| 【発明の名称】 |
除湿機 |
| 【発明者】 |
【氏名】樋渡 義一 【住所又は居所】新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コロナ内
【氏名】多田 剛史 【住所又は居所】新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コロナ内
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| 【要約】 |
【課題】ドレンタンク引き出し時のドレン水のこぼれを防止する。
【解決手段】枠体内の仕切板によって隔てられた一方に圧縮機を収納する機械室を、他方にドレンタンク9を収納するタンク室を設け、ドレンパン等で隔てられた前記機械室、タンク室の上方に蒸発器と凝縮器と送風ファンを備え、吸込口と蒸発器、凝縮器、送風ファン、吹出口を連通して送風経路を形成した除湿機に於いて、前記ドレンタンク9は水平方向に着脱可能とし、このドレンタンク9の背面壁11の上部内面に樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材12を取付けるようにしたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枠体内の仕切板によって隔てられた一方に圧縮機を収納する機械室を、他方にドレンタンクを収納するタンク室を設け、ドレンパン等で隔てられた前記機械室、タンク室の上方に蒸発器と凝縮器と送風ファンを備え、吸込口と蒸発器、凝縮器、送風ファン、吹出口を連通して送風経路を形成した除湿機に於いて、前記ドレンタンクは水平方向に着脱可能とし、このドレンタンクの背面壁の上部内面に樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材を取付けた事を特徴とする除湿機。 【請求項2】 前記ドレンタンクの背面は中央を凹ませて両側を凸部とし、その一方の凸部にはタンクの満水を検知するフロート備え、他方の凸部にのみ前記水跳ね防止部材を取付けた事を特徴とする請求項1記載の除湿機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、一般家庭で使用される小型の除湿機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来一般家庭で使用される除湿機は、枠体下部にドレンタンクを備え、除湿運転で発生したドレン水を溜め、このドレンタンクが満水になることで運転を停止し、ドレンタンク内に溜まったドレン水を捨てるにはドレンタンクを除湿機側面より引き出す必要があり、この引き出し時にドレンタンク後方にドレン水がこぼれたり、水跳ねでタンク室内だけでなく床面をドレン水で汚す危険が有った。 これを防止するために、ドレンタンクの上面に蓋が取り付けられているものが多かった。(例えば、特許文献1参照) また近年の家電製品の低価格化のために販売価格の低下に対応するために、コストダウンが必要なものだった。 【特許文献1】特開平13−65919号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、蓋を廃止してコストダウンを図り、且つドレン水がこぼれたり水跳ねを防止するにはタンク水面の水位をタンクの背面側壁の高さよりも低く抑える必要があるが、水位を低くすれば、ドレンタンクの容量が減ってしまい、頻繁にドレン水を捨てる作業が必要になる問題が有った。 またこの従来の除湿機では、水捨て時に蓋を脱着する必要があり煩わしいものであった。 【課題を解決するための手段】 【0004】 この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、枠体内の仕切板によって隔てられた一方に圧縮機を収納する機械室を、他方にドレンタンクを収納するタンク室を設け、ドレンパン等で隔てられた前記機械室、タンク室の上方に蒸発器と凝縮器と送風ファンを備え、吸込口と蒸発器、凝縮器、送風ファン、吹出口を連通して送風経路を形成した除湿機に於いて、前記ドレンタンクは水平方向に着脱可能とし、このドレンタンクの背面壁の上部内面に樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材を取付けたものである。 【0005】 また前記ドレンタンクの背面は中央を凹ませて両側を凸部とし、その一方の凸部にはタンクの満水を検知するフロート備え、他方の凸部にのみ前記水跳ね防止部材を取付けるようにしたものである。 