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【発明の名称】 エネルギー治療装置
【発明者】 【氏名】三浦 圭介
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内

【氏名】晴山 典彦
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内

【要約】 【課題】エネルギーの拡散を防止して適切な処置を行うことが可能なエネルギー治療装置を提供する。

【解決手段】互いに開閉して処置対象を把持する第1及び第2のジョー24a,24bと、第1のジョー24aと第2のジョー24bとの少なくとも1つのジョー24bに設けられ、処置対象に処置を行うためのエネルギーを放出するエネルギー放出部材30とを有するエネルギー治療装置16。第1のジョー24aと第2のジョー24bとの少なくとも1つのジョー24bに、指向性付与部材48が設けられている。この指向性付与部材48は、エネルギー放出部材30から放出されたエネルギーに所定の方向に向かう指向性を付与する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに開閉して処置対象を把持する第1及び第2のジョーと、
前記第1のジョーと第2のジョーとの内の少なくとも1つのジョーに設けられ、処置対象に処置を行うためのエネルギーを放出するエネルギー放出部材と、
前記第1のジョーと第2のジョーとの内の少なくとも1つのジョーに設けられ、前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーに所定の方向に向かう指向性を付与する指向性付与部材と、
を具備することを特徴とするエネルギー治療装置。
【請求項2】
前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置し前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置。
【請求項3】
前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置し前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置。
【請求項4】
前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ前記一方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置され前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置。
【請求項5】
前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ前記一方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置され前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置。
【請求項6】
前記エネルギー放出部材は、マイクロ波を放出するマイクロ波放出部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置。
【請求項7】
前記マイクロ波放出部材は、接地される筒状の外部導体部と、前記外部導体部に挿通され前記外部導体部の一端から導出されている筒状の誘電体部と、前記誘電体部に挿通され前記誘電体部の一端から導出されマイクロ波を伝送する中心導体部と、を備えることを特徴とする請求項6のエネルギー治療装置。
【請求項8】
内部に空間部が形成されている空間形成部材と、
前記空間部に接続され前記空間部内にエネルギーを放出するエネルギー放出部材と、
前記空間部に接続され前記空間部内に放出されたエネルギーを吸収する吸収部分と前記空間部外に配置され前記吸収部分によって吸収されたエネルギーによって発熱され処置対象に処置を行う発熱部分とを有する処置部材と、
を具備することを特徴とするエネルギー治療装置。
【請求項9】
前記空間形成部材は、前記空間部に接続され前記空間部内に放出されたエネルギーを前記吸収部分に向けて反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置。
【請求項10】
前記空間形成部材は、前記エネルギー放出部材が設けられている本体部と、前記処置部材が設けられ前記本体部に着脱自在な処置部とを有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置。
【請求項11】
前記エネルギー放出部材は、マイクロ波を放出するマイクロ波放出部材を有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、処置対象にエネルギーを付与して処置を行うエネルギー治療装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、生体組織にエネルギーを付与して凝固、止血等の処置を行なうエネルギー治療装置として、マイクロ波を利用したマイクロ波処置装置が使用されている。このマイクロ波処置装置は、マイクロ波電界によって処置を行うものであり、安価に実施可能であると共に比較的広範囲の部位を簡便に処置することができる。
