| 【発明の名称】 |
眼科用撮影装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】沖西 覚 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】蛍光造影撮影において患者の経過観察検査撮影を有効に行うための手段を提供する。
【解決手段】蛍光造影撮影をデジタル撮影で行う。撮影された画像には撮影条件や、撮影時のタイマー値をヘッダー情報として付加して記録をする。次回撮影時には撮影機器に入力された被検者情報から、前回撮影された画像群のヘッダー情報からタイマー値を抽出して、タイマー値を参照して、自動撮影を行わせる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の蛍光造影剤を励起させる励起光を発生する光源と、 該励起光を被検眼に照射する光源と照明光学系と、 被検眼から発する蛍光光と被検眼から反射する該励起光を導く撮影光学系と、 該撮影光学系に設けられた前期励起光をブロックし、該蛍光光を通過させる抽出フィルターと、 前記撮影光学系終端に設置されて前記蛍光光を撮影するデジタル撮影装置と、 始動からの経過時間情報であるタイマー値を電気信号化して外部へ出力するタイマー手段と、 該タイマーを始動させる操作を行うタイマー始動操作手段と、 該タイマー始動操作手段からの入力によってタイマーを始動させるタイマー制御手段と、 検査を特定する検査IDを入力するID入力手段と、 撮影の操作を行う撮影操作スイッチと、 該撮影操作スイッチからの入力または所定の電気信号入力により、前記光源を発光させ、該発光に同期させて前記デジタル撮影装置で前記蛍光光を撮影させる撮影制御手段と、 前記タイマー手段からの電気信号の入力と前記ID入力手段からの入力を受けて、前記デジタル撮影装置で撮影された前記蛍光光の画像と撮影時点のタイマー値と前記検査IDを関連付けを行う情報処理装置と、 前記画像と前記タイマー値と前記検査IDを記録する記録手段とを有する眼科撮影装置であって、 前記構成によって撮影され前記記録手段に記録された複数の画像から成る画像集合と該画像集合を該画像集合の各々からタイマー値を呼び出す情報処理手段と、 前記画像集合から呼び出されたタイマー値集合中の各々のタイマー値と前記タイマー手段ら入力される新規タイマー値の差が所定値になった場合、前記撮影制御手段に所定の信号を入力する制御手段とを有する眼科撮影装置。 【請求項2】 前記タイマー値集合中の各々のタイマー値と前記新規タイマー値の差が0になった場合、前記撮影制御手段に所定の信号を入力する制御手段を有する請求項1に記載の眼科撮影装置。 【請求項3】 前記タイマー値集合中の各々のタイマー値の相互間の差を判定して該相互間差が所定値以下の場合には、前記タイマー値集合中の各々のタイマー値と前記新規タイマー値の差が0になった場合に前記撮影制御手段に所定の信号を入力し、前記相互間差が所定値以上の場合には前記タイマー値集合中の各々のタイマー値から所定値を減じたタイマー値と前記新規タイマー値が一致した場合にアラームを発生する制御手段を有する請求項1に記載の眼科撮影装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、眼科用撮影機器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 眼底の蛍光造影においては、被検者に対して静脈注射による蛍光造影剤の注入開始とほぼ同時に、撮影装置のタイマーがスタートされる。この後撮影毎にこのタイマー値が写し込まれたり、データーとして付加されたりして、画像とタイマー値が同時に保存されていく。同一被検者に対して経過観察のために、再び蛍光造影撮影を行う場合には、これら画像に付加されているタイマー時間を参考にして、検者がタイマー値を読み取りながら撮影を行う。特開平2001−137192、特開平2001−238854、などでは、上記従来の技術に加えてタイマースタート後に蛍光造影の発現初期の状態をとらえる技術が開示されている。 【特許文献1】特開平2001−137192号公報 【特許文献2】特開平2001−238854号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 経過観察のための蛍光造影撮影をする場合、検者がタイマーを見ながら手動で撮影をするので、秒単位レベルでは前回撮影時の正確な撮影時間を再現するのは極めて難易度が高く、連続撮影部分に至っては事実上不可能である。