| 【発明の名称】 |
複合加工機を用いた生産装置及び生産方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】古嶋 郁男 【住所又は居所】愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番地 ヤマザキマザック株式会社本社工場内
【氏名】羽田野 栄 【住所又は居所】愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番地 ヤマザキマザック株式会社本社工場内
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| 【要約】 |
【課題】対向する2台の主軸を有する旋盤系複合加工機を用いて、ユニットを構成する2種類のワークを同時に生産する。
【解決手段】複合加工機の第1主軸110で素材を把持し、第2主軸120で芯押しをしつつ、ワークWBに対向する部分に第1工程の加工を施す。ワークWBを第2主軸120で把持し、ワークWAと分断する。ワークWAに下刃物台220で第1工程の加工を施し、ワークWBに上刃物台210で第2工程の加工を施す。完成したワークWBを上刃物台210に装備されるワークハンドで機外へ搬出し、ワークWAを第2主軸120に受渡し、第2工程の加工を施してワークを完成させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対向して配設される第1主軸及び第2主軸と、2台の主軸を結ぶ軸線の上部に配設されるワークハンドを有する上刃物台と、軸線の下部に配設される下刃物台を備えた複合加工機と、第2主軸での加工が完了したワークを機外へ搬出するコンベアを備え、 第1主軸で把持したワークを加工し、ワークを第2主軸でも把持して中央部を切断し、第1主軸と第2主軸で加工を施すことによりユニットを構成する2個のワークを同時に生産する生産装置。 【請求項2】 対向して配設される第1主軸及び第2主軸と、2台の主軸を結ぶ軸線の上部に配設されるワークハンドを有する上刃物台と、軸線の下部に配設される下刃物台を備えた複合加工機を用いた生産方法であって、 第1の主軸で把持したワークの第2主軸側に第1工程の加工を施す工程と、第1加工工程が施されたワークを第2主軸で把持して第1主軸で把持されたワークから切断する工程と、 第1主軸で把持されたワークに第1工程の加工を施すとともに、第2主軸で把持されたワークに第2工程の加工を施す工程と、 第2主軸で加工が完了したワークを搬出する工程と、 第1主軸で把持されたワークを第2主軸へ受渡す工程と、 第2主軸に受渡されたワークに第2工程の加工を施す工程と、 第2主軸で加工が完了したワークを搬出し、先のワークとともにユニットを構成するワークの生産方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、複数の部品により構成されるユニットを1台の機械上で生産する複合加工機を用いた生産装置と生産方法に関する。 【背景技術】 【0002】 素材から最終部品を加工することができる複合加工工作機械を有する加工装置を複数設け、加工された複数種類の最終部品を組立てて製品を生産する機械生産設備は、下記の特許文献に開示されている。 【特許文献1】特開2002−73139号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明は、1台の旋盤系複合加工機により部品のユニットを構成する複数の部品を生産する生産装置と生産方法を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明の生産装置は、対向して配設される第1主軸及び第2主軸と、2台の主軸を結ぶ軸線の上部に配設されるワークハンドを有する上刃物台と、軸線の下部に配設される下刃物台を備えた複合加工機と、第2主軸での加工が完了したワークを機外へ搬出するコンベアを備え、第1主軸で把持したワークを加工し、ワークを第2主軸でも把持して中央部を切断し、第1主軸と第2主軸で加工を施すことによりユニットを構成する2個のワークを同時に生産するものである。 【0005】 また、本発明の生産方法は、対向して配設される第1主軸及び第2主軸と、2台の主軸を結ぶ軸線の上部に配設されるワークハンドを有する上刃物台と、軸線の下部に配設される下刃物台を備えた複合加工機を用い、第1の主軸で把持したワークの第2主軸側に第1工程の加工を施す工程と、第1加工工程が施されたワークを第2主軸で把持して第1主軸で把持されたワークから切断する工程と、第1主軸で把持されたワークに第1工程の加工を施すとともに、第2主軸で把持されたワークに第2工程の加工を施す工程と、第2主軸で加工が完了したワークを搬出する工程と、第1主軸で把持されたワークを第2主軸へ受渡す工程と、第2主軸に受渡されたワークに第2工程の加工を施す工程と、第2主軸で加工が完了したワークを搬出し、先のワークとともにユニットを構成するものである。 