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【発明の名称】 医用画像表示システム及びその表示方法
【発明者】 【氏名】斉藤 孝行
【住所又は居所】京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク4号館 有限会社 ソフトクオリティ内

【氏名】大江 光雄
【住所又は居所】栃木県大田原市下石上1385番地 東芝メディカルシステムズ株式会社本社内

【要約】 【課題】医用画像表示システムにおいて、表示フォーマットの選択の操作性を向上させること。

【解決手段】医用画像表示システム10は、表示フォーマットを模った表示フォーマット像を表示した初期表示画面上に、モダリティ9で取得した画像を表示して画像・表示フォーマット選択画面を作成する画像・表示フォーマット選択画面作成手段24と、画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像を選択してこの所要画像を表示フォーマット像の所要フレームにはめ込む画像選択手段26と、画像・表示フォーマット選択画面上で所要の表示フォーマットを選択する表示フォーマット選択手段31と、画像・表示フォーマット選択画面を表示するモニタ35と、表示フォーマット選択手段31によって選択された所要の表示フォーマットにて所要画像を表示する表示画面を作成する表示画面作成手段32とを設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モダリティで取得した画像を表示フォーマットにはめ込んで表示画面を作成する医用画像表示システムにおいて、
前記表示フォーマットを模った表示フォーマット像を表示した初期表示画面上に、前記モダリティで取得した画像を表示して画像・表示フォーマット選択画面を作成する画像・表示フォーマット選択画面作成手段と、
前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像を選択して、この所要画像を前記表示フォーマット像の所要フレームにはめ込む画像選択手段と、
前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要の表示フォーマットを選択する表示フォーマット選択手段と、
前記画像・表示フォーマット選択画面を表示する表示手段と、
前記表示フォーマット選択手段によって選択された所要の表示フォーマットにて所要画像を表示する表示画面を作成する表示画面作成手段とを設けたことを特徴とする医用画像表示システム。
【請求項2】
前記表示フォーマットを記憶する記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項3】
前記表示フォーマットを模った表示フォーマット像を表示した初期表示画面を作成する初期表示画面作成手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項4】
前記モダリティで取得した画像の画像データに対して種々の画像処理を施す画像処理手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項5】
前記画像選択手段及び前記表示フォーマット選択手段を操作する操作手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項6】
前記画像選択手段として、前記画像・表示フォーマット選択画面上にドラッグ及びドロップ操作を可能とする画像ファイルを設置したことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項7】
前記表示フォーマット選択手段として、前記画像・表示フォーマット選択画面上にクリックボタンを設置したことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項8】
前記表示画面作成手段にて作成された表示画面を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項9】
前記表示画面作成手段にて作成した表示画面のデータを出力できるプリンタ及びイメージャのうち少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示システム。
【請求項10】
モダリティで取得した画像を表示フォーマットにはめ込んで表示画面を作成する医用画像表示方法において、
前記表示フォーマットを模った表示フォーマット像が表示された初期表示画面上に、前記モダリティから入力される画像が表示され、画像・表示フォーマット選択画面が作成される画像・表示フォーマット選択画面作成工程と、
前記画像・表示フォーマット選択画面が表示される第1画像・表示フォーマット選択画面表示工程と、
前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像が選択され、この所要画像が前記画像・表示フォーマット選択画面上の表示フォーマット像の所要フレームにはめ込まれる所要画像はめ込み工程と、
前記画像・表示フォーマット選択画面が表示される第2画像・表示フォーマット選択画面表示工程と、
所要の表示フォーマットが選択された場合、この所要の表示フォーマットにて前記所要画像が表示された表示画面が作成される表示画面作成工程とを有することを特徴とする医用画像表示方法。
【請求項11】
予め前記表示フォーマットが記憶されることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項12】
