| 【発明の名称】 |
クーポン付きチラシ |
| 【発明者】 |
【氏名】黒田 章裕 【住所又は居所】東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
【氏名】松山 恵一 【住所又は居所】東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
【氏名】堀口 直樹 【住所又は居所】東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
【氏名】伊藤 浩一 【住所又は居所】東京都新宿区榎町7番地 株式会社ディー・エヌ・ピー・メディアクリエイト内
【氏名】山脇 晃治 【住所又は居所】東京都新宿区榎町7番地 株式会社ディー・エヌ・ピー・メディアクリエイト内
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| 【要約】 |
【課題】訴求効果が高くて認知されやすく、廉価に製造でき、各店舗の特徴や製造規模の変化にも対応しやすいクーポン付きチラシを提供する。
【解決手段】クーポン付きチラシ10は、折り畳みシート11と、クーポン券12と、窓部13と、窓部誘導情報14などとを備え、折り畳みシート11は、3つの紙片からなり、右側の紙片を内側に折り畳み、その上に、左側の紙片を折り畳んで使用され、クーポン券12は、折り畳みシート11の右側の紙片に設けられ、互いに関連性のある複数のクーポン情報a,b,cを有する券であり、窓部13は、折り畳みシート11の左側の紙片に設けられ、少なくとも1つのクーポン情報を外部に表出させる孔であり、窓部誘導情報14は、折り畳みシート11の左側の紙片の裏面に設けられ、クーポン情報a,b,cと関連性があり、消費者の視線を窓部13に誘導する情報である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の片からなる折り畳みシートと、 折り畳まれた前記折り畳みシートの内部に設けられ、互いに関連性のある複数のクーポン情報を有するクーポン券と、 少なくとも1つの前記クーポン情報を外部に表出させる窓部と、 を備えるクーポン付きチラシ。 【請求項2】 請求項1に記載のクーポン付きチラシにおいて、 前記クーポン券は、前記折り畳みシートに設けられていること、 を特徴とするクーポン付きチラシ。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のクーポン付きチラシにおいて、 前記クーポン情報と関連性があり、視線を前記窓部に誘導する窓部誘導情報を備えること、 を特徴とするクーポン付きチラシ。 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のクーポン付きチラシにおいて、 前記折り畳みシートは、前記クーポン券を切り離すための分離予定線を備え、 前記分離予定線は、一部又は全部が前記窓部から表出していること、 を特徴とするクーポン付きチラシ。 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のクーポン付きチラシにおいて、 前記クーポン情報及び/又は前記窓部誘導情報は、期間、店名、品名、割引率、値段、提供者、サービス情報に代表される地域毎又は店舗毎、個人毎に内容を変えることが可能な可変情報であること、 を特徴とするクーポン付きチラシ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、新聞の折り込み広告、街頭配布などに用いるチラシやリーフレットに、好適に利用できるクーポン付きチラシに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、チラシは、スーパーマーケット、デパート、量販店などが、新聞への折り込みや街頭配布を行うことにより、販売促進(以下、販促という。)の1つの方法として幅広く利用されており、このチラシにクーポン券を付け加えることによって、消費者の興味をより引かせようとするものも提案されている(例えば、特許文献1)。 【0003】 しかし、新聞の折り込み広告に用いられるチラシは、形状や大きさなど同様のものが多く、消費者にとっては、よく見慣れたチラシとなってしまい、認知されにくいという問題があった。 【0004】 また、購買行動や来店誘導のしかけとして、ハガキやクーポン券の切り取りミシン加工などの工夫もあるが、これらは、機能を重視するあまり、注目を喚起させるアテンション効果が小さくなってしまう可能性があった。 【0005】 上記問題をすべて満足するために特殊な加工を施すと、製造工程も多岐に渡って複雑化してしまうので、本来のチラシに求められている低コスト性や短納期化に対応しづらく、新しいチラシの開発や実施には至っていないのが実状であった。 