また、数分から十数分間隔を取っての撮影時間の再現では、撮影機会の見過ごし等のポカミスを発生させる可能性が高い。 【0004】 以上のように、蛍光造影撮影において経過時間を正確に再現することは、難しく、煩雑なことである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 蛍光造影撮影をデジタル撮影で行う。撮影された画像には被検者ID、検査日時、撮影モードなどの撮影条件や、撮影時のタイマー値をヘッダー情報として付加するなどして被検者ID、検査日時、撮影モード、タイマー値と画像を関連ずけて記録をする。 【0006】 次回撮影時には撮影機器に入力された被検者ID、検査日時、撮影モードなどから前回撮影されたが画像群を検索し、それらのヘッダー情報などからタイマー値を抽出して、この抽出されたタイマー値を参照して、同じタイマー値になった時点で自動撮影を行わせる。 【0007】 他にもタイマー値の間隔が大きい場合、当該のタイマー値達する直前に検者にアラームを送り、撮影機会の見逃しを防止する。 【発明の効果】 【0008】 経過観察のための蛍光造影撮影をする場合、連続撮影部分であっても秒単位レベルで前回撮影時の正確な撮影時間を再現が可能になる。数分から十数分間隔を取っての撮影時間の再現では、撮影機会の見過ごし等のポカミスを発生を防ぐことが出来る。 【0009】 以上のように、蛍光造影撮影において経過時間を正確に再現する事が容易になり、より 正確な診断を支援することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 (実施例) 眼底カメラを撮影装置の例に取り本発明を説明する。 【0011】 眼底カメラは、図2に示されるように、基本的に撮影装置ヘッド60は可動台61により構成されており、被検眼Eの眼底部Efをファインダー光学系26で披見者eが観察しながら、後述する照明光学系、撮影光学系を内蔵する撮影装置ヘッド60に取り付けたデジタルカメラ29によって撮影するものである。 【0012】 撮影装置ヘッド60は可動台61の上に設置され、操作桿36を操作することによって被検眼Eに対して上下前後左右に機構的な可動範囲内で自由に移動できる。撮影装置ヘッド60にはデジタルカメラ29、フォーカス調整つまみ63が設置されている。 【0013】 可動台61上には操作桿36と、それに取り付けられた撮影スイッチ37と、入力手段38〜44及び表示手段45が設置されている。 【0014】 後述の眼底カメラの装置制御を行う制御手段35は、可動台61中に設置され図示しない既知の接続手段によって撮影装置ヘッド60に接続して、撮影装置ヘッド60およびビデオカメラ28とデジタルカメラ29の制御を行う。 【0015】 また、デジタルカメラ29は、コンピューター30に電気的な接続がされ、デジタルカメラ29からコンピューター30への画像信号入力や、コンピューター30からデジタルカメラ29への動作制御が行われる。 【0016】 コンピューター30は公知のもので、図3に示すように、CPU等のデーター処理回路62、キーボードやマウス等のデーター入力手段64、一時記憶用のメモリー装置65、(図3においては便宜上2つ描かれているが単一のデバイスである)恒久的にデーターを保存するハードディスク等のデーターストレージ装置66、モニターなどの画像表示手段32に画像を表示する画像表示コントローラー31を内包する。その他に、デジタルカメラ29からの画像信号入力を画像変換する公知の静止画像キャプチャー装置68や、制御手段35と電気的な信号の授受を行う入出力ポート69を内蔵する。コンピューター30には撮影用ソフトウエアと閲覧用ソフトウエア、更に撮影した画像でデーターや入力されたデーターを所定条件下で関連付けを行ったり、与えられた条件を基にそれらデーターを検索および抽出する公知の機能を有するデーターベースエンジンがインストールされている。 【0017】 撮影用ソフトウエアは、撮影時に被検者の情報や、撮影日時や撮影モード等の撮影条件を入力し、撮影された画像を所定の画像フォーマットで保存し、データーベースエンジンに登録するなどの公知の機能を有している。 