| 【発明の名称】 |
ガーデンゴルフ場 |
| 【発明者】 |
【氏名】岩崎 保
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、地面のままの庭や空地にミニゴルフ場を設けて、人々の娯楽と健康促進、ならびに住環境の改善等をはかるための方法及びその用具を提供しようとするものである。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゴルフを遊技するに際して、ビリヤードの球をボールに、植木鉢をカップに、クラブヘッドがゴム製であるゴルフクラブを使用することを特徴とするゴルフの方法。 【請求項2】 請求項1のゴルフ用具として、クラブヘッドの全て又はボールを打つクラブヘッド端面をゴム製にしたゴルフクラブ。 【請求項3】 ビリヤードの球をボールに、植木鉢をカップに、クラブヘッドがゴム製であるゴルフクラブを使用して遊技することを特徴とするミニゴルフ場。 【請求項4】 ビリヤードの球をボールに、植木鉢をカップに、クラブヘッドがゴム製であるゴルフクラブを使用して遊技することを特徴とするミニゴルフ場を設けた住宅もしくは施設。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、地面のままの庭や空地にミニゴルフ場を設けて、人々の娯楽と健康促進、ならびに住環境の改善等をはかるための方法及びその用具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 集合住宅や各種の施設の周りには、庭や空地(外構スペース)があるが、人々の娯楽や健康促進のために使われることは少なく、単なる空間のまま放置されていることが多い。 そのような状況の集合住宅では、庭や空地に雑草が生えたりゴミが散乱しやすくなるだけでなく、人々の交流や互いの面識も少ないので、空き巣に狙われたり犯罪の温床になったりする。また、各種施設においては、それらの場所を清潔かつ安全に保持するために、特別な費用を計上していることが多い。 【0003】 また近年は、子供達がテレビゲームやパソコンなどに向かうばかりで屋外で遊ばないために、町中で遊びに興じる子供達の声を耳にすることも稀になった。 一方、高齢化社会を迎えて国民の医療費負担は増加するばかりであって、福祉政策等を考える上で、お年寄りの健康を如何に維持するかは重大な社会問題であり、身近な場所で人々の健康を促進するための方策が求められている。 【0004】 そこでもし、住宅や施設の周りにある庭や空地で人々が喜んで集うようにすることが出来れば、人々の交流がはかれ面識が広がるだけでなく、健康の促進にも役立つと考えられる。しかしながら、人々が喜んで屋外に出てくるためには、何らかの仕掛けが必要であって、その仕掛けがブランコや滑り台、または日なたぼっこの為のベンチなどでないことは明白である。すなわち、その仕掛けとしては、▲1▼子供からお年寄りまで誰もが喜んで参加する気になる事柄であること、▲2▼簡単な用具で気軽に且つ安価に楽しめること、▲3▼庭や空地を特別に整地することなく地面のままで利用できること、などの要件を満たすことが必要である。 そして古今東西、子供からお年寄りまで誰もが日常的に喜んで参加する事柄を考察してみると、「遊び」が最有力であることは間違いないが、誰もが参加するためには簡単なルールで遊べるものを選定する必要がある。 これら全ての要件を念頭に世界中の遊びやスポーツを吟味したところ、ボールを少ない打数でホールに入れていくという単純で分かり易いルールで、世界各国の多く人々に親しまれているゴルフが最有力であって、ゴルフを地面のままの狭い場所で遊技できるようにすれば、以上に掲げた問題の殆ど全てを解決できるように思われた。 【0005】 そこで、広大な面積の専用施設を必要とする通常のゴルフ(ボール直径42.7ミリ)よりも狭い場所において簡便に楽しめるミニゴルフについて調査したところ、種々のミニゴルフが考案されて実用新案や特許も数多く提出されていた。 【0006】 それらのゴルフのうち、通常のゴルフと同じゴルフクラブを使い、ボールとして通常のゴルフ・ボールに比べて飛ばないボールを使用するものに、「ケイマンゴルフ」や「ターゲットバードゴルフ」がある。 