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【発明の名称】 電子内視鏡システム
【発明者】 【氏名】橋本 進
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】中川 雄大
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】正治 秀幸
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】織田 朋彦
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】伊藤 信泰
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】大島 睦巳
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】江藤 忠夫
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】伊地知 利郎
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】中土 一孝
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【氏名】石橋 勝義
【住所又は居所】東京都渋谷区初台1丁目53番6号 オリンパスシステムズ株式会社内

【氏名】吉川 昌史
【住所又は居所】東京都渋谷区初台1丁目53番6号 オリンパスシステムズ株式会社内

【氏名】三好 義孝
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス光学工業株式会社内

【要約】 【課題】電子内視鏡システム本体に不揮発性可搬記録媒体を着脱自在に装着でき、内視鏡画像や診断情報の記録等を可能にする。

【解決手段】患者又は診察に関する情報を入力するキーボード31と、入力された情報を表示するモニター32と、被写体像を撮像するスコープ2からの画像信号に対して画像処理を行うビデオプロセッサ4等を備えた電子内視鏡システム1であって、そのビデオプロセッサ4は、PCカード6が着脱可能であると共に、そのPCカード6に対して前記患者又は診察に関する情報の記録を行うスロット7等を有するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者又は診察に関する情報を入力する入力手段と、
入力された情報を表示する表示手段と、
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記患者又は診察に関する情報の記録を行うアクセス制御手段を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項2】
前記内視鏡画像処理装置は、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル画像変換手段からの信号より静止画ファイルを生成する静止画ファイル生成手段と、
を更に備え、
前記アクセス制御手段は、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記静止画ファイルを前記患者又は診察に関する情報と共に記録する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
【請求項3】
前記内視鏡画像処理装置は、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル画像変換手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、
を更に備え、
前記アクセス制御手段は、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記動画ファイルを前記患者又は診察に関する情報と共に記録する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
【請求項4】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル画像変換手段の出力信号から一定領域の画像を抽出する領域抽出手段と、
前記領域抽出手段の抽出領域を設定する領域設定手段と、
前記領域抽出手段からの信号より静止画ファイルを生成する静止画ファイル生成手段と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記静止画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項5】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル画像変換手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、
前記動画ファイル生成手段からの動画ファイルを一旦記録するメモリ部と、
前記動画ファイルを可搬不揮発性記録媒体に記録するための指示を行う記録指示手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記記録指示手段による記録指示があった時点から所定時間遡った時点の動画ファイルを前記メモリ部から読み出し前記可搬不揮発性記録媒体に対して該動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項6】
前記内視鏡画像処理装置は、
記録指示があった時点から遡って記録する時間を設定する時間設定手段、
を更に有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子内視鏡システム。
【請求項7】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタルが画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル画像変換手段の出力信号から一定領域の画像を抽出する領域抽出手段と、
前記領域抽出手段の抽出領域を設定する領域設定手段と、
前記領域抽出手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項8】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
音声を入力する音声入力手段と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
前記音声入力手段からの音声信号をデジタル音声信号に変換するデジタル音声変換手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、
前記デジタル音声変換手段からの信号と前記デジタル画像変換手段からの信号とにより音声信号を含んだ動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記音声信号を含んだ動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項9】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの読み出しを行うアクセス制御手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを画面表示可能な形式の信号に変換する信号変換手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項10】
前記データは、静止画データである、
ことを特徴とする請求項9に記載の電子内視鏡システム。
【請求項11】
前記データは、動画データである、
ことを特徴とする請求項9に記載の電子内視鏡システム。
【請求項12】
前記内視鏡画像処理装置は、
前記動画データが音声信号を含んだ動画データであるか否かを判別する判別手段、
を更に備え、
前記信号変換手段は、前記画像データが音声信号を含んだ動画データであった場合に、前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記音声信号を含んだ動画データから画面表示可能な形式の信号と音声信号との少なくとも一方を生成する手段を有する、
ことを特徴とする請求項11に記載の電子内視鏡システム。
【請求項13】
前記データは、患者又は診察に関する情報である、
ことを特徴とする請求項9に記載の電子内視鏡システム。
【請求項14】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
印刷を行う印刷手段と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの読み出しを行うアクセス制御手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体より読み出す前記データを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されて前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを画面表示可能な形式の信号に変換する信号変換手段と、
を有し、
前記印刷手段は、前記選択手段により選択されて可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを印刷するように構成された、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項15】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録と読み出しとの少なくとも一方を行うアクセス制御手段と、
時間差を付けて切断される2系等の電源出力を有する電源部と、
電源が切断されたことを検知する電源切断検知手段と、
を有し、
前記アクセス制御手段は、
前記電源切断検知手段により電源の切断を検知した時、前記可搬不揮発性記録媒体に対するアクセスを中断する手段を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項16】
前記内視鏡画像処理装置は、
時間を設定する時間設定手段と、
前記時間設定手段によって設定された時間を計時する計時手段と、
を更に備え、
前記電源部は、前記2系統の電源出力の切断時差を前記時間設定手段によって設定された時間とする手段を有する、
ことを特徴とする請求項15に記載の電子内視鏡システム。
【請求項17】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録と読み出しの少なくとも一方を行うアクセス制御手段と、
電源を供給する電源部と、
前記アクセス制御手段が前記可搬不揮発性記録媒体に対してアクセス中であることを前記電源部に通知する通知手段と、
を有し、
前記電源部は、電源切断時に前記通知手段からの前記通知終了後に電源を切断する手段を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項18】
被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
プログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データが記録されているメモリ部と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体からデータを読み出して前記メモリ部に記録するアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項19】
通信機能又は外部インターフェース機能を拡張するための拡張機能カードが着脱可能であると共に、前記拡張機能カードに対してデータの送信と受信の少なくとも一方を行うアクセス制御手段、
を備えたことを特徴とする電子内視鏡システム。
【請求項20】
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録を行うアクセス制御手段と、
装置又は接続された外部装置又は前記可搬不揮発性記録媒体を管理する管理情報を生成する管理情報生成手段と、
を備え、
前記アクセス制御手段は前記管理情報を前記可搬不揮発性記録媒体へ記録する手段を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象部位の観察、各種検査、治療処置などを行うことの出来る電子内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、細長の挿入部を体腔内などに挿入して対象部位を観察したり、各種検査、治療処置などを行うことの出来る電子内視鏡システムが広く用いられている。細長の挿入部は先端にCCDを備え、撮像した内視鏡画像をモニターに表示して観察したり、後の診断のために画像や診断に関係する情報を記録したりすることが一般に行われている。
