| 【発明の名称】 |
内視鏡 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 厚 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
【氏名】西家 武弘 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
【氏名】森山 宏樹 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】内視鏡の外表面、及び管路内を確実にオートクレーブ滅菌処理することができ、かつ全体的な耐久性を向上させた内視鏡を提供する。
【解決手段】外装部材によって覆われた内部空間を、水密的に閉塞された第1の空間180と、少なくとも1つの開口により外部と連通する第2の空間190とに区分けする区分手段170を有することを特徴とし、また、第1の空間180には、第1の内蔵物が配置され、第2の空間190には、第1の内蔵物180よりも高温高圧蒸気に対する耐久性が高い第2の内蔵物190が配置されていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外装部材によって覆われた内部空間を、水密的に閉塞された第1の空間と、少なくとも1つの開口により外部と連通する第2の空間とに区分けする区分手段を有することを特徴とする内視鏡。 【請求項2】 上記第1の空間には、第1の内蔵物が配置され、上記第2の空間には、上記第1の内蔵物よりも高温高圧蒸気に対する耐久性が高い第2の内蔵物が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 【請求項3】 上記第2の内蔵物は、上記内視鏡内を挿通する管路部材であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。 【請求項4】 上記第1の内蔵物は、上記内視鏡内に設けられた電気部品であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の内視鏡。 【請求項5】 上記電気部品は、上記内視鏡の操作用のスイッチ装置であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。 【請求項6】 上記電気部品は、上記内視鏡の視野方向を変化させる電動アングルの駆動部であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。 【請求項7】 上記第1の内蔵物は、上記第2の内蔵物よりも錆びやすい金属部品であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の内視鏡。 【請求項8】 上記管路部材に、被覆部材が被覆されており、該被覆部材は、上記区分手段であることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、内視鏡に関し、詳しくは、内視鏡の外装部材によって覆われた内部空間の構成に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、内視鏡は、医療分野等において広く利用されている。体腔内に内視鏡の細長い挿入部を挿入することによって、術者等は、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。 【0003】 挿入部の先端には、湾曲部及び先端部が設けられ、術者等は、内視鏡操作部に接続されたワイヤにより湾曲させることによって、先端部内に配設された観察光学系の対物レンズの観察方向を変更させることができる。 【0004】 そして、この内視鏡は、感染症を防止するため、内視鏡検査等に使用された後は内視鏡の外表面及び内視鏡内に配設された挿通チャネル等の管路内を確実に消毒滅菌することが必要不可欠である。従来この消毒滅菌処理は、エチレンオキサイドガス(EOG)等の滅菌ガスや、消毒液を用いて行われていた。 【0005】 しかしながら、内視鏡の消毒滅菌処理に滅菌ガスを用いた場合は、消毒滅菌後に内視鏡に付着した滅菌ガスを十分に取り除く為のエアレーション作業を要する等、消毒滅菌後の内視鏡の取扱いが煩雑である。また滅菌ガスは、ランニングコストが高いといった問題もある。 【0006】 さらに、内視鏡の消毒滅菌処理に消毒液を用いた場合は、作業者にとっては、消毒液の管理が煩雑であり、また使用後の消毒液の廃棄処理に多大な費用が必要となるといった欠点がある。 【0007】 このような事情に鑑みて、最近では、内視鏡機器の滅菌方法及び装置として、煩雑な作業を伴わず、さらにランニングコストの安い高温高圧蒸気滅菌処理(以下、オートクレーブ処理と称す)方法及び装置が主流になりつつある。 【0008】 そして、内視鏡の内部に高温高圧の蒸気を供給するための進入口(以下、蒸気進入口と称す)を内視鏡の外装部材に設け、内視鏡をオートクレーブ処理する際に、内視鏡の内部に蒸気を供給することにより、内視鏡内外の圧力差による内視鏡の外皮の破損を防ぐため、または内視鏡の内部を乾燥しやすくするオートクレーブ処理方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2000−51323号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 しかしながら、特許文献1に開示された内視鏡のオートクレープ処理方法においては、蒸気進入口から内視鏡の内部に高温高圧の蒸気が供給されることにより、高温高圧の蒸気が、内視鏡操作部の電動アングルや、スイッチボックス等の電気部品に触れてしまうと、高温高圧の蒸気により電動アングルの耐久性に影響を及ぼしてしまう虞がある。 