| 【発明の名称】 |
自動車用ルーフパネル |
| 【発明者】 |
【氏名】松澤 智雄 【住所又は居所】神奈川県相模原市大山町4番12号 セントラル自動車株式会社内
【氏名】三鍋 美由紀 【住所又は居所】神奈川県相模原市大山町4番12号 セントラル自動車株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】少量生産に対応するルーフパネル一体化の方法は、作業者によるハンドリング可能な大きさでなければならず、リサイクル可能な樹脂素材の大きさに制限があるため複数部材を接続して一枚のルーフパネルを形成している。そのため接続部分から水漏れの発生によって、車両品質に大きなダメージとなる問題点があった。
【解決手段】複数のルーフパネル用部材1の接続部分2の下面側11に樋状のルーフリインフォース3を設けて複数のルーフパネル用部材1とルーフリインフォース3によりルーフパネル部品10を形成するとともに、自動車側部上部に設けたジョイントフレーム4にルーフリインフォース3の端部を接続させて、ジョイントフレーム4端部からルーフリインフォース3に入った水を車外に放出する自動車のルーフパネルによる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 リサイクル可能な合成樹脂から成り、複数のルーフパネル用部材を接続して一枚のルーフパネルを形成する自動車のルーフパネルであって、複数のルーフパネル用部材の接続部分の下面側に樋状のルーフリインフォースを設けて複数のルーフパネル用部材とルーフリインフォースによりルーフパネル部品を形成するとともに、自動車側部上部に設けたジョイントフレームにルーフリインフォースの端部を接続させて、ジョイントフレーム端部からルーフリインフォースに入った水を車外に放出することを特徴とする自動車のルーフパネル。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、少量生産車両の自動車用ルーフパネル、詳細には接着剤などにより接続された自動車用ルーフパネルの構造に関する。 【背景技術】 【0002】 少量生産車両の自動車のルーフパネルは、従来、比較的簡単な設備で製造可能であり、比較的強度が高かったFRP樹脂で一体成形された一枚パネルから形成されることが多かった。 【0003】 したがって、従来のルーフパネルでは、他部材との接続部分が、平面状の直線部に集約が可能であった 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、従来使用されてきたFRP樹脂のルーフパネルは、リサイクルが困難であるため今後将来的に使用できなくなりつつあり、この素材に代わるリサイクル可能な新しい樹脂素材が求められていた。 【0005】 しかし、少量生産に対応するルーフパネル一体化の方法は、作業者によるハンドリング可能な大きさでなければならず、リサイクル可能な樹脂素材の大きさに制限があるため、数部材を接続して一枚のルーフパネルを形成している。そのため、1枚のルーフパネルには曲面状の接続部分が数カ所に生じ、その接続部分は、接着剤とシール剤によって接続し一体化していた。 【0006】 この接着剤とシール剤とによる接続部分の密閉は、ピンホールなどの不具合発生により完全ではないため、水漏れ防止が困難であり、数カ所の接続部分から車内に水が漏れるおそれがあった。そして、その水漏れの発生は、車内の内装が加わると外見上直ぐには見付けにくく、長期間にわたる水漏れにより車両品質に大きなダメージとなる問題点があった。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記の課題を解決するために、リサイクル可能な合成樹脂から成り、複数のルーフパネル用部材を接続して一枚のルーフパネルを形成する自動車のルーフパネルであって、複数のルーフパネル用部材の接続部分の下面側に樋状のルーフリインフォースを設けて複数のルーフパネル用部材とルーフリインフォースによりルーフパネル部品を形成するとともに、自動車側部上部に設けたジョイントフレームにルーフリインフォースの端部を接続させて、ジョイントフレーム端部からルーフリインフォースに入った水を車外に放出することを特徴とする自動車のルーフパネルを提案する。 【発明の効果】 【0008】 この発明によれば、ルーフパネルの素材としてリサイクル可能な合成樹脂を使用することができるため、廃車後の処理が従来より容易に行われるようになった。 【0009】 そして、ルーフパネルの素材としてリサイクル可能な合成樹脂を使用するために、複数のルーフパネル用部材を接続する必要があるが、その接続部分から染み入る水滴を集めて車外へ流すことができ、そのため車内への水漏れがなくなるという効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 この発明の1つの実施形態である自動車のルーフパネルについて、自動車の斜視分解説明図である図1、図1のAA線拡大断面図である図2、図1のBB線拡大断面図である図3に基づいて説明する。 【0011】 この発明の実施形態の一つである自動車のルーフパネルは、リサイクル可能な熱可塑性合成樹脂から成る複数のルーフパネル用部材1を接続部分2で接続して一枚のルーフパネル(ルーフパネルASSY、ルーフパネル部品)10を形成している。 【0012】 この実施形態では、自動車の車種はバンであり、4つのルーフパネル用部材1、1、1、1の3つの接続部分2、2、2と、最前のルーフパネル用部材1と1対のルーフフロントアウターパネル5aとルーフフロントインナーパネル5bとの接続部分2aとの下面側11に、それぞれ樋状のルーフリインフォース3を設ける。この接続部分2及び2aは、車の幅方向に並行して略等間隔に設けられている。 【0013】 それぞれの接続部分2は、接着剤20によって互いのルーフパネル用部材1、1を接着するとともに、シール剤21によって、その接続部分2を密閉している。なお、12は、ルーフパネルインナー部材である。 【0014】 ルーフリインフォース3は、接続部分2の下面側11に車の幅方向に向けて設けられており、その両端部は、自動車のサイドパネルASSY6の上部に車の前後方向に設けた樋状のジョイントフレーム4の上面側に接続している。ジョイントフレーム4は、樋状の外側部を切欠してなる放出部40を適宜位置に1つ又は複数設け、ルーフリインフォース3から流れてくる水を車外に放出する。 【産業上の利用可能性】 【0015】 リサイクル可能な自動車用素材として利用可能性が高い。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】この発明の1つの実施形態である自動車のルーフパネルについて、自動車の斜視分解説明図。 【図2】図1のAA線拡大断面図 【図3】図1のBB線拡大断面図 【符号の説明】 【0017】 1 ルーフパネル用部材 10 ルーフパネル(ルーフパネルASSY、ルーフパネル部品) 11 パネル下面側 12 ルーフパネルインナー部材 2 接続部分 2a 接続部分 20 接着剤 21 シール剤 3 ルーフリインフォース 4 ジョイントフレーム 40 放出部 5a ルーフフロントアウターパネル 5b ルーフフロントインナーパネル 6 サイドパネルASSY
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| 【出願人】 |
【識別番号】000108188 【氏名又は名称】セントラル自動車株式会社 【住所又は居所】神奈川県相模原市大山町4番12号
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| 【出願日】 |
平成16年3月18日(2004.3.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086184 【弁理士】 【氏名又は名称】安原 正義
【識別番号】100059591 【弁理士】 【氏名又は名称】安原 正之
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| 【公開番号】 |
特開2005−263003(P2005−263003A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月29日(2005.9.29) |
| 【出願番号】 |
特願2004−77349(P2004−77349) |
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