【0003】
電子内視鏡システムにおいて、カルテや論文に利用するために撮像した内視鏡画像を記録する場合は、従来はフィルムに撮影して写真として記録したり、ビデオプリンタを用いて印刷したり、LAN環境下におけるファイルサーバーなどのような情報記録装置にデジタルの画像データとして記録することなどが一般に行われていた。
【0004】
また、診断に関係する情報を記録する場合は、電子内視鏡システム内部に搭載したメモリに記憶させ、次回検査時に読み出すことによって情報の入力にかかる手間を軽減することも行われている。
また、電子内視鏡システムの中には、ビデオプロセッサに後から機能を拡張するための拡張スロットを設け、これに可搬不揮発性記録媒体を装着するためのスロットを備えた拡張ユニットを装着させることによって、内視鏡画像の記録をビデオプロセッサによって行うようにしたシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−47085号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子内視鏡システムでは、内視鏡画像をデジタル記録するための別体の情報記録装置を用意する以外に、内視鏡画像をビデオプロセッサからPCカードなどの可搬不揮発性記録媒体にデジタル画像として記録することは不可能であった。
【0007】
この問題を解決するものとして、例えば前述の特許文献1に開示されている電子内視鏡システムがある。しかしながら、この種の電子内視鏡システムでは、ビデオプロセッサから直接内視鏡画像の記録を行うことは可能だが、やはり別体の装置である拡張ユニットを用意しなければならない。また、記録する内視鏡画像に関しても、TVモニタに表示された画像をそのまま記録するため、記録する必要の無い部分が存在する画像でも画像全体が記録されてしまい、保存した画像の容量増加の原因となってしまう。
【0008】
さらに、内視鏡画像をデジタル記録する際、被検者や、診察時の状況や、診断結果などの診断情報を内視鏡画像と対応付けて記録したい場合も、やはり別体の装置を用意する必要があり、記録したデジタル画像を閲覧したり印刷したりする際も、電子内視鏡システムから記録したデジタル画像を直接閲覧、印刷できるような構成は考えられていなく、これらの操作はPCによって行わなければならなかった。
【0009】
その為、電子内視鏡システムによって内視鏡画像やそれと対応付けて診断情報などを記録、閲覧する場合には、電子内視鏡システム以外に用意しなければいけない装置が多く、装置構成の複雑化や、操作の煩雑化や、コストの上昇を招いていた。また、別体の装置を用いて内視鏡画像を記録、閲覧する際、記録、閲覧中に電源が切断されても、データが破壊されないようなデータ保護機能を備えた構成は考えられていなかった。
【0010】
また、従来の電子内視鏡システムでは、ファームウェアのアップデートは電子内視鏡システムにPCを接続することによって行われているため、内視鏡関連データのアップデートにかかる手間が大きく、また、専門知識のある者でなければアップデート作業が行えないなど、操作が困難であった。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電子内視鏡システム本体にPCカードなどの不揮発性可搬記録媒体を着脱自在に装着でき、内視鏡画像や診断情報の記録、閲覧、印刷、さらに内視鏡関連データのアップデートや電子内視鏡システムの機能拡張が可能であると共に、内視鏡画像の記録、閲覧中の電源切断に対してもデータが破壊されないようにデータ破壊を防止する機能を有する電子内視鏡システムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様は、患者又は診察に関する情報を入力する入力手段と、入力された情報を表示する表示手段と、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記患者又は診察に関する情報の記録を行うアクセス制御手段を有する、電子内視鏡システムである。
【0013】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ患者又は診察に関する情報を記録することが可能である。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様において、前記内視鏡画像処理装置は、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル画像変換手段からの信号より静止画ファイルを生成する静止画ファイル生成手段と、を更に備え、前記アクセス制御手段は、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記静止画ファイルを前記患者又は診察に関する情報と共に記録する手段を有する、構成である。
【0014】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体へ内視鏡画像の静止画を患者又は診察に関する情報に関連付けて記録することが可能である。
本発明の第3の態様は、前記第1の態様において、前記内視鏡画像処理装置は、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル画像変換手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、を更に備え、前記アクセス制御手段は、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記動画ファイルを前記患者又は診察に関する情報と共に記録する手段を有する、構成である。
【0015】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体へ内視鏡画像の動画を患者又は診察に関する情報に関連付けて記録することが可能である。
本発明の第4の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル画像変換手段の出力信号から一定領域の画像を抽出する領域抽出手段と、前記領域抽出手段の抽出領域を設定する領域設定手段と、前記領域抽出手段からの信号より静止画ファイルを生成する静止画ファイル生成手段と、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記静止画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0016】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ任意の領域に切り出した内視鏡画像の静止画を記録することが可能である。
本発明の第5の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル画像変換手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、前記動画ファイル生成手段からの動画ファイルを一旦記録するメモリ部と、前記動画ファイルを可搬不揮発性記録媒体に記録するための指示を行う記録指示手段と、前記可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記記録指示手段による記録指示があった時点から所定時間遡った時点の動画ファイルを前記メモリ部から読み出し前記可搬不揮発性記録媒体に対して該動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0017】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ内視鏡画像の動画を時間を遡って記録することが可能である。
本発明の第6の態様は、前記第5の態様において、前記内視鏡画像処理装置は、記録指示があった時点から遡って記録する時間を設定する時間設定手段、を更に有する、構成である。
【0018】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体へ内視鏡画像の動画を任意の時間遡って記録することが可能である。
本発明の第7の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタルが画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル画像変換手段の出力信号から一定領域の画像を抽出する領域抽出手段と、前記領域抽出手段の抽出領域を設定する領域設定手段と、前記領域抽出手段からの信号より動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0019】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ任意の領域に切り出した内視鏡画像の動画を記録することが可能である。
本発明の第8の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、音声を入力する音声入力手段と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、前記音声入力手段からの音声信号をデジタル音声信号に変換するデジタル音声変換手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号をデジタル画像信号に変換するデジタル画像変換手段と、前記デジタル音声変換手段からの信号と前記デジタル画像変換手段からの信号とにより音声信号を含んだ動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段と、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対して前記音声信号を含んだ動画ファイルの記録を行うアクセス制御手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0020】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ内視鏡画像の動画を音声付きで記録することが可能である。
本発明の第9の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの読み出しを行うアクセス制御手段と、前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを画面表示可能な形式の信号に変換する信号変換手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0021】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体よりデータの読み出しが可能である。
本発明の第10の態様は、前記第9の態様において、前記データは、静止画データである、構成である。
【0022】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体より静止画の読み出しが可能である。
本発明の第11の態様は、前記第9の態様において、前記データは、動画データである、構成である。
この構成により、可搬不揮発性記録媒体より動画の読み出しが可能である。
【0023】
本発明の第12の態様は、前記第11の態様において、前記内視鏡画像処理装置は、前記動画データが音声信号を含んだ動画データであるか否かを判別する判別手段、を更に備え、前記信号変換手段は、前記画像データが音声信号を含んだ動画データであった場合に、前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記音声信号を含んだ動画データから画面表示可能な形式の信号と音声信号との少なくとも一方を生成する手段を有する、構成である。
【0024】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体より音声付き動画の読み出しが可能である。
本発明の第13の態様は、前記第9の態様において、前記データは、患者又は診察に関する情報である、構成である。
【0025】
この構成により、可搬不揮発性記録媒体より患者又は診察に関する情報の読み出しが可能である。
本発明の第14の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、印刷を行う印刷手段と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの読み出しを行うアクセス制御手段と、前記可搬不揮発性記録媒体より読み出す前記データを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されて前記可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを画面表示可能な形式の信号に変換する信号変換手段と、を有し、前記印刷手段は、前記選択手段により選択されて可搬不揮発性記録媒体より読み出された前記データを印刷するように構成された、電子内視鏡システムである。