【発明の効果】 【0006】 この発明によれば、樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材を取付けるだけなので安価にドレン水のこぼれや水跳ねを防止できるものである。 また樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材の柔軟性により、ドレン水の水面の垂直方向の揺動だけでなく、水平方向の動きも和らげることができ、ドレン水のこぼれや水跳ねを防止する効果が大きいものである。 また水捨て作業時に蓋の脱着をする必要が無くなり、水捨て作業が極めて簡単になると共に、ドレンタンクの満水容量を充分確保する事ができるものである。 またドレンタンクの一方の凸部はフロートを配置する事で、このフロートが水面の揺動を抑制し、他方の凸部にのみ前記水跳ね防止部材を取付ける事でよりコストダウンが可能となるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材をドレンタンクの背面壁の上部内面に取付けるだけで極めて安価にドレン水のこぼれや水跳ねを防止し、水捨て時の取り扱いも容易にする事ができた。 【実施例1】 【0008】 この発明の除湿機を図面に示した一実施例で説明すれば、1は除湿機の枠体で平面縦長で後部から前部に向かうに従ってその幅寸法が徐々に広くなる形状の底板2上の外周形状に沿って上方に形成され左右が略対称の左枠体3と右枠体4とを設けて本体の外郭を構成している。 【0009】 5は前記底板2の前後方向の略中央に垂直に取付けられ、前後方向に隔てる仕切板で、この仕切板5の後方には機械室6を、前方にはタンク室7を設け、前記機械室6の左右対称線上に圧縮機8が、タンク室7には前方に引き出して着脱自在のドレンタンク9を備えている。 【0010】 前記ドレンタンク9の背面は左右にそれぞれ突出し、左側凸部10のドレンタンク9の引き出し方向に直交する背面壁11の内側には、断熱材等で使用される樹脂発泡材等のスポンジ状で柔軟性のある水跳ね防止部材12を両面テープ又は接着剤等で貼り付けられ、ドレンタンク9の引き出し時に左側凸部10からドレン水がこぼれる事を防止している。 【0011】 前記ドレンタンク9の右側凸部13には、満水時に浮き上がる動作をマイクロスイッチ(図示せず)に伝えて除湿機の運転を停止すると共に表示を行う満水検知装置(図示せず)の、満水検知用のフロート14を設けているが、このフロート14の作用で満水時ドレンタンク9を引き出す際に発生する水面の揺動をフロート14で抑制する作用をするために、右側凸部13の背面壁15には前記水跳ね防止部材12を必要としないものである。 【0012】 また前記左側凸部10と右側凸部13の中間の背面壁16は左右の凸部10・13の背面壁11・15に比べてタンク前面17からの距離が約半分位で短いために、タンク9引き出し時の水面の揺動による水面の高さが凸部10・13の背面壁11・15での高さに比べて低く抑えられるために、水跳ね防止部材12は必要ないものである。 【0013】 またタンク前面17下部にはタンク9を前面に引き出すため手を挿入する取手用凹部18を備えている。 またタンク前面17中央にはドレン水の水位を測るための目印となる突起19を備えている。 【0014】 20は前記左枠体3に上部に形成された吸込口で、横長のスリットを多数備えた開口が設けられ、左枠体3の側面は左斜め後方に向いているので、正面からは吸込口20が隠れてほとんど見えないものである。 21は前記右枠体4の上面に設けた吹出口で、開いた時に風向板を兼ねる開閉自在の蓋22によって乾燥空気の吹出方向を右斜め上方向から水平方向に自由にかえることができるものである。 【0015】 前記吸込口20の内側には樹脂製の網や不織布からなり、吸入空気に混入するホコリを取り除くフィルタ(図示せず)をそなえている。このフィルタの内側にはフィンチューブ式の熱交換器からなる蒸発器23と、蒸発器23の更に下流には、同じくフィンチューブ式の熱交換器からなる凝縮器24を設け、この凝縮器24の下流には送風ファン25及びこのファン25を駆動するファンモータ26が設けられ、前記吸込口20と吹出口21の間に形成した送風経路27の送風を行うものである。 【0016】 前記凝縮器24とファンモータ26の間には、樹脂材料で一体成型された熱交固定部材29を設け、この熱交固定部材29は前記モータ26を取付けると共に送風ファン25の吸入口28を備えたファンガイド部30と、前記蒸発器23と凝縮器24のフィンの上面や銅管を固定する上部固定部31と、蒸発器23で発生した結露水を受けるドレンパン部32を一体に成形し、前記ファンガイド部30と上部固定部31の間と、ファンガイド部30とドレンパン部32の間に、折曲可能な肉薄部33を形成し、この肉薄部33を中心にして約90度の角度で折り曲げて、蒸発器23と凝縮器24を挟み込み固定するものである。 