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【発明の名称】 |
バッティンググローブ |
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【氏名】小浜 渉 【住所又は居所】東京都新宿区矢来町77番地 アディダスジャパン株式会社内 |
【課題】バッティンググローブにおいて、手に装着したときにより十分なフィット感が得られ、グリップを強固にしてバットをしっかり握ることができるようにするとともに、バッティングの際のフィット感を向上させ、打撃力を向上させる。
【解決手段】手首部20の親指側にスリット22を設け、締結フラップ21の基部をスリットの掌側近傍に固着し、締結フラップ21の自由端部を手首部の手甲部側の小指側端部近傍に締結する。また、手甲部30に、一端を親指側に他端を小指側に固着した互いにほぼ平行2本のストラップベルト40,50を設け、そのストラップベルトの一部に着脱、締結可能な締結部41,51を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 5指を挿入するための指スリーブ部と、 手首を覆う手首部と、 前記指スリーブ部を先端に前記手首部を後端に連設して有し、グローブの表裏を形成する手甲部および掌部からなるグローブ本体とからなり、 前記手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、 前記手首部の親指側にスリットを設け、前記締結フラップの基部を該スリットの前記掌側近傍に固着し、該締結フラップの自由端部を前記手首部の前記手甲部側の小指側端部近傍に締結するよう構成したことを特徴とするバッティンググローブ。 【請求項2】 5指を挿入するための指スリーブ部と、 手首を覆う手首部と、 前記指スリーブ部を先端に前記手首部を後端に連設して有し、グローブの表裏を形成する手甲部および掌部からなるグローブ本体とからなり、 前記手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、 前記手甲部に、一端を親指側に他端を小指側に固着した少なくとも1本のストラップベルトを設け、該ストラップベルトの一部に着脱、締結可能な締結部を設けたことを特徴とするバッティンググローブ。 【請求項3】 前記ストラップベルトが、互いにほぼ平行な2本のストラップベルトからなることを特徴とする請求項2記載のバッティンググローブ。 【請求項4】 前記2本のストラップベルトが、親指の中手指近傍から尺骨頭近傍に向けて伸びる第1のストラップベルトと、人差指の指骨近傍から小指の中手指近傍まで向けて伸びる第2のストラップベルトとからなることを特徴とする請求項2または3記載のバッティンググローブ。 【請求項5】 前記ストラップベルトの締結部が、手甲部に固着された第1の面ファスナーと、手甲部の該第1の面ファスナーから前記ストラップベルトの長さ方向に離れた位置に一端を固着され他端に該第1の面ファスナーと着脱自在に係止し得る第2の面ファスナーを有する締結ストラップとからなることを特徴とする請求項2、3または4記載のバッティンググローブ。 【請求項6】 5指を挿入するための指スリーブ部と、 手首を覆う手首部と、 前記指スリーブ部を先端に前記手首部を後端に連設して有し、グローブの表裏を形成する手甲部および掌部からなるグローブ本体とからなり、 前記手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、 前記掌部が、該掌部の中央近傍の一部を裁断した後縫合されて、前記手甲部より小さく形成されたものであり、それによりグローブ全体が掌部側に湾曲して掌部が凹面状になるよう構成されたことを特徴とするバッティンググローブ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は野球やソフトボールの競技においてバッターが使用するバッティンググローブに関するものである。 【背景技術】 【0002】 バッティンググローブは、野球やソフトボールの競技においてバッターがスウィング中にグリップがスリップしないように使用するもので、試合や練習に広く用いられている。 【0003】 バッティンググローブ(以下、単にグローブという)は、一般に図7に示すように手首に締結フラップ2を有し、締結フラップ2と手首部とは面ファスナー(微小な鉤状およびループ状のプラスチック製フックを面上に多数備え、通常はループ状の雌面とフック状の雄面とが係止するようになっている。マジックテープ(登録商標)ともいう。)により着脱自在とされ、フラップ2を手首部4から剥がして引っ張り、また押さえつけて付着させることにより手首をしっかり締め付けるようになっている。 【0004】 従来のグローブとしては、その手を保護する機能を向上させるため、例えば特許文献1のようにグローブに挿入した手を保護するためにクッションを掌部に設けたものが知られている。 【特許文献1】特開平6−15023号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 この種のグローブは、練習において手にまめができないようにするとともに、試合中にデッドボールなどで手の負う怪我を最小限に抑える、手を保護する機能を有しているが、より重要な機能は、グリップを強固にして、試合においてバットをしっかり握ることができるようにするとともにバッティングの際に良いフィット感を与えることである。 