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【発明の名称】 ガラスボウル洗面カウンター
【発明者】 【氏名】有松 雅人
【住所又は居所】千葉県茂原市本納字富士見台3210番1 東陶ハイリビング株式会社内

【氏名】野上 和弘
【住所又は居所】福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東陶機器株式会社内

【氏名】三浦 剛
【住所又は居所】福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東陶機器株式会社内

【氏名】大平 直美
【住所又は居所】福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東陶機器株式会社内

【要約】 【課題】取り付け時にガラスボウルを割る恐れがなく、かつ簡便にガラスボウルを取り付け,取り外しが可能となるガラスボウル洗面カウンターである。

【解決手段】本発明では、ガラスボウルと、前記ガラスボウルを取り付けるカウンターとを備えるガラスボウル洗面カウンターにおいて、前記カウンターへのカウンター側事前取り付け部と、前記ガラスボウルのボウル側事前取り付け部と、前記カウンターへ前記ボウル側事前取り付け部を固定する固定部と、を備えることを特徴とするガラスボウル洗面カウンター、
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラスボウルと、前記ガラスボウルを取り付けるカウンターとを備えるガラスボウル洗面カウンターにおいて、前記カウンターへのカウンター側事前取り付け部と、前記ガラスボウルのボウル側事前取り付け部と、前記カウンターへ前記ボウル側事前取り付け部を固定する固定部と、を備えることを特徴とするガラスボウル洗面カウンター。
【請求項2】
前記ガラスボウル内面から挿入される排水ヘッドに第1切り欠き部を備え、前記ガラスボウル外面に位置する前記ボウル側事前取り付け部に第2切り欠き部を備え、前記第1および第2切り欠き部に設置される回動防止部を備えることを特徴とする請求項1記載のガラスボウル洗面カウンター。
【請求項3】
前記ガラスボウル外面に備えられる前記ボウル側事前取り付け部の外面当接部に環状弾性体を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のガラスボウル洗面カウンター。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスボウルと、前記ガラスボウルを取り付けるカウンターとを備えるガラスボウル洗面カウンターに係り、特にガラスボウルの取り付けおよび取り外しに好適なガラスボウル洗面カウンターに関する発明である。
【背景技術】
【0002】
従来のガラスボウル洗面カウンターは、カウンターを介して排水金具を下方より締め付けている。(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合、締め付けすぎるとガラスボウルを割ってしまう恐れなどの問題があった。また取り外しにも時間を要すると共にガラスボウルの側面を周方向に触ることでガラスボウルが回転し不用意に外れる恐れも生じていた。
【0003】
【特許文献1】特開2002−479号公報(第3頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、取り付け時にガラスボウルを割る恐れがなく、かつ簡便にガラスボウルを取り付け,取り外しが可能となるガラスボウル洗面カウンターである。
なお本発明においてガラスボウルは、通常のガラスでできたボウルは当然のこと、衛生設備などに用いられる陶器、天然石、ステンレス、またはアクリル、エポキシ、ポリエステルなどの人工大理石も含んでいる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、
ガラスボウルと、前記ガラスボウルを取り付けるカウンターとを備えるガラスボウル洗面カウンターにおいて、前記カウンターへのカウンター側事前取り付け部と、前記ガラスボウルのボウル側事前取り付け部と、前記カウンターへ前記ボウル側事前取り付け部を固定する固定部と、を備えることを特徴とするガラスボウル洗面カウンターを提供する。
よって、ガラスボウルをカウンターに取り付ける際にガラスボウル自体に締め付けなどによる異常な負荷が伝わる恐れがない。
したがって、ガラスボウル自体の取り付け時の破壊する確率が極めて低くなる。またさらにガラスボウルの着脱の際に外部の配管をはずすことなくガラスボウルのみをはずすことができるので作業が格段に簡素化され便利になる。
【0006】
また、請求項2記載の発明のよれば、
前記ガラスボウル内面から挿入される排水ヘッドに第1切り欠き部を備え、前記ガラスボウル外面に位置する前記ボウル側事前取り付け部に第2切り欠き部を備え、前記第1および第2切り欠き部に設置される回動防止部を備えることを特徴とする請求項1記載のガラスボウル洗面カウンターを提供する。
よって、ボウル側事前取り付け部と排水ヘッドが回転することがなくなるため、排水ヘッドが回動して外れたり緩んだりすることが防止できる。
したがって、漏水防止になり使い勝手が向上する。
【0007】
また、請求項3記載の発明のよれば、
前記ガラスボウル外面に備えられる前記ボウル側事前取り付け部の外面当接部に環状弾性体を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のガラスボウル洗面カウンターを提供する。
よってガラスボウル外面に環状弾性体の接線部のみが触れることとなる。
