| 【発明の名称】 |
洗浄シート |
| 【発明者】 |
【氏名】北野 文一 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南本町4丁目2番4号 モリト株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】超極細繊維の布材に間隙を設けて水分の補給をよくして摩擦係数を低くして布材の滑りをよくし、化粧が施されている場合は、皮脂やメイクの汚れを落としたり、入浴時の身体の洗浄に水分を補給し易くして布材が滑りやすく、且つ洗剤などの吸収をよくして自動車ボデー、ガラス、鏡なども傷をつけないで磨くことが出来る洗浄シートの提供を課題とする。
【解決手段】ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、編織組織で超極細繊維の布材(5)の全面又は部分的に間隙(1)を形成したことを特徴とする洗浄シートの構成。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、編織組織で超極細繊維の布材(5)の全面又は部分的に間隙(1)を形成したことを特徴とする洗浄シート。 【請求項2】 ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、超極細繊維の平織組織で超極細繊維の布材(5)の全面又は部分的に貫通穴(2)又はスリット(3)を形成した洗浄シート。 【請求項3】 ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、超極細糸で編みレース地(6)で透かし目(4)の有るレース柄に形成した洗浄シート。 【請求項4】 ウレタンスポンジなどの吸水材(7)の両面又は片面に超極細繊維の布材(5)を貼り合わせ、該布材(5)の全面又は部分的に貫通穴(2)又はスリット(3)を形成したことを特徴とする洗浄シート。 【請求項5】 超極細繊維の布材(5)又はレース地(6)を袋状(8)にして、内部にウレタンスポンジなどの吸水材(7)を挿入したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の洗浄シート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】 本発明は、超極細繊維の布材に間隙を設けて水分の補給をよくして摩擦係数を低くして布材の滑りをよくし、皮膚及び身体の汚れ、皮脂等を落とす為の洗浄シート或いは自動車ボデー、ガラス、鏡などを磨く洗浄シートに関するもので、詳しくは化粧が施されている場合は、皮脂やメイクの汚れを落としたり、入浴時の身体の洗浄に水分を補給し易くして皮膚に対し摩擦係数を少なくして滑りやすく、且つ洗剤などの吸収をよくして自動車ボデー、ガラス、鏡などを傷をつけないで磨くことが出来る洗浄用シートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、実公平6−109167号に係る考案、即ち、ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらの混紡などして、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織により形成した洗浄用布材からなる洗浄用具。 或いは前記洗浄用布材にウレタン等製基材を上面又は下面に対し重合貼着した洗浄用具が公知である。 【0003】 【特許文献1】 実公平6−8790号公報(第2頁第3欄第35行ないし同第45行) 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 上記の特許文献1の超極細糸を用いて編織により形成した洗浄用布材からなる洗浄用具は、洗顔に際して水を補給しても直ぐ放出してしまい保水性が乏しく、摩擦係数が高くて布材の滑りが悪く、洗顔などに使用すると布材が引っ掛かることがあり、身体洗浄時には摩擦係数が大きくて滑りが悪くて使用しがたい性質を有する。 又超極細繊維の布材の表面または裏面にウレタンスポンジを重合貼着したものは水分を与えても直ぐ布材側の水分はウレタンスポンジ側に移行して布材側の水分を取ってしまうので、補給性がなく超極細繊維の布材側のすべりが悪い等の欠点を解決することを課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するため本発明の請求項1は、ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、編織組織で超極細繊維の布材(5)の全面又は部分的に間隙(1)を形成した洗浄シートを提供するものである。 【0006】 請求項2においてはポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、平織組織で超極細繊維の布材(5)の全部又は部分的に貫通穴(2)又はスリット(3)を形成した皮膚洗浄用シートを提供するものである。 【0007】 請求項3のポリエステル、アクリル、ナイロンなどの合成繊維、又はパイナップルの葉、乳酸菌が産出するセルロース繊維等の天然繊維、若しくはこれらと混紡して、且つ1デニール以下の超極細糸を用いて編織した超極細繊維により形成した洗浄シートにおいて、超極細糸でレース地(6)の透かし目(4)のあるレース柄に形成した洗浄シートを提供するものである。 