| 【発明の名称】 |
木工用集じん機及びペーパーフィルタ |
| 【発明者】 |
【氏名】羽山 芳雅 【住所又は居所】茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工機株式会社内
【氏名】掛川 大輔 【住所又は居所】茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、木工用集じん機に関するものである。
【解決手段】ペーパーフィルタ8の任意位置に取付け穴9を設け、一端10を固着し開口した他端部11付近をペーパーフィルタ8の長手方向12と直交するよう断面角形の芯部材13を配設し、該芯部材13を包むように折り返し、ペーパーフィルタ8の外側からはさみ込む弾性を有した閉塞部材14を着脱自在に設けることで達成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 モータと、該モータによって回転するファンと、該ファンを収納するファンケースと、該ファンケースの吐出口に着脱自在に係止できるダストバッグと、該ダストバッグ内に収納され、前記ファンケースの吐出口に連結可能な取付け穴を有し、屑を集じん可能な袋体のペーパーフィルタと、一端が前記ファンケースの吸込口に接続され、他端が手持ち形電動工具の屑排出口に接続可能なホースとを有した木工用集じん機において、 前記ペーパーフィルタの開口端部付近であって、前記取付け穴と開口端部との間に前記ペーパーフィルタの長手方向と直交する芯部材を配設し、前記芯部材を包むように折り返し、該折り返したペーパーフィルタの外側をはさみ込む弾性を有した閉塞部材を着脱自在に設けたことを特徴とする木工用集じん機。 【請求項2】 前記ペーパーフィルタの両端に前記開口及び前記芯部材を設け、前記両端に前記閉塞部材を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の木工用集じん機。 【請求項3】 前記芯部材を前記ペーパーフィルタの開口付近に固着、あるいは係止させたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の木工用集じん機。 【請求項4】 モータ、該モータによって回転するファン、該ファンを収納するファンケース、該ファンケースの吐出口に着脱自在に係止できるダストバッグを有する木工用集じん機の前記ダストバッグ内に収納可能で、前記ファンケースの吐出口に連結可能な取付け穴を有し、屑を集じん可能な袋体のペーパーフィルタであって、 前記取付け穴と開口端部との間に前記ペーパーフィルタの長手方向と直交する芯部材を設けたことを特徴とするペーパーフィルタ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ダストバッグ内に収納されるペーパーフィルタを有する木工用集じん機及びそのペーパーフィルタに関するものである。 【背景技術】 【0002】 木工用集じん機のダストバッグ内に収納される従来のペーパーフィルタは例えば公知文献1に開示されたものがある。 【0003】 公知文献1の図1〜図3に開示されたペーパーフィルタは、四角筒形状の袋体で、正面中央に集じん用の取付け穴が穿設され、後端に開口部が形成され、後端部が複数回に渡って折り重ねられた後に折り重ねた部分を板形状のクランパにより閉塞する構成をしている。 【0004】 また、公知文献1の図4には、四角筒形状の袋体のほぼ中央に取付け穴を穿設し、両端に開口部を形成し、両端部を複数回に渡って折り重ねた後に折り重ねた部分を板形状のクランパにより閉塞する構成が開示されている。 【0005】 【特許文献1】特開2002−137176号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 上記した従来のペーパーフィルターは、開口部端部を複数回に渡って折り重ねた後に、折り重ね部分を板形状のクランパにより閉塞する構成であるため、開口部端部の折り重ね回数が少ないと、閉塞を維持する維持力が激減し、折り重ね回数が多いとクランパが容易に外れてしまったり、無理にクランパを変形させるとクランパ自体の弾性変形限度を超えて使用不能となってしまうという問題があった。 【0007】 ペーパーフィルタの機能はろ過と集じんの両方を行うものであり、屑の集じんを続け目詰まりを起こしろ過性能が低下した場合には、排気風の出口が塞がれた状態になり、ペーパーフィルタ内面全体に過大な圧力が加わるが、従来のペーパーフィルタではクランパが集じん機の使用中に外れ、集じんした屑が飛散してしまう場合があった。 【0008】 なお、ペーパーフィルタの折り重ねを複数回行なう必要があるものであるが、使用者に適正な折り重ね回数を徹底することはできず、クランパが集じん機の使用中に外れ、集じんした屑が飛散してしまうものであった。 【0009】 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、開口部を閉塞する閉塞部材が集じん機の使用中に外れ難く、作業性の良い木工用集じん機及びペーパーフィルタを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0010】 上記目的は、ペーパーフィルタの開口端部付近であって、前記取付け穴と開口端部との間に前記ペーパーフィルタの長手方向と直交する芯部材を配設し、前記芯部材を包むように折り返し、該折り返したペーパーフィルタの外側をはさみ込む弾性を有した閉塞部材を着脱自在に設けることにより達成される。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、前記取付け穴と開口端部との間に前記ペーパーフィルタの長手方向と直交する芯部材を配設し、前記芯部材を包むように折り返し、該折り返したペーパーフィルタの外側をはさみ込む弾性を有した閉塞部材を着脱自在に設けた構成とすることによって、芯部材を包むように1度折り返し、該折り返したペーパーフィルタの外側を閉塞部材によって閉塞すれば、目詰まりによって過大な内部圧力が発生しても、閉塞部材が外れ難くなり、また、使用者が確実にかつ容易に閉塞部材をセットすることができるようになる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 本発明の一実施形態を図1〜図5により説明する。 