【0003】
このようなマイクロ波処置装置の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1のマイクロ波手術器(マイクロ波処置装置)は細長い手術用電極を有する。この手術用電極は円筒状の接地電極(外部導体部)を有し、この接地電極には円筒状の絶縁体が嵌入挿通されている。この絶縁体には、マイクロ波を伝送する円棒状の中心導体(中心導体部)が嵌入挿通されている。この中心導体は、円棒状の中心体に中心外層体を外装することにより形成されている。そして、接地電極の先端部から絶縁体が導出され、絶縁体の先端部から中心導体が導出されている。さらに、中心導体の先端部には、生体組織に刺入される尖端形状のマイクロ波照射部が配設されている。なお、中心外層体及び接地電極は、中心体よりも電気抵抗率の低い金属により形成されている。
【0004】
このマイクロ波手術器によって処置を行う場合には、手術用電極を生体組織に刺入して、マイクロ波照射部を生体組織の深部における患部組織に到達させる。この状態で、中心導体を介してマイクロ波照射部からマイクロ波を患部組織に照射し、患部組織に凝固処置を行う。
【特許文献1】特許第3349372号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のマイクロ波手術器では、マイクロ波照射部を中心として放射状にマイクロ波が放出されてしまう。この結果、マイクロ波エネルギーが拡散してしまい、適切に処置を行うことが困難になっている。例えば、放出されるマイクロ波には指向性がなく、患部組織のどの範囲までマイクロ波の影響が及ぶかが不明であり、患部組織に集中的にマイクロ波エネルギーを付与することが困難となっている。
【0006】
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、エネルギーの拡散を防止して適切な処置を行うことが可能なエネルギー治療装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、互いに開閉して処置対象を把持する第1及び第2のジョーと、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の少なくとも1つのジョーに設けられ、処置対象に処置を行うためのエネルギーを放出するエネルギー放出部材と、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の少なくとも1つのジョーに設けられ、前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーに所定の方向に向かう指向性を付与する指向性付与部材と、を具備することを特徴とするエネルギー治療装置である。
【0008】
そして、本請求項1の発明では、第1のジョーと第2のジョーとによって処置対象を把持し、エネルギー放出部材からエネルギーを放出して、放出されたエネルギーに指向性付与部材によって所定の方向に向かう指向性を付与し、指向性を付与されたエネルギーによって処置対象に処置を行う。
【0009】
請求項2の発明は、前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置し前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置である。
【0010】
そして、本請求項2の発明では、エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを、エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間にエネルギー放出部材が位置するエネルギー吸収部材によって吸収し、エネルギーに一方のジョーから他方のジョーに向かう指向性を付与する。
【0011】
請求項3の発明は、前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置し前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置である。
【0012】
そして、本請求項3の発明では、エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを、エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーに設けられ他方のジョーとの間にエネルギー放出部材が位置するエネルギー反射部材によって反射し、エネルギーに一方のジョーから他方のジョーに向かう指向性を付与する。
【0013】
請求項4の発明は、前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ前記一方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置され前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置である。
【0014】
