| 【発明の名称】 |
蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、又は保湿剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】山根 守之
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| 【要約】 |
【課題】天然植物由来の新規で優れた保水効果や保香効果を示す蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、又は保湿剤を提供する。
【解決手段】スピラエ属植物の葉や花、枝、茎、根等を、定法により水、含水低級アルコール又は低級アルコールで抽出した抽出液や煮だし液、或いはスピラエ属植物の葉や花、枝、茎、若しくは根等を水や含水低級アルコール、低級アルコールとともにミキサーに掛けて得た上澄み液或いは絞り液を抽出液とし、これをそのまま或いは濃縮したり精製して蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、又は保湿剤として使用する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 スピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根の抽出物又はその処理物を有効成分とする蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤。 【請求項2】 抽出物は、スピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根を水、アルコール等の有機溶媒、含水有機溶媒に浸漬して得た抽出液、これらの溶媒で煮出したり蒸し上げて得た抽出液、又はスピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根を水その他の溶媒とともに破砕して得た上澄み液ないし絞り液である、請求項1記載の蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤。 【請求項3】 請求項1又は請求項2の蒸発・抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤に、植物精油や香水等の芳香成分を添加した芳香剤。 【請求項4】 ハッカやレモングラスその他のハーブ類の生葉を、スピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根に対して30%以下の割合で混合して、水、アルコール等の有機溶媒、含水有機溶媒に浸漬したり煮出したり或いは破砕、搾汁して得た芳香剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、植物由来の新規な蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤に係わり、さらに詳しくはスピラエ(Spiraea)属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根の抽出物を有効成分とするものに関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、保湿剤など、保水効果のあるものとして、グリセンリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコールやソルビトールなどの糖アルコールが用いられている。これらは、保水効果は大きく、また工業的に安価大量に得られるものである。しかし、特に近来、化粧品や入浴剤など直接肌に触れるものなどではアロエ、オオバコ、ショウブ、オケラなど天然の薬用植物由来のものが好んで用いられるようになってきている。 【0003】 また、保湿剤などに限らず、食品添加物、塗料、殺菌剤などあらゆる分野において、特に人が飲食したり直接肌に接触したりするものについて、天然物由来のものが消費者に歓迎されるようになってきている。 【特許文献1】特開昭50−24423号公報 【特許文献2】特開昭50−24424号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 前述の目的を達成するものとして、従来から多数の植物の薬効が究明され、現在では工業的に大量消費されるものも多い。しかし、植物の種類や形態は無限といって良いほど多様であり、何らかの薬効が知られていない植物も多いものと推察される。そして、何らかの薬効を示す植物の種類が増えれば、それだけ選択の幅が増えたことになる。 【課題を解決するための手段】 【0005】 このような観点から、本発明者は、身近にある種々な植物についてその抽出物を得て様々な試験を行っているうちに、スピラエ属植物の抽出物が優れた保水性や保香性を示すことを見いだして本発明を完成させたものである。 【0006】 即ち本発明者は、昨夏炎天下において、ゆきやなぎの生葉の抽出液(水とともにミキサーに掛けて得た上澄み液)をビーカーに入れて放置しておいたところ、1ケ月たっても液がなかなか減らない現象を発見した。