「ケイマンゴルフ」は、著名な米国人プロゴルファーのジャック・ニクラウスが考案して、カリブ海のケイマン島のゴルフ・コースで始めたとされており、軽くて飛ばない形状(ボール表面のディンプルが逆に膨らんだ形)のボールを使用する。 【0007】 また、「ターゲットバードゴルフ」は、1985年に埼玉県川口市で誕生したとされ、バトミントンの羽に良く似た形をした飛ばないボールを使用する。そして、そのボールを実登3005102公報などに記載されている雨傘を逆さに拡げた形状のセッティングホールに入れて競技する。 【0008】 また、通常のゴルフのグリーン上での遊技を取り出したようなゴルフで、行楽地や遊園地などで良く見かけるものが、「パターゴルフ」である。 このゴルフは、通常のゴルフで用いるパターとゴルフ・ボールをそのまま使用するので、通常のゴルフのグリーンと類似した芝生や人工芝が植えられた特設のコースで楽しむのが一般的である。 【0009】 次に、通常のゴルフとは使用する用具もボールも異なるミニゴルフとしては、「マレットゴルフ」、「パークゴルフ」、「グランドゴルフ」、「ガーデンパークゴルフ」などがある。 それらのうち、1980年に長野県で誕生したとされる「マレットゴルフ」は、ホールに向かってゲートボールと同じボール(直径75ミリ、重さ約220グラム)を、ゲートボールのスティックと類似した特開平11−226161、特開2001−046570公報などに記載されているゴルフクラブで打って競技するもので、ゴルフとゲートボールを折中したスポーツとして知られている。 それゆえ、「マレットゴルフ」は、住宅の庭や空地などの狭い場所よりも、夏場のスキー場や広々とした公園、もしくは専用のゴルフ場での競技が適している。 【0010】 また、北海道の登別町で誕生した「パークゴルフ」および、鳥取県泊村で誕生した「グランドゴルフ」は、国際パークゴルフ協会や日本グランド・ゴルフ協会などの推奨によるプラスチック製のボール(直径60ミリ)を、それぞれの専用クラブで打ってプレイするが、ボールの重さが90グラム程度と、やや軽量で転がりやすいので、上記した「マレットゴルフ」と同様に、専用のゴルフ場か広い場所での競技が適している。 なお、「パークゴルフ」は、通常のゴルフと同じくボールを入れるカップを地面に埋めるが、「グランドゴルフ」では、カップを埋める代わりに、実開平5−13478公報などに記載されているホールポストを地表に設置して競技する。 【0011】 また、「ガーデンパークゴルフ」も、同じく直径60ミリのボールを使用して競技するが、打ったボールをゴールの旗に当てるというものであって、方向と距離の双方が重視される他のゴルフと比べてやや初心者向けで、ゴルフ本来の奥深さを欠いている。 【0012】 本発明は、これまでの住宅や施設の持つ問題点を改善する為になされたものであって、従来のミニゴルフとは全く異なる用具を使用して子供からお年寄りまでが気軽に遊技しながら交流し、人々の健康促進と住環境の改善をはかるための方法および設備を提供するものである。また、本発明のゴルフ場を商業施設等に設置すれば、その集客力を高めることが出来る。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0013】 集合住宅や各種の施設の周りには庭や空地があるが、人々の娯楽や健康促進のために使われることは少ない。そして、人々の交流や互いの面識も少ないために、それらの場所には雑草が生えたりゴミが散乱しやすく、犯罪の温床になる場合もある。 また、高齢化社会を迎えて国民の医療費負担は増加するばかりであって、人々が身近な場所で健康を促進するための創意工夫が求められている。 そこで、これらの場所で人々が遊びながら交流することが出来れば、健康の促進と住環境の改善がはかられるので、そのための方策を種々検討したところ、誰もが簡単に遊べるミニゴルフを考案し導入することが解決手段になると考えられた。 