トップ :: B 処理操作 運輸 :: B07 固体相互の分離;仕分け




【発明の名称】 篩スクリーンレベル検出器
【発明者】 【氏名】デール・エー・ドゥメゾン

【要約】 【課題】微細粉体を濾過し、断裂及び/又は覆い隠された篩スクリーンの発生を減じ及び又は検出する、微細紛体を濾過するための濾過装置を提供すること。

【解決手段】材料入口(24)及び材料出口(26)と、材料(M)が篩スクリーン(14)を通過して材料出口(26)に入ることにより篩(12)を出るように、材料入口(24)と材料出口(26)との間の篩(12)内に配置される篩スクリーン(14)と、を備える、細粉材料(M)を濾過する濾過装置(10)の篩スクリーンレベル検出器。入口弁(22)は、材料入口(24)を通じて篩(12)内に入る材料(M)の流れを制御する。篩スクリーンレベル検出器組立体(20)は、篩スクリーン(14)に蓄積した材料(M)のレベルを検出し、このレベルを示すレベル検出信号(66)を発信する。プログラム可能な論理制御器(60)はレベル検出信号(66)を受信し、少なくとも部分的にこの受信したレベル検出信号に基づいて入口弁(22)を制御し、これにより材料入口(24)内への材料(M)の流れを制御する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
細粉材料を濾過する濾過装置であって、
材料入口及び材料出口を具備する篩と、
前記材料入口を通じて前記篩内に入る材料の流れを制御する入口弁と、
前記材料が前記篩スクリーンを通過して前記材料出口に入り、それによって前記篩を出るように、前記材料入口と前記材料出口との間の前記篩内に配置した篩スクリーンと、
前記篩スクリーンに蓄積した材料のレベルを検出し、前記レベルを示すレベル検出信号を発信する篩スクリーンレベル検出器組立体と、
前記レベル検出信号を受信し、この受信したレベル検出信号に少なくとも一部依存して前記入口弁を制御し、これにより前記材料入口内への材料の流れを制御するプログラム可能な論理制御器と、を備える濾過装置。
【請求項2】
前記プログラム可能な論理制御器は、前記入口弁に入口弁制御信号を発信し、前記入口弁制御信号は前記レベル検出信号の少なくとも一部に依存する、請求項1に記載の濾過装置。
【請求項3】
前記篩スクリーンレベル検出器が、
前記材料入口と前記篩スクリーンとの中間の前記篩内に配置され、該篩スクリーンから所定距離だけ間隔をおいて配置されたオリフィスを具備する検出ガス供給系路と、
前記検出ガス供給系路及び前記オリフィスを通じて検出圧力で流れる検出ガスと、
前記検出ガス供給系路と協働し、前記検出ガス供給系路の前記検出ガスの圧力を検出し、前記検出ガス供給系路の前記検出ガスの圧力が第1の所定閾値だけ前記検出圧力を超えた時に前記レベル検出信号を付勢する圧力スイッチと、を備える、請求項1に記載の濾過装置。
【請求項4】
前記篩内へのパージガスの流れをさらに備え、前記パージガスはパージ圧力を有し、前記検出圧力は前記パージ圧力より所定量だけ大きい、請求項3に記載の濾過装置。
【請求項5】
前記圧力スイッチは、前記検出ガス供給系路の前記検出圧力が第2の所定閾値より下に降下した時に前記レベル検出信号を再設定する、請求項3に記載の濾過装置。
【請求項6】
前記レベル検出信号が、その付勢に続く所定時間内に再設定されない場合、前記プログラム可能な論理制御器が検出ガス制御信号及び予防メンテナンス信号の少なくとも1つを付勢する、請求項5に記載の濾過装置。
【請求項7】
前記検出ガスは、空気と不活性ガスの1つである、請求項3に記載の濾過装置。
【請求項8】
前記篩は振動篩である、請求項1に記載の濾過装置。
【請求項9】
材料入口及び材料出口と、前記材料入口と前記材料出口との間に配置された篩スクリーンと、を具備する篩で使用する篩スクリーンレベル検出器であって、
前記材料入口と前記篩スクリーンとの中間にある前記篩内に配置され、前記篩スクリーンから所定距離だけ間隔をおいて配置されるように形状構成したオリフィスを具備する検出ガス供給系路と、