【0018】 閲覧用ソフトウエアは、入力された所定条件を基にデーターベースエンジンから所望の画像を検索し、表示させ、また検索された画像を並べて見せたり拡大させて見せたりする等の公知の機能を有している。 【0019】 図1は撮影装置の構成図である。 【0020】 連続照明光源制御手段3に発光制御された連続発光光源のランプ2や、ストロボ光源制御手段5に発光制御されたストロボ照明光源のストロボ菅4から発した照明光は、コンデンサーレンズ6を経て、フィールドレンズ7とリングスリット8にてリング状に成形される。リング状に成形された照明光はリレーレンズ14と有害光の遮光部材9、15を経て、穴あきミラー16にて折り返され対物レンズ17を経て被検眼Eに照射される。上記照明光学系により撮影部の照明が行われる。連続照明光源制御手段3とストロボ光源制御手段5は制御手段35から発光光量や発光タイミング(撮影同期信号)や発光時間などの指示を受け所定の光源制御を行う。 【0021】 照明光学系には、可視蛍光造影撮影用の可視蛍光エキサイタフィルター10と、赤外蛍光造影撮影用の赤外蛍光エキサイタフィルター12が、それぞれ制御手段35に動作制御されたソレノイド等の駆動手段11、13によって光路中に挿入離脱可能に設置されている。撮影光学系にも同様に可視蛍光造影撮影用の可視蛍光バリアフィルター19と、赤外蛍光造影撮影用の赤外蛍光バリアフィルター21が、それぞれ制御手段32に動作制御されたソレノイド等の駆動手段20、22によって光路中に挿入離脱可能に設置されている。エキサイターフィルターの働きは、所定の蛍光造影剤に蛍光を発生させる為の励起光のみを照明光の中から抽出する。バリアフィルターの働きは被検眼から来る蛍光光と反射励起光のうち、励起光のみをブロックする。これらの働きは可視、赤外とも同様である。 【0022】 可視蛍光撮影モードの際には制御手段35は可視蛍光エキサイタフィルター10と可視蛍光バリアフィルター19の少なくともどちらか一方を光路内に挿入する。 【0023】 赤外蛍光撮影モードの際には制御手段35は赤外蛍光エキサイタフィルター12と赤外蛍光バリアフィルター21の少なくともどちら1方を光路内に挿入する。 【0024】 カラー撮影モードの際には、上記フィルターは一切光路中に挿入しない。 【0025】 上記の様な撮影モードの切り替えは、モード切り替え入力手段39からの入力に従って制御手段35が行う。 【0026】 被検眼Eからの反射光は再び対物レンズ17と穴あきミラー16の穴部分、光軸方向に移動可能なフォーカスレンズ18と結像光学系23を通過して、制御手段35に動作制御された図示しない既知の駆動手段により光路中へ挿入離脱が自在に設置された跳ね上げミラー24に至る。跳ね上げミラー24が光路中に有る場合には、ファインダー光学系26を経て検者眼eの瞳に上に結像し、被検眼Eに対する肉眼観察が行える。 【0027】 跳ね上げミラー24が光路中から離脱している場合には、被検眼Eからの反射光はデジタルカメラ29へ至り、これで撮影された画像信号出力は前記の電気的な接続を通じて、コンピューター30に送られて内臓の静止画像キャプチャー装置68により静止画像データーに変換され、画像ファイルとしてデーターストレージ装置66に保存される。なお、デジタルカメラ29は、制御手段35から入力される撮影同期信号に基づいてのストロボ菅4の発光と同期した画像の取り込みを行う。 【0028】 図4に示すように制御手段35は、装置各部の動作制御や各動作モード制御や演算処理及びアクチュエータやセンサーの動作状況など状況判断を行う主処理制御手段50と、タイマースタートスイッチ43の操作によるタイマースタートのスタート/停止の信号入力により秒単位(発生単位は0.1〜0.0.1秒)タイマー値を発生/停止させるタイマー手段51と、光量やゲインをはじめ装置制御に関する緒設定値を記憶している設定値テーブル52と、外部からの入力値や制御の為に設定値テーブルから読み出した緒設定値や演算結果等やデーターの入力時刻や処理時刻を一時的に記憶する内部メモリー53と、主処理制御手段50の補助を行う周辺デバイス54により構成される。 【0029】 主処理制御手段50は制御手段35外部に対して、光量制御手段3、5、デジタルカメラ29、コンピューター30、各部アクチュエータ11、13、20、22、24等と電気的な接続をして所定の制御を行う。