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【発明の名称】 浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置。
【発明者】 【氏名】南山 誠作

【要約】 【課題】水中運動により、健康促進作用と運動効果を合わせ持ち、性別を問わず、巾広い年齢層に対応できる水中運動装置を提供する。

【解決手段】人が直立して入れ、中で体を動かすことができる大きさの浴槽1を造り、その浴槽内に浴槽用ボール2、3、56、57を単独、或いは、これを自由に組みあわせたものを温水と一緒に入れ、そして温水の量を給水装置5と浴槽用排水装置4により調整することで、人体を押す浴槽用ボールの抵抗と圧力を変化させることができ、この温水調節ににより健康促進作用と運動効果を発生させることができる。又使用者の体力レベルに合う浴槽用ボールの圧力設定が容易にできる水中運動装置としたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者が直立して入れ、中で体を動かすことができる浴槽(1)に温水と浴槽用ボール(2)を人の肩下にくるように入れ、給水装置(5)と浴槽用排水装置(4)により、温水の量を調整することで、浴槽用ボール(2)が使用者の表皮を押そうとする圧力と摩擦に変化を加え、これにより健康推進作用と運動効果を発生させることを特徴とする浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置。
【請求項2】
「請求項1」記載の浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置に於いて給水装置(5)と浴槽用排水装置(4)により、温水の量を調整することで、使用者の表皮を押そうとする浴槽用ボール(2)の圧力と摩擦の強さを変化させて使う使用方法。
【請求項3】
「請求項1」記載の浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置の構成要件である、弾性を有する浴槽用ボール(2)。
【請求項4】
「請求項3」における浴槽用ボール(2)の内部に永久磁石(8)を埋設した、弾性を有する浴槽用ボール(3)。
【請求項5】
「請求項3」における浴槽用ボール(2)を軽くした弾性を有する浴槽用ボール(56)、(57)。
【請求項6】
「請求項3、4、5」の浴槽用ボール(2)、(3)、(56)、(57)の本体表面を球体に近づけた多面体とした、浴槽用多面体(2a)、(3a)、(56a)、(57a)。
【請求項7】
「請求項1」記載の浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置の構成要件とする浴槽用ボール(2)、(3)、(56)、(57)と浴槽用多面体(2a)、(3a)、(56a)、(57a)の自由な組み合わせにより使用する使用方法。
【請求項8】
ハンドル(9)を手動により回すことで連動するピニオン(18)を回転させ、この回転を上下動に変えるラック(19)を配置し、ラックの下部に上下運動する排水口(20)を接続し、この(20)に上下動パイプ(21)を連結し、シリンダーパイプ(22)に差し込むことで上下にスライドするように作られた「請求項1」の構成要件である上下運動する排水口(20)を有する浴槽用排水装置(4)。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
浴槽内に、温水と浴槽用ボールを使用し、その温水と浴槽用ボールの中に使用者が入り、浴槽用排水装置と給水装置により温水の量を調節し、中で体を動かすことで運動効果と健康促進作用を発生させる水中運動装置。
【背景技術】
【0002】
健康器具や運動器具又は装置は、近年開発が進み、新製品が多く市場に出ている。本発明水中運動装置の背景となるものに温水プールの水中運動があり、本発明に利用するぶら下がり健康法、磁気健康法などの参考特許文献を紹介する。
【特許文献1】特開平8−257162号公報
【特許文献2】特開2001−246033号公報
【特許文献3】特開2000−157605号公報