【0006】 一方、全国展開しているチェーン店においては、各店舗の特徴に合わせた個店販促が求められているが、上述した従来のチラシでは、店名の差替え程度が限界であり、店舗個別の販促企画を告知し、それを実施することが難しかった。 また、店舗毎の小ロット、全国規模での大ロットといった製造規模の変化に、柔軟に対応できていなかった。 【0007】 【特許文献1】登録実用新案第2606676号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 本発明の課題は、訴求効果が高くて認知されやすく、廉価に製造でき、各店舗の特徴や製造規模の変化にも対応しやすいクーポン付きチラシを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。 請求項1の発明は、複数の片からなる折り畳みシート(11)と、折り畳まれた前記折り畳みシート(11)の内部に設けられ、互いに関連性のある複数のクーポン情報(a,b,c,d,e)を有するクーポン券(12)と、少なくとも1つの前記クーポン情報(a,b,c,d,e)を外部に表出させる窓部(13)と、を備えるクーポン付きチラシである。 【0010】 請求項2の発明は、請求項1に記載のクーポン付きチラシにおいて、前記クーポン券(12)は、前記折り畳みシート(11)に設けられていること、を特徴とするクーポン付きチラシである。 【0011】 請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のクーポン付きチラシにおいて、前記クーポン情報(a,b,c,d,e)と関連性があり、視線を前記窓部(13)に誘導する窓部誘導情報(14)を備えること、を特徴とするクーポン付きチラシである。 【0012】 請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のクーポン付きチラシにおいて、前記折り畳みシート(11)は、前記クーポン券(12)を切り離すための分離予定線(mc)を備え、前記分離予定線(mc)は、一部又は全部が前記窓部(13)から表出していること、を特徴とするクーポン付きチラシである。 【0013】 請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のクーポン付きチラシにおいて、前記クーポン情報(a,b,c,d,e)及び/又は前記窓部誘導情報(14)は、期間、店名、品名、割引率、値段、提供者、サービス情報に代表される地域毎又は店舗毎、個人毎に内容を変えることが可能な可変情報であること、を特徴とするクーポン付きチラシである。 【発明の効果】 【0014】 本発明によれば、互いに関連性のある複数のクーポン情報のうち、少なくとも1つのクーポン情報を窓部から表出させたので、表出しているクーポン情報が、表出していないクーポン情報へと消費者の興味を誘導するようになり、訴求効果が向上し、認知されやすくなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 本発明は、訴求効果が高くて認知されやすく、廉価に製造できるクーポン付きチラシを提供するという目的を、販促施策に応じた可変情報をクーポン券に印刷し、表出させる可変情報を窓部によって限定し、また、チラシとクーポン券とを同一の紙片で製造することにより実現した。 【実施例1】 【0016】 以下、図面等を参照して、本発明の実施例について、さらに詳しく説明する。 図1は、本発明によるクーポン付きチラシの実施例1を模式的に示す図である。 実施例1によるクーポン付きチラシ10は、折り畳みシート11と、クーポン券12と、窓部13と、窓部誘導情報14などとを備える。 【0017】 折り畳みシート11は、3つの紙片(左側、中央、右側)からなり、各店舗共通の共通情報と店舗毎に変更可能な可変情報とが印刷されるシートである。折り畳みシート11は、右側の紙片を内側に折り畳み、その上に、左側の紙片を折り畳んで使用され、折り畳みシート11の右側の紙片は、クーポン券12である。 【0018】 クーポン券12は、互いに関連性のある複数のクーポン情報a,b,cを有する券であり、縦に4枚設けられ、それぞれミシン目(分離予定線)mcによって切り離すことができる。 ここでのクーポン情報とは、例えば、期間、店名、品名、割引率、値段、提供者、サービス情報に代表される地域毎や店舗毎、個人毎に内容を変えることが可能な可変情報である。 【0019】 クーポン情報aは、割引率としての「50%」であり、クーポン情報bは、サービス情報としての「OFF!」