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【発明の名称】 食器洗浄機
【発明者】 【氏名】尾内 淳一
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

【氏名】福島 由也
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

【氏名】茂呂 政行
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

【要約】 【課題】貯湯タンクが加熱時に熱膨張等により変形しても、取付部に無理な応力がかからないように貯湯タンクを洗浄槽に取り付けることができる食器洗浄機を得ること。

【解決手段】水の加熱手段12を内部に備え、食器類の洗浄用温水または乾燥用温風を洗浄槽20に供給する貯湯タンク10をこの洗浄槽20に取り付けてなる食器洗浄機において、貯湯タンク10を帯状の保持部材36により抱持するように洗浄槽20に取り付けてなるものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水の加熱手段を内部に備え、食器類の洗浄用温水または乾燥用温風を洗浄槽に供給する貯湯タンクをこの洗浄槽に取り付けてなる食器洗浄機において、
前記貯湯タンクを帯状の保持部材により抱持するように前記洗浄槽に取り付けてなることを特徴とする食器洗浄機。
【請求項2】
前記帯状の保持部材が係合する溝状または段差形状の保持部を前記貯湯タンクに設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
【請求項3】
前記保持部材と前記貯湯タンクとの間に緩衝材を介在させたことを特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄機。
【請求項4】
前記貯湯タンクが樹脂製の外部タンクと金属製の内部タンクとからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食器洗浄機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、主に家庭用の食器洗浄機に関し、特に食器洗浄機の貯湯タンクの洗浄槽への取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、食器洗浄機において、食器類を洗浄する洗浄槽の内部や洗浄水の循環径路中にヒーター等の加熱手段を設けると、箸などの小物類が食器かごから落ちて焦げたりし、あるいは残滓物の混ざった洗浄水が加熱手段を通過することで乾燥時に異臭を発生するなどの問題があることなどから、洗浄水の加熱手段を有する加熱タンクすなわち貯湯タンクと、食器類の洗浄を行う洗浄槽とを別体に構成し、貯湯タンクを洗浄槽に直接固定したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特公平5−77409号公報(第2頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の貯湯タンクは洗浄槽にネジにより直接固定されているので、貯湯タンクの加熱時、高温となる貯湯タンクと常温の洗浄槽との温度差に基づく熱膨張により貯湯タンク側のネジ取付部間の取付間隔寸法が伸びるため大きなずれが発生する。このずれはネジにより拘束されているので、貯湯タンクの取付部には無理な応力がかかり、しかも熱膨張及び収縮の繰り返しによる熱疲労を生じることになるため、取付部がダメージを受けやすく劣化しやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、貯湯タンクが加熱時に熱膨張等により変形しても、取付部に無理な応力がかからないように貯湯タンクを洗浄槽に取り付けることができる食器洗浄機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る食器洗浄機は、水の加熱手段を内部に備え、食器類の洗浄用温水または乾燥用温風を洗浄槽に供給する貯湯タンクをこの洗浄槽に取り付けてなる食器洗浄機において、