【特許文献4】特開2003−220101号公報

本発明は、温水プールの持つ機能をできるだけ損なわず、小型化した浴槽を造り、小型化することで風呂の持つ温熱効果(水温調節可能)を取り入れ、そこに浴槽用ボール2、3を温水と同時に使用することで多効果を発生させるものとした。この浴槽用ボール2、3は、水の密度1.0に近づけた比重を0.95〜0.98になるように作られたものである。
【0003】
従来の温水プールの温水と、本発明浴槽用ボールの人体に及ぼす働きや圧力のかかり方の違いを図14において説明する。
(イ)温水プールの水中運動には、空気の約800倍の密度を持つ水により、大きな抵抗を受ける。体の動きをゆっくりすると弱い運動、早く動かすと強い運動となる。本発明浴槽用ボール2、3の使用により更に強い抵抗を受ける。しかしこれもゆっくり動かすことで弱い運動となり、早く動くことで大きな運動量を得ることができる。
(ロ)静止している水は、容器の壁及び底面または、水中にある物体に静水圧を及ぼす。静水圧の強さは、水深に比例し、深い程大きな圧力となる。図14に於いて、水面Jであり、矢印の長さが長い程大きな圧力を示す。浴槽の底に近づく程大きな圧力がかかる。
(ハ)浴槽用ボールの場合は、水に浸かっていない部分は、静水圧と同じで、深くなるほど大きな圧力がかかる。図14に於いて、ボール最上部Kから、水面Jまでの間は水面Jに近づくほど大きな圧力となる。ボールの押そうとする圧力は、接している物体をボールの円曲した僅かな面で押す。
(ニ)水中にある浴槽用ボールは、図14に於いて、水面Jからボール最上部Kまでのボールの総重量が、水中の物体面に接しているボールの数で支えている。これは深さに関係なく均等に押し圧力としてかかる。
以上浴槽用ボールを使用することで従来の温水プールの水中運動より大きな抵抗を受けるが、ゆっくり動くことで弱い運動となり、ボールの押そうとする圧力を変化させることにより、別作用と効果を加えることができた。
【0004】
本発明、浴槽用排水装置4に関する特許文献を紹介する。
【特許文献5】特開2001−329591号公報
【特許文献6】特開平9−279925号公報

上記特許文献は、浴槽下部にあたる排水口に手動又は、電動により排水する装置を取り付けたものである。本発明の浴槽内で使用する温水中に発生した老廃物などを排出する目的で上下動する排水口20を備えた装置はなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
健康促進作用と運動効果を合わせ持ち、性別を問わず、巾広い年齢層に対応できる運動装置を提供する。
【課題を解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、人が直立して入れ、中で体を動かすことのできる大きさの浴槽1を造り、その浴槽内に浴槽用ボール2、3、56、57を単独、或いは、これを自由に組み合わせたものを温水と一緒に入れ、そして温水の量を、給水装置5と浴槽用排水装置4により調整することで、人体を押す浴槽用ボールの抵抗と圧力を変化させることができ、この温水調節により健康促進作用と運動効果を発生させることができる。又使用者の体力レベルに合う浴槽用ボールの圧力設定が容易にできる水中運動装置としたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置の使用法に伴う作用、効果を図1、図13を参照に説明する。これは、人により感じ方が異なる為、参考例とする。
(イ)図1は、水面Aを示す。これはボール最上部が使用する人の肩の少し下の位置にあり最下部のボールは、浴槽の底より50mm〜100mmの隙間を開ける。この状態にて人が浴槽に出入りし、中で運動する。運動は温水プールと同様にゆっくり動くことで弱い運動となる。同時にボールの抵抗により摩擦が起こり皮膚を洗浄する作用が働く。
(ロ)図13の水面Bは、上記水面Aの最下部のボールが浴槽の底に着いた状態である。ボールの押し圧力は同じであるが、人が中で動くとボールの逃げ場が浴槽上部しか無いためボールの抵抗は大きくなる。マッサージ効果が始まる。