【0010】 また、特許文献1に開示された内視鏡のオートクレープ処理方法においては、内視鏡の上記管路内の滅菌を該滅菌を効率的に行うことに関しては特に述べられていない。 【0011】 本発明は、上記問題点及び事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡の外表面、及び管路内を確実にオートクレーブ滅菌処理することができ、かつ全体的な耐久性を向上させた内視鏡を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0012】 上記目的を達成するために本発明による内視鏡は、外装部材によって覆われた内部空間を、水密的に閉塞された第1の空間と、少なくとも1つの開口により外部と連通する第2の空間とに区分けする区分手段を有することを特徴とする。 【発明の効果】 【0013】 本発明によれば、内視鏡の外表面、及び管路内を確実にオートクレーブ滅菌処理することができ、かつ全体的な耐久性を向上させた内視鏡を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 【0015】 (第1実施の形態) 図1は、本発明の第1実施の形態を示す内視鏡と周辺装置の構成の概略を示す斜視図、図2は、図1の内視鏡の内部を概略的に示した透視正面図、図3は、図1の内視鏡の内部の電気回路及び管路の構成を概略的に示した透視正面図、図4は、図1の内視鏡の操作部の部分透視正面図である。 【0016】 図1に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡2を有する内視鏡装置40と、オートクレーブ処理の際、内視鏡装置40の一部が収納される滅菌用収納ケース(以下、収納ケースと称す)34が格納される滅菌装置60とにより、主要部が構成されている。 【0017】 内視鏡装置40は、固体撮像素子122(図3参照)及び撮影レンズ等の撮像手段を有する内視鏡2と、内視鏡2に設けられた図示しないライトガイドに照明光を供給する内視鏡2に着脱自在な光源装置3と、内視鏡2と信号ケーブル4を介して接続され、内視鏡2の上記撮像手段の動作を制御するとともに、上記撮像手段から得られた映像信号を処理するビデオプロセッサ5と、該ビデオプロセッサ5から出力される被写体像に対応する映像信号を表示するモニタ6とを有して、主要部が構成されている。 【0018】 内視鏡2は、可撓性を有する細長の挿入部7と、該挿入部7の基端側に接続された操作部8と、該操作部8の第1の面に一端が接続された可撓性を有するユニバーサルコード9と、該ユニバーサルコード9の他端に設けられ光源装置3に着脱自在なコネクタ部10と、該コネクタ部10の外周面に設けられ、ビデオプロセッサ5に着脱自在に接続される信号ケーブル4のコネクタ4aが着脱される電気コネクタ部11とを有して、主要部が構成されている。 【0019】 挿入部7と操作部8との接続部に、該接続部の急激な曲がりを防止する弾性部材で構成された挿入部側折れ止め部材12が設けられている。また、操作部8とユニバーサルコード9の接続部及びユニバーサルコード9とコネクタ部10との接続部に、同様の操作部側折れ止め部材13、コネクタ部側折れ止め部材14が設けられている。 【0020】 挿入部7は、可撓性を有する柔軟な可撓管部15と、該可撓管部15の先端側に設けられ操作部8の後述するジョイスティック30の押動操作により湾曲制御装置300(図3参照)に動作制御されて湾曲する湾曲部16と、挿入部7の一端である先端に設けられ、図示しない観察光学系、照明光学系等が設けられた先端部17とを有して主要部が構成されている。 【0021】 また、内視鏡2の後述する外装部材開口及び各管路部材の開口以外の部位が外装部材によって覆われた内部(以下、内部と称す)145には、図2に示すように、一端が先端部17に設けられた送液口44に接続され、他端がコネクタ部10に設けられた注入口金26に接続された管路部材である送液用管路93と、一端が先端部17に設けられた送気送水ノズル42に接続され、他端がコネクタ部10に設けられた送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24に接続された管路部材である送気送水用管路94と、一端が先端部17に設けられた吸引口39に接続され、他端がコネクタ部10に設けられた吸引口金25に接続された管路部材である吸引用管路95とが、挿通されている。 【0022】 尚、送気送水ノズル42は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された送気送水用管路94内に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち、送気送水ノズル42は、送気送水用管路94内に蒸気を進入させ、送気送水用管路94内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0023】 また、吸引口39は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された吸引用管路95に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち、吸引口39は、吸引用管路95内に蒸気を進入させ、吸引用管路95内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0024】 さらに、送液口44は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された送液用管路93に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち送液口44は、送液用管路93内に蒸気を進入させ、送液用管路93内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0025】 このように、内視鏡2内には両端が外部に対して開口し、内部に流体等を挿通可能とする様々な管路が設けられている。