トップ :: B 処理操作 運輸 :: B41 印刷;線画機;タイプライタ−;スタンプ




【発明の名称】 画像形成装置
【発明者】 【氏名】小柳 剛
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内

【氏名】河本 益雄
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内

【要約】 【課題】本発明は、手作業による煩雑な微調整を行うことなく、画像と用紙の位置ずれの修正を精度良く行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。

【解決手段】給紙カセット12は、紙幅ガイド板31を備えている。所定の基準画像情報に基づく基準画像を用紙11に形成後、用紙11のセンターb’ (即ち、用紙11の主走査方向における中心軸)の位置と光軸a’の位置の位置ずれ量A’を測定する。次いで、図3(b)に示す様に、当該位置ずれ量A’に基づいて光軸a’を調整し、レーザ露光走査部10におけるレーザ光Bの書込センターである光軸a’の位置を用紙11のセンターb’の位置に一致させ、光軸a’と用紙11のセンターb’の位置ずれを修正する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
感光体と、レーザ光の照射により前記感光体に対して画像情報を露光するレーザ露光走査手段と、前記感光体に向けて用紙を供給する給紙手段を備えた画像形成装置において、
所定の基準画像情報を記憶する第1の記憶手段と、前記レーザ露光走査手段を用いて前記所定の基準画像情報を前記感光体に露光し、前記基準画像情報に基づく基準画像を前記用紙に形成したときの出力情報に基づいて測定された、前記レーザ光の光軸と前記用紙の主走査方向における中心軸との位置ずれ量を記憶する第2の記憶手段と、前記位置ずれ量に基づいて、前記光軸の位置が前記中心軸の位置と一致する様に前記光軸の位置を調整する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記給紙手段には、前記用紙を収納した複数の給紙カセットが設けられており、前記制御手段は、前記複数の給紙カセットの各々に収容された前記用紙に対して、前記光軸の位置の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
複写原稿の画像を読み取る原稿読取手段を更に備えており、前記原稿読取手段には、前記位置ずれ量の値を入力するための操作パネルが配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置であって、給紙カセット内に積層された用紙に形成される画像の位置を調整することにより、用紙の適正な位置に画像を形成することができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、ファクシミリやプリンタ装置等の画像形成装置における給紙カセットには、各種用紙サイズに応じた用紙幅の設定を行うべく、積層された用紙の両側面に紙幅ガイド板が設けられている。この紙幅ガイド板は、用紙の搬送方向に対して鉛直方向に駆動可能となっており、給紙カセット内に用紙を補給する際には、ユーザーが当該紙幅ガイド板を駆動し、用紙の両側面に紙幅ガイド板を接触させて、各種用紙サイズに応じた用紙幅を設定することが一般的に行われている。
【0003】
そして、画像形成を行う際には、まず、画像形成部に設けられた帯電ユニットにより一様に帯電された感光体ドラムに対して、レーザ露光装置により、当該感光体ドラムの軸方向(主走査方向)にレーザ光を走査して感光体ドラム上に静電潜像を形成し、現像ユニットにより、その静電潜像にトナーを付着させトナー像が形成される。次いで、転写ユニットにより、給紙部に設けられた上述の給紙カセットから感光体ドラムに向けて供給された用紙上に感光体ドラムからトナー像が引き寄せられて転写される。トナー像が転写された用紙は定着部に搬送されるとともに、そのトナー像が転写紙上に定着され、画像形成装置外に排出される。
【0004】
しかし、この様な画像形成装置においては、生産工程における給紙部の組み立て誤差により、単に、用紙の両側面に紙幅ガイド板を接触させて、各種用紙サイズに応じた用紙幅を設定するだけでは、給紙カセット内の用紙の収容位置にずれが生じ、その結果、用紙の適正位置に画像を形成することができないという不都合が生じていた。