(ハ)図13の水面Cは、B〜C間にあるボールの重量が押し圧力として加圧され、早く大きく動くことは不可能になる。ゆっくり動いても大きな運動量が得られる、ボール圧力により指圧作用が始まる。人体に分布しているツボは、主なもので300余りあるとされている。使用者の適圧設定により体全体を指圧、マッサージする。
(ニ)図13の水面Dは、浴槽用排水装置4による水位調節の最下位置となり、ボール圧力が最大となる。体の動きは、ねじる、押す、引く、揺さぶるとなる。皮下脂肪へ刺激を与える。この状態で図12のぶら下がりロープ54を両手で引っ張りながら上体をねじり、揺さぶり等の動きをして脊髄を伸ばす。そしてロープを放す、そうすると腰から胸、脇、背中にあるボールが、体の中心に向かって押す圧力を加える。腰椎、胸椎部分を伸ばした状態に留めようとする、この動作を繰り返すことで整体を促す作用が起こる。水面Eの部分は、浴槽内での温水量調節は不可能とする。
【0008】
(ホ)浴槽用ボール3に埋設した永久磁石8により血液の循環を良くし、筋肉の凝りをほぐし、働きを活発にする。
(ヘ)体全体の大きな筋肉群を使うことで均整のとれた体を作ることができる。
(ト)水圧、又はボールの押し圧力により呼吸筋が鍛練され最大酸素摂取量の増加が期待できる。
(チ)水中により平衡感覚を養うことができる。
(リ)温度調節可能により巾広い温熱効果が得られる。低温浴(25℃〜35℃)〜高温浴(42℃〜45℃)
(ヌ)一般家庭浴槽での本発明浴槽用ボールと浴槽用多面体の重いボールか多面体を使用した場合、ボールの排水量分の温水が節約できる。通常使う温水量の4割減も可能。
【0009】
本発明浴槽用排水装置4は、浴槽内運動により、ボールと皮膚に摩擦が起こり洗浄作用が起こる、その時皮膚の角質部分から、老廃物、脂質物、よごれなどがとり省かれる、これなどは、水面近くに浮いてくる。排水装置の排水口20は、たえず水面に位置しているため、この状態で給水装置5により少量(毎分1,5l〜2,5l)を時々給水する。そうすることで浮遊する老廃物などを排出することができる。又この排水装置は、手元で容易に水位調節ができる。
【0010】
浴槽用排水装置4には、水面位置表示器を装備している。これは、低水位より水面を上昇させる時、目標水位に排水口20を上げ給水するが、水面を目視できないため過剰給水してしまう、目標位置に設定した矢印に水位表示矢印が同位置に並んだ時に給水を止める。これにより過剰給水が防げる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
浴槽用ボール2、3、56、57は、球体であり、皮膚に優しい弾性を持つ材料により作られている為、ボールの押し圧力を高めて使用する際、ボールが固定されたものでないので人の動き方向に合わせたボール自体の回転が起こる。圧力はそのままで皮膚に適度な摩擦と圧力を与える。ボールの押し圧力により表皮にある毛穴や汗孔につまっている老廃物を押し出す。
【0012】
本発明、浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置は、使用者が目的とする効果を得ようとした時、使用者の体力レベルの最適とする浴槽用ボールの負荷を体感しながら、給水装置5と浴槽用排水装置4の水位調節により容易に設定することができる。
【実施例1】
【0013】
図1は、本発明「請求項1」の全体構成を示した一部断面の正面図である。1は浴槽、2は浴槽用ボール、4は浴槽用排水装置、5は給水装置。
【0014】
1は浴槽である。これは、使用者が直立して入れ、中で体を動かすことができる大きさにする。浴槽を形成する材料は、FRP合板パネル或いは、ステンレス板で造る。FRP合板パネルは、側面板と底板をその寸法に切断し組立て、接合部分をハンドレイアップ法により一体化する。マトリックスとなる樹脂や、強化材、表面仕上げ材は、耐水、耐熱、衛生面、強度に優れたものを使う。又、不飽和ポリエステル樹脂などを使ったFRPにより成形品を大型化し、一体成形としてもよい。ステンレス板を使う場合は、分割して造られたパーツを溶接により一体製品とする。浴槽の外部には保温材を施し、浴槽の据付けには、金属補強材で周りを十分に補強する。側面と底面に排水用の穴を開け、底面の穴に排水管40を取り付け、その40にバルブ41を付ける。この排水口は、本発明浴槽用排水装置4の調節不可能とする部分の排水に外部に居る係員などにより行う。側面の穴には、Lパイプ39を接着し、ゴムホース37に継なぐ。