前記モダリティで取得した画像の画像データが画像処理されることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項13】
前記所要画像はめ込み工程は、前記画像・表示フォーマット選択画面上で、前記所要画像をドラッグ及びドロップ操作することによって行なわれることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項14】
前記画像・表示フォーマット選択画面上に複数の表示フォーマット像が表示されている場合、第1の表示フォーマット像の所要フレームに前記所要画像がはめ込まれるのとほぼ同時に、第2の表示フォーマット像の所要フレームに前記所要画像がはめ込まれることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項15】
表示画面作成工程にて作成された表示画面が表示されることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項16】
表示画面作成工程にて作成された表示画面が出力されることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【請求項17】
前記表示フォーマット像のフレーム数より、前記所要画像の枚数の方が多い場合、前記画像・表示フォーマット選択画面上には、複数の記表示フォーマット像がスタック表示されることを特徴とする請求項10に記載の医用画像表示方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、モダリティで取得した医用画像の画像データから、医用画像表示画面を作成する医用画像表示システム及びその表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
X線装置やCT(Computerized Tomography)装置等の医用画像診断装置では、検査して得られた画像をオペレータが観察し、必要な画像データをフィルムや紙に出力する。
【0003】
オペレータは、まず、読み取った画像データの表示フォーマット(表示形式)を選択する。この表示フォーマットの選択は、撮影条件選択画面に表示フォーマットを選択する欄を設けたり、撮影条件選択画面から画像データ表示画面に移行する前に表示フォーマットを選択する画面を設けたりして行なわれている。
【0004】
オペレータによって表示フォーマットが選択されると、予め記憶されている表示フォーマット(2分割、4分割、6分割等)の中から該当する表示フォーマットが選択され、選択された表示フォーマットに画像データがはめ込まれて表示画面が作成される。
【0005】
そして、画像データがはめ込まれた表示画面が表示された後、オペレータは選択した表示フォーマットが適切か否かを判断する。表示フォーマットを変更する場合は、再度表示フォーマットが選択され、予め記憶されている表示フォーマットの中から該当する表示フォーマットが再度選択される。再度選択された表示フォーマットに画像データがはめ込まれ、表示画面が再度作成される(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
表示フォーマットが決定された場合は、その表示フォーマットにて描かれた画像がフィルムや紙に出力される。
【特許文献1】特開2003−220056号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、選択された表示フォーマット、例えば4分割表示フォーマット、に画像データをはめ込む際、5枚以上の画像データをはめ込むことが必要な場合がある。その場合、4分割表示フォーマットにて画像データを選択している途中で4分割表示フォーマットが適切ではないと判断される。そして、表示フォーマットを4分割から、例えば6分割に変更して、6分割表示フォーマットにて再び初めから画像データを選択する必要があった。
【0008】
これは、予め記憶される表示フォーマットから該当する表示フォーマットを選択し、その後、選択された表示フォーマットに画像データがはめ込まれることに起因する。画像データがはめ込まれた後、表示フォーマットが適正であるかが判断されるため、オペレータの操作性が悪く、作業効率を低下させていた。
【0009】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、表示フォーマットの選択の操作性を向上させることができる医用画像表示システム及びその表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る医用画像表示システムは、上述した課題を解決するために、モダリティで取得した画像を表示フォーマットにはめ込んで表示画面を作成する医用画像表示システムにおいて、前記表示フォーマットを模った表示フォーマット像を表示した初期表示画面上に、前記モダリティで取得した画像を表示して画像・表示フォーマット選択画面を作成する画像・表示フォーマット選択画面作成手段と、前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像を選択して、この所要画像を前記表示フォーマット像の所要フレームにはめ込む画像選択手段と、前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要の表示フォーマットを選択する表示フォーマット選択手段と、前記画像・表示フォーマット選択画面を表示する表示手段と、前記表示フォーマット選択手段によって選択された所要の表示フォーマットにて所要画像を表示する表示画面を作成する表示画面作成手段とを設けた。
【0011】