前記貯湯タンクを帯状の保持部材により抱持するように前記洗浄槽に取り付けてなるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、貯湯タンクを帯状の保持部材により抱持するように洗浄槽に取り付けてなるものであるので、貯湯タンクが加熱時に熱膨張等により変形しても、貯湯タンクは間接的な固定のため、洗浄槽の取付部には無理な応力がかからず取付部の応力を著しく減少させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の貯湯タンクの正面図、図2は貯湯タンクの側面図、図3及び図4は貯湯タンクの内部構造を示す断面正面図及び断面側面図である。
この食器洗浄機は、図2に示すように、例えばキッチンシステムの流し台に組み込まれて引き出し式に出し入れできるように構成されたものであり、この食器洗浄機の洗浄槽20の正面に貯湯タンク10が以下に述べる取付構造により取り付けられている。なお、図2では、洗浄槽20は図示しない箱状の機体から引き出されている状態を示している。
【0009】
まず、図1、図2を参照して、貯湯タンク10の取付構造を説明する。この貯湯タンク10は縦置きの箱体状に形成されており、背面以外のタンク外面上に水平方向に上下2つのリブ31を設けて溝状の保持部32が形成されている。
一方、この貯湯タンク10が取り付けられる洗浄槽20の取付面には、複数(この例では、左右上下計4個)のネジ取付部33と貯湯タンク10の背面に当接する複数の突起34が設けられている。ネジ取付部33にはネジ35を螺着するためのネジ部(図示せず)が形成されている。
【0010】
そして、貯湯タンク10の取付にあたっては、貯湯タンク10の背面を突起34に当接し、鍔付きのコ字状に形成された帯状の保持部材36を上記溝状の保持部32に係合して、両端部の取付片36aをネジ35によりネジ取付部33に固定する。これによって、貯湯タンク10は帯状の保持部材35を介して洗浄槽20の取付面に抱持される状態で支持固定される。なお、保持部材35の材質は特に限定されるものではなく、金属あるいは合成樹脂のいずれでもよい。
【0011】
次に、図3、図4を参照して、上記貯湯タンク10の内部構造及び付属装置の構成を説明する。貯湯タンク10の箱体状の本体部分は、例えばポリプロピレン、エポキシ樹脂、ABS樹脂等からなる樹脂製の外部タンク1と、例えばステンレス、アルミニウム、銅等からなる金属製の内部タンク2とから構成されている。樹脂製の外部タンク1は隔壁3により2つのエリアに区画され、一方の貯湯エリア4aに金属製の内部タンク2が遊嵌するごとくゆるく収められている。他方のエリアは後述のように給湯または送風のための給湯/送風エリア4bとなっている。また、樹脂製の外部タンク1には、上述のリブ31及び溝状の保持部32が形成されている。
さらに、樹脂製の外部タンク1の上部開口部は、蓋5をシール部材6を介して蓋固定手段7により取り付けて気密に密閉する構成となっている。この蓋固定手段7は、図4に示すように、半割状に形成された1組の蓋固定具7a、7bを蓋5及び外部タンク1に突設した突起7c、7dに穴7e、7fをそれぞれ引っ掛け係合させてネジ7gで締め付けることにより、蓋5を外部タンク1の上端部に固定するものである。
【0012】
上記貯湯タンク10は、金属製の内部タンク2に給水するための給水手段11、給水された水を加熱するための加熱手段12、洗浄槽20に食器洗浄用の温水を供給するための給湯手段13、洗浄槽20に食器乾燥用の温風を送風するための送風手段14、内部タンク2内の水の設定水位100を検出するための水位検知手段15、内部タンク2内の水の温度を検出するための温度検知手段16、及び安全策としての温度過昇防止手段17を備えている。以下、これらの各手段についてさらに詳細に説明する。
【0013】
給水手段11は、水道管に接続された給水管111を例えば電磁弁からなる給水弁112を介して上記外部タンク1の蓋5に接続する構成となっている。
【0014】
加熱手段12は、例えばシーズヒーターからなるものであり、ヒーター121は蓋5に取り付けられ、発熱部122は設定水位100以下となるように設置される。したがって、ヒーター121の取付部123は水没しない構成となっている。
【0015】
給湯手段13は、樹脂製の外部タンク1の底部に設けられた取水口131と上記給湯/送風エリア4b上に対応する位置において蓋5に設けられた送水口132とを給湯ポンプ133を介して接続する給湯管134と、給湯/送風エリア4bの底部に設けられた取出口135と洗浄槽20とを接続する給湯/送風管136とから構成されている。また、金属製の内部タンク2の底部にも取水口131に連通する穴137が設けられている。なお、外部タンク1、内部タンク2の底面はそれぞれの取水口131、穴137に向けて傾斜するように形成されている。