【発明の効果】 【0006】 本発明によれば、複数の部品によりユニットを構成する機器を効率よく生産することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 図1は、本発明の生産装置の正面図、図2は右側面図である。 全体を符号1で示す生産装置は、旋盤系複合加工機10と、複合加工機10に装備されたコンベア40を備える。 【0008】 旋盤系複合加工機10は、対向して配設される第1主軸110と、第2主軸120を有する。また、2つの主軸の上側には、上刃物台210を備え、下側には下刃物台220(図3以下に表示する)を備える。上刃物台210は、各種の加工工具を装備するとともに、加工されたワークWを取り出すことができるワークハンド212を有する。コンベア40は、加工されたワークWを機外へ搬出する。 搬出されたワークWは、オペレータP1によりユニットに組立が可能となる。 【0009】 図3以下に本発明の生産方法を示す。 図3は生産の第1工程を示す。素材S1を第1主軸110で把持し、下刃物台220のセンター222で、素材S1の端部を押しつつ、上刃物台210で後工程でワークWBとしてローラカムに加工される部分の第1工程の旋削加工を行う。 【0010】 図4は第2工程を示す。ワークWBの端部を第2主軸120で把持し、第1主軸110と同期回転させて、上刃物台210の工具により素材をワークWAとワークWBに切削する。 【0011】 図5は第3工程を示す。第1主軸110ではワークWA(ローラシャフト)の第1工程(外径、スロッター)の加工を行い、同時に第2主軸120では、ワークWB(ローラカム)の第2工程(端面、外径、内径の旋削加工とエンドミル加工)の加工を行う。 【0012】 図6は第4工程を示す。第1主軸110では、ワークWA(ローラシャフト)の端面、外径穴加工を行い、同時に第2主軸120では、ワークWB(ローラカム)の端面、外径加工を行う。 【0013】 図7は第5工程を示す。上刃物台210のワークハンド212により、第2主軸120側で加工が完了したワークWB(ローラカム)を把持し、コンベア40に装備された治具42へ移送する。 【0014】 図8は第6工程を示す。ワークWA(ローラシャフト)を第1主軸110から第2主軸120へ、自動で受渡しする。 【0015】 図9は第7工程を示す。第2主軸120へ受渡されたワークWA(ローラシャフト)に第2工程(端面、内径、V溝のミル加工)加工を行う。 加工が完了したワークWA(ローラシャフト)は、上刃物台210のワークハンド212により、コンベア40上の治具42にワークWB(ローラカム)と並べて置かれる。 【0016】 すなわち、治具42上には、1つのユニットを構成する2つの異なるワークWA、ワークWBがセットで置かれることとなる。 このワークのセットをコンベアで機外へ搬出し、組立て工程へ移行する。 ワークの種類によっては、治具42を省略して、コンベア40で直接にワークを搬出することも可能である。 【0017】 図10は、ローラカムであるワークWBの外観を示し、図11は、ローラシャフトであるワークWAの外観を示す。 ユニットを構成する2つのワークは、ローラカムとローラシャフトに限らず、種々の部品に適用される。 【図面の簡単な説明】 【0018】 【図1】本発明の生産装置を示す正面図。 【図2】本発明の生産装置を示す右側面図。 【図3】本発明の生産方法を示す説明図。 【図4】本発明の生産方法を示す説明図。 【図5】本発明の生産方法を示す説明図。 【図6】本発明の生産方法を示す説明図。 【図7】本発明の生産方法を示す説明図。 【図8】本発明の生産方法を示す説明図。 【図9】本発明の生産方法を示す説明図。 【図10】本発明により生産されるワークの外観図。 【図11】本発明により生産されるワークの外観図。 【符号の説明】 【0019】 1 生産装置 10 複合加工機 40 コンベア装置 110 第1主軸 120 第2主軸 210 上刃物台 220 下刃物台 S1 素材 WA,WB ワーク
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| 【出願人】 |
【識別番号】000114787 【氏名又は名称】ヤマザキマザック株式会社 【住所又は居所】愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番地
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| 【出願日】 |
平成16年1月20日(2004.1.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000062 【氏名又は名称】特許業務法人第一国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2005−205508(P2005−205508A) |
| 【公開日】 |
平成17年8月4日(2005.8.4) |
| 【出願番号】 |
特願2004−12068(P2004−12068) |
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