| 【発明の名称】 |
遊技機 |
| 【発明者】 |
【氏名】内ヶ島 敏博 【住所又は居所】愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内
【氏名】内ヶ島 隆寛 【住所又は居所】愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内
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| 【要約】 |
【課題】多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせない興趣の豊かな遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技盤21に画像を変動表示せしめる画像表示装置64を備えた遊技機において、画像表示装置の左右両側位置に駆動機構40により回転可能な回転軸4a,4bを設け、透明フィルム51に絵柄50を設けた複数の表示領域53aと、複数の非表示領域54とを交互に備えた帯状の表示媒体5の両端をそれぞれ両回転軸4a,4bに接続して、表示媒体5を画像表示装置64の表示面642の前方に張設し、表示媒体5の複数のいずれかの表示領域53aを表示面642の前方へ進退可能に移動して、表示面642の画像と表示領域53aの絵柄50とで表示演出を行うようにし、位置検知手段646により表示面642の前方の領域を検知し、演算手段により位置検知手段646の検知結果と次に表示面642の前方へ移動する領域とで、駆動機構40の駆動量を算出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、 上記画像表示装置の左右両側位置にそれぞれ回転軸を設け、 透明フィルムに半透明または不透明の絵柄を設けた複数の表示領域と、上記絵柄のない複数の非表示領域とを連設した帯状の表示媒体の両端をそれぞれ上記両回転軸に接続して、上記表示媒体を上記画像表示装置の表示面の前方に張設し、 駆動機構により上記両回転軸または一方の回転軸を作動させ、上記表示媒体を長手方向に移動せしめて、表示媒体の複数の上記表示領域または上記非表示領域のうちのいずれかの領域を上記画像表示装置の表示面の前方位置に進退可能に移動せしめるようになし、 かつ、上記画像表示装置の表示面の前方に位置する上記表示媒体の領域を検知する位置検知手段と、該位置検知手段の検知結果と次に上記画像表示装置の表示面の前方に移動せしめる上記いずれかの領域とで、表示媒体を移動せしめる上記駆動機構の駆動量を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする遊技機。 【請求項2】 上記表示媒体の一方の端末には、表示媒体を伸縮可能に支持する弾性部材に取付け、上記表示媒体の他方の端末を上記回転軸に接続して、該回転軸の回転により上記弾性部材に抗して表示媒体を弾性部材の伸長方向に移動させ、かつ上記弾性部材の収縮力により表示媒体の移動を戻すようになした請求項1に記載の遊技機。 【請求項3】 遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、 上記画像表示装置の左右両側位置にそれぞれ回転軸を設け、 透明フィルムに半透明または不透明の絵柄を設けた複数の表示領域と、上記絵柄のない複数の非表示領域とを連設した環状の表示媒体を上記両回転軸に巻き回し、上記表示媒体を上記画像表示装置の周囲に張設し、 駆動機構により上記両回転軸または一方の回転軸を作動させ、上記表示媒体を循環移動せしめて、表示媒体の複数の上記表示領域または上記非表示領域のうちのいずれかの領域を上記画像表示装置の表示面の前方位置に進退可能に移動せしめるようになし、 かつ、上記画像表示装置の表示面の前方に位置する上記表示媒体の領域を検知する位置検知手段と、該位置検知手段の検知結果をもとに次に上記画像表示装置の表示面の前方に移動せしめる上記いずれかの領域とで、最適な移動方法を判断する判断手段と、該判断手段の結果に基づいて上記次の領域へ表示媒体を移動せしめる上記駆動機構の駆動量を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする遊技機。 【請求項4】 上記画像表示装置の表示面の前方位置に複数の上記表示媒体を設けた請求項1または2に記載の遊技機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 遊技盤に、画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、遊技機たるパチンコ機には、遊技盤に液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備え、遊技球が所定の領域に進入すると、複数の画像を変動表示し、表示された画像が予め設定された画像であれば大当りとなって多数の賞球の獲得可能な、遊技者にとって有利な特別遊技に移行するものがある。 【0003】 この種のパチンコ機では、上記画像表示装置の画面にキャラクタ等を表示し、大当りとなりそうなリーチ予告や大当り予告を演出したり、これらリーチ予告や大当り予告に合わせてランプ表示や音声を発生させて遊技者の期待感を高めるようにしている。 【0004】 しかしながら、上記画像表示装置の画面で行われるリーチ予告や大当り予告では、パチンコ機の種類が異なっても、遊技者にとっては、キャラクタ等に違いは有るものの、どのパチンコ機でも同じような演出であり、直ぐに飽きてしまって面白みに欠けるといった問題があった。 