そして、本請求項4の発明では、エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを、エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ一方のジョーとの間にエネルギー放出部材が位置されているエネルギー吸収部材によって吸収し、エネルギーに一方のジョーから他方のジョーに向かう指向性を付与する。
【0015】
請求項5の発明は、前記指向性付与部材は、前記第1のジョーと第2のジョーとの内の前記エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ前記一方のジョーとの間に前記エネルギー放出部材が位置され前記エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置である。
【0016】
そして、本請求項5の発明では、エネルギー放出部材から放出されたエネルギーを、エネルギー放出部材が設けられている一方のジョーとは別の他方のジョーに設けられ一方のジョーとの間にエネルギー放出部材が位置されているエネルギー反射部材によって反射し、エネルギーに他方のジョーから一方のジョーに向かう指向性を付与する。
【0017】
請求項6の発明は、前記エネルギー放出部材は、マイクロ波を放出するマイクロ波放出部材を有することを特徴とする請求項1のエネルギー治療装置である。
【0018】
そして、本請求項6の発明では、エネルギーとしてマイクロ波を用いる。
【0019】
請求項7の発明は、前記マイクロ波放出部材は、接地される筒状の外部導体部と、前記外部導体部に挿通され前記外部導体部の一端から導出されている筒状の誘電体部と、前記誘電体部に挿通され前記誘電体部の一端から導出されマイクロ波を伝送する中心導体部と、を備えることを特徴とする請求項6のエネルギー治療装置である。
【0020】
そして、本請求項7の発明では、外部導体部を接地すると共に中心導体部によってマイクロ波を伝送し、中心導体部の一端部からマイクロ波を放出する。
【0021】
請求項8の発明は、内部に空間部が形成されている空間形成部材と、前記空間部に接続され前記空間部内にエネルギーを放出するエネルギー放出部材と、前記空間部に接続され前記空間部内に放出されたエネルギーを吸収する吸収部分と前記空間部外に配置され前記吸収部分によって吸収されたエネルギーによって発熱され処置対象に処置を行う発熱部分とを有する処置部材と、を具備することを特徴とするエネルギー治療装置である。
【0022】
そして、本請求項8の発明では、エネルギー放出部材によって空間部内にエネルギーを放出し、空間部内に放出されたエネルギーを処置部材の吸収部分によって吸収し、吸収部分によって吸収されたエネルギーによって処置部材の発熱部分を発熱させて、発熱部分によって処置対象に処置を行う。
【0023】
請求項9の発明は、前記空間形成部材は、前記空間部に接続され前記空間部内に放出されたエネルギーを前記吸収部分に向けて反射するエネルギー反射部材を有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置である。
【0024】
そして、本請求項9の発明では、空間部内に放出されたエネルギーをエネルギー反射部材によって吸収部分に向けて反射することにより、吸収部分にエネルギーを集中する。
【0025】
請求項10の発明は、前記空間形成部材は、前記エネルギー放出部材が設けられている本体部と、前記処置部材が設けられ前記本体部に着脱自在な処置部とを有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置である。
【0026】
そして、本請求項10の発明では、処置に応じて、本体部に適切な処置部を装着する。
【0027】
請求項11の発明は、前記エネルギー放出部材は、マイクロ波を放出するマイクロ波放出部材を有することを特徴とする請求項8のエネルギー治療装置である。
【0028】
そして、本請求項11の発明では、エネルギーとしてマイクロ波を用いる。
【発明の効果】
【0029】
本発明によれば、エネルギーの拡散を防止して適切な処置を行うことが可能となっている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の概略構成を示す。このマイクロ波凝固切開鉗子システム12は、マイクロ波を発生する装置本体14を有する。また、マイクロ波凝固切開鉗子システム12は、エネルギー治療装置としてのマイクロ波凝固切開鉗子16(以下、単に凝固切開鉗子16と称する)を有する。この凝固切開鉗子16は、生体組織に凝固切開処置を行うためのものである。また、凝固切開鉗子16はマイクロ波を伝送する接続ケーブル18を有し、この接続ケーブル18の末端部には、装置本体14に着脱自在に接続されている図示しない接続コネクタが配設されている。
【0031】
一方、装置本体14には、凝固切開鉗子16へのマイクロ波の出力を制御するためのフットスイッチ20が接続されている。このフットスイッチ20のペダルを押下することにより、凝固切開鉗子16へマイクロ波が出力されるようになっている。
【0032】
