| 【発明の名称】 |
放射線画像に伴う患者及び照射関連のデータを関連付けるための方法及び装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】デイルク・イボ
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| 【要約】 |
【課題】放射線撮影画像とデータとを関連付る。
【解決手段】患者識別データ及び(又は)照射関連データ又はこれらのデータの少なくともひとつを独自に識別するコードが、照射の直前又は照射中に放射線検出器に接続した無線周波数タグ又は類似のものに伝送される。伝送は、放射線源に接続した読取り/書込みの手段を通して実行しうる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 放射線撮影画像とデータを関連づける方法で、 少なくとも1件の患者識別データ及び照射関連データ又は前記のデータの少なくともひとつを独自に識別するコードが、照射とその後の前記照射用の放射線源と放射線検出器の相対的移動の間に、識別ステーションから、前記放射線検出器に接続されている識別手段に伝送されることを特徴とする方法。 【請求項2】 前記患者識別データ及び照射関連データ又は前記データを独自に特定するコードの少なくともひとつを前記識別ステーションから前記放射線源に接続されている読取り器/書込み器に、又、前記読取り器/書込み器から前記検出器に接続されている前記識別手段に伝送されることを特徴とする請求項1に基づく方法。 【請求項3】 前記識別手段が前記検出器を保持しているカセットに接続されている無線周波数タグから成ることを特徴とする請求項1に基づく方法。 【請求項4】 前記検出器がフォトスチムラブル蛍光スクリーンから成ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに基づく方法。 【請求項5】 前記検出器がデジタル放射線撮影用検出器から成る請求項1から3のいずれかに基づく方法。 【請求項6】 −患者識別データ及び(又は)照射関連データを入力するように設定されたワークステーション、 −放射線検出器、 −前記検出器に接続した電子的識別手段、 −前記データ又は前記データを独自に識別するコードを前記ワークステーションと、又、前記電子的特定手段と通信するように設定された読取り/書込み装置を設けた放射線源、 から成る放射線撮影システム。 【請求項7】 前記放射線検出器がフォトスチムラブル蛍光スクリーンから成ることを特徴とする請求項6に基づく放射線撮影システム。 【請求項8】 前記放射線検出器がデジタル放射線撮影用検出器から成ることを特徴とする請求項6に基づく放射線撮影システム。 【請求項9】 前記電子的識別手段が無線周波数タグから成ることを特徴とする請求項6に基づく放射線撮影システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は放射線撮影術、コンピューター付き放射線撮影術及びデジタル放射線撮影術に関する。 【0002】 より特定すれば、本発明は放射線画像に伴う患者の識別データ及び(又は)X線照射に関連したデータのようなデータを関連付けるための方法及びシステムに関する。 【背景技術】 【0003】 患者の放射線撮影画像を放射線撮影用ハードコピー・フィルムに記録する古典的放射線撮影システムに加えて、記憶用蛍光技術に基づくコンピューター付き放射線撮影システムが現在では普通に用いられている。 【0004】 そのようなコンピューター付き放射線撮影システムでは、フォトスチムラブル(photo stimulable)蛍光スクリーン保持用カセットが照射されて患者の身体部分の放射線画像になる。 【0005】 人口統計的データ(患者名、性別、誕生日等)及びmA、kV等のような照射に関するデータのような画像に関連した全種類のデータをワークステーションに入力し、又は、病院情報システム又は放射線情報システムから検索する。 【0006】 そして、これらのデータはカセットに接続された識別手段に伝送される。例えば、照射済み蛍光スクリーン保持用カセットに設けられているEPROMデバイスにそのデータが書き込まれる。又は、そのデータをカセットに設けられている無線周波数タグ(tag)に無線周波数伝送を介して伝送される。 【0007】 そして、特定の照射済みフォトスチムラブル蛍光スクリーン保持用カセットが読取り装置(「デジタイザー」とも言う)に供給される。そこで、識別データが識別手段から読取られ、又、そこで、蛍光スクリーンに記憶されている放射線撮影画像が読取られる。その放射線撮影画像の読取りは、照射済みフォトスチムラブル蛍光スクリーンを刺激用放射線を用いて走査することにより、又、刺激時にスクリーンが発する画像状変調光を、放射線撮影画像のデジタル信号表示に変換することにより行なわれる。 【0008】 放射線撮影調査は、しばしば、1を超える放射線撮影画像から成っている。