であり、クーポン情報cは、店名としての「新宿店」である。クーポン情報a,b,cは、情報単体ではサービスをイメージできる程度の情報であり、全ての情報を合わせることにより、完全にサービスの内容が理解できるようになっている。 【0020】 窓部13は、折り畳みシート11の左側の紙片に設けられ、少なくとも1つのクーポン情報を外部に表出させる孔であり、ここでは、クーポン情報aを隠し、クーポン情報b,cを外部に表出させている。 【0021】 窓部誘導情報14は、図1(B)に示すように、折り畳みシート11の左側の紙片の裏面に設けられ、クーポン情報a,b,cと関連性があり、消費者の視線を窓部13に誘導する情報である。窓部誘導情報14は、店舗毎に変更が可能な可変情報であって、例えば、「お買い得情報を今すぐチェック!」であり、窓部13の内部に特典がある旨が印刷されている。 また、図1(C)に示すように、折り畳みシート11の中央の紙片の裏面には、キャッチコピーccが印刷されている。キャッチコピーccも可変情報であって、例えば、「新宿店クリアランスセール!」であり、クーポン付きチラシ10を広げた場合には、クーポン券12と同じ面に位置される。 【0022】 次に、実施例1によるクーポン付きチラシ10の製造方法を、図2を参照しながら説明する。 図2は、実施例1によるクーポン付きチラシの製造方法を模式的に示した工程図である。 まず、折り畳みシート11に、商品告知などの共通情報をオフセット輪転機で印刷し、それをロール状に巻き取ってから、次の工程に供給する(#101:共通情報印刷供給工程)。 ついで、折り畳みシート11に、窓部13の孔あけ、ミシン目mcの切り込みを行う(#102:窓・ミシン加工工程)。 さらに、インクジェットプリンタで、個店別販促企画や特典情報などの可変情報(クーポン情報a,b,c、窓部誘導情報14、キャッチコピーcc)の印刷を行う(#103:可変情報印字工程)。 そして、折り畳みシート11の右側の紙片を中央の紙片上に折り畳み(#104:折加工工程)、その上に、折り畳みシート11の左側の紙片を折り畳む(#105:折加工工程)。 最後に、折り畳みシート11を所定の大きさに仕上げ断裁し(#106:仕上げ断裁工程)、クーポン付きチラシ10が完成する。 このようにして、クーポン付きチラシ10が完成したら、このクーポン付きチラシ10は、新聞の折り込み広告として、消費者に届けられる。 【0023】 このように、実施例1によれば、クーポン券12に複数のクーポン情報a,b,cを印刷し、表出させるクーポン情報を窓部13によって限定したので、アテンション効果を高めることができる。 また、折り畳みシート11とミシン加工されたクーポン券12とを同一の紙片で製造したので、「アテンション効果」と「購買行動や来店誘導を促す効果」とを同時に満たしながら、低コストに製造できる。 さらに、クーポン情報a,b,cと関連性のある窓部誘導情報14を設けたので、単なる誘導にとどまらず、消費者の心をより強くとらえることができる。 さらにまた、クーポン券12を含め、展開した状態の折り畳みシート11の表裏に可変情報を印刷したので、店舗や地域に応じて販促や特典の内容が変更でき、流通事情に対応しやすくなる。 一方、オフセット輪転機で共通情報を印刷した後に、窓加工、ミシン加工、可変情報印字、折加工、仕上げ断裁を1度に加工したので、従来での多工程で実現するものに比べて、コストと手間が減少でき、製造工程の迅速化が図れる。 【実施例2】 【0024】 図3は、本発明によるクーポン付きチラシの実施例2を模式的に示す図である。 なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。 実施例2のクーポン付きチラシ10Aは、実施例1のクーポン付きチラシ10と形状は同じであるが、クーポン情報の内容が異なり、具体的には、クーポン情報aを「30%」、クーポン情報cを「池袋店」、キャッチコピーccを「池袋店お客さま感謝際!」とした。 このように、実施例2によれば、クーポン情報の印刷内容を変更するだけで、店舗毎に異なる割引率やキャッチコピーccが設定できるので、汎用性があり、各店舗のニーズに対応しやすい。 【実施例3】 【0025】 図4は、本発明によるクーポン付きチラシの実施例3を模式的に示す図である。 実施例3のクーポン付きチラシ10Bは、実施例1のクーポン付きチラシ10と異なり、四角形の窓部13が、2ヶ所に設けられている。 また、2枚のクーポン券12には、実施例1の割引率,サービス情報,店名といったクーポン情報a,b,cに加えて、サービスを実施する期間としてのクーポン情報dと、品名としてのクーポン情報eが追加されている。 クーポン情報dは、例えば、「1月末日まで」や「2月末日まで」であり、クーポン情報eは、例えば、「ジャケット」や「カジュアル」である。 