| 【発明の名称】 |
テープ印字装置、プログラム及び記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】丹嶌 直樹 【住所又は居所】名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー工業株式会社内
【氏名】水野 玲子 【住所又は居所】名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー工業株式会社内
【氏名】石田 美菜子 【住所又は居所】名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】テープに印字する税込み額又は税抜き額を容易に決定して、簡易且つ迅速にラベルデータとしてテープに印字することができるテープ印字装置を提供する。
【解決手段】キーボード6を介して入力された金額を液晶ディスプレイ7に表示し、リターンキー4が押下された場合には、入力された税抜き価格を記憶後、この入力された税抜き価格から各計算方法によって計算した税込み価格を液晶ディスプレイ7に表示する(S31〜S34)。また、前回計算した計算方法を読み出し、該計算方法が税込み価格を計算する計算条件として現在設定されている旨を液晶ディスプレイ7に表示する(S34)。そして、リターンキー4が押下された場合には、選択された計算方法に対応する税込み価格を編集入力領域45Bに被印字テープ36に印字する「税込み価格」として記憶後、当該サブ処理を終了して、消費税処理に戻る(S35〜S36)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 長尺状のテープを搬送するためのテープ搬送手段と、入力手段と、前記入力手段によって入力又は編集された文字や図柄等からなるラベルデータを前記テープに印字する印字手段と、前記印字手段を駆動制御する印字制御手段と、を備え、テープ上にラベルデータが印字されたラベルを作成するテープ印字装置において、 前記印字制御手段は、予め所定税率を記憶する税率記憶手段と、 予め税込み額を計算する複数の計算方法を記憶する第1計算方法記憶手段と、 金額を入力する金額入力手段と、 前記金額入力手段によって入力された金額から前記複数の計算方法で各税込み額を計算し、該各計算方法とそれに対応する各税込み額とを並列表示する第1表示手段と、 前記第1表示手段によって並列表示された複数の税込み額のうちの一の税込み額を印字データとして選択する第1データ選択手段と、 を有し、 該印字制御手段は、前記第1データ選択手段によって選択された印字データを含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とするテープ印字装置。 【請求項2】 前記印字制御手段は、前記第1データ選択手段によって選択された税込み額に対応する前記計算方法を記憶する第2計算方法記憶手段を有し、 前記第1表示手段は、並列表示された税込み額のうちの前記第1データ選択手段によって選択された税込み額である旨を表す選択標識を表示する選択標識表示手段を有し、 該第1表示手段は、前記第2計算方法記憶手段に記憶される計算方法に対応する税込み額に対して最初に前記選択標識を付して表示することを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装置。 【請求項3】 前記印字制御手段は、前記所定税率を変更する税率変更手段を有し、 前記税率変更手段によって該所定税率が変更された場合には、前記税率記憶手段は、該所定税率に替えて変更された税率を記憶することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置。 【請求項4】 前記印字制御手段は、前記金額入力手段によって入力された金額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第1税抜き額を計算する第1税抜き額計算手段と、 前記第1税抜き額を記憶する第1記憶手段と、 前記第1税抜き額に余りがあるか否かを判定する第1判定手段と、 前記第1判定手段によって前記第1税抜き額に余りがあると判定された場合には、該第1税抜き額の余りを切り捨てた第2税抜き額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第1税込み額を計算する第1税込み額計算手段と、 前記第2税抜き額と第1税込み額とを記憶する第2記憶手段と、 前記第1税込み額が入力された金額と一致するか否かを判定する第2判定手段と、 前記第2判定手段によって第1税込み額が入力された金額と一致しないと判定された場合には、前記第2税抜き額に1通貨単位加算した第3税抜き額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第2税込み額を計算する第2税込み額計算手段と、 前記第3税抜き額と第2税込み額とを記憶する第3記憶手段と、 前記第2税込み額が入力された金額と一致するか否かを判定する第3判定手段と、 前記第1判定手段によって前記第1税抜き額に余りがないと判定された場合には、該第1税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示し、また、前記第2判定手段によって第1税込み額が入力された金額と一致すると判定された場合には、前記第2税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示し、更に、前記第3判定手段によって前記第2税込み額が入力された金額と一致すると判定された場合には、前記第3税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示する第2表示手段と、 を有し、 該印字制御手段は、前記第2表示手段によって表示された第1税抜き額又は第2税抜き額又は第3税抜き額を含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のテープ印字装置。 【請求項5】 前記印字制御手段は、前記第3判定手段によって前記第2税込み額が入力された金額と一致しないと判定された場合には、前記第2税抜き額と第1税込み額とを対応させると共に、前記第3税抜き額と第2税込み額とを対応させて並列表示する第3表示手段と、 前記第3表示手段によって並列表示された第2税抜き額又は第3税抜き額の一方を印字データとして選択する第2データ選択手段と、 を有し、 該印字制御手段は、前記第2データ選択手段によって選択された第2税抜き額又は第3税抜き額を含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とする請求項4に記載のテープ印字装置。 【請求項6】 前記第3表示手段は、入力された金額に一致する税抜き金額を算出できない旨を表すエラー表示を同時に表示することを特徴とする請求項5に記載のテープ印字装置。 【請求項7】 前記複数の計算方法は、1通貨単位未満を切り捨てる第1計算方法と、 1通貨単位未満を四捨五入する第2計算方法と、 1通貨単位未満を切り上げる第3計算方法と、を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のテープ印字装置。 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 【請求項9】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、長尺状のテープを搬送しつつ該テープに消費税込みの税込み額又は消費税抜きの税抜き額を含むのラベルデータを印字するテープ印字装置、プログラム及び記録媒体に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来より、消費税込みの税込み額又は消費税抜きの税抜き額を計算後、この計算した税込み額又は税抜き額をテープ印字装置に入力して、該税込み額又は税抜き額を含むラベルデータを長尺状のテープに印字している。 例えば、この消費税込みの税込み額又は消費税抜きの税抜き額を計算する従来の税計算機では、予め設定された税率を記憶する税率記憶手段と、税込額および税額の計算の優先順位を設定する設定手段と、金額を置数する入力手段と、税込額および税額の計算結果を表示させる特定キーと、前記入力手段の置数入力に続いて前記特定キーが操作された際に前記税率記憶手段に記憶されている税率および前記金額の置数から前記税込額および税額のうち前記特定手段で優先指定されている一方を計算して表示させる第1の制御手段と、この第1の制御手段で税額および税込額の一方が計算され表示された後で前記特定キーが操作される度に前記税込額および税額を切換表示させる第2の制御手段とから構成されている(例えば、特許文献1参照。)。 【0003】 そして、このような構成においては、予め税込額および税額の計算の優先順位を設定するのみで、その後は、手数の掛からない簡単な操作のみで所望する計算結果を優先的に求めることができる。従って、この計算した消費税込みの税込み額又は消費税抜きの税抜き額をテープ印字装置に入力することによって、該税込み額又は税抜き額を含むラベルデータを長尺状のテープに印字することができる。 【特許文献1】特開平10−187622号公報(段落(0007)〜(0024)、図1〜図4) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上述した従来のテープ印字装置においては、消費税込みの税込み額又は消費税抜きの税抜き額を計算してテープ印字装置に入力する必要があり、印字データ入力作業が煩雑であるという問題がある。また、消費税込みの税込み額を計算する場合には、1通貨単位(例えば、1円、1ドル、1セント、1フラン等)未満の端数を「切り上げ」、「四捨五入」、「切り捨て」等の計算方法を予め設定し、それぞれ個別に計算してどの計算方法の税込み額を採用するか否かを決定する必要があり、印字データ作成作業が煩雑であるという問題がある。また、税込み額の計算方法を毎回設定するのは煩雑であるという問題がある。更に、予定税込み金額から消費税抜きの税抜き額を計算して1通貨単位未満の端数がでた場合に、この予定税込み金額に最も近い端数のでない税込み額を一々計算する必要があり、予定税込み金額を決定する作業が煩雑であるという問題がある。 【0005】 そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、金額を入力することによって、テープに印字する税込み額又は税抜き額を容易に決定して、簡易且つ迅速にラベルデータとしてテープに印字することができるテープ印字装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記目的を達成するため請求項1に係るテープ印字装置は、長尺状のテープを搬送するためのテープ搬送手段と、入力手段と、前記入力手段によって入力又は編集された文字や図柄等からなるラベルデータを前記テープに印字する印字手段と、前記印字手段を駆動制御する印字制御手段と、を備え、テープ上にラベルデータが印字されたラベルを作成するテープ印字装置において、前記印字制御手段は、予め所定税率を記憶する税率記憶手段と、予め税込み額を計算する複数の計算方法を記憶する第1計算方法記憶手段と、金額を入力する金額入力手段と、前記金額入力手段によって入力された金額から前記複数の計算方法で各税込み額を計算し、該各計算方法とそれに対応する各税込み額とを並列表示する第1表示手段と、前記第1表示手段によって並列表示された複数の税込み額のうちの一の税込み額を印字データとして選択する第1データ選択手段と、を有し、該印字制御手段は、前記第1データ選択手段によって選択された印字データを含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とする。 【0007】 また、請求項2に係るテープ印字装置は、請求項1に記載されるテープ印字装置において、前記印字制御手段は、前記第1データ選択手段によって選択された税込み額に対応する前記計算方法を記憶する第2計算方法記憶手段を有し、前記第1表示手段は、並列表示された税込み額のうちの前記第1データ選択手段によって選択された税込み額である旨を表す選択標識を表示する選択標識表示手段を有し、該第1表示手段は、前記第2計算方法記憶手段に記憶される計算方法に対応する税込み額に対して最初に前記選択標識を付して表示することを特徴とする。 