しかしながら、上述した従来のミニゴルフは、使用しているボールや用具の特性上、住宅の庭や空地などの狭く且つ地面のままの場所で遊技するのは難しく、且つ、その普及率が低いために用具を入手するのに困難をおぼえたり、高額の費用を支払わなければならない。 また、従来のミニゴルフで使用する木製や金属製のゴルフクラブ等がボールを打つ瞬間に発する音は、遊技している仲間同士には心地よいかもしれぬが、その音を聞かされる住人や部外者にとっては、単なる騒音に過ぎず不快感を覚えることも多い。 そこで、地面のままの庭や空地において、子供からお年寄りまでが気軽で安価に、且つ他人に迷惑をかけずに遊技できるミニゴルフを考案し、それらの場所に導入する創意工夫が求められている。 【課題を解決するための手段】 【0014】 本発明は、このような課題を解决するために、ビリヤードの球をボールに、植木鉢をカップに、クラブヘッドの全て又はボールを打つ端面がゴム製であるゴルフクラブを使用することを特徴とするミニゴルフを考案して、そのゴルフ場(以下、ガーデンゴルフ場と言う)を、町中の広場をはじめとして集合住宅や施設の庭などに設置できるようにした。 まず、本発明においてビリヤードの球をボールとして使用する理由は、ビリヤードの球(硬質プラスチック製)が、大きさや重量などが統一されていて入手し易いことに加えて、地面のままの狭い場所でも、手軽にミニゴルフを楽しむのに非常に適しているからである。 すなわち、ビリヤードの球は、前述したミニゴルフ等で使用するボールよりも比重が大きく、小さな石ころや雑草などの影響を殆ど受けることなく地面の上を安定して転がって行くので、「パターゴルフ」で用いる通常のゴルフ・ボールなどと違って、芝生等を植えて整備した特設のコースも必要ない。 【0015】 また、本発明ではゴルフクラブとして、クラブヘッド全てがゴム製のもの、もしくはボールを打つクラブヘッドの端面がゴム製であるものを使用する。 その理由は、木製や金属製のクラブヘッドと比較して、ボールを打つ際に音が殆ど生じない上に、ボールを打つ際の感触がソフトであるからである。また、ゴ厶の特性を利用して、上級者はボールに適度な回転スピンを意図的にかけることも出来る。 従って、本発明のゴルフクラブを使用したミニゴルフでは、住人がゴルフクラブ等の発する騒音を聞かなくてすむだけでなく、同じ場所の他のホールで遊技しているゴルファーも、集中力が乱されずに自分のプレイに専念できる。 また更に、本発明によるゴルフクラブでビリヤードの球を打った場合、従来のミニゴルフ等に比べて打ったボールが遠くまで転がって行かないので、非常に短い距離すなわち狭い場所に、ゴルフ・コースが作れることになる。 【0016】 次に本発明のガーデンゴルフ場では、ボールを入れるカップとして植木鉢を使用するが、その理由は、園芸用として市販されている国産の植木鉢には規格があって、大きさの一定したものを、容易に且つ安価に入手できるからである。 また、植木鉢は地面に埋めるのが簡単な上に、庭や空地で片付けずに放置しておいても、その保守が極めて容易である。 すなわち、たとえ片付けずに地面に埋めたままでも、植木鉢(プラスチック製で、底に多数の穴があいているものが最適)は雨風にさらされても何の問題も無く、入り込んだ落ち葉や土砂などを取り除けば、直ちにゴルフカップとして使用できる。無論、ガーデンゴルフを楽しんだ後に片付ける必要がある場合でも、地面から簡単に掘り出して、植木鉢同士を重ねて保管して置けば何の問題も無い。 【発明の効果】 【0017】 本発明のガーデンゴルフ場は、町中の広場などに単独で作ることも可能だが、集合住宅や施設の周りにある庭や空地に設置すれば有効活用されやすい。そして、本発明のガーデンゴルフ場では誰もが手軽に且つ安価に遊ぶことが出来るので、下記の如くの効果が現われる。 (1)室内に閉じこもっていた子供からお年寄りまでが屋外に出てきて、ガーデンゴルフという遊びを通して集うようになるので、男女を問わず幅広い年齢層に渡って互いに面識が出来て交流が広がる。そのために、住宅や施設の周りを不審者がうろつくことなど出来なくなり、空き巣や種々の犯罪を予防する。 (2)本発明のガーデンゴルフは、地面のままの場所でボールを少ない打数でホールに入れていくという単純で分かり易い遊びであるので、気分転換に良い上に体を動かすので健康を促進する。