| 【発明の名称】 |
ホルダ |
| 【発明者】 |
【氏名】佐々木 重雄
|
| 【要約】 |
【課題】家庭でも簡易かつ低コストで設置でき、規則的なトイレ習慣等をつけることができ、シート状体を引き出したときに、使用者に占い情報を提供することができるホルダを提供する。
【解決手段】本発明によるトイレットペーパーホルダは、ホルダ本体部1に、トイレットペーパー5が引き出されたことを検出する振動センサ2と、振動センサ2の検出結果により占い情報を生成する占い情報制御部31と、その占い情報を表示する表示部4を備えることにより、占い情報を提供し、使用者が気分転換等を行い、楽しくトイレを使用できるようにし、また、簡易かつ低コストで設置することを可能にした。また、ホルダ本体部1に時計部32を備え、時計部32の生成する時刻に応じて占い情報とその対象となる時期を表示することにより、時間帯により好適な情報を提供することができ、規則的なトイレ習慣等をつけることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シート状体を保持するホルダ本体部と、 前記シート状体が引き出されたことを検出する検出部と、 前記検出部の検出結果に基づいて占い情報を生成する占い情報制御部と、 前記占い情報を表示する表示部と、 を備えるホルダ。 【請求項2】 請求項1に記載のホルダにおいて、 前記検出部は、シート状体が引き出されたことによる振動を検出するセンサを有すること、 を特徴とするホルダ。 【請求項3】 請求項2に記載のホルダにおいて、 前記占い情報制御部は、複数の占い情報を記憶し、前記検出部の検出結果により発生させた乱数に基づいて、前記占い情報を選択すること、 を特徴とするホルダ。 【請求項4】 請求項3に記載のホルダにおいて、 前記ホルダ本体部は、時刻情報を生成する時計部を備え、 前記占い情報制御部は、前記時計部の生成する時刻に応じて、前記占い情報の対象とする時期に関する情報を、前記占い情報に加えて、前記表示部に出力すること、 を特徴とするホルダ。 【請求項5】 請求項4に記載のホルダにおいて、 前記占い情報制御部は、前記占い情報を生成した後は、一定時間が経過するまで、前記検出部が振動を検出した場合であっても、新たな前記占い情報を出力しないこと、 を特徴とするホルダ。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、トイレットペーパーを保持するトイレットペーパーホルダ等に適したホルダに関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、トイレは、清潔さはもとより、快適な空間であることが求められている。 また、用便時は、さほど所要時間は長くはないが、個室は狭く身動きが取れず、手持ちぶさたであるので、時間を有効利用したいという要望があった。 【0003】 特許文献1は、トイレのドアのロック状態を検知するドアセンサ、使用者の便器への着座を感知する着座センサ、光線により使用者の位置を検知する光センサ等のセンサや、タイマー等を利用して、使用者の使用状況に応じて、液晶表示ディスプレイやスピーカーにより、画像や音声で、商業情報や緊急時の安全情報等を提供する装置を示している。 特許文献1に示す装置では、複数のセンサを組み合わせて利用するため、制御が煩雑であり、また、設置するにあたってコストがかかるため商業施設等での使用しか見込めなかった。 【0004】 また、生活のリズムの乱れ等から、便秘等により身体の不調を訴える人が増加しており、不規則なトイレ習慣がその原因と言われており、有効な手段の提供が望まれていた。 【特許文献1】特開平10−137157号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明の課題は、シート状体を引き出すときに、使用者に占い情報を表示することにより、例えば、キッチンやトイレ回りの商品の使用に楽しみが生まれ、規則的な食事やトイレ習慣等をつけることができ、しかも、家庭でも簡易かつ低コストで設置できるホルダを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。 請求項1の発明は、シート状体(5)を保持するホルダ本体部(1)と、前記シート状体(5)が引き出されたことを検出する検出部(2)と、前記検出部(2)の検出結果に基づいて占い情報を生成する占い情報制御部(31)と、前記占い情報を表示する表示部(4)と、を備えるホルダである。 【0007】 請求項2の発明は、請求項1に記載のホルダにおいて、前記検出部(2)は、シート状体が引き出されたことによる振動を検出するセンサ(2)を有すること、を特徴とするホルダである。 【0008】 請求項3の発明は、請求項2に記載のホルダにおいて、前記占い情報制御部(31)は、複数の占い情報を記憶し、前記検出部の検出結果により発生させた乱数に基づいて、前記占い情報を選択すること、を特徴とするホルダである。 