【0008】 また、請求項3に係るテープ印字装置は、請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置において、前記印字制御手段は、前記所定税率を変更する税率変更手段を有し、前記税率変更手段によって該所定税率が変更された場合には、前記税率記憶手段は、該所定税率に替えて変更された税率を記憶することを特徴とする。 【0009】 また、請求項4に係るテープ印字装置は、請求項2又は請求項3に記載のテープ印字装置において、前記印字制御手段は、前記金額入力手段によって入力された金額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第1税抜き額を計算する第1税抜き額計算手段と、前記第1税抜き額を記憶する第1記憶手段と、前記第1税抜き額に余りがあるか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段によって前記第1税抜き額に余りがあると判定された場合には、該第1税抜き額の余りを切り捨てた第2税抜き額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第1税込み額を計算する第1税込み額計算手段と、前記第2税抜き額と第1税込み額とを記憶する第2記憶手段と、前記第1税込み額が入力された金額と一致するか否かを判定する第2判定手段と、前記第2判定手段によって第1税込み額が入力された金額と一致しないと判定された場合には、前記第2税抜き額に1通貨単位加算した第3税抜き額から前記第2計算方法記憶手段に記憶された計算方法に従って第2税込み額を計算する第2税込み額計算手段と、前記第3税抜き額と第2税込み額とを記憶する第3記憶手段と、前記第2税込み額が入力された金額と一致するか否かを判定する第3判定手段と、前記第1判定手段によって前記第1税抜き額に余りがないと判定された場合には、該第1税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示し、また、前記第2判定手段によって第1税込み額が入力された金額と一致すると判定された場合には、前記第2税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示し、更に、前記第3判定手段によって前記第2税込み額が入力された金額と一致すると判定された場合には、前記第3税抜き額を入力された金額に対応する税抜き額として表示する第2表示手段と、を有し、該印字制御手段は、前記第2表示手段によって表示された第1税抜き額又は第2税抜き額又は第3税抜き額を含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とする。 【0010】 また、請求項5に係るテープ印字装置は、請求項4に記載のテープ印字装置において、前記印字制御手段は、前記第3判定手段によって前記第2税込み額が入力された金額と一致しないと判定された場合には、前記第2税抜き額と第1税込み額とを対応させると共に、前記第3税抜き額と第2税込み額とを対応させて並列表示する第3表示手段と、前記第3表示手段によって並列表示された第2税抜き額又は第3税抜き額の一方を印字データとして選択する第2データ選択手段と、を有し、該印字制御手段は、前記第2データ選択手段によって選択された第2税抜き額又は第3税抜き額を含むラベルデータが前記テープに印字されるように駆動制御することを特徴とする。 【0011】 また、請求項6に係るテープ印字装置は、請求項5に記載のテープ印字装置において、前記第3表示手段は、入力された金額に一致する税抜き金額を算出できない旨を表すエラー表示を同時に表示することを特徴とする。 【0012】 また、請求項7に係るテープ印字装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のテープ印字装置において、前記複数の計算方法は、1通貨単位未満を切り捨てる第1計算方法と、1通貨単位未満を四捨五入する第2計算方法と、1通貨単位未満を切り上げる第3計算方法と、を含むことを特徴とする。 【0013】 また、請求項8に係るプログラムは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。 【0014】 更に、請求項9に係る記録媒体は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする。 【発明の効果】 【0015】 請求項1に係るテープ印字装置では、金額入力手段によって入力された金額から予め記憶されている所定税率と、複数の計算方法(例えば、「切り上げ」、「四捨五入」、「切り捨て」等)とに基づいて、この所定税率の消費税込みの税込み額が計算され、該各計算方法とそれに対応する各税込み額とが並列表示される。そして、この並列表示された複数の税込み額のうちの一の税込み額を印字データとして選択した場合には、この選択された印字データを含むラベルデータがテープに印字され、税込み額が印字されたラベルが作成される。 これにより、ユーザは、金額を入力するだけで、税込み額を計算する各計算方法とそれに対応する各税込み額とが並列表示されるため、テープに印字する税込み額を簡易且つ迅速に決定することができる。また、ユーザは、並列表示された各税込み額から希望する税込み額を選択するだけで、この選択した税込み額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税込み額が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 【0016】 また、請求項2に係るテープ印字装置では、印字データとして選択された税込み額に対応する計算方法が記憶される。そして、再度、金額を入力した場合には、並列表示された税込み額のうちの選択された税込み額である旨を表す選択標識が、前回選択された計算方法に対応する税込み額に対して最初に付されて表示される。 これにより、税込み額の計算方法を変更しない場合には、金額を入力する度に、各計算方法に対応して並列表示された各税込み額から希望する計算方法の税込み額が選択されているため、ユーザは並列表示された複数の税込み額から印字する税込み額を毎回選択する必要がなく、印字開始キーを押下するだけで税込み額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税込み額が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 【0017】 また、請求項3に係るテープ印字装置では、税率変更手段によって該所定税率が変更された場合には、該所定税率に替えて変更された税率が記憶されるため、その後金額を入力した場合には、この変更された税率と予め記憶されている税込み額を計算する複数の計算方法とに基づいて各税込み額が計算され、該各計算方法とそれに対応する各税込み額とが並列表示される。そして、この並列表示された複数の税込み額のうちの一の税込み額を印字データとして選択した場合には、この選択された印字データを含むラベルデータがテープに印字され、税込み額が印字されたラベルが作成される。 これにより、ユーザは、税率が変更された場合には、この変更された税率を税率変更手段を介して入力するだけで、その後、新たな税率に対応した税込み額が並列表示されるため、テープに印字する税込み額を簡易且つ迅速に決定することができる。また、ユーザは、並列表示された新たな税率に対応した各税込み額から希望する税込み額を選択するだけで、この選択した税込み額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、新たな税率に対応した税込み額が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 【0018】 また、請求項4に係るテープ印字装置では、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み額を計算した際に選択された計算方法と消費税の税率が記憶されており、再度、税込みの金額を入力してこの税込みの金額に対応する消費税抜きの税抜き額を計算する場合には、この予め記憶されている税率に基づいて第1税抜き額が計算される。そして、この第1税抜き額に余りがない場合、即ち、1通貨単位未満の端数がない場合には、入力された税込みの金額に対応する税抜き額としてこの第1税抜き額が表示され、印字開始キーを押下することにより該第1税抜き額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 一方、この第1税抜き額に余りがある場合には、この余りを切り捨てた第2税抜き額と、該第2税抜き額からこの記憶している計算方法に従って第1税込み額を計算する。そして、この第1税込み額が入力された税込みの金額と一致する場合には、入力された税込みの金額に対応する税抜き額としてこの第2税抜き額が表示され、印字開始キーを押下することにより該第2税抜き額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 他方、この第1税込み額が入力された税込みの金額と一致しない場合には、この第2税抜き額に1通貨単位加算した第3税抜き額と、該第3税抜き額からこの記憶している計算方法に従って第2税込み額を計算する。そして、この第2税込み額が入力された税込みの金額と一致する場合には、入力された税込みの金額に対応する税抜き額としてこの第3税抜き額が表示され、印字開始キーを押下することにより該第3税抜き額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 従って、ユーザは、税込みの金額を入力することによって、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み額を計算した際に選択された計算方法に対応する計算方法に従って、この入力された税込みの金額に対応する消費税抜きの税抜き額が計算され、該税抜き額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税抜き額が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 【0019】 また、請求項5に係るテープ印字装置では、第2税込み額が入力された税込みの金額と一致しない場合には、第2税抜き額と第1税込み額とを対応させると共に、第3税抜き額と第2税込み額とを対応させて並列表示される。そして、並列表示された第2税抜き額又は第3税抜き額の一方を印字データとして選択することによって、この選択された第2税抜き額又は第3税抜き額を含むラベルデータがテープに印字される。 これにより、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み額を計算した際に選択された計算方法に従って、入力された税込みの金額に対応する消費税抜きの税抜き額が計算できない場合には、この入力された税込み額を修正した複数の税込みの金額と各金額に対応する税抜き額が表示されるため、ユーザは複数の修正した複数の税込みの金額と各金額に対応する税抜き額を容易に確認することができる。また、この修正した複数の税込みの金額と各金額に対応する税抜き額から一の税抜き額を選択した場合には、該税抜き額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税抜き額が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 【0020】 また、請求項6に係るテープ印字装置では、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み額を計算した際に選択された計算方法と消費税の税率に従って、入力された税込みの金額に対応する消費税抜きの税抜き額が計算できない場合には、この入力された税込みの金額に一致する税抜き金額を算出できない旨を表すエラー表示が同時に表示されるため、ユーザは入力された税込み額を修正した複数の金額と各金額に対応する税抜き額との表示が、複数の修正候補を示していることを直感的に認識することができ、税抜き額が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 【0021】 また、請求項7に係るテープ印字装置では、入力された金額から税込み額を計算する場合には、1通貨単位未満を切り捨てる第1計算方法と、1通貨単位未満を四捨五入する第2計算方法と、1通貨単位未満を切り上げる第3計算方法とに従って複数の税込み額が計算されて並列表示されるため、ユーザは複数の税込み額から所望の税込み額を簡易且つ容易に選択することができる。 