【0026】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体に記録されたデータを印刷することが可能である。
本発明の第15の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録と読み出しとの少なくとも一方を行うアクセス制御手段と、時間差を付けて切断される2系等の電源出力を有する電源部と、電源が切断されたことを検知する電源切断検知手段と、を有し、前記アクセス制御手段は、前記電源切断検知手段により電源の切断を検知した時、前記可搬不揮発性記録媒体に対するアクセスを中断する手段を有する、電子内視鏡システムである。
【0027】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録又は読み出し中に電源が切断されても、データを破壊せず、安全に電源を切断することが可能である。
本発明の第16の態様は、前記第15の態様において、前記内視鏡画像処理装置は、時間を設定する時間設定手段と、前記時間設定手段によって設定された時間を計時する計時手段と、を更に備え、前記電源部は、前記2系統の電源出力の切断時差を前記時間設定手段によって設定された時間とする手段を有する、
構成である。
【0028】
この構成により、電子内視鏡システムの電源を切断する際、電源切断指示後、既定時間経過後に電源を切断することが可能である。
本発明の第17の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録と読み出しの少なくとも一方を行うアクセス制御手段と、電源を供給する電源部と、前記アクセス制御手段が前記可搬不揮発性記録媒体に対してアクセス中であることを前記電源部に通知する通知手段と、を有し、前記電源部は、電源切断時に前記通知手段からの前記通知終了後に電源を切断する手段を有する、電子内視鏡システムである。
【0029】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録又は読み出し中に電源が切断されても、データを破壊せず、安全に電源を切断することが可能である。
本発明の第18の態様は、被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、を備え、前記内視鏡画像処理装置は、プログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データが記録されているメモリ部と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体からデータを読み出して前記メモリ部に記録するアクセス制御手段と、を有する、電子内視鏡システムである。
【0030】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体を用いることによって、電子内視鏡システムのプログラムに関するデータ(いわゆるファームウェアも含む)或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データを更新することが可能である。
【0031】
本発明の第19の態様は、通信機能又は外部インターフェース機能を拡張するための拡張機能カードが着脱可能であると共に、前記拡張機能カードに対してデータの送信と受信の少なくとも一方を行うアクセス制御手段、を備えた電子内視鏡システムである。
【0032】
上記の構成により、電子内視鏡システムに対して機能拡張を行うことが可能である。
本発明の第20の態様は、可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録を行うアクセス制御手段と、装置又は接続された外部装置又は前記可搬不揮発性記録媒体を管理する管理情報を生成する管理情報生成手段と、を備え、前記アクセス制御手段は前記管理情報を前記可搬不揮発性記録媒体へ記録する手段を有する、電子内視鏡システムである。
【0033】
上記の構成により、可搬不揮発性記録媒体へ電子内視鏡システム又は接続された外部装置又は前記可搬不揮発性記録媒体を管理する管理情報を記録することが可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1及び図2は本発明の第1実施形態に係り、図1は電子内視鏡システムの構成を示す斜視図、図2は電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。
【0035】
図1に示すように、本発明の第1実施形態の電子内視鏡システム1は、先端にCCDを備えたスコープ2と、このスコープ2に照明光を供給する光源装置3と、スコープ2の先端にあるCCDから得られた映像信号に対して信号処理を行う映像信号処理装置としてのビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4により信号処理された映像信号を表示するTVモニタ32と、ビデオプロセッサ4に接続して文字入力や各種操作を行うキーボード31と、ビデオプロセッサ4に接続して印刷を行うプリンタ30と、ビデオプロセッサ4に設けたPCカード6を着脱するためのスロット7とから構成される。
【0036】
図2に示すように、スコープ2は体腔内に挿入するための細長の挿入部9を有し、中には照明光を伝送するためのライトガイド8が挿通されている。このライトガイド8の後端は光源装置3に着脱自在で接続され、光源装置3の図示しないランプから射出された照明光はこのライトガイド8によって伝送され、挿入部9の先端に設けた図示しない照明窓に取り付けられたライトガイド先端面から体腔内の被検体に射出される。
【0037】
また、スコープ2の先端には照明窓に隣接して観察窓が設けてあり、この観察窓に取り付けた対物レンズ10により、その結像位置に被検体の光学像を結ぶ。この結像位置には固体撮像素子として例えばCCD11が配置され、光学像を電気信号に光電変換して映像信号として信号線12でビデオプロセッサ4に伝送する。
【0038】
この信号線12はその途中に内視鏡側コネクタ13、ビデオプロセッサ側コネクタ14が設けてあり、これらのコネクタ13、14を経てビデオプロセッサ4内のプリアンプ回路15に入力される。信号線12により伝送された映像信号は、プリアンプ回路15によりケーブル伝送での損失分が増幅された後、プリプロセス回路16に入力される。
【0039】
プリプロセス回路16の後段にはA/D変換回路17、Y/C分離回路18が設けられており、プリプロセス回路16に入力された映像信号はCDS(相関二重サンプリング)やS/H(サンプルホールド)等の前処理が行われた後、A/D変換回路17に入力されてデジタル信号に変換された後、Y/C分離回路18に入力される。
【0040】
Y/C分離回路18の後段にはRGBマトリクス回路19、ホワイトバランス調整回路20が設けられており、Y/C分離回路18に入力された映像信号は線順次化されてY・Cr・Cbの3系統のデジタル信号に分離され、RGBマトリクス回路19に入力されてRGBデジタル信号に変換された後、ホワイトバランス調整回路20で所定のホワイトバランスの調整が行われる。
【0041】
ホワイトバランス調整回路20の後段にはデジタル映像処理回路21、文字重畳回路34、D/A変換回路28、ポストプロセス回路29が設けられており、前記バランス調整が行われた映像信号はデジタル映像処理回路21によりエンハンス処理、γ補正、文字重畳などのデジタル処理が施された後、文字重畳回路34により文字が重畳される。その後、D/A変換回路28でアナログ信号に変換されてポストプロセス回路29に入力される。そして、ポストプロセス回路29に入力された映像信号は、標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。
【0042】
また、デジタル映像処理回路21の後段には、第1のメモリ22、領域抽出手段23、JPEG圧縮/展開手段24、ドライバ25が設けられ、ドライバ25にはスロット7が接続されており、各種信号処理が施されたデジタル信号は第1のメモリ22に記憶される。スロット7にはPCカード6が着脱自在に装着されるようになっており、CPU27の制御下で第1のメモリ22から読み出されたデジタルの画像信号が領域抽出手段23によって適当な位置、領域にトリミングされ、JPEG圧縮/展開手段24でデータ圧縮された後、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に記録される。尚、スロット7、ドライバ25及びCPU22はアクセス制御手段を構成している。
【0043】
ビデオプロセッサ4にはキーボード31が接続されており、領域抽出手段23によってトリミングする領域の位置やサイズはキーボード31を用いて入力する。ユーザーがキーボード31に規定の操作を行うと、CPU27は文字重畳回路34より図8に示すような画像記録用の設定画面の作成を指示する。文字重畳回路34は設定画面を作成した後、それを映像信号として、D/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てTVモニタ32に入力する。
【0044】
トリミングする形状は四角形であり、トリミングする領域の位置は、x座標入力ボックス60にx座標を、y座標入力ボックス61にy座標を、それぞれ入力することで指定することができる。ここで、x座標及びy座標はそれぞれ、TVモニタ32の画面中における任意の点を原点としたxy座標系で指定し、指定されたx座標及びy座標はトリミングされる四角形の中心点や頂点など任意の点として指定して良い。また、トリミングする領域のサイズは、幅入力ボックス62に幅を、高さ入力ボックス63に高さを、それぞれ入力することで指定することができる。トリミングする領域の位置とサイズがキーボード31によって入力されると、CPU27は入力された設定値を設定画面の入力ボックス内に表示するための指示を文字重畳回路34に対して行い、これによりTVモニタ32の画面上には入力された各設定値がそれぞれの入力ボックスに表示される。その後設定ボタン65が選択されると、CPU27は入力されていた各設定値を領域抽出手段23へ設定する。
【0045】
キーボード31より入力されたトリミングに関する情報を表示する手段はTVモニタ32による表示以外に、ビデオプロセッサ4の表面にLEDや液晶パネルなどの表示装置を設けてこれに表示する等の他の手段によって表示しても良いし、トリミングする形状も円形や八角形等の他の形状でも良い。また、第1のメモリ22から読み出された画像信号の圧縮形式としては、JPEG形式以外の圧縮形式やBMP形式のような非圧縮形式であっても良い。さらに、領域抽出手段23及びJPEG圧縮/展開手段24は、ハードウェア、ソフトウェアのどちらの方法で設けても良い。
【0046】
ビデオプロセッサ4内には、PCカード6への画像記録などの各種制御を行うCPU27が設けられており、ビデオプロセッサ4の表面には画像記録の指示を行うための記録スイッチ5が設けられている。但し、この記録スイッチ5は、スコープ2の表面に設ける方法でも良いし、キーボード31等の入力手段に設けるなど他の方法でも良い。
【0047】
内視鏡画像を記録するために記録スイッチ5が押されると、CPU27より第1のメモリ22に記録指示信号が送出され、第1のメモリ22から画像データが読み出される。読み出された画像データは領域抽出手段23によって適当な位置、サイズにトリミングされ、JPEG圧縮/展開手段24によりデータ圧縮された後、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に送られて記録される。
【0048】
また、PCカード6への記録は画像のみならず、キーボード31から入力された文字情報でも良い。術者が診察や被験者に関する情報(以下、診察情報と略記する)をキーボード31により入力すると、入力された情報はCPU27へと伝送され、CPU27から文字重畳回路34への指示により、図3に示すようにTVモニタ32の画面上の内視鏡画像53に隣接して診察情報表示49として表示される。診察情報としては、例えば、患者や診察(検査)を識別するID、氏名、年齢、検査日時、検査部位、所見等が挙げられる。
【0049】
ここで、記録スイッチ5が押されると、CPU27は第1のメモリ22に記録指示信号を送出し、第1のメモリ22から画像データを読み出す。その後、CPU27からの指示により、文字重畳回路34は図4に示すように記録する情報を選択するための画面を作成し、それをD/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てTVモニタ32に入力して、記録する情報が選択されるのを待機する。記録する情報の選択は、図4に示すように、診察情報及び被写体像を記録ボタン50、診察情報のみ記録ボタン51、被写体像のみ記録ボタン52を、キーボード31によって選択することによって行う。
【0050】
診察情報が入力されていなければ、被写体像のみ記録ボタン52のみを表示して選択させてもよいし、自動的に被写体像のみを記録するようにしてもよい。また、記録する情報の選択は、キーボード31以外の他の入力手段によって選択しても良い。