図2に示されるように、凝固切開鉗子16は、細長い第1の構成部材22aと第2の構成部材22bとを互いに交差させて交差部で枢支することにより形成されている。第1及び第2の構成部材22a,22bの先端部には、夫々、第1及び第2のジョー24a,24bが配設されている。これら第1及び第2のジョー24a,24bは、互いに開閉して生体組織を把持可能である。また、第1及び第2のジョー24a,24bには、生体組織を把持するための互いに対面する把持面26が形成されている。
【0033】
第1のジョー24aの把持面26側には、生体組織に局所的に圧力を加えるためのブレード部28が長手方向に延設されている。一方、第2のジョー24bの把持面26側には、エネルギー放出部材としてのマイクロ波放出部材が長手方向に延設されている。このマイクロ波放出部材は、マイクロ波を放出するためのものであり、本実施形態では、マイクロ波放出部材としてマイクロ波アプリケータ30が用いられている。このように、第1のジョー24aと第2のジョー24bとによって、生体組織に処置を行うための処置部32が形成されている。
【0034】
一方、第1の構成部材22aと第2の構成部材22bとの後端部には、夫々、術者に操作される第1及び第2の指掛け34a,34bが配設されている。これら第1及び第2の指掛け34a,34bによって、第1及び第2のジョー24a,24bを開閉操作するためのハンドル部36が形成されている。
【0035】
また、マイクロ波アプリケータ30には、上記接続ケーブル18の先端部が接続されている。この接続ケーブル18は、第1の構成部材22aの内部で延設され、第1の構成部材22aの後端部から延出されている。本実施形態では、接続ケーブル18として同軸ケーブルが用いられている。
【0036】
図3(A)に示されるように、第1のジョー24aは、第1のジョー24aの長手方向に垂直な断面がほぼ半円形の第1のジョー本体38aを有する。上記ブレード部28は、第1のジョー本体38a側が第1のジョー本体38aに埋設されて固定され、反対側が第2のジョー24bに向かって突出している。
【0037】
第2のジョー24bは、第2のジョー24bの長手方向に垂直な断面がほぼ半円形の第2のジョー本体38bを有する。上記マイクロ波アプリケータ30は、第2のジョー本体38b側が第2のジョー本体38bに埋設されて固定され、反対側が第1のジョー24aに向かって突出している。
【0038】
マイクロ波アプリケータ30は、接地される筒状の外部導体部40を有する。この外部導体部40には筒状の誘電体部42が嵌入挿通され、この誘電体部42にはマイクロ波を伝送する棒状の中心導体部44が嵌入挿通されている。また、マイクロ波アプリケータ30の最外層には、被覆体46が被覆されている。また、被覆体46に変わって弾性部材を用いてもよい。図3(B)に示されるように、被覆体46の先端開口から外部導体部40が導出され、外部導体部40の先端開口から誘電体部42が導出されている。さらに、誘電体部42の先端開口から中心導体部44が導出されている。
【0039】
再び図3(A)を参照し、第2のジョー本体38bの外周面には、把持面26を除いて、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波エネルギーを吸収するエネルギー吸収部材としてのマイクロ波吸収部材48が外装されている。
【0040】
また、ブレード部28とマイクロ波アプリケータ30の外部導体部40とは、第1のジョー24aと第2のジョー24bとを閉じた場合に互いに当接するように、第1及び第2のジョー本体38a,38bに配置されている。また、ブレード部28と外部導体部40との生体組織に接触し得る部分は、好ましくは、生体組織の貼付きを防止するためにフッ素樹脂によってコーティングされている。
【0041】
次に、上記構成の本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の作用について説明する。凝固切開鉗子16のハンドル部36を操作して、図4(A)に示されるように、処置対象である生体組織を第1のジョー24aと第2のジョー24bとによって把持する。この状態で、フットスイッチ20のペダルを踏んで押下し、装置本体14から接続ケーブル18を介してマイクロ波アプリケータ30にマイクロ波を出力する。マイクロ波アプリケータ30に伝送されたマイクロ波は、中心導体部44から放射状に放出される。
【0042】
図4(B)の矢印群Bにより示されるように、放出されたマイクロ波の内、第1のジョー24aに向かうマイクロ波はそのまま進行する。一方、第1のジョー24aに向かうマイクロ波以外のマイクロ波はマイクロ波吸収部材48によって吸収され、第2のジョー24bから第1のジョー24aの反対側へとマイクロ波が放出されることはない。このようにして、マイクロ波は、第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与される。このため、マイクロ波は、把持された生体組織の内、第1のジョー24aと第2のジョー24bとの間にある部分にのみ進達し、この部分に作用して熱を発生させてこの部分を凝固する。生体組織を切開したい場合には、さらに凝固切開鉗子16のハンドル部36を握りこむ。この結果、ブレード部28と外部導体部40とによって生体組織が押圧され、生体組織の押圧された部分が切開される。
【0043】
