂を含浸させた複合材からなるガラス−エポキシシート(以降プリプレグと呼ぶ)である。プリプレグ10の樹脂量は54wt%の物を使用した。プリプレグ10は、レーザなどによって加工されて形成された貫通孔に、Cu粉末と熱硬化型エポキシ樹脂からなる導電ペースト20が充填されている。
【0047】
そして、プリプレグ10の両面に、厚さ12μmの銅箔40をそれぞれ配置し、熱プレスで両面から加熱加圧(200℃、50kg/cm)する。熱プレス後に、エッチングにて両面の銅箔40から回路パターン30を形成させ、両面回路基板50を完成させる。図1(b)は、作製された両面回路基板50の断面図である。 両面回路基板50の両面に形成された回路パターン30は、プリプレグ10の所定位置に設けられた貫通孔に充填された導電ペースト2によって電気的に接続されている。
【0048】
次に、図2を用いて、本実施の形態1の8層基板の多層化工程について説明する。
【0049】
図2(a)は、8層基板の積層断面図である。10a、l0b、10c、10dは、いずれも、100μmのガラスクロスに、フィラーを添加したエポキシ樹脂を含浸させた複合材からなるプリプレグである。プリプレグ10a、l0b、10c、10dの樹脂量は60wt%の物を使用した。プリプレグ10a、l0b、10c、10dは、レーザなどによって加工されて形成された貫通孔に、Cu粉末と熱硬化型エポキシ樹脂からなる導電ペースト20が充填されている。
【0050】
両面回路基板50a、50b、50cの回路パターン30は、熱プレス時にプリプレグ10a、10b、10c、10dに食い込む。熱プレス後のプリプレグ10a、10b、10c、10dの厚さは熱プレス前に比べて薄くなるが、この回路パターン30が食い込む影響を受けて、より薄くなる。熱プレス後に、プリプレグ10a、10b、10c、10dの厚さが、両面回路基板50a、50b、50cを形成するプリプレグよりも厚くなるようにするために、積層用プリプレグ10a、10b、10c、10dの樹脂量の割合を多くした。
【0051】
まず、図2(a)に示すように、作業ステージ(図示せず)に、厚さ12μmの金属箔40b、プリプレグ10d、両面回路基板50c、プリプレグ10c、両面回路基板50b、プリプレグl0b、両面回路基板50a、プリプレグ10a、金属箔40aの順に積層する。それぞれの位置決めには、位置決めパターン(図示せず)を用いて画像認識などによって位置決めして重ねる。
【0052】
次に、最上面の金属箔40aの上から、加熱したヒータチップなど(図示せず)で加熱加圧し、プリプレグ10a、10b、10c、10dの樹脂成分を溶融させ、その後の樹脂成分の硬化により、両面回路基板50a、50b、50c、金属箔40a、40bとを接着させる。
【0053】
なお、上述した多層化積層の手順は次の方法でもよい。
【0054】
まず、図2(a)に示すように、作業ステージ(図示せず)に、金属箔40bを固定し、プリプレグ10dを位置決めして載せる。そして、ヒータチップなど(図示せず)で外周部を加熱加圧してプリプレグ10dの樹脂成分を溶融させ、その後硬化させて金属箔40bに固定させる。次に、両面回路基板50cを位置決めして載せ、ヒータチップなど(図示せず)で外周部を加熱加圧してプリプレグ10dの樹脂成分を溶融させ、その後硬化させてプリプレグ10dと固定させる。同様にこの手順を所望の回数繰り返し、最後に金属箔40aを載せ、ヒータチップなど(図示せず)で外周部を加熱加圧してプリプレグ10aの樹脂成分を溶融させ、その後硬化させて金属箔40aとプリプレグ10aを固定させる。
【0055】
次に、熱プレスにて、多層化積層した回路基板群の上下両面から加熱加圧(200℃、50kg/cm)する。これにより、プリプレグ10a、10b、10c、10dが、両面回路基板50a、50b、50cと金属箔40a、40bを接着させる。それとともに、両面回路基板50a、50b、50cのそれぞれの回路パターン30と金属箔40a、40b間は、それぞれの間に挟まれたプリプレグ10a、10b、10c、10dの貫通孔に充填されている導電性ペースト2によってインナービア接続される。
【0056】
図2(b)に、熱プレス工程後の回路基板群の断面図を示す。
【0057】
図2(b)に示す回路基板群の最外層の金属箔40a、40bを選択的にエッチングして回路パターン30を形成させることで、一括して8層回路基板が得られる。
【0058】
図2(c)は、エッチング後の、作製された8層回路基板の断面図を示している。
【0059】