本発明に係る医用画像表示方法は、上述した課題を解決するために、モダリティで取得した画像を表示フォーマットにはめ込んで表示画面を作成する医用画像表示方法において、前記表示フォーマットを模った表示フォーマット像が表示された初期表示画面上に、前記モダリティから入力される画像が表示され、画像・表示フォーマット選択画面が作成される画像・表示フォーマット選択画面作成工程と、前記画像・表示フォーマット選択画面が表示される第1画像・表示フォーマット選択画面表示工程と、前記画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像が選択され、この所要画像が前記画像・表示フォーマット選択画面上の表示フォーマット像の所要フレームにはめ込まれる所要画像はめ込み工程と、前記画像・表示フォーマット選択画面が表示される第2画像・表示フォーマット選択画面表示工程と、所要の表示フォーマットが選択された場合、この所要の表示フォーマットにて前記所要画像が表示された表示画面が作成される表示画面作成工程とを有する。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る医用画像表示システム及びその表示方法によると、表示フォーマットの選択の操作性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明に係る医用画像表示システム及びその表示方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る医用画像表示システムの実施の形態を示すブロック図である。
【0015】
図1は、画像データを取得するためのモダリティ(医療機器)9と、このモダリティ9で取得した画像の画像データを用いて表示画面を作成する医用画像表示システム10とを示し、この医用画像表示システム10には、撮影部位情報や画像の表示設定等を行なうコンソール11と、このコンソール11にて作成した表示画面のデータを出力する出力手段12、例えばプリンタ12a及びイメージャ12bのうち少なくとも一方、とが備えられる。
【0016】
モダリティ9としては、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、CR(computed radiography)装置及び超音波画像診断装置等が挙げられる。
【0017】
コンソール11には、表示フォーマット(表示形式)を記憶する記憶手段としての表示フォーマット記憶部21と、表示フォーマット記憶部21にて記憶された表示フォーマットを模った表示フォーマット像を表示して初期表示画面を作成する初期表示画面作成手段22とが設けられる。
【0018】
表示フォーマットとしては、画像データがサムネイル形式で縮小表示される縮小表示フォーマット、複数画像が対等に表示される複数分割表示フォーマット等がある。複数分割表示フォーマットとしては、2枚の画像が対等に表示される2分割表示フォーマット、4枚の画像が対等に表示される4分割表示フォーマット、及び6枚の画像が対等に表示される6分割表示フォーマット等がある。以下、表示フォーマットとして、2分割表示フォーマット、4分割表示フォーマット及び6分割表示フォーマットを表示フォーマット記憶部21に記憶させた場合について説明する。
【0019】
さらに、コンソール11には、モダリティ9で取得した画像の画像データに対して必要に応じて種々の画像処理、例えば補正処理、階調変換処理、トリミング、反転/回転、パラメータ変更及びマスキング等、を施す画像処理手段としての画像処理部23と、初期表示画面22から入力された初期表示画面上に、画像処理部23から入力される画像を表示して画像・表示フォーマット選択画面を作成する画像・表示フォーマット選択画面作成手段24と、医師及び技師等のオペレータによって操作することのできるキーボードやマウス等の操作手段25と、この操作手段25によって画像・表示フォーマット選択画面作成手段24の画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像を選択して表示フォーマット像の所要フレームにはめ込む画像選択手段26と、操作手段25によって画像・表示フォーマット選択画面上で所要の表示フォーマットを選択する表示フォーマット選択手段31と、この表示フォーマット選択手段31によって選択された所要の表示フォーマットにて所要画像を表示する表示画面を作成する表示画面作成手段32とが設けられる。
【0020】
図2は、画像・表示フォーマット選択画面作成手段24にて作成する画像・表示フォーマット選択画面の一例である。
【0021】
図2に示された画像・表示フォーマット選択画面には、画像データから得られる複数の画像、例えば9枚の画像(画像A〜I)、と、2分割表示フォーマット、4分割表示フォーマット及び6分割表示フォーマットを模った表示フォーマット像とがそれぞれ表示される。例えば、画像データから得られる画像は、画像・表示フォーマット選択画面上にマトリクス状に複数表示される一方、表示フォーマット像は、画像・表示フォーマット選択画面上の右端部に表示フォーマット像毎に表示される。なお、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面には、9枚の画像を示したが9枚の画像表示に限定されない。また、残りの画像は、スクロール及びページ切替え等によって切替え表示させることもできる。
【0022】
図3乃至図5は、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された表示フォーマット像の拡大図を示すものである。
【0023】
