| 【発明の名称】 |
画像処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中満 竹千代 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】入力される複数の入力画像を適切かつ迅速に選択する。
【解決手段】CPU部2は、グラフィック部10を制御することで、各種制御画面を集中操作パネル103の表示部103aに表示することが可能であって、第1内視鏡用カメラ装置110a、超音波観測装置130、第2内視鏡用カメラ装置110b及び第3内視鏡用カメラ装置110cが接続されると、CPU部2の制御に基づきこれらの装置からの入力画像がキャプチャ処理部4にて時分割にキャプチャされ、CPU部2はキャプチャ画像データからサムネイル画像を生成し、集中操作パネル103の表示部103aに、システムコントローラ100の入力チャンネル毎のサムネイル画像からなる画像選択画面を表示する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の画象を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段より入力された前記複数の画象をキャプチャする画像キャプチャ手段と、 前記画像キャプチャ手段がキャプチャした前記複数の画象の縮小画像を前記画像入力手段の入力経路毎に割り付けた画象選択画面を生成する画象選択画面生成手段と、 前記画象選択画面生成手段で生成された前記画象選択画面上の前記縮小画像を選択する画像選択手段と、 前記画像選択手段で選択された前記縮小画像の画象を表示手段に出力する画象出力手段と を具備したことを特徴とする画象処理装置。 【請求項2】 前記複数の画象は、術中のライブ画象を少なくとも含む ことを特徴とする請求項1に記載の画象処理装置。 【請求項3】 前記縮小画像に重畳する文字データを入力する文字入力手段を有する ことを特徴とする請求項1または2に記載の画象処理装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、複数の医療画象を処理する画象処理装置に関する。 【背景技術】 【0002】 一般的な内視鏡手術システムでは、観察を行うための内視鏡、内視鏡に接続されるカメラヘッド、カメラヘッドで撮影した画像信号を処理する内視鏡カメラ装置、被写体へ照明光を供給する光源装置、被写体画像を表示するモニタ、腹腔内を膨張させるために用いる気腹装置、手技を行うための処理装置であり生体組織を切除あるいは凝固する高周波焼灼装置(以下、電気メス)などを備えており、被検部位へ内視鏡を挿入し、光源装置からの照明光を被写体へ照射して内視鏡で被写体の光学像を得て、カメラヘッドで撮影した被写体像の画像信号を内視鏡カメラ装置で信号処理してモニタに映し出した被処置部位を観察しながら各種処置が行われるようになっている。 【0003】 通常、これらの各装置は、例えば特開平7−303654号公報において開示されるようなシステム制御装置と共に内視鏡用のシステムトロリに搭載され、操作性の向上が図られた内視鏡システムとして使用されている。 【特許文献1】特開平7−303654号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、内視鏡手術では、複数の術者により手技がなされることがあり、このような場合、術者毎の内視鏡を被写体画像を得るために複数の内視鏡が被検部位に挿入されるが、従来の内視鏡手術システムのシステムコントローラでは、複数の被写体画像がシステム上のどのチャンネルを介して入力されているかは認識できない。 【0005】 すなわち、図8に示すように、従来の内視鏡手術システムでは、例えば集中操作パネル1000の表示部上に単にシステムに接続されている複数の入力チャンネルを示す複数のボタン1001が表示されるだけなので、主たる術者が他の術者がモニタしている側の被写体画像を確認したい場合に、所望の被写体画像の入力チャンネルを適切かつ迅速に選択することができないといった問題がある。 【0006】 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、入力される複数の入力画像を適切かつ迅速に選択することのできる画象処理装置を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明の画象処理装置は、複数の画象を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段より入力された前記複数の画象をキャプチャする画像キャプチャ手段と、前記画像キャプチャ手段がキャプチャした前記複数の画象の縮小画像を前記画像入力手段の入力経路毎に割り付けた画象選択画面を生成する画象選択画面生成手段と、前記画象選択画面生成手段で生成された前記画象選択画面上の前記縮小画像を選択する画像選択手段と、前記画像選択手段で選択された前記縮小画像の画象を表示手段に出力する画象出力手段とを備えて構成される。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、入力される複数の入力画像を適切かつ迅速に選択することができるという効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。 【実施例1】 【0010】 図1ないし図3は本発明の実施例1に係わり、図1は医療用内視鏡システムの構成を示す構成図、図2は図1のシステムコントローラの構成を示すブロック図、図3は図1の集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す図である。 【0011】 図1に示すように、医療用内視鏡システムを構成する第1内視鏡用カメラ装置110a、第1光源装置111a、高周波電源焼灼装置(以下、電気メス)112、気腹装置113、VTR114、超音波観測装置130、院内ネットワーク装置131及び外部記憶装置132は、システム全体の制御を行う医療画象処理装置であるシステムコントローラ100に接続され、第2内視鏡用カメラ装置110b、第2光源装置111b、第3内視鏡用カメラ装置110c、第3光源装置111cは、中継ユニット101に接続される。