トップ :: B 処理操作 運輸 :: B66 巻上装置;揚重装置;牽引装置




【発明の名称】 エレベータ用防犯カメラシステム
【発明者】 【氏名】野口 武己
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機ビルテクノサービス株式会社内

【要約】 【課題】防犯カメラに対するイタズラに対してもより強く、またかご室に乗り込む乗客の顔を判別するのにより良好な映像を得ることができるエレベータ用防犯カメラシステムを提供する。

【解決手段】エレベータのかご室1の出入口1bに対向したかごの背面壁1a側に固定された金属製鏡2の裏側に防犯カメラ3を固定し、上記金属製鏡2に形成された撮影穴2から上記出入口1bから乗り込む乗客を撮影することを特徴とするエレベータ用防犯カメラシステムとする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベータのかご室の出入口に対向したかごの背面壁側に固定された金属製鏡の裏側に防犯カメラを固定し、上記金属製鏡に形成された撮影穴から上記出入口から乗り込む乗客を撮影することを特徴とするエレベータ用防犯カメラシステム。
【請求項2】
撮影角度および倍率の少なくとも一方が異なる複数の上記防犯カメラを上記金属製鏡の裏側に固定し、それぞれのために形成された上記撮影穴から上記出入口から乗り込む乗客を撮影することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用防犯カメラシステム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、エレベータかご室内の映像をモニタすることにより、かご室内でのイタズラや犯罪の防止や抑止、あるいはこれらのイタズラや犯罪の立証に役立つエレベータ用防犯カメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来例えば、エレベータのかご室の奥の角に、前面にマジックミラーを配した防犯カメラを設けたエレベータ用防犯カメラシステムがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】実開平4−135567号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなエレベータ用防犯カメラシステムの構成では、マジックミラーを破ってしまえば防犯カメラを容易に壊すことも可能であり、防犯カメラに対するイタズラに対して無防備であり、また防犯カメラの取り付け位置もエレベータのかご室の奥側の角では、かご室に乗り込む乗客の顔を撮影するには良好な撮影位置とはいえない。
【0005】
この発明は、防犯カメラに対するイタズラに対してもより強く、またかご室に乗り込む乗客の顔を判別するのにより良好な映像を得ることができるエレベータ用防犯カメラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的に鑑みこの発明は、エレベータのかご室の出入口に対向したかごの背面壁側に固定された金属製鏡の裏側に防犯カメラを固定し、上記金属製鏡に形成された撮影穴から上記出入口から乗り込む乗客を撮影することを特徴とするエレベータ用防犯カメラシステムにある。
【発明の効果】
【0007】
この発明のエレベータ用防犯カメラシステムは、イタズラ等による破壊に対してより強度が強く、また乗客の顔を判別するのにより良好な映像が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す図であり、図2は図1のかごの背面壁の部分の側面図である。エレベータのかご室1の出入口1bに対向したかごの背面壁1a側には、金属製鏡である例えばステンレス製鏡2が固定部材5により固定されている。固定部材5は背面壁1aにステンレス製鏡2を間に防犯カメラ3を格納可能な程度に間隔をあけて固定するものであればどのような形状のものでもよく、例えば面積がステンレス製鏡2とほぼ同じで厚みが防犯カメラ3と同程度の板状のもので防犯カメラ3を収納固定する収納穴が形成されているもの、あるいは防犯カメラ3を固定する部分を備えた枠形状のものであってもよい。
【0009】
ステンレス製鏡2には撮影用の撮影穴2aが形成され、防犯カメラ3はこれにはめ込まれる位置に固定される。撮影穴2aには同寸法のガラスカバーである例えば凸面ガラス4が装着されている。防犯カメラ3は、出入口1bからかご室1に乗り込んでくる乗客の顔を判別するのにより良好なほぼ正面からの映像が得られる位置に配置され、これに従ってステンレス製鏡2の配置位置も決定する。
【0010】
以上のように構成することにより、エレベータの乗客の顔をより鮮明に記録でき、防犯効果の向上が期待できる。また、金属製鏡である例えばステンレス製鏡2は非常に外力に対する強度が強く丈夫であり、かつ乗客が防犯カメラの存在に気づき難く、イタズラによる破損が減少し、より信頼性の高いものとなる。
【0011】
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態によるエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す図である。上記実施の形態と同一もしくは相当部分は同一部分で示し説明を省略する。この実施の形態では、撮影角度、倍率等が異なる複数の防犯カメラ3a,3b(図3は2つの防犯カメラの場合を示す)をそれぞれ上記実施の形態と同様な構造で背面壁1aとステンレス製鏡2との間に設けた。
【0012】
以上のように構成することにより、エレベータの乗客の姿、特に顔を、異なる角度、倍率で鮮明に記録することが可能である。また防犯カメラの故障時にも他の防犯カメラでカバーが可能であることからより信頼性が向上し、イタズラや犯罪の容疑者の摘発に大きな効果が期待でき、ひいてはこれらのイタズラや犯罪の抑止効果も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の一実施の形態によるエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す図である。
【図2】図1のかごの背面壁の部分の側面図である。
【図3】この発明の別の実施の形態によるエレベータ用防犯カメラシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
【0014】
1 かご室、1a 背面壁、1b 出入口、2 ステンレス製鏡(金属製鏡)、2a 撮影穴 3,3a,3b 防犯カメラ、4 凸面ガラス(ガラスカバー)、5 固定部材。
【出願人】 【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルテクノサービス株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区大手町2丁目6番2号
【出願日】 平成16年2月24日(2004.2.24)
【代理人】 【識別番号】100057874
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照

【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治

【識別番号】100084010
【弁理士】
【氏名又は名称】古川 秀利

【識別番号】100094695
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 憲七

【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順

【公開番号】 特開2005−239313(P2005−239313A)
【公開日】 平成17年9月8日(2005.9.8)
【出願番号】 特願2004−48347(P2004−48347)