比較としてビーカーに水をいれておいたものは完全に蒸発して無くなっていた。そこで、鉄板上に抽出液を適量垂らして同様に放置しておいたところ、水分の蒸発にともない粘調性を増し、遂には水飴状を呈するに至った。水飴状を呈するまでには、約5〜10日を要した。この水飴状物質は、速やかに水に溶解した。また、この水飴状物質は湿度が低い日には幾分固くなり(指紋が付く程度)、雨天など湿度の高い日には幾分柔らかくなった。 【0007】 これは、ゆきやなぎの生葉に含まれる物質が、水の蒸発を抑制する作用を有することを意味する。ゆきやなぎに限らず、こでまり、しもつけ、しじみ花などスピラエ属に属する他の植物の場合も同様である。但し、現在のところその物質は特定されていない。また、単独の物質であるのか、複数の物質の相乗効果であるのかも不明である。 【0008】 また、ゆきやなぎの生葉に含まれる物質は、水に限らず香水や精油など揮発し易い芳香成分や薬効成分の揮発を抑制する作用を有する。ゆきやなぎに限らず、こでまり、しもつけ、しじみ花などスピラエ属に属する他の植物の場合も同様である。ただ、水の蒸発抑制と同様その効果を示す物質も現在のところ不明である。 【0009】 ゆきやなぎやこでまり、しもつけ、しじみ花などは、わが国では野生或いは庭木として一般に広く分布している。しかし、これらは庭木或いは生け花として花自体を愛でる以外は他に用途がなく、薬用植物辞典類には何等の記載もない。そして、本発明者が知る限り、これらの植物の抽出物が保水効果や揮発抑制効果を有することは従来全く知られていない。 【0010】 もっとも、ゆきやなぎについては、抗菌効果を有することは、特許文献1や特許文献2により公知である。ただ、これらの文献に記載されている抗菌物質、βーヒドロキシ−α−メチレン−γ−ブチロラクトンやβ,γ−ジヒドロキシ−α−メチレン酪酸エステルは、油性物質で抽出したものである。ところが、ゆきやなぎの水抽出物も同様に抗菌作用を示すところから、ゆきやなぎにはこれら公知の物質以外の抗菌物質が含まれていると推察される。 【0011】 この抗菌性を有することが、スピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根の抽出物の大きな特徴の一つであり、そのため、これら抽出液や煮出し液は、3年以上常温で放置しておいても全く腐敗しない。従って、水で抽出したものは、防腐剤添加や冷蔵保管しなくてもいつまでも保湿化粧水に使用できることになる。他のハーブ類の生葉と共に抽出したものも同様である。但し、他の植物の葉の割合が多くなると、抗菌効果が希釈されて腐敗するので、その割合は重量で30%程度が限度である。 【0012】 更に、スピラエ属植物の抽出液に香水や植物精油などの揮発し易い芳香成分を添加しておくと、これらの芳香性が長期間保持される。通常、これらの芳香成分を噴霧すると効果は数時間しか持たないが、スピラエ属植物の抽出液に添加したものを噴霧すると数日間持続することが確認されている。 【0013】 以下、本発明をゆきやなぎの場合を例にとって説明する。ゆきやなぎは、コゴメバナとも言い、3〜4月に若葉と同時に白い花がかたまって咲く。茎は株ち状で高さは1〜3mとなる。葉は、次第に緑色を濃くし秋口から次第に黄色くなり落葉する。 【0014】 当初本発明者は、ゆきやなぎの生葉や花を採取し、水とともにミキサーに掛け、その上澄み液を実験に使用していたが、単に水に数日間浸漬したものの効果は幾分劣るが同様に保水効果が見られた。また、生葉や花を水で煮だしたものや、前記の上澄み液を加熱濃縮したものも、同様に保水効果を示した。また、ミキサーに掛けて得た液は、1〜数日すると上澄み液と繊維質に分離する。そして、1ケ月程度すると上澄み液はウイスキー色を呈する。尚、上澄み液よりも、繊維質からなる沈殿物の絞り汁の方が、より優れた保水効果を示す。 【0015】 溶媒として、水に代えてエタノールを用いてミキサーに掛けた場合、上澄み液を分取したものは水の場合に比べて蒸発速度が早いが、やはり粘調な水飴状物質が残った。溶媒としては、この他メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコールや、含水低級アルコールも使用できる。その他、グリセリン等の多価アルコールやアセトン、エーテル、メチルエチルケトン等の各種有機溶媒も使用可能である。ただ、皮膚に使用する化粧品や食材である野菜や果物の乾燥防止剤などの用途には、水や含水メタノール、メタノールで抽出したものの方が好ましい。 【0016】 使用するゆきやなぎの部位は、葉、花、枝、茎、若しくは根のいずれでもよいが、なかでも葉、ことに盛夏頃の緑色の濃い生葉が保水効果には最も好ましい。枯れ葉は効果がない。尚、水を溶媒にしてミキサーに掛けた場合、表面に浮いた繊維質に稀にカビが生えることがある。その理由は定かではないが、植物や容器の洗浄が不十分なことによるのかも知れない。その場合、カビが付着した繊維質部分を除去し、全体を攪拌すると繊維質は沈殿し、その後カビは全く生じない。しかも、上澄み液や絞り汁その他の抽出液は、容器に蓋をせずそのまま常温で保管しておいても、腐敗やカビは一切生じない。また、抽出液は、梅の実等の仄かな植物臭がする。この臭いが気になる場合、少量の月桂樹の葉やハッカその他のハーブ類等と一緒にミキサーに掛けると臭いが消える。 