【0051】
ユーザーからキーボード31により記録する情報が選択されると、CPU27は文字重畳回路34より、図5に示すようなファイル名指定用の画面をTVモニタ32に出力させ、ファイル名が入力されるのを待機する。ファイル名がキーボード31により入力されると、CPU27は入力されたファイル名をファイル名入力ボックス54に表示するための指示を文字重畳回路34に対して行い、これによりTVモニタ32の画面上には入力されたファイル名がファイル名入力ボックス54に表示される。その後記録ボタン66が選択されると、CPU27は入力されていたファイル名で選択された情報の記録を開始する。
【0052】
診察情報のみ記録ボタン51が選択されていた場合、CPU27は入力されていた診察情報を、HTML形式でドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6へ記録し、ファイル名を入力されたファイル名にする。
又は、被写体像のみ記録ボタン52が選択されていた場合、CPU27は第1のメモリ22から読み出してあった画像データを領域抽出手段23に入力する。画像データは領域抽出手段23によって適当な位置、サイズにトリミングされ、JPEG圧縮/展開手段24によりデータ圧縮された後、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に送られて入力されたファイル名で記録される。
【0053】
又は、診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択されていた場合、前記のようにCPU27は入力されていた診察情報を、HTML形式でドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6へ記録し、ファイル名を入力されたファイル名にする。その後、CPU27は第1のメモリ22から読み出してあった画像データを領域抽出手段23に入力する。画像データは領域抽出手段23によって適当な位置、サイズにトリミングされ、JPEG圧縮/展開手段24によりデータ圧縮された後、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に送られて入力されたファイル名で記録される。この場合診察情報は内視鏡画像を記録した後に記録するようにしても良い。
【0054】
また、診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択されていた場合には、診察情報又は画像データ中にお互いに対するリンク情報を付加する。例えば、ユーザーによって診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択された後、CPU27は記録する診察情報の中に、HTML形式による画像ファイルへのリンクを追加する。その後、前記のように診察情報の記録を行い、続いて第1のメモリ22から読み出していた画像データの記録を行う。
【0055】
さらに、図2に示す構成の電子内視鏡システム1では、既に画像或いは診察情報の記録されたPCカード6からこれらの情報を読み出し、TVモニタ32に表示する機能を備えている。PCカード6がスロット7に装着された状態で、キーボード31より読み出しの指示を行うと、CPU27はドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に記録されている情報を全て読み出し、文字重畳回路34により、図6に示すようなサムネイル画面を生成してTVモニタ32により表示させる。
【0056】
図6に示すように、サムネイル画面では、記録画像55の下にファイル名56が表示され、それに並列してチェックボックス57が描画される。但し、診察情報の記録されたファイルに対しては、ファイル名56のみが表示され、それに並列してチェックボックス57が描画される。各ファイルはキーボード31からの操作により選択することが可能であり、ファイル選択の操作が行われると、CPU27は文字重畳回路34に対してチェックボックス57へチェックを入れる指示を行う。これによりTVモニタ32の画面上には選択されたファイルのチェックボックスにチェックマークが表示される。ファイルが選択された後、キーボード31より読み出しボタン58を選択することによってファイルの読み出しが開始される。また、サムネイル画面において診察情報の記録されたファイルを表示する際には、ファイル名と共に記録された診察情報の一部又は全てを表示しても良いし、サムネイル画面上に表示するファイルに関連ファイルへのリンク情報が付加されていた場合、関連ファイルの内容を並列するなどして同時に表示しても良い。
【0057】
読み出した情報が画像(ファイルの拡張子がjpgに係るもの)であった場合、読み出された画像はJPEG圧縮/展開手段24に入力される。JPEG圧縮/展開手段24では、圧縮された画像を伸長し、RGBデジタル信号に変換する。その後、文字重畳回路34により読み出した画像の記録された日時などが文字情報として重畳され、D/A変換回路28でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された映像信号は、ポストプロセス回路29に入力されて標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。文字重畳回路34では、記録日時などの文字情報を重畳せずに、JPEG圧縮/展開手段24から出力されたRGBデジタル信号をスルー出力しても良い。
【0058】
また、読み出された画像の中に関連する診察情報を記録したファイルへのリンクが含まれていた場合には、CPU27はドライバ25を介して当該ファイルの読み出しを行う。読み出された情報は文字重畳回路34へ入力されて画像に重畳され、D/A変換回路28によりアナログ信号に変換された後、ポストプロセス回路29により標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。
【0059】
読み出した情報が診察情報(ファイルの拡張子がhtmlに係るもの)であった場合には、CPU27はドライバ25を介して読み出した情報を文字重畳回路34へ入力する。文字重畳回路34でその時点での内視鏡画像への重畳が行われた後、D/A変換回路28にてアナログ信号に変換され、ポストプロセス回路29により標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。文字重畳回路34では、マスク処理などにより内視鏡画像部分を非表示にし、読み出された診察情報のみが表示されるようにしても良い。
【0060】
また、読み出された診察情報の中に関連する画像へのリンクが含まれていた場合には、CPU27はドライバ25を介して当該画像の読み出しを行い、読み出された画像はJPEG圧縮/展開手段24に入力される。JPEG圧縮/展開手段24では、圧縮された画像を伸長し、RGBデジタル信号に変換する。その後、文字重畳回路34により診察情報に係る文字の重畳が行われ、D/A変換回路28でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された映像信号は、ポストプロセス回路29に入力されて標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。
【0061】
なお、読み出したファイルに他の関連するファイルへのリンク情報が含まれていた場合でも、リンク先のファイルを開かないようにする方法でも良い。また、ファイルの読み出し時には、サムネイル画面から複数のファイルを選択し、読み出した複数のファイルを再びサムネイル化してTVモニタ32に表示する方法でも良いし、読み出すファイルを選択するための画面も、画像をサムネイル化して表示するのではなく、ファイル名のみを羅列して表示する等他の表示方法でも良い。ファイルの選択方法もチェックボックスを使用せず、選択されたファイルのファイル名を反転表示させる等他の方法でも良い。
【0062】
PCカード6に記録されている情報はTVモニタ32に表示するだけでなく、プリンタ30を介して印刷することも可能である。読み出したファイルをTVモニタ32に表示している時に、キーボード31によりプリント指示の操作を行うと、TVモニタ32に出力されていた映像信号がプリンタ30に対しても出力される。同時にCPU27よりプリンタ30へ印刷指示が送出され、プリンタ30によって印刷が行われる。
【0063】
また、PCカード6より読み出してTVモニタ32に表示することを行わずに印刷することも可能である。TVモニタ32に図6に示すサムネイル画面が表示されている際、印刷したいファイルを選択し、チェックボックス57にチェックを入れる。その後、印刷ボタン59を選択することにより、プリンタ30により選択したファイルの印刷が開始される。印刷が開始されると、CPU27はドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6から選択されたファイルを読み出す。
【0064】
読み出されたファイルが診察情報であった場合には、文字重畳回路34へ読み出した情報を入力し、診察情報のみの映像信号をD/A変換回路28へ入力する。
読み出されたファイルが画像であった場合には、読み出した画像データをJPEG圧縮/展開手段24へ入力して圧縮データを伸長し、RGBデジタル信号に変換する。生成されたRGBデジタル信号は文字重畳回路34にて文字の重畳が成されないまま、D/A変換回路28へ入力される。
【0065】
D/A変換回路28へ入力された映像信号はポストプロセス回路29により標準的なビデオ信号に変換され、プリンタ30に入力される。また、CPU27からは、プリンタ30へ印刷指示が送出され、プリンタ30により印刷が行われる。
【0066】
また、読み出されたファイルに、関連するファイルへのリンク情報が含まれていた場合には、リンク先のファイルも読み出す。読み出されたファイルは、前記のように、画像であればJPEG圧縮/展開手段24を経由して文字重畳回路34へ入力され、診察情報であればCPU27を経由して文字重畳回路34へ入力される。文字重畳回路34では、診察情報と画像とが重畳され、前記のようにD/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てプリンタ30より印刷される。
【0067】
選択された画像が複数あった場合には、選択された画像を順次読み出し、JPEG圧縮/展開手段24によりRGBデジタル信号に変換した後、文字重畳回路34へ入力する。文字重畳回路34では、選択された複数の画像に対してサムネイル化が行われ、D/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経て、プリンタ30に入力される。プリンタ30は、CPU27から印刷指示が入力された後、サムネイル化された画像を印刷する。
【0068】
以上、第1実施形態の構成によれば、電子内視鏡システム1本体となるビデオプロセッサ4に不揮発性可搬記録媒体であるPCカード6を着脱自在に装着でき、PCカード6への内視鏡静止画像や診察情報の記録、PCカード6からの内視鏡静止画像や診察情報の読み出し、内視鏡静止画像や診断情報の閲覧,印刷等が可能である。また、PCカード6への記録の際には、内視鏡静止画像と診察情報を関連付けて記録することができ、また任意の領域に切り出した内視鏡静止画像を記録することができる。
【0069】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は本発明の第2実施形態に係り、電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。尚、電子内視鏡システムの構成を示す斜視図については図1に示したものと同じである。
【0070】
図7に示すように、第2実施形態は第1実施形態と比較して、JPEG圧縮/展開手段24がMPEG圧縮/展開手段33に置き換わったこと、記録スイッチ5が記録開始/停止スイッチに置き換わったこと、第2のメモリ26,開始タイミング付加回路95,マイク45,プリアンプ回路46,A/D変換回路47、及びスピーカー48を更に備えていること、プリンタ30を備えていないこと以外は同様の構成となっているため、第1実施形態と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0071】
デジタル映像処理回路21の後段には、第1のメモリ22、領域抽出手段23、MPEG圧縮/展開手段33、ドライバ25、第2のメモリ26、開始タイミング付加回路95が設けられ、ドライバ25にはスロット7が接続されている。各種信号処理が施されたデジタル信号は第1のメモリ22に記憶された後、順次読み出されて領域抽出手段23によって適当な位置、領域にトリミングされる。
【0072】
一方、ビデオプロセッサ4にはマイク45が接続されており、マイク45により音声を入力すると、入力された音声が音声信号としてビデオプロセッサ内に設けられたプリアンプ回路46に入力される。音声信号は、伝送時の損失分がプリアンプ回路46により増幅された後、A/D変換回路47に入力されてデジタル信号に変換される。