特にデジタルカメラ29とコンピューター30に対しては撮影スイッチ37の操作に連動した静止画撮影の為のストロボ発光同期信号を出力する。さらに、入力手段37〜44からの入力を受けて各部の制御の内容を変更したり、コンピューター30に対してタイマー値やタイマースタートのスタート/停止信号等の所定の情報を出力する。また、動作モードや撮影光量、タイマー表示などの所定の制御情報や入力情報を表示手段45へ表示を行う。 【0030】 図5は可動台61の上に設置された入力装置を示したものである。 操作桿36上に撮影スイッチ37が設置されている。撮影スイッチ37が押される(ON)と跳ね上げミラー24が光路外に離脱してストロボ菅4が発光し、その発光に同期して電子撮像手段29によってストロボ光に照明された被検眼の所定部位の画像の撮影が行われる。 【0031】 操作パネル上には、被検者IDの入力などの文字入力や画像処理などの複雑な設定の入力を行うキーボードスイッチ38。尚、IDは制御手段35において同時に複数記憶可能でキーボードスイッチ38の操作でIDの切り替えが可能である。撮影モードの切り替えを行うモード切り替え入力手段39。連続照明光源2の光量設定用のランプ調光ダイヤル40。ストロボ照明光源4の光量設定用のストロボ調光ダイヤル41。画像信号増幅手段28の固定ゲインを設定するゲインダイヤル42。タイマースタートのスタート/停止信号を制御手段35に入力するタイマースイッチ43。撮影モードに応じて前述の各エキサイターフィルター、バリアーフィルタを光路内から挿脱するフィルタースイッチ44。タイマーや画像信号増幅手段28のゲインや照明光量、撮影モード、タイマー、撮影光量等を表示する表示手段45が設置されている。 以上の構成により被検眼へ静止画撮影は、以下のようにおこなわれる。 【0032】 図6に以下の操作及び動作のフローを示す。下記文中のカッコ内の100〜110の数字はこのフローチャートに記載された番号に一致し、番号以下の文中記載に該当する。 【0033】 (100)撮影準備として、コンピューター30上で撮影用ソフトウエアを動作させる。 【0034】 (101)検査日時data1、被検者ID(以下、IDp)をコンピューター30の上に撮影用ソフトウエア入力する。 【0035】 (102)撮影モードM1をモード切替入力手段39で選択。 【0036】 (103)撮影モードM1は制御手段35によりコンピューター30に入力される。 【0037】 (104)これら検査日時data1、IDp(被検者ID)、撮影モードM1を1対1で関連付けて統合しひとつの検査ID(以下:IDs1)として定義する。IDs1はメモリー装置65またはデーターストレージ装置66にテンポラリー記録される。 【0038】 (105)ランプ調光ダイヤル40、ダイヤル41、ゲインダイヤル42を設定し、前述のごとくファインダー光学系26で撮影部位を観察しながら被検眼Eにアライメントとを行った後、被検者に蛍光造影剤を静注する。 【0039】 (106)静注と同時にタイマースイッチ43を押し、タイマースタートのスタート信号を制御手段35に入力してタイマーをスタートさせる。 【0040】 (107)タイマーのスタート信号はタイマースイッチ43操作時に制御手段35よりコンピューター30に入力されてタイマー値の入力が開始される。 【0041】 (108)ファインダー光学系26で撮影部位を観察しながら、撮影スイッチ37を押すと、跳ね上げミラー24が光路外に離脱し、前述のようにデジタルカメラ29とコンピューター30は制御手段35からのストロボ発光同期信号を受けて、ストロボ4の発光に同期して静止画撮影を行う。 【0042】 (109)撮影された静止画像データーには、前述のIDs1(検査ID)とタイマー値ti(iは任意の整数:値が大きいほどタイマー値は大きい)がヘッダー情報として付加されて、順次コンピューター30のデーターストレージ装置66に記憶される。本例では撮影時のタイマー値をti(i=1→20)、即ちt1、t2、t3、t4・・・t10・・・t20とする。 【0043】 (これら記録された静止画像ファイルの集合をS1(iは自然数)と定義する。) (110)全ての撮影を終了して、タイマースイッチ43を押し、タイマースタートの停止信号を制御手段35に入力してタイマーを停止させる。 