【0017】 抽出物の処理物とは、抽出液を濃縮したり希釈したり精製したり或いは粉末化したものを言う。濃縮は、抽出液を加熱して水分を減らすことを言うが、成分の熱の影響を避けるために、減圧して行うとよい。希釈は、水やアルコールで任意の割合で行うことができるが、蒸発防止の効果は劣る。また、粉末化は通常の熱風乾燥では残分がカチカチに固まってしまうので、抽出液を真空乾燥するとよい。これらの処理は、用途によって選択して行う。 【0018】 本発明の抽出液は、蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、保湿剤などとして有効に用いられる。従って、水自体例えば花瓶や容器内の水の蒸発抑制、揮発成分の長期保持、野菜や果物の乾燥防止、鉢植え土の乾燥防止、化粧品への保湿効果の付与、香水や精油成分の保持剤など、広範な分野において優れた保水効果を示すものである。しかも、毒性がないので食品や化粧品等に添加したり表面散布したりしても安全であるし、抗菌性があるので添加或いは表面散布した食品の腐敗が防止される効果もある。 【発明の効果】 【0019】 以上説明したように、本発明はスピラエ属植物の葉、花、枝、茎、若しくは根の抽出物を有効成分とする蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤である。 【0020】 従って、以下に述べる効果がある。 (1)グリセンリンなどの工業製品とは異なり天然の植物から得られるもの故、安全性が高く、また生体に馴染みやすい。 (2)本発明の抽出液は、花瓶や容器内の水の蒸発抑制、揮発成分の長期保持、野菜や果物の乾燥防止、鉢植え土の乾燥防止、化粧品への保湿効果の付与など、広範な分野において優れた保水効果を示す。 (3)毒性がないので食品や化粧品、入浴剤等に添加したり食材の表面に散布したりしても安全であるし、抗菌性があるので添加或いは表面散布した食品の腐敗が防止される効果がある。 (4)香水や精油等の芳香成分を添加してその保持効果を高める。 (5)ゆきやなぎをはじめこでまり、しもつけ、しじみ花などスピラエ属の植物は、野生や庭木に広くみられ、また減反田での栽培にも適しており、成長も早く、手がかからなず、安価大量の入手が可能である。 (6)本発明の抽出液は、簡単な操作と装置で容易に得られるため、加工コストが安価ですむ。 (7)溶媒が水の場合も、抽出液は数年間(現在3年を確認)は腐敗や変色もせず、また、蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤、保湿剤としての効果も保持する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 ゆきやなぎの新鮮な生葉を良く水洗いした後、家庭用のミキサーに充填し、水を注ぎミキサーで3〜5分間粉砕攪拌する。これを容器に移し、1〜数日放置して固液分離する。繊維質が浮き上がったら、攪拌する。1週間位ではまだ濁った薄茶褐色の液体であるが、1ケ月経つと茶褐色で梅酒用の芳香を示す液体となった。この液は、優れた保湿効果や蒸発・揮発抑制効果、乾燥防止効果を示す。 【実施例1】 【0022】 (製法1) 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。まず、ゆきやなぎの生葉50gを良く水洗いした後、家庭用のミキサーに充填し、水300gを注ぎミキサーで3〜5分間粉砕攪拌する。これを容器に移し、1〜数日放置して固液分離する。繊維質が浮き上がったら、攪拌する。生葉の青臭い臭いがするが、1ケ月もたつと赤褐色味を帯びた透明な溶液となる。この溶液は、梅果実様の臭いがする。数日間放置したのみの上澄み液300ccをビンに採り、5〜6月にかけて室内に放置(開蓋)したところ、1月で約200ccに減少した。尚、ミキサーによる破砕では、生葉50gに対して、水は200〜1000ccの範囲で使用する。搾汁の場合には、非常に濃度の濃い液が得られる。 【実施例2】 【0023】 (製法2) ゆきヤナギの花、及びコデマリの葉をそれぞれ別個に、実施例1と同様にして処理して、透明な溶液を得た。前者は、1ケ月経過後も実施例1の場合に比べて匂いも薄く、保湿効果等も劣っていた。後者は、1ケ月経過後には同様な匂いはしたか幾分異なった金属的な匂いがした。効果は、実施例1の場合と同等以上であった。尚、枝を使用する場合、滓が多くなり、カビも生えやすくなる。 【実施例3】 【0024】 (製法3) 水の代わりに、含水アルコール(水100cc、エタノール100cc)を用い、実施例1と同様にしてミキサーで攪拌し上澄み液をビンに採り、同様に室内に放置したところ、20日経過後100ccに減少、28日で50ccに減少した。残液は、強いエタノール臭が残る。 【実施例4】 【0025】 (製法4) 水の代わりに、エタノール(試薬1級)180ccを用い、実施例1と同様にしてミキサーで攪拌し上澄み液をビンに採り、同様に室内に放置したところ、20日経過後50ccに減少、26日でほぼ乾燥したが残滓はべとつく状態で梅酒香がした。 【実施例5】 【0026】 (製法5) ゆきやなぎの生葉200gを良く水洗いした後、水1Lとともに鍋に入れ、沸騰させた後弱火にして煮沸を続けた。水量が約2/3になった時点で火をとめた。