【0009】 請求項4の発明は、請求項3に記載のホルダにおいて、前記ホルダ本体部(1)は、時刻情報を生成する時計部(32)を備え、前記占い情報制御部(31)は、前記時計部(32)の生成する時刻に応じて、前記占い情報の対象とする時期に関する情報(4d)を、前記占い情報(4c)に加えて、前記表示部(4)に出力すること、を特徴とするホルダである。 【0010】 請求項5の発明は、請求項4に記載のホルダにおいて、前記占い情報制御部(31)は、前記占い情報を生成した後は、一定時間が経過するまで、前記検出部(2)が振動を検出した場合であっても、新たな前記占い情報を出力しないこと、を特徴とするホルダである。 【発明の効果】 【0011】 本発明のホルダは、シート状体が引き出されたこと検出し、占い情報を生成し表示するので、例えば、使用者がキッチンタオルやトイレットペーパー等を引き出すことにより、生成された占い情報が表示部に表示され、使用者は、気分転換等が行え、楽しくキッチンやトイレ等を使用することができる。 また、検出部や表示部をホルダ本体部に取り付けることにより、大規模な工事等を必要とせず、簡易かつ低コストで設置できる。 【0012】 ホルダ本体部は、時刻情報を生成する時計部を備え、占い情報制御部は、時計部の生成する時刻に応じて、占い情報の対象とする時期に関する情報を、占い情報に加えて表示部に表示するので、時間帯により好適な占い情報を使用者に提供でき、規則的な食事やトイレ習慣等をつけることができる。 【0013】 占い情報制御部は、検出部の検出結果により占い情報を生成した後は、一定時間が経過するまで、検出部が振動を検出した場合であっても、新たな占い情報を出力しないので、複数の占い情報を提供して使用者を混乱させることを防止できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 本発明は、使用者に占い情報を定期的に提供するという目的を、トイレットペーパーが引き出されるときに生じる振動を検出部が検出し、占い情報制御部は、検出部が振動を検出した時刻を利用して乱数を発生させてその乱数に対応した占い情報を生成し、さらに検出部が振動を検出した時刻に応じて、占い情報と、その対象となる時期情報とを表示部に表示することにより実現した。 また、簡易かつ低コストで設置できるという目的を、ホルダ本体部に、検出部や表示部等を備えることにより実現した。 【実施例1】 【0015】 図1は、本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダを示す図である。 実施例1のトイレットペーパーホルダは、ホルダ本体部1と、振動センサ2と、制御部3と、表示部4とを備えている。 ホルダ本体部1は、背板部11と、保持部12と、カバー部13とを備えている。 背板部11は、略矩形の板状の部材であり、電池収納部14と、後述する制御部3とを備えている。電池収納部14は、振動センサ2や制御部3、表示部4等の電力源である電池を収納する部分である。 保持部12は、2つの略矩形の板状の部材であり、ホルダ本体部1をトイレの個室内の壁面に取り付けたとき、背板部11の個室空間側の面の左右両端に、ともに個室空間側に突き出すように設けられた1対の部材である。保持部12が向かい合う内側には、不図示の爪部がそれぞれ設けられている。この爪部がトイレットペーパー5の芯に挿入されることにより、トイレットペーパー5は、ホルダ本体部1に保持される。 【0016】 カバー部13は、略矩形の板状の部材であり、その一端は、背板部11の上部に、トイレットペーパー5の芯方向に平行に設けられた軸15を介して背板部11に備えられ、軸15を中心として回転可能であり、トイレットペーパー5を必要量引き出した後に切り取るときの紙押さえとして利用される部材である。 振動センサ2は、トイレットペーパー5が引き出されたことを検出する検出部であり、カバー部13の裏面の背板部11側に配置され、カバー部13の振動を検出する。 【0017】 図2は、本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダの動作を示すブロック図である。 制御部3は、占い情報制御部31と、時計部32と、表示駆動部33とを備えている。 占い情報制御部31は、振動センサ2の出力により占い情報を生成する部分であり、乱数発生部31aと、占い情報記憶部31bとを有している。 乱数発生部31aは、後述する時計部32が生成する時刻を利用し乱数を発生させる部分である。占い情報記憶部31bは、複数の占い情報を記憶している部分である。 時計部32は、時刻情報を生成する部分であり、時刻を設定するための時刻設定部32aを有する。 表示駆動部33は、占い情報制御部31や時計部32の出力を表示部4に表示させるためのドライバである。 【0018】 図3は、本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける表示部4の表示画面を示す図である。 表示部4は、略矩形の板状の部材であり、カバー部13の上面に配置され、占い情報制御部31や時計部32の出力を表示駆動部33により表示する部分であり、例えば、液晶表示ディスプレイが用いられている。