【0044】 撮影を終了する。 【0045】 下記の様に、上記100〜110において撮影された静止画像S1の撮影された同一被検者に対して同じ撮影モードで次回検査日時data2に、撮影を行う。このときの検査IDをIDs2と定義する。 【0046】 図7に以下の操作及び動作のフローを示す。下記文中のカッコ内の120〜131の数字はこのフローチャートに記載された番号に一致し、番号以下の文中記載に該当する。 【0047】 (120)撮影準備として、コンピューター30上で撮影用ソフトウエアを動作させる。 【0048】 (121)検査日時data2、被検者IDをコンピューター30の上に撮影用ソフトウエア入力する。 【0049】 (122)コンピューター30上で動作中の撮影用ソフトウエアを経過観察撮影モードに設定。 【0050】 (123)撮影用ソフトウエアに対して、経過観察対象検査のIDs1を入力する。 【0051】 (124)コンピューター30のデーターベース手段はデーターストレージ装置66中からIDs1をヘッダー情報に持つ静止画像S1を検索し抽出。 【0052】 (125)コンピューター30においてデーターベース手段は静止画像S1のヘッダー情報を検索して各画像の被検者ID、検査日時、撮影モードなどを全抽出する。 【0053】 (126)抽出されたタイマー値ti(i=1→20)を制御手段35に入力して、内部メモリー53へ記憶する。 【0054】 (127)制御手段35は撮影モードをIDs1撮影時と同じ撮影モードM1に設定する。 【0055】 (128)これら検査日時data2、IDp(被検者ID)、撮影モードM1を1対1で関連付けて統合しひとつの検査ID(以下:IDs2)として定義する。IDs2はメモリー装置65またはデーターストレージ装置66にテンポラリー記録される。 【0056】 (129)ランプ調光ダイヤル40、ダイヤル41、ゲインダイヤル42を設定し、前述のごとくファインダー光学系26で撮影部位を観察しながら被検眼Eにアライメントとを行った後、被検者に蛍光造影剤を静注する。 【0057】 (130)静注と同時にタイマースイッチ43を押し、タイマースタートのスタート信号を制御手段35に入力してタイマーをスタートさせる。 【0058】 (131)制御手段35は、内部メモリー53へ記憶されたタイマー値(i=1→20)を参照して、タイマー値がt1、t2、t3、t4・・・t10・・・t20の時に、自動的に跳ね上げミラー24を光路外に離脱させ、前述のようにデジタルカメラ29とコンピューター30へストロボ発光同期信号を入力し、ストロボ4の発光に同期させて静止画撮影を行う。 【0059】 (132)撮影された静止画像データーには、前述のIDs2とタイマー値ti(i=1→20)がヘッダー情報として付加されて、順次コンピューター30のデーターストレージ装置66に記憶される。 【0060】 (これら記録された静止画像ファイルの集合をS2と定義する。) (133)全ての撮影を終了して、タイマースイッチ43を押し、タイマースタートの停止信号を制御手段35に入力してタイマーを停止させる。 【0061】 撮影を終了する。 【0062】 図8の124〜133処理の概念図である。 【0063】 撮影中にタイマー値が、抽出された静止画像集合S1のタイマー値t1〜t20にいたると、自動的に撮影が行われてヘッダー情報にIDs2(検査ID)とタイマー値t1〜t20が付加された静止画像集合S2が生成されてデーターストレージ装置66に記憶される。 【0064】 (実施例2) 下記の様に、上記100〜110において撮影された静止画像S1の撮影された同一被検者に対して同じ撮影モードで次回検査日時data2に、撮影を行う。このときの検査IDをIDs2と定義する。 【0065】 図9に以下の操作及び動作のフローを示す。下記文中のカッコ内の140〜151の数字はこのフローチャートに記載された番号に一致し、番号以下の文中記載に該当する。 【0066】 (140)撮影準備として、コンピューター30上で撮影用ソフトウエアを動作させる。 【0067】 (141)検査日時data2、被検者IDをコンピューター30上の撮影用ソフトウエアに入力する。 【0068】 (142)コンピューター30上で動作中の撮影用ソフトウエアを経過観察撮影モードに設定。 