【0008】 請求項4はウレタンスポンジなどの吸水材(7)の両面又は片面に超極細繊維の布材(5)を貼り合わせ、該布材(5)の全面又は部分的に貫通穴(2)又はスリット(3)を形成した洗浄シートを提供するものである。 【0009】 請求項5は請求項1、2又は3記載の超極細繊維の布材(5)を袋状(8)にして、内部にウレタンスポンジなどの吸水材(7)を挿入した洗浄シートを提供するものである。 【0010】 【発明の効果】 本発明によれば、請求項1に記載の超極細繊維の編織組織で全体又は部分的に網目を形成したしたことにより、該布材(5)の間隙(1)に適度の水分を補給させて摩擦係数を減らし、洗顔時に布材側の引っ掛かりが少なくなり、滑りが良好となり洗剤を塗布した場合にもタッチが滑らかになり、身体を洗う場合にも布材(5)の摩擦係数が緩和されて良好な洗浄シートが提供できる。 又、超極細繊維の布材(5)に部分的に間隙(1)が形成されていると、洗顔などにおいて局所的に摩擦係数が高い所、或いは摩擦係数の低い所と、使用する場所に応じて1枚の布材(5)を使い分けて使用することが出来る。 【0011】 請求項2に記載の平織組織で超極細繊維の布材(5)の全部又は部分的に小さい貫通穴(2)又は細いスリット(3)を形成して、該貫通穴(2)又はスリット(3)に水分を補給させて摩擦係数を低減させることにより洗顔時に布材側に引っ掛かりがなくなり、滑りが良好となり洗剤を塗布した場合にもタッチが滑らかとなり身体を洗う場合にも布材(5)の摩擦係数が緩和されて良好な洗浄シートが提供できる。 布材(5)の全体又は部分的に網目を形成したしたことにより、該布材の網目に適度の水分を補給させて摩擦係数を減らし、洗顔時に布材側の引っ掛かりが少なくなり、滑りが良好となり洗剤を塗布した場合にもタッチが滑らかになり、身体を洗う場合にも布材(5)の摩擦係数が緩和されて良好な洗浄シートが提供できる。 【0012】 請求項3に記載の超極細糸でレース地(6)の透かし目(4)のあるレース柄に形成したレース地(6)に水分を補給すれば摩擦係数が緩和されレース地側の引っ掛かりがなくなり、滑りが良好な洗浄シートが提供できる。 【0013】 請求項4に記載の請求項1、2又は3記載の極細繊維にウレタンスポンジなどの吸水材(7)の両面又は片面に、超極細繊維の布材(5)の全面又は部分的に貫通穴(2)又はスリット(3)を形成したものを貼り合わせたので、ウレタンスポンジ等の吸水材(7)側に含む水分と超極細繊維の布材(5)側で水分の補給が良好となり、補給と放出を繰り返し摩擦係数を低減し、超極細繊維の布材(5)とウレタンスポンジなどの吸水材(7)との水分の流通が良好で、水分の補給、放出が容易となり、布材(5)側の水分の補給が調整されて布材(5)側の引っ掛かりがなくなり、滑りが良くなり使用ごこちの良い洗浄シートが提供できる。 【0014】 請求項5に記載の超極細繊維の布材(5)又はレース地(6)を袋状(8)にして、内部にウレタンスポンジなどの吸水材(7)を挿入したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の洗浄シートにより、ウレタンスポンジ等の吸水材(7)側に含む水分と超極細繊維の布材(5)側で水分の補給が良好となり、補給と放出を繰り返し摩擦係数を低減し、超極細繊維の布材(5)とウレタンスポンジなどの吸水材(7)との水分の流通を良くして水分の補給、放出が容易となり、布材面の水分の補給が調整されて布材面の引っ掛かりがなくなり、滑りが良くなり使用ごこちの良い洗浄シートが提供できる。 【0015】 【発明の実施の形態及び実施例】 図1は本発明に係る超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る平織の部分拡大説明図、図2は超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る綾織の部分拡大説明図、図3は超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る朱子織の部分拡大説明図、図4は本発明に係る平織組織で超極細繊維の布材の全面に貫通穴(2)を形成した一部拡大説明平面図、図5は本発明の実施例に係る平織組織の超極細繊維の部分的にスリット(3)を形成した一部拡大説明平面図、図6は本発明の実施例に係る極細繊維でレース地(6)に形成した説明的平面図、図7は本発明の実施例に係る全面に貫通穴(2)を有する極細繊維の布材(5)にウレタンスポンジ吸水材(7)を表面に貼着した拡大説明断面図、図8は本発明の実施例に係る全面に貫通穴(2)を有する極細繊維の布材(5)を袋状(8)にして内部にウレタンスポンジ吸水材(7)を挿入した拡大説明断面図である。 【0016】 図1は超極細糸の平織組織で超極細繊維の布材の全体に間隙(1)を形成したものであり、図2は超極細糸の綾織組織で超極細繊維の布材の全体に間隙(1)を形成したものであり、図3は超極細糸の綾織組織で経糸と緯糸で織物表面の組織点がとびとびに入り織物の片面に経糸または緯糸のどちらかの一方が一面に長く浮いて布面を覆い、間隙のある組織点が隠れて表面が滑らかな特徴を有するものである。 そして極細繊維は摩擦係数が高く、滑りが悪いが布材(5)の全面又は部分的に間隙(1)、貫通穴(2)、スリット(3)を形成して、水分を補給してやれば摩擦係数が緩和されて滑りが良好となり、洗浄時に引っ掛かりがなくなり、皮膚とのすべりが良好となる。 