【0073】
その後、領域抽出手段23より出力されたデジタルの映像信号とA/D変換回路47より出力されたデジタルの音声信号は、共にMPEG圧縮/展開手段33に入力される。マイク45による音声入力が無かった場合は、A/D変換回路47よりデジタルの音声信号は出力されず、領域抽出手段23より入力されたデジタルの映像信号のみがデータ圧縮されて第2のメモリ26に記憶される。マイク45による音声入力があった場合には、A/D変換回路47より入力されたデジタルの音声信号と領域抽出手段23より入力されたデジタルの映像信号が、音声情報を含んだ動画としてデータ圧縮された後、第2のメモリ26に記憶される。ビデオプロセッサ4にはキーボード31が接続されており、領域抽出手段23によってトリミングする領域の位置やサイズはキーボード31を用いて入力する。ユーザーがキーボード31に規定の操作を行うと、CPU27は文字重畳回路34より図8に示すような画像記録用の設定画面の作成を指示する。文字重畳回路34は設定画面を作成した後、それを映像信号として、D/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てTVモニタ32に入力する。
【0074】
トリミングする形状は四角形であり、トリミングする領域の位置は、x座標入力ボックス60にx座標を、y座標入力ボックス61にy座標を、それぞれ入力することで指定することができる。ここで、x座標及びy座標はそれぞれ、TVモニタ32の画面中における任意の点を原点としたxy座標系で指定し、指定されたx座標及びy座標はトリミングされる四角形の中心点や頂点など任意の点として指定して良い。また、トリミングする領域のサイズは、幅入力ボックス62に幅を、高さ入力ボックス63に高さを、それぞれ入力することで指定することができる。トリミングする領域の位置とサイズがキーボード31によって入力されると、CPU27は入力された設定値を設定画面の入力ボックス内に表示するための指示を文字重畳回路34に対して行い、これによりTVモニタ32の画面上には入力された各設定値がそれぞれの入力ボックスに表示される。その後設定ボタン65が選択されると、CPU27は入力されていた各設定値を領域抽出手段23へ設定する。
【0075】
キーボード31より入力されたトリミングに関する情報を表示する手段はTVモニタ32による表示以外に、ビデオプロセッサ4の表面にLEDや液晶パネルなどの表示装置を設けてこれに表示する等の他の手段によって表示しても良いし、トリミングする形状も円形や八角形等の他の形状でも良い。また、第1のメモリ22から読み出された画像信号の圧縮形式としては、MPEG形式以外の圧縮形式やAVI形式のような非圧縮形式であっても良い。さらに、領域抽出手段23及びMPEG圧縮/展開手段33は、ハードウェア、ソフトウェアのどちらの方法で設けても良い。
【0076】
ビデオプロセッサ4内には、PCカード6への画像記録などの各種制御を行うCPU27が設けられており、ビデオプロセッサ4の表面には映像記録の開始指示/停止指示を行うための記録開始/停止スイッチ35が設けられている。但し、この記録開始/停止スイッチ35は、スコープ2の表面に設ける方法でも良いし、キーボード31等の入力手段に設けるなど他の方法でも良い。
【0077】
内視鏡画像を記録するために記録開始/停止スイッチ35が押されると、CPU27より第2のメモリ26に記録開始指示信号が送出され、第2のメモリ26から圧縮された映像データが読み出される。読み出された映像データは、開始タイミング付加回路95をスルーした後、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に送られ、CPU27が自由に決定した仮のファイル名によって記録が開始される。
【0078】
そして、再び記録開始/停止スイッチ35が押されると、CPU27より第2のメモリ26に記録停止指示信号が送出され、第2のメモリ26からの圧縮された映像データの読み出しが停止され、PCカード6に対する映像データの記録も停止する。その後、CPU27からの指示により、文字重畳回路34は図4に示すように記録する情報を選択するための画面を作成し、それをD/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てTVモニタ32に入力して、記録する情報が選択されるのを待機する。記録する情報の選択は、図4に示すように、診察情報及び被写体像を記録ボタン50、診察情報のみ記録ボタン51、被写体像のみ記録ボタン52を、キーボード31によって選択することによって行う。
【0079】
診察情報が入力されていなければ、被写体像のみ記録ボタン52のみを表示して選択させてもよいし、自動的に被写体像のみを記録するようにしてもよい。また、記録する情報の選択は、キーボード31以外の他の入力手段によって選択しても良い。
【0080】
ユーザーからキーボード31により記録する情報が選択されると、CPU27は文字重畳回路34より、図5に示すようなファイル名指定用の画面をTVモニタ32に出力させ、ファイル名が入力されるのを待機する。ファイル名入力ボックス54にキーボード31よりファイル名の入力が行われ、記録ボタン66が選択されると、CPU27はユーザーから選択された情報の記録を開始する。
【0081】
診察情報のみ記録ボタン51が選択されていた場合、CPU27は入力されていた診察情報を、HTML形式でドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6へ記録し、ファイル名を入力されたファイル名にする。この場合、仮の名前でPCカード6に記録してあった映像データは診察情報を記録する前、或いは記録した後に削除する。
【0082】
又は、被写体像のみ記録ボタン52が選択されていた場合、CPU27は、既にPCカード6へ記録された映像ファイルに対して、ドライバ25及びスロット7を介してファイル名を、CPU27の決定した仮のファイル名からファイル名入力ボックス54に入力されたファイル名に変更する。
【0083】
又は、診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択されていた場合、前記のようにCPU27は入力されていた診察情報を、HTML形式でドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6へ記録し、ファイル名を入力されたファイル名にする。その後、既にPCカード6へ記録された映像ファイルに対して、ドライバ25を介してファイル名を、CPU27の決定した仮のファイル名からファイル名入力ボックス54に入力されたファイル名に変更する。
【0084】
また、映像データを記録する際、本実施形態のように記録開始/停止スイッチ35が最初に押されてから再び押されるまでの間の映像を仮のファイル名でPCカード6に記録するといった方法でなくとも、メモリを設けて、このメモリに仮に記録しておき、ファイル名が決定した段階でPCカード6へ記録するといった方法でも良い。
【0085】
また、診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択されていた場合には、診察情報又は映像データ中にお互いに対するリンク情報を付加する。例えば、ユーザーによって診察情報及び被写体像を記録ボタン50が選択された後、CPU27は記録する診察情報の中に、HTML形式による映像ファイルへのリンクを追加する。その後、前記のように診察情報の記録を行い、続いてPCカード6に記録された映像ファイルのファイル名を、CPU27の決定した仮のファイル名からファイル名入力ボックス54に入力されたファイル名に変更する。この場合、診察情報は内視鏡映像を記録した後に記録するようにしても良い。
【0086】
さらに、ユーザーはあらかじめ設定した時間遡った時点からの記録も可能である。記録開始/停止スイッチ35が押されると、CPU27より第2のメモリ26に記録開始指示信号とどの時点からの映像を記録するかに関する情報が送出される。第2のメモリ26からは、CPU27からの情報に基づいて、指定された時間分遡った時点から圧縮された映像データが読み出され、開始タイミング付加回路95に入力される。開始タイミング付加回路95では、読み出された映像データに対して、記録開始/停止スイッチ35が押された時点が映像データ中のどのシーンであるかを示す情報が付加され、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に送られ、映像の記録が開始される。
【0087】
そして、再び記録開始/停止スイッチ35が押されると、CPU27より第2のメモリ26に記録停止指示信号が送出され、第2のメモリ26からの圧縮された映像データの読み出しが停止され、PCカード6に対する映像データの記録も停止する。
【0088】
時間を遡って記録した場合であっても、前記のように、第2のメモリ26から映像データの読み出しが停止してPCカード6に対する映像データの記録が停止した後、図4に示すような記録情報の選択画面や、図5に示すようなファイル名指定画面をTVモニタ32に表示させ、記録情報の選択や、診察情報と関連付けての記録や、ファイル名の指定を行う。それ以降の処理に関しては前記と同様なので省略する。
【0089】
遡る時間に関しては、キーボード31により予め指定しておく。キーボード31により規定の操作を行うと、CPU27は文字重畳回路34より図8に示すような画像記録用の設定画面の作成を指示する。文字重畳回路34は設定画面を作成した後、それを映像信号として、D/A変換回路28、ポストプロセス回路29を経てTVモニタ32に入力する。
【0090】
遡る時間は、フライング時間入力ボックス64に値を入力することで指定することができる。遡る時間がキーボード31により入力されると、CPU27は入力された時間をフライング時間入力ボックス64に表示するための指示を文字重畳回路34に対して行い、これによりTVモニタ32の画面上には入力された時間がフライング時間入力ボックス64に表示される。その後設定ボタン65が選択されると、CPU27は入力されていた時間を記憶する。
【0091】
設定時にキーボード31より入力された情報を表示する手段はTVモニタ32による表示以外に、ビデオプロセッサ4の表面にLEDや液晶パネルなどの表示装置を設けてこれに表示する等の他の手段によって表示しても良い。
また、第2のメモリ26は領域抽出手段23とMPEG圧縮/展開手段33の間に置く構成でも良い。この場合、第2のメモリ26から読み出された映像は、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に記録される前に、MPEG圧縮/展開手段33によりデータ圧縮される必要がある。或いは、第2のメモリ26を第1のメモリ22と兼用にする構成でも良い。さらに、映像記録の停止を指示する方法としては、記録中に記録開始/停止スイッチ35を押す以外にも、記録開始と記録停止で別のスイッチを設ける等、別の方法でも良い。
【0092】
さらに、図7に示す構成の電子内視鏡システム1では、既に映像或いは診察情報の記録されたPCカード6からこれらの情報を読み出し、TVモニタ32に表示する機能を備えている。PCカード6がスロット7に装着された状態で、キーボード31より読み出しの指示を行うと、CPU27はドライバ25を介してPCカード6に記録されている情報を全て読み出し、文字重畳回路34により、図6に示すようなサムネイル画面を生成してTVモニタ32により表示させる。
【0093】
サムネイル画面を表示する際、各ファイルの画像は、各ファイルに記録されている映像の代表画像を使用する。ファイル中に記録開始/停止スイッチ35が押された時点を示す情報がある場合、代表画像として記録開始/停止スイッチ35が押された時点のシーンを使用する。ファイル中に映像の記録を開始した時点を示す情報が無い場合、代表画像としてその映像の最初のシーンを使用する。但し、この場合の代表画像としては、必ずしも映像の最初のシーンである必要は無く、他の基準によって選択されたシーンでも良いし、ランダムに選択されたシーンでも良い。
【0094】
図6に示すように、サムネイル画面では、記録画像55の下にファイル名56が表示され、それに並列してチェックボックス57が描画される。但し、診察情報の記録されたファイルに対しては、ファイル名56のみが表示され、それに並列してチェックボックス57が描画される。各ファイルはキーボード31からの操作により選択することが可能であり、選択されたファイルはチェックボックス57にチェックが入る。ファイルが選択された後、キーボード31より読み出しボタン58を選択することによってファイルの読み出しが開始される。
【0095】
読み出した情報が映像(ファイルの拡張子がmpgに係るもの)であった場合、読み出された映像はMPEG圧縮/展開手段33に入力される。MPEG圧縮/展開手段33では、圧縮された映像を伸長してRGBデジタル信号に変換すると共に、読み出した動画に音声情報が含まれていた場合には、含まれている音声情報も音声信号に変換して出力する。
【0096】