しかも、挿入部7とユニバーサルコード9とは共に柔軟な部材で形成され、中実ではなく、中空状である。また、挿入部7とユニバーサルコード9の中の各管路93,94,95の大部分は、柔軟な動きに対応できるように中空部分に非固定状態で設けられ、管路周囲は他の内蔵物はあるものの、殆ど空間になっている。 【0026】 これらの管路93,94,95の中間部分(ここでは端部から離れた位置という意味で、ある程度広い範囲を指す)における上記各管路の周囲は、内視鏡内部145と連通し、この内部145は、後述する外装部材開口37,55により外部と連通している。つまり、管路周囲は、内視鏡内部45、外装部材開口37,55を介して外部と連通する状態となっている。 【0027】 本実施の形態では、例えばある管路の開口部と開口部とを結ぶ経路の真ん中の部分周辺には、充填剤や固形物により内視鏡2の内部145を充填してしまうことなく、該内部145が形成される空間が確保されている。また、その内部145と外装部材開口37,55との経路の途中にも様々な内蔵物や部品が存在するが、それらは蒸気の通りを遮断しないように配置されている。従って、この経路により蒸気は阻害されることなく通ることができる。 【0028】 尚、内視鏡2の内部に挿通する管路部材としては、送液用管路93,送気送水用管路94,吸引用管路95に限らず、先端部17に設けられ、処置具を所定の方向に誘導する鉗子誘導装置を操作する操作ワイヤを内部に挿通する管路であっても良い。 【0029】 また、送液用管路93,送気送水用管路94,吸引用管路95、及び操作ワイヤ挿通用管路は、後述するが、図3に示すように、内部145の第2の空間190に配置されている。 【0030】 先端部17に、操作部8の後述する送気送水操作釦28の押動操作により図示しない観察光学系の外表面の光学部材に向けて洗浄用の液体やエアを噴出する際に用いる送気送水用管路94の一端に接続された送気送水ノズル42と、挿入部7に処置具を挿通したり体腔内の液体を吸引したりするための吸引用管路95の一端に接続された図示しない処置具チャンネルの先端側の開口である吸引口39と、観察対象物に向けて液体を噴出するための送液用管路93の一端に接続された送液口44とが、図2に示すように設けられている。 【0031】 コネクタ部10の一端部に、後述する気体供給源700(図3参照)に対して着脱自在な気体供給口金21が設けられている。またコネクタ部10の外周面であって、電気コネクタ部11が設けられた位置以外の位置に、液体供給源700を構成する送水タンク22に対して着脱自在な送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24とが設けられている。 【0032】 送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24に、送気送水用管路94の他端が接続されている。尚、この送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された送気送水用管路94内に高温高圧蒸気を送気する際の開口を有する。即ち、送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24は、送気送水用管路94内に蒸気を進入させ、送気送水用管路94内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0033】 また、コネクタ部10の外周面であって、送水タンク加圧口金23及び液体供給口金24の位置の略反対側の位置に、上記吸引口より吸引を行うための図示しない吸引源と接続される吸引口金25が設けられている。吸引口金25は、吸引用管路95の他端が接続されている。 【0034】 尚、この吸引口金25には、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された吸引用管路95に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち、吸引口金25は、吸引用管路95内に蒸気を進入させ、吸引用管路95内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0035】 さらに、コネクタ部10の外周面であって、吸引口金25の近傍には、上記送液口より送水を行うための図示しない送水手段と接続される注入口金26が設けられている。注入口金26には、送液用管路93の他端が接続されている。 【0036】 尚、この注入口金26は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された送液用管路93に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち注入口金26は、送液用管路93内に蒸気を進入させ、送液用管路93内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0037】 また、コネクタ部10の外周面であって、吸引口金25、及び送水タンク加圧口金23並びに液体供給口金24の近傍に、高周波処置等を行った際に内視鏡に高周波漏れ電流が発生した場合に漏れ電流を高周波処置装置に帰還させるためのアース端子口金27が設けられている。 