表示部4は、その画面上に、図3に図示するように、日付表示4a、現在時刻表示4b、占い情報表示4c、占い情報の対象となる時期表示4d等が表示される。 【0019】 図4は、本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける制御部3の動作を示した流れ図である。 このトイレットペーパーホルダの動作を、制御部3の動作の流れを中心として説明する。 S110では、時計部32は、生成した時刻情報を表示駆動部33へ出力し、図3に示すように日付表示4a、現在時刻表示4bとして、表示部4に表示させる。このときは、占い情報は表示されない。 S120では、占い情報制御部31は、振動センサ2の検出結果により、トイレットペーパー5が引き出されたか否かを判断する。占い情報制御部31は、振動センサ2が所定の閾値以上の振動を検出したきに、トイレットパーパー5が引き出されたと判断する。振動センサ2が検出した振動が閾値以上ならばトイレットペーパー5が引き出されたと判断してS130へ進み、閾値未満ならばトイレットペーパー5は引き出されていないと判断しS110へ進む。 S130では、占い情報制御部31は、振動センサ2が閾値以上の振動を検出した時刻の時刻情報、例えば、月、日、時、分等を記憶する。 【0020】 S140では、占い情報制御部31は、占い情報を選択するための図5に図示するサブルーチンを実行する。 図5は、本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける占い情報制御部31が占い情報を選択するためのサブルーチンを示す流れ図である。 S300では、占い情報制御部31は、S130で記憶した時刻情報を乱数発生部31aに代入し、乱数を発生させる。 S310では、占い情報制御部31は、発生した乱数に基づき、占い情報記憶部31bから、占い情報、例えば、全体運、金運、仕事運、勝負運、恋愛運等を選択する。 【0021】 図4に示す流れ図に戻って説明する。 S150では、占い情報制御部31は、S130で記憶した時刻情報が、0時以降12時未満か否かを判断する。0時以降12時未満ならばS170へ進み、それ以外ならS160へ進む。 S160では、占い情報制御部31は、S130で記憶した時刻情報が、12時以降18時未満か否かを判断する。12時以降18時未満ならばS180に進み、それ以外ならばS190へ進む。 【0022】 S170では、占い情報制御部31は、S140で選出した占い情報を、本日の運勢として表示駆動部33へ出力し、図3に示すように占い情報表示4c、占い情報の対象となる時期表示4dとして、表示部4に表示させる。 同様に、S180では、S140で選出した占い情報を、本日これからの運勢として、S190では、明日の運勢として、それぞれ表示駆動部33へ出力し、図3に示すように占い情報表示4c、占い情報の対象となる時期表示4dとして、表示部4に表示させる。 各運勢は、図3に示すように、例えば、5つのセグメントの点灯で表示され、点灯数が多くなるごとに運勢が良いとする。また、これに限らず、各運勢を点数で表示してもよいし、文章で表示してもよいし、画像で表示してもよい。また、これらを適宜組み合わせて表示してもよい。 【0023】 S200では、占い情報制御部31は、所定時間経過後、S170、S180、S190で表示された占い情報表示4cと占い情報の対象となる時期表示4dとを消灯するように表示駆動部33に出力する。 S210では、時計部32は、生成した時刻情報を表示駆動部33に出力し、表示部4に表示させる。 【0024】 S220では、占い情報制御部31は、S130で記憶した時刻から一定時間が過ぎたか否かを判断する。一定時間が過ぎているならば、S110へ進み、一定時間が過ぎていないならば、S210へ進む。 【0025】 以上、説明した動作により、使用者がトイレットペーパー5を引き出すと、振動センサ2がその振動を検出し、占い情報制御部31が生成した占い情報が、表示部4に表示される。よって、使用者は、占い情報の提供により、気分転換等ができ、楽しくトイレを使用することができる。また、振動センサ2や表示部4をホルダ本体部1に設けたことにより、設置に大規模な工事等を必要としないので、簡易にかつ低コストで設置することができる。 【0026】 また、占い情報制御部31は、振動センサ2がトイレットパーパー5を引き出したことによる振動を検出した時刻によって、占い情報の対象となる時期情報を、占い情報に加えて表示させることにより、時間帯により好適な占い情報を使用者に提供でき、規則的なトイレ習慣等をつけることができる。 【0027】 さらに、占い情報制御部31は、占い情報を生成した後は、一定の時間が経つまでは、トイレットペーパー5が引き出された振動を振動センサ2が検出した場合であっても、新たな占い情報を生成しないようにしてある。 これにより、使用者がトイレットペーパー5を一度引き出した後、一定時間内に再びトイレットペーパー5を引き出すことにより、複数の占い情報が表示され、使用者が混乱することを防止する。 【実施例2】 【0028】 図6は、本発明の実施例2のトイレットペーパーホルダを示す図である。 