その後、RGBデジタル信号に変換された映像信号は文字重畳回路34により読み出した映像の記録された日時などが文字情報として重畳され、D/A変換回路28でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された映像信号は、ポストプロセス回路29に入力されて標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。文字重畳回路34では、記録日時などの文字情報を重畳せずに、MPEG圧縮/展開手段33から出力されたRGBデジタル信号をスルー出力しても良い。読み出した動画に音声情報が含まれていた場合には、MPEG圧縮/展開手段33により出力された音声信号はスピーカー48に出力される。
【0097】
また、読み出された映像の中に関連する診察情報を記録したファイルへのリンクが含まれていた場合には、CPU27はドライバ25を介して当該ファイルの読み出しを行う。読み出された情報は文字重畳回路34へ入力されて画像に重畳され、D/A変換回路28によりアナログ信号に変換された後、ポストプロセス回路29により標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。
【0098】
読み出した情報が診察情報(ファイルの拡張子がhtmlに係るもの)であった場合には、CPU27はドライバ25を介して読み出した情報を文字重畳回路34へ入力する。文字重畳回路34でその時点での内視鏡画像への重畳が行われた後、D/A変換回路28にてアナログ信号に変換され、ポストプロセス回路29により標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。文字重畳回路34では、マスク処理などにより内視鏡画像部分を非表示にし、読み出された診察情報のみが表示されるようにしても良い。
【0099】
また、読み出された診察情報の中に関連する映像へのリンクが含まれていた場合には、CPU27はドライバ25を介して当該映像の読み出しを行い、読み出された映像はMPEG圧縮/展開手段33に入力される。MPEG圧縮/展開手段33では、圧縮された映像を伸長し、RGBデジタル信号に変換する。その後、文字重畳回路34により診察情報に係る文字の重畳が行われ、D/A変換回路28でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された映像信号は、ポストプロセス回路29に入力されて標準的なビデオ信号に変換されてTVモニタ32に出力される。
【0100】
なお、読み出したファイルに他の関連するファイルへのリンク情報が含まれていた場合でも、リンク先のファイルを開かないようにする方法でも良い。また、ファイルの読み出し時には、サムネイル画面から複数のファイルを選択し、読み出した複数のファイルを再びサムネイル化してTVモニタ32に表示する方法でも良いし、読み出すファイルを選択するための画面も、画像をサムネイル化して表示するのではなく、ファイル名のみを羅列して表示する等他の表示方法でも良い。ファイルの選択方法もチェックボックスを使用せず、選択されたファイルのファイル名を反転表示させる等他の方法でも良い。
【0101】
以上、第2実施形態の構成によれば、電子内視鏡システム1本体となるビデオプロセッサ4に不揮発性可搬記録媒体であるPCカード6を着脱自在に装着でき、PCカード6への内視鏡動画像や診察情報の記録、PCカード6からの内視鏡動画像や診察情報の読み出し、内視鏡動画像や診断情報の閲覧等が可能である。
【0102】
また、PCカード6への記録の際には、内視鏡動画像と診察情報を関連付けて記録することができ、また任意の領域に切り出した内視鏡動画像を記録することができ、また内視鏡動画像を任意の時間遡って記録することができ、また音声付き内視鏡動画像を記録することができる。また、PCカード6からの読み出しの際には、音声付き内視鏡動画像を読み出すことができる。
【0103】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図9は本発明の第3実施形態に係り、電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、電源切断検知回路38は電源スイッチ37と、2系統の電圧出力を備える電源装置36に接続されており、電源装置36は所定の時間を経時するためのカウンタ39に接続されている。電源スイッチ37が押されると、電源切断検知回路38がそれを検知して、電源装置36に電源を切断するための電源切断信号を送出すると共に、CPU27へ電源が切断されることを通知する電源切断通知信号を送出する。
【0104】
電源装置36が出力する2系統の電圧は、図10に示すように、電源切断の指示があった直後に電源が切断される出力Aと、電源切断の指示があってからカウンタ39により規定の時間が計時された後に電源が切断される出力Bとから成る。
【0105】
また、CPU27はドライバ25を介してスロット7と接続されていると共に、スロット7にはPCカード6が着脱自在に装着されるようになっており、CPU27はドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に対して情報の読み書きができるようになっている。
【0106】
ビデオプロセッサ4内の電源は、スロット7、ドライバ25、CPU27、電源切断検知回路38のみ出力Bにより供給され、その他の図示されていない回路はすべて出力Aにより供給される。
電源装置36は電源切断信号が入力されると、出力Aの電源を切断し、カウンタ39に対して計時を開始するための指示を送出する。この指示信号を受信したカウンタ39は計時を開始し、規定の時間が計時されると計時完了を通知するための計時完了通知信号を電源装置36へ送出する。電源装置36は計時完了通知信号を受信した後に出力Bの電源を切断する。
【0107】
一方CPU27は、電源切断通知信号を受信した時にPCカード6に対して書き込み又は読み出しの処理を行っていた場合、直ちにその処理を中止する。ファイルを読み出している場合は直ちに開いているファイルを閉じて処理を中止し、ファイルを記録している場合は記録中のファイルをその時点で閉じて処理を中止する。さらに、CPU27は電源切断通知信号受信後の処理中止を、電源装置36の出力Aと出力Bの電源切断の時間差内に完了する。
【0108】
処理を中止する際の方法としては、直ちにファイルを閉じなくとも、記録中であれば記録途中のファイルを消去して処理を中止する等他の方法でも良いが、電源装置36の出力Aと出力Bの電源切断の時間差内に終了する処理とする。
また、CPU27が、電源切断通知信号を受信した時にPCカード6に対して書き込み又は読み出しの処理を行っていなかった場合、CPU27はそれ以降のPCカード6に対する処理をすべて禁止する。
【0109】
さらに、カウンタ39によって計時する時間は回路構成上固定としても良いし、キーボード31によって設定可能としても良い。この場合、キーボード31によって時間が入力されると、CPU27はそれをカウンタ39に設定し、カウンタ39ではそれ以降入力された時間を計時する。設定する時間はTVモニタ32上で設定画面を表示することによって設定しても良いし、ビデオプロセッサ4の表面にLEDや液晶パネルなどの表示装置を設けてこれに表示する等の他の手段によって設定しても良い。
【0110】
以上、第3実施形態の構成によれば、PCカード6に対して情報の読み書きを行っている時に、電源スイッチ37が押されることによって電源が切断される場合も含め、何らかの事由により突然電源が切断されたとしても、PCカード6内のデータを破壊することなく、安全にPCカード6に対する情報の読み書きを行うことが可能である。
【0111】
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図11は本発明の第4実施形態に係り、電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、電源スイッチ37は、電源装置36と接続されており、PCカード6が着脱自在に装着されるスロット7はドライバ25を介してCPU27に接続されている。CPU27は、ドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に対して情報の読み書きが出来るようになっており、書き込み中又は読み出し中には、電源装置36へそのことを通知するために書き込み/読み出し通知信号を送出する。
【0112】
電源スイッチ37が押されると、電源スイッチ37より電源装置36へ電源を切断するための電源切断信号が入力される。この時、CPU27より書き込み/読み出し通知信号が入力されていた場合、電源装置36は直ちに電源を切断せずに待機する。その後、CPU27はPCカードに対する書き込み又は読み出し処理を終了させると、書き込み/読み出し通知信号の送出を停止し、電源装置36は書き込み/読み出し通知信号の受信が終了後、電源を切断する。
【0113】
電源スイッチ37が押され、電源装置36へ電源切断信号が入力された時、電源装置36がCPU27より書き込み/読み出し通知信号を受信していなかった場合、電源装置36は電源を切断する。
以上、第4実施形態の構成によれば、PCカード6に対して情報の読み書きを行っている時に、誤って電源スイッチ37を押してしまった場合にも、PCカード6内のデータを破壊することなく、安全にPCカード6に対する情報の読み書きを行うことが可能である。
【0114】
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図12は本発明の第5実施形態に係り、電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、電源スイッチ37は、電源装置36と接続されており、PCカード6が着脱自在に装着されるスロット7はドライバ25を介してCPU27に接続されている。また、CPU27はドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に対して、情報の読み書きが出来るようになっている。
【0115】
電源スイッチ37が押されると、電源スイッチ37より電源装置36へ電源を切断するための電源切断信号が入力される。電源装置36は電源切断信号が入力されると、CPU27へ電源の切断を通知する電源切断通知信号を送出し、カウンタ39へ時間計測の開始を指示するためのカウントアップ信号を送出する。
【0116】
カウンタ39はカウントアップ信号を受信すると時間計測を開始し、規定の時間に到達すると、電源装置36へ計時完了信号を送出する。電源装置36は、カウンタ39より計時完了信号を受信した後、電源を切断する。
一方CPU27は、電源切断通知信号を受信した時にPCカード6に対して書き込み又は読み出しの処理を行っていた場合、直ちにその処理を中止する。ファイルを読み出している場合は直ちに開いているファイルを閉じて処理を中止し、ファイルを記録している場合は記録中のファイルをその時点で閉じて処理を中止する。さらに、CPU27は電源切断通知信号受信後の処理中止を、カウンタ39の時間計測が完了するまでに完了する。
【0117】
処理を中止する際の方法としては、直ちにファイルを閉じなくとも、記録中であれば記録途中のファイルを消去して処理を中止する等他の方法でも良いが、カウンタ39の時間計測が完了するまでに終了する処理とする。
また、CPU27が、電源切断通知信号を受信した時にPCカード6に対して書き込み又は読み出しの処理を行っていなかった場合、CPU27はそれ以降のPCカード6に対する処理をすべて禁止する。
【0118】
以上、第5実施形態の構成によれば、PCカード6に対して情報の読み書きを行っている時に、電源スイッチ37が押されることによって電源が切断される場合も含め、何らかの事由により突然電源が切断されたとしても、PCカード6内のデータを破壊することなく、安全にPCカード6に対する情報の読み書きを行うことが可能である。
【0119】
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
図13は本発明の第6実施形態に係り、電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
図13に示すように、CPU27はドライバ25を介してPCカード6が着脱自在に装着されるスロット7に接続されており、CPU27はドライバ25を介してスロット7に装着されたPCカード6に対して情報の読み書きが出来るようになっている。また、CPU27には、スロット7にPCカード6が装着されたことを自動的に検知する記録媒体検知回路42も接続されている。
【0120】
さらに、CPU27は第3のメモリ40及び第4のメモリ41とも接続されており、第3のメモリ40にはプログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データ(以下、纏めて内視鏡関連データと略記する)が記録されている。プログラムに関するデータとは、システムプログラム(いわゆるファームウェアも含む)、フォント情報や演算係数のようなシステムプログラムによって使用されるデータなどであり、患者又は診察に関する情報とは前記診察情報であり、システムの設定データとは電子内視鏡システムの動作設定に関わる情報である。