【0038】 コネクタ部10の電気コネクタ部11に、防水キャップ33が着脱できるようになっている。また、防水キャップ33は、オートクレーブ処理の際に、信号ケーブル4のコネクタ4aが外された後装着され、コネクタ部10に洗浄時の水やオートクレーブ処理の際の高温高圧の蒸気が進入するのを防ぐためのものである。また、防水キャップ33に、図示しない圧力調整弁が設けられている。 【0039】 コネクタ部10の電気コネクタ部11が配設された面の近傍には、本発明における少なくとも1つの開口である外装部材開口37を有する口金137が配設されている。外装部材開口37を有する口金137は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145の後述する第2の空間190に高温高圧蒸気を供給するためのものである。即ち、口金137は、内部145の第2の空間190内に蒸気を供給するための蒸気進入口である。 【0040】 また、外装部材開口37の重要な要素として、そのサイズがある。小さすぎる開口では、圧力変化のスピードに追従できず、内視鏡内部145への蒸気の浸透が遅れ、上記各管路93,94,95内の滅菌処理が遅れる。よって、外装部材開口37の大きさとしては、例えば1mm以上、できれば5mm、10mm以上と大きい方がより望ましい。 【0041】 また、外装部材開口37と連通した内視鏡内部145の中で、最もクリアランスが小さい部分のクリアランス面積よりも、外装部材開口37の面積の方が大きければ、外装部材開口37が蒸気浸透のボトルネックとなることを防ぐことができる。 【0042】 尚、内部145の第2の空間190に高温高圧の蒸気を供給するのは、送液用管路93内、送気送水用管路94内、吸引用管路95内に高温高圧の蒸気を蒸気を供給させ各管路内をオートクレーブ処理滅菌する際、第2の空間190に配置された送液用管路93内、送気送水用管路94内、吸引用管路95内を管路の外側から温めることにより、滅菌温度を各管路の全域に渡って一定に保ち、確実に、また滅菌時間を短くして、各管路内を滅菌処理するためである。 【0043】 操作部8に、第1の面の反対側の第2の面に送気送水を操作する送気送水操作釦28と、吸引操作を操作する吸引操作釦29とが、設けられている。また、操作部8の第3の面には、後述する気密水密検査用の口金144が配設されており、また、操作部8の第3の面の反対側の第4の面には、本発明における少なくとも1つの開口である外装部材開口55を有する気密水密検査用及び高温高圧蒸気供給用の口金155が配設されている。 【0044】 外装部材開口55を有する口金155は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145の第2の空間190内に高温高圧蒸気を供給するためのものである。即ち、口金155は、内部145の第2の空間190内に蒸気を供給するための蒸気進入口である。 【0045】 尚、外装部材開口55の大きさとしては、外装部材開口37と同様に、例えば1mm以上、できれば5mm、10mm以上と大きい方がより望ましい。また、外装部材開口55と連通した内視鏡内部145の中で、最もクリアランスが小さい部分のクリアランス面積よりも、外装部材開口55の面積の方が大きければ、外装部材開口55が蒸気浸透のボトルネックとなることを防ぐことができる。 【0046】 また、操作部8の挿入部側折れ止め部材12近傍には、上記処置具チャンネルに連通した開口である処置具挿入口32が設けられており、さらに、操作部8の上端部には、スイッチ装置であるスイッチボックス45が設けられている。 【0047】 尚、処置具挿入口32は、オートクレーブ処理の際、内視鏡2の内部145に配設された吸引用管路95に高温高圧蒸気を供給する際の開口を有する。即ち、処置具挿入口32は、吸引用管路95内に蒸気を進入させ、吸引用管路95内を滅菌するための蒸気進入口である。 【0048】 スイッチボックス45に、第1の面に、後述する異常時用スイッチ39b(図3参照)が設けられている。また、第1の面の反対側の第2の面に、切換操作レバー39a及び湾曲部16を遠隔的に湾曲させるための湾曲操作手段として、本実施の形態ではジョイスティック30が設けられている。 【0049】 さらに、スイッチボックス45の上面である第3の面に、ビデオプロセッサ5を遠隔操作するリモートスイッチ38等が設けられている。尚、スイッチボックス45の外装部材によって閉塞された内部の構成は、後に詳細に説明する。 【0050】 ジョイスティック30は、押動操作されることによって、湾曲モータ131のクラッチ付伝達部132に接続されたスプロケット91(図3参照)の外周に嵌合された動力伝達部材としての操作ワイヤ92に、スティック部用モータ50、基板200、湾曲制御装置300(いずれも図3参照)を介して引っ張り作用及び弛緩作用を生じさせる。よってその結果、湾曲部16は上下左右の4つの方向に湾曲可能となり、挿入部7の視野方向は可変となる。 【0051】 次に、内視鏡装置40の電気回路の構成を図3を用いて説明する。 図3に示すように、操作部8の外装部材によって覆われた内部に、スプロケット91と、ポテンショメータ134と、クラッチ付伝達部132と、湾曲モータ131とが、配設されている。 