【実施例2】
【0015】
図2は、浴槽用ボール2の正面図であり、図3は、図2のH−H断面図である。
2は、浴槽用ボール本体、7は重り、59は、断熱材、2のボールを形成する材料は、合成ゴム、ポリ塩化ビニル、シリコンゴムなどを使う。これは、成形品として半製品を作り、最後に接着剤により張り合わせる。厚さを3〜5mmとする。7は、2のボール全体比重を調整する、鉛又は鉄などの金属を使う。
59は、本発明浴槽用ボール使用時にボールと温水との間に熱平衡が起こり、温水の温度の下がりを最少に留める断熱材である。材料として発砲スチロール、ポリウレタンなどの断熱性、圧縮強度の高いものを用いる。ボールの直径は、60mm〜80mmとする。この大きさは、ボールが人体表皮を押す時、大人の手の親指の頭で指圧する面に近づけたものである。2は比重を0.95〜0.98になるように作る。
浴槽用ボールは、一般家庭浴槽(浴槽の深さ80cm以下の浅いもの限定)に使用することが出来る。
【0016】
水の密度1.0とするのは、大気圧1.0の状態の中で水温4℃としたときであり、水温が上昇すると密度も僅かに小さくなる。浴槽用ボールも温度により膨張、収縮を起こす。2の比重0.95〜0.98は目標数値とし、水の常温とする15℃前後に於いてボールは、沈むことなく僅かに浮く状態とすればよい。これにより、水中を浮遊する浴槽用ボールの集合体の中で使用者が運動することを可能にしたものである。
この浴槽用ボールの内部構造は、一例として図に示したもので、目標比重の達成とボールと温水の熱平衡を最少にするための様々な方法と形を取り入れることが出来る。
【実施例3】
【0017】
図4は、永久磁石8を埋設した浴槽用ボール3の正面図。図5は図4のI−I断面図。
3はボール本体。本体材料は2と同じ弾性があるものとする。6はプラスチック調整用ボールで中に空気を閉じ込めたものである。この6はボール内部の上部に寄せて配置する。ボール上部表面より5mm内とする。これはボールの重心を下部に移動し水中に於いて上下方向を安定させるためである。この状態において永久磁石8をボール中央の左右に一個づつ埋設する。ボール表面より3mm内側とし、8は円形のものを図面に示しているが、長方形のものでも良い、角は面取りを施す。7は調整重り。浴槽用ボール3は「実施例2」の浴槽用ボール2と混合して使用する為、同比重とする、これは上下に片寄りを防ぐためである。混合比は限定しない。
【実施例4】
【0018】
図6は、浴槽用ボール56の半断面図である。
56はボール本体、6は調整用ボール、図面に示した56は、一例として示したもので、56の比重は、2(重いボール)〜57(最軽量ボール)の範囲内で自由に設定できる。製造方法は、「実施例2、3」に凖ずる。
【実施例5】
【0019】
図7は、浴槽用ボール57の半断面図である。
57はボール本体、6は調整用ボール、57を形成する厚さは3mm以上とし、製造可能な最軽量ボールとし弾性と強度を維持する。6は割れない粘性を有するプラスチックを使用し、この6の代わりに断熱性に優れた圧縮強度の高い59を使用することができる。
【実施例6】
【0020】
浴槽用ボール表面を球体に近づけた多面体とした浴槽用多面体。
これは、浴槽用ボール2、3、56、57と内部構造は同じとし、製造方法もこれに準ずる。この多面体は、ボールより、人体表皮にかかる抵抗は大きくなる。
【0021】
上記多面体の符号は、浴槽用ボール2を多面体としたものを2aとし、3を3aとし、56を56aとし57を57aとする。浴槽用多面体も、一般家庭浴槽に使用できる。
【実施例7】
【0022】
本発明浴槽用ボールの使用方法を一部紹介する。
(イ)比重の違うボールの組み合わせとして、浴槽下部1/3に2(重いボール)、浴槽中央1/3に56(中間的な重さとなるボール)、浴槽上部1/3に57(最軽量ボール)とする組み合わせ。
(ロ)浴槽用ボール57を単独使用する場合は、温水を浴槽下部1/2程度入れ、ボール最下部に底との隙間が50mm〜100mmになるようにする、これは、動きやすくするためでこの状態でボール最上部よりボディウオッシュ等の石鹸性分液を薄めた溶液を振りかけ使用する。