【0016】
送風手段14は、蓋5上に設置され、貯湯タンク10内部に送風する送風機141により構成されている。温風は蓋5と隔壁3の間の隙間を通って給湯/送風エリア4bに入り、その底部に接続された給湯/送風管136を通じて洗浄槽20内に送風される。
このように、給湯/送風エリア4bを介して給湯手段13及び送風手段14が洗浄槽20に通じるように設けられている。
【0017】
水位検知手段15は、例えばフロート式のリードスイッチからなる水位センサを備えたものであり、磁気反応素子(図示せず)を内蔵し蓋5より垂設された逆T字状の浮子ガイド部材151と、磁石(図示せず)を内蔵し浮子ガイド部材151に遊嵌された浮子152とから構成されている。浮子152に内蔵された磁石が浮子ガイド部材151に内蔵された磁気反応素子と同一レベルになったときに、設定水位100を検出するようになっている。
【0018】
温度検知手段16は、例えば蓋5より垂設された棒状部材161の先端部(下端部)にサーミスタ等の温度センサ(図示せず)を内蔵したものである。
【0019】
温度過昇防止手段17は、例えばヒーター121の上部に取り付けられた温度ヒューズ171により構成されている。貯湯タンク10内の水温の異常温度は、まず、温度検知手段16により検出するが、それ以上に温度が上昇したときには温度ヒューズ171が溶断することで食器洗浄機の運転を停止させることにしている。万が一の安全対策として温度過昇防止手段17が設けられている。
【0020】
図2に一部を示した洗浄槽20は、その構成要素の図示は省略するが、食器類を載置する食器かご、食器類に向けて洗浄用温水を噴射する洗浄ノズル、湯だまり部の洗浄用温水を洗浄ノズルから噴射させる洗浄ポンプ、洗浄後の処理水を機外に排出する排水管、排水ポンプ等の排水手段などを備えている。なお、前述の給湯/送風管136の一端は、この例では図2に示すように、洗浄槽20の前面側の壁面に接続されており、貯湯タンク10の洗浄用温水は洗浄槽20の前面壁に設けられた接続口(図示せず)から給湯され、内部の湯だまり部に所定量の温水が溜まるようになっている。そして、この湯だまり部に溜められた洗浄用温水を洗浄手段の洗浄ポンプで洗浄ノズルに圧送し噴射させることにより食器類の洗浄及びすすぎ洗いを行う。
【0021】
ここで、この食器洗浄機の動作を説明する。食器類は、洗浄工程、すすぎ工程、及び乾燥工程を経て洗浄を終了するが、その前に、貯湯タンク10に所定温度の洗浄用温水を貯める貯湯工程がある。
【0022】
(1)貯湯工程
食器類の洗浄を実施する前の準備段階として貯湯工程が実施される。貯湯工程では、まず、貯湯タンク10に給水を開始する。すなわち、給水弁112を開いて水道水を給水管111を通して貯湯タンク10上部の蓋5より注水する。金属製の内部タンク2内の水位が上がり、設定水位100になると、水位検知手段12が作動し電磁弁からなる給水弁112を閉じる。したがって、水位検知手段12によって常に一定量の洗浄水を内部タンク2に貯留することができる。
次に、蓋5に取り付けられ、内部タンク2内に挿入された加熱手段12のヒーター121により、内部タンク2内の水を高温(例えば、80℃)に加熱する。水の温度は温度検知手段16によって検知することができる。また、ヒーター121の通電をオン・オフ制御することで水温を所定の温度範囲に保つことができる。
以上により、貯湯タンク10に所定温度の洗浄用温水を貯める貯湯工程が終了する。
【0023】
(2)洗浄工程
食器類の洗浄にあたって、まず、貯湯タンク10内の洗浄用温水を給湯ポンプ133により内部タンク2の穴137及び外部タンク1の取水口131から抜き取り、給湯管134を通して樹脂製の外部タンク1の給湯/送風エリア4bに送入する。すると、洗浄用温水は給湯/送風エリア4bの底部に設けられた取出口135より給湯/送風管136を自然流下して洗浄槽20内に入り、図示しない湯だまり部に溜められる。所定量の温水が溜まったとき給湯ポンプ133の運転を停止し、ついで図示しない洗浄ポンプを作動して上記のように洗浄ノズルから洗浄用温水を噴射させて食器類の(本)洗浄を行う。
【0024】
(3)すすぎ工程
上記の洗浄工程が終わると次にすすぎ工程に移行する。すすぎ工程では、一旦洗浄後の水を排水ポンプ(図示せず)で湯だまり部から機外に排出する。排水後、再び上記のように貯湯タンク10から湯だまり部に洗浄用温水を送り、その後、洗浄ポンプで洗浄ノズルから噴射させて食器類のすすぎ洗いを行う。すすぎ洗いは少なくとも1回、あるいは貯湯タンク10内の洗浄用温水がなくなるまで複数回行う。すすぎ洗い後はすすぎに使った水を排水ポンプで排出する。また、貯湯タンク10内の洗浄用温水を全部機外に排水する。なお、排水ポンプは洗浄ポンプで兼用することもある。