中継ユニット101とシステムコントローラ100は中継ケーブル102により接続され、各装置はシステムコントローラ100によって集中制御されるようになっている。 【0012】 また非滅菌域の看護師などが操作する集中操作パネル103と滅菌域の術者が操作するリモートコントローラ(以下、リモコン)104からシステムコントローラ100を操作し、モニタ横の集中表示パネル105には術中のデータを表示できるようになっている。 【0013】 集中操作パネル103は、液晶ディスプレイ等の表示部103aと、この表示部の上に一体的に設けたタッチセンサ103bとにより構成され(図2参照)、各装置の状態表示や操作スイッチなどを設定画面として表示する表示機能と共に、タッチセンサ103bの所定領域を触れることで操作スイッチによる操作を行う操作機能を有している。システムコントローラ100に接続された各装置の状態表示や操作スイッチのうち、目的のものが集中操作パネル103の表示部103aの画面上に表示されるようになっている。 【0014】 システムコントローラ100に接続された各被制御装置は、通信線を介しデータをシステムコントローラ100に送信する。システムコントローラ100では、各装置との通信が成立している場合、各装置に関する表示を集中操作パネル103の表示部103aに表示すると共に、集中操作パネル103のタッチセンサ103bでの操作入力を可能とする。 【0015】 内視鏡用カメラ装置110a、110bをはじめとする各種の映像はシステムコントローラ100を介して観察用モニタ118a,118bに映し出される。 【0016】 図2に示すように、システムコントローラ100は、第1内視鏡用カメラ装置110a、VTR114、超音波観測装置130から入力される入力画像と、中継ユニット101及び中継ケーブル102を介して入力される第2内視鏡用カメラ装置110b、第3内視鏡用カメラ装置110cから入力される入力画像とを入力するスイッチャ処理部1を有している。 【0017】 このスイッチャ処理部1は、CPU部2の制御に基づき入力された入力画像のうち、例えば第2内視鏡用カメラ装置110bからの入力画像をライブ観察画象として観察用モニタ118aに出力し、例えば第1内視鏡用カメラ装置110aからの入力画像をライブ観察画象として観察用モニタ118bに出力すると共に、入力された各入力画象データを内部バス3に出力するようになっている。 【0018】 内部バス3に出力された各入力画象データは、CPU部2の制御に基づきキャプチャ処理部4にて時分割にキャプチャされ、キャプチャされた画像データが内部バス3を介して内部記録部5に記録されるようになっている。 【0019】 第1内視鏡用カメラ装置110a、第1光源装置111a、電気メス112、気腹装置113及び外部記憶装置132等の各装置の制御状態情報はI/F変換部6を介して内部バス3に出力され、これら制御状態情報をCPU部2が監視するようになっている。 【0020】 また、第2内視鏡用カメラ装置110b、第2光源装置111b、第3内視鏡用カメラ装置110c、第3光源装置111c等の各装置の制御状態情報は中継ユニット101内のI/F変換部7を介して入力され、これら制御状態情報は中継ケーブル102を伝送してシステムコントローラ100内のシリアルI/F部12を介して内部バス3に出力され、これら制御状態情報をCPU部2が監視するようになっている。 【0021】 また、院内ネットワーク装置131は、LAN I/F部8を介して接続され、図示しない院内サーバを介した各種医療情報(例えば、患者の術前検査データやCT画像等の医療画象データ)がLAN I/F部8を介して内部バス3に出力され、これら各種医療情報をCPU部2が監視するようになっている。さらに、リモコン104からの操作データがリモコンI/F部9を介して内部バス3に出力され、CPU部2はリモコン104からの操作データに基づき各装置を制御することが可能となっている。 【0022】 CPU部2は、グラフィック部10を制御することで、各種制御画面を集中操作パネル103の表示部103aに表示することが可能であって、集中操作パネル103の表示部103aに表示された制御画面上の指等の操作をタッチセンサ103bにより検知し、タッチセンサI/F部11を介して内部バス3に操作データを出力することで、集中操作パネル103上で各種制御指示が可能となっている。また、この集中操作パネル103上で各種制御指示あるいはリモコン104の操作指示に基づく各種データ画面が集中表示パネル105に表示できるようになっている。 【0023】 また、集中表示パネル105では、キャプチャ処理部4がキャプチャした画象を動画像として表示することが可能となっており、観察モニタ118a,118bと同様に第1内視鏡用カメラ装置110a、超音波観測装置130、第2内視鏡用カメラ装置110bあるいは第3内視鏡用カメラ装置110cからの入力画象を動画のライブ画像として表示することができる。つまり、観察モニタ118a,118bによる内視鏡画象観察下で、所望の装置の動画像を参照動画像として集中表示パネル105で同時に観察可能となっている。 【0024】 このように構成された本実施例の作用について説明する。システムコントローラ100に第1内視鏡用カメラ装置110a及び超音波観測装置130が接続され、また中継ユニット101及び中継ケーブル102を介して第2内視鏡用カメラ装置110b及び第3内視鏡用カメラ装置110cが接続されると、CPU部2の制御に基づき、これらの装置からの入力画像がキャプチャ処理部4にて時分割にキャプチャされ、キャプチャされた画像データが内部バス3を介して内部記録部5に記録される。 【0025】 そして、CPU部2は、内部記録部5に記録されたキャプチャ画像データからサムネイル画像を生成し、図3に示すように、集中操作パネル103の表示部103aに、システムコントローラ100の入力チャンネル毎のサムネイル画像201からなる画像選択画面200を表示する。 【0026】 したがって、この画像選択画面200によりシステムコントローラ100に入力されている内視鏡用カメラ装置等からの複数のライブ画像がどのチャンネルに接続されているかが、サムネイル画像201により容易に視認することが可能となる。そこで、例えば主たる術者は手技中に看護師等に指示することで、タッチセンサ103bを作動させ集中表示パネル105上に所望のライブ画像を表示させる。 