前記検出ガス供給系路及び前記オリフィスを通じて検出圧力で流れる検出ガスと、
前記検出ガス供給系路と協働し、前記検出ガス供給系路の前記検出ガスの圧力を検出し、前記検出ガス供給系路の前記検出ガスの圧力が第1の所定閾値だけ前記検出圧力を超えた時に前記レベル検出信号を付勢する圧力スイッチと、を備える篩スクリーンレベル検出器。
【請求項10】
前記レベル検出信号を受信し、かつ該レベル検出信号の少なくとも一部に依存して前記篩の入口弁を制御するように形状構成したプログラム可能な論理制御器を更に備える、請求項9に記載の篩スクリーンレベル検出器。
【請求項11】
細粉材料を濾過する篩内の篩スクリーンの断裂の発生を減じる方法であって、
前記篩スクリーン上の材料のレベルを検出する段階と、
前記篩スクリーン上の材料の蓄積が検出された時にレベル検出信号を付勢する段階と、
前記検出レベル信号に応じて前記篩内への材料の流れを調節する段階と、
前記篩内への調節された材料の流れで該篩を運転し続け、これにより前記篩スクリーンから材料の蓄積を除去する段階と、を備える方法。
【請求項12】
材料の流れを調節する前記段階は、材料の流速を減じることと、前記篩内への材料の流れを止めることと、を備える、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
材料の蓄積が前記篩スクリーンから取り除かれた場合に前記レベル検出信号を再設定する段階と、
前記レベル検出信号の再設定に応じて前記篩内への材料の流れを再調節する段階と、を更に備える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記再調節段階は前記篩内への材料の流量を定常状態レベルに戻すことを備える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記再設定段階が所定時間内に生じない時には、前記篩の運転を停止する段階を更に備える、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
停止する前記段階が、
材料の前記篩内への流れを止める段階と、
予防メンテナンス表示器を付勢する段階と、を備える、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
検出ガス導管によって検出ガスを流す段階であって、前記検出ガス導管は前記篩への入口と、前記篩スクリーンとの間の前記篩内に配置されたオリフィスを具備し、前記オリフィスは前記篩スクリーンから所定距離に配置された、前記段階と、
前記検出ガス導管の前記検出ガスの圧力を監視する段階と、を備える、請求項11に記載の方法。
【請求項18】
前記検出ガス圧力は、前記篩に供給したパージガスの圧力より所定量だけ大きい、請求項17に記載の方法。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、細粉又は微紛形態をした材料の大量処理に関する。より詳細には、本発明は、より小さな容器にトナーを配置する工程の間又はその工程の一部の間に、電子画像形成複写機及びプリンターで使用するように構成した大量トナーを篩分けする工程に関する。
【背景技術】
【0002】
電子画像形成複写機及びプリンターで使用されるトナーは、プラスチック樹脂、着色顔料及び他の成分を含む粒子の混合物である。ほとんどのトナーは溶融混合又は熱間混合工程を使用してバルクで製造される。プラスチック樹脂、カーボンブラック、酸化鉄磁性体、ワックス及び電荷制御剤は共に混合される一方で、溶融状態では、これによりケーキミックスに類似する濃度を有するホットペーストを構成する。その後、この混合物は、通常、この混合体を冷却ベルト上でスラブに形成することによって、あるいは混合物をペレットにしてこのペレットを冷却することによって冷却される。その後、生のトナーは、ジェットミル又は空気掃引式ハンマーミルによって挽かれるか又は粉々にされてトナー紛体になる。この工程は、広範な粒子寸法を有する紛体を作り出す。トナー紛体は、過剰寸法及び過小寸法のトナー粒子を除去するために篩にかけられる。その後、粉々にされ、篩にかけられたトナー紛体は、流れ及び静電特性を調節するために添加剤と混合される。仕上がったトナー紛体は、例えば、12ミクロン(μ)から約8ミクロン以下までに亘る粒子寸法を有する。バルクすなわち大量トナーは、通常、例えば、大きな樽のような、大きな寸法又はバルク容器内に配置される。