(ハ)本発明浴槽用ボールと浴槽用多面体は一般家庭浴槽で単独又はこれと組合せたものを使用出来る。この場合は浴槽の深さが80cm以下の浅い浴槽に限定する。
例えば、重いボール2、3や重い多面体2a、3aは、使用する数で異なるが、使用ボールの排水量分の温水が節約できることとなる。
【実施例8】
【0023】
図8は、「請求項8」の浴槽用排水装置4の全体正面図である。図9は、図8F−Fから見た図である。4には、排水装置と水面表示器が併設されている。
ピニオン軸10にピニオン18を固定し、それをピニオン軸受けリング12と樹脂リングカバー13とピニオン軸受け金具下14と金具上15の抱き合わせにより止められ、これを排水装置カバー後面にボルト16とナット17で固定する。ピニオン18の回転運動により上下運動するラック19が、水面に直角に配置され、ラック上部に矢印24と矢印支持パイフ25を丸ネジ26で止める。19の下部に連動するように上下動する排水口20を16と17で接続する。その20には、ゴムパッキン27を備えている上下動パイプ21をネジ部により止める。21にシリンダーパイプ22を差し込み、シリンダーパイプ固定金具23で32に26と17で止める。この22の内部は、シリンダーとして使用するため滑らかな仕上げを施す。この22の下部にはゴムホース37に接続されゴムホース止めバンド38により止める。ピニオン軸10の突き出し部にワッシャ11とハンドル9を入れ17で止める。ラック19は、カバー32と33の要所にラックガイド28を設け、上下動をスムーズにする。部品を形成する材料は、10、12、18、19、22は、ナイロン樹脂などの摩耗性、機械的強度の高い強化プラスチックを使い、13、14、15、16、l7、23、26はステンレスを使う。他の部品は、耐水、耐熱、強度に優れたプラスチックを使う。以上のように構成された手動により上下動する排水口20を設けた、温水中の老廃物などを外部に排出する目的で作られた浴槽用排水装置。
【0024】
浴槽用排水装置4の図面で示したものと異なる例を紹介する。
(イ)上下動する排水口20の下部に連結している21とシリンダー作用する22を、伸び縮みするジャバラ形状を持つチューブを使用することもできる。その材料には、ゴム又は軟質樹脂とし、2倍以上の伸縮性能を持つものとす。
(ロ)手動によるピニオン18の回転を、電動によるモーター駆動とすることもできる。モーター取り付けは、ピニオン軸に回転調整ギャーを設け、それにモーター軸に取り付けられたギャーを連動するように配置する。そのためには、カバー32にモーター設置スペースと取り付け台を設けることが必要となる。
【0025】
浴槽用排水装置4に併設されている水面表示器を、図8と図8のG−Gから見た図10を参照に説明する。
フロート30にフロート軸29を固定し、フロート軸ガイド31に29を通し、31を26と17で後面カバー32に固定する。29上部に矢印24と矢印支持パイプ25を26で止める。29は四角柱とし、31のガイド部分は、29が、がたつきなく、スムーズに動くように作る。ネジ部品以外は、プラスチックで作る。
【0026】
図11は、浴槽用排水装置4の前面カバー平面図である。
33は、排水装置カバー前面上、47はネジ穴、48は、ハンドル穴、34は、水位表示、53は、矢印スライド穴、35は排水装置カバー下、36は、排水取り込み穴、この36は排水口20の上下スライド巾に2列の穴を並べる。
【実施例9】
【0027】
給水装置5を図1において説明する。
給水用温度調節器58の取り付け板を、四角形に適度な厚さにプラスチックで作る。水栓44とホース付きシャワー45が使える市販されている給水用温度調節器58を使用し、これに給水管42と温水管43を継なぐ。
【実施例10】
【0028】
図12は、浴槽1とハシゴ49と安全ベルト支え柱50の取り付け位置を示した斜視図。
ハシゴ49と安全ベルト支え柱50を合体して造ったものであるが、別々に独立して造ってもよい。ハシゴはステンレスパイプで造る。足載せ部分には厚板、又は、フラットバーを使用しても良いが、滑り防止を施す。49と50は、十分な補強をする。50の先端部にロープ51とぶら下がりロープ54を固定し、その51の先に安全ベルト52と54の先にスベリ止め55を取り付ける。この安全ベルトは、危険を防止するためである。浴槽内のハシゴは、浴槽側面よりl00mmの隙間を持たす。これは、人が出入りする時に足載せ部分に入り込んだボールをこの隙間より逃がすためである。