その結果、医療費などの出費が少なくなり、人々の生活にも潤いが出てくる。 (3)本発明のガーデンゴルフを快適に楽しむためには、ゴルフボールの転がりの邪魔になる大きな雑草やゴミを片付けることになるので、集合住宅や施設の周りの環境が自ずから改善される。 (4)本発明のガーデンゴルフ場を各種施設の庭や空地に設置した場合、施設の利用者が気軽にミニゴルフを楽しめるので、その施設の魅力が増して集客力を高めることが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 本発明のガーデンゴルフ場では、ビリヤードの球をボールに、植木鉢をカップに、クラブヘッドの全て又はボールを打つ端面をゴム製にしたゴルフクラブを使用する。但し、ゴルフ場と言っても大仰なものではなく、地面のままの庭や空地の片隅に植木鉢を埋めるだけでよく、場所の形状に合わせて植木鉢を適当に配置すれば良い。 また、遊技する際のルールは、通常のゴルフと同じで、ボールを少ない打数でホールに入れていくという簡単なものであり、設置するホール数や規定打数などは、遊技する場所の大きさや状況に合わせて決めれば良い。 なお、本発明は従来のミニゴルフと異なって下記の如くの特徴を有し、誰もが手軽に且つ安価に楽しむことが出来る。 (1)本発明のガーデンゴルフは、ボールとしてビリヤードの球を使用するが、その球は大きさや重量などが統一されているだけでなく簡単に入手でき、更に、その転がりは地面のままの状態でも非常に安定している。 (2)ゴルフクラブとしては、クラブヘッドの全て又はボールを打つ端面がゴム製のものを使用するが、それらのゴルフクラブはボールを打つ際の感触がソフトであり、且つボールを打つ際に騒音を発することも無い。 (3)ボールを入れるカップには、植木鉢(プラスチック製が最適)を使用するが、国産の植木鉢には規格があり、大きさの一定したものを極めて容易に且つ安価に入手できる。 【実施例】 【0019】 以下、図面に基づいて本発明にかかる実施例を詳細に説明する。図1は、本発明のガーデンゴルフ場で使用する用具を表す模式図である。 本発明で用いる用具は、ゴルフボールとして使用するビリヤードの球1、クラブヘッドの全て又はボールを打つ端面をゴ厶製にしたゴルフクラブ2及びボールを入れるカップとして使用する植木鉢3である。 【0020】 ボールとして使用するビリヤードの球1としては、紅白4つの球でゲームをするキャロムビリヤードの球(直径60〜61.5ミリ)と、ビリヤード台に設けられた穴にボールを落とし込むポケットビリヤードの球(直径57.1ミリ)の2種類が良く知られている。 この2種類の球ともゴルフボールとして使用することは可能であるが、ボールの大きさや重さ、打った時の感触などから、ポケットビリヤードの球の方が、本発明のガーデンゴルフ場には適している。 そして、ポケットビリヤードの球は、やや小ぶりで通常のゴルフのパッティングと同じような要領で打つことが出来る上に、球の色彩が豊富で番号が付いているので、多くの人々が同じ場所で遊技しても、各人が自分のボールを容易に識別できる。 また、ポケットビリヤードの球(重さ170グラム)の方が、キャロムビリヤードの球(重さ約210グラム)よりも小さくて軽いので、老人や子供でも遠くまでボールを転がすことが出来て扱いやすい。 【0021】 次に、本発明で使用するゴルフクラブとしては、クラブヘッドの全て又はボールを打つ端面をゴム製にしたものを用いる。 そして、クラブヘッド全てがゴム製であるゴルフクラブを作製する方法は、ホー厶センターや工具店で販売されているゴム製ハンマーの短い柄を、各人の好みに応じた長さの木柄などに交換するだけで良く、簡単に且つ安価に作製することが出来る。 特に、ゴム製ハンマーの内でも、床やタイルを貼る時に用いられる生ゴム製のフローリングハンマーは、生ゴム特有の吸いつき感でビリヤードの球をソフトに打つことが出来るだけでなく、耐久性も大変すぐれている。 また、上級者が短い距離のパットを行う際には、球に適度な回転スピンをかけるなどの高度なパッティング技術を用いることができ、ゴルフの面白さと奥深さを堪能できる。 