【0003】
トナー紛体は、通常、大きなバルク容器から、エンドユーザへの販売及び/又はエンドユーザによる使用に適切な小さな中間又は最終使用容器内に再パッケージされる。バルク容器からより小さな容器内への再パッケージは、バルク容器から、振動篩のような、小さな篩、及びより小さな容器内へのトナーの重力支援による流れを一般的に含む。篩は、通常、トナー紛体が通過して流れなければならないメッシュ又はスクリーンフィルターを含む。フィルターはより小さな容器内に凝集したトナー粒子及び汚染物質の通過を防ぐように構成される。メッシュ又はスクリーンフィルターは、例えば、約200〜約400までの開口のような非常に微細な開口を備え、かつ、通常、例えば、ステンレス鋼のような金属から構築される。
【0004】
微細メッシュフィルターは凝集したトナー紛体、過剰寸法のトナー、及び/又はその上の外部粒子により、時々、詰まったり又は覆い隠される。フィルターの部分的又は完全な詰まり又は覆い隠しは、篩による製品のスループットを著しく減じるか又は停止させ、スクリーンより上のトナー紛体の蓄積に帰着する。トナー紛体の蓄積の重さは、微細スクリーンで上に直に担持し、スクリーンの断裂に帰着し得る。スクリーンが断裂する場合、その上に集められた粗い材料は望ましくないことに篩によって搬送される。汚染された製品は再利用、つまり、篩によって再処理しなければならない。
【0005】
上述した篩スクリーンの過積載及び断裂を防ぐために、篩は停止しなければならない。この間、スクリーンの予防メンテナンス及び清掃が行われる。こうした予防メンテナンスの実行、及び結果として生じた篩の停止時間は、高価で非効率的である。さらにまた、予防メンテナンスは、予測された最小の時間表で行わなければならず、これはしばしば特定のスクリーンには時期早尚であり得、これにより、篩の不必要な休止時間を引き起こす。
【0006】
したがって、当該分野に必要なものは、スクリーン上の紛体の蓄積を検出する方法及び装置である。
【0007】
さらに、当該分野に必要なものは覆い隠されるか又は詰まったスクリーンを検出する方法及び装置であり、これにより清掃及び/又は予防メンテナンスの必要性を表示する。
【0008】
さらにまた、当該分野に必要なものは、濾過スクリーンの過積載及び/又断裂を防ぐ方法及び装置であり、そしてこれは濾過スクリーンの有効寿命を増加させる。
【0009】
本発明は、微細粉体を濾過し、断裂及び/又は覆い隠された篩スクリーンの発生を減じ及び又は検出する、細紛体を濾過するための濾過装置を提供する。
【0010】
本発明は、その一形態で、材料入口及び材料出口を具備する篩を提供する。入口弁は、材料入口から篩内に入る流れを制御する。篩スクリーンは、材料が篩スクリーンを通過して材料出口に入り、そこから篩を出るようにしなければならないように、材料入口及び出口間の篩内に配置される。篩スクリーンレベル検出器組立体は、篩スクリーン上に蓄積した材料のレベルを検出し、このレベルを表示するレベル検出信号を発信する。プログラム可能な論理制御器はレベル検出信号を受信し、かつこれらの信号に少なくとも一部依存して入口弁を制御することにより、材料の材料入口内への流れを制御する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の利点は、篩スクリーン又は覆い隠された篩スクリーン上の材料の蓄積を検出して、これにより断裂した篩スクリーンの発生を減じることである。
【0012】
本発明の更なる利点は、覆い隠されるか又は詰まったスクリーンを検出し、及び篩スクリーンの清掃及び/又は予防メンテナンスの必要性を表示し、これにより、早期の予防メンテナンス及び/又は清掃を回避するっことである。