【0121】
第4のメモリ41には、第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データをアップデートする際に、CPU27が行わなければいけない処理が記述されたソフトウェア(プログラム)が記録されている。
CPU27を第4のメモリ41に記録されたソフトウェアに基づいて動作させ、PCカード6をスロット7に装着すると、記録媒体検知回路42がそれを自動的に検知し、CPU27へPCカード6が装着されたことを通知する。CPU27はPCカード6が装着されたことを通知されると、第3のメモリ40に記録されているデータをすべて消去する。
【0122】
第3のメモリ40の内容が完全に消去されると、CPU27はドライバ25を介して、PCカード6に記録されたデータを読み出し、順次第3のメモリ40に記録していく。その後、PCカード6に記録されたデータをすべて読み出し、第3のメモリ40への記録が完了すると、処理は終了する。
【0123】
尚、ここまでに説明した処理を行うにあたっては、図13に示したソフトウェア検知回路43とバージョン比較回路44を省いて構成することができる。
また、スロット7に装着されたPCカード6には、常に内視鏡関連データが記録されているとは限らないため、PCカード6に記録されているデータが、内視鏡関連データであるか否かを判定して、内視鏡関連データが記録されていた場合に限り、第3のメモリ40の内容を更新することも可能である。その場合には、図13に示すように、ソフトウェア検知回路43を設ける。
【0124】
前記同様、CPU27を第4のメモリ41に記録されたソフトウェアに基づいて動作させ、PCカード6をスロット7に装着すると、記録媒体検知回路42がそれを自動的に検知し、CPU27へPCカード6が装着されたことを通知する。CPU27はPCカード6が装着されたことを通知されると、ドライバ25を介して、PCカード6に記録された内容を読み出し、ソフトウェア検知回路43へと入力する。
【0125】
その後、ソフトウェア検知回路43によりPCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データであるか否かを判定し、結果をCPU27へ通知する。PCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データでなかった場合、CPU27はそこで処理を終了する。PCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データであった場合、CPU27は第3のメモリ40に記録されているデータをすべて消去する。
【0126】
第3のメモリ40の内容が完全に消去されると、CPU27はドライバ25を介して、PCカード6に記録されたデータを読み出し、順次第3のメモリ40に記録していく。その後、PCカード6に記録されたデータをすべて読み出し、第3のメモリ40への記録が完了すると、処理は終了する。
【0127】
尚、ここまでに説明した処理を行うにあたっては、図13に示したバージョン比較回路44を省いて構成することができる。
さらに、スロット7に装着されたPCカード6に内視鏡関連データが記録されていた場合であっても、それが第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データよりも古いものであれば更新の必要はない。そのため、PCカード6に記録されている内視鏡関連データのバージョンを、第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データのバージョンと比較する手段を設けることにより、更新の必要がある場合のみ更新を行うようにすることも可能である。その場合には、図13に示すように、バージョン比較回路44を設ける。
【0128】
前記同様、CPU27を第4のメモリ41に記録されたソフトウェアに基づいて動作させ、PCカード6をスロット7に装着すると、記録媒体検知回路42がそれを自動的に検知し、CPU27へPCカード6が装着されたことを通知する。CPU27はPCカード6が装着されたことを通知されると、ドライバ25を介して、PCカード6に記録された内容を読み出し、ソフトウェア検知回路43へと入力する。
【0129】
その後、ソフトウェア検知回路43によりPCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データであるか否かを判定し、結果をCPU27へ通知する。PCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データでなかった場合、CPU27はそこで処理を終了する。PCカード6に記録されていた内容が内視鏡関連データであった場合、CPU27はドライバ25を介してPCカード6より読み出した内視鏡関連データをバージョン比較回路44へ入力する。
【0130】
バージョン比較回路44は、PCカード6より読み出した内視鏡関連データが入力されると、第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データとバージョンの比較を行い、結果をCPU27へ通知する。PCカード6に記録されている内視鏡関連データのバージョンが第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データのバージョンよりも古かった場合、CPU27はそこで処理を終了する。PCカード6に記録されている内視鏡関連データのバージョンが第3のメモリ40に記録されている内視鏡関連データのバージョンよりも新しかった場合、CPU27は第3のメモリ40に記録されているデータをすべて消去する。
【0131】
第3のメモリ40の内容が完全に消去されると、CPU27はドライバ25を介して、PCカード6に記録されたデータを読み出し、順次第3のメモリ40に記録していく。その後、PCカード6に記録されたデータをすべて読み出し、第3のメモリ40への記録が完了すると、処理は終了する。
【0132】
前記の構成では、スロット7にPCカード6が装着されたことを記録媒体検知回路42によって検知されると、自動的に内視鏡関連データの更新処理が開始されるが、電子内視鏡システムの表面に専用のスイッチを設け、PCカード6を装着した状態でこのスイッチを押すことにより更新処理が開始されるような構成としても良いし、電子内視鏡システムの表面に専用のスイッチを設ける際も、キーボードなどの入力装置による操作等他の方法でも良い。また、ソフトウェア検知回路43及びバージョン比較回路44は、所望の機能によっては両者共に省いても良いし、とちらか一方のみ又は両者共に設けても良い。
【0133】
以上、第6実施形態に構成によれば、電子内視鏡システムのプログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データを更新することが可能である。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。
【0134】
図14、図15は本発明の第7実施形態に係り、図14は電子内視鏡システム全体の構成を示し、図15は電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
図14を参照にして、全体ブロックの各機能を説明する。電子内視鏡装置67は、図示されていないキーボード等で構成される操作部と、図示されていない内部に光学像を電気信号に変換し画像信号とする撮像素子を持つ挿入部と、操作部と挿入部からの信号を外部接続機器に必要な信号に変換出力する電子内視鏡装置本体で構成され、同操作部はIDNo.等の被写体となっている患者の情報を操作者から受け取り患者情報信号として電子内視鏡装置本体へ出力する。
【0135】
挿入部は被写体となっている患者の体内に挿入されその撮影像を画像信号として電子内視鏡装置本体へ出力する。電子内視鏡装置本体は、挿入部から入力された画像信号を標準テレビ信号に変換し図示されていない表示装置並びに医療用画像記憶装置68等に出力する。また、前記操作部から入力された患者情報信号を、接続されている外部機器に必要な信号形式に変換し出力する。更に、前記操作部或いは挿入部或いは図示されていない外部機器に取り付けられたスイッチからの信号により記録トリガー信号69を出力する。
【0136】
医療用画像記憶装置68は、電子内視鏡装置67に接続され同電子内視鏡装置67から出力された画像信号73と患者情報信号72を入力し、記録トリガー信号69により画像信号73に対し圧縮処理を施して患者情報信号72と共に内部に一時記憶した後ファイルデータとして出力する。
【0137】
ファイルサーバー装置70は、医療用画像記憶装置68にネットワーク71を介して接続され同医療用画像記憶装置68から出力されたファイルデータを受け取り記憶管理する。
図14、図15を参照にして、医療用画像記憶装置68内のブロックの各機能を説明する。
【0138】
医療用画像記憶装置68は、電子内視鏡装置67から送られて来る患者情報信号72と記録トリガー信号69を受け取り内部信号に変換する入力I/F部74と、同電子内視鏡装置67から送られて来る画像信号73を入力しデジタル画像情報に変換し出力するA/D部75と、同A/D部75から入力される画像情報を前記記録トリガー信号69により一時的に蓄える画像メモリ部76と、同画像メモリ部76から読み出された画像情報をアナログ画像信号に変換し出力するD/A部77と、前記画像メモリ部76から読み出された画像情報を所定の方式で情報圧縮する画像情報圧縮部78と、画像情報圧縮部78から出力された圧縮画像情報と入力I/F部74から入力された患者情報を一時的に蓄える記憶メモリ部79と、前記記憶メモリ部79から読み出された圧縮画像情報と患者情報を所定のファイル形式で出力する為の、ネットワーク71との接続に対応する PC−LAN カード80と、PC−LAN カード80を接続する PC Card Standard 準拠のスロットを持つPCカードI/F部81と、前記各機能ブロック全体の制御等を行うCPU部82で構成される。
【0139】
図14と図15を参照にして、医療用画像記憶装置68で扱う画像情報並びに患者情報の流れを説明する。
図示されていない挿入部で被写体の光学像から電気信号に変換された画像情報は、電子内視鏡装置67内で標準テレビ信号に変換され出力される。同電子内視鏡装置67から画像信号73として出力された画像情報は、医療用画像記憶装置68内のA/D部75でデジタル画像信号に変換され別途電子内視鏡装置67から入力される記録トリガー信号69により同装置内の画像メモリ部76に記憶され、同画像メモリ部76から読み出された画像情報は同装置内の画像情報圧縮部78で所定の方式による情報量圧縮処理が施されて圧縮画像情報となり記憶メモリ部79に記憶され、外部に接続されているファイルサーバー装置70に転送されるまでの間保持される。そして、必要に応じて圧縮画像情報が記憶メモリ部79から読み出され、CPU部82で所定のファイル形式に変換され、PCカードI/F部81と PC−LAN カード80を経由し医療用画像記憶装置68外に出力される。医療用画像記憶装置68から出力された圧縮画像情報は、ネットワーク71を介して接続されたファイルサーバー装置70に転送され、後述する患者情報と共に記憶管理される。
【0140】
図示されていないキーボード等で構成される操作部からIDNo.等の被写体となっている患者の患者情報を操作者から受け取ると、それが患者情報信号72として電子内視鏡装置67から出力される。同電子内視鏡装置67から出力された患者情報信号72は、医療用画像記憶装置68内の入力I/F部74で入力処理が行われて患者情報となり、別途電子内視鏡装置67から入力される記録トリガー信号69により記憶メモリ部79に記憶され、外部に接続されているファイルサーバー装置70に転送されるまでの間保持される。そして、必要に応じて患者情報が記憶メモリ部79から読み出され、CPU部82で所定のファイル形式に変換され、PCカードI/F部81と PC−LAN カード80を経由し医療用画像記憶装置68外に出力される。医療用画像記憶装置68から出力された患者情報は、ネットワーク71を介して接続されたファイルサーバー装置70に転送され、前述した圧縮画像情報と共に記憶管理される。
【0141】
前記ファイルデータの医療用画像記憶装置68からファイルサーバー装置70への転送は、ネットワーク71を介して行われているが、このネットワーク71を、電線等の有線ネットワークとする他に、無線ネットワークとすることも可能である。この場合、医療用画像記憶装置68内のPCカードI/F部81に、PC−LAN カード80に代えて PC Card Standard 準拠の無線 LAN−PC カード83を挿入接続する事により対応する。
【0142】
PCカードI/F部81は PC Card Standard 準拠のスロットを採用している。PC Card Standard 準拠のスロットはPCカードを着脱する事が前提となって仕様が決定されているので、基板上の半導体素子部品の交換の様に半田付けなどの特殊技術を必要とせず、PCカードを電気的にも物理的にも安全に装着、或いは交換が可能である。