従って、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第2のジョー24bにマイクロ波アプリケータ30とマイクロ波吸収部材48とが配設されており、第1のジョー24aとマイクロ波吸収部材48との間にマイクロ波アプリケータ30が位置されている。このため、第1のジョー24aに向かうマイクロ波以外のマイクロ波はマイクロ波吸収部材48によって吸収され、マイクロ波は第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与される。この結果、第1のジョー24aと第2のジョー24bとの間に配置された生体組織にのみマイクロ波を作用させることが可能となっている。即ち、目標組織にのみマイクロ波が作用されるため、適切な処置を行うことが可能となっている。
【0044】
また、ブレード部28とマイクロ波アプリケータ30の外部導体部40とは、第1のジョー24aと第2のジョー24bとを閉じた場合に互いに当接するように、第1及び第2のジョー本体38a,38bに配置されている。このため、中心導体部44からマイクロ波を放出した状態で、把持された生体組織をブレード部28と外部導体部40とによってさらに押圧することにより、生体組織を切開することが可能となっている。
【0045】
図5は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。図5(A)及び(B)に示されるように、本実施形態では、マイクロ波吸収部材48(図3参照)に代わってエネルギー反射部材としてのマイクロ波反射部材50を用いている。マイクロ波反射部材50の形状、配置等は、マイクロ波吸収部材48(図3参照)の形状、配置等と同様である。
【0046】
次に、上記構成の本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の作用について説明する。凝固切開鉗子16により凝固切開処置を行う際には、図5(C)の矢印群Cにより示されるように、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波の内、第1のジョー24aに向かうマイクロ波はそのまま進行する。一方、第1のジョー24aに向かうマイクロ波以外のマイクロ波はマイクロ波反射部材50によって反射され、第2のジョー24bから第1のジョー24aの反対側へとマイクロ波が放出されることはない。反射されたマイクロ波の内、第1のジョー24aに向かうマイクロ波はそのまま進行し、それ以外のマイクロ波はマイクロ波反射部材50によって再度反射される。このようにして、マイクロ波は、第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与される。さらに、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波の大部分が、第2のジョー24bから第1のジョー24aへと放出される。
【0047】
従って、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第2のジョー24bにマイクロ波アプリケータ30とマイクロ波反射部材50とが配設されており、第1のジョー24aとマイクロ波反射部材50との間にマイクロ波アプリケータ30が位置されている。そして、第1のジョー24aに向かうマイクロ波以外のマイクロ波は、マイクロ波反射部材50によって第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう方向に反射される。この結果、マイクロ波は第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与されるため、目標組織にのみマイクロ波を作用させて適切な処置を行うことが可能となっている。加えて、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波の大部分が生体組織の処置に利用されるため、マイクロ波エネルギーを効率的に利用することが可能となっている。
【0048】
図6は、本発明の第3実施形態を示す。第2実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。図6(A)及び(B)に示されるように、本実施形態の凝固切開鉗子16の第1のジョー24aの把持面26には、ブレード部28が配設されている部分を除いて、エネルギー反射部材としての第1のマイクロ波反射部材50aが全体に渡って配設されている。なお、図6(A)に示されるように、第2のジョー24bには、第2実施形態のマイクロ波反射部材50(図5参照)と同様な第2のマイクロ波反射部材50bが配設されている。
【0049】
次に、上記構成の本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の作用について説明する。凝固切開鉗子16により凝固切開処置を行う際には、図6(C)の矢印群Dにより示されるように、マイクロ波は、第2実施形態と同様に第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与され、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波の大部分が第2のジョー24bから第1のジョー24aへと放出される。
【0050】