図2(c)の作製された8層回路基板の断面を観察すると、多層化積層時にコアとして用いた両面回路基板50a、50b、50cの絶縁層の厚さt1は、いずれも等しい厚さとなっている。これは、図1で説明したように、プリプレグ10の両面を銅箔40で挟み込み、その上下両面から加熱加圧して、コアとして用いた両面回路基板50a、50b、50cを作製したためである。
【0060】
一方、プリプレグl0bと10cは、コアとして用いた両面回路基板50a、50b、50cに形成されている回路パターン30により押し込まれるため、これらの厚さt2は、熱プレス後に薄く仕上がる。
【0061】
また、プリプレグ10a、10dは、片側に金属箔40a、40b、もう一方に両面回路基板50a、50cが配置されているため、片側のみ回路パターン30が押し込まれる。従って、熱プレス後のプリプレグ10a、10dの厚さをt3とすると、各絶縁層の厚さの関係は、t1<t2<t3となる。
【0062】
ここで、t1が一番薄いのは、両面回路基板50a、50b、50c作製時に用いたプリプレグ10のガラスクロスの厚さが、多層化積層時に用いたプリプレグ10a、10b、10c、10dのガラスクロスの厚さよりも薄いからである。
【0063】
次に、上記のt1とt2の厚さの関係について、実際に基板を作製して確認した。
【0064】
図3は、以上説明してきた多層回路基板の内層部に、インピーダンスが50Ωとなるように、接地配線G1と接地配線G2の間に信号配線(ストリップライン)S1を形成させた時の断面図である。信号配線S1の長さは30mmとした。t1はコアとして用いた両面回路基板の絶縁層部分の厚さ、t2は多層化積層時に用いたプリプレグの厚さである。両面回路基板作製時に用いるプリプレグのガラスクロスの厚さは、多層化積層時に用いるプリプレグのガラスクロスの厚さよりも薄いものとした。
【0065】
なお、本発明の信号線を有する層と隣接する接地配線を有する層とは、本実施の形態1においては、多層回路基板を作製する際のコアとなる両面回路基板の両面の回路パターンを有する面がそれぞれ相当する。図3においては、信号配線S1を有する導体層面が本発明の信号線の層としての一例であり、接地配線G1を有する導体層面が本発明の接地配線の層としての一例となる。そして、接地配線G2を有する導体層面が本発明の隣接する他の信号線の層の一例である。同様に、図2の場合には、例えば、両面回路基板50bの上面の回路パターン30を有する導体層面が、本発明の信号線の層に相当すると考えられる。この場合、両面回路基板50bの下面の回路パターン30を有する導体層面が、本発明の接地配線の層に相当する。そして、プリプレグ10bを介して両面回路基板50bの上面の回路パターン30と対向する、両面回路基板50aの下面の回路パターン30を有する導体層面が、本発明の隣接する他の信号線の層に相当することになる。
【0066】
図3に示した内層部分を含む、同じ仕様の多層回路基板を30枚作製し、それぞれの基板のインピーダンスと絶縁層の厚さt1、t2を測定した。
【0067】
作製した各基板の各絶縁層の厚さt1、t2を測定した結果、t1のバラツキが最大5μmだったのに対し、t2のバラツキは最大20μmであった。つまり、両面回路基板に用いたプリプレグの厚さのバラツキが、多層化積層時に用いるプリプレグの厚さのバラツキよりも小さくなることを確認できた。また、t1のバラツキの最大5μmという値は非常に小さく、信号配線S1と接地配線G1の距離を一定にできたと言える。
【0068】
また、これらの各基板のインピーダンスを測定してみると、50〜52Ωの範囲であり、バラツキが小さく非常に良好であった。
【0069】
通常、絶縁層間の厚さにバラツキが生じるとインピーダンス値が大きく変わってくる。今回の基板でインピーダンスにバラツキが生じなかったのは、信号配線S1と接地配線G1の距離が一定であったためであると考えられる。
【0070】
次に、上記の実測による結果をさらに検証するため、図4の様なモデルを考え、回路シミュレータADS(アジレントテクノロジー社)でシミュレーションを行った。
【0071】
図4(a)、(b)、(c)は、いずれも多層回路基板の高周波特性評価用部分(ストリップライン構造)の断面図を示しており、図4(a)はt1>t2、図4(b)はt1=t2、図4(c)はt1<t2、としたモデルである。図3の場合と同様に、t1はコアとして用いる両面回路基板の絶縁層部分の厚さ、t2は多層化積層時に用いるプリプレグの厚さを示している。また、図4(d)は、これらのモデルによるシミュレーション結果を示している。