【0006】 従来のグローブは、図8および図9に示すように手首を締める締結フラップを締めたとき、小指の下から手首にかけてたるみ(図8のA、図9のB)ができ、このためグローブのフィット感が不十分であった。 【0007】 本発明は、手に装着したときに手に十分なフィット感が得られ、グリップを強固にしてバットをしっかり握ることができるようにするとともに、バッティングの際のフィット感を向上させ、打撃力を向上させるグローブを提供することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明の第一の発明によるバッティンググローブは、5指を挿入するための指スリーブ部と、手首を覆う手首部と、指スリーブ部を先端に手首部を後端に連設して有し、グローブの表裏を形成する手甲部および掌部からなるグローブ本体とからなり、手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、手首部の親指側にスリットを設け、締結フラップの基部をスリットの掌側近傍に固着し、締結フラップの自由端部を手首部の手甲部側の小指側端部近傍に締結するよう構成したことを特徴とするものである。 【0009】 また本発明の第二の発明によるバッティンググローブは、上記のような指スリーブ部と手首部とグローブ本体とからなり、手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、手甲部に、一端を親指側に他端を小指側に固着した少なくとも1本のストラップベルトを設け、そのストラップベルトの一部に着脱、締結可能な締結部を設けたことを特徴とするものである。 【0010】 そのストラップベルトは、好ましくは、互いにほぼ平行な2本のストラップベルトからなるものとするのがよい。 【0011】 その2本のストラップベルトは、親指の中手指近傍から尺骨頭近傍に向けて伸びる第1のストラップベルトと、人差指の指骨近傍から小指の中手指近傍まで向けて伸びる第2のストラップベルトとするのが好ましい。 【0012】 また、それらのストラップベルトの締結部は、手甲部に固着された面ファスナーと、手甲部の面ファスナーからストラップベルトの長さ方向に離れた位置に一端を固着され他端にその面ファスナーと着脱自在に係止し得る面ファスナーを有する締結ストラップとからなるものとすることができる。 【0013】 また、本発明の第三の発明によるによるバッティンググローブは、上記のような指スリーブ部と手首部とグローブ本体とからなり、手首部に締結フラップを有するバッティンググローブにおいて、グローブ本体の掌部が、その中央近傍の一部を裁断した後縫合されて、グローブの手甲部より小さく形成されたものであり、それによりグローブ全体が掌部側に湾曲して掌部が凹面状になるよう構成されたことを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0014】 本発明の第一の発明によるバッティンググローブは、手首部の親指側にスリットを設け、締結フラップの基部をスリットの掌側近傍に固着し、締結フラップの自由端部を手首部の手甲部側の小指側端部近傍に締結するよう構成したので、締結フラップを締めたときに、小指側にたるみができず、手に対するフィット感が向上するという効果を奏することができる。 【0015】 また本発明の第二の発明によるバッティンググローブは、手甲部に、一端を親指側に他端を小指側に固着した少なくとも1本のストラップベルトを設け、そのストラップベルトの一部に着脱、締結可能な締結部を設けたので、このストラップベルトを締めることにより、特に手甲部の緩みを締めることができ、手に対するフィット感が向上するという効果を奏することができる。 【0016】 また、本発明の第三の発明によるによるバッティンググローブは、グローブ本体の掌部が、その中央近傍の一部を裁断した後縫合されて、グローブの手甲部より小さく形成されたものであり、それによりグローブ全体が掌部側に湾曲して掌部が凹面状になるよう構成されているので、凹面状の掌部がバットを握ったときにバットに対するフィット感を向上させるという効果を奏することができる。 【0017】 本発明のバッティンググローブは、これらの効果により、グリップを強固にしてバットをしっかり握ることができるようにすることができ、それによりバッティングの際のフィット感を向上させ、打撃力を向上させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 図1は、本発明のバッティンググローブの一実施形態を示す平面図であって、バッティンググローブは、5指を挿入するための指スリーブ部11,12,13,14,15と、手首を覆う手首部20と、指スリーブ部11〜15を先端に、手首部20を後端に連設して有し、グローブの表裏を形成する手甲部31および掌部32(図2)からなるグローブ本体30とからなり、手首部20に締結フラップ21を有している。 【0019】 図4に示すように、本発明のグローブは、手首部20の親指側にスリット22を設け、締結フラップ21の基部21aをスリット22の掌側近傍に固着し、締結フラップ21の自由端部21bに面ファスナー23a(図3)を設け、これを手首部20の手甲部側の小指側端部近傍に設けた面ファスナー23bに締結するよう構成されている。 【0020】 これにより、締結フラップ21を手首部20に締めながら止めると、図5のA’に示すように手首と小指の間にたるみができず、グローブは手にしっくりフィットする。 【0021】 バットを握るときにフィット感が特に重要なのは小指側であり、この部分にたるみが生じないことはフィット感を高める上で極めて有効である。 