表示フォーマット像のうち、図3は2枚の画像を対等に表示できる2分割表示フォーマットを示し、フレーム(1)及び(2)に画像をそれぞれはめ込むことができる。図4は4枚の画像を対等に表示できる4分割表示フォーマットを示し、フレーム(1)、(2)、(3)及び(4)に画像をそれぞれはめ込むことができる。また、図5は6枚の画像を対等に表示できる6分割表示フォーマットを示し、フレーム(1)、(2)、(3)、(4)、(5)及び(6)に画像をそれぞれはめ込むことができる。
【0024】
さらに、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面上には、2分割表示フォーマットにて表示画面を作成するための表示フォーマット選択手段31、例えばクリックボタン31aと、4分割表示フォーマットにて表示画面を作成するための表示フォーマット選択手段31、例えばクリックボタン31bと、6分割表示フォーマットにて表示画面を作成するための表示フォーマット選択手段31、例えばクリックボタン31cとが設置される。
【0025】
また、図1に示されたコンソール11には、画像・表示フォーマット選択画面作成手段24で作成される画像・表示フォーマット選択画面を表示する表示手段としてのモニタ35が設けられる。なお、表示画面作成手段32の表示画面を、出力プレビューとしてモニタ35に表示するようにしてもよい。
【0026】
なお、表示画面作成手段32にて作成した表示画面のデータは、プリンタ12aやイメージャ12bを介して出力することができるようになっている。
【0027】
続いて、医用画像表示システム10を用いた医用画像表示方法について、図6に示されたフローチャートを用いて説明する。
【0028】
まず、医用画像表示システム10のコンソール11に設ける表示フォーマット記憶部21に、予め表示フォーマットが記憶される(ステップS1)。表示フォーマットとしては、画像データがサムネイル形式で縮小表示される縮小表示フォーマット、複数画像が対等に表示される複数分割表示フォーマット等がある。
【0029】
ステップS1にて表示フォーマット記憶部21に記憶された表示フォーマットは初期表示画面作成手段22に入力され、この初期表示画面作成手段22にて、表示フォーマットを模った表示フォーマット像が表示された初期表示画面が作成される。初期表示画面のデータは画像・表示フォーマット選択画面作成手段24に入力される。
【0030】
一方、モダリティ9で取得した画像の画像データは、コンソール11に設けた画像処理部23にて、必要に応じて種々の画像処理、例えば補正処理、階調変換処理、トリミング、反転/回転、パラメータ変更及びマスキング等、が施される。モダリティ9で取得した画像データ又は画像処理が施された画像データは、画像・表示フォーマット選択画面作成手段24に入力される。
【0031】
画像・表示フォーマット選択画面作成手段24では、初期画面作成手段22から入力された初期表示画面上に、画像処理部23から入力される画像が表示され、画像と表示フォーマット像とが表示される画像・表示フォーマット選択画面が作成される(ステップS2)。よって、画像・表示フォーマット選択画面上に画像と表示フォーマット像とが共に表示され、画像と表示フォーマット像とが同一画面上に表示されることになる。
【0032】
画像・表示フォーマット選択画面作成手段24にて作成された、画像・表示フォーマット選択画面のデータはモニタ35に送られ、画像・表示フォーマット選択画面がモニタ35に表示される(ステップS3)。
【0033】
次いで、オペレータは、モニタ35に表示された画像・表示フォーマット選択画面を見ながら、操作手段25によって画像選択手段26を操作し、画像・表示フォーマット選択画面作成手段24の画像・表示フォーマット選択画面上で所要画像を選択する。そして、画像・表示フォーマット選択画面上の表示フォーマット像の所要フレームに所要画像がはめ込まれる(ステップS4)。
【0034】
図2に示された画像・表示フォーマット選択画面上に画像選択手段26、例えばドラッグ及びドロップ操作を可能とするオブジェクトである画像ファイル、を設置すると、ステップS4による所要画像のはめ込みは、画像・表示フォーマット選択画面上で画像Bをドラッグ及びドロップ操作することによって行なわれる。ドラッグ及びドロップ操作は、画面上で画像Bにポインタを合わせ、画像Bをドラッグして出力先である表示フォーマット像のフレーム(1)にドロップして行なわれる。ドラッグ及びドロップ操作が行なわれると、図3乃至図5に示すように、2分割表示フォーマット像、4分割表示フォーマット像及び6分割表示フォーマット像のフレーム(1)に画像Bがそれぞれはめ込まれる。次いで、画像Eも同様にドラッグ及びドロップ操作され、2分割表示フォーマット像、4分割表示フォーマット像及び6分割表示フォーマット像のフレーム(2)に画像Eがそれぞれはめ込まれる。
【0035】
ここで、2分割表示フォーマット像のフレーム(1)に画像Bがドロップされると、2分割表示フォーマット像のフレーム(1)に画像Bがはめ込まれるのとほぼ同時に、4分割表示フォーマット像及び6分割表示フォーマット像のフレーム(1)にも画像Bがはめ込まれる。なお、所要画像がドロップされたときに起こる出力先のアクションは挿入とし、出力先に所要画像が移動又はコピーされる。
【0036】
ドラッグ及びドロップ操作は、表示フォーマットのフレーム(1)から順番にはめ込む必要はなく、また、画像がはめ込まれているフレームの上に他の画像を重ねてはめ込むことができる。
【0037】
また、オペレータによる操作手段25の操作はマウスを用いたドラッグ及びドロップ操作に限定されず、例えば画像・表示フォーマット選択画面上でマウスを用いて画像Bをダブルクリック操作することで行われてもよい。その場合、1回目のダブルクリックで画像Bを2分割表示フォーマット、4分割表示フォーマット及び6分割表示フォーマットの全てのフレーム(1)にはめ込む。2回目以降のダブルクリックでフレーム(2)以降に所要画像を順次はめ込む。