煮だし汁は実施例1における1月後の色よりも濃い赤褐色を呈した。同様に、ゆきやなぎの生葉200gを良く水洗いした後1Lで蒸し上げ、蒸し上げ後に回収した液は薄い濁った茶褐色であった。 【実施例6】 【0027】 (製法6) 実施例1において、ゆきやなぎの生葉50gにハッカの生葉10gを区割り手同様に処理した。得られた溶液を、部屋の壁面に噴霧するとハッカの芳香が2〜3日以上保持された。 【実施例7】 【0028】 (安全性の確認1) (雌雄マウスを用いた急性経口毒性試験−限度試験−:財団法人日本食品分析センター平成15年12月12日報告) 要約:検体投与群には20ml/Kgの容量の検体(本発明蒸発・揮発抑制剤、乾燥防止剤又は保湿剤:実施例1で得られたもの)を、対照群には注射用水を雌雄マウスに単回経口投与し、14日間観察を行った。その結果、観察期間(平成15年11月20日〜12月12日の14日間)中には、異状及び死亡例は認められなかった。従って、検体のマウスにおける単回経口投与によるLD50値は、雌雄とも20ml/Kg以上であるものと考えられる。 【0029】 投与前及び投与後のマウスの体重を測定した結果を、表1(雄)及び表2(雌)に示す。雌雄とも、対照群と比較して差は認められなかった。
【表1】
【表2】
【実施例8】 【0030】 (安全性の確認2) 実施例1で得られた溶液(1月後のもの)を広口ビンに少量入れ、2匹の蝸牛を入れてその挙動を観察した。1ケ月以上たっても生存していた。尚、その間給餌は全くしなかった。尚、上述のように蟻の行列に噴霧しても死んだり逃げたりしないことから、昆虫に対する急性毒性はないことが明らかである。 【実施例9】 【0031】 (抗菌性の確認) 3cc程度のご飯に、実施例1の溶液を0.5cc程度ふりかけ、容器に入れて覆いをせずにそのまま放置しておいた。夏期を越えて1年経過後も、乾燥や腐敗は全く見られなかった。 【実施例10】 【0032】 (蒸発抑制効果の確認) 100ccのビーカーに実施例1の溶液を80cc入れ、夏期炎天下に放置しておいたところ、5日たっても半分程度が蒸発しただけであった。また、鉄板上に抽出液を1cc程度垂らして同様に放置しておいたところ、5日程度経過のちに、水飴状と言うか指で強く押すと指紋が残る程度の弾力性の有る物質(残滓)が残った。この物質をすくい取って水に入れると速やかに溶解した。 【実施例11】 【0033】 (乾燥防止効果の確認) 蜜柑の表面に実施例3の溶液を塗布したところ、20日経過後も当初の張りのある蜜柑表面の状態が保たれていた。一方、抽出液を塗布しなかった蜜柑の表面は、20日後には乾燥により皺が寄って弾力のない感じになっていた。また、葱を5cm程度に裁断し、内何層かを剥いたものを供試体とした。そして、抽出液に浸漬したものは、5日たっても当初と変化は見られなかったが、無処理のものは、乾燥し、特に最外層のものは萎びて茶色に変色していた。 【実施例12】 【0034】 (保湿効果の確認1) 被験者(中年女性)の頬の一方に溶液1の溶液を塗布し、1晩経過したのち、両方の頬の外観を比較すると、明らかに塗布した側の頬に艶と張りが見られた。また、片方の腕に抽出液を噴霧したところしっとり感が得られ、同様に翌日両方の腕を比較すると噴霧した側の腕は幾分光って見えた。尚、実施例1及び実施例3で得られた抽出液も頬に塗布してみたところ、同様に塗布した側の頬に艶と張りが見られた。また、頬に赤斑等の変色は全く見られなかった。 【実施例13】 【0035】 (保湿効果の確認2) 実施例2(コデマリ)の溶液50ccを、浴槽(湯250L)に入れて良く攪拌して通常通り入浴して上がり湯をせずにおいたところ、体全体がしっとりした感じになった。 【実施例14】 【0036】 (保香効果の確認) 実施例1の溶液50ccに、レモンの絞り汁10ccを加えて攪拌混合したものは、1月たっても腐敗せず、また当初と同じ程度のレモンの香りを放っていた。 【実施例15】 【0037】 (揮発抑制効果の確認) 実施例1の溶液50ccに、香水を10滴添加した。この液を洋服に噴霧したところ、香水のみの場合は約2〜3日で芳香が薄くなり1週間後には殆ど消滅したが、本発明溶液に添加したものを同様に洋服に噴霧したところ、2週間以上経っても匂いがしていた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502456817 【氏名又は名称】山根 守之
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| 【出願日】 |
平成16年9月2日(2004.9.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080724 【弁理士】 【氏名又は名称】永田 久喜
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| 【公開番号】 |
特開2005−97296(P2005−97296A) |
| 【公開日】 |
平成17年4月14日(2005.4.14) |
| 【出願番号】 |
特願2004−255478(P2004−255478) |
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