【0052】 また、スイッチボックス45の外装部材によって覆われた内部に、基板200と、ジョイスティック30が接続されたスティック部用モータ50と、切換操作レバー39aが接続された状態検知スイッチ133と、リモートスイッチ38と、異常時用スイッチ39bの電気的接触接点(以下、接点と称す)と、送気送水操作釦28の接点と、吸引操作釦29の接点とが、配設されている。 【0053】 スプロケット91は、クラッチ付伝達部132及びポテンショメータ134に接続されている。また、クラッチ付伝達部132は、湾曲モータ131に接続されており、湾曲モータ131は、湾曲制御装置300に接続されている。さらに、ポテンショメータ134及び湾曲モータ131は、湾曲制御装置300に接続されている。尚、この湾曲制御装置は、上述した、ビデオプロセッサ5内に設けても良い。 【0054】 スティック部用モータ50、異常時用スイッチ39b、状態検知スイッチ133は、基板(キバン)200に接続されており、基板200は、信号線153により湾曲制御装置300に接続されている。また、状態検知スイッチ133は、信号線152により湾曲制御装置300に接続されている。 【0055】 送気送水操作釦28の接点と、吸引操作釦29の接点とは、基板200に接続されている。また、リモートスイッチ38は、湾曲制御装置300に接続されており、さらに、リモートスイッチ38は、ビデオプロセッサ5に信号線151により接続されている。また、ビデオプロセッサ5は、固体撮像素子122に信号線122aにより接続されている。 【0056】 内視鏡2の外装部材によって覆われた内部145の第2の空間190に、上述したように、送液用管路93、送気送水用管路94、吸引用管路95が配設されている。これら管路93,94,95は、上述したように、送気送水/吸引装置700に接続される送水タンク加圧口金23、液体供給口金24、吸引口金25、注入口金26にそれぞれ接続される。 【0057】 操作ワイヤ92の両端部は、例えば図示しないチェーンに連結固定されており、このチェーンが、回動自在な上下用のスプロケット91に噛合配置されている。このため、スプロケット91が所定方向に回転することによって、上記チェーンに固定された操作ワイヤ92が牽引操作されて、湾曲部16が所定方向に湾曲動作するようになっている。 【0058】 スプロケット91に、例えばDCモータからなる湾曲モータ131の駆動力が、複数の歯車列(不図示)と例えば歯車同士の噛合状態を着脱するクラッチ機構部とを備えたクラッチ機構付き伝達部(以下、クラッチ付伝達部と称す)32を介して伝達される。そして、クラッチ付伝達部132によって、操作ワイヤ92に張力がかからない状態にすることにより、湾曲部16が外力によって自由に湾曲する湾曲フリー状態になる。 【0059】 クラッチ付伝達部132は、状態切換手段である切換操作レバー39aを駆動力伝達切断位置(以下、湾曲フリー指示位置と称す)又は駆動力伝達復元位置(以下、アングル操作指示位置と称す)に切換操作することによって、クラッチ機構部32aが切断状態である駆動力伝達切断状態と、クラッチ機構部32aが接続状態である駆動力伝達復元状態とに切り換わるようになっている。 【0060】 つまり、切換操作レバー39aを切換操作して、このクラッチ付伝達部132のクラッチ機構部32aを機械的に切断状態あるいは接続状態に切り換えることによって、湾曲モータ131とスプロケット91とは、可逆的に着脱可能になっている。スプロケット91の回転量は、ポテンショメータ134により検出される。 【0061】 状態検知スイッチ133は、切換操作レバー39aが湾曲フリー操作指示位置に位置しているか、またはアングル操作指示位置に位置しているかを検知する。また、スティック部用モータ50は、ジョイスティック30の傾倒角度を、湾曲部16の湾曲角度に対応するように復元する。尚、スティック部用モータ50は、湾曲部16の上下方向及び左右方向にそれぞれ対応するように2つのモータによる構成されている。 【0062】 異常時用スイッチ39は、クラッチ付伝達部132の駆動力伝達復元状態を強制的に駆動力伝達切断状態に切り換えるものであり、クラッチ付伝達部132が駆動力伝達復元状態であるとき、この異常時用スイッチ39bを操作すると同時に切換操作レバー39aを湾曲フリー操作指示位置に操作することによって、強制的に湾曲フリー状態に切り換えるようになっている。 【0063】 図1に戻って、このように構成された内視鏡装置40の内視鏡2は、オートクレーブ処理の際に収納ケース34に収納され、収納ケース34は、オートクレーブ処理をする滅菌装置60内に格納される。収納ケース34は、内視鏡2を収納するトレイ35と、このトレイ35の上部側を覆う蓋部材36とを、有している。 (トレイ35と蓋部材36に、複数の図示しない通気孔が設けられており、その孔を通じて滅菌装置60内に供給された高温高圧の水蒸気が透過できるようになっている。尚、滅菌装置60は、高温高圧蒸気が内部に導入される装置であるが、周知のものであるため、ここでの詳細な説明は省略する。また、滅菌装置60を用いたオートクレーブ処理により、内視鏡2は、該内視鏡2の外表面及び内視鏡2の管路内部が滅菌処理される。) ここで、操作部8と、スイッチボックス45とは、区分手段である壁部170により、分けられている。詳しくは、図4に示すように、内視鏡の操作部8の上端部に、スイッチボックス45が設けられている。 【0064】 操作部8の外装部材により閉塞された内部は、操作部8の内部を水密的に閉塞された第1の空間180と第2の空間190とに封止して分ける区分手段である壁部170が形成されている。 【0065】 また、ユニバーサルコード9及びコネクタ部10の外装部材により閉塞された内部にも、ユニバーサルコード9及びコネクタ部10の内部を水密的に閉塞された第1の空間180と第2の空間190とに封止して分ける区分手段である壁部170が形成されている。 