【0013】
本発明の更なる利点は濾過スクリーンの過積載及び/又は断裂が減じられ、これにより篩スクリーンの有効寿命を増加させることである。
【0014】
本発明とその目的及び利点は以下に提示する好ましい実施形態の詳細な説明でより明らかになる。
【0015】
この発明の上述した特徴及び他の特徴、及びこれらを達成する態様は、添付図面と共に本発明の1つの実施形態に関する以下の説明を参照すれば明らかとなる。
【0016】
本願明細書に記載した例示は、本発明の1つの好ましい実施形態を1実施形態で示すが、こうした例示は本発明の範囲を任意の態様で限定するものと解釈すべきではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
ここで、図面を参照すると、本発明の篩スクリーンレベル検出器を具備する大量すなわちバルク粉体濾過又は篩分け装置が示されている。大量の粉体濾過装置10は、篩12、篩スクリーン14、篩スクリーンレベル検出器組立体20及び入口弁22を含む。
【0018】
篩12は、例えば、トナー、カーボン、シリカ、アルミナ、プラスチック樹脂等のような微細で大量の粉体材料Mを篩分け又は篩にかけるように構成した、例えば、Russell Finex会社によって製造される振動篩のような、慣用の物質又は粉体篩である。篩12は入口24及び出口26を含む。例えば、慣用の回転空気錠止弁のような入口弁22は、入口24を通じて篩12内に入る紛体材料Mの流れを制御する。粉材材料Mは出口26を通じて篩12を出る。篩スクリーン14は入口24と出口26の間に配置される。
【0019】
例えば、空気、窒素、あるいは別の不活性ガスのような加圧ガスGpurgeの流れは、パージガス供給系路である導管32によって篩12の内部に供給される。通常、パージガスGpurgeは、篩12から空気をパージし、及び燃焼及び/又は爆発を禁じるために内部に存在する雲状紛体粒子の何れも妨害するために、使用されるパージガス供給系路32を通じて篩12内に供給される不活性ガスである。パージガス供給系路32を通じて篩12内に入る空気及び/又はパージガスGpurgeの流れは、例えば、約1.0〜3.0インチ水柱(In WC)のパージガス圧Ppurgeである。パージベント34は、例えば、篩12から排出されつつあるガスからの紛体を除去且つ再利用する、再利用又は濾過装置のような、他の相互連結された処理装置(図示せず)に篩12の内部を排出する。
【0020】
一般的に、篩スクリーンレベル検出器組立体20は、篩スクリーン14上又は該篩スクリーンより上にある材料Mのレベルを検出し、そのレベルが所定閾値を越える場合に篩12内への粉体Mの流れを遅くするか又は中止する。材料Mの検出されたレベルが所定閾値レベルより低く及び/又は篩スクリーン14上の予防メンテナンスがおこなわれる場合、篩12内への粉体Mの流れは最高速度/容積に戻るか及び/又は回復される。
【0021】
篩スクリーンレベル検出器組立体20は、篩12に検出ガス6を供給する導管である検出ガス供給系路42を含む。さらにまた、篩スクリーンレベル検出器組立体20は、圧力調節器52、検出ガス制御弁54、流量計56、圧力スイッチ58、及びプログラム可能な論理制御器(PLC)60を含む。
【0022】
検出ガス供給系路42は、篩12に検出ガスGsenseの流れを供給する。より詳細には、検出ガスGsenseは源(図示せず)から検出ガス供給系路42を通じて、そのオリフィス62及び篩12内に流れる。オリフィス62は所定寸法(半径又は領域)を有し、かつ、例えば、篩スクリーン14の約0.25〜約1.0インチ以上までのような所定レベル又は高さに配置される(すなわち、材料入口24に最も近接するか又は面する篩スクリーン14の側)。好ましくは、オリフィス62は、該オリフィス62の中心線(図示せず)が篩スクリーン14に対して平行であるように配向される。勿論、当業者であれば、オリフィス62が配置されるレベル(及び配向)は、多くの要因に基づき、かつ本発明の篩スクリーンレベル検出器組立体20の何れか特定の用途のパラメータに基づいて変動することを理解する。