【0025】
なお、貯湯タンク10内の一定の湯量を洗浄とすすぎ洗いに小分けして使う場合と、それぞれの工程で全部を使い切る場合とがあり、いずれの場合でもよい。但し、後者の場合には、洗浄を行っている間に、すすぎ用の水を再度貯湯タンク10に供給して貯め、所定の湯温に加熱するものである。すすぎ用の温度は洗浄用の温度と変更することができる。
【0026】
(4)乾燥工程
上記のすすぎ工程が終わると次に乾燥工程に移行する。乾燥工程では、貯湯タンク10を空にし、ヒーター121への通電量を低くして温度を下げ、送風機141により蓋5から貯湯タンク10内に送風を開始する。ヒーター121により暖められた温風は蓋5と隔壁3の間の隙間を通り上記給湯/送風エリア4bに入る。すると、温風は給湯/送風エリア4bの底部に設けられた取出口135より給湯/送風管136を通って洗浄槽20内に入り、食器間の隙間を下方から上方へ通過したのち洗浄槽20外へ排出される。このように、貯湯タンク10内で適温に暖められた温風を所定時間洗浄槽20内に送入することによって、すすぎ洗い後の食器類を短時間に乾燥させることができる。
以上により、食器類の(本)洗浄、すすぎ洗い、及び乾燥が終了する。
【0027】
本実施の形態1によれば、上述したように、貯湯タンク10を帯状の保持部材36により洗浄槽20に抱持するように取り付ける構成となっているので、貯湯タンク10は帯状の保持部材36によって間接的に洗浄槽20に固定されることになる。そのため、加熱時、貯湯タンク10が熱膨張により変形しても、ネジ取付部33に貯湯タンク10と洗浄槽20との温度差による相対的な変位をほとんど生じさせない。しかも、貯湯タンク10は帯状の保持部材36が伸びることにより自由に熱変形が可能である。したがって、洗浄槽20のネジ取付部33には帯状の保持部材36を通して主に引張応力のみが作用し、従来のように貯湯タンク10の直接的な固定と異なり大きな曲げ応力が働かないため、ネジ取付部33の応力を著しく減少させることができるので、ネジ取付部33の劣化を防ぐことができる。その結果として、貯湯タンク10及び洗浄槽20の寿命を延ばすことが可能となる。
【0028】
特に本実施の形態1のように、貯湯タンク10の外部タンク1が樹脂製の場合、線膨張率が金属に比べて大きいので、上述のような帯状の保持部材36による貯湯タンク10の取付構造がよく適している。因みに、ポリプロピレンの線膨張率を0.0000875(1/℃)、外部タンク1の温度を60℃、洗浄槽20の温度を20℃、図1において左右のネジ取付部33の取付間隔寸法Lを290mmとした場合、40℃の温度差では常温時のL寸法に対して加熱時には1mm強のずれが発生する。このようなずれは、直接的な固定ではきわめて大きな応力(繰り返し曲げ応力を含む)がネジ取付部にかかることになるが、本実施の形態1のように、帯状の保持部材36による間接的な固定とすることで、このような大きな応力はネジ取付部33に発生しないことになる。
【0029】
また、帯状の保持部材36を溝状の保持部32に係合させることにより、熱膨張及び収縮が繰り返し行われても、貯湯タンク10をその位置に確実に保持することができ、ずり落ちを防止することができる。
さらにまた、貯湯タンク10を樹脂製の外部タンク1と金属製の内部タンク2とから構成することにより、外部タンク1の温度上昇を抑えることができるので、ネジ取付部33の応力をさらに減少させることが可能となる。
【0030】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2による食器洗浄機の貯湯タンクの正面図で、その取付構造を一部断面で示している。また、図6は貯湯タンクの側面図で、同じくその取付構造を一部断面で示している。貯湯タンク10の内部構造は図3及び図4に示したとおりである。
本実施の形態2では、帯状の保持部材36と貯湯タンク10との間に緩衝材37を介在させたものである。緩衝材37は、例えばウレタンゴムのように弾力性、柔軟性のあるゴム系の材料を用いることが好ましい。
このような、弾力性、柔軟性を持つ緩衝材37を介して帯状の保持部材36により貯湯タンク10の溝状の保持部32を抱持してこの貯湯タンク10を洗浄槽20に取り付ける。その他の構成は実施の形態1と同じである。