さらに、第2のジョー24bから第1のジョー24aへと放出されたマイクロ波の内、生体組織に作用せずに第1のジョー24aに到達したマイクロ波は、第1のマイクロ波反射部材50aによって反射される。この結果、マイクロ波は第1のジョー24aから第2のジョー24bに向かう指向性を付与される。本実施形態では、反射前のマイクロ波が第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を有するため、反射後のマイクロ波は強い指向性を付与される。
【0051】
従って、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第1のジョー24aに第1のマイクロ波反射部材50aが配設されており、第1のマイクロ波反射部材50aと第2のジョー24bとの間にマイクロ波アプリケータ30が位置されている。そして、生体組織に作用せずに第1のジョー24aに到達したマイクロ波は、第1のマイクロ波反射部材50aによって反射されている。この結果、マイクロ波は第1のジョー24aから第2のジョー24bに向かう指向性を付与されるため、目標組織にのみマイクロ波を作用させて適切な処置を行うことが可能となっている。加えて、生体組織に作用せずに第1のジョー24aに到達したマイクロ波が再度処置に利用されるため、マイクロ波エネルギーを効率的に利用することが可能となっている。
【0052】
本実施形態では、第1のマイクロ波反射部材50aを用いているが、代わって、第1のマイクロ波反射部材50aと同様な形状、配置等のマイクロ波吸収部材を用いてもよい。この場合には、第1のジョー24aに到達したマイクロ波は、マイクロ波吸収部材に吸収され、第1のジョー24aから第2のジョー24bの反対側に放出されることがない。この結果、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波は、第2のジョー24bから第1のジョー24aに向かう指向性を付与される。
【0053】
図7は、本発明の第4実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態の凝固切開鉗子16は、第1の実施形態と処置部32の構成が異なっている。第2のジョー24bの先端側は中空となっており、空間部52が形成されている。即ち、第2のジョー24bは空間形成部材を兼ねている。本実施形態では、マイクロ波アプリケータ30は、第2のジョー24b内に第2のジョー24bの長手方向に沿って埋設されている。そして、中心導体部44の先端部が空間部52内に突出している。
【0054】
第2のジョー24bの把持面26側には、生体組織に処置を行うための処置部材54が配設されている。この処置部材54は、空間部52内に放出されたマイクロ波を吸収する吸収部分としての吸収面56を有する。この吸収面56は、空間部52を規定する外壁の一部をなし、空間部52に露出している。吸収面56によってマイクロ波が吸収されると処置部材54が発熱するようになっている。また、処置部材54は、発熱されて生体組織に処置を行うブレード部28を有する。このブレード部28は、第2のジョー24bの長手方向に延設され、第1のジョー24aに向かって突出している。即ち、ブレード部28により、生体組織に局所的に圧力を加えることが可能となっている。
【0055】
また、空間部52内には、エネルギー反射部材としてのマイクロ波反射部材50が連続的に配設されている。このマイクロ波反射部材50は、第2のジョー24bの内壁に、処置部材54の吸収面56に対面するように配置されている。また、マイクロ波反射部材50は、ノコギリ形状であり、マイクロ波アプリケータ30の中心導体部44の先端部に対面する多数の反射面51を有している。これら反射面51は、中心導体部44の先端部から放出されたマイクロ波を吸収面56に向かって反射するような形状となっている。
【0056】
一方、第1のジョー24aの把持面26側には、第1のジョー24aの長手方向に弾性受け部材58が延設されている。この弾性受け部材58は、第1のジョー24aと第2のジョー24bとを閉じた場合に、ブレード部28と当接されるように第1のジョー24aに配置されている。
【0057】
次に、上記構成の本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の作用について説明する。凝固切開鉗子16により生体組織に凝固切開処置を行う際には、第1のジョー24aと第2のジョー24bとによって生体組織を把持する。この状態で、フットスイッチ20のペダルを押下して、装置本体14から接続ケーブル18を介してマイクロ波アプリケータ30へとマイクロ波を出力する。この結果、マイクロ波アプリケータ30の中心導体部44の先端部から、空間部52内へとマイクロ波が放出される。
【0058】
図7の矢印群Eにより示されるように、放出されたマイクロ波の一部分は、直接、処置部材54の吸収面56に到達し吸収される。その他のマイクロ波は、マイクロ波反射部材50の反射面51によって反射されて吸収面56に到達する。吸収面56は到達したマイクロ波を吸収し、この結果、処置部材54が発熱される。発熱されたブレード部28によって生体組織に凝固処置を行う。生体組織を切開したい場合には、さらにハンドル部36を握り込んでブレード部28と弾性受け部材58とによって生体組織を押圧する。この結果、生体組織が切開される。
【0059】
