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【発明の名称】 パター
【発明者】 【氏名】田尾 忠昌
【住所又は居所】福岡県北九州市穴生2丁目3番15号有限会社 朝日設計工業内

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフクラブの内パターのアドレス時において、パターのライ角度及び頭部位置検出用目印をパターを形成するシャフト下方の任意の高さ位置に設けたパター。
【請求項2】
前記目印はパターを形成するシャフトの形状の外面から突起した形状に設けられ、その突起形状の少なくとも一部がパターを形成するヘッド上面の任意の位置にアドレスの目線上で重なる状態に設けられたことを特徴とする請求項1記載のパター。
【請求項3】
前記シャフトに突起形状に設けられた目印の少なくとも先端部分の取り付け方向は、パターヘッドのフェースと直角のライン方向と平行方向に向けて設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のパター。
【請求項4】
前記目印は、パターのネックの内ヘッド上方のネック上端側に設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパター。
【請求項5】
前記目印は、少なくとも一部が磁石からなり、パターのシャフト又はネックに着脱スライド自在の吸着状態に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパター。
【請求項6】
前記シャフト又はネックに目印を設けたパターには、前記目印と目線上で重なるパターを形成するヘッドの、そのヘッド上面に着色構造に印が設けられ、その印はヘッド上面の内ヒール側の、任意の広さに設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のパター。
【請求項7】
パターを形成するヘッドのフェースの内スイートスポット位置には着脱自在の吸着状態にボールの打点となる任意の大きさと厚みのスポット具が取り付けられたパター。
【請求項8】
前記スポット具が取り付けられたフェースの裏側には、ヘッドに埋込んで前記スポット具を吸着する少なくとも一部が磁石からなるスポット具受け材が取り付けられたことを特徴とする請求項7記載のパター。
【請求項9】
前記スポット具が取り付けられたフェースの裏側には、ヘッドに埋込んで前記スポット具を吸着状態にする磁力を通しやすい金属からなるスポット具受け材が取り付けられたことを特徴とする請求項7記載のパター。
【請求項10】
前記パターに埋込んで取り付けられたスポット具受け材は、ヘッドのスィートスポットと同軸に設けられたことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに1項に記載のパター。
【請求項11】
前記パターを構成するヘッドのフェースに取り付けられるスポット具の少なくとも一部が磁力で形成されたことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のパター。
【請求項12】
前記パターを構成するヘッドのフェースに取り付けられるスポット具の少なくとも一部が磁力を通しやすい金属で形成されたことを特徴とする請求項7,8又は10のいずれか1項に記載のパター。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、パターにおいて頭の位置やクラブのライ角度を一定に保ちながらスイートスポットで球を捕らえる主に練習に供することに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のクラブではライ角度を知る為にシャフト(ネックを含む)下部がアドレス時において目線方向の上方側に一定の長さ伸延した構造のものがある。
【0003】
またスイートスポットで球を捕らえる練習をする為にヘッドの形状が球体になったパターがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ライ角度に知る為に従来のヘッドより目線方向の上方に伸延するシャフト(ネックを含む)の直線長さは規則上一定の長さ(127mm)以下である為、伸延部と目線との重なり具合が分かりにくく、又ライ角度は各プレーヤーで個人差が有りそれに対応しにくかった。
【0005】
また、スイートスポットでボールを捕らえる為に球体のヘッドのパターでは、専用のクラブを用意しなくてはならず日頃使用するクラブでの練習ができず不便であり、クラブの使用感覚の上でも問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、頭の位置とパターのライ角度を常に一定した位置にセットしやすくする為に、パターのヘッド上面の内ヒール側のヘッド上面の任意の位置をアドレス時の目線で結び、その目線上で交わるシャフト位置に目線上の支点となる目印を設けている。(図1参照)
【0007】
前記支点となる目印は、シャフト又はネックの外周面から外側に突起した構造をなし、その突起方向はフェースと直角のラインと平行方向に設けられている。(図5〜8参照)
【0008】
前記突起形状の目印は、シャフトに吸着状態でスライド着脱自在に設けられている。(図7,8参照)
【0009】
前記目線上で支点となるシャフト又はネックの目印に対し、その目印下方の目線先位置となるヘッド上面の任意の広さには、着色してなる印が設けられている。(図3,6,8参照)
【0010】