【0005】 また、画像以外に、遊技盤上にキャラクタ等の形の可動部材を設け、上記リーチ予告や大当り予告時に可動部材を作動して遊技者を楽しませるようにしたものがある。この場合、上記可動部材は合成樹脂の型成形品で構成され、生産コストが高いといった問題点あった。 【0006】 また、下記特許文献に記載されたように、遊技盤の前面を覆う透明前面扉の透光面を横断するように、帯状透明フィルムの部分帯域上に報知指標が設けられた可撓性報知帯を張設し、走行制御手段を介して上記可撓性報知帯を長手方向に沿って移動制御させ、上記報知指標を透明前面扉の透光面上に表示したり、透光面外へ退出させたりするようにしたものが提案されている。これによれば、上記リーチ予告や大当り予告時に可撓性報知帯の報知指標を表示演出ができるが、透明前面扉の透光面を横断するように設けられた上記可撓性報知帯は、移動範囲が広く、報知指標の移動に時間がかかり、テンポよく実行される遊技の流れが滞り、遊技者が興ざめするといった問題があった。 【特許文献1】特開2003−154073号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 そこで本発明は、多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供することを課題としてなされたものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、上記画像表示装置の左右両側位置にそれぞれ回転軸を設け、透明フィルムに半透明または不透明の絵柄を設けた複数の表示領域と、上記絵柄のない複数の非表示領域とを連設した帯状の表示媒体の両端をそれぞれ上記両回転軸に接続して、上記表示媒体を上記画像表示装置の表示面の前方に張設し、駆動機構により上記両回転軸または一方の回転軸を作動させ、上記表示媒体を長手方向に移動せしめて、表示媒体の複数の上記表示領域または上記非表示領域のうちのいずれかの領域を上記画像表示装置の表示面の前方位置に進退可能に移動せしめるようになし、かつ、上記画像表示装置の表示面の前方に位置する上記表示媒体の領域を検知する位置検知手段と、該位置検知手段の検知結果と次に上記画像表示装置の表示面の前方に移動せしめる上記いずれかの領域とで、表示媒体を移動せしめる上記駆動機構の駆動量を算出する演算手段とを設ける(請求項1)。通常、非表示領域を画像表示装置の前面に進出せしめておき、必要なときに表示領域を画像表示装置の前面へ進出せしめて、画像表示装置の画像と合わせてバリエーションの多い遊技進行上の演出ができる。また位置検知手段と演算手段とで表示媒体の移動を正確にできる。 【0009】 上記表示媒体の一方の端末には、表示媒体を伸縮可能に支持する弾性部材に取付け、上記表示媒体の他方の端末を上記回転軸に接続して、該回転軸の回転により上記弾性部材に抗して表示媒体を弾性部材の伸長方向に移動させ、かつ上記弾性部材の収縮力により表示媒体の移動を戻すようになす(請求項2)。弾性部材の収縮力により表示媒体の移動を戻すようにしたので、構造の簡素化、低コスト化がはかれる。 【0010】 遊技盤に、液晶表示やLED表示等により画像を変動表示せしめる画像表示装置を備えた遊技機において、上記画像表示装置の左右両側位置にそれぞれ回転軸を設け、透明フィルムに半透明または不透明の絵柄を設けた複数の表示領域と、上記絵柄のない複数の非表示領域とを連設した環状の表示媒体を上記両回転軸に巻き回し、上記表示媒体を上記画像表示装置の周囲に張設し、駆動機構により上記両回転軸または一方の回転軸を作動させ、上記表示媒体を循環移動せしめて、表示媒体の複数の上記表示領域または上記非表示領域のうちのいずれかの領域を上記画像表示装置の表示面の前方位置に進退可能に移動せしめるようになし、かつ、上記画像表示装置の表示面の前方に位置する上記表示媒体の領域を検知する位置検知手段と、該位置検知手段の検知結果をもとに次に上記画像表示装置の表示面の前方に移動せしめる上記いずれかの領域とで、最適な移動方法を判断する判断手段と、該判断手段の結果に基づいて上記次の領域へ表示媒体を移動せしめる上記駆動機構の駆動量を算出する演算手段とを設ける(請求項3)。通常、非表示領域を画像表示装置の前面に進出せしめておき、必要なときに表示領域を画像表示装置の前面へ進出せしめて、画像表示装置の画像と合わせてバリエーションの多い遊技進行上の演出ができる。また表示媒体の巻き戻しが不要で、迅速に絵柄を進退移動させることができ、かつ位置検知手段、判断手段および演算手段により表示媒体の移動を正確にできる。 【0011】 上記画像表示装置の表示面の前方位置に複数の上記表示媒体を設ける(請求項4)。絵柄の種類が多く、より多彩な演出ができる。 【発明の効果】 【0012】 本発明は、画像表示装置とその表示面の前方位置へ進退可能な表示媒体の絵柄を組み合わせた多彩な表示演出が可能で、遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 本発明の第1の実施形態を図1ないし図11に基づいて説明する。図1は遊技機の全体図を示し、遊技機は長方形の外枠111と前面枠112とを有し、前面枠112は、左端上下のヒンジ116により外枠111に対し水平方向に回動自在に取り付けられており、前面枠112と一体化している各部をメンテナンス時等に手前側に開き出すことが可能である。遊技機は、通常複数列レイアウトされる遊技機設置島に外枠111にて取り付けられ、プリペードカードユニットと交互に配置される。 