【0027】 このように本実施例では、内視鏡画象の観察下で所望の参照動画像を集中表示パネル105に表示させる際に、集中操作パネル103の表示部103aに入力チャンネル毎のサムネイル画像201を表示するので、システムに入力される複数のライブ入力画像より所望のライブ画象201を参照動画像として適切かつ迅速に選択することができる。 【実施例2】 【0028】 図4及び図5は本発明の実施例2に係わり、図4は集中操作パネルに表示されるキー入力画面を示す図、図5は集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す図である。 【0029】 実施例2は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。 【0030】 本実施例では、図4に示すように、手技前に集中操作パネル103の表示部103aにキー入力画面300を表示し、このキー入力画面300でシステムの入力チャンネル毎に入力画象を示す文字を入力する。図4ではチャンネル「Video A」に第1内視鏡用カメラ装置110aからの入力画象を示す「CAMERA 1」を入力した状態を示している。 【0031】 このようなキー入力画面300でシステムの入力チャンネル毎に入力画象を示す文字を入力することで、手技中に内視鏡画象の観察下で所望の参照動画像を集中表示パネル105に表示させる際の画像選択画面200は、図5に示すように入力チャンネル毎のサムネイル画像201上に入力した文字情報を重畳して表示する。 【0032】 これにより本実施例では、実施例1の効果に加え、実施例1よりもより容易に所望のライブ画像を選択することが可能となる。 【実施例3】 【0033】 図6及び図7は本発明の実施例3に係わり、図6は集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す第1の図、図7は集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す第2の図である。 【0034】 実施例3は、実施例2とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。 【0035】 本実施例では、画像選択画面200に表示するサムネイル画像201を、図6に示すように、実施例1及び実施例2のように第1内視鏡用カメラ装置110a、超音波観測装置130、第2内視鏡用カメラ装置110b及び第3内視鏡用カメラ装置110cからのライブ画象のサムネイルだけでなく、VTR114に録画している録画画象のサムネイル及び院内ネットワーク装置131を介して入力した患者の術前CT画像のサムネイルから構成する。この場合、例えば術前CT画像のサムネイルに重畳する文字情報は、キー入力画面300で入力するのではなく、術前CT画像を格納しているファイル情報を読み出して、例えばファイル名「CT001.jpg」等の文字を重畳させることができる。 【0036】 また、VTR114に画象を録画せている状態の時は、図7に示すように、VTR114の録画中の画像のサムネイルに「録画中」等の文字を表示することができる。 【0037】 このように本実施例では、実施例2の効果に加え、ライブ画象だけでなく記録画象の選択も参照動画像として適切かつ迅速に行うことができる。 【0038】 本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】本発明の実施例1に係る医療用内視鏡システムの構成を示す構成図 【図2】図1のシステムコントローラの構成を示すブロック図 【図3】図1の集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す図 【図4】本発明の実施例2に係る集中操作パネルに表示されるキー入力画面を示す図 【図5】本発明の実施例2に係る集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す図 【図6】本発明の実施例3に係る集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す第1の図 【図7】本発明の実施例3に係る集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す第2の図 【図8】従来の集中操作パネルに表示される画像選択画面を示す図 【符号の説明】 【0040】 1…スイッチャ処理部 2…CPU部 3…内部バス 4…キャプチャ処理部 5…内部記録部 6、7…I/F変換部 8…LAN I/F部 9…リモコンI/F部 10…グラフィック部 11…タッチセンサI/F部 12…シリアルI/F部 100…システムコントローラ 101…中継ユニット 103…集中操作パネル 103a…表示部 103b…タッチセンサ 104…リモコン 105…集中表示パネル 110a…第1内視鏡用カメラ装置 111a…第1光源装置 110b…第2内視鏡用カメラ装置 111b…第2光源装置 110c…第3内視鏡用カメラ装置 111c…第3光源装置 112…電気メス 113…気腹装置 114…VTR 118a、118b…観察用モニタ 130…超音波観測装置 131…院内ネットワーク装置 132…外部記憶装置 代理人 弁理士 伊藤 進
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
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| 【出願日】 |
平成16年3月8日(2004.3.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2005−245961(P2005−245961A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月15日(2005.9.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−64517(P2004−64517) |
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