【0022】 ゴルフクラブとしては、上記のクラブヘッド全てをゴム製にしたもの以外に、図2の模式図で示すごとく、ボールを打つクラブヘッド端面のみにゴム製のシートを装着したゴルフクラブを使用することも可能である。 そして、図2に示したゴルフクラブを作製する方法は、例えば、市販されている木槌の短い柄を遊技する人の好みに応じた長さの柄4に交換すると同時に、木槌の頭部すなわちクラブヘッド5の端面にゴム・シート6を接着するだけで良く、簡単かつ安価に作製することが出来る。 ゴム・シート6は、各人の好みに応じた弾力や厚みを持つものを選べば良いが、卓球のラケットに装着するラバーを端面の大きさに切り取って接着するのが、簡便であって使い心地も良い。 【0023】 なお、図2のゴルフクラブは両方の端面にゴム・シート6を装着しているが、無論、片方の端面のみにゴム・シートを張ったものでも構わない。 また、木製や金属製のクラブヘッドを有するゲートボールやマレットゴルフなどのクラブを、そのまま使用することも可能であるが、本発明で使用するビリヤードの球を打つ感触をソフトに、且つ周囲に騒音を出さないようにする為には、ボールを打つクラブヘッド端面に、図2に示すごとくにゴ厶・シートを装着することが必要である。 また、図1及び図2いずれのゴルフクラブにおいても、ゴムの代わりに弾性プラスチック等を使用することも可能である。 【0024】 次に、図1に示すごとく本発明のガーデンゴルフ場では、ボールを入れるカップとして植木鉢3を使用する。国産の植木鉢には規格があり、サイズは「号」で表示されるが、2〜8号(1号は一寸で、約3センチ)までは、0.5号ずつサイズがある。また、鉢の深さには三つのタイプがあって、鉢の口径と深さが同じである普通鉢、口径の半分の深さの半鉢(平鉢)、及び口径より深い深鉢がある。 【0025】 そして、本発明のガーデンゴルフ場において、ポケットビリヤードの球(直径57.1ミリ)をゴルフボールとして使用する際の植木鉢としては、その口径や深さ等から、プラスチック製で4号(口径約11センチ)の普通鉢が最も適している。 その理由は、通常のゴルフで用いるゴルフ・ボールの場合、ボールが素直にカップに入らずにフチ周りを回る(俗に、カップに蹴られると言う)ことがあるが、本発明で使用するビリヤードの球は重く、そのような現象を殆ど起こさずにカップに入るので、これ以上の口径を持つ植木鉢では、簡単にボールが入り過ぎるからである。 【0026】 無論、上記の実施例に限らず、地面の状況や広さ等に合わせて植木鉢の口径を選択すれば、子供からお年寄りまでが各人の技量に応じて、手軽に本発明のガーデンゴルフを楽しむことが出来る。 なお、ポケットビリヤードの球の代わりにキャロムビリヤードの球を使用する場合は、少し口径の大きい4.5号の植木鉢をカップにした方が良いと思うが、そのまま4号の植木鉢を使用しても、本発明のガーデンゴルフを充分楽しむことが出来る。 【0027】 本発明のガーデンゴルフ場は、町中の広場や遊休地などに単独で作ることも可能だが、集合住宅や施設の周りにある庭や空地に設置すれば有効活用されやすい。そして図3は、本発明のガーデンゴルフ場を住宅や施設に設けた場合の一実施例を表す模式図(平面図)である。 但し、ゴルフ場と言っても大仰なものではなく、建物7の周りにある庭や空地8の片隅に、それらの形状に合わせて植木鉢9を適当に配置して埋めるだけで良い。無論、特別な整地などする必要はなく、地面のままの状態で使用すれば良い。 また、図3の10は、通常のゴルフのティー・グラウンドに相当する場所で、ボールを打ち始める所である。但し、遊技する人どうしが大よその地点を決めて、その周辺からボールを打ち始めるだけで良く、特別なものを設置する必要は無い。 【0028】 本発明のガーデンゴルフ場を設けて前述した如くの効果が得られる場所としては、集合住宅やマンション、老人ホーム、学校、市民会館、社宅や工場、ホテル、各種の商業施設などが上げられる。 そして、本発明のガーデンゴルフ場を集合住宅やマンションの庭や空地に設置した場合は、男女を問わず子供からお年寄りまでが一緒に楽しく遊ぶことが出来るので、それまで互いに挨拶も交わさなかった住人が、この発明のゴルフ場で一緒に遊ぶうちに面識も出来て交流するようになる。 