【0014】 前面枠112の内側には、前面枠112の高さ方向の上側略2/3の大きさをカバーする金枠113が取り付けられ、金枠113の左側を支軸にして金枠113の内周を縁取るガラス枠114が開閉可能に蝶着される。ガラス枠114にはガラス板115が二重に装填されている。ガラス板115の奥側で前面枠112の内側には遊技盤21が収納され、ガラス板115を挟んで遊技者と対向するようになっている。 【0015】 前面枠112の内側にはまた、金枠113の下方にバスタブ状の上皿121と下皿124とが手前側に突出して設けられている。上皿121の本体部にはエボナイド等の汚れのつきにくいものが用いられる。上皿121の側面には賞球の払出し用等の排出口122が開口している。 【0016】 上皿121は左右に手前に膨出する膨出部を有し、左側の膨出部の頂部には、上記プリペードカードユニットに挿入されたプリペードカードの残高を表示する残高表示部133、遊技球の貸し出しを受ける場合に押下する球貸し釦131および精算する場合の精算釦132が設けられている。 【0017】 下皿124は側面に溢れ球排出口125が開口しており、上皿121満杯時の溢れ球が流入するとともに発射し損ねた戻り球の出口となっている。また、遊技者が上皿球抜きレバー123を操作することにより溢れ球排出口125を介して上皿121と連通するようになっており、上皿121の遊技球を下皿124に移動することが可能である。また、下皿124が遊技球で満杯となった時には、下皿球抜きレバー126の操作により下皿124の底面が開口して下皿124の下方に排出可能であり、遊技球を別箱に移すことができる。 【0018】 下皿124の右側には発射ハンドル141が設けられている。発射ハンドル141は、手前側に突出して取り付けられたグリップ部142の外周にリング状の回動リング143を同軸に設けてなり、遊技者が回動リング143を時計方向に回動すれば、上皿121から供給される遊技球を遊技盤21の盤面上に発射することができる。 【0019】 図2は本遊技機の遊技盤21を示す。本遊技機は、遊技盤21上に打ち出された遊技球が所定の遊技領域たる入賞口31に入球すると、乱数からなる抽出値が抽出され、該抽出値に基づいて特別遊技に移行するか否かの大当り判定を行い、その判定結果に基づいて特別画像表示装置64の画像や図柄を変動表示して上記判定結果を報知し、大当りとなると通常の遊技とは異なる特別遊技を実行するものである。 【0020】 図2に示すように、遊技盤21の盤面上には、盤面上を略円形に縁取るように盤面に対して垂直に帯状のレール22,23が設けてある。レール22,23は図中左側の一部が二重になっており、発射ハンドル141の操作で遊技球が外側レール23に沿って発射され、レール22,23で囲まれた盤面の略円形領域内に入る。この略円形領域の中央には特別画像表示装置64が設けられ、その周囲に種々の入賞口31,35、大入賞口32、多数の遊技釘、風車等が設けられている。 【0021】 特別画像表示装置64の下方には入賞口31が設けら、入賞口31はソレノイドで作動する電動チューリップである。入賞口31の左右両側には普通の入賞口35が設けてある。 【0022】 入賞口31の下方には大入賞口32が設けられる。大入賞口32は、アタッカー扉が電動で作動して幅広の入球口を開閉し、「開」時には多くの入賞を見込むことができる。 【0023】 また、特別画像表示装置64の左右両側には普通図柄作動ゲート34が設けられており、ここを遊技球が通過すると、普通図柄表示部36の普通図柄が変動する。普通図柄作動ゲート34に入った遊技球は再び遊技盤21上に出現する。 【0024】 特別画像表示装置64の画像を表示する画像表示器641はLCDパネルで、遊技盤21の中央に嵌設された画像表示枠24の開口部241内に表示面642を手前に向けて設けられる。特別画像表示装置64の前方位置には、画像表示器641の表示前面位置とその外側位置とに絵柄50を進退可能に移動せしめる表示媒体5が張設してある。 【0025】 図2ないし図4に示すように、特別画像表示装置64は画像表示器641とこれを制御する画像制御基板640を備え、画像表示器641の背面側に間隔をおいて画像制御基板640が平行に配置され、この状態で透明の樹脂ケース643に収納されている。特別画像表示装置64は、画像表示器641の表示面642を遊技盤21に設けた画像表示枠24の開口部241内に臨ませ、樹脂ケース643を遊技盤21の背面側に突設した棚状の台座9に載置固定してある。画像表示枠24の開口部241後縁と樹脂ケース643の前面との間には間隙が設けてある。 【0026】 台座9の横幅は特別画像表示装置64よりも大き目に設けてあり、台座9の横幅方向中央に特別画像表示装置64を載置している。台座9の上面には特別画像表示装置64の左右両側にそれぞれ回転軸4a,4bが立設してある。各回転軸4a,4bは、台座9に電動の駆動モーター40を載置固定し、各駆動モーター40のモーター軸をそれぞれ上方へ延長するように立設してあり、各駆動モーター40の駆動により回転可能としてある。両回転軸4a,4bは互いに平行に設けてある。各回転軸4a,4bの上端および下端には軸と一体に回転するプーリー41が取付けてある。 【0027】 図5に示すように、表示媒体5は、フレキシブルな透明フィルムの上縁および下縁に沿ってベルト52を付着した横方向に延びる帯体で構成してある。表示媒体5の縦長は上下のベルト分、特別画像表示装置64の表示面642の縦長よりも大きくしてある。表示媒体5には、半透明または不透明なキャラクタ等の絵柄50が印刷された複数の表示領域53a,53b,53cと、絵柄等が印刷されていない複数の非表示領域54a,54b,54cとが長手方向に交互に設けてある。