【0066】 第1の空間180は、スイッチボックス45の外装部材により閉塞された内部の空間であり、基板200、多数の信号線、3本の信号線151,152,153のリモートスイッチ38,状態検知スイッチ133,基板200に対する接点151a,152a,153aを含む多数の電気的接触接点等の第1の内蔵物が、配設されている。即ち、第1の空間180に、後述する第2の内蔵物よりも高温高圧の蒸気に対する耐久性の低い部品、例えば内視鏡の各種操作用スイッチ装置等の電気部品、第2の内蔵物よりも錆びやすい真鍮などの金属部品が使用されている。 【0067】 第2の空間190は、第1の内蔵物よりも高温高圧の蒸気に対する耐久性の高い部材、例えばステンレスやテフロン(R)等の耐熱性のある材料を用いた部品、即ち送液用管路93,送気送水用管路94,吸引用管路95等が図3に示すように配設されている。尚、各種管路93,94,95等は、本発明における第2の内蔵物を構成している。 【0068】 また、オートクレーブ処理の際は、内視鏡2の外表面及び送液用管路93,送気送水用管路94,吸引用管路95の同管路の中の空間に滅菌用の高温高圧の蒸気が供給される。さらに、内視鏡2の内部145の第2の空間190に、外装部材開口55を有する口金155または外装部材開口37を有する口金137から、各管路93,94,95を加熱するための高温高圧の蒸気が供給される。 【0069】 この際、第1の空間180と第2の空間190とは、壁部170により封止されて分けられているため、第2の空間190内に供給された高温高圧の蒸気が、第1の空間180に進入することがない。 【0070】 このように、本発明の第1実施の形態を示す内視鏡システムにおいては、内視鏡2の外装部材により覆われた内部145に壁部170等を設け、該壁部170により、滅菌装置60から外装部材開口55を有する口金155または外装部材開口37を有する口金137を介して供給された高温高圧の蒸気が供給される操作部8の外装部材により覆われた第2の空間190と、高温高圧の蒸気が供給されない水密的に閉塞された第1の空間180であるスイッチボックス45とに、封止されて分けられている。 【0071】 よって、第2の空間190に配置された送液用管路93内、送気送水用管路94内、吸引用管路95内を管路の外側から温めることにより、滅菌温度を各管路の全域に渡って一定に保ち、確実に、また滅菌時間を短くして、各管路内を滅菌処理するため、操作部8の第2の空間190に供給された高温高圧の蒸気は、高温高圧の蒸気が供給されない空間、即ちスイッチボックス45に進入することがない。 【0072】 このことから、スイッチボックス45に配設された高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品、例えば内視鏡の各種スイッチ装置等の電気部品、錆びやすい金属部品の高温高圧の蒸気による破損を防ぐことができる。よって、内視鏡2の耐久性を向上させることができる。 【0073】 尚、本実施の形態においては、高温高圧の蒸気が供給されないスイッチボックス45に、第1の内蔵物、即ち、基板200と、ジョイスティック30が接続されたスティック部用モータ50と、状態検知スイッチ133と、リモートスイッチ38と、異常時用スイッチ39bの接点と、送気送水操作釦28の接点と、吸引操作釦29の接点とが、配設されると示したが、これに限らず、第2の内蔵物よりも高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品であれば、何を配設しても良いということは勿論である。 【0074】 (第2実施の形態) 図5は、本発明の第2実施の形態を示す内視鏡の内部の電気回路及び管路の構成を概略的に示した透視正面図である。 この第2実施の形態の内視鏡の構成は、上記図1〜図4に示した内視鏡と殆ど同じであるが、本実施の形態においては、高温高圧の蒸気が供給されない第1の空間をスイッチボックスのみならず、操作部8の外装部材により閉塞された内部にも設けた点のみが異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。 【0075】 図5に示すように、内視鏡220の操作部8の外装部材により覆われた内部に、第1の内蔵物よりも高温高圧蒸気に対する耐久性の高い部材、例えばステンレスやテフロン(R)等の耐熱性のある部材により構成され、操作部8の外装部材により閉塞された内部を第1の空間80と第2の空間90とに分ける区分手段である壁部70が形成されている。 【0076】 また、ユニバーサルコード9及びコネクタ部10の外装部材により閉塞された内部にも、ユニバーサルコード9及びコネクタ部10の内部を第1の空間80と第2の空間90とに封止して分ける区分手段である壁部70が形成されている。 【0077】 第1の空間80に、上述したスイッチボックス45と、各信号線と、ポテンショメータ134と、電気部品である電動アングルの駆動部となる湾曲モータ131と、クラッチ付伝達部132等が配設されている。各信号線と、ポテンショメータ134と、湾曲モータ131と、クラッチ付伝達部132とは、第2の内蔵物よりも高温高圧の蒸気に対する耐久性の低い部品である。 【0078】 さらに、第1の空間80に、上述したように、第1の空間80と操作部8の外部とを連通する開口である気密水密検査用の口金144が配設されている。 【0079】 第2の空間90に、スプロケット91と、操作ワイヤ92と、管部である送液用管路93,送気送水用管路94,吸引用管路95とが、設けられている。 