従って、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。第2のジョー24bの内部には空間部52が形成されており、空間部52にはマイクロ波アプリケータ30の中心導体部44の先端部が突出している。また、第2のジョー24bに配設されている処置部材54は、空間部52に露出され空間部52内に放出されたマイクロ波を吸収する吸収面56と、吸収面56によって吸収されたマイクロ波によって発熱され処置対象に処置を行うブレード部28とを有する。このため、簡単な構成の装置により、マイクロ波を外部に放出することなく効率的に利用して適切な凝固切開処置を行うことが可能となっている。
【0060】
また、マイクロ波アプリケータ30から放出されたマイクロ波の一部分は処置部材54の吸収面56に到達し吸収される一方で、その他のマイクロ波はマイクロ波反射部材50の反射面51によって反射されて吸収面56に到達している。このように、マイクロ波反射部材50によってマイクロ波をマイクロ波吸収部材48に確実に到達させることが可能となっている。従って、マイクロ波エネルギーを効率的に利用することが可能となっている。
【0061】
また、本実施形態では、マイクロ波反射部材50の反射面51は、吸収面56に対して固定されている。代わって、マイクロ波反射部材50の反射面51を、吸収面56に対して移動可能又は傾斜角度が変化可能な構成としてもよい。この場合には、マイクロ波反射部材50を操作するための操作部を装置本体14に配設する。反射面51の位置及び傾斜角度を調節することにより、吸収面56に到達するマイクロ波の量を吸収面56の位置に応じて変化させることが可能となる。この結果、ブレード部28の発熱量をブレード部28中の位置に応じて変化させることが可能となる。従って、生体組織に適切な処置を行うことが可能となる。
【0062】
図8は、本発明の第5実施形態を示す。第4実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態は、凝固切開鉗子16に変わって、マイクロ波凝固プローブ60(以下、単に凝固プローブ60と称する)を成している。図8に示されるように、本実施形態の凝固プローブ60は、ほぼ円柱状の本体部としてのプローブ本体62を有する。このプローブ本体62内に、マイクロ波アプリケータ30がプローブ本体62の長手方向に沿って埋設されており、中心導体部44の先端部がプローブ本体62の先端面から突出している。
【0063】
また、プローブ本体62の先端部には、生体組織に処置を行うための処置部32が着脱自在に配設されている。この処置部32は中空構造であり、プローブ本体62の先端面と処置部32とによって空間部52が形成されている。また、処置部32の先端部には処置部材54が配設されている。この処置部材54には、ブレード部28(図7参照)に代わって、凝固プローブ60の先端側へと突出する半球面形状の発熱部分64が配設されている。
【0064】
第4実施形態と同様、空間部52内にはマイクロ波反射部材50が連続的に配設されている。このマイクロ波反射部材50は、処置部32の内周壁の全体に渡って配置されている。また、マイクロ波反射部材50は、パラボラアンテナ形状であり、中心導体部44の先端部に対面する連続曲面である反射面51を有している。この反射面51は、中心導体部44の先端部から放出されたマイクロ波を反射して吸収面56へと収束させるような形状となっている。
【0065】
上述した処置部32に加えて、プローブ本体62に着脱自在な、様々な処置に応じた形状の処置部32が準備される。例えば、へら形状の別の処置部32が準備される。
【0066】
次に、上記構成の本実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システム12の作用について説明する。凝固プローブ60を用いて生体組織に凝固処置を行う際には、凝固プローブ60の処置部32を生体組織に押圧する。この状態で、フットスイッチ20のペダルを押下して、装置本体14から接続ケーブル18を介してマイクロ波アプリケータ30にマイクロ波を出力する。図7の矢印群Fにより示されるように、中心導体部44の先端部から放出されたマイクロ波の一部分は、処置部材54の吸収面56に直接到達し吸収される。その他のマイクロ波は、マイクロ波反射部材50の反射面51によって反射されて吸収面56へと収束され吸収される。この結果、発熱部分64が発熱される。
【0067】
処置される生体組織の形状等に応じて、処置部32を例えばへら形状の別の処置部32に交換する。そして、へら形状の別の処置部32により生体組織に凝固処置を行う。
【0068】
従って、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。プローブ本体62には、様々な形状の処置部32を装着することが可能となっている。このため、処置対象の形状等に応じて適切な処置部32を選択することが可能となっており、適切に処置を行うことが可能となっている。
【0069】
なお、上記実施形態では、エネルギーとしてマイクロ波を用いているが、マイクロ波以外の電磁波を用いてもよい。また、エネルギーは電磁波に限られず、熱、音波等の他の形態のエネルギーを用いることも可能である。
【0070】