尚、各表示領域53a,53b,53cおよび各非表示領域54a,54b,54cの横長は特別画像表示装置64の表示面642の横幅に合わせてある。 【0028】 各表示領域53a,53b,53cおよび各非表示領域54にはそれぞれ、下縁の一方の隅角に、各領域ごとに判別可能な位置検知手段たるバーコード55が設けてある。 【0029】 図2ないし図4に示すように、表示媒体5は、両端縁をそれぞれ各回転軸4a,4bに結合するとともに各回転軸4a,4bに巻回し、遊技盤21の画像表示枠24と特別画像表示装置64の表示面642との間の隙間を通して表示面642前方位置に張設してある。この時、各表示領域53a,53b,53cまたは各非表示領域54a,54b,54cのいずれかの領域が表示面642前方位置にくるようにしてある。このように張設した表示媒体5は、左右いずれかの回転軸4a,4bをその駆動モーター40の駆動により巻取り方向(矢印xまたはx’方向)へ回転させていずれかの回転軸4a,4bで表示媒体5を巻取ることで左右方向に往復移動可能で、表示面642前方位置に各領域53a,53b,53c,54a,54b,54cを進出せしめることができる。 【0030】 図6に示すように、特別画像表示装置64の表示面642前方位置において、表示媒体5は、上縁および下縁がそれぞれ特別画像表示装置64の樹脂ケース643の前面上縁および前面下縁に沿って突設した断面ほぼL字形の上下のガイド644に嵌入され、上記移動時に表示面642前方位置からの位置ずれを防止している。また、下部ガイド644の一端には表示媒体5の各バーコード55に対応する位置に位置検知手段たるセンサ646が設置してある。 【0031】 図7は、各種装置61〜66等により構成される本遊技機の電気的構成を示すもので、主制御装置61は、遊技制御プログラムを記憶したROMおよび演算等の作業領域として働くRAMを内蔵したワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、各装置62〜66、各種スイッチ類711〜718および各種アクチュエータ類719〜721との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。 【0032】 主制御装置61が信号入力を受ける各種スイッチ類711〜718について説明する。満タンスイッチ711は下皿124内に設けられた圧力センサであり、下皿124が遊技球で満タン状態になったことを検知する。玉切れスイッチ712は球タンク52に設けられた圧力センサであり、球タンク52内に遊技球が不足していることを検知する。 【0033】 始動口スイッチ713は入賞口31内に、普通図柄始動スイッチ714は普通図柄作動ゲート34内に設けられ、それぞれ遊技球を検知する。入賞口31に入賞すると主制御装置61は特別画像表示装置64に、大当りか否かを画像表示器641に表示することを要求する指令コマンドを送信する。 【0034】 また、Vスイッチ715は大入賞口32内に設けられ、入賞した遊技球が特別領域を通過したことを検知する。カウントスイッチ716は大入賞口32内に入賞するすべての遊技球を検知する。 【0035】 賞球センサー717は払出制御装置62から払い出される賞球をカウントする。各普通入賞口スイッチ718は各普通入賞口35等に入賞した遊技球を検知する。 【0036】 主制御装置61により駆動されるアクチュエータ類719〜721について説明する。大入賞口ソレノイド719はアタッカー扉321の開閉に、Vソレノイド720は大入賞口32内の上記特別領域の開閉に、普通役物ソレノイド721は普通電動役物31の開閉に、それぞれ使用される。アタッカー扉321は、基本的な開放時間(通常20秒)が設定されており、該開放時間がカウントアップする前に、カウントスイッチ716により検知される遊技球の数が所定数(通常、10個)に達すると閉鎖する。 【0037】 払出制御装置62は1チップマイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成されたもので、主制御装置61と、主制御装置61からの送信のみが許容される一方向通信を行い、主制御装置61からの制御コマンドに従って入賞があった場合に賞球モータ722を作動せしめて賞球の払い出しの制御を行うとともに、上記のプリペードカードユニット723およびCR精算表示装置724と双方向通信を行い、球貸しソレノイド725を駆動して貸し球の供給の制御を行う。貸球の数は球貸しセンサ726の出力に基づいてカウントされる。CR精算表示装置724は上記上皿121の押し釦132,133および残高表示部131形成位置に内蔵され、球貸し釦132の押下でオンする球貸しスイッチ、精算釦133の押下でオンする精算スイッチおよび残高表示部131における数値表示用のLEDから構成されている。 【0038】 発射制御装置63は、遊技者が操作する発射ハンドルの回動量を検知する回動量センサ(図4中、発射ハンドル)726の検知量に応じて図示しない発射装置を構成する発射モータ727を駆動制御するもので、1チップマイコンからなる。発射制御装置63は、払出制御装置62と、払出制御装置62からの送信のみが許容される一方向通信を行う。発射制御装置63には発射停止スイッチ727が接続され、遊技者により操作されると発射を一時的に停止せしめるようになっている。また、タッチスイッチ728は発射ハンドル141に内蔵されて、遊技者が発射ハンドル141に触れているか否かを検知するもので、遊技機が稼働中か否かが知られる。 【0039】 特別画像表示装置64は、画像表示器641と、主制御装置61の指令に基づいて画像表示器641の画像を制御する画像制御基板640を備えている。