【0017】 34はモータ取付部で、前記吸入口28より立設される足の間を吸込空気が通過するものである。 35は前記上部固定部31の左右に突出する上固定片で、前記蒸発器23、凝縮器24の銅管等の上部を押さえるものである。 36は前記ドレンパン部32の左右に突出する下固定片で、前記蒸発器23、凝縮器24の銅管等の下部を押さえるものである。 【0018】 前記ファンガイド部30の下部にはネジ穴用凸部37を、折曲状態でこの凸部37に対向するドレンパン部32にはネジ穴38を備え、ファンガイド部30とドレンパン部32の折曲状態をネジ39にて保持する固定手段を備えるものである。 又前記上部固定部31の下部には爪部40を、折曲状態でこの爪部40が係止する、溝又は突起41をファンガイド部30の上部に設ける係止手段を備えるものである。 【0019】 前記圧縮機8は凝縮器24とキャピラリーチューブ等の減圧装置(図示せず)と蒸発器23を冷媒配管で連通して、圧縮機8の運転により凝縮器24は高温になり、蒸発器23は低温になるものである。 【0020】 前記ドレンタンク9は枠体1の左右両側面間の寸法を後部より前方に向かうに従って幅広に形成し、前面下部に大きな容積で設ける。また、前記ドレンタンク9は下部前面で前面穴42に着脱自在に設けられ、ドレンタンク9装着時に前記ドレンパン部32の排水口43から排水される結露水を溜めるものである。 【0021】 44は枠体1上面の操作部で運転ボタン45、タイマーボタン46、運転コース選択ボタン47等のボタン類を備え、前記枠体1の左右両側面間の寸法を後部より前方に向かうに従って幅広に形成し、ドレンタンク9上方の広い上面に設けたので、とても見やすく操作がしやすいものである。 48は前記枠体1上面のやや後部側で左右枠体3・4の接合に設けた取手部で、一番重い部品である前記圧縮機8の上方に設けられ、持ち運び時にバランス良く除湿機を持ち運べるものである。 【0022】 このようにすることで、樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材12を取付けるだけなので安価にドレン水のこぼれや水跳ねを防止できるものである。 また樹脂発泡材又はスポンジ状の水跳ね防止部材12の柔軟性により、ドレン水の水面の垂直方向の揺動だけでなく、水平方向の動きも和らげることができ、ドレン水のこぼれや水跳ねを防止する効果が大きいものである。 また水捨て作業時に蓋の脱着をする必要が無くなり、水捨て作業が極めて簡単になると共に、ドレンタンクの満水容量を充分確保する事ができるものである。 【0023】 またドレンタンクの一方の凸部はフロート14を配置する事で、このフロート14が水面の揺動を抑制し、他方の凸部にのみ前記水跳ね防止部材12を取付ける事でよりコストダウンが可能となるものである。 また小型の除湿機であってもドレンタンク9を比較的大きく形成する事ができると共に、ドレンタンク9が枠表面に露出する面積が大きくなり、ドレンタンク9内の水位を確認する事が極めて容易になるものである。 また、正面からは側面の吸込口が見えなくなりデザイン性も向上するものである。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】この発明一実施例の斜視図。 【図2】同要部の斜視図。 【図3】同分解状態の斜視図。 【図4】同平面の拡大断面図。 【図5】同正面中央の拡大断面図。 【符号の説明】 【0025】 1 枠体 2 底板 3 左枠体 4 右枠体 5 仕切板 6 機械室 7 タンク室 8 圧縮機 9 ドレンタンク 10 左側凸部 12 水跳ね防止部材 13 右側凸部 14 フロート
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000538 【氏名又は名称】株式会社コロナ 【住所又は居所】新潟県三条市東新保7番7号
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| 【出願日】 |
平成15年10月27日(2003.10.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−125269(P2005−125269A) |
| 【公開日】 |
平成17年5月19日(2005.5.19) |
| 【出願番号】 |
特願2003−365575(P2003−365575) |
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