また、このガーデンゴルフを快適に楽しむためには、ゴルフボールの転がりの邪魔になる大きな雑草やゴミを片付け、更には竹ぼうきで地面を掃いたりするようになるので、集合住宅や施設の周りの環境は自ずから改善されることとなる。その結果、住宅や施設の周りを不審者がうろつくことなど困難になって、種々の犯罪が予防される。 【0029】 次に、このガーデンゴルフ場を老人ホームなどに設置した場合には、ゲームが簡単でしかも面白いので、日頃は運動などせずにカラオケ・ルームや娯楽室などで興じていた老人(特に、往年のゴルファー)などが気分転換のために積極的に外に出て体を動かすようになるので、健康を促進すると同時に日々の生活に張りが出てくる。 また、本発明のガーデンゴルフ場を学校の校庭やホテルをはじめとする各種の商業施設の庭や空地などに設ける場合には、それらの場所の中央部分よりは外周部分に設置する方が、他の人々の邪魔にならない上に本発明の遊技者にとっても面白さが倍増する。なぜならば、中央の平らな場所では単調なゴルフ・コースしかできないが、外周部分の障害が多いところでは変化に富んだコースを作れるからである。また、平坦な所よりは多少の起伏と傾斜がある場所の方が、ボールの転がりが一様でなく、面白いコースを作ることが出来る。 いずれにしても本発明のガーデンゴルフ場では、植木鉢を設置する位置によってゲームの難易度が全く異なってくるので、遊技する人々の技量に合わせてその位置を工夫すれば面白さが倍増する。また更に、コースの途中に石や枝木などの障害物を置くとコースの難易度は一変し、ゴルフの奥深さを味わうことが出来る。 【0030】 なお、本発明のガーデンゴルフ場は、必ずしも地面の上に作る必要は無く、人工芝などを敷いた屋内運動場やビルの屋上などの非常に狭い場所に設置することも可能であり、その場合、地面の上とは違う楽しみ方ができる。 【産業上の利用可能性】 【0031】 以上説明したように本発明によれば、地面のままの庭や空地において騒音を発することなく、子供からお年よりまで誰もが手軽にミニゴルフを楽しむことが出来る。その結果、互いに面識が出来て交流も広がるので、住環境が改善されて犯罪を予防する。また、気分転換や健康にも良いので、医療費などの出費が少なくなり、人々の生活に潤いをもたらす。 本発明のガーデンゴルフ場は、特別な整地などせずに地面のままの狭い場所に設置でき、且つ使用するゴルフ用具も安価であるので、近い将来に人々に愛好されて町中の広場をはじめ、集合住宅や各種施設の庭などに設置される可能性がある。 【図面の簡単な説明】 【0032】 【図1】本発明のガーデンゴルフ場で使用する用具 【図2】端面にゴム・シートを装着したゴルフクラブ 【図3】本発明のガーデンゴルフ場の一例を示す模式図(平面図) 【符号の説明】 【0033】 1 ビリヤードの球 2 クラブヘッドをゴム製にしたゴルフクラブ 3 植木鉢 4 ゴルフクラブの柄 5 クラブヘッド 6 クラブヘッド端面に装着したゴム・シート 7 集合住宅や施設の建物 8 地面のままの庭や空地 9 植木鉢(ボールを入れるカップ) 10 ボール打ち始める地点(ティー・グラウンド)
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| 【出願人】 |
【識別番号】596026729 【氏名又は名称】有限会社アイビーコーポレーション
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| 【出願日】 |
平成15年9月22日(2003.9.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−87698(P2005−87698A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月7日(2005.4.7) |
| 【出願番号】 |
特願2003−366632(P2003−366632) |
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