【0031】
したがって、本実施の形態2によれば、緩衝材37を介して帯状の保持部材36により貯湯タンク10を洗浄槽20に取り付けるものであるので、加熱時における貯湯タンク10の熱変形を緩衝材37により吸収することができ、これによって、帯状の保持部材36に対して上記熱変形による力の伝達を軽減できるため、ネジ取付部33の応力をさらに減少させることが可能となる。そのため、実施の形態1のものよりも効果が大きい。
【0032】
実施の形態3.
図示は省略するが、貯湯タンク10を、樹脂製の外部タンク1と金属製の内部タンク2との間に断熱材または空気層を設けた構成とすることもできる。
このような構成とすることで、樹脂製の外部タンク1の温度上昇を抑えることができるので、ネジ取付部33の応力の更なる軽減を図ることが可能となる。
また、帯状の保持部材36が係合する保持部32はリブ31による溝状のもので説明したが、この保持部32は帯状の保持部材36を係合させることにより、貯湯タンク10のずり落ちを防止するためのものであるから、保持部32は溝状に限らず、段差形状のものでもよく、あるいは段付きのテーパ状としてもよい。あるいは、突起と穴の係合によるものであってもよい。また、リブ等による溝状または段差形状の保持部32は、貯湯タンク10もしくは樹脂製の外部タンク1の前面のみ、あるいは両側面のみに設けてもよい。
【0033】
以上に述べた各実施の形態の食器洗浄機は、流し台の下方に組み込まれ食器類を引き出し式に出し入れして使用する引き出し方式のものについて説明したが、本発明はこれに限らず、流し台上に置いて使用される卓上式や、同じ組み込み式であっても流し台に設けられた蓋を上下に開閉して使用するトップオープン式と称されるものについても同様に適用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態1による食器洗浄機の貯湯タンクの正面図。
【図2】図1の貯湯タンクの側面図。
【図3】図1の貯湯タンクの断面正面図。
【図4】図1の貯湯タンクの断面側面図。
【図5】本発明の実施の形態2による食器洗浄機の貯湯タンクの正面図。
【図6】図5の貯湯タンクの側面図。
【符号の説明】
【0035】
1 外部タンク、2 内部タンク、3 隔壁、4a 貯湯エリア、4b 給湯/送風エリア、5 蓋、5a 挿入部、6 シール部材、7 蓋固定手段、7a、7b 蓋固定具、7c、7d 突起、7e、7f 穴、7g ネジ、10 貯湯タンク、11 給水手段、12 加熱手段、13 給湯手段、14 送風手段、15 水位検知手段、16 温度検知手段、17 温度過昇防止手段、20 洗浄槽、31 リブ、32 保持部、33 ネジ取付部、34 突起、35 ネジ、36 保持部材、36a 取付片、37 緩衝材、100 設定水位、111 給水管、112 給水弁、121 ヒーター、122 発熱部、123 取付部、131 取水口、132 送水口、133 給湯ポンプ、134 給湯管、135 取出口、136 給湯/送風管、137 穴、141 送風機、151 浮子ガイド部材、152 浮子、161 棒状部材、162 温度検出部、171 温度ヒューズ。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
【識別番号】000176866
【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
【住所又は居所】埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1
【出願日】 平成16年5月25日(2004.5.25)
【代理人】 【識別番号】100085198
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 久夫

【識別番号】100098604
【弁理士】
【氏名又は名称】安島 清

【識別番号】100061273
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 宗治

【識別番号】100070563
【弁理士】
【氏名又は名称】大村 昇

【識別番号】100087620
【弁理士】
【氏名又は名称】高梨 範夫

【公開番号】 特開2005−334161(P2005−334161A)
【公開日】 平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願番号】 特願2004−155152(P2004−155152)