【0072】
このとき、t1は100μm一定とし、t1>t2、t1=t2、t1<t2とt2の値を変えてシミュレーションを行った。
【0073】
図4(a)に示すt1>t2の関係の場合、t2に20μmの差が出るとインピーダンスは6.56%変化する。これに対し、図4(c)に示すt1<t2の関係の場合には、同じようにt2に20μmの差が出たときのインピーダンスの変化量は3.24%となり、図4(a)の場合に比べてインピーダンスのバラツキ幅は約1/2となった。
【0074】
従って、高周波駆動用の多層回路基板は、信号線と接地配線の距離の近い側の導電層間の距離を一定にする事、つまり、信号線と接地配線の距離の近い側の導電層間の絶縁層の厚さを一定にする事で、高性能な基板を提供することができると言える。
【0075】
本実施の形態1の場合、t1はバラツキが小さく均一化できるので、t1<t2の関係を成立させることにより、安定して高周波を駆動する多層回路基板の提供ができる。
【0076】
そして、t1を均一化させる場合は、シート状の材料(例えばポリイミドフィルム)の上下に接着剤を塗布した材料で、図2に示す両面回路基板50a、50b、50cを作製するとよい。
【0077】
また、目的によって、図2に示す両面回路基板50a、50b、50cの誘電率を変えることで、さらに高性能な基板を提供できる。図1に示すプリプレグ10に含浸させる熱硬化性樹脂材料の種類により、両面回路基板50a、50b、50cの誘電率を変えることができる。例えば、プリプレグ10に含浸させる熱硬化性樹脂として、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、シアネートエステル樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、フッ素系樹脂およびメラミン樹脂のうちの少なくとも1種類以上の組み合わせを用いることにより、所望の誘電率を有する両面回路基板50a、50b、50cを作製することができる。
【0078】
インピーダンスマッチングを重視する多層回路基板には、両面回路基板50a、50b、50cの誘電率を、プリプレグ10a、10b、10c、10dよりも大きくするとよい。
【0079】
信号の伝送速度を重視する多層回路基板には、両面回路基板50a、50b、50cの誘電率を、プリプレグ10a、10b、10c、10dよりも小さくするよい。
【0080】
また、コアとして用いた両面回路基板50a、50b、50cの作製時に用いたプリプレグ10は、樹脂の含浸量が54wt%の物を使用したが、これ以外の樹脂の含浸量の物を用いてもよい。両面回路基板作製時に用いるプリプレグとして、樹脂の含浸量が、45〜70wt%の物を用いるのが好ましい。
【0081】
コアとして用いる両面回路基板に用いたプリプレグの樹脂の含浸量が45wt%を下回ると、樹脂が少なすぎて回路埋め込み性が悪化し、白化(基板内部に巣ができる現象)が発生する。白化部があると、部品実装時のリフロー工程で基板がふくれて破壊する恐れがある。また、樹脂の含浸量が70wt%を上回ると、加熱加圧時に樹脂流れが発生し、接続用の導電ペーストが流れ、接続が不安定になってしまう。
【0082】
また、積層多層化時に用いたプリプレグ10a、10b、10c、10dは、樹脂の含浸量が60wt%の物を使用したが、これ以外の樹脂の含浸量の物を用いてもよい。積層多層化時に用いるプリプレグとして、樹脂の含浸量が、55〜80wt%の物を用いるのが好ましい。
【0083】
積層多層化時に用いるプリプレグの樹脂の含浸量が55wt%を下回ると、樹脂が少なすぎて回路埋め込み性が悪化し、白化(基板内部に巣ができる現象)が発生してしまう。また、樹脂の含浸量が80wt%を上回ると、加熱加圧時に樹脂流れが発生してしまう。
【0084】
また、本実施の形態1においては、プリプレグとして、ガラスクロスにフィラーを添加したエポキシ樹脂を含浸させた複合材を用いたが、耐熱性有機繊維あるいは無機繊維の少なくとも一方を主成分とする織布あるいは不織布に熱硬化性樹脂を含浸させて半硬化状態にした複合材を用いてもよい。また、プリプレグは多孔質であることが望ましい。
【0085】
また、高周波回路の駆動用多層回路基板の内層に用いる銅箔、つまり図1に示す両面回路基板50の作製時に用いる銅箔40の表面粗さは小さい方がよく、その厚さは薄い方がよい。
【0086】