【0023】
1つ以上の圧力である流量制御器52(1つだけ示した)は検出ガス供給系路42と作動連結しており、かつ内部にある検出ガスGsenseの検出圧力を制御する。通常、流量制御器52は、検出圧力Psenseで検出ガスGsenseの圧力を段階的に下げるすなわち制御する。例えば、約4〜約7In. WCのような検出圧力PsenseはPpurgeより所定量だけ高い。
【0024】
検出ガス制御弁54は、検出ガス供給系路42と作動連結している。検出ガス制御弁54は、PLC 60に電気的に接続され、かつ検出ガス制御信号64をそこから受信する。検出ガス制御弁54は応答、すなわち、ガス制御信号64を検出するために開く及び/又は閉じ、これにより、ガス供給系路42を通じて検出ガスGsenseの流れを制御する。したがって、検出ガス制御弁54は、検出ガス供給系路42を通じて検出ガスGsenseの流れを制御し、そしてこれにより、検出ガスGsenseの流れは大量紛体濾過装置10の運転停止及び/又は予防メンテナンスの間は止められる。検出ガス制御弁54は、例えば、低圧に適用して使用するに適したソレノイド弁のような慣用且つ商用上入手し得る弁である。
【0025】
流量計56も検出ガス供給系路42と作動連結している。流量計56は、検出ガス供給系路42を通じて検出ガスGsenseの流れを測定し、かつこれにより視覚的な表示をする。流量計56は、例えば、インディアナ州ミシガン市のDwyerインストルメンツ社によって製造された、モデルRMB−52−BVのような、約4〜約50標準立方フィートまでの範囲の流れを測定することができる慣用且つ商用上入手し得る流量計である。
【0026】
圧力スイッチ58も検出ガス供給系路42に作動連結している。圧力スイッチ58は、以降より詳細に説明するように、或るレベルである所定閾値より上の検出圧力Psenseの増加である上昇を検出する。Psenseが所定閾値に等しい及び/又は該所定閾値を超える場合には、圧力スイッチ58はレベル検出信号66をPLC 60に発信する。圧力スイッチ58は、例えば、インディアナ州ミシガン市のDwyerインストルメンツ社によって製造された、モデルNo.1640−2のような、約1.0〜約4.0までの範囲を有する慣用且つ商用入手可能な大型フラム又は低圧力スイッチでもある。
【0027】
PLC 60は慣用のプログラム可能論理制御器である。PLC 60は、検出ガス制御弁54に電気的に接続され、かつ検出ガス制御信号64を検出ガス制御弁54に発信する。上に検討したように、検出ガス制御弁54は、検出ガス制御信号64に応答する、すなわち、弁は検出ガス制御信号64に応答して開き及び/又は開じ、これにより検出ガス供給系路42を通じて検出ガスGsenseの流れを制御する。PLC 60は、圧力スイッチ58に電気的に接続され、圧力スイッチ58からのレベル検出信号66を受信する。上でも検討したように、Psenseが所定閾値に等しい及び/又はと超えた場合、圧力スイッチ58はレベル検出信号66をPLC 60に発信する。PLC 60は入口弁22にも更に電気的に接続され、入口弁制御信号68を入口弁22に発信する。弁制御信号68に応答して、入口弁22は入口24を通じて篩12内に入る材料Mの流れを制御する。図示しないが、PLC 60は、大量粉体濾過装置10内の種々の他の機能を制御し得る。
【0028】
定常状態での使用では、入口弁22は、入口24を通じて篩12内に入る材料Mの全体的に一定且つ連続した流速を与える。材料Mは、この時、篩スクリーン14上に落下する。当業者なら理解するように、例えば、粒子寸法のような、周知の特性を有する材料Mの与えられた入口流速は、予測し得る及び/又は実質的に一定でないが全体的には周知の速度における、例えば、メッシュ寸法のような周知の特性も有する篩スクリーン14を流過する。予測し得る及び/又は、実質的に一定でなければ周知の速度における、こうして、篩12の入口24を通しての材料Mの所望の流速が予め定められ且つPLC 60及びこれにより発信される入口弁制御信号68による入口弁22の制御によって確立される。所望の流速は、材料Mが篩スクリーン14を覆い隠すか断裂させるに十分な量又は重さで篩スクリーン14に蓄積すなわち積み重ならないことを保証する。定常状態での使用でも、そして上記したように、検出圧力Psenseは、パージ圧力Ppurgeより所定量だけ大きなレベルで確立され制御される。