そして、実施例3では、クーポン情報a,b(割引率とサービス情報)を隠した。 このように、実施例3によれば、2つの窓部13を設けたので、消費者に対してクーポン券12が複数挿入されていることを意識させることができ、表出しているクーポン情報の内容も異なるので、より興味を持たせることができ、これらによって、クーポン付きチラシ10Bの中身を見てみようという気持ちを増加させることができる。 【実施例4】 【0026】 図5は、本発明によるクーポン付きチラシの実施例4を模式的に示す図である。 実施例4のクーポン付きチラシ10Cは、実施例3のクーポン付きチラシ10Bと同じタイプであるが、実施例3とは逆に、窓部13からクーポン情報a,b(割引率とサービス情報)を表出させている。 このように、実施例4によれば、クーポン情報の大半を隠し、同じ内容のクーポン情報a,bが2つ表出するようにしたので、実施例3と比べて、よりクーポン付きチラシ10Cを広げてみたくなる。 【実施例5】 【0027】 図6は、本発明によるクーポン付きチラシの実施例5を模式的に示す図である。 実施例5のクーポン付きチラシ10Dと、実施例1のクーポン付きチラシ10との異なる点は、ミシン目mcの一部が窓部13から表出している点である。 このように、実施例5によれば、ミシン目mcが窓部13から表出しているので、クーポン付きチラシ10Dを広げる前に、複数のクーポン券が内部に存在することを認識させることができ、また、ミシン目mcの切り込み位置の簡単な変更だけで、アテンション効果をより高めることができる。 【0028】 (変形例) 以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。 (1)折り畳みシート11は、3紙片の3つ折りの例で説明したが、広告紙面を大きく取りたい場合は、必要に応じて3紙片以上にしてもよく、また、コンパクトにまとめたい場合は、2紙片の2つ折りでもよい。 (2)窓部13は、円形や4角形の例で説明したが、楕円、雲形など自由な形状に加工してもよく、また、3つ以上の窓部を設けてもよい。 (3)分離予定線は、ミシン目としたが、マイクロミシン目やハーフカットなどの他のカット線でもよく、また、形成したいクーポン券の大きさや枚数などに合わせ、自由に設定してよい。 【0029】 (4)新聞の折り込み広告として、消費者に届ける例で説明したが、指定されたエリアの消費者宅への投げ込みをするポスティング、店頭や駅の広告棚などへの配置を行ってもよく、また、リーフレットやダイレクトメールとして利用してもよい。 (5)クーポン券の例で説明したが、特別な催し物の入場券、何かしらのメリットを与える優待券、抽選券、食事券などでもよい。 (6)クーポン券12を折り畳む場合に、圧着糊付けをしてもよい。このようにすれば、クーポン券12の不用意な脱落を防止できる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明によるクーポン付きチラシの実施例1を模式的に示す図である。 【図2】実施例1によるクーポン付きチラシの製造方法を模式的に示した工程図である。 【図3】本発明によるクーポン付きチラシの実施例2を模式的に示す図である。 【図4】本発明によるクーポン付きチラシの実施例3を模式的に示す図である。 【図5】本発明によるクーポン付きチラシの実施例4を模式的に示す図である。 【図6】本発明によるクーポン付きチラシの実施例5を模式的に示す図である。 【符号の説明】 【0031】 10、10A〜10D クーポン付きチラシ 11 折り畳みシート 12 クーポン券 13 窓部 14 窓部誘導情報 a〜e クーポン情報 cc キャッチコピー mc ミシン目
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002897 【氏名又は名称】大日本印刷株式会社 【住所又は居所】東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092576 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 久男
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| 【公開番号】 |
特開2005−145004(P2005−145004A) |
| 【公開日】 |
平成17年6月9日(2005.6.9) |
| 【出願番号】 |
特願2003−389454(P2003−389454) |
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