【0005】
そこで、この様な画像データと用紙の位置ずれを解消し、用紙上の適正な位置に画像を形成すべく、給紙カセット内の用紙のセット位置を調整するための位置調整手段を備えた画像形成装置が提案されている。この画像形成装置は、図6(a)に示す様に、紙幅ガイド板51を備える給紙カセット50を有しており、当該給紙カセット50には、紙幅ガイド板51を主走査方向(即ち、用紙52の搬送方向と垂直な方向)に移動させるための長孔53が形成されている。又、この長孔53には、紙幅ガイド板51を移動させる際の指標としてメモリが形成されており、所定の画像パターンに従った画像を用紙52に形成後、図6(b)に示す様に、上記メモリを参考に用紙52の余白部分が左右均等になるように紙幅ガイド板51を調整し、給紙カセット50に収容された用紙52のセット位置を調整することにより、用紙52のセンターb(即ち、用紙52の主走査方向における中心軸)の位置をパターン画像のセンターa(即ち、露光装置におけるレーザ光の書込センターである光軸)の位置に一致させ、パターン画像のセンターaと用紙52のセンターbの位置ずれ量Aを修正している(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−314940号公報(第4−5頁、第3−5図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、パターン画像のセンターaと用紙52のセンターbの位置ずれの修正を行う際には微調整が必要な場合が多いが、上記従来の画像形成装置においては、上述のごとく、パターン画像のセンターaと用紙52のセンターbの位置ずれの修正を行う際に、紙幅ガイド板51の調整をユーザーの手作業により行わなければならないため、紙幅ガイド板51の調整精度が悪く、上記位置ずれの修正が不完全となる恐れがあった。又、この様に微調整が必要な煩雑な手作業を作業員が行わなければならないという問題もあった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決し、手作業による煩雑な微調整を行うことなく、画像と用紙の位置ずれの修正を精度良く行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、感光体と、レーザ光の照射により感光体に対して画像情報を露光するレーザ露光走査手段と、感光体に向けて用紙を供給する給紙手段を備えた画像形成装置において、所定の基準画像情報を記憶する第1の記憶手段と、レーザ露光走査手段を用いて所定の基準画像情報を感光体に露光し、基準画像情報に基づく基準画像を用紙に形成したときの出力情報に基づいて測定された、レーザ光の光軸と用紙の主走査方向における中心軸との位置ずれ量を記憶する第2の記憶手段と、位置ずれ量に基づいて、光軸の位置が中心軸の位置と一致する様に光軸の位置を調整する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
又、本発明の画像形成装置は、給紙手段には、用紙を収納した複数の給紙カセットが設けられており、制御手段は、複数の給紙カセットの各々に収容された用紙に対して、光軸の位置の調整を行うことを特徴とする。
【0011】
更に、本発明の画像形成装置は、複写原稿の画像を読み取る原稿読取手段を更に備えており、原稿読取手段には、位置ずれ量の値を入力するための操作パネルが配置されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
【0013】
図1に示す様に、この画像形成装置1は、画像形成装置1の上部に配設され複写原稿を搬送する原稿搬送部2と、この原稿搬送部2の下部に配設され複写原稿の画像を読み取る原稿読取部3と、一方向(図中のR方向)に回転する像端持体である感光体ドラム4、及び、当該感光体ドラム4に対向するとともに、感光体ドラム4の上記回転方向に沿って配設された帯電ユニット5、現像ユニット6、転写ユニット7、及びクリーニングユニット8から構成される画像形成部9と、感光体ドラムの上方に近接して設けられ、レーザ光照射により前記感光体ドラム4に対して画像情報を露光するレーザ露光走査部10と、用紙11を収納した複数の給紙カセット12、及び、これら給紙カセット12の各端部上方に配設され感光体ドラム4に向けて用紙11を供給する給紙ユニット13から構成される給紙部14と、転写ユニット7から用紙11を受け入れる定着部15と、この定着部15から用紙を受け入れ画像形成装置1の外部に用紙を排出する排出部16とを備えている。