画像制御基板640は1チップマイコン等を中心に構成され、画像表示器641の背景画像および3つの特別図柄D1,D2,D3((図8ないし図9参照。)を制御する。 【0040】 画像表示器641の特別図柄D1,D2,D3は例えば12種類用意されており、後述するように上記入賞口31への入球をトリガーとして特別図柄D1,D2,D3が変動する。この特別図柄D1,D2,D3の変動は、例えばスロットルマシンのごとく、回転するドラムの表面に表された図柄がドラムの回転により順繰りに現出するのを模した態様にて行われる。そして、3つの特別図柄D1,D2,D3が揃うと、大当りとなる。特別図柄D1,D2,D3は数字や絵等種々のものが用いられるが、以下の説明では、便宜のため、「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」の10種類として説明し、3つの特別図柄D1,D2,D3の表示を「706」のように表すものとする。 【0041】 また、特別画像表示装置64には、上記位置検知センサ646からの信号を画像制御基板640へ入力せしめる信号入力部と、画像制御基板640から駆動モーター40へ駆動信号を出力する信号出力部とを備えている。更に、画像制御基板640には、表示面642の前方に位置する表示媒体5の領域を識別した位置検知センサ646の検知結果と、予め決定された次に表示面642の前方位置に移動せしめる領域とで、表示媒体5を移動させるのに必要な駆動モーター40の駆動量を算出する演算手段を備えている。 【0042】 ランプ制御装置65は、1チップマイコンを有するとともに、ランプ出力部に短絡防止用のICチップが設けられ、主制御装置61からの指令を受けて特別図柄保留表示部用のLED730や普通画像表示用のLED731、普通画像保留記憶用のLED732の他、装飾用等の各種のランプ類733およびLED類734を点灯駆動する。 【0043】 音制御装置66は多数の音声データを記憶したマスクROM内蔵の1チップマイコンと、これにより制御される音源ICおよびアンプ等から構成されており、主制御装置61および画像制御基板640の指令を受けて、録音した音源をフレーズに組み立てスピーカ735を駆動制御する。 【0044】 主制御装置61と上記各装置62〜66との間の送受信回路は、主制御装置61からのみ送信する一方向通信の回路として構成されている。この一方向通信の構成はインバータ回路やラッチ回路を用いて構成できる。 【0045】 また、主制御装置61は、盤用外部接続端子741を介して、遊技場内の遊技機全体を管理するホールコンピュータ1cと接続され、ホールコンピュータに賞球の払い出し数等の種々の遊技情報を送信するようになっている。また、試験信号端子742と接続され、遊技機を所定の状態として、故障の解析などを行うことができる。また、払出制御装置62は、枠用外部接続端子743と接続され、枠用外部接続端子743を介してホールメインコンピュータ1cに所定の情報を送信する。また、枠用外部接続端子743には、ガラス枠114の開閉状態を検知する扉開放スイッチ751が接続され、ガラス枠114が開放されると、これが遊技場側に知られるようになっている。 【0046】 表示媒体5は、通常、いずれかの非表示領域54を表示面642の前方位置に配し、非表示領域54を通して表示面642が見えるようにしてある。そして、遊技盤21に発射された遊技球が入賞口31に入球し、特別画像表示装置6の特別図柄D1,D2,D3が変動を開始したときに、例えば画像表示器641の表示面642に図8(A)に示した背景パターンRを表示するとともに、表示媒体5の表示領域53a(図8(B))を表示面642の前方位置に進出せしめ、図8(C)に示すように、表示面642の背景パターンRと表示媒体5の表示領域53aの絵柄50とを組み合わせたリーチ予告の表示演出を行う。 【0047】 また他のリーチ予告として、画像表示器641の表示面642に図9(A)に示した背景パターンSを表示するとともに、表示媒体5の表示領域53b(図9(B))を表示面642の前方位置に進出せしめ、図9(C)に示すように、表示面642の背景パターンSと表示領域53bの絵柄50とを組み合わせた表示演出を行う。 【0048】 更に、特別図柄D1,D3が停止表示されてリーチとなったとき、画像表示器641の表示面642に図10(A)に示した背景パターンTを表示するとともに、表示媒体5の表示領域53c(図10(B))を表示面642の前方位置に進出せしめ、図10(C)に示すように、表示面642の背景パターンTと表示領域53cの絵柄50とを組み合わせた大当たり予告の表示演出を行う。 【0049】 このように表示媒体5は、回転軸4a,4bの回転駆動によ左右方向に往復移動し、必要に応じて複数の表示領域53a,53b,53cのいずれかの領域を特別画像表示装置64の表示面642の前面位置に進出せしめ、表示領域53a,53b,53cの絵柄50とその背景で展開される特別画像表示装置64の表示面642の画像とを組合わせた多彩なリーチ予告や大当り予告等の演出を行うことができる。また、各表示領域53a,53b,53cと非表示領域54とを交互に設けたので、表示領域53a,53b,53cから非表示領域54への切り替えを迅速にできる。従って、本実施形態によれば表示演出が多彩で遊技者を飽きさせることのない興趣の豊かな遊技機を提供できる。 【0050】 図11は本実施形態に用いる他の表示媒体5Aを示し、表示媒体5Aとして、上下のベルト52に、分割されたシート状のフレキシブルな透明フィルムに絵柄50を印刷した各表示領域53a,53b,53cを所定の間隔をおいて固着し、各表示領域53a,53b,53c間の上記間隔で非表示領域54を形成してもよい。