【0029】
定常状態での使用でも、そして上記したように、篩12は、例えば、約1.0〜3.0In. WC.のようなパージガス圧力Ppurgeで、パージガスGpurgeによって加圧される。同様に、検出ガスGsenseは、例えば、約4〜約7In. WC.のような検出ガス圧力Psenseで検出ガス供給系路42を通過し、そのオリフィス62を出て流れる。したがって、検出圧力Psenseは、パージガス圧力Ppurgeより所定量だけ高い。検出圧力Psenseは、パージガス圧力Ppurgeより所定量だけ高いレベルに維持され、パージガスPpurgeの上昇又は急激な上昇が検出圧力Ppurgeに等しいか又は超える可能性を減じ、これんいより検出ガスGsenseの減じられるか又は阻止された流れを誤って表示する可能性を減じる。
【0030】
材料Mの凝集粒子として、他の粗い及び/又は外部粒子が篩スクリーン14上に蓄積し、篩スクリーン14による材料Mの流速は逆影響を受ける。通常、生じる逆影響は、篩スクリーン14による材料Mの流速の比較的緩やかな減少である。しかしながら、篩スクリーン14による材料Mの流速の比較的激烈な減少も生じる。いずれの場合にも、逆影響が篩スクリーン14による材料Mの流速の緩やか又は比較的激烈な形態を取っても、篩スクリーン14による材料Mの流速の減少は予測又は予報し難く、極めて可変的であり、多くの要因に依存する。したがって、慣用の篩スクリーニング・システムでは、篩スクリーンは断裂し得るか、あるいは予防メンテナンスが最適な間隔よりも小数回行なわれる。しかしながら、本発明の篩スクリーンレベル検出器組立体20は、篩スクリーン14上のこうした蓄積を検出し、かつ篩12内への材料Mの流れを減じるか又は停止させ、これにより断裂スクリーンの発生減じ及び/又は折り良い予防メンテナンスの必要を発信する。
【0031】
より詳細には、材料Mの凝集粒子及び他の粗いか又は外部粒子が篩スクリーン14上に蓄積する時、これにより、このスクリーンを通過する材料Mの流速を減じ、材料Mは篩スクリーン14上に蓄積し始める。蓄積した材料Mのレベルがオリフィス62のレベルまで上昇する場合には、このオリフィスを通過する検出ガスGsenseの流れは制限すなわち実質的にブロックされる。したがって、検出ガス供給系路42内の検出圧力Psenseは検出圧力Psenseより上に増加する。検出ガス供給系路42内の検出ガスGsenseの圧力が、Psenseを所定閾値だけ超える場合、圧力スイッチ58はPLC 60によって受信されるレベル検出信号66を発信すなわち付勢する。これに応答して、PLC 60は、入口弁22によって受信される入口弁制御信号68を発信すなわち付勢する。弁制御信号68に応答して、入口弁22は材料Mの篩12内、従って、篩スクリーン14上への流れを遅くするか又は停止させる。
【0032】
材料Mの流れが減じられるか又は停止した状態での篩12の連続運転は、篩スクリーン14が部分的にブロックされるのみか単に蓄積され、これにより、材料Mをオリフィス62のレベルより下に落下させる場合には、篩スクリーン14から蓄積した材料Mを取り除く。したがって、検出ガスGsenseは、検出ガス供給系路42によって再び普通且つ比較的制限されない態様で流れる。したがって、検出ガスGsenseの圧力は、検出圧力Psenseに戻り、圧力スイッチ58をリセットする。圧力スイッチ58のリセットに基づいて、レベル検出信号66は、そのデフォルトすなわち非付勢状態にも再設定すなわち戻る。レベル検出信号66の再設定に応答して、PLC 60は入口弁制御信号68を非付勢すなわち再設定し、これにより、入口弁22を通常運転、あるいは材料Mの篩12内への流れを再開するための中間すなわち再始動運転モードに戻す。