【0022】 また、請求項8に係るプログラムでは、コンピュータは当該プログラムを読み込むことによって、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段として機能するため、ユーザは、並列表示された各税込み額から希望する税込み額を選択するだけで、この選択した税込み額を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税込み額が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 【0023】 更に、請求項9に係る記録媒体では、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のテープ印字装置の印字制御手段を実現するための機能をコンピュータで実行されるプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、半導体メモリ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、データカード(ICカード、磁気カード等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、光磁気ディスク(MD等)、相変化ディスク、磁気テープ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMに前記プログラムを記録しておき、このROMやバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよい。 【発明を実施するための最良の形態】 【0024】 以下、本発明に係るテープ印字装置について、具体化した一実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。 【実施例1】 【0025】 先ず、本実施形態に係るテープ印字装置の概略構成について図1乃至図3に基づき説明する。 図1に示すように、本実施形態に係るテープ印字装置1には、文書データからなるテキストを作成するための文字入力キー2、テキストの印字を指令する印刷キー3、及び、改行指令や各種処理の実行、選択を指令するリターンキー4、文字等のキャラクタを複数行に渡って表示する液晶ディスプレイ(LCD)7上でカーソルを上下、左右に移動させるカーソルキー5、後述の各種機能を選択する際に押下する機能キー13A、後述のように消費税ラベルを作成する場合に、機能キー13Aを押下後、押下する消費税キー13Bと、後述のように印刷モードを変更する場合に、機能キー13Aを押下後、押下する印刷モード選択キー13C等を設けたキーボード6、及び、後述のテープカセット21(図2参照)を収納するカセット収納部8が収納カバー8Aで覆われて配設されている。また、このキーボード6の下側には、制御回路部が構成される制御基板12が配設されている。また、カセット収納部8の左側面部には、印字されたテープが排出されるラベル排出口16が形成されている。また、該カセット収納部8の右側面部には、電源アダプタが取り付けられるアダプタ挿入口17、及び不図示のパーソナルコンピュータと接続するためのUSBケーブルが取り付けられるコネクタ18が設けられている。 【0026】 また、このカセット収納部8には、サーマルヘッド9と、このサーマルヘッド9に対向するプラテンローラ10と、このプラテンローラ10の下流側のテープ送り用ローラ11と、このテープ送り用ローラ11に対向するテープ駆動ローラ軸14とが配置されている他に、更に、テープカセット21内に収納されるインクリボンを送るリボン巻取軸15等が配置されている。 このサーマルヘッド9は、正面視略縦長四角形の平板状で、前面の左端縁部には、所定個数の各発熱素子R1〜Rn(nは、本実施形態では、128個である。)が、該左端縁部の辺に沿って一列に配列されて形成されている。また、該サーマルヘッド9は、メッキ鋼板やステンレス鋼板等により形成される正面視略四角形の放熱板9Aの前面の左端縁部に、各発熱素子R1〜Rn の配列方向が、該放熱板9Aの左端縁部の辺に平行になるように接着剤などによって固着されている。そして、該放熱板9Aは、各発熱素子R1〜Rn の配列方向が、テープカセット21の開口部32(図2参照)における被印字テープ36(図2参照)の搬送方向に略直交するように、ビス止め等によってカセット収納部8の下側に取り付けられている。 【0027】 また、リボン巻取軸15は、後述のステッピングモータ等により構成されるテープ送りモータ52(図3参照)から適宜の駆動機構を介して回転駆動される。また、テープ駆動ローラ軸14は、テープ送りモータ52から適宜の伝達機構を介して回転駆動され、後述するテープ駆動ローラ33(図2参照)を回転駆動する 【0028】 次に、テープ印字装置1のカセット収納部8にテープカセット21を装着した場合の概略構成について図2に基づいて説明する。 図2に示すように、テープカセット21は透明テープ等からなる被印字テープ36、この被印字テープ36に印字を施すためのインクリボン30、更には、印字がなされた被印字テープ36に裏貼りされる両面粘着テープ31を各々、テープスプール36A、リール30A、テープスプール31Aに巻回して、テープカセットの底面に立設されるカセットボス36B、リールボス30B、カセットボス31Bに回転可能に嵌挿して収納したものであり、更に、使用済みのインクリボン30を巻き取るインクリボン巻取リール30Cを備えている。 【0029】 そして、前記リール30Aに巻回され、このリール30Aから引き出された未使用インクリボン30Aは、被印字テープ36と重ね合わされ、被印字テープ36と共に開口部32に入り、サーマルヘッド9及びプラテンローラ10の間を通過する。その後、インクリボン30は、被印字テープ36から引き離され、リボン巻取軸15により回転駆動されるインクリボン巻取リール30Cに至り、このインクリボン巻取リール30Cにより巻き取られる。 【0030】 また、前記両面粘着テープ31は、片面に離形紙を重ね合わされた状態で、離形紙を外側にしてテープスプール31Aに巻回されて収納されている。そして、このテープスプール31Aから引き出された両面粘着テープ31は、テープ駆動ローラ33とテープ送り用ローラ11との間を通過し、離形紙が重ね合わされない側の粘着面が被印字テープ36に貼着される。 【0031】 これにより、前記テープスプール36Aに巻回され、このテープスプール36Aから引き出された被印字テープ36は、テープカセット21のサーマルヘッド9が挿入される開口部32を通過する。その後、両面粘着テープ31が貼り合わされる被印字テープ36は、テープカセット21の片側下方部(図2中、左下側部)に回転自在に設けられ、テープ送りモータ52の駆動を受けて回転するテープ駆動ローラ33と、このテープ駆動ローラ33に対向配置されるテープ送り用ローラ11との間を通過して、テープカセット21の外部に送り出されて、テープ印字装置1のテープ排出口16から印刷テープ22が排出される。この場合、両面粘着テープ30は、被印字テープ36に対してテープ駆動ローラ33及びテープ送り用ローラ11によって圧着される。 【0032】 次に、この両面粘着テープ30が圧着された被印字テープ36を自動的に切断する切断装置34について簡単に説明する。前記テープカセット21の左側に対応するテープ印字装置1の本体フレームの直ぐ内側には、板状の補助フレーム35が立設され、この補助フレーム35に固定刃35Aが上向きに固着されている。補助フレーム35に固着された左右方向向きの枢支軸37には、前後方向に延びる操作レバー38の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバー38の枢支軸37より前側に対応する部位において、可動刃38Aが前記固定刃35Aと対向して取付けられている。また、操作レバー38の後端部は、切断用モータ54(図3参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)により上下揺動可能に構成され、常には、可動刃38Aが固定刃35Aから離間した状態で保持されている。 【0033】 そして、サーマルヘッド9により印字されて両面粘着テープ30が圧着された印刷テープ22は、テープカセット21から固定刃35Aと可動刃38Aとの間を通ってテープ排出口16から外に延びているので、切断信号により駆動された切断用モータ54により、揺動駆動機構を介して操作レバー38の後端部が上下揺動され、可動刃38Aが固定刃35Aに接近して、これら両刃35A・38Aで印刷テープ22が切断される。 【0034】 ところで、前記テープカセット21から繰出される被印字テープ36として、テープ幅を6mm、9mm、12mm、18mmとする4種類が準備されており、これらテープカセット21の底壁部には、これら4種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出爪の有無を組合せた突出片39が設けられている。そして、このテープカセット21の下側を支持するカセット収納部8の底面部には、この突出片39の突出爪の組合せからテープ幅を検知するカセットセンサ49(図3参照)が取付けられている。即ち、このカセットセンサ49は、突出片39を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テープ幅が9mmのときには「0100」のカセット信号を出力し、またテープ幅が18mmのときには「1100」のカセット信号を出力するとともに、テープカセット21が装着されていないときには、「0000」のカセット信号を出力する。 【0035】 次に、テープ印字装置1の回路構成について図3に基づき説明する。 図3に示すように、テープ印字装置1の制御基板12上に形成される制御回路部40は、CPU41、CG(キャラクタジェネレータ)ROM42、ROM43、フラッシュメモリ44、RAM45、入出力インターフェース(I/F)46、及び通信用インターフェース(I/F)47等を備えている。また、CPU41、CGROM42、ROM43、フラッシュメモリ44、RAM45、入出力インターフェース(I/F)46、及び通信用インターフェース(I/F)47は、バス線48により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。 【0036】 ここに、CGROM42には各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されており、ドットパターンデータがCGROM42から読み出され、そのドットパターンデータに基づいて液晶ディスプレイ(LCD)7上にドットパターンが表示される。 また、ROM43には、各種のプログラムを記憶させておくものであり、後述のように入力された金額から消費税込み金額又は消費税抜き金額を計算して液晶ディスプレイ7に表示するなどの消費税処理を実行するための消費税処理プログラムが予め格納される消費税処理プログラム記憶領域43Aが設けられている。また、この消費税処理によって計算された消費税込み金額又は消費税抜き金額をラベルデータとして被印字テープ36に印字して印刷テープ22を作成する印刷処理を実行するための印刷処理プログラムが格納される印刷処理プログラム記憶領域43Bが設けられている。また、ROM43には、後述のように入力された金額の消費税込み金額を計算する場合に、1円(単位通貨)未満の数値を切り捨てる切り捨て計算方法(第1計算方法)、1円(単位通貨)未満の数値を四捨五入する四捨五入計算方法(第2計算方法)、1円(単位通貨)未満の数値を切り上げる切り上げ計算方法(第3計算方法)が予め格納される計算方法記憶領域43Cが設けられている。 【0037】 そして、CPU41はかかるROM43に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、ROM43には、アルファベット文字や記号等のキャラクタを印字するための多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパターンデータが、書体(ゴシック系書体、明朝体書体等)毎に分類され、各書体毎に4種類(16、24、32、48のドットサイズ)の印字文字サイズ分、コードデータに対応させて格納されている。