これによれば、各非表示領域54が特別画像表示装置64の表示面642の前面位置となったとき、表示面642が鮮明に見える。 【0051】 次に図12ないし図14に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態は環状に形成された表示媒体5Bを特別画像表示装置64の外周を囲むように付設したもので、基本構造は第1の実施形態のそれぞれほぼ同じで相違点を中心に説明する。尚、図において同一部材は同一符号で表し、それらの説明を省略する。 【0052】 図12ないし図14に示すように、横幅方向中央に特別画像表示装置64を載置した台座9の左右両側位置にはそれぞれ、回転軸4a,4bとガイド軸45が立設してある。一方の回転軸4a(図の向かって左側)は特別画像表示装置64の前面の側方位置に駆動モーター40を介して立設され、駆動モーター40の駆動により回転可能としてある。他方の回転軸4bは特別画像表示装置64の前面の他方の側方位置で軸下端が台座9に回転可能に支持されている。各ガイド軸45はそれぞれ、特別画像表示装置64の背面の両側方位置に軸下端が台座9に回転可能に支持されている。 【0053】 表示媒体5Bは、上述の第1の実施形態に用いた表示媒体5(図5)と同様に、フレキシブルな透明フィルムの上縁および下縁に沿ってベルト52を付着した横方向に延びる帯状体で、半透明または不透明なキャラクタ等の絵柄50が印刷された複数の表示領域53a,53b,53cと、絵柄等が印刷されていない複数の非表示領域54とが長手方向に交互に設けてある。そして、表示媒体5Bは透明フィルムの両端を結合して環状に形成してある。各表示領域53a,53b,53cおよび各非表示領域54の下縁の一方の隅角には識別用のバーコードが設けてある。 【0054】 表示媒体5Bは、各回転軸4a,4bおよび各ガイド軸45に架け回して、特別画像表示装置64の樹脂ケース643の前面と画像表示枠24との間の間隙を通って、樹脂ケース643を囲むように張設してある。特別画像表示装置64の表示面642の前方位置において、表示媒体5Bは、上縁および下縁がそれぞれ樹脂ケース643に設けた上下のガイド644により位置ずれなく保持されている。また、下部ガイド644には上記バーコードを読み取る位置検知センサ646が設置してある。 【0055】 このように張設された表示媒体5Bは、駆動モーター40による回転軸4aの回転により、各表示領域53a,53b,53cおよび各非表示領域54がそれぞれ特別画像表示装置64の表示面642の前方位置に進出するように循環移動可能である。また、回転軸4aの回転方向を正方向または逆方向に変えることで、表示媒体5Bが左右いずれの循環方向へも移動可能である。 【0056】 本実施形態の特別画像表示装置64には、上記位置検知センサ646と駆動モーター40が電気的に接続され、位置検知センサ646からの信号を入力する信号入力部と、駆動モーター40ヘ駆動信号を出力する信号出力部を備えている。また画像制御基板640には、特別画像表示装置64の表示面642の前方に位置する表示媒体5Bの領域を識別した位置検知センサ646の検知結果をもとに、予め決定された次に表示面642の前方位置に移動せしめる領域とで、表示媒体5Bの最適な移動方向等の方法を判断する判断手段と、表示媒体5Bを移動させるのに必要な駆動モーター40の駆動量を算出する演算手段を備えている。上記判断手段が選ぶ最適な移動方向とは、表示媒体5Bの左右いずれの循環方向うち、現在、表示面642の前方に出ている領域から次に出す予定の領域まで移動移動距離が最短ですむ移動方向である。例えば、現在、表示面642の前方に表示媒体5Bの第1番目の表示領域53aが出ており、次に第3番目の表示領域53cを出す場合、表示媒体5Bを図13の右方向(時計方向)に移動させると、表示面642の前方を第1および第2番目の表示領域53a,53b間の非表示領域54b、第2番目の表示領域53b、第2および第3番目の表示領域53b,53c間の非表示領域54cが通過することとなるが、表示媒体5Bを左方向(反時計方向)へ移動させることにより、表示面642の前方を通過する領域が第1および第3番目の表示領域53a,53c間の非表示領域54cひとつですみ、左方向へ移動させる方が最短の移動距離となるので、移動方向を左方向に設定する。 【0057】 本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、必要に応じて表示媒体5Bの複数の表示領域53a,53b,53cのいずれかを特別画像表示装置64の表示面642の前方位置に進出せしめ、該表示領域の絵柄50とその背景で展開される画像表示器61の表示面642の画像とを組合わせた多彩なリーチ予告や大当り予告等の演出を行うことができる。また表示媒体5Bを環状に設けて左右いずれの循環方向へも移動可能とし、かつ上記判断手段により最適な表示媒体5Bの移動方向等を判断するようにしたので、より迅速に所定の領域を表示面642の前方位置に移動させることができる。 【0058】 第2の実施の形態に用いる他の表示媒体として、上下のベルトに、分割されたシート状の各表示領域を所定の間隔をおいて固着した表示媒体5A(図11)を環状に構成したものを用いてもよい。 【0059】 また、環状の表示媒体5Bを用いる第2の実施形態の他の構造とて、図15および図16に示すように、表示媒体5Bを特別画像表示装置64の画像表示器641の外周を囲むように設けてもよい。