【0038】
次いで、ステップS4にて所要画像がはめ込まれた画像・表示フォーマット選択画面のデータは図1に示されたモニタ35に送られ、モニタ35に表示される(ステップS5)。
【0039】
さらに、所要の表示フォーマットが選択されたか否かが判断される(ステップS6)。所要の表示フォーマットが選択されたか否かの判断は、オペレータが操作手段25によって表示フォーマット選択手段31、例えばクリックボタン31a,31b,31c、をクリックすることで行なわれる。
【0040】
ステップS6の判断にてYes、すなわち、所要の表示フォーマットが選択されたと判断された場合、所要画像のはめ込みが終了されると共に、画像・表示フォーマット選択画面に有する複数の表示フォーマットのうち、所要画像がはめ込まれた所要の表示フォーマットが選択される。選択された所要の表示フォーマットのデータは、表示画面作成手段32に送られる。
【0041】
そして、表示画面作成手段32では、所要の表示フォーマットにて所要画像が表示された表示画面が作成される(ステップS7)。例えば、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面にてクリックボタン31aをクリックすることで2分割表示フォーマットが選択された場合、図3に示された2分割表示フォーマットにて画像B及びEが表示された表示画面が作成される。
【0042】
なお、ステップS7によって作成された表示画面は、出力プレビューとしてモニタ35に表示されてもよい。
【0043】
ステップS7にて作成された表示画面は出力手段12、例えばプリンタ12aやイメージャ12bを介して出力される(ステップS8)。
【0044】
一方、ステップS6の判断にてNo、すなわち、所要の表示フォーマットが選択されていないと判断された場合、操作手段25によって画像選択手段26が操作され、続けて、画像・表示フォーマット画面上で所要画像が選択される(ステップS4)。
【0045】
なお、表示フォーマットのフレーム数より、はめ込まれる所要画像の枚数の方が多い場合がある。例えばステップS4〜S6を繰返して3枚の所要画像、例えば画像B,E及びIを選択したとする。この場合、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面上の右端部には、2つの2分割表示フォーマット像がスタック表示される。
【0046】
図7は、図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された2つの2分割表示フォーマット像におけるスタック表示の拡大図である。
【0047】
図7に示された2つの2分割表示フォーマット像におけるスタック表示では、マウス操作によりいずれかの2分割表示フォーマット像を任意に手前に表示することができる。
【0048】
また、表示フォーマットのフレーム数より、はめ込まれる所要画像の枚数の方が多い場合、スタック表示された表示フォーマット像の表示画面に進むと、表示フォーマット像が並列に表示されるようにしてもよい。
【0049】
医用画像表示システム10及び医用画像表示方法によると、所要画像の全てが選択された後で所要の表示フォーマットが選択されることで、表示フォーマットの選択の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明に係る医用画像表示システムの実施の形態を示すブロック図。
【図2】画像・表示フォーマット選択画面の一例。
【図3】図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された2分割表示フォーマット像の拡大図。
【図4】図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された4分割表示フォーマット像の拡大図。
【図5】図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された6分割表示フォーマット像の拡大図。
【図6】本発明に係る医用画像表示方法を示すフローチャート。
【図7】図2に示された画像・表示フォーマット選択画面の右端部に表示された2つの2分割表示フォーマット像におけるスタック表示の拡大図。
【符号の説明】
【0051】
9 モダリティ
10 医用画像表示システム
12a プリンタ
12b イメージャ
21 表示フォーマット記憶部
22 初期表示画面作成手段
23 画像処理部
24 画像・表示フォーマット選択画面作成手段
25 操作手段
26 画像選択手段
31 表示フォーマット選択手段
32 表示画面作成手段
35 モニタ
【出願人】 【識別番号】504173404
【氏名又は名称】有限会社 ソフトクオリティ
【住所又は居所】京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク4号館
【識別番号】594164542
【氏名又は名称】東芝メディカルシステムズ株式会社
【住所又は居所】栃木県大田原市下石上1385番地
【出願日】 平成16年4月30日(2004.4.30)
【代理人】 【識別番号】100078765
【弁理士】
【氏名又は名称】波多野 久

【識別番号】100078802
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 俊三

【公開番号】 特開2005−312774(P2005−312774A)
【公開日】 平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願番号】 特願2004−135923(P2004−135923)