【0080】 また、第2の空間90に、第2の空間90と操作部8の外部とを連通する外装部材開口55を有する気密水密検査用及び高温高圧蒸気供給用の口金155が配設されている。 【0081】 このように構成された操作部8の外装部材により閉塞された内部は、オートクレーブ処理の際に、外装部材開口55を有する口金155または外装部材開口37を有する口金137から供給された高温高圧の蒸気は、第2の空間90にのみ供給されるようになっている。 【0082】 この際、第1の空間80と第2の空間90とは壁部70により封止されて分けられているため、第2の空間90に進入した高温高圧の蒸気が、モータ81等の高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品が配設された水密的に閉塞された第1の空間80に供給されることがない。 【0083】 このように、壁部70を構成しても上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。 【0084】 尚、本実施の形態においては、高温高圧の蒸気が供給されない第1の空間80に配設される電気部品に、ポテンショメータ134と、湾曲モータ131とが配設されていると示したが、これに限らず、高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品であれば、何でも良いということは勿論である。 【0085】 (第3実施の形態) 図6は、本発明の第3実施の形態を示す内視鏡の内部を概略的に示した透視正面図、図7は、図6中のVII−VII線に沿う縦断面図である。 この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上記図1〜図4に示した第1実施の形態の内視鏡、及び図5に示した第2実施の形態の内視鏡と殆ど同じであるが、本実施の形態においては、高温高圧の蒸気が供給される空間を操作部8の外装部材により閉塞された内部の一部に限定した点のみが異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態及び第2実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。 【0086】 また、以下の説明では、送液用管路93、送気送水用管路94、吸引用管路95のうち、送液用管路93を例に挙げて説明する。 図6に示すように、内視鏡230の閉塞された内部に、一端が先端部17に設けられた開口である送液口44に接続され、他端がコネクタ部10に設けられた注入口金26に接続された送液用管路93が設けられている。 【0087】 また、送液用管路93に、高温高圧蒸気に対する耐久性の高い部材、例えばテフロン(R)等の耐熱性のある部材により構成された被覆部材であるチューブ500が被覆されている。チューブ500の一端、即ち先端部17の送液口44に隣接する位置は、開口しておらず、チューブ500の他端は、注入口金26の外周に配設された固定部材550に開口して接続されている。 【0088】 このように構成された内視鏡230のオートクレーブ処理の際は、内視鏡230の外表面、送液用管路93の中の空間、チューブ500の中の空間に、高温高圧の蒸気が供給される。 【0089】 よって、高温高圧の蒸気は、チューブ500の中の空間、送液用管路93の中の空間のみに進入するため、高温高圧の蒸気が、チューブ500の外側に供給されることがない。このことから、チューブ500の中の空間は、図7に示すように、高温高圧の蒸気が供給される本発明における第2の空間290となり、内視鏡230の閉塞された内部のチューブ500の外側は、高温高圧蒸気が供給されない空間であり、本発明における水密的に閉塞された第1の空間280となり、チューブ500は、区分手段となる。 【0090】 即ち、第1の空間280に、第2の内蔵物よりも高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品、例えば内視鏡のスイッチ装置等の電気部品、錆びやすい金属部品を配設しても、高温高圧の蒸気に耐久性の低い部品の高温高圧の蒸気による破損を防ぐことができる。 【0091】 また、第2の空間290に配置された送液用管路93内を管路の外側から温めることにより、滅菌温度を各管路の全域に渡って一定に保ち、確実に、また滅菌時間を短くして、各管路内を滅菌処理することができる。 【0092】 尚、本実施の形態においては、チューブ500は、送液用管路93に被覆される一例を示したが、これに限らず、吸引用管路95及び送気送水用管路94にも被覆してもよい。よって、第2の空間290に配置された吸引用管路95及び送気送水用管路94内を管路の外側から温めることにより、滅菌温度を各管路の全域に渡って一定に保ち、確実に、また滅菌時間を短くして、各管路内を滅菌処理することができる。 【0093】 また、このように、区分手段を構成しても上述した第1実施の形態及び第2実施の形態と同様の効果を得ることができる。 【0094】 さらに、上述した第1,第2,第3実施の形態においては、湾曲部16は、ジョイスティック30及び湾曲モータ131等によって電動駆動されると示したが、これに限らず、手動の操作ノブによって駆動されても良いということは云うまでもない。 【0095】 また、第1の内蔵物としては、電気部品や、真鍮などのさびやすい金属、表面処理をしていない、またはさびやすい表面処理をおこなった金属、耐熱性の低い樹脂材料、などがあげられる。 