この場合、特別画像表示装置64の左右両側に回転軸4a,4bを設け、かつ樹脂ケース643の左右両側壁面に表示媒体5Bを挿通可能な開口647を設け、表示媒体5Bを樹脂ケース643の開口部647から画像表示器641と画像制御基板640との隙間を通す一方、表示面642の前方位置を通すように両回転軸4a,4bに巻回す。これによれば装置のコンパクト化がはかれる。 【0060】 図17ないし図21は本発明の第3の実施形態を示し、これは、特別画像表示装置64の表示面642の前方位置に、表示領域53と非表示領域54とを備えた複数の表示媒体5a,5b,5cを張設し、これらの絵柄50と表示面642の画像とを組合わせたリーチ予告および大当り予告等の表示演出を行うようにしたものである。図17、図18に示すように、特別画像表示装置64の一方(図の向かって左側)の側方位置には各表示媒体5a,5b,5cをそれぞれ巻戻す巻戻し軸8a,8b,8cが設けてある。各巻戻し軸8a,8b,8cに対向して特別画像表示装置64の他方(図の向かって右側)の側方位置には各表示媒体5a,5b,5cをそれぞれ巻取る回転軸4a,4b,4cが設けてある。これらの軸8a,8b,8c,4a,4b,4cは特別画像表示装置64の背面寄りに設けられ、これらに対応して特別画像表示装置64の前面寄りの左右両側位置には各表示媒体5a,5b,5cが特別画像表示装置64の表示面642の前方位置を通過するように案内するガイド軸45が設けてある。 【0061】 各巻戻し軸8a,8b,8cは、図17ないし図19に示すように、軸部材81と、該軸部材81の外周に嵌合したバネ部材82、および軸部材81の周方向に回転可能な外筒部材83とで構成され、かつバネ部材82の一端末を軸部材81に連結するとともに他端末が外筒部材83に連結してあり、バネ部材82により常時、外筒部材83が軸部材81に対して上記表示媒体巻戻し方向(図17の矢印y方向)へ回転付勢されている。各巻戻し軸8a,8b,8cは軸部材81の下端を台座9に固定して立設してある。 【0062】 各回転軸4a,4b,4cはそれぞれ、台座9に電動の駆動モーター40を載置固定し、各駆動モーター40のモーター軸をそれぞれ上方へ延長するように立設してあり、各駆動モーター40の駆動により上記表示媒体巻取り方向(図17の矢印z方向)へ回転可能としてある。 【0063】 図20(A)(B)(C)に示すように、各表示媒体5a,5b,5cは、フレキシブルな透明フィルムの上縁および下縁に沿ってベルト52を付着した横方向に延びる帯体で、長手方向中間位置に半透明または不透明なキャラクタ等の絵柄50が印刷された表示領域53が設けてある。表示領域53の一方(図の向かって左側)は余白部56としてあり、表示領域53の他方(図の向かって右側)には非表示領域54が設けてある。 【0064】 図17、図18に示すように、各表示媒体5a,5b,5cは、余白部56側の端末縁をそれぞれ各巻戻し軸8a,8b,8cの外等部材83に結合するとともに、各非表示領域54の端末縁をそれぞれ各回転軸4a,4b,4cに結合し、左右のガイド軸40を介して特別画像表示装置64の表示面642前方位置を通るように張設してある。このように張設した各表示媒体5a,5b,5cは、通常、各巻戻し軸8a,8b,8cに巻戻されており、各非表示領域54が表示面642の前方位置にくるようにしてある。そして、各表示媒体5a,5b,5cは、各回転軸4a,4b,4cの上記巻取り方向への回転により各表示領域53を表示面642の前方位置へ進出せしめ、表示領域53の絵柄50と表示面642の画像とを組み合わせたリーチ予告および大当り予告とうの表示演出を行う。その後、各回転軸4a,4b,4cをフリーにすることで再び表示媒体5a,5b,5cが巻戻し軸8a,8b,8cに巻戻されて、非表示領域54を表示面642の前方位置へ戻すことができる。 【0065】 このように構成した本実施形態では、図21(A)に示すように特別画像表示装置64の表示面642における特別図柄D1,D2,D3変動中の画像表示に対して、例えば図21(B)ないし(D)に示すように表示媒体5a,5b,5cのうちのいずれか一つの表示領域53を組み合わせた表示演出、図21(E)ないし(G)に示すように表示媒体5a,5b,5cのうちのいずれか二つの表示領域53を組み合わせた表示演出、および図21(H)に示すように全ての表示媒体5a,5b,5cの表示領域53を組み合わせた表示演出等、より多彩な演出を行うことができ、遊技者を楽しませることができる。 【0066】 また上述の第1および第2の実施形態において、表示媒体を移動させるに場合、隣接する領域間の移動ではよいが、離間した領域間を移動させるときに中間の表示領域が特別画像表示装置の表示面前方を横切ることがあり、遊技者に違和感を感じさせるおそれがあるが、本実施形態では、各表示媒体5a,5b,5cに一つの表示領域53を設ける構造としたので、余分の表示領域が表示面前方を横切ることはない。 【0067】 第3の実施形態では、各表示媒体5a,5b,5cの巻取り用の各回転軸4a,4b,4cごとに駆動モーター40を設け、各々の駆動モーター40により駆動するようにしたが、これに限らず、図22に示すように、一つの駆動モーター40で各回転軸4a,4b,4cを駆動するようにしてもよい。例えば、各回転軸4a,4b,4cと駆動モーター40のモーター軸とにそれぞれ互いに係脱可能に噛み合わせる歯車48、49を設け、駆動モーター40を図略の移動機構により移動軌跡Mに沿って移動可能に設けておく。そして、移動軌跡Rに沿って駆動モーター40を移動し、所望の回転軸4a,4b,4cと歯車48,49どうしを噛み合わせて各回転軸4a,4b,4cを駆動せしめるようになす。 