また、階調表現を含むグラフィック画像を印字するためのグラフィックパターンデータも記憶されている。また、このROM43には、キーボード6から入力された文字や数字等のキャラクタのコードデータに対応させて液晶ディスプレイコントローラ(LCDC)50を制御する表示駆動制御プログラム、印字バッファ45Aのデータを読み出してサーマルヘッド9やテープ送りモータ52を駆動する印字駆動制御プログラム等、その他テープ印字装置1の制御上必要な各種のプログラムが格納されている。 また、フラッシュメモリ44には、消費税の所定税率(例えば、消費税5%等である。)が予め記憶される税率記憶領域44Aが設けられている。また、フラッシュメモリ44には、後述のように切り捨て計算方法、四捨五入計算方法又は切り上げ計算方法のいずれかを消費税の計算法として選択した場合に、この選択された計算方法を記憶しておく選択計算方法記憶領域44Bが設けられている。また、フラッシュメモリ44には、コネクタ18を介して外部のコンピュータ装置から受信した印字データや各種図柄データのドットパターンデータ等に登録番号を付して記憶するものであり、テープ印字装置1の電源をオフしてもこれらの記憶内容を保持している。 【0038】 また、RAM45は、CPU41により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものである。また、RAM45には、印字バッファ45A、編集入力領域45B、表示画像バッファ45C、ワーク領域45D等の各種のメモリ領域が設けられている。この印字バッファ45Aには、複数の文字や記号等の印字用ドットパターンや各ドットの形成エネルギ量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、サーマルヘッド9はかかる印字バッファ45Aに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。また、編集入力領域45Bには、キーボード6から入力された文書データ等のラベルデータとしての編集テキストが格納される。また、表示画像バッファ45Cには、液晶ディスプレイ7に表示されるグラフィックデータ等が格納される。 【0039】 また、入出力I/F46には、キーボード6、カセットセンサ49と、液晶ディスプレイ(LCD)7に表示データを出力する為のビデオRAMを有するディスプレイコントローラ(LCDC)50と、サーマルヘッド9を駆動する為の駆動回路51と、テープ送りモータ52を駆動する為の駆動回路53と、切断用モータ54を駆動する為の駆動回路55とが夫々接続されている。 また、通信用I/F66は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等から構成され、外部のコンピュータ装置とUSBケーブル等によって接続され、双方向データ通信が可能になっている。 よって、キーボード6の文字キーを介して文字等が入力された場合、そのテキスト(文書データ)が編集入力領域45Bに順次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示駆動制御プログラムに基づいてキーボード6を介して入力された文字等に対応するドットパターンが液晶ディスプレイ(LCD)7上に表示される。また、サーマルヘッド9は駆動回路51を介して駆動され、印字バッファ領域45Aに記憶されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期してテープ送りモータ52が駆動回路53を介してテープの送り制御を行うものである。また、外部のコンピュータ装置から通信用I/F47を介して入力された印字データを編集入力領域45Bが順次記憶し、ドットパターン発生制御プログラムに基づいて印字バッファ領域45Aにドットパターンデータとして記憶されて、サーマルヘッドを介して被印字テープ36に印字される。 【0040】 次に、このように構成されたテープ印字装置1の消費税込み金額等を決定する消費税処理及び該決定した消費税込み金額等をテープに印刷する印刷処理などの制御処理について図4乃至図17に基づいて説明する。 図4に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、テープ印字装置1のCPU41は、起動時に後述の初期設定処理(図5参照)を実行する。 そして、S2において、CPU41は、機能キー13Aが押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、機能キー13Aが押下されず、文字入力キー2が押下された場合には(S2:NO)、S3において、CPU41は、各文字入力キー2が押下される毎に、CGROM42から該押下された各文字入力キー2に対応する「通常」又は「CAPSロック」時に登録されている文字を順次読み出し、液晶ディスプレイ(LCD)7に点滅表示(又は白黒反転表示など)を行い、文章データを表示し、再度S2以降の処理を実行する。そして、CPU41は、リターンキー4が押下された場合には、液晶ディスプレイ(LCD)7の表示画面に点滅表示(又は、白黒反転表示など)されている文字を通常表示にして、確定表示すると共に、この文字を編集入力領域45Bに印字文字データ(編集テキスト)として記憶する。その後、再度S2以降の処理を実行する。 【0041】 また、S2で、機能キー13Aが押下された場合には(S2:YES)、S4において、CPU41は、消費税キー13Bが押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、消費税キー13Bが押下された場合には(S4:YES)、S5において、CPU41は、入力された金額に対して税込み金額等を計算表示する後述の消費税処理を実行後(図6等参照)、再度S2以降の処理を実行する。 また、S4で、消費税キー13Bが押下されなかった場合には(S4:NO)、S6において、CPU41は、印刷キー3が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、印刷キー3が押下された場合には(S6:YES)、S7において、CPU41は、後述の印刷処理のサブ処理を実行後(図9等参照)、再度S2以降の処理を実行する。 一方、S6で、印刷キー3が押下されていない場合には(S6:NO)、S8において、CPU41は、押下されたキーに対応する各種処理を実行後、再度、S2以降の処理を実行する。 【0042】 次に、S1において実行する初期設定処理のサブ処理について図5に基づいて説明する。 図5に示すように、S11において、CPU41は、フラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bに予め記憶されている切り捨て計算方法を読み出し、この切り捨て計算方法をRAM45に第1優先順位の計算方法として記憶する。また、CPU41は、フラッシュメモリ44の税率記憶領域44Aから予め記憶されている消費税の税率5%を読み出し、この税率5%をRAM45に現在設定されている消費税の税率として記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。 【0043】 次に、S5において実行する「消費税処理」のサブ処理について図6乃至図13に基づいて説明する。 図6に示すように、先ず、S21において、CPU41は、RAM45に現在設定されている消費税の税率として記憶される税率を読み出し、該税率を液晶ディスプレイ7に表示すると共に、この税率を消費税の税率とするか変更するかを問う旨を液晶ディスプレイ7に表示する。また、新たな税率がキーボード6から入力された場合には、この新たな税率を液晶ディスプレイ7に表示すると共に、この新たな税率を現在設定されている消費税の税率としてRAM45に記憶する。 続いて、S22において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示した税率が表示消費税の税率として決定されたか否かを判定する、即ち、リーターンキー4が所定時間内に押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、リターンキー4が所定時間内に押下されていない場合には(S22:NO)、再度S21の処理を実行する。 【0044】 例えば、図7(A)に示すように、CPU41は、税率記憶領域44Aに記憶される税率を読み出し、液晶ディスプレイ7に「現在の設定税率 5%」と表示すると共に、その下側に「OK?」と表示する。そして、新たな税率(例えば、「7」や「10」等の数値や「7%」や「10%」等である。)が入力された場合には、この入力された税率を液晶ディスプレイ7の「5%」に替えて表示し(例えば、「7%」や「10%」等を表示する。)、その下側に「OK?」と表示すると共に、この新たな税率を現在設定されている消費税の税率としてRAM45に記憶する。 【0045】 一方、リターンキー4が所定時間内に押下された場合には(S22:YES)、23において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示していた税率を再度、現在設定されている消費税の税率としてフラッシュメモリ44の税率記憶領域44Aに消費税の税率として記憶する。 その後、CPU41は、ROM43から税抜き価格を入力して税込み価格を計算する「税抜き→税込み」の計算モードと、税込み価格を入力して税抜き価格を計算する「税込み→税抜き」の計算モードとを読み出し、各計算モードを液晶ディスプレイ7に表示すると共に、現在設定されている計算モードがいずれの計算モードであるかを通知する。尚、起動時には、「税抜き→税込み」の計算モードが設定計算モードとしてRAM45に記憶される。 そして、液晶ディスプレイ7に表示されているこの設定されている計算モードから他の計算モードにカーソルキー5によって変更された場合には、変更後の計算モードを現在設定されている設定計算モードとして変更した旨を通知する。 【0046】 例えば、図7(B)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の最上段に「現在の計算モード」と表示し、中段に「税抜き→税込み」と表示し、下段に「税込み→税抜き」と表示する。また、中段の「税抜き→税込み」にアンダーラインを表示すると共に、右端部に黒丸印61を表示し、現在設定されている計算モードが、「税抜き→税込み」の計算モードである旨を通知している。また、この黒丸印61は、カーソルキー5によって上下方向に移動する。 そして、カーソルキー5によって下段の「税込み→税抜き」の方に黒丸印61が移動された場合には、下段の「税込み→税抜き」の右端部に黒丸印61を表示し、現在設定されている計算モードを該「税込み→税抜き」の計算モードへ変更した旨を通知する。 【0047】 続いて、S24において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示した現在設定されている計算モードが変更されたか否か、即ち、「税込み→税抜き」の計算モードへ変更されたか否かを判定する判定処理を実行する。即ち、CPU41は、カーソルキー5によって「税込み→税抜き」の計算モードに変更されて、リーターンキー4が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、カーソルキー5によって「税込み→税抜き」の計算モードに変更されないで、即ち「税抜き→税込み」の計算モードが設定された状態でリーターンキー4が押下された場合には(S24:NO)、S25において、CPU41は、「税抜き→税込み」の計算モードを現在の設定計算モードとしてRAM45に記憶後、後述の「税抜き→税込み処理」のサブ処理を実行した後、メインフローチャートに戻る。 一方、カーソルキー5によって「税込み→税抜き」の計算モードに変更された場合には(S24:YES)、S26において、CPU41は、「税込み→税抜き」の計算モードを現在の設定計算モードとしてRAM45に記憶後、後述の「税込み→税抜き処理」のサブ処理を実行した後、メインフローチャートに戻る。 【0048】 例えば、図7(B)に示すように、液晶ディスプレイ7の中段の「税抜き→税込み」の右端部に黒丸印61が表示された状態で、リーターンキー4が押下された場合には(S24:NO)、CPU41は、「税抜き→税込み」の計算モードを設定計算モードとしてRAM45に記憶後、後述の「税抜き→税込み処理」のサブ処理を実行した後、メインフローチャートに戻る。 