又、超極細繊維の糸の断面が多角形状を呈しているので、ソフトエッジ作用により汚れのそぎ落とし、汚れを効果的に落とすことができ、また、超極細繊維に間隙(1)、貫通穴(2)、スリット(3)を全面又は部分的に形成して、繊維間の水分の補給と放出をよくし、之にウレタンスポンジの吸水材(7)の表面又は裏面に貼り付け、或いは布材(5)又はレース地(6)を袋状(8)にして内部にウレタンスポンジの吸水材(7)を挿入して補給性を高めたので、滑りが良くなり布材(5)またはレース地(6)の引っ掛かりがなくなり、洗剤などを付けないでも滑らかにメイクを落とし、皮膚に対する汚れを落すことができる。 又、ポリエステル超極細繊維は糸が細いのでレース編みのものは生地が薄くなり滑りはあまりよくないが、水分を補給して調整すれば滑りは良好となる。 図4は平織繊維の布材(5)の全面に0.5mm〜1mmの貫通穴(2)を形成したものであり、図5は平織繊維の布材(5)の部分的に幅1mm長さ0.5mm〜1mmのスリット(3)を形成したものである。 【0017】 また、ポリエステル超極細繊維の布材(5)に間隙(1)、貫通穴(2)、スリット(3)を全面又は部分的に形成し、水分を補給させて、摩擦係数を低減してやれば布材(5)の滑りがよくなり皮膚を傷めることがなく入浴時に身体を洗う場合、肌触りがよく皮膚を傷めることがない。 【0018】 本発明に使用する繊維緯度が1デニール以下でポリエステル糸の超極細繊維は摩擦係数が大きく、その布材(5)に間隙(1)、貫通穴(2)、スリット(3)を部分的に形成して水分を補給させることにより、摩擦係数の高い部分と低い部分が出来、これを利用して摩擦係数を高めて使用したい場合、例えば、布材(5)の貫通穴(2)が少ない箇所を使用し、或いは摩擦係数を下げて使用した場合、例えば、貫通穴(2)の多い箇所を使用すれば、布材の滑りが良く洗浄したい場所に応じて布材(5)を選択的に使用できるものである。 また、ウレタンスポンジの表面側には貫通穴(2)を部分的に形成して、裏面側に全面的に貫通穴(2)を形成すれば、用途に応じて布材(5)を使い分けて使用することができる。 【0019】 更にポリエステル糸の超極細繊維を使用した布材は摩擦係数が大きく滑りが悪いが、その布材(5)に間隙(1)、貫通穴(2)、スリット(3)を全体的又は部分的に形成して水分を補給させることにより、摩擦係数の高い部分と低い部分とが形成され、これを利用して摩擦係数を高めた布材(5)を使用して自動車のボデー、ガラス、鏡を部分的に磨いたり、摩擦係数を下げて自動車のボデー、ガラス、鏡の全体を磨く布材(5)として使用すれば、全体又は部分的に選択して使用することが出来るものである。 【0020】 【図面の簡単な説明】 【図1】は本発明に係る超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る平織の部分拡大説明図である。 【図2】は超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る綾織の部分拡大説明図である。 【図3】は超極細繊維の布材の全体に間隙(1)の有る朱子織の部分拡大説明図である。 【図4】は本発明に係る平織組織で超極細繊維の布材の全面に貫通穴(2)を形成した一部拡大説明平面図である。 【図5】は本発明の実施例に係る平織組織の超極細繊維の部分的にスリット(3)を形成した一部拡大説明平面図である。 【図6】は本発明の実施例に係る極細繊維でレース地(6)に形成した説明的平面図である。 【図7】は本発明の実施例に係る全面に貫通穴(2)を有する極細繊維の布材(5)にウレタンスポンジ吸水材(7)を表面に貼着した拡大説明断面図である。 【図8】は本発明の実施例に係る全面に貫通穴(2)を有する極細繊維の布材(5)を袋状(8)にして内部にウレタンスポンジ吸水材(7)を挿入した拡大説明断面図である。 【符号の説明】 (1) 間隙 (2) 貫通穴 (3) スリット (4) 透かし目 (5) 布材 (6) レース地 (7) 吸水材
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| 【出願人】 |
【識別番号】000114606 【氏名又は名称】モリト株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南本町4丁目2番4号
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| 【出願日】 |
平成15年7月11日(2003.7.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070507 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 俊男
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| 【公開番号】 |
特開2005−27843(P2005−27843A) |
| 【公開日】 |
平成17年2月3日(2005.2.3) |
| 【出願番号】 |
特願2003−195698(P2003−195698) |
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