【0014】
この様な構成のもとで、複写原稿は原稿搬送部2により原稿読取部3に搬送されて、この原稿読取部3によりその複写原稿の画像が読み取られ、これとともに感光体ドラム4の表面は帯電ユニット5により一様に帯電させられる。次いで、原稿読取部3によって読み取られた画像に基づく光が、レーザ露光走査部10により感光体ドラム4の表面に照射されてその画像の静電潜像が形成され、その後、現像ユニット6によりその静電潜像にトナーを付着させトナー像が形成される。
【0015】
更に、給紙カセット12に収納された用紙11は、給紙ユニット13により用紙供給経路17を経由して感光体ドラム4と転写ユニット7との間に供給され、次いで、この転写ユニット7により感光体ドラム4からトナー像が用紙11上に引き寄せられて転写される。その後、トナー像が転写された用紙11は感光体ドラム4から分離されて、用紙搬送経路18を経由して定着部15に搬送され、この定着部15によりそのトナー像が転写紙上に定着される。
【0016】
一方、転写ユニット7によるトナー像転写後、感光体ドラム4の表面に残留するトナーは、クリーニングユニット8により完全に除去される。そして、残留トナーが除去された感光体ドラム4は、複数のLED等で構成された不図示の除電ユニットによりその表面の残留電荷が除去され、帯電ユニット5に至る。
【0017】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるレーザ露光走査部について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるレーザ露光走査部の全体構成を示す概略図である。図2に示されたレーザ露光走査部10は、光源である半導体レーザ20から光ビームであるレーザビームBを発生させ、コリメータレンズ21によって平行化した上で、シリンドリカルレンズ22により集光させ、その後、回転多面鏡23の反射面24に入射させ、回転多面鏡23の回転による主走査により主走査方向Xに走査され、回転多面鏡23とともに走査結像手段を構成する結像レンズ25を経るとともに、反射ミラー26により反射され、感光体ドラム4の副走査方向Yへの回転により感光体ドラム4上の結像面に結像させ、感光体ドラム4に静電潜像を形成するものである。
【0018】
ここで、半導体レーザ20から発生したレーザビームBは、コリメータレンズ21により平行光束とされる。これは、半導体レーザ20は広がり角を有しているため、レーザビームBを平行光にする必要があるからである。
【0019】
コリメータレンズ21により平行光束とされたレーザビームBは、シリンドリカルレンズ22により、回転多面鏡23の反射面24に線状に集光される。これは、回転多面鏡23の面倒れによって、感光体ドラム4に結像する点像に歪が発生するのを防止するためである。
【0020】
回転多面鏡23は、多面体(一般には5〜10角程度)のミラーであり、中心軸27に取り付けられた回転モータ28(図1参照)により一定の角速度で高速回転を行う。シリンドリカルレンズ22により集光されたレーザビームBは、回転多面鏡23により角度を変えて放射状に反射され、感光体ドラム4の軸方向(主走査方向X)に当該レーザビームBを走査することが可能となる。
【0021】
結像レンズ25は、球面レンズ部とトーリックレンズ部からなり、シリンドリカルレンズ22と同様に感光体ドラム4上の点像の歪を防ぐ機能を有するとともに、前記点像が感光体ドラム4上で主走査方向Xに等速度で走査されるように補正する機能を有する。この様な補正を必要とするのは、回転多面鏡23から感光体ドラム4までの距離は、感光体ドラム4の端部と中央部では異なるため、一定速度で回転する回転多面鏡23に一定間隔でON/OFFを繰り返すレーザ光を照射しても、感光体ドラム4上での走査速度は一定にならないため、回転多面鏡23により広がったレーザ光の反射角度を絞り込んで偏向し、感光体ドラム4上に等間隔にレーザ光を投光する必要があるからである。尚、図中、一点鎖線で示したa’は、レーザ露光走査部10におけるレーザ光Bの光軸(即ち、レーザ光Bの書込センター)を示している。
【0022】
レーザビームBは、検出用の反射ミラー29によって反射され、光センサ30が反射ミラー29により反射されたレーザビームBを受光し、図示しないコントローラにおいて書き込み開始信号に変換されて半導体レーザ20に送信される。半導体レーザ20は書き込み開始信号を受けてレーザビームBの書き込み変調を開始する。この様に、レーザビームBの書き込み変調のタイミングを調節することで、感光体ドラム4上に形成される静電潜像の書き込み開始(書き出し)位置を制御する。