したがって、ガラスボウルにクッションもたせ衝撃から割れることを防ぐ。シート状が一般的であるが、カビの生える範囲が広くなり、外観が悪くなる。取替えの際ガラスボウルに固着し取れにくくなるといった不具合を防ぐ。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガラスボウル取り付け時にガラスボウルを破壊する恐れがなくなり、かつガラスボウル自体の取り付け,取り外しが容易になるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
ここで本発明における実施例について以下に示す。
【実施例】
【0010】
図1は本発明の第1実施例のガラスボウル洗面カウンターの概略図を示す。図2はカウンターへのガラスボウル取り付け手順を示す説明図である。
【0011】
図1に示すガラスボウル洗面カウンター90は、カウンター10の左右へ四角形状のフレーム1を備えており、カウンター10のほぼ中央上部にはガラスボウル30、奥側端部には前記ガラスボウル30へ向けて吐水する水栓金具2を備えている。
水栓金具2の上部の操作部を上下すると、前記ガラスボウル30に向けて水栓金具2の先端にある吐水口より吐水するようになっている。また操作部を左右にすると吐水される水の温度を調整することができる。
【0012】
次に図2を用いガラスボウルのカウンターへの取り付けについて説明する。なお図中点線で囲んでいる手順は工場出荷時に行われる作業である。
まず現場での施工手順について説明する。
図示しないフレーム上に設置されたカウンター10には、ほぼ中央に取り付け穴11、その周りにネジ穴12を4箇所および隅に水栓取り付け穴13が設けられている。
取り付け穴11の上部にゴムパッキン22を設置し、さらに排水本体21を設置する。その後カウンター10の裏側に突出した排水本体21にはめ込む形で平パッキン23、スリップワッシャー24、排水本体固定ナット25が設けられる。ここで本実施例では、排水本体21、ゴムパッキン22、平パッキン23、スリップワッシャー24、排水本体固定ナット25がカウンター側事前取り付け部70である。
次にあらかじめ工場出荷時にボウル側事前取り付け部60が備えられたガラスボウル30を排水本体21上にセットする。
セット後、固定部となるネジ26により後述するボウル側事前取り付け部60の一部である台座48をカウンター10を介して固定する。
よって現場ではガラスボウル取り付け時には、カウンター側事前取り付け部70の取り付け後、ネジ26を4箇所のみでガラスボウル30をカウンター上へ取り付けることが可能となる。
したがって、ガラスボウル30を取り外す際にはネジ26をはずすのみであり、カウンター10の下方にある外部排水管80などには一切手を加える必要がなく、大変簡便にガラスボウルの取り付け取り外しが可能となる。
【0013】
次に工場出荷前の作業について説明する。
ガラスボウル30のボウル穴33には、内面31側より目皿41、排水ヘッド42、ゴムパッキン43が設置され、ボウル穴33より突出する排水ヘッド42部分に外面32側より三角パッキン44、スリップワッシャ45、締め付けナット46、パッキン47、台座48、回動防止部としてのストッパー49、台座固定ナット50の順にセットされる。
次にパッキン47の設置状況について説明する。
台座48にリング状のパッキン47を挿入する図示しない溝が設けられ、ガラスボウル30の外面32と台座48との間にリング状の弾性体であるパッキン47が挿入された構造となっている。
よって、ガラスボウルにクッション性をもたせ衝撃による割れを防ぐとともに、リング状でガラスボウルとの接触部が線接触状態であるのでカビの生える範囲が狭くなり、外観が悪くならない。また取替えの際にボウルに固着し取れにくくなるといった不具合が少なくなる。
【0014】
次に回動防止部であるストッパーについて図3を用い説明する。図3はガラスボウルの外面より台座を見た図である。
前記ガラスボウル30の内面31から挿入される排水ヘッド42に第1切り欠き部101を備え、前記ガラスボウル外面32に位置する前記ボウル側事前取り付け部の一部である台座48に第2切り欠き部102を備えている。各切り欠き部101、102がつながった状態で、その状態を維持させるように回動防止部であるストッパー49が前記第1および第2切り欠き部に設置される。
したがって、各切り欠き部の位置がストッパーが勘合されたことでずれることがない。
よって、ボウル側事前取り付け部と排水ヘッドが回転することがなくなるため、排水ヘッドが回動して外れたり緩んだりすることが防止できる。
したがって、漏水防止になり使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1実施例のガラスボウル洗面カウンターの概略図である
【図2】本発明のカウンターへのガラスボウル取り付けて順を示す説明図である
【図3】本発明のストッパーの説明図である。
【符号の説明】
【0016】
1…フレーム
2…水栓金具
10…カウンター
11…取り付け穴
12…ネジ穴
13…水栓取り付け穴
21…排水本体
22…ゴムパッキン
23…平パッキン
24…スリップワッシャー
25…排水本体固定ナット
26…ネジ
30…ガラスボウル
31…内面
32…外面
33…ボウル穴
41…目皿
42…排水ヘッド
43…ゴムパッキン
44…三角パッキン
45…スリップワッシャー
46…締め付けナット
47…パッキン
48…台座
49…ストッパー
50…台座固定ナット
60…ボウル側事前取り付け部
70…カウンター側事前取り付け部
80…外部排水管
90…ガラスボウル洗面カウンター
101…第1切り欠き部
102…第2切り欠き部

【出願人】 【識別番号】000010087
【氏名又は名称】東陶機器株式会社
【住所又は居所】福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号
【出願日】 平成16年5月31日(2004.5.31)
【代理人】
【公開番号】 特開2005−334529(P2005−334529A)
【公開日】 平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願番号】 特願2004−160640(P2004−160640)