一方、カーソルキー5によって液晶ディスプレイ7の下段の「税込み→税抜き」の方に黒丸印61が移動された状態で、リーターンキー4が押下された場合には(S24:YES)、CPU41は、この変更後の「税込み→税抜き」の計算モードを新たな設定計算モードとしてRAM45に記憶後、後述の「税込み→税抜き処理」のサブ処理を実行した後、メインフローチャートに戻る。 【0049】 次に、S25において実行する「税抜き→税込み処理」のサブ処理について図8及び図9に基づいて説明する。 図8に示すように、S31において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に税抜き価格の入力を要求する旨を表示すると共に、キーボード6を介して入力された金額を液晶ディスプレイ7に表示する。 例えば、図9(A)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の上段に「<金額入力>」を表示すると共に、中段に「税抜(円):」と表示し、税抜き価格の入力を要求する旨を表示する。そして、税抜き価格として「198」が入力された場合には、中段の右端部に入力された税抜き価格「198」を表示する。 【0050】 そして、S32において、CPU41は、リターンキー4が押下された場合には、この入力された税抜き価格をRAM45に「税抜き価格」として記憶する。また、CPU41は、ROM44の計算方法記憶領域43Cから切り捨て計算方法、四捨五入計算方法、及び切り上げ計算方法を順次読み出し、各計算方法をRAM45に記憶する。 また、S33において、CPU41は、フラッシュメモリ44の税率記憶領域44Aから消費税の税率を読み出して、RAM45に現在設定されている消費税の税率として記憶する。 続いて、S34において、CPU41は、この入力された税抜き価格から各計算方法によって計算した税込み価格を計算してRAM45に各「税込み価格」として記憶すると共に、各計算方法によって計算した税込み価格を液晶ディスプレイ7に表示する。また、CPU41は、フラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bに記憶される計算方法を読み出し、該計算方法が税込み価格を計算する計算条件として現在設定されている旨を液晶ディスプレイ7に表示する。 そして、液晶ディスプレイ7に表示されているこの税込み価格を計算する計算条件として設定されている計算方法から他の計算方法にカーソルキー5によって変更された場合には、変更後の計算方法を現在設定されている税込み価格を計算する計算条件として変更した旨を通知する。 【0051】 続いて、S35において、CPU41は、リターンキー4が押下された場合には、液晶ディスプレイ7に税込み価格を計算する計算条件として現在設定されている旨が表示されている計算方法を再度、フラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bに記憶する。 また、S36において、CPU41は、この選択計算方法記憶領域44Bに記憶した計算方法で計算した税込み価格に対応する「税込み価格」をRAM45から読み出して編集入力領域45Bに被印字テープ36に印字する「税込み価格」として記憶後、当該サブ処理を終了して、消費税処理に戻る。 【0052】 例えば、図9(B)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の上段に、切り捨て計算方法で計算した税込み価格を表す「切り捨て:」を表示すると共に、入力された金額「198円」に対する該切り捨て計算方法で計算した税込み価格である「207円」を表示する。また、CPU41は、液晶ディスプレイ7の中段に、四捨五入計算方法で計算した税込み価格を表す「四捨五入:」を表示すると共に、入力された金額「198円」に対する該四捨五入計算方法で計算した税込み価格である「208円」を表示する。更に、CPU41は、液晶ディスプレイ7の下段に、切り上げ計算方法で計算した税込み価格を表す「切り上げ:」を表示すると共に、入力された金額「198円」に対する該切り上げ計算方法で計算した税込み価格である「208円」を表示する。また、CPU41は、フラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bから読み出した計算方法が「切り捨て計算方法」であった場合には、液晶ディスプレイ7の上段に表示される「切り捨て:207円」にアンダーラインを表示すると共に、右端部に黒丸印62を表示し、該切り捨て計算方法が税込み価格を計算する計算条件として現在設定されている旨を表示する。また、この黒丸印61は、カーソルキー5によって上下方向に移動する。 【0053】 そして、図9(C)に示すように、カーソルキー5によって中段の「四捨五入:208円」の方に黒丸印62が移動された場合には、CPU41は、該「四捨五入:208円」にアンダーラインを表示し、税込み価格を計算する計算条件として四捨五入計算方法が選択された旨を表示する。 続いて、リターンキー4が押下された場合には、この黒丸印62が付された「四捨五入:208円」に対応する四捨五入計算方法をフラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bに記憶すると共に、この税込み価格「208円」を編集入力領域45Bに被印字テープ36に印字する「税込み価格」として記憶後、当該サブ処理を終了して、諸費税処理に戻る。 【0054】 次に、S26において実行する「税込み→税抜き処理」のサブ処理について図10乃至図13に基づいて説明する。 図10に示すように、S41において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に税込み価格の入力を要求する旨を表示すると共に、キーボード6を介して入力された金額を液晶ディスプレイ7に表示する。 例えば、図12(A)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の上段に「<金額入力>」を表示すると共に、中段に「税込(円):」と表示し、税込み価格の入力を要求する旨を表示する。そして、金額「105円」が入力された場合には、CPU41は、中段の右端部に、「105」と表示する。 また、図13(A)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の上段に「<金額入力>」を表示すると共に、中段に「税込(円):」と表示し、税込み価格の入力を要求する旨を表示する。そして、金額「115円」が入力された場合には、CPU41は、中段の右端部に、「115」と表示する。 【0055】 そして、S42において、CPU41は、リターンキー4が押下された場合には、この入力された金額をRAM45に「税込み価格」として記憶する。また、フラッシュメモリ44の税率記憶領域44Aから税率を読み出し、該税率を現在設定されている消費税の税率としてRAM45に記憶する。また、フラッシュメモリ44の選択計算方法記憶領域44Bに記憶されている計算方法を読み出し、該計算方法を現在設定されている計算条件としてRAM45に記憶する。 続いて、S43において、CPU41は、RAM45に記憶されている入力された「税込み価格」及び消費税の税率に基づいて「税抜き価格」を算出すると共に、この算出した「税抜き価格」から再度、RAM45に記憶されている消費税の税率に基づいて「税込み価格」を算出し、この算出した「税込み価格」と入力された「税込み価格」とが一致するか否かを検算する「税抜き価格計算・計算結果から検算処理」のサブ処理を実行する。 【0056】 ここで、「税抜き価格計算・計算結果から検算処理」のサブ処理について図11に基づいて説明する。 図11に示すように、S51において、CPU41は、RAM45に記憶されている入力された「税込み価格」及び消費税の税率に基づいて、該税率の数値に「1」加算した数値(例えば、消費税が5%の場合には、1+0.05=1.05の数値である。)でこの「税込み価格」を除算して、「税抜き価格」を算出し、RAM45に「税抜き価格」(第1税抜き額)として記憶する。 続いて、S52において、CPU41は、再度RAM45から該「税抜き価格」(第1税抜き額)を読み出し、余りがあるか否か、即ち、1円(単位通貨)未満の端数があるか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、該「税抜き価格」(第1税抜き額)に余りがない、即ち、1円(単位通貨)未満の端数がない場合には(S52:NO)、S53において、CPU41は、当該「税抜き価格」(第1税抜き額)を入力された「税込み価格」に対応する「税抜き価格」として確定して、確定「税抜き価格」としてRAM45に記憶する。また、CPU41は、RAM45から税抜き価格フラグを読み出して該税抜き価格フラグをONにして再度、RAM45に記憶後、当該サブ処理を終了して、「税込み→税抜きモード処理」のサブ処理に戻る。 【0057】 一方、該「税抜き価格」(第1税抜き額)に余りがある、即ち、1円(単位通貨)未満の端数がある場合には(S52:YES)、S54において、CPU41は、該「税抜き価格」(第1税抜き額)の1円(単位通貨)未満の端数を切り捨てた金額を「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)としてRAM45に記憶する。 そして、S55において、CPU41は、RAM45から現在設定されている消費税の税率を読み出し、「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)から「税込み価格」を算出する。 続いて、S56において、CPU41は、RAM45から現在設定されている計算条件としての計算方法を読み出し、この算出した「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を処理して、再度、この算出した「税込み価格」をRAM45に算出した「税込み価格」(第1税込み額)として記憶する。従って、現在設定されている計算条件としての計算方法が切り捨て計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を切り捨てた金額が、算出した「税込み価格」(第1税込み額)としてRAM45に記憶される。また、現在設定されている計算条件としての計算方法が四捨五入計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を四捨五入した金額が、算出した「税込み価格」(第1税込み額)としてRAM45に記憶される。更に、現在設定されている計算条件としての計算方法が切り上げ計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を切り上げた金額が、算出した「税込み価格」(第1税込み額)としてRAM45に記憶される。 【0058】 例えば、入力された「税込み価格」が「115円」で、消費税が5%の場合には、「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)として「109円」がRAM45に記憶される。また、また、現在設定されている計算条件としての計算方法が四捨五入計算方法の場合には、「114円」が算出した「税込み価格」(第1税込み額)としてRAM45に記憶される。 【0059】 そしてまた、S57において、CPU41は、RAM45から算出した「税込み価格」(第1税込み額)を読み出し、入力された「税込み価格」と一致するか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、この算出した「税込み価格」(第1税込み額)が、入力された「税込み価格」と一致した場合には(S57:YES)、S53において、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)を読み出し、この「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)を入力された「税込み価格」に対応する「税抜き価格」として確定して、確定「税抜き価格」としてRAM45に記憶する。また、CPU41は、RAM45から税抜き価格フラグを読み出して該税抜き価格フラグをONにして再度、RAM45に記憶後、当該サブ処理を終了して、「税込み→税抜きモード処理」のサブ処理に戻る。 