【0023】
ここで、上述のごとく、生産工程における給紙部の組み立て誤差等により、用紙の適正位置に画像を形成することができないという不都合が生じるため、この様な画像データと用紙の位置ずれを解消し、用紙上の適正な位置に画像を形成すべく、図3に示す、複数の給紙カセット12の各々に収容された用紙11に対して、用紙11のセンターb’(即ち、用紙11の主走査方向における中心軸)の位置とレーザ露光走査部10におけるレーザ光Bの書込センターである光軸a’の位置を一致させ、これらの位置ずれを修正する必要があるが、本実施形態においては、用紙11のセンターb’と光軸a’のうち、光軸a’の位置を調整することにより、用紙11のセンターb’の位置と光軸a’の位置を一致させ、位置ずれを修正する点に特徴がある。
【0024】
即ち、図3(a)に示す様に、本実施形態に係る画像形成装置1における給紙カセット12は、紙幅ガイド板31を備えており、所定の基準画像情報に基づく基準画像を用紙11に形成後、用紙11のセンターb’の位置と光軸a’の位置の位置ずれ量A’を測定し、次いで、図3(b)に示す様に、当該位置ずれ量A’に基づいて光軸a’の位置を調整することにより、光軸a’の位置を用紙11のセンターb’の位置に一致させ、光軸a’と用紙11のセンターb’の位置ずれを修正することを特徴としている。以下、この点に関して、図を用いて詳しく説明する。
【0025】
図4は、図1に示した画像形成装置の駆動制御を行う制御系を示したブロック図である。ここで、図4に示す様に、画像形成装置1は、制御手段として機能するマイクロコンピュータであり、各種判断を行うとともに各種機能を有するCPU(中央処理装置)32と、各処理プログラム、及び固定データを格納するとともに、所定の基準画像に応じた基準画像情報(又は、基準画像データ)が記憶された第1の記憶手段であるROM33と、上記各調整工程において測定されたレーザ光Bの光軸a’と用紙11のセンターb’の位置ずれ量A’を記憶する第2の記憶手段として機能する不揮発性メモリ34と、図1に示した原稿読取部3に配置され、各調整工程における位置ずれ量Aの値を入力するための操作パネル35と、画像形成部9の制御を行う画像形成制御部36と、レーザ露光走査部10の制御を行うレーザ露光走査制御部37と、給紙部14の制御を行う給紙制御部38とを有している。又、CPU32には、これらのROM33、不揮発性メモリ34、操作パネル35、画像形成制御部36、レーザ露光走査制御部37、及び給紙制御部38が接続されている。
【0026】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置における用紙のセンターの位置と光軸の位置の位置ずれの調整工程について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における用紙のセンターの位置と光軸の位置の位置ずれの調整工程の手順を示すフローチャートである。
【0027】
図5において、まず、CPU32は、給紙制御部38を制御して、給紙部14のうち、上段の給紙カセット12より、画像形成部9に用紙11を供給させるとともに、ROM33に記憶されている所定の基準画像に応じた基準画像情報を読み出す(ステップS1)。次いで、CPU32は、レーザ露光走査制御部37を制御し、レーザ露光走査部10により、上記所定の基準画像情報を感光体ドラム4に露光させるとともに、画像形成制御部36を制御して、画像形成部9により、基準画像情報に基づく基準画像を用紙11に形成し(ステップS2)、排出部16を経由して当該用紙11を画像形成装置1の外部に排出させ(ステップS3)、基準画像情報に基づく基準画像を用紙11に形成したときの情報を出力する。
【0028】
次に、作業員は、図3(a)において説明した様に、排出された用紙11のセンターb’の位置と光軸a’の位置の位置ずれ量A’を測定し(ステップS4)、当該位置ずれ量A’を操作パネル35により入力することにより、不揮発性メモリ34に記憶させる(ステップS5)。即ち、作業員は、上記基準画像情報に基づく基準画像を用紙11に形成したときの出力情報に基づいて、レーザ光Bの光軸a’と用紙11のセンターb’との位置ずれ量A’を測定し、第2の記憶手段である不揮発性メモリ34が当該位置ずれ量A’を記憶する。