【0096】 さらに、第2の内蔵物としては、テフロン(R)(PTFE)、ポリサルホンやレーデルRなどの耐熱性の高い樹脂、ステンレスなどのさびにくい金属、アルマイト処理を行ったアルミニウムなどのさびにくい表面処理を行った金属などがあげられる。 【0097】 また、電気部品なども、蒸気が直接あたらないよう、シリコン系の封止剤などを充填することで、耐性を向上させた部品であれば、第2の内蔵物としてもよい。 【0098】 同様に、ステンレスなどの一般にさびにくい金属であっても、電解研磨などの処理を行うことで、さらにさびにくくなるため、電解研磨を行っていないものは第1の内蔵物、電解研磨を行ったものは第2の内蔵物としてもよい。 【0099】 上述のように、電気部品に封止剤を充填することや、金属に表面処理を行うことでも個々の耐性を向上させることができるが、その処理のための原価があがる場合もある。内視鏡の構造と原価、耐性のバランスを勘案して、個々の部品に耐性向上させる処理を行うか判断してもよい。 【0100】 第1の内蔵物にするか、第2の内蔵物にするかは、内視鏡ごとに内蔵する内蔵物の中で相対的に耐性の低いものを第1の内蔵物、相対的に耐性の高いものを第2の内蔵物とすることで、内視鏡全体の耐性を向上させることができる。 【0101】 [付記] 以上詳述した如く、本発明の実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1)外装部材によって覆われた内部空間を、水密的に閉塞された第1の空間と、少なくとも1つの開口により外部と連通する第2の空間とに区分けする区分手段を有することを特徴とする内視鏡。 【0102】 (2)上記第1の空間には、第1の内蔵物が配置され、上記第2の空間には、上記第1の内蔵物よりも高温高圧蒸気に対する耐久性が高い第2の内蔵物が配置されていることを特徴とする付記1に記載の内視鏡。 【0103】 (3)上記第2の内蔵物は、上記内視鏡内を挿通する管路部材であることを特徴とする付記2に記載の内視鏡。 【0104】 (4)上記第1の内蔵物は、上記内視鏡内に設けられた電気部品であることを特徴とする付記2または付記3に記載の内視鏡。 【0105】 (5)上記電気部品は、上記内視鏡の操作用のスイッチ装置であることを特徴とする付記4に記載の内視鏡。 【0106】 (6)上記電気部品は、上記内視鏡の視野方向を変化させる電動アングルの駆動部であることを特徴とする付記4に記載の内視鏡。 【0107】 (7)上記管路部材に、被覆部材が被覆されており、該被覆部材は、上記区分手段であることを特徴とする付記3に記載の内視鏡。 【0108】 (8)上記第2の空間を有する上記内視鏡の部位に、気密水密検査用及び高温高圧蒸気送気用の口金が配設されていることを特徴とする付記1または付記2に記載の内視鏡。 【0109】 (9)上記気密水密検査用及び高温高圧蒸気送気用の口金は、上記少なくとも一つの開口に形成されていることを特徴とする付記8に記載の内視鏡。 【0110】 (10)上記第1の空間を有する上記内視鏡の部位に、気密水密検査用の口金が配設されていることを特徴とする付記1または付記2に記載の内視鏡システム。 【0111】 (11)付記1〜付記10のいずれかに記載の内視鏡と、 上記内視鏡の外部から、上記内視鏡の上記第2の空間に、上記少なくとも1つの開口から高温高圧蒸気を供給する高温高圧蒸気供給手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡システム。 【図面の簡単な説明】 【0112】 【図1】本発明の第1実施の形態を示す内視鏡と周辺装置の構成の概略を示す斜視図。 【図2】図1の内視鏡の内部を概略的に示した透視正面図。 【図3】図1の内視鏡の内部の電気回路及び管路の構成を概略的に示した透視正面図。 【図4】図1の内視鏡の操作部の部分透視正面図。 【図5】本発明の第2実施の形態を示す内視鏡の内部の電気回路及び管路の構成を概略的に示した透視正面図。 【図6】本発明の第3実施の形態を示す内視鏡システムの内視鏡の内部を概略的に示した透視正面図。 【図7】図6中のVII−VII線に沿う縦断面図。 【符号の説明】 【0113】 1…内視鏡システム 2…内視鏡 7…挿入部 17…先端部 38…リモートスイッチ 39a…切換操作レバー 39b…異常時用スイッチ 45…スイッチボックス 50…スティック部用モータ 55…外装部材開口 60…滅菌装置 70…壁部 80…第1の空間 90…第2の空間 93…送液用管路 94…送気送水用管路 95…吸引用管路 131…湾曲モータ 133…状態検知スイッチ 134…ポテンショメータ 145…内視鏡内部 151a,152a,153a…電気的接点 155…気密水密検査用及び高温高圧蒸気供給用口金 170…壁部 180…第1の空間 190…第2の空間 200…基板 220…内視鏡 230…内視鏡 500…チューブ 代理人 弁理士 伊藤 進
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
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| 【出願日】 |
平成16年2月27日(2004.2.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2005−237819(P2005−237819A) |
| 【公開日】 |
平成17年9月8日(2005.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願2004−54677(P2004−54677) |
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