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) エネルギーを利用して生体組織の処置を行なう外科処置具において、
生体組織に作用するためのエネルギーを発生する装置本体と、
生体組織を挟む上ジョーと下ジョーを備えた鉗子と、
上記上ジョーあるいは下ジョーどちらか一方、あるいは両方の内部に設けられたエネルギー放出部材と、
上記エネルギー放出部材が設けられたジョーと同じジョーに設けられたエネルギー吸収部材と、
からなることを特徴とするエネルギー治療装置。
【0071】
(付記項2) エネルギーを利用して生体組織の処置を行なう外科処置具において、
生体組織に作用するためのエネルギーを発生する装置本体と、
生体組織を挟む上ジョーと下ジョーを備えた鉗子と、
上記上ジョーあるいは下ジョーどちらか一方、あるいは両方の内部に設けられたエネルギー放出部材と、
上記エネルギー放出部材が設けられたジョーと同じジョーに設けられたエネルギー反射部材と、
からなることを特徴とするエネルギー治療装置。
【0072】
(付記項3) エネルギーを利用して生体組織の処置を行なう外科処置具において、
生体組織に作用するためのエネルギーを発生する装置本体と、
生体組織を挟む上ジョーと下ジョーを備えた鉗子と、
上記上ジョーあるいは下ジョーどちらか一方の内部に設けられたエネルギー放出部材と、
上記エネルギー放出部材が設けられたジョーと反対に位置するジョーの内部に設けられたエネルギー吸収部材或いはエネルギー反射部材と、
からなることを特徴とするエネルギー治療装置。
【0073】
(付記項4) 前記エネルギーがマイクロ波であることを特徴とする付記項1〜3のエネルギー治療装置。
【0074】
(付記項5) 前記エネルギー放出部材が、
外部導体と、
前記外部導体の内部に設けられた外部導体より軸方向に延伸する誘電体と、
前記誘電体の内部に設けられた誘電体より軸方向に延伸する中心導体と、
前記外部導体、誘電体、中心導体及び先端導体を覆う被覆体と、
からなることを特徴とする付記項1〜3のエネルギー治療装置。
【0075】
(付記項6) マイクロ波を伝送するケーブルと、
前記ケーブルからマイクロ波が放射される閉じられた空間を有する処置部と、
前記空間の一部にマイクロ波を吸収して発熱するマイクロ波吸収部材が配置されていることを特徴とするエネルギー治療装置。
【0076】
(付記項7) 付記項6において、
前記マイクロ波吸収部材に効率的にマイクロ波が吸収されるように前記空間内部にマイクロ波の反射を制御する反射部材を設けたことを特徴とするエネルギー治療装置。
【産業上の利用可能性】
【0077】
本発明は、エネルギーの拡散を防止して適切な処置を行うことが可能な、処置対象にエネルギーを付与して処置を行うエネルギー治療装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】本発明の第1実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子システムの全体の概略構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態のマイクロ波凝固切開鉗子を示す側面図。
【図3】(A)は、本発明の第1実施形態の第1及び第2のジョーを示す横断面図、(B)は、同実施形態の第2のジョーを(A)のIIIB−IIIB線に沿って切断して示す断面図。
【図4】(A)は、本発明の第1実施形態の第1及び第2のジョーにより生体組織を把持した状態を示す図、(B)は、同実施形態のマイクロ波アプリケータから放出されたマイクロ波の状態を説明するための説明図。
【図5】(A)は、本発明の第2実施形態の第2のジョーを示す横断面図、(B)は、同実施形態の第2のジョーを(A)のVB−VB線に沿って切断して示す断面図、(C)は、同実施形態のマイクロ波アプリケータから放出されたマイクロ波の状態を説明するための説明図。
【図6】(A)は、本発明の第3実施形態の第1及び第2のジョーを示す横断面図、(B)は、同実施形態の第2のジョーを(A)のVIB−VIB線に沿って切断して示す断面図、(C)は、同実施形態のマイクロ波アプリケータから放出されたマイクロ波の状態を説明するための説明図。
【図7】本発明の第4実施形態の第1及び第2のジョーを示す縦断面図。
【図8】本発明の第5実施形態のマイクロ波凝固プローブを示す縦断面図。
【符号の説明】
【0079】
16…エネルギー治療装置、24a…第1のジョー、24b…第2のジョー、30…エネルギー放出部材、48,50…指向性付与部材、24b、60…空間形成部材、52…空間部、54…処置部材、56…吸収部分、64…発熱部分。
【出願人】 【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
【出願日】 平成16年4月30日(2004.4.30)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100100952
【弁理士】
【氏名又は名称】風間 鉄也

【公開番号】 特開2005−312807(P2005−312807A)
【公開日】 平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願番号】 特願2004−136610(P2004−136610)