前記シャフト又はネックに設けられている目印を支点とした目線方向において、たとえば頭部位置が通常よりスタンス寄りに位置する場合、目線方向もスタンス寄りとなり、目印下方のヘッド上面の目線先位置は、頭の動いた方向とは逆の方向位置に移ることとなる。(図2,3参照)
【0011】
又、頭部位置を一定に保った状態でパターのライ角度が大きくなった場合においては、シャフト又はネックに設けられている目印はライン寄りに近くなる。よって、目印を支点にした目線方向は直立方向に立ってくることとなり、目印下方のヘッド上面の目線先位置がライン寄りに移動することとなる。(図4参照)
【0012】
ボールをパターのスイートスポットで捕らえているかを知る為に本発明では、フェースのスイートスポット位置に吸着状態にスポット具を着脱自在に設けている。(図9参照)
【0013】
そのスポット具を取り付ける為に、ヘッドの背面側にはスイートスポットと同軸方向に磁石又は磁力を容易に通す金属からなるスポット具受け材が納置され、磁石又は磁力を容易に通す金属からなるスポット具を吸着状態に取り付けている。(図9,10参照)
【0014】
前記ヘッドに納置されたスポット具受け材の一端は、フェースにできるだけ近い位置に配置されている。(図9参照)
【0015】
前記フェースに取り付けられたスポット具のボールと接する表面形状は球状又はフェースと平行なフラット面を有する構造になっている。(図9〜11参照)
【発明の効果】
【0016】
本発明のパターでは、シャフト又はネックに設けられている目線上で支点となる目印の下方のヘッド上面の目線先位置(目印と重なるヘッド上面の位置又はその直近位置)が、パターのライ角度の変化によって移動する。したがって、一定した頭部の位置にあっては、パターのライ角度の状態を容易に知ることが可能となる。(図4参照)
【0017】
また、パターのライ角度を一定に保った状態では、頭の位置が変わると目線方向が変わりシャフト又はネックの目印先のヘッド上面の目線先位置が移動する。よって目線先の移動具合で頭の位置状態を容易に知ることが可能となる。(図2,3参照)
【0018】
そして、ヘッド上面に設けられている着色からなる印は、シャフト又はネックに設けられている目印を、ヘッド上面の印に対して確認しやすい配色の印となっている。(図3,6,8参照)
【0019】
また、突起構造の目印では、その目印の形状の全部又は一部が目線上でパターのヘッド上面の着色部からなる印部に重なるので、より正確に目線上で目印の動き具合を知ることができるものである。(図6参照)
【0020】
また、スライド構造のスライド目印においては、頭の位置とライ角度の調整をする場合、ヘッド上面の印の最も分りやすい位置にスライド目印を目線上で重なる様に調整可能にしている。また、プレーヤーの身長等の個人差による調整も容易にする効果も有している。(図7,8参照)
【0021】
また、パターのヘッドのフェースにスポット具を設けると、スイートスポットで球を捕らえたが否かを容易に知ることを可能にしている。すなわち、フェースよりわずかに突起した比較的小さい構造で設けられているのでスポット具の中心近くでボールを打たないと、ボールの強さと方向は不規則な状態の転がり方をすることとなる。(図11参照)
【0022】
そして、パターのヘッドに埋込んで設けられている磁石又は磁力を通す金属からなるスポット具受け材は、スイートスポットと同軸位置にあるのでスポット具を用意にフェースのスイートスポット位置に吸着して取り付けることができる。(図9,10参照)
【0023】
また、スポット具は吸着構造である為、着脱自在で不使用時には、ヘッドの背面側に吸着状態に収納することも容易な構成である。(図9参照)
【0024】
そして、ヘッド内にも埋込んで配置されるスポット具受け材は、ヘッドの構造物内にコンパクトな状態で取り付けられているので、パターのヘッドの外観や機能を損うことなくスポット具を容易に取り付けられる構成となっている。(図9参照)
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
シャフト又はネックに設けられる目印の高さ位置は、ヘッド上面より出来るだけ高い位置にして目印を支点にした下方の目線長さを長い構成にする程目線先位置の移動幅を大きくして分かりやすいものにする。なお、ゴルフ規則ではヘッドのソールから上方に127mmを限度とし、その上方のシャフトは直線構造でなければならないとされている。
【0026】
ヘッド上面の印の配色は、シャフト又はネックに設けられている目印の色と見分けの付きやすい色で背景の緑色に対して目立つ明るい白などの色が好ましい。
【0027】
ヘッド内に埋込まれて取り付けられているスポット具受け材の一端は出来るだけフェースに近い状態取り付けて、スポット具との間で強い吸引力を得るようにすると、フェースのスイートスポットの中心部により強い力が働き容易にスポット具をスイートスポットに取り付けることが可能である。
【0028】
スポット具の打点となる先端部の平面部大きさを小さくする程、真芯でボールを捕らえる練習が可能となり、スポット具の打点部の形状を種々設けたスポット具を用いて、プレーヤーのレベルに合った練習ができる効果を有する。
【実施例1】
【0029】
図1は、本発明に係わるパターのアドレスの練習の全体構成を示している。特願2003−207808の図29,55,56の内図29の自立マーカー支持スタンド17を用い、図55,56で示す要領でマーカー18と重錘20とボール16を目線12a上で重ね合わせてボール16の真上に頭の位置をセットし、ライ角度13aにセットされたパター1bにおいて、シャフト2bに設けられている目印9aとヘッド上面8のヒール側の端部を目線12bで結んでいる。
【実施例2】
【0030】