【0060】 一方、S57で、この算出した「税込み価格」(第1税込み額)が、入力された「税込み価格」と一致しない場合には(S57:NO)、S58において、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)を読み出し、該「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)に1円(単位通貨)加算した金額を「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)としてRAM45に記憶する。 そして、S59において、CPU41は、RAM45から現在設定されている消費税の税率を読み出し、「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)から「税込み価格」を算出する。 続いて、S60において、CPU41は、RAM45から現在設定されている計算条件としての計算方法を読み出し、この算出した「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を処理して、再度、この算出した「税込み価格」をRAM45に算出した「税込み額」(第2税込み額)として記憶する。従って、現在設定されている計算条件としての計算方法が切り捨て計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を切り捨てた金額が、算出した「税込み価格」(第2税込み額)としてRAM45に記憶される。また、現在設定されている計算条件としての計算方法が四捨五入計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を四捨五入した金額が、算出した「税込み価格」(第2税込み額)としてRAM45に記憶される。更に、現在設定されている計算条件としての計算方法が切り上げ計算方法の場合には、「税込み価格」の1円(単位通貨)未満の端数を切り上げた金額が、算出した「税込み価格」(第2税込み額)としてRAM45に記憶される。 【0061】 例えば、入力された「税込み価格」が「115円」で、消費税が5%の場合には、「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)として「110円」がRAM45に記憶される。また、また、現在設定されている計算条件としての計算方法が四捨五入計算方法の場合には、「116円」が算出した「税込み価格」(第2税込み額)としてRAM45に記憶される。 【0062】 そしてまた、S61において、CPU41は、RAM45から算出した「税込み価格」(第2税込み額)を読み出し、入力された「税込み価格」と一致するか否かを判定する判定処理を実行する。 そして、この算出した「税込み価格」(第2税込み額)が、入力された「税込み価格」と一致した場合には(S61:YES)、S53において、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)を読み出し、この「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)を入力された「税込み価格」に対応する「税抜き価格」として確定して、確定「税抜き価格」としてRAM45に記憶する。また、CPU41は、RAM45から税抜き価格フラグを読み出して該税抜き価格フラグをONにして再度、RAM45に記憶後、当該サブ処理を終了して、「税込み→税抜きモード処理」のサブ処理に戻る。 【0063】 一方、S61で、この算出した「税込み価格」(第2税込み額)が、入力された「税込み価格」と一致しない場合には(S61:NO)、S62において、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)と「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)を読み出し、選択用確定「税抜き価格」としてRAM45に記憶する。また、CPU41は、RAM45から税抜き価格フラグを読み出して該税抜き価格フラグをOFFにして再度、RAM45に記憶後、当該サブ処理を終了して、「税込み→税抜きモード処理」のサブ処理に戻る。 【0064】 続いて、図10に示すように、S44において、CPU41は、S43の処理において、検算結果が一致したか否か、即ち、RAM45から読み出した税抜き価格フラグがONかOFFかを判定する判定処理を実行する。 そして、検算結果が一致したと判定した場合、即ち、RAM45から読み出した税抜き価格フラグがONの場合には、S45において、CPU41は、RAM45から入力された「税込み価格」と確定「税抜き価格」とを読み出し、該「税込み価格」と確定「税抜き価格」とを液晶ディスプレイ7に表示する。また、この「税込み価格」と確定「税抜き価格」とを被印字テープ36に印字するか否かを問う旨を液晶ディスプレイ7に表示する。 【0065】 例えば、図12(B)に示すように、CPU41は、RAM45から入力された「税込み価格」(105円)と確定「税抜き価格」(100円)とを読み出し、液晶ディスプレイ7に「105円:税抜100円」と表示する。また、この「105円:税抜100円」にアンダーラインを表示する。更に、その下側に「OK?」と表示して、この「税込み価格」と確定「税抜き価格」とを被印字テープ36に印字するか否かを問う旨を表示する。 【0066】 そして、S46において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示した「税込み価格」と確定「税抜き価格」とを被印字テープ36に印字すると決定されたか否かを判定する、即ち、リーターンキー4が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、リターンキー4が所定時間内に押下されていない場合には(S46:NO)、再度S41の処理を実行する。 一方、リターンキー4が所定時間内に押下された場合には(S46:YES)、47において、CPU41は、この「税込み価格」と確定「税抜き価格」とをRAM45から読み出して、被印字テープ36に印字する「税込み価格」と「税抜き価格」として編集入力領域45Bに記憶後、当該サブ処理を終了して、消費税処理に戻る。 【0067】 他方、S44で、検算結果が一致しないと判定した場合、即ち、RAM45から読み出した税抜き価格フラグがOFFの場合には、S48において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に入力された「税込み価格」に対する「税抜き価格」を計算できなかった旨を表示する。また同時に、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)と該「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)に対応する算出した「税込み価格」(第1税込み額)とを読み出し、液晶ディスプレイ7に、この「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)と「税込み価格」(第1税込み額)とを表示する。更に同時に、CPU41は、RAM45から「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)と該「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)に対応する算出した「税込み価格」(第2税込み額)とを読み出し、液晶ディスプレイ7に、この「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)と「税込み価格」(第2税込み額)とを表示する。 【0068】 例えば、図13(B)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の上段に、入力された「税込み価格」に対する「税抜き価格」を計算できなかった旨を表す「税込み115円はエラー」を表示する。また、CPU41は、計算条件として四捨五入計算方法が現在設定され、消費税が5%の場合に、入力された「税込み価格」の「115円」から算出された「税込み価格」(第1税込み額)である「114円」と、「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)である「109円」とをRAM45から読み出し、液晶ディスプレイ7の中段に、「114円:税抜109円」を表示する。また、CPU41は、計算条件として四捨五入計算方法が現在設定され、消費税が5%の場合に、入力された「税込み価格」の「115円」から算出された「税込み価格」(第2税込み額)である「116円」と、「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)である「110円」とをRAM45から読み出し、液晶ディスプレイ7の中段に、「116円:税抜110円」を表示する。 【0069】 そして、S49において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示されている、この「税抜き価格候補1」(第2税抜き額)と「税込み価格」(第1税込み額)とが被印字テープ36に印字する「税抜き価格」と「税込み価格」として現在設定されている旨を表示する。 そしてまた、液晶ディスプレイ7に表示されている「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)と「税込み価格」(第2税込み額)がカーソルキー5によって選択された場合には、該「税抜き価格候補2」(第3税抜き額)と「税込み価格」(第2税込み額)とが被印字テープ36に印字する「税抜き価格」と「税込み価格」として現在設定されている旨を表示する。 【0070】 例えば、図13(B)に示すように、CPU41は、液晶ディスプレイ7の「114円:税抜109円」の右端部に黒丸印63を表示し、税込み価格として「114円」、税抜き価格として「109円」が被印字テープ36に印字する「税抜き価格」と「税込み価格」として現在設定されている旨を表示する。また、黒丸印63は、カーソルキー5によって上下方向に移動する。 そして、黒丸印63がカーソルキー5によって下側に移動された場合には、液晶ディスプレイ7の「116円:税抜110円」の右端部に黒丸印63を表示し、税込み価格として「116円」、税抜き価格として「110円」が被印字テープ36に印字する「税抜き価格」と「税込み価格」として現在設定されている旨を表示する。 【0071】 続いて、S46において、CPU41は、液晶ディスプレイ7に表示した黒丸印63が表示された「税抜き価格」と「税込み価格」とを被印字テープ36に印字すると決定されたか否かを判定する、即ち、リーターンキー4が押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、リターンキー4が所定時間内に押下されていない場合には(S46:NO)、再度S41の処理を実行する。 一方、リターンキー4が所定時間内に押下された場合には(S46:YES)、47において、CPU41は、この黒丸印63が表示された「税抜き価格」と「税込み価格」とを被印字テープ36に印字する「税込み価格」と「税抜き価格」として編集入力領域45Bに記憶後、当該サブ処理を終了して、消費税処理に戻る。 【0072】 次に、S7において実行する「印刷処理」のサブ処理について図14乃至図17に基づいて説明する。 図7に示すように、先ず、S71において、CPU41は、印刷モードを決定する処理を実行する。この印刷モードを決定する処理は、印刷モード選択キー13Cが押下されていない場合には、ROM43に格納された初期設定モードを読み出し、該初期設定モードを印刷モードとしてRAM45に記憶する。 また、印刷モード選択キー13Cが押下された場合には、CPU41は、先ず、被印字テープ36に印字する「税込み価格」と「税抜き価格」とのレイアウトを決定するためのレイアウト選択表示を液晶ディスプレイ7に表示する。 【0073】 例えば、図15(A)〜(D)に示すように、カセット収納部8に収納されたテープカセット21のテープ幅が6mm〜9mmの場合には、カーソルキー5を押下する毎に、「1行A」のレイアウト→「1行B」のレイアウト→「1行C」のレイアウト→「1行D」のレイアウト→「1行A」のレイアウト→「1行B」のレイアウト→・・・と被印字テープ36に一行で「税込み価格」と「税抜き価格」とを印字する各レイアウトが順次液晶ディスプレイ7に表示される。 