例えば、手の調査は異なるカセットの2枚ないし3枚の画像から成っている。 そのような場合、それぞれ、フォトスチムラブル蛍光スクリーンを保持しているいくつかのカセットが照射され、患者の種々の位置又は種々の身体部分が照射されて、患者の放射線画像を得る。通常、調査の個々の画像部分が順番に撮られる。そして、照射済みカセットは識別ステーションに移され、個々の画像の識別が行なわれる。 代わりに、照射前に全てのカセットの識別を行なう。 【0009】 異なる画像を含んでいるが、外側では識別できない照射済みカセットと、種々のデータが関連しているので、この手順では誤った識別になることは明らかである。 【0010】 さらに、カセットに関連するデータが意図する環境に対応している、例えば、X線源の意図する又は初期の設定が、種々の予想される環境により有効に加えられる照射のデータを正確に代表していない可能性がある。 【0011】 情報及び症状の調査の教訓では、カセット・ベースのシステムを用いる放射線科の識別手順はワークフロー(work flow)の各ステップで複雑になり、誤りを生じやすいことが経験されている。 【0012】 さらに、別の問題は、照射用のカセットが新しい照射を行なう前に、適切に消去されていて、それゆえ、画像情報が無くなっているかどうかを作業者にフィードバック(feedback)されていないことである。 【0013】 それゆえ、全ての種類の識別及び照射に関連したデータ、及び、カセット内のスクリーンの状態に関するフィードバックを正しく関連付けることが、放射線科のワークフローの中で重要な部分であり、放射線科内の作業効率に影響することは明らかである。 【0014】 コンピューター付き放射線撮影システムとは別に、デジタル放射線撮影システムが重要になっている。そのようなシステムでは、CmosベースのX線検出器のようなデジタル放射線撮影用検出器が放射線画像に照射され、その画像のデジタル信号表示を直接生じる。そして、その信号をハード・コピー・レコーダー、ワークステーション又は画像保存システム(picture archiving system: PACS)に加えることができる。さらに、この種のシステムの中で、識別及び照射のデータ、及び、検出器の状態(照射済みか照射可能か等)のフィードバックを適切に、かつ、誤りの無い関連付けをすることが必要である。 【0015】 本発明の一側面は、従来技術のワークフローと関連した上記の問題を克服する方法と装置を提供することである。 【0016】 特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4及び特許文献5が、従来技術として知られている。 【特許文献1】欧州特許第EP 0,727,696 A号明細書 【特許文献2】米国特許第US 6,271,536 B1号明細書 【特許文献3】欧州特許第EP 0,908,762 A1号明細書 【特許文献4】米国特許第US 5,334,851 A号明細書 【特許文献5】欧州特許出願第EP 727,696号明細書 【発明の開示】 【課題を解決するための手段】 【0017】 上記の側面は請求項1に示された方法により実現される。 【0018】 本発明の他の側面は付属請求項に示されているシステムに関する。そのシステムは、患者識別データ及び(又は)照射関連データを入力するように設定されたワークステーション、放射線検出器、前記検出器に接続した電子的識別手段、前記データ又は前記データを独自に識別するコード(code)を前記ワークステーション及び前記電子的識別手段と通信するように設定された読取り/書込み装置を設けてある放射線源から成っている。 【0019】 例えば、放射線検出器は、フォトスチムラブル蛍光スクリーン又はデジタル放射線撮影用検出器から成っている。 【0020】 電子的識別手段の一例は(時として、放射線源に接続した読取り/書込み装置を介在させて)識別ステーションから及びそれに向かってデータ通信を行なえる無線周波数タグ又は類似のものである。 【0021】 本発明の好ましい実施例の特別な機能が付属請求項に示されている。 【0022】 本発明の別の利点及び実施例は以下の説明から明らかになる。 【実施例1】 【0023】 以後に、本発明をその好ましい実施例と関連させて説明しているけれども、本発明をそれらの実施例に限定することを意図していないことを理解されたい。 【0024】 第一の実施例はコンピューター付き放射線撮影システムに関するもので、その場合、X線画像をカセット内に保持されたフォトスチムラブル蛍光スクリーン上に記録する。 【0025】 患者及び(又は)照射の設定に関する識別データを識別ステーション内に入力する。その識別ステーションは識別ソフトウエアを実行するワークステーションである。 より特定すれば、これらのデータは患者の名前、検査のタイプ、サブ検査のタイプ、照射の設定等のような人口統計データ及び照射関連データである。 