また、図5は、接地配線と接地配線の間に挟まれた2つの信号配線が存在する多層回路基板の内層部分の断面図を示している。このように、接地配線G1、G2間に2つの信号配線S1、S2が有る場合にも、t1<t2の関係となるよう多層回路基板を製作することで、安定して高周波を駆動する多層回路基板を提供できる。このとき、信号配線S1と信号配線S2とは、平行であっても直交していても良い。
【0087】
また、本実施の形態1の多層回路基板の作製では、コアとして両面回路基板を使用したが、その他の層数の基板をコアとして用いても良い。図6は、両面回路基板60a、60b、4層回路基板61、8層回路基板62を用いた場合の多層回路基板の積層断面図を示している。この場合に用いる多層回路基板は、本発明の構造の多層回路基板を使用するのがよい。また、各多層回路基板に用いる材料の誘電率を変えることで、さらに高性能で多機能な回路基板を提供できる。
【0088】
また、多層回路基板を2枚用いてさらに多層化しても良い。図7は、完成された2枚の多層回路基板70a、70bを、プリプレグ10でさらに多層化する場合の積層断面図を示している。このときの多層回路基板は、本発明の構造の多層回路基板を使用するのがよい。また、図7では、多層回路基板70a、70bの片面のみに回路パターン30を形成させているが、両面に回路パターンを形成させた多層回路基板を用いても良い。
【0089】
また、本実施の形態1で用いた回路基板はペースト接続の回路基板であるが、スルーホール構造、ビルドアップ構造などの多層回路基板でもよい。
【0090】
以上説明したところから明らかなように、高速高周波の信号を駆動する多層回路基板では、接地配線と信号線間の絶縁層の厚さを均一にする事で高性能な多層回路基板を提供できる。特に接地配線と接地配線にはさまれた信号配線では、基板内において接地配線と信号配線の絶縁層の薄い側の厚さを一定にすることで容易に高性能な基板の提供ができる。すなわち、接地配線と信号配線間の絶縁層の厚さが厚い側のコントロールは考えなくても良く、基板の設計、製作が容易となり、高速高周波駆動用の多層基板が安定して提供できる。
【産業上の利用可能性】
【0091】
本発明にかかる多層回路基板およびその製造方法は、インピーダンスのミスマッチングが生じず、安定して高周波を駆動できる高性能な多層回路基板およびその製造方法を提供することができ、多層回路基板およびその製造方法等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】本発明の実施の形態1における両面回路基板の製造方法を示す図
【図2】本発明の実施の形態1における8層回路基板の製造時の断面図
【図3】本発明の実施の形態1における多層基板内部の高周波特性評価用部分(ストリップライン構造)の断面図
【図4】本発明の実施の形態1の多層基板内部のシミュレーションにおける高周波特性評価用部分(ストリップライン構造)の断面図
【図5】本発明の実施の形態1における多層基板の、2つの信号配線が接地配線に挟まれた部分の断面図
【図6】本発明の実施の形態1における、多層回路基板を用いた多層回路基板の製造時の断面図
【図7】本発明の実施の形態1における、2つの多層回路基板で挟み込む場合の多層回路基板の製造時の断面図
【図8】従来の6層回路基板の製造時の断面図
【図9】従来の多層基板の任意の導体層3層分を示す断面図
【符号の説明】
【0093】
1a、1b、1c アラミド−エポキシシート(プリプレグ)
2 導電ペースト
3 回路パターン
4a、4b 金属箔(銅箔)
5a、5b 両面回路基板
10、10a、10b、10c、10d、10e プリプレグ
20 導電ペースト
30 回路パターン
40a、40b 金属箔
50、50a、50b、50c、60a、60b 両面回路基板
61 4層回路基板
62 8層回路基板
70a、70b 多層回路基板
G1、G2 接地配線
S1、S2、S3 信号配線
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成15年7月29日(2003.7.29)
【代理人】 【識別番号】100092794
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 正道

【公開番号】 特開2005−51075(P2005−51075A)
【公開日】 平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願番号】 特願2003−282095(P2003−282095)