また、図15(A)〜(F)に示すように、カセット収納部8に収納されたテープカセット21のテープ幅が12mm〜18mmの場合には、カーソルキー5を押下する毎に、「1行A」のレイアウト→「1行B」のレイアウト→「1行C」のレイアウト→「1行D」のレイアウト→「2行A」のレイアウト→「2行B」のレイアウト→「1行A」のレイアウト→「1行B」のレイアウト→・・・と被印字テープ36に一行で「税込み価格」と「税抜き価格」とを印字する各レイアウトが順次液晶ディスプレイ7に表示される。 【0074】 そして、リターンキー4が押下された場合には、液晶ディスプレイ7に表示されているレイアウトを「税込み価格」と「税抜き価格」とを被印字テープ36に印字するレイアウトとしてRAM45に記憶する。 続いて、CPU41は、液晶ディスプレイ7に「書体」と「枠あり・枠なし」とを選択する表示画面を表示する。 【0075】 例えば、図16(A)に示すように、液晶ディスプレイ7の上段に「書体」の選択欄が表示され、その下側に「枠あり・枠なし」の選択欄が表示される。そして、書体名を枠で囲んで該書体の種類が選択されている状態が表示される。この場合には、カーソルキー5を押下する毎に、書体名が変更され、リターンキー4が押下されると枠内の書体名の書体を「税込み価格」と「税抜き価格」とを被印字テープ36に印字する書体の種類であるとしてRAM45に記憶する。 また、図16(B)に示すように、「書体」として「ゴシック」が選択された場合には、CPU41は、カーソルキー5が押下される毎に、「わく」の欄に「あり」又は「なし」が枠で囲んで交互に表示し、「あり」が表示されている場合に、リターンキー4が押下されると、「税込み価格」と「税抜き価格」とを枠で囲んで被印字テープ36に印字する印字スタイルをRAM45に記憶する。また、「なし」が表示されている場合に、リターンキー4が押下されると、「税込み価格」と「税抜き価格」とを枠無しで被印字テープ36に印字する印字スタイルをRAM45に記憶する。 【0076】 そして、「税込み価格」と「税抜き価格」を被印字テープ36に印字するレイアウトや印字スタイルが決定された場合には、S72において、CPU41は、再度、印刷キー3が押下されるのを待つ(S72:NO)。そして、印刷キー3が押下された場合には(S72:YES)、S73において、CPU41は、RAM45に記憶した印字するレイアウトや印字スタイルを読み出し、これらに基づいて「税込み価格」と「税抜き価格」との印字データを作成して印字バッファ45Aに格納し、順次被印字テープ36に印字して、「税込み価格」と「税抜き価格」が印刷された印刷テープ22を作成後、当該サブ処理を終了して、メインフローチャートに戻る。 【0077】 ここで、「税込み価格」が「1,029円」で、「税抜き価格」が「980円」の場合の、テープ幅18mmの印刷テープ22への印刷例を図17に示す。図17(A)は、レイアウトが「1行A」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(B)は、レイアウトが「1行B」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(C)は、レイアウトが「1行C」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(D)は、レイアウトが「1行D」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(E)は、レイアウトが「2行A」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(F)は、レイアウトが「2行B」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(G)は、レイアウトが「2行A」、「書体」が「ゴシック」、及び「枠」が「あり」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。図17(H)は、レイアウトが「2行B」、「書体」が「明朝体」、及び「枠」が「なし」の場合に印刷された印刷テープ22の例である。 【0078】 従って、本実施形態に係るテープ印字装置1では、ユーザは、税込み価格の印字された印刷テープ22を得る場合には、税抜き価格を入力するだけで、税込み価格を計算する各計算方法とそれに対応する各税込み価格とが液晶ディスプレイ7に並列表示されるため、印字する税込み価格を簡易且つ迅速に決定することができる。また、ユーザは、液晶ディスプレイ7に並列表示された各税込み価格から希望する税込み価格を選択するだけで、この選択した税込み価格を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税込み価格が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 また、税抜き価格から税込み価格を計算する計算方法(例えば、切り捨て等)を変更しない場合には、税抜き価格を入力する度に、各計算方法に対応して並列表示された各税込み価格から希望する計算方法の税込み価格が選択されているため、ユーザは液晶ディスプレイ7に並列表示された複数の税込み価格から印字する税込み価格を毎回選択する必要がなく、印刷キー3を押下するだけで税込み価格を含むラベルデータが印字された印刷テープ22を容易に得ることができ、税込み価格が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 【0079】 また、ユーザは、消費税の税率が変更された場合には、現在設定されている設定税率が表示される表示画面(図7(A)参照)でこの変更された税率を入力するだけで、その後、新たな税率に対応した税込み価格が液晶ディスプレイ7に並列表示されるため、被印字テープ36に印字する税込み価格を簡易且つ迅速に決定することができる。また、ユーザは、液晶ディスプレイ7に並列表示された新たな税率に対応した各税込み価格から希望する税込み価格を選択するだけで、この選択した税込み価格を含むラベルデータが印字された印刷テープ22を容易に得ることができ、新たな税率に対応した税込み額が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 また、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み価格を計算した際に選択された計算方法が選択計算方法記憶領域44Bに記憶され、また、消費税の税率が税率記憶領域44Aに記憶されており、再度、税込みの価格を入力してこの税込み価格に対応する消費税抜きの税抜き価格を計算する場合には、この予め記憶されている税率に基づいて税抜き価格(第1税抜き額)が計算される。そして、この税抜き価格(第1税抜き額)に余りがない場合、即ち、1円(通貨単位)未満の端数がない場合には、入力された税込みの価格に対応する税抜き価格としてこの算出した税抜き価格(第1税抜き額)が表示され、印刷キー3を押下することにより該税抜き価格(第1税抜き額)を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 【0080】 一方、この算出した税抜き価格(第1税抜き額)に余りがある場合には、この余りを切り捨てた税抜き価格候補1(第2税抜き額)と、該税抜き価格候補1(第2税抜き額)から選択計算方法記憶領域44Bに記憶している計算方法に従って税込み価格(第1税込み額)を計算する。そして、この算出した税込み価格(第1税込み額)が入力された税込みの価格と一致する場合には、入力された税込みの価格に対応する税抜き価格としてこの税抜き価格候補1(第2税抜き額)が表示され、印刷キー3を押下することにより該税抜き価格候補1(第2税抜き額)を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 他方、この算出した税込み価格(第1税込み額)が入力された税込みの価格と一致しない場合には、この税抜き価格候補1(第2税抜き額)に1円(通貨単位)加算した税抜き価格候補2(第3税抜き額)と、該税抜き価格候補2(第3税抜き額)から選択計算方法記憶領域44Bに記憶している計算方法に従って税込み価格(第2税込み額)を計算する。そして、この算出した税込み価格(第2税込み額)が入力された税込みの価格と一致する場合には、入力された税込みの価格に対応する税抜き価格としてこの税抜き価格候補2(第3税抜き額)が表示され、印刷キー3を押下することにより該税抜き価格候補2(第3税抜き額)を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができる。 従って、ユーザは、税込みの価格を入力することによって、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み額を計算した際に選択された計算方法に対応する計算方法に従って、この入力された税込みの価格に対応する消費税抜きの税抜き価格が計算され、該税抜き価格を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税抜き価格が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 【0081】 また、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み価格を計算した際に選択された計算方法と消費税の税率に従って、入力された税込みの価格に対応する消費税抜きの税抜き額が計算できない場合には、この入力された税込み価格を修正した税抜き価格候補1(第2税抜き額)とそれに対応する税込み価格(第1税込み額)、及び税抜き価格候補2(第3税抜き額)とそれに対応する税込み価格(第2税込み額)が表示されるため、ユーザは複数の修正した税込み価格と各税込み価格に対応する税抜き価格を容易に確認することができる。また、この修正した複数の税込み価格と各税込み価格に対応する税抜き価格ら一の税抜き価格を選択した場合には、該税抜き価格を含むラベルデータが印字された印刷テープ22を容易に得ることができ、税抜き価格が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 また、前回印字データとして選択された消費税込みの税込み価格を計算した際に選択された計算方法と消費税の税率に従って、入力された税込みの価格に対応する消費税抜きの税抜き価格が計算できない場合には、この入力された税込みの価格に一致する税抜き価格を算出できない旨を表すエラー表示が同時に表示されるため、ユーザは入力された税込み価格を修正した複数の税込み価格と各税込み価格に対応する税抜き価格との表示が、複数の修正候補を示していることを直感的に認識することができ、税抜き価格が印字されたラベル作成の作業性の更なる向上を図ることができる。 更に、入力された税抜き価格から税込み価格を計算する場合には、1円(通貨単位)未満を切り捨てる切り捨て計算方法と、1円(通貨単位)未満を四捨五入する四捨五入計算方法と、1円(通貨単位)未満を切り上げる切り上げ計算方法とに従って複数の税込み価格が計算されて液晶ディスプレイ7に並列表示されるため、ユーザは複数の税込み価格から所望の税込み価格を簡易且つ容易に選択することができる。 【0082】 ここで、被印字テープ36は、長尺状のテープを構成する。また、テープ送りモータ52、駆動回路53及びテープ送り用ローラ11は、テープ搬送手段を構成する。また、文字入力キー2、リターンキー4及びカーソルキー5は、入力手段を構成する。また、編集入力領域45Bに格納される各印字データはラベルデータを構成する。また、サーマルヘッド9、駆動回路51及びプラテンローラ10は、印字手段を構成する。また、制御回路部40は、印字制御手段として機能する。また、税率記憶領域44Aは、税率記憶手段として機能する。また、計算方法記憶領域43Bは、第1計算方法記憶手段として機能する。また、キーボード6は、金額入力手段として機能する。また、液晶ディスプレイ7は、第1表示手段、第2表示手段、第3表示手段、選択標識表示手段として機能する。また、カーソルキー5及びリターンキー4は、第1データ選択手段、第2データ選択手段を構成する。また、選択計算方法記憶領域44Bは、第2計算方法記憶手段として機能する。また、また、カーソルキー5及びリターンキー4、機能キー13A、消費税キー13Bは、税率変更手段を構成する。また、CPU41、ROM43、フラッシュメモリ44、RAM45は、第1税抜き額計算手段、第1判定手段、第1税込み額計算手段、第2判定手段、第2税込み額計算手段、第3判定手段を構成する。