図2及び図3では、ボール16の真上にセットされた頭の位置とボール16を結んだ目線12aと、ライ角度13aにセットされたパター16のシャフト2bに設けられている目印9aと、ヘッド上面8を目線12bで結んでいる。そして、ライ角度13aの状態において、頭の位置をプレーヤー側に一定間隔動かした状態でボール16を結ぶ目線12dと、シャフト2bに設けられている目印9aと、ヘッド上面8を目印12eで結んだ状態において、目線12bと目線12eでは目印9aを支点とした目線方向が変わり、ヘッド上面8の目線先位置14aから目線先位置14bへと、頭の動いた方向とは逆方向に頭の動いた大きさに比例して目線先移動幅15の大きさで移動する。そして、ヘッド4aのヒール側端部の目線先位置14a、14bとなるヘッド上面8の任意の広さには、シャフト2bに設けられている目印9aを認識しやすい着色からなる印11が設けられた構成になっている。
【実施例3】
【0031】
図4では、頭の位置を一定に保った状態において、パター1bのライ角度を変えた場合の目線方向と目線先位置の移動状態を示し、ライ角度13aにおけるシャフト2bに設けられている目印9a下方のヘッド上面8の目線先位置14aとライ角度13bにおける目印9a下方の目線先位置14cは、目線12b,12cの方向が変わる分、目線先位置移動幅15の距離移動している。
【実施例4】
【0032】
図5及び図6では、パター1cを構成するシャフト2cの下方のネック3上端には、ネック外周面からフェースと直角のラインと平行の後方方向に伸延して突起する形状の目印9bが一体構造に設けられ、その目印9bの高さ位置は、アドレスの目線12b上でヘッド上面8の内ヒール側端部のヘッド上面8の一部と重なる高さに設けられ、目線12b上で目印9bに重なったヘッド上面8には、目印9bとの重なり状態を鮮明する配色からなる着色による任意の広さの印11が設けられている。
【実施例5】
【0033】
図7及び図8では、パター1aを構成するシャフト2aには、シャフト2aに吸着して磁石体からなるスライド目印10が着脱スライド自在に取り付けられ、ヘッド4a上面のヒール側に設けられている着色からなる印11と前記スライド目印10がアドレスの目線12b上で重なる位置にスライド目印10位置をセットしやすい構成となっている。
【実施例6】
【0034】
図9及び図10では、パター1dを構成するヘッド4bの上面にはスイートスポット位置を示すスイートスポットマーク6が印され、そのマーク6と上下に重なる位置でスイートスポット34と同軸位置に、少なくとも一部が磁石からなるスポット受け材30又は磁力を通しやすい金属からなるスポット受け材31がヘッド4bに埋め込んで納置されている。そして、前記スポット受け材30,31はフェース5とスポット受け材30,31の一端とわずかの間隔を有する形状になっている。そして、フェース5のスイートスポット34位置には任意の大きさのゴルフボールの打点となる少なくとも一部が磁石からなるスポット具32又は磁力を通しやすい金属からなるスポット具33が吸着して取り付けられている。
【実施例7】
【0035】
図11では、パター1dのフェース5に吸着して取り付けられているスポット具32,33の打点面は平面形状の平面部35を有し、その平面部35でボール16をヒットするとフェース5と直角のライン方向に打出され、前記平面部35以外の所でヒットするとボール16はライン方向と違った方向に打出される状態を示している。よって、平面部大きさ36を小さくすればする程スイートスポットで球を捕らえる目的の使用に供することとなる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明のアドレス練習の実施例を示す側面図である。
【図2】アドレスの変形例の実施例を示す一部側面図である。
【図3】図2のY1−Y1線による矢視図である。
【図4】アドレスの変形例を示す一部側面図である。
【図5】本発明の実施例を示す一部拡大図である。
【図6】図5の目線方向から見たY2−Y2線による矢視図である。
【図7】本発明の実施例を示す一部拡大図である。
【図8】図7の目線方向から見たY3−Y3線による矢視図である。
【図9】本発明の実施例を示す一部平面図である。
【図10】図9のY4−Y4線による矢視図である。
【図11】本発明の使用の実施例を示す一部平面図である。
【符号の説明】
【0037】
1a:パター 1b:パター
1c:パター 1d:パター
2a:シャフト 2b:シャフト
2c:シャフト 3:ネック
4a:ヘッド 4b:ヘッド
5:フェース 6:スイートスポット
7:背面 8:ヘッド上面
9a:目印 9b:目印
10:スライド目印 11:印
12a:目線 12b:目線
12c:目線 12d:目線
12e:目線 13a:ライ角度
13b:ライ角度 14a:目線先位置
14b:目線先位置 14c:目線先位置
15:目線先位置移動幅 16:ボール
17:自立マーカー支持スタンド 18:マーカー
19:下げ振り 20:重錘
30:スポット具受け材 31:スポット具受け材
32:スポット具 33:スポット具
34:スイートスポット 35:平面部
36:平面大きさ
【出願人】 【識別番号】599028423
【氏名又は名称】有限会社朝日設計工業
【住所又は居所】福岡県北九州市八幡西区穴生2丁目3番15号
【出願日】 平成15年11月11日(2003.11.11)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−143557(P2005−143557A)
【公開日】 平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願番号】 特願2003−381150(P2003−381150)