【0022】 また本発明の上記実施形態によるバッティンググローブは、図1および図3に示すように、手甲部30に、一端を親指側に他端を小指側に固着した互いにほぼ平行な2本のストラップベルト40,50を有し、そのストラップベルト40,50の一部に着脱、締結可能な締結部41,51を備えている。その2本のストラップベルト40,50は、親指の中手指近傍から尺骨頭近傍に向けて伸びる第1のストラップベルト40と、人差指の指骨近傍から小指の中手指近傍まで向けて伸びる第2のストラップベルト50とからなっている。 【0023】 前記ストラップベルトの締結部41,51は、手甲部30に固着された第1の面ファスナー41a,51aと、手甲部の第1の面ファスナー41a,51aからストラップベルトの長さ方向に離れた位置に一端を固着され他端に第1の面ファスナー41a,51aと着脱自在に係止する第2の面ファスナー41b,51bを有する締結ストラップ41c,51cとからなっている。締結ストラップ41c,51cはグローブに手を挿入した後、図3に矢印で示す方向に引っ張りながら第2の面ファスナー41b,51bを第1の面ファスナー41a,51aに係止させ、手の甲の部分を締めて、グローブを手にフィットさせる。そうすることにより、図6に示すように、2本のストラップベルト40,50により手の甲の緩みを引き締め、手に一層のフィット感を与えることができる。 【0024】 本発明の本実施形態のグローブは、さらに、図2に示すように、掌部32が掌部32の中央近傍の一部33を裁断した後に縫合されて、手甲部30より小さく形成されている。これにより、グローブ全体が掌部側に湾曲して掌部が凹面状になる。したがって、バットを握るときグローブの掌部32は従来のグローブの平面状の掌部よりバットになじみやすく、掌部にしわやたるみを作ることなく、より高いフィット感をもってバットを握ることができる。 【0025】 なお、上記実施形態は2本のストラップベルトを備えているが、これは必ずしも2本に限られるものではなく、1本でもよいし、3本でもよい。1本の場合は図示のものよりも幅広にするのが好ましい。またストラップベルトの幅は一定でなく、固定側を広く、自由端側を細くしたものとしてもよい。また4本以上でもよいが、あまり多くなると、締める手間が面倒になるので、実際には1本か2本程度が望ましい。 【0026】 また、上記実施形態は指先までの指スリーブ部を備えているが、各指スリーブ部は指の根元だけを覆って、指先は露出するような形態としてもよい。また、その先端を露出する長さはいくらでもよい。例えば極端な場合は、殆ど指の付け根まで露出するようにしてもよい。その場合も、付け根を囲む部分を指スリーブ部と呼ぶことにする。 【0027】 以上、本発明のグローブは野球に代表させて「バッティンググローブ」として説明したが、本発明はそれに限られるものではなく、グリップを強固にしフィット感を高めることが望まれるスポーツであれば、野球以外にも適用できるものであり、例えばゴルフ用にも適用できるものである。したがって本明細書における「バッティンググローブ」は、それらスポーツ用のグローブを広く含むものを意味するものとする。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明のバッティンググローブの一実施形態を示す平面図 【図2】同実施形態の底面図 【図3】同実施形態の手首部の締結フラップを手甲部のストラップベルトの締結部を剥がした状態を示す平面図 【図4】本発明のバッティンググローブを示す斜視図 【図5】同バッティンググローブのたるみの無い様子を示す掌側から見た斜視図 【図6】同じく手甲部から見た斜視図 【図7】従来のバッティンググローブの一例を示す斜視図 【図8】その掌側から見た斜視図 【図9】その手甲部から見た斜視図 【符号の説明】 【0029】 2 締結フラップ 4 手首部 11,12,13,14,15 指スリーブ部 20 手首部 21 締結フラップ 22 スリット 23a、23b 面ファスナー 30 手甲部 40 ストラップベルト 41 締結部 50 ストラップベルト 51 締結部
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| 【出願人】 |
【識別番号】504229239 【氏名又は名称】アディダスジャパン株式会社 【住所又は居所】東京都新宿区矢来町77番地
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| 【出願日】 |
平成16年6月14日(2004.6.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073184 【弁理士】 【氏名又は名称】柳田 征史
【識別番号】100090468 【弁理士】 【氏名又は名称】佐久間 剛
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| 【公開番号】 |
特開2005−349073(P2005−349073A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月22日(2005.12.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−175280(P2004−175280) |
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