【0033】
材料Mの流れを減じるか又は停止させた状態での篩12の連続運転は、篩スクリーン14が実質的にブロックされるか又は覆い隠される場合には、スクリーン14から蓄積した材料Mを、あるとしても、徐々にのみ、取除く。したがって、篩スクリーン14上の材料のレベルは、あったとしても、きわめて緩やかな速度で減少する。PLC 60は、(蓄積状態を示す)レベル検出信号66の付勢に引き続く所定時間間隔の経過に基づいて、検出ガス制御信号64及び予防メンテナンス信号PMを発信するか又は付勢するように構成される。付勢されつつある検出ガス制御信号64に応答して、検出ガス制御弁54は、大量紛体濾過装置10の停止及び予防メンテナンスのための準備における検出ガス供給系路42による検出ガスGsenseの流れを停止させる。PM信号は、例えば、赤信号又は可聴ブザーのような、インジケータ又はアラームを付勢して保全職員に大量濾過装置10にメンテナンスを行う必要性を警告する。PLC 60は、保全職員が装置10及び篩スクリーン14の予防メンテナンス及び/又は清掃を開始可能にするような状況で大量濾過装置10を停止させるように更にプログラムされる。
【0034】
篩12及び篩スクリーンレベル検出器組立体20の正常運転中に、材料Mが検出ガス供給系路42内の上流に移動し得ることに特に留意すべきである。こうした移動は、検出ガス供給系路42内の材料Mの蓄積に帰着し得るものであり、これにより、その内径を減じかつ内部を流れる検出ガスGsenseの増加を引き起こす。こうした状況は、検出ガス供給系路42内の検出ガスGsenseの圧力が圧力Psenseを超過する場合に、塞がった篩スクリーン14の誤った表示に帰着する。流量計56は、検出ガス供給系路42によって検出ガスGsenseの流れの可視化表示を与え、かつ材料Mの蓄積が検出ガス供給系路42の清掃及び/又は予防メンテナンスを要するのに十分な量を呈するかを表示するために監視される。
【0035】
この発明は好ましい構成を有するとして説明してきたが、本発明は、この開示の精神及び範囲内で更に修正し得る。したがって、この出願は、本願明細書に開示された一般的な原理を使用する本発明の何れかの変形、用途又は適合も網羅するように構成される。さらにまた、この出願は、本発明が関連しかつ添付の特許請求の範囲内に該当する当該分野では周知又慣用的な技術に当るとして、本願開示からのこうした逸脱を網羅するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の篩スクリーンレベル検出器を具備する微粉を濾過するための装置の一実施形態の概略図である。
【符号の説明】
【0037】
10 濾過装置
12 篩
14 篩スクリーン
20 篩スクリーンレベル検出組立体
22 入口弁
24 材料入口
26 材料出口
32 パージガス供給系路
34 パージベント
42 検出ガス供給系路
52 圧力制御器
54 検出ガス制御弁
56 流量計
58 圧力スイッチ
60 プログラム可能な論理制御器
62 オリフィス
64 検出ガス制御信号
66 レベル検出信号
68 入口弁制御信号
70 PM信号
M 粉体材料
Gpurge パージガス
Gsense 検出ガス
Ppurge パージガス圧力
Psense 検出ガス圧力

【出願人】 【識別番号】590000846
【氏名又は名称】イーストマン コダック カンパニー
【出願日】 平成16年6月21日(2004.6.21)
【代理人】 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武

【公開番号】 特開2005−144435(P2005−144435A)
【公開日】 平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願番号】 特願2004−182880(P2004−182880)