【実施例11】
【0029】
本発明に必要とされるものを挙げる。
(イ)男女共、水着を着用し、男性においては、下着内に野球用カップを使用する。
(ロ)本発明、浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置は、温水中に又は、浴槽用ボール最上部より振りかけ、摩擦を軽減する目的でボディウオッシュなど市販されたものを使うこともできる。
(ハ)本発明使用時は、浴槽外部に係員等が配置しているものとする。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明、浴槽用ボールを取り入れた水中運動装置は、性別を問わず、巾広い年齢層に利用可能とし、スイミングクラブ、健康ランド、スパ、フィットネスクラブ、エステティッククラブ、宿泊施設(ホテル、保養所)又は、本発明を置く専業施設とすることも可能である。
【0031】
本発明、浴槽用ボールと、浴槽用多面体の重い2、3、2a、3aを家庭用浴槽で使用することで、浴槽に入れる温水を通常使う量の4割減とすることも可能になり、水の節約になる。これにより一般家庭での使用も利用価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】「請求項1」の全体構成を一部断面にした正面図(実施例1)
【図2】浴槽用ボール2の正面図(実施例2)
【図3】図2のH−H断面図(実施例2)
【図4】永久磁石を埋設した浴槽用ボール3の正面図(実施例3)
【図5】図4のI−I断面図(実施例3)
【図6】浴槽用ボール56の半断面図(実施例4)
【図7】浴槽用ボール57の半断面図(実施例5)
【図8】浴槽用排水装置4の全体正面図(実施例8)
【図9】図8のF−Fから見た図(実施例8)
【図10】図8のG−Gから見た図(実施例8)
【図11】排水装置前面カバー平面図(実施例8)
【図12】浴槽とハシゴとベルト支え柱の配置斜視図(実施例10)
【図13】浴槽内の水位を示した図
【図14】水とボールの圧力分布図
【符号の説明】
【0033】
1 浴槽
2 浴槽用ボール
2a 浴槽用多面体
3 永久磁石を埋設した浴槽用ボール
3a 永久磁石を埋設した浴槽用多面体
4 浴槽用排水装置
5 給水装置
6 プラスチック調整用ボール
7 重り
8 永久磁石
9 ハンドル
10 ピニオン軸
11 ワッシャ
12 ピニオン軸受け樹脂リング
13 樹脂リングカバー
14 ピニオン軸受け金具下
15 ピニオン軸受け金具上
16 ボルト
17 ナット
18 ピニオン
19 ラック
20 上下動する排水口
21 上下動パイプ
22 シリンダーパイプ
23 シリンダーパイプ固定金具
24 矢印
25 矢印支持パイプ
26 丸ネジ
27 ゴムパッキン
28 ラックガイド
29 フロート軸
30 フロート
31 フロート軸ガイド
32 排水装置カバー後面
33 排水装置カバー前面上
34 水位表示
35 排水装置カバー前面下
36 排水取り込み穴
37 ゴムホース
38 ホース止めバンド
39 Lパイプ
40 排水パイプ
41 バルブ
42 給水管
43 温水管
44 水栓
45 ホース付シャワー
46 埋め込ナット
47 ネジ穴
48 ハンドル穴
49 ハシゴ
50 安全ベルト支え柱
51 ロープ
52 安全ベルト
53 矢印スライド穴
54 ぶら下がりロープ
55 スベリ止
56 浴槽用ボール
56a 浴槽用多面体
57 浴槽用ボール
57a 浴槽用多面体
58 給水用温度調節器
59 断熱材
【出願人】 【識別番号】503386388
【氏名又は名称】南山 誠作
【識別番号】504070077
【氏名又は名称】宮脇 はるよ
【出願日】 平成16年1月26日(2004.1.26)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−205144(P2005−205144A)
【公開日】 平成17年8月4日(2005.8.4)
【出願番号】 特願2004−48749(P2004−48749)