【0069】 (143)撮影用ソフトウエアに対して、経過観察対象検査のIDs1を入力する。 【0070】 (144)コンピューター30のデーターベース手段はデーターストレージ装置66中からIDs1をヘッダー情報に持つ静止画像S1を検索し抽出。 【0071】 (145)コンピューター30においてデーターベース手段は静止画像S1のヘッダー情報を検索して各画像の被検者ID、検査日時、撮影モードなどを全抽出する。 【0072】 (146)抽出されたタイマー値ti(i=1→20)を制御手段35に入力して、内部メモリー53へ記憶する。 【0073】 (147)制御手段35は撮影モードをIDs1撮影時と同じ撮影モードM1に設定する。 【0074】 (148)これら検査日時data2、IDp(被検者ID)、撮影モードM1を1対1で関連付けて統合しひとつの検査ID(以下:IDs2)として定義する。IDs2はメモリー装置65またはデーターストレージ装置66にテンポラリー記録される。 【0075】 (149)ランプ調光ダイヤル40、ダイヤル41、ゲインダイヤル42を設定し、前述のごとくファインダー光学系26で撮影部位を観察しながら被検眼Eにアライメントとを行った後、被検者に蛍光造影剤を静注する。 【0076】 (150)静注と同時にタイマースイッチ43を押し、タイマースタートのスタート信号を制御手段35に入力してタイマーをスタートさせる。 【0077】 (151)内部メモリー53へ記憶されたタイマー値ti(i=1→20)の相互の間隔を制御手段35が判定する。 【0078】 (152)タイマー値の間隔が所定値より小さな場合、自動的に跳ね上げミラー24を光路外に離脱させ、前述のようにデジタルカメラ29とコンピューター30へストロボ発光同期信号を入力し、ストロボ4の発光に同期させて静止画撮影を行う。 【0079】 (153)タイマー値の間隔が所定値より大きな場合には、当該タイマー値の所定時間Δt前にアラームを鳴らす。このアラームを手がかりに検者は手動撮影を行う。 【0080】 (154)撮影された静止画像データーには、前述のIDs2とタイマー値ti(i=1→20)がヘッダー情報として付加されて、順次コンピューター30のデーターストレージ装置66に記憶される。 【0081】 (これら記録された静止画像ファイルの集合をS2と定義する。) (155)全ての撮影を終了する場合、タイマースイッチ43を押し、タイマースタートの停止信号を制御手段35に入力してタイマーを停止させる。 【0082】 撮影を続ける場合には、151へ戻る。 【0083】 図10は上述144から155の処理の概念図である。 【0084】 タイマー値の間隔が所定値より小さなt1〜t9までは、自動でS2を撮影する。 【0085】 タイマー値の間隔が所定値より大きなt10〜t20においては、当該時間のΔt前にアラームが行われる。アラームに従って検者はt10‘〜t20’のS2撮影を手動で行う。 【図面の簡単な説明】 【0086】 【図1】装置構成図。 【図2】装置外観図。 【図3】コンピューター30の構成図。 【図4】制御手段35の構成説明図。 【図5】操作系説明図。 【図6】第1回撮影処理フロー。 【図7】第2回撮影処理フロー。 【図8】第2回撮影処理構造概念図。 【図9】第2回アラーム付き撮影処理フロー。 【図10】第2回アラーム付き撮影処理概念図。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成16年3月29日(2004.3.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三
【識別番号】100096965 【弁理士】 【氏名又は名称】内尾 裕一
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| 【公開番号】 |
特開2005−278746(P2005−278746A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月13日(2005.10.13) |
| 【出願番号】 |
特願2004−94226(P2004−94226) |
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