【0013】 内蔵されたモータ1の回転軸にファン2を固着し、ファン2はファンケース3で覆い、該ファンケース3にそれぞれ吸込口4、吐出し口5を設ける。一端が吸込口4に係止され、他端は電動工具15に接続されたホース6を設ける。吐出し口5には着脱自在に係止されたダストバッグ7を設け、前記ダストバッグ7に内蔵され、ファンケース3の吐出し口5に連結可能な取付け穴9を設け搬送された屑を集じんする袋体のペーパーフィルタ8を設ける。該ペーパーフィルタ8のほぼ中央には集じん用の取付け穴9を設け、一端10を固着し開口した他端部11付近にペーパーフィルタ8の長手方向12と直交するよう断面角形の芯部材13を配設する。芯部材13の断面形状は丸形、三角形、多角形でも良い。 【0014】 前記芯部材13を包むようにペーパーフィルター8の開口端部を折り返し、該折り返したペーパーフィルタ8の外側をはさみ込むよう弾性を有したほぼ断面C字形の閉塞部材14を着脱自在に設ける。 【0015】 このような構成とすることによって、目詰まりによりペーパーフィルタ8に過大な内部圧力が発生しても、閉塞部材14が弾性変形し、閉塞状態を維持するため、閉塞部材14が外れてしまうことを抑制することができる。 【0016】 なお、閉塞部材14は弾性を有したほぼ断面C字形形状をしているため、ペーパーフィルタ8に過大な内部圧力が発生した場合には、弾性変形し、保持力が大きくなるよう設定する。 【0017】 上記構成において、スイッチ16をONするとモータ1が回転し、回転軸に固着したファン2の回転により吸引力が発生して、電動工具15から発生した屑がホース6、ファンケース3の吸込口4、吐出し口5を介して、ダストバッグ7に内蔵された袋体のペーパーフィルタ8内に集じんされる。ペーパーフィルタ8内面全体が屑により目詰まりをすると、排気風が抜けないため屑の集じんができなくなる。そのときはダストバッグ7内のペーパーフィルタ8をファンケース3の吐出し口5から取外し、ペーパーフィルタ8の閉塞部材14を取外し他端部11を開口させ内部の屑を廃棄する。再利用できるペーパーフィルタ8は断面角形の芯部材13を包むように折り返し、ペーパーフィルタ8の外側をはさみ込むよう閉塞部材14を再度取付け、ダストバッグ7に内蔵しファンケース3の吐出し口5に取付け、電動工具15から発生する屑の集じんを行う。 【0018】 上記したようにペーパーフィルタ8の長手方向12と直交するよう断面丸形、あるいは角形の芯部材13を配設し、前記芯部材13を包むように1度折り返し、該折り返したペーパーフィルタ8の外側をはさみ込む弾性を有した閉塞部材14を着脱自在に構成させ、目詰まりによるペーパーフィルタ8の過大な内部圧力に対して、閉塞部材14を断面角形、あるいは丸形の芯部材13の最大直径付近まで弾性変形したときの保持力が大きくなるようにしたため、使用者が確実にかつ容易に閉塞部材14によるペーパーフィルタ8開口端部のセットができる。 【0019】 なお、閉塞部材14はペーパーフィルタ8に対して軸方向にスライドさせることで容易に着脱することができるものであるが、芯部材13の存在によってペーパーフィルタ8の長手方向に対しては移動が規制されるものである。ダストバッグ7内では閉塞部材14がペーパーフィルタ8に対して軸方向にスライドする力は発生し難く、作業中に閉塞部材14がペーパーフィルタ8から外れてしまうことを抑制することができるものである。 【0020】 なお、閉塞部材14の軸方向両端部付近の開口部が中央に向うに従って徐々に開口が小さく形状とすることによって、ペーパーフィルタ8に対して軸方向にスライドさせセットする作業を容易に行うことができるようになる。 【0021】 また前記他端部11の開口部を一端10の固着部にも開口部を設け、その両方にペーパーフィルタ8の長手方向12と直交するよう断面丸形、あるいは角形の芯部材13を配設し、前記芯部材13を包むように折り返し、該折り返したペーパーフィルタ8の外側をはさみ込む弾性を有した閉塞部材14をそれぞれに着脱自在に設ける構成でも、同様の効果を奏でることができる。 【0022】 また前記開口した他端部11付近をペーパーフィルタ8の長手方向12と直交するよう断面丸形、あるいは角形の芯部材13を任意位置に固着、あるいは係止させる構成でも、同様の効果を奏でることができる。 【0023】 さらにペーパーフィルタ8に芯部材13を追加するだけのため、安価に提供することができる等の効果を奏でることができる。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】本発明になるペーパーフィルタの斜視図である。 【図2】本発明になるペーパーフィルタの他端を開口した状態図である。 【図3】本発明になる集じん機の一実施形態を示す、一部断面を含む側面図である。 【図4】本発明になる集じん機の一実施形態を示す、斜視図である。 【図5】従来技術になる集じん機の一実施形態を示す電動工具との接続した図である。 【符号の説明】 【0025】 7はダストバッグ、8はペーパーフィルタ、9は取付け穴、12は長手方向、12は芯部材、14は閉塞部材である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005094 【氏名又は名称】日立工機株式会社 【住所又は居所】東京都港区港南二丁目15番1号
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| 【出願日】 |
平成16年6月8日(2004.6.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2005−348838(P2005−348838A) |
| 【公開日】 |
平成17年12月22日(2005.12.22) |
| 【出願番号】 |
特願2004−170586(P2004−170586) |
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