実施例2のトイレットペーパーホルダは、実施例1における表示部4の配置された位置が異なる他は、実施例1と同様である。よって、実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の番号を付して、重複する説明を適宜省略する。 【0029】 実施例2のトイレットペーパーホルダは、実施例1のトイレットペーパーホルダと略同様であり、表示部4Aは、背板部11の個室空間側の面の上部に配置されている。 表示部4Aは、液晶表示ディスプレイを用いた場合、表示画面に対する視線の角度によって見やすさに変化がある。そのため、トイレットペーパーホルダを設置する位置によっては、使用者から表示画面が見えにくいという可能性も考えられる。そのようなときに、表示部4Aは、図6に示すように背板部11の上部に配置されることにより、表示の見えにくさを改善することができる。 また、表示部4Aが、制御部3等とともに背板部11に備えられることにより、配線が容易になり、より低コストで提供できる。 【0030】 (変形例) 以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。 (1)実施例1及び実施例2において、本発明のホルダは、トイレットペーパー5を保持するトイレットペーパーホルダである例を示したが、これに限らず、ホルダからシート状体を引き出して使用する形態であればよく、例えば、ロール状の紙タオルやキッチンペーパーや布製のタオルを保持するホルダでもよいし、枚葉状体、例えば、ティッシュペーパー等を保持するホルダでもよい。 【0031】 (2)実施例1及び実施例2において、占い情報制御部31が生成する占い情報は、全体運、金運、仕事運、勝負運、恋愛運等の運勢としたが、これに限らず、吉凶方位やラッキーカラーやラッキーグッズ等でもよいし、ジンクスや標語等でもよい。さらに、これらを適宜組み合わせてもよい。 【0032】 (3)実施例1及び実施例2において、占い情報制御部31が生成する占い情報は、セグメントの点灯等、静止画像で表示される例を示したが、これに限らず、動画で表示してもよい。また、これらを適宜組み合わせて表示してもよい。 【0033】 (4)実施例1及び実施例2において、検出部は、振動を検出する振動センサ2を利用する例を示したが、これに限らず、使用者がトイレットペーパー5を使用したことを検出するセンサであればよく、例えば、光センサ等の他のセンサでもよい。 【0034】 (5)実施例1及び実施例2において、振動センサ2は、カバー部13の裏面の背板部11側に設けられる例を示したが、これに限らず、トイレットペーパー5を引き出すときに生じるホルダ本体部1の振動を検出できるところに設けられればよく、例えば、保持部12に設けてもよいし、爪部に設けてもよい。 【0035】 (6)実施例1及び実施例2において、振動センサ2や制御部3の電力源を電池としたが、これに限らず、例えば、ホルダ本体部1にACアダプタ等を備え、外部電力を電力源としてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0036】 【図1】本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダを示す図である。 【図2】本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダの動作を示すブロック図である。 【図3】本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける表示部4の画面表示を示す図である。 【図4】本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける制御部3の動作を示す流れ図である。 【図5】本発明の実施例1のトイレットペーパーホルダにおける占い情報制御部31が占い情報を選択するためのサブルーチンを示す流れ図である。 【図6】本発明の実施例2のトイレットペーパーホルダを示す図である。 【符号の説明】 【0037】 1、1A ホルダ本体部 11 背板部 12 保持部 13 カバー部 14 電池収納部 15 軸 2 振動センサ 3 制御部 31 占い情報制御部 31a 乱数発生部 31b 占い情報記憶部 32 時計部 33 表示駆動部 4、4A 表示部 5 トイレットペーパー
|
| 【出願人】 |
【識別番号】503147011 【氏名又は名称】佐々木 重雄
|
| 【出願日】 |
平成16年4月16日(2004.4.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092576 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 久男
|
| 【公開番号】 |
特開2005−296549(P2005−296549A) |
| 【公開日】 |
平成17年10月27日(2005.10.27) |
| 【出願番号】 |
特願2004−121317(P2004−121317) |
|