また、RAM45は、第1記憶手段、第2記憶手段、第3記憶手段として機能する。 【0083】 尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。 【実施例2】 【0084】 前記実施形態では、消費税処理(S5)のサブ処理をテープ印字装置1で実行していたが、該消費税処理(S5)を図18に示すコンピュータ装置70で実行し、該コンピュータ装置70で決定された「税抜き価格」と「税込み価格」とのデータを上記テープ印字装置1に出力して、印刷テープ22を作成するようにしてもよい。 ここで、コンピュータ装置70の制御回路構成を図18乃至図20に基づいて説明する。 図18に示すように、コンピュータ装置70は、CPU71、ROM72、RAM73、入出力インターフェース(I/F)74、通信用インターフェース(I/F)75、フロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FDC)76、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)77、ハードディスクコントローラ(HDC)78、ハードディスクドライブ(HDD)79、表示装置コントローラ80、液晶表示装置(LCD)88、キーボード90、モデム81等を備えている。また、CPU71、ROM72、RAM73、入出力インターフェース(I/F)74、通信用インターフェース(I/F)75、及びモデム81は、バス線82により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。また、入出力I/F74には、FDD77を駆動制御するFDC76を介してFDD77、HDD79を駆動制御するHDC78を介してHDD79、表示装置コントローラ80、文字や記号等を入力するためのキーボード90、及び印字用データや上記消費税処理(S5)を実行するための制御プログラム等をCD−ROM86に書き込み及び読み込むためのCDリード・ライター(CD−R/W)84が接続されている。また、モデム81には電話回線83が接続され、印字用データや上記消費税処理(S5)を実行するための制御プログラム等を外部のコンピュータ装置等に送信可能に構成されている。 【0085】 また、コンピュータ装置70には、入出力I/F74を介して液晶表示装置88の表示画面上の座標を入力するためのマウス91が接続されている。また、コンピュータ装置70には、通信用I/F75及びインターフェースケーブルS1を介して上記テープ印字装置1などの外部装置が接続される。 【0086】 CPU71は、コンピュータ装置70全体を制御し、後述のようにハードディスクドライブ79に記憶されたプログラムやパラメータデータに基づいて、上記消費税処理(S5)等の制御動作に関する全てのデータを管理する。また、上記消費税処理(S5)を実行し、決定された「税込み価格」と「税抜き価格」とを一時、RAM73に記憶後、インターフェースケーブルS1を介してテープ印字装置1に出力する。 また、ROM72には、一般のパーソナルコンピュータと同様に電源投入時にコンピュータ装置70を立ち上げてCPU71を起動させるための起動プログラムが格納されている。 また、RAM73は、CPU71が種々の制御を実行する際に、各種データを一時的に記憶するものである。 【0087】 ここで、図19に示すように、RAM73には、上記RAM45の編集入力領域45Bに相当する編集入力領域73A、上記RAM45の表示画像バッファ45Cに相当する表示画像バッファ73B、上記RAM45のワーク領域45Dに相当するワーク領域73Cが設けられている。 また、通信用I/F75は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等から構成され、外部のテープ印字装置1等と双方向データ通信が可能になっている。 また、HDD79に装着されるハードディスクには、MS−DOS(登録商標)やウィンドウズ(登録商標)システム等の各種オペレーティングシステム(OS)に加えて、外部の電子機器に対して上記消費税処理(S5)を実行するためのプログラム等のデータの送受信を行うための通信用プロトコル、当該OSにて実行可能なワープロソフトや印刷用データ作成ソフト等の各種アプリケーションプログラムが必要に応じて格納されている。 【0088】 また、図20に示すように、HDD79には、上記ROM43の消費税処理プログラム記憶領域43Aに相当する消費税処理プログラム記憶領域79Aが設けられ、入力された金額から消費税込み金額又は消費税抜き金額を計算して「税込み価格」と「税抜き価格」をLCD88に表示するなどの上記消費税処理(S5)を実行するための消費税処理プログラムが予め格納されている。 また、HDD79には、上記印刷処理プログラム記憶領域43Bに相当する印刷処理プログラム記憶領域79Bが設けられ、消費税込み金額又は消費税抜き金額をラベルデータとして被印字テープ36に印字するための印字データを作成するための処理プログラムが格納されている。 また、HDD79には、上記計算方法記憶領域43Cに相当する計算方法記憶領域79Cが設けられ、入力された金額の消費税込み金額を計算する場合に、1円(単位通貨)未満の数値を切り捨てる切り捨て計算方法(第1計算方法)、1円(単位通貨)未満の数値を四捨五入する四捨五入計算方法(第2計算方法)、1円(単位通貨)未満の数値を切り上げる切り上げ計算方法(第3計算方法)が予め格納されている。 また、HDD79には、上記フラッシュメモリ44の税率記憶領域44Aに相当する税率記憶領域79Dが設けられており、消費税の税率(例えば、5%等)が予め格納されている。 更に、HDD79には、選択計算方法記憶領域44Bに相当する選択計算方法記憶領域79Eが設けられ、税込み価格を計算した際に使用した計算方法が格納される。 【0089】 従って、コンピュータ装置70はHDD79に格納される各プログラムを読み込むことによって、ユーザは、LCD88に並列表示された各税込み額から希望する税込み額を選択するだけで、「税込み価格」と「税抜き価格」とを迅速に決定できる。また、この決定した「税込み価格」と「税抜き価格」のデータをインターフェースケーブルS1を介してテープ印字装置1に出力することにより、ユーザは、この選択した税込み価格を含むラベルデータが印字されたラベルを容易に得ることができ、税込み価格が印字されたラベル作成の作業性の向上を図ることができる。 【図面の簡単な説明】 【0090】 【図1】本実施形態に係るテープ印字装置の概略外観図で、(A)は概略上方外観図、(B)は概略右側方外観図である。 【図2】本実施形態に係るテープ印字装置に装着されるテープカセットのカバーを外した場合の平面図である。 【図3】本実施形態に係るテープ印字装置の制御構成を示すブロック図である。 【図4】本実施形態に係るテープ印字装置の文書編集、消費税処理や印刷処理等の制御処理を示すメインフローチャートである。 【図5】本実施形態に係るテープ印字装置の初期設定処理を示すサブフローチャートである。 【図6】本実施形態に係るテープ印字装置の消費税処理を示すサブフローチャートである。 【図7】本実施形態に係るテープ印字装置の液晶ディスプレイに表示される画面表示の一例を示す図で、(A)は消費税の税率設定時、(B)は消費税の計算モード設定時の画面表示の一例である。 【図8】本実施形態に係るテープ印字装置の税抜き金額から税込み金額を計算する計算モードの「税抜き→税込みモード処理」を示すサブフローチャートである。 【図9】本実施形態に係るテープ印字装置の税抜き金額から税込み金額を計算する計算モードの「税抜き→税込みモード処理」を実行する場合に、液晶ディスプレイに表示される画面表示の一例を示す図で、(A)は税抜き価格入力時、(B)は各計算方法で計算した税込み金額の結果表示時、(C)は計算条件選択時の画面表示の一例である。 【図10】本実施形態に係るテープ印字装置の税込み金額から税抜き金額を計算する計算モードの「税込み→税抜きモード処理」を示すサブフローチャートである。 【図11】本実施形態に係るテープ印字装置の税抜き価格計算及びその計算結果から検算する処理の「税抜き価格計算・計算結果から検算処理」を示すサブフローチャートである。 【図12】本実施形態に係るテープ印字装置の税込み金額から税抜き金額を計算する計算モードの「税込み→税抜きモード処理」を実行する場合に、液晶ディスプレイに表示される画面表示の一例を示す図で、(A)は税込み価格入力時、(B)は入力された税込み価格から算出した税抜き価格の検算結果が一致した場合に表示される「税込み価格」と「税抜き価格」との表示画面である。 【図13】本実施形態に係るテープ印字装置の税込み金額から税抜き金額を計算する計算モードの「税込み→税抜きモード処理」を実行する場合に、液晶ディスプレイに表示される画面表示の一例を示す図で、(A)は税込み価格入力時、(B)は入力された税込み価格から算出した税抜き価格の検算結果が一致しない場合に表示される「エラーメッセージ」と変更可能な「税込み価格」と「税抜き価格」との組み合わせの表示画面である。 【図14】本実施形態に係るテープ印字装置の印刷処理を示すサブフローチャートである。 【図15】本実施形態に係るテープ印字装置の印刷モード決定時に液晶ディスプレイに表示される印刷レイアウト選択画面の一例を示す図で、(A)〜(D)はカセット収納部に収納されたテープカセットのテープ幅が6mm〜9mmの場合、(A)〜(F)はカセット収納部に収納されたテープカセットのテープ幅が12mm〜18mmの場合にカーソルキーを押下する毎に表示される表示画面である。 【図16】本実施形態に係るテープ印字装置の印刷モード決定時に液晶ディスプレイに表示される「書体」と「枠あり・枠なし」とを選択する表示画面の一例を示す図で、(A)は書体を選択する状態を示す表示画面、(B)は「枠あり・枠なし」を選択する状態を示す表示画面である。 【図17】本実施形態に係るテープ印字装置の各種印刷モードに対する「税込み価格」と「税抜き価格」とのテープ幅18mmの印刷テープへ印刷した各種印刷例を示す図である。 【図18】他の実施形態に係るコンピュータ装置の制御構成を示すブロック図である。 【図19】他の実施形態に係るコンピュータ装置のRAMの構成を示すブロック図である。 【図20】他の実施形態に係るコンピュータ装置のHDDの構成を示すブロック図である。 【符号の説明】 【0091】 1 テープ印字装置 6 キーボード 7 液晶ディスプレイ 9 サーマルヘッド 13A 機能キー 13B 消費税キー 13C 印刷モード選択キー 21 テープカセット 36 被印字テープ 40 制御回路部 41 CPU 43 ROM 44 フラッシュメモリ 45 RAM 43A 消費税処理プログラム記憶領域 43B 印刷処理プログラム記憶領域 43C 計算方法記憶領域 44A 税率記憶領域 44B 選択計算方法記憶領域 45A 印字バッファ 45B 編集入力領域 45C 表示画像バッファ 45D ワーク領域 51、53、55 駆動回路 52 テープ送りモータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005267 【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社 【住所又は居所】愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
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| 【出願日】 |
平成16年3月31日(2004.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098431 【弁理士】 【氏名又は名称】山中 郁生
【識別番号】100097009 【弁理士】 【氏名又は名称】富澤 孝
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| 【公開番号】 |
特開2005−288871(P2005−288871A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月20日(2005.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−107081(P2004−107081) |
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