【0143】
更に、外部I/Fを PC Card Standard 準拠のスロットで対応する事によりIEEEで規格化されている無線LAN、以外にも Bluetooth、USB、SCSI、公衆回線用モデムなど、状況に応じた対応を行う事が出来る。
尚、前述のネットワーク71を、有線ネットワークと無線ネットワークが混在するネットワークとすることも可能である。
【0144】
以上、第7実施形態の構成によれば、PC Card Standard 準拠のスロットに種々の機能を備えたPCカードを装着することにより、電子内視鏡システムに対して機能拡張を行うことが可能である。
次に、本発明の第8実施形態について説明する。
【0145】
図16は本発明の第8実施形態に係り、電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。以下、図16を参照して本実施形態を説明する。
図16において、電子内視鏡システムは電子内視鏡装置67と、医療用画像記憶装置68を含んで構成され、電子内視鏡装置67には通信する為の図示しない制御線がある。
【0146】
電子内視鏡装置67からは、内視鏡画像の画像データ84が常時、医療用画像記憶装置68に送られていると共に、随時、管理情報85として患者情報などが送られている。また、記録時にはレリーズ信号が送られてくるようになっている。
【0147】
医療用画像記憶装置68がレリーズ信号を受けると、管理情報記録部92は管理情報85を、画像データ記録部93は画像データ84をそれぞれ取り込む。取り込みが完了すると、管理情報記録部92は管理情報85をPCカード6に記録し、同様に画像データ記録部93は画像データ84をPCカード6に記録する。また、医療用画像記憶装置68は、累計情報生成部94によって累計情報86を管理し、総検査数87、総記録枚数88、1日の最大検査数89、1検査の最大記録枚数90などを管理している。医療用画像記憶装置68が電子内視鏡装置67からレリーズ信号を受けると、累計情報生成部94は総記録枚数88を計算し、PCカード6に保存する。さらに、図示しない制御線によって電子内視鏡装置67から検査の終了が通知されると、累計情報生成部94は、総検査数87と、検査中の枚数から1検査の最大記録枚数90を計算し、PCカード6に記録する。起動時には、累計情報生成部94は、前日の検査数を検索し、1日の最大検査数89を計算し、PCカード6に記録する。記録されたデータはPCカード6を外部端末91に挿入して利用することが可能である。
【0148】
以上、第8実施形態によれば、管理情報、画像データ、及び累計情報をPCカード6へ記録することができる。
本発明のすべての実施形態において、PCカード6はコンパクトフラッシュ(登録商標)やCD−RWのような他の可搬性且つ不揮発性を有する記録媒体でも良く、キーボード31はタッチパネル等の他の入力手段を用いても良い。
【0149】
また、第1実施形態及び第2実施形態において、診察情報の記録は、必ずしもHTML形式である必要は無く、例えばテキスト形式など他の形式でも良い。診察情報の記録時にそれに関連する静止画或いは動画へのリンク情報を付加する場合は、静止画或いは動画データの中にリンク情報を付加しても良いし、両方のデータにお互いへのリンク情報を付加しても良い。付加するリンク情報としては、必ずしもHTML形式によるリンクの追記である必要は無く、Windows(登録商標)のような市販のパーソナルコンピュータに用いられるOS( Operating System )のショートカットのようなものを作成しても良いし、タグ情報を有するファイルであればタグとして記録する等、他の方法によって記録しても良い。
【0150】
第8実施形態においては、管理情報生成部92及び画像データ記録部93及び累計情報生成部94をそれぞれ別に設けたが、例えばCPUによってこれらすべての機能を実現しても良い。また、医療用画像記憶装置68において、情報を記録するための不揮発性メモリを更に備えるようにし、その不揮発性メモリに前述の管理情報、画像データ、累計情報の何れか一つ又は複数を記録するようにすることも可能である。また、医療用画像記憶装置68をネットワークに接続すると共に、ネットワーク上のサーバー装置に対してデータの送信を行い、前述の管理情報、画像データ、累計情報の何れか一つ又は複数を、そのネットワーク上のサーバー装置に記録する手段を更に医療用画像記憶装置68に備えるようにしても良い。
【0151】
(付記1(18)) 被写体像を撮像する内視鏡撮像手段と、
前記内視鏡撮像手段からの画像信号に対して画像処理を行う内視鏡画像処理装置と、
を備え、
前記内視鏡画像処理装置は、
プログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データが記録されているメモリ部と、
可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に、前記可搬不揮発性記録媒体からデータを読み出して前記メモリ部に記録するアクセス制御手段と、
を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【0152】
(付記2) 前記アクセス制御手段は、
前記可搬不揮発性記録媒体が装着されたことを認識する手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体装着時に自動で前記可搬不揮発性記録媒体から前記データを読み出して前記メモリ部に記録する手段と、
を有する、
ことを特徴とする付記1に記載の電子内視鏡システム。
【0153】
(付記3) 前記内視鏡画像処理装置は、
前記可搬不揮発性記録媒体に記録されたデータがプログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データであることを認識する情報認識手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体から読み出された前記データがプログラムに関するデータ或いは患者又は診察に関する情報或いはシステムの設定データでなかった場合に、前記メモリ部への記録を中止する手段と、
を更に有する、
ことを特徴とする付記1に記載の電子内視鏡システム。
【0154】
(付記4) 前記内視鏡画像処理装置は、
前記可搬不揮発性記録媒体に記録されたプログラムに関するデータが前記メモリ部に記録されているプログラムに関するデータよりも新しいものかを判断する認識手段と、
前記可搬不揮発性記録媒体から読み出された前記プログラムに関するデータが前記メモリ部に記録されている前記プログラムに関するデータよりも古かった場合に、前記メモリ部への記録を中止する手段と、
を更に有する、
ことを特徴とする付記1に記載の電子内視鏡システム。
【0155】
(付記5(20)) 可搬不揮発性記録媒体が着脱可能であると共に前記可搬不揮発性記録媒体に対してデータの記録を行うアクセス制御手段と、
装置又は接続された外部装置又は前記可搬不揮発性記録媒体を管理する管理情報を生成する管理情報生成手段と、
を備え、
前記アクセス制御手段は前記管理情報を前記可搬不揮発性記録媒体へ記録する手段を有する、
ことを特徴とする電子内視鏡システム。
【0156】
(付記6) 情報を記録するための不揮発性メモリ部、
を更に備え、
前記管理情報生成手段は前記管理情報を前記不揮発性メモリ部へ記録する手段を有する、
ことを特徴とする付記5に記載の電子内視鏡システム。
【0157】
(付記7) ネットワークに接続すると共にネットワーク上のサーバー装置に対してデータの送信を行い、前記管理情報生成手段によって生成された前記管理情報を前記ネットワーク上のサーバー装置に記録する手段、
を更に有する、
ことを特徴とする付記5に記載の電子内視鏡システム。
【0158】
以上、本発明の電子内視鏡システムについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
【0159】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、電子内視鏡システム本体にPCカードなどの不揮発性可搬記録媒体を着脱自在に装着でき、内視鏡画像や診断情報の記録、閲覧、印刷、さらに内視鏡関連データのアップデートや電子内視鏡システムの機能拡張が可能であると共に、内視鏡画像の記録、閲覧中の電源切断に対してもデータが破壊されないようにデータ破壊を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子内視鏡システムの構成を示す斜視図である。
【図2】電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。
【図3】診察に関する情報の表示例を示す図である。
【図4】記録する情報を選択する画面の表示例を示す図である。
【図5】記録する情報のファイル名を入力する画面の表示例を示す図である。
【図6】読み出すファイルを選択する画面の表示例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。
【図8】記録時の抽出領域に関する設定を行う画面の表示例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
【図10】電源切断時の2つの出力電圧の関係を示すタイミングチャートである。
【図11】本発明の第4実施形態に係る電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第6実施形態に係る電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第7実施形態に係る電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第7実施形態に係る電子内視鏡システム内部の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第8実施形態に係る電子内視鏡システム全体の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子内視鏡システム
2 スコープ
3 光源装置
4 ビデオプロセッサ
5 記録スイッチ
6 PCカード
7 スロット
8 ライトガイド
9 挿入部
10 対物レンズ
11 CCD
12 信号線
13 内視鏡側コネクタ
14 ビデオプロセッサ側コネクタ
15 プリアンプ回路
16 プリプロセス回路
17 A/D変換回路
18 Y/C分離回路
19 RGBマトリクス回路
20 ホワイトバランス調整回路
21 デジタル映像処理回路
22 第1のメモリ
23 領域抽出手段
24 JPEG圧縮/展開手段
25 ドライバ
26 第2のメモリ
27 CPU
28 D/A変換回路
29 ポストプロセス回路
30 プリンタ
31 キーボード
32 TVモニタ
33 MPEG圧縮/展開手段
34 文字重畳回路
35 記録開始/停止スイッチ
36 電源装置
37 電源スイッチ
38 電源切断検知回路
39 カウンタ
40 第3のメモリ
41 第4のメモリ
42 記録媒体検知回路
43 ソフトウェア検知回路
44 バージョン比較回路
45 マイク
46 プリアンプ回路
47 A/D変換回路
48 スピーカー
49 診察情報表示
50 診察情報及び被写体像を記録ボタン
51 診察情報のみ記録ボタン
52 被写体像のみ記録ボタン
53 内視鏡画像
54 ファイル名指定ボックス
55 記録画像
56 ファイル名
57 チェックボックス
58 読み出しボタン
59 印刷ボタン
60 x座標入力ボックス
61 y座標入力ボックス
62 幅入力ボックス
63 高さ入力ボックス
64 フライング時間入力ボックス
65 設定ボタン
66 記録ボタン
67 電子内視鏡装置
68 医療用画像記憶装置
69 記録トリガー信号
70 ファイルサーバー装置
71 ネットワーク
72 患者情報信号
73 画像信号
74 入力I/F部
75 A/D部
76 画像メモリ部
77 D/A部
78 画像情報圧縮部
79 記憶メモリ部
80 PC−LAN カード
81 PCカードI/F部
82 CPU部
83 無線 LAN−PC カード
84 画像データ
85 管理情報
86 累計情報
87 総検査数
88 総記録枚数
89 1日の最大検査数
90 1検査の最大記録枚数
91 外部端末
92 管理情報記録部
93 画像データ記録部
94 累計情報生成部
95 開始タイミング付加回路
【出願人】 【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
【出願日】 平成15年6月27日(2003.6.27)
【代理人】 【識別番号】100074099
【弁理士】
【氏名又は名称】大菅 義之

【公開番号】 特開2005−13573(P2005−13573A)
【公開日】 平成17年1月20日(2005.1.20)
【出願番号】 特願2003−184856(P2003−184856)