【0026】 代わりに、これらのデータを病院情報システム又は放射線情報システムから検索する。 【0027】 消去済みカセットを−例えば、ブッキー(bucky)内に−患者の身体部分のX線画像に適当な照射位置に配置する。カセットは特許文献5に示されているような無線周波数タグを含んでいる。 【0028】 好ましくは、照射前にカセットから識別ステーションにカセットの状態について:消去済みか未消去かについてフィードバックを行なう。 通信された状態に基づき、例えば未消去カセットの照射不能に基づき、その後のワークフローを作成することは可能である。 【0029】 次ぎに、識別ステーション内に入力されている設定に基づいて放射線源に通電する。そして、フォトスチムラブル蛍光スクリーンが照射されて患者の身体部分の放射線画像になる。 【0030】 照射中又はその直後に、その照射を開始する最初の措置を実行する瞬間と、(照射の直後に)放射線源と検出器が再び相対的移動を行なえるようなった瞬間の間の任意の場合に、識別ステーションに入力する最終データを、フォトスチムラブル蛍光スクリーン保持用カセット上のタグに伝送される。言い換えると、照射位置にある間に、これらのデータがカセット上のタグに伝送される。 【0031】 識別ステーションから放射線管に取付けられ、又は、接続されている(例えば、コリメーター(collimator)と一体の)読取り/書込み手段を通じてカセットにデータ伝送が好ましく行なわれる。 この方法で、正しい識別データと実際の照射データが蛍光スクリーン保持用カセットに伝送され、その上にこれらのデータが関係している画像を記録するので、誤った識別又はデータと画像の誤った関連付けが無くなる。 【0032】 上記の読取り/書込み装置は、例えば、Psion Tektronic技術に基づく読取り器・書込み器又はその類似品である。 【0033】 識別ステーション(モーダリティ・ワークステーション(modality workstation)とも言う)から読取り装置へのデータ伝送を説明的及び(又は)照射の指令に基づくことができる。 【0034】 それは無線方式でも、又は、ケーブル接続でも実現できる。照射済みカセット上に設けられたタグへの読取り装置による情報伝送は無線伝送になる。 【0035】 有効なデータを伝送できる。しかしながら、代替的実施例では、有効なデータに関するコードを伝送できる。 【0036】 ここで、放射線画像及び照射と識別のデータ又はこれらのデータに関するコードを保持したカセットは、その位置から(例えば、ブッキーから)取り外せて、読取り装置に伝送でき、読取り装置では画像が読み出されて、デジタル表示が得られる。又、読取り装置では識別タグからのデータも読取られる。 【0037】 このワークフローでは、画像データと識別及び照射のデータがお互いの関連付けを自動的に行なうので、画像と各データの関連付けの失敗又は間違いが無くなる。 【0038】 そして、放射線画像及び識別と照射のデータのデジタル信号表示をハードコピー・レコーダー、ワークステーション及び(又は)保存ステーション等に入力することができる。 【0039】 上記手順はフォトスチムラブル蛍光スクリーン検出器に基づくコンピューター付き放射線撮影システムに関する。 【0040】 代替的実施例で、検出器は、放射線センサーから成るデジタル放射線撮影用検出器である。放射線センサーは、Cmos、セレン又はCCD技術等に基づくセンサーのようなものである。 【0041】 上記のコンピューター付き放射線撮影及びデジタル放射線撮影の両方のシステムで、データをカセットに伝送する方法は、患者及び照射に関するX線室内の全てのデータの正しいマッピング(mapping)又は関連付けを動作速度を低減する補足的カセット識別ステップをワークフローに追加すること無しに実現する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593194476 【氏名又は名称】アグフア−ゲヴエルト,ナームローゼ・フエンノートシヤツプ
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| 【出願日】 |
平成17年4月18日(2005.4.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060782 【弁理士】 【氏名又は名称】小田島 平吉
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| 【公開番号】 |
特開2005−312960(P2005−312960A) |
| 【公開日】 |
平成17年11月10日(2005.11.10) |
| 【出願番号】 |
特願2005−120132(P2005−120132) |
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