【0029】
次いで、CPU32は、給紙制御部38を制御して、給紙部14のうち、最上段の給紙カセット12より、画像形成部9に用紙11を供給させるとともに、ROM33に記憶されている上記基準画像情報と、不揮発性メモリ34に記憶された上記位置ずれ量A’を読み出す(ステップS6)。次いで、CPU32は、レーザ露光走査制御部37を制御して、図3(b)において説明した様に、当該位置ずれ量A’に基づいて、光軸a’の位置が用紙11のセンターb’の位置と一致する様に、光軸a’の位置を調整し(ステップS7)、画像形成制御部36を制御して、光軸a’の位置が調整された画像情報に基づく画像を用紙11上に形成し(ステップS8)、排出部16を経由して当該用紙11を画像形成装置1の外部に排出する(ステップS9)。
【0030】
次に、以上に説明したステップS1〜S9の調整工程を、図1に示した中段、及び下段の給紙カセット12に収容された用紙11に対しても行う。即ち、CPU32は、複数の給紙カセット12の各々に収容された用紙11に対して、上述の光軸a’の位置の調整を行う。
【0031】
以上に説明した様に、本実施形態においては、光軸a’と用紙11のセンターb’の位置ずれの修正を行う際に、光軸a’の位置を用紙11のセンターb’の位置に一致する様に、位置ずれ量A’に基づいて光軸a’の位置を調整する構成としているため、図6に示した従来技術のごとく、紙幅ガイド板51の調整を作業員の手作業により行う必要がない。従って、精度が低く、かつ微調整が必要な煩雑な手作業を行う必要がなくなるとともに、紙幅ガイド板31を固定したままで、画像と用紙の位置ずれの修正を精度良く行うことが可能になる。
【0032】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各部の構造、形状等を適宜変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明した様に、本発明によれば、精度が低く、かつ微調整が必要な煩雑な手作業を行うことなく、画像と用紙の位置ずれの修正を精度良く行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるレーザ露光走査部の全体構成を示す概略図である。
【図3】は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における用紙のセンターの位置とレーザ露光走査部におけるレーザ光の書込センターである光軸の位置ずれの調整工程を説明するための図である。
【図4】は、図1に示した画像形成装置の駆動制御を行う制御系を示したブロック図である。
【図5】は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における用紙のセンターの位置と光軸の位置の位置ずれの調整工程の手順を示すフローチャートである。
【図6】は、従来に係る画像形成装置における用紙のセンターの位置とレーザ露光走査部におけるレーザ光の書込センターである光軸の位置ずれの調整工程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 原稿搬送部
3 原稿読取部
4 感光体ドラム
5 帯電ユニット
6 現像ユニット
7 転写ユニット
8 クリーニングユニット
9 画像形成部
10 レーザ露光走査部
11 用紙
12 給紙カセット
13 給紙ユニット
14 給紙部
15 定着部
16 排出部
17 用紙供給経路
20 半導体レーザ
21 コリメータレンス
22 シリンドリカルレンズ
23 回転多面鏡
25 結像レンズ
26 反射ミラー
31 紙幅ガイド板
【出願人】 【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラミタ株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
【出願日】 平成15年7月16日(2003.7.16)
【代理人】 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫

【公開番号】 特開2005−35026(P2005−35026A)
【公開日】 平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願番号】 特願2003−197676(P2003−197676)