【0068】 また、第3の実施形態では、各表示媒体5a,5b,5cの巻戻し用に巻戻し軸8a,8b,8cを用いたがこれに限るものではない。例えば図23(A)(B)(C)に示すように、表示領域53の一方に伸縮自在のゴムシートからなる余白部56aを備えた表示媒体5d,5e,5fを用いて、ゴムシートからなる余白部56aの伸縮力により戻るようにしてもよい。この場合、余白部56aの端末縁を特別画像表示装置の側方位置に立設した柱状の支持軸に結合しておき、通常、各表示媒体5d,5e,5fの非表示領域54が特別画像表示装置の表示面の前方に位置するように設けておく。そして各表示媒体5d,5e,5fの非表示領域側の側端末を結合した各回転軸により巻取り、余白部56aを伸長しつつ表示領域53を表示面の前方位置に進出せしめ、表示面の画像とを組み合わせた表示演出を行う。その後、回転軸をフリーにすることで余白部56aが収縮し、表示領域53と非表示領域54とを切り換えるようにする。 【0069】 これらのように、一つの駆動モーターで複数の表示媒体を作動させたり、ゴムシートにより表示媒体を戻すようにすることで、部品点数およびコストの削減がはかれる。 【0070】 尚、上述の実施形態はすべての点で例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。例えば、遊技者が操作可能な操作スイッチをを設け、特定時に上記操作スイッチを操作することで、表示媒体を移動させるようにしてもよい。具体的には、特定時に、画像表示装置に「操作スイッチっを操作して下さい」といった内容を表示し、操作スイッチを操作することで、表示媒体を移動させるようにする。そして、画像表示装置の前方へ移動された絵柄によって変動の期待感が変わるようにすれば、ゲーム性を向上することができる。 【図面の簡単な説明】 【0071】 【図1】本発明を適用した遊技機の斜視図である。 【図2】本発明の第1の実施形態を示すもので、遊技盤の概略正面図である。 【図3】上記遊技盤の概略平面図である。 【図4】上記遊技盤の概略側面図である。 【図5】上記第1の実施形態に用いる表示媒体の平面図である。 【図6】本実施形態の画像表示装置と表示媒体との位置関係を示す概略側面である。 【図7】上記遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 【図8】上記表示媒体を用いたリーチ予告の表示演出を示す図である。 【図9】上記表示媒体を用いた他のリーチ予告の表示演出を示す図である。 【図10】上記表示媒体を用いた大当り予告の表示演出を示す図である。 【図11】上記第1の実施形態に用いる他の表示媒体の平面図である。 【図12】本発明の第2の実施形態を示す遊技盤の概略正面図である。 【図13】上記遊技盤の概略平面図である。 【図14】上記遊技盤の概略側面図である。 【図15】上記第2の実施形態の他の構造を示す遊技盤の概略平面図である。 【図16】上記第2の実施形態の他の構造の画像表示装置と表示媒体との位置関係を示す概略側面である。 【図17】本発明の第3の実施形態の画像表示装置と表示媒体とを示す概略平面図である。 【図18】上記第3の実施形態の画像表示装置と表示媒体とを示す概略正面図である。 【図19】上記第3の実施形態に用いる巻戻し軸の縦断面である。 【図20】上記第3の実施形態に用いる複数の表示媒体の平面図である。 【図21】上記複数の表示媒体を用いたリーチ予告の表示演出パターンを示す図である。 【図22】上記第3の実施形態の他の構造を示す画像表示装置と表示媒体との概略平面図である。 【図23】上記第3の実施形態に用いる複数の他の表示媒体の平面図である。 【符号の説明】 【0072】 21 遊技盤 4a,4b,4c 回転軸 40 駆動モーター(駆動機構) 5,5A,5B,5a,5b,5c,5d,5e,5f 表示媒体 50 絵柄 56a ゴムシートからなる余白部(弾性部材) 64 特別画像表示装置(画像表示装置) 640 画像制御基板(演算手段、判断手段) 642 表示面 646 位置検知センサ(位置検知手段) 82 バネ部材(弾性部材)
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| 【出願人】 |
【識別番号】395018239 【氏名又は名称】株式会社高尾 【住所又は居所】愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地
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| 【出願日】 |
平成16年4月5日(2004.4.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067